歴史秘話ヒストリア
お正月の騒がしい、くだらない番組の中で、ホッとするのを発見。
東大寺の七重の塔がテーマでした。
へぇぇ、そんな塔があったんですね。
奈良時代には中心堂宇の大仏殿(金堂)のほか、東西2つの七重塔(推定高さ約70メートル以上)を含む大伽藍が整備されたが、中世以降、2度の兵火で多くの建物を焼失。
東大寺東塔建築についての検討会によると、塔が縦に間延びして見えるのを防ぐため、各階にある高欄(欄干)を複雑な造りにし、1階部分の屋根の下には裳階と呼ばれる装飾屋根を付けて外観を工夫。
主要部材は、古代の寺院や宮殿で一般的に塗られた赤色に。
東塔跡の発掘調査では、塔の土台に当たる「基壇」の規模を確認し、1階部分の柱の間隔や、塔に入る石段の位置が判明。
イメージ図にも反映させた。
奈良時代に造られた元興寺の五重小塔(国宝)も参考に。
東塔は高さ約100メートルとも約70メートルとも伝わり、正確な高さは不明。
西塔と一緒に大仏殿の両側に建てられたが、1180年の平重衡による南都焼き打ちで焼失。
鎌倉時代に再建されたが、1362年に落雷で再び焼け落ち、基壇の跡だけが残っていた。
奈良時代に100メートルもの超高層木造建築があったんですね。
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