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2017年5月30日 (火)

左党

bottleお酒飲む人花なら蕾、今日もさけさけ、あすもさけ・・・
お酒を飲む人のことを「左党(さとう)」と呼びます。
何となく、酒は(杯を)左手で飲むから・・程度は聞いていました。
調べてみると、大工が使う鑿(ノミ)が由来なんだそうなんです。
ノミを持つのが左手、つまり「鑿手」→「飲み手」とかけたものだという・・。
これはなかなかの洒落だと思います。
他にも、杯を左手で持つのは、武士は右手を常に空けておくからだとも言われているそうで、それが左手で飲む所以なんですね。
同じように「甘党」と「辛党」というのがあります。
「甘党」というのは、お酒より甘い物をよく食べる人のこと。
「辛党」というのは、甘い物よりお酒をよく飲む人のこと。
そのパターンで行くと、酒を飲まない人は「右党(うとう)」と言うのか・・・?
言わないこともないようですが、あまりポピュラーではなさそう。
さらに、「上戸」「下戸」というのもありますよ。
これはちょっと難しい歴史があるようです。
この「上戸」「下戸」は、律令時代、今から1300年余りも昔。
大宝律令(懐かしい!)後の税収システムが起源だそうです。
当時、課役(課税対象者)が一家に6人以上いる家庭を「上戸」、4人〜5人の家庭を「中戸」、3人以下の家庭を「下戸」と呼び、納税額を元に階層が存在していたそうです。
その家族の結婚式で飲まれるお酒の量が「上戸」の家では8瓶、「下戸」の家では2瓶であったことから、お酒を飲める人のことを「上戸」、飲めない人のことを「下戸」と言うようになったそうです。
もとは、家の階層によって飲める酒の量から、体が酒をどの程度受け付けられるかという目安に変わったということ?
・・・深いですね。

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