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2017年6月18日 (日)

京須偕充さんのコメント

flair京須偕充さんが、先日の「アナザーストーリーズ」についてコメントされています。
京須偕充さんのコメント
ご自身も、一瞬登場されているのですが。
「シンチョウ」と言えば昭和の初頭まで五代続いた三遊亭新朝だったものが、昭和の真ん中には古今亭志ん朝のことになった、というのは落語三百年史の大きなエポックだと思うのですが、その三代目志ん朝を夭折した往年のスーパースター、ジェームズ・ディーンのように祭りあげたい人々からすれば、カビ臭い考えになってしまうのでしょう。
6月13日(火)21時からのNHKBSプレミアム「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」は志ん朝17回忌手前の、なんで今?の時期に降って湧いたような番組で、そのためか初めにストーリーありきで苦労してまとめ上げた形跡アリアリの1時間でした。
死後に看板が揚がるのが芸人の最高の名誉。
これは六代目三遊亭圓生がよく言ったことばです。
盛大な仏事・法事は無用、生前に変わらず名声を保ってこそ名人。
現代の事象に置き換えれば、死後20年たっても放送やCD・DVDで聴かれることが芸人の本望ということなのです。
こうして志ん朝の特番が放映されるのはありがたいことです。
私も取材を受けたのですが、始まってまもなく、すでにコンテは完了していて、その裏付けとなる発言を求めてQ&Aをやっているということがよくわかったので、ほどほどに折り合いつつ私論はまげずの線でお答えをしておきました。
どうしても談志さんをアンチテーゼにしたがる。
強い表現意欲とは裏腹のシャイな人柄。
出世をめぐる本人とライバルの対抗心。
つまり、白と黒、光と影の構図で要素を並列的にアレンジしても、志ん朝という破格の対象の本質に肉薄できるものではありません。
芸(演技すること)は好きだけど、人前でやるのはどうもねえ――。
何度も本人の口から聴かされた、この矛盾いっぱいのことばの解析を私は急ぎません。
理屈っぽい芸論は野暮だと嫌いましたが、純粋な芸談は好きで、何度かお付き合いしています。
明快に見えてわかりにくい人。
それが私の志ん朝観です。

・・・よくわかります。
番組の内容(趣旨)への違和感。
この番組だけでありませんが、立川談志師匠の存在や扱いと評価など・・・。

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