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2017年1月24日 (火)

あるご贔屓から

先日の「学士会落語会」で、師匠の「つる」をお聴きになった、落語好きの方から質問のメールをいただきました。
日曜日に、久しぶりに銭湯に行ったら、浴場の壁に鶴の絵が描いてあったので、師匠の「つる」を思い出した。
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ところが、噺の中で「丹頂鶴の頭が何故赤くなったか」という部分が、聴いたはずだったんだが、どうしても思い出せないので、是非教えて欲しい。このままでは、仕事が手につかない!
・・・という、悲愴感?漂うメールでした。
確かに、この部分は、師匠が創作したところですから、聴き逃すと分からないかもしれません。
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「メスが来るのを今か今かと待っていたオスの鶴の首が伸びて、そのうちに、止まっている松の上の枝にオスの頭がぶつかり、血が出て赤くなった・・」と報告。
すると、「何と・・・くだらない!」と、笑いながらの(恐らく)返信。
聴いていたはずなんだけれども、聴き逃したり、忘れてしまったりすることはよくあります。
それで、こちらからまた、「そうです。くだらない単純なくすぐりです。だから"単調(丹頂)鶴"というんです」と返信したところ、とても受けていました。
座布団1枚もらえましたか?
こういうご質問は、いつでも喜んでお受けいたします。

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