紀伊國屋寄席
連休ボケので身体に鞭打って、早めに仕事を切り上げて紀伊國屋ホールへ。
席は最後列から3列目の【S-5】。
やはり開口一番から聴きたいですから。
いや、それにしても、久しぶりにホール落語で満足出来ました。
市江さんは、前座の市丸時代は線が細い感じでしたが、立派になりました。
文菊さんには聴き入りました。
あの若さで、どうしたらあの風格が出せるのか?
声も間も抜群だと思います。
到底真似は出来ませんが、見習いたいと思います。
師匠、今日は「しっかりした若手と一緒で」と、明らかに文菊さんと一之輔さんを指して、楽しそうでした。
いつもの蕎麦のマクラも会場爆笑でした。
中入り後の一之輔さんも、芸風が確立して、安定感が出て来ました。
これまた熱演大爆笑。
トリのさん喬師匠、冒頭で、「楽屋で久しぶりに圓窓師匠と色々話が出来た」と切り出されました。
確かに、師匠は寄席にお出にならないので、なかなかお会いする機会もないのでしょう。
そんな師匠と、月に何度も会えるのは、本堂に幸せだと思います。
勿論、さん喬師匠もオリジナルな演出で大爆笑でした。
いずれにしても、今夜のお客さんは、本当に幸運でしたよ。
考えてみると、私にとっても、噺を聴く機会の多いベスト2の両師匠と、二つ目時代に追っかけていた一之輔さんと、今若手で一番上手いと思っている文菊さんを一度に聴けたんですから、大ラッキーでした。
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