霜月の落語徘徊
風が冷たくなりました。
今年もまた冬将軍がやって来ます。
夏のゲリラ豪雨のように、冬も豪雪や嵐に苦労させられるかもしれません。
今年の天候不順とかけて、大入りの寄席の客席と解きます。
その心は、どちらも秋(空き)がないでしょう。
・・なんてことばかり言っているうちに、もう霜月も終わり。
明日からは師走です。
今月は、「お江戸あおば亭」の「三井の貸し傘」でしょう。
季節はずれのプログラムは、ご愛敬ということでお許しいただくことにしましょう。
落語は、何となく、また新しいステージに入り込んだような手応えは感じました。
稽古も、千早亭も三流亭にも1回ずつ参加することが出来ました。
落語会は、6日の「竹扇松戸落語会」と19日の「東京落語会」。
雷門小助六さんの独演会は、家から歩いての会場ですから、本当に気軽に楽しませていただきました。
来年の干支は「丁酉(ひのと とり)」。
丁酉→ひのととり→ひのとり→火の鳥・・で、熱く生きようかと。
まだ1ヶ月ありますが、先日師匠にも宣言してしまったのですが、
来年は、不相応なと言われても、大ネタ・長講に取り組む年にしようと準備をして行こうと思っています。
「唐茄子屋政談」「火事息子」「柳田角之進」「おせつ徳三郎(通し)」
「百年目「芝浜」・・・、「真景累ヶ淵」の一部でも。
そして、師匠創作の「揺れるとき」の再演も機会があればと。