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2017年6月28日 (水)

馬鹿じゃなかろか・・・?

自分たちで写真を撮っていて、おかしい、異常だと思わないんでしょうか?
天に向かって唾を吐いているのが分からないんでしょうか?
馬鹿じゃなかろか・・・?
藤井四段29連勝騒ぎです。
(ご本人には全く関係のない、勝手に外野が騒いでいる図です。)
馬鹿じゃなかろか・・・?
連勝記録がかかった日、千駄ケ谷の将棋会館前には多くのマスコミ関係者が集結。
日本将棋連盟によると、朝集まった報道陣の数は約40社100人。
今回の藤井四段の対局は世間の注目を集め、「AbemaTV」や「ニコニコ生放送」などが生中継を実施。
記者も対局中は対局場に入れないため、スマートフォンやパソコンで中継を見つつ、対局の行方を見守った。

・・・百歩譲って、ここまででしょう。
ところが、近年、将棋中継で注目を集めているのが棋士の「昼食」と「おやつ」。
今回は、藤井四段と増田四段の双方が、棋士御用達の飲食店「みろく庵」で出前を注文。テレビ局がこの店にも殺到し、一時はどの客席にもマスコミ関係者がいるという異例の事態。
特に藤井四段が注文した「ぶたキムチうどん」は午後0時20分ごろに早々と売り切れてしまい、後から来た人たちは肩を落としていた。
対局が終盤戦に入った午後7時ごろ、将棋連盟の指示で各社の記者やカメラマンが集結。
カメラマンは良いアングルで藤井四段を撮影するため、記者もなるべく近くで話を聞くため、現場での位置取りが極めて重要なため、報道陣の間に緊張感が走った。
午後9時24分、増田四段が投了。
感想戦が行われるタイミングになり、報道陣が一斉に対局室に殺到。
ここまで取材陣の人数が多い現場はそうはなく、「これまでに見たことがない人数だった」(日本将棋連盟関係者)。
そのため、対局室近くのふすまが衝撃で外れるなど、ハプニングもあった。

・・・ここに至っては、もう世も末です。
受ける側(視聴者)は、そこまで求めているのでしょうか?
歴史的快挙を成し遂げた藤井四段の一言一句を聞き漏らすまいと、各社の記者・カメラマンがぎゅうぎゅうに押し合い、一部では怒号が飛び交った。
ただ、それでも藤井四段は表情を変えず、謙虚に感想を述べる姿が印象的だった。

・・・ご本人の方が大人、ずっと上手ですね。
おいこら、お前たち恥ずかしくないのか?
それを指示するマスコミのお偉方、自らみっともないとは思いませんか?
冷静な対応は、記者会見の場でも同様だった。
参加した記者も驚くほどカメラのフラッシュが激しくたかれるなか、藤井四段は取材に対して動揺したり、浮かれたりすることなく、記者席から見れば普段通りの取材対応に終始。
大器の片鱗を、記者会見の場でも示した。

・・・本当に民度の低い業界ですね。
あぁ、マスコミに憧れていたものの、この世界に入らなくて(入れなくて?)良かった。

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