« 連休明けの天気 | トップページ | 婿殿ご苦労さま »

2017年5月 7日 (日)

帰宅困難者

building最近は、例のミサイル騒ぎで、緊急時の避難が注目を浴びましたが、やはり地震被害への対応が、最大の課題でしょう。
帰宅困難者
「3・11」の時でも、帰宅に苦労した人が大勢いました。
JR東京駅前に位置する丸の内と大手町地区は日本屈指のビジネス街。
私も、10年弱の間、通っていたことがある街です。
ここは、昼間の人口18万人の大半は通勤者で、さらに商用や買い物、観光などで1日に14万人の訪問者が滞在すると試算されているそうです。
もし、首都直下地震が起きると、計32万人の帰宅困難者であふれかえると推定。
そこで、千代田区が実施したアンケートに基づく企業の備蓄と行政の備蓄を、訪問者を含む全ての帰宅困難者に均等に配分すると想定し、国が確保するよう求めている3日分の備蓄量と比較した結果、不足率は食料63・6%、水61・2%で、いずれも約1日分しかないという結果だったそうです。
また、訪問者のトイレ事情が劣悪なことも。
携帯トイレは62・7%が不足する上、利用者は地区内の高層ビルなどに殺到。全55棟で1階のトイレを開放した場合、1棟当たりの利用者は男性1700人、女性900人に達し、最大待ち時間は男性14時間21分、女性5時間12分に上るということです。
訪問者向けの備蓄は、企業と行政の役割分担がはっきりしていないそうです。
地価が高いため備蓄場所の確保が難しい地域ですが、企業は従業員だけでなく、訪問者も視野に入れて計画を立てないと、パニックになりますね。
千代田区は夜間に対する昼間の人口比率が日本で最も高く、中でも丸の内と大手町地区は約1平方キロの狭い場所に人口が密集する特殊地域で、帰宅困難者のリスクが大きいため調査したそうです。
ある意味で、サラリーマン憧れの地域は、実は、帰宅難民の坩堝になってしまうと言うことですね。

« 連休明けの天気 | トップページ | 婿殿ご苦労さま »

テレビ・ラジオ・新聞・雑誌」カテゴリの記事