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2017年1月 4日 (水)

「大火」と「大規模火災」

impact昨年発生した糸魚川の火事。
大変な惨事になってしまいましたが、私は、あれだけの大火事ならば「大火」と言うものだと思っていましたが、報道では「大規模火災」と表現していて、どうも納得出来ませんでした。
「大火」は、被害が広範囲に及ぶ火事。大きな火事。大火災。
「大火災の動態調査報告方について」では、「焼失面積が3000坪(約1万平方メートル)以上の火災」と指定しながらも、「2000坪(約6600平方メートル)以下のものでも通常"大火"と呼ばれるものに準用する」としているそうですから、かなり曖昧な定義です。
一方、「消防白書」の資料欄には注釈として「大火とは、建物の焼失面積が33000平方メートル以上の火災をいう」とあります。
ただし、この基準は"便宜上"定められたものということになっています。
そこで、先月の糸魚川の「大規模火災」ですが、焼けた建物が約150棟、延焼面積が広さ約4万平方メートルに達し、負傷者が8人になったと発表されていますから、「大火」じゃないですか。
それから、もう一つよく理解できなかったのが、火事の「鎮圧」と「鎮火」の違いです。
ニュースでは、「10時間半後に鎮圧、30時間後に鎮火」と報道されました。
「鎮圧」というのは、消火活動により火災の勢いを弱くした状態だそうです。
一方、「鎮火」は、火災が消火され、消防隊による消火活動が必要なくなった状態。
・・・なるほど。
最近、もっと腹立たしかったのは、東芝の一連の不正を、「粉飾決算」と言わずに「不正経理」と表現していたことです。
不正な経理を行うから決算が粉飾された訳で、何か大企業に遠慮したような姿勢がいやでした。
ところで、「大火」と言えば、山形県酒田市の大火を思い出します。
1976(昭和51年)10月29日に発生した火災で酒田市中心部の商店街約22万5000m2を焼失した大火ですが、何故記憶が鮮明かと言うと、この日の夜、NHKラジオで三遊亭圓生師匠の「ねずみ穴」を聴いていて、その放送中にニュース速報で「酒田市で大火」というアナウンスが入ったからです。
当然のことながら、その放送を録音していましたので、この「ねずみ穴」を聴く度に、酒田の大火の速報も聴くことが出来るんです。
「ねずみ穴」は、落語の中でも、一番派手に火事で焼ける場面がありますから、(結局夢なんですが)、とても印象に残ります。
夢は五臓の疲れだ・・・・。

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