「仲入り」と「中入り」
先日の「深川三流亭」の楽屋で、プログラムをご覧になっていた師匠から、「この"仲入り"は、わざわざ"中"でなく"仲"にしたの?」と尋ねられました。
「いぇ、特に理由はないんですが、寄席などのプログラムを真似て」と答えると、「相撲や能などは"中入り"と表示している。歌舞伎は素直に"休憩"にしている。寄席だけは人が大勢入るようにと人偏を付けて"仲入り"にしているようなんだが、やはり"中入り"が正しいんだよ」と。
確かに、相撲では「中入り」ですね。
能でも、前半と後半に分けられた能で、シテが一度退場することを「中入り」と言うようです。
多くの場合、中入から後半が始まる間に、間狂言(あいきょうげん)が演じられ、中入の間に装束替などが行われます。
狂言でも多くはないが中入のあるものもあるそうです。
http://db2.the-noh.com/jdic/2009/04/post_96.html
・・・ということで、今後は「中入り」に統一しようと思います。
あっ、めくりも直さないといけない・・・。
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