奮闘?歌丸師匠!
驚いたことに、昨日、歌丸師匠が、何と松島町の国宝「瑞巌寺本堂」で落語会を開いたそうです。
体調不良で入退院を繰り返して退院したばかりで、鼻に酸素吸入のためのチューブをつけて高座に。
テレビカメラが撮影する中、よく通る声で「話すときに苦しくて、お見苦しいですが、世間には言わないでください」と、冒頭から約500人の観客を笑わせた。
2008年から始まった瑞巌寺の「平成の大修理」がまもなく終わることを祝うイベントの一環。
歌丸師匠は、自らの入院体験などを話した後に、高尾太夫と染物職人の愛がテーマの「紺屋高尾」を披露。
かつて司会をしていた人気演芸番組「笑点」の座布団運び役、山田隆夫さんの名前を重ねて、「悲惨な『たかお』もいます」とひねりをきかせた。
約30分の出番が終わると、観客から大きな拍手を受けた。
瑞巌寺は伊達家の菩提寺。
本堂は1609(慶長14)年に伊達政宗によって創建。
東日本大震災の津波で、参道の約800本の杉並木が被害にあったものの、修理のために約5万枚の屋根瓦をおろしていたため、本堂への地震の被害は少なかった。
瑞巌寺全ての修理は来年終了する予定。
・・・歌丸師匠の執念は凄い!
退院間もない身体で、松島まで行ったんですからね。
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