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2016年12月26日 (月)

「雑高書低」覆る

「雑高書低」って、気候の「西高東低」じゃありません。
出版不況が続く中、今年の雑誌の売り上げが、41年ぶりに書籍を下回る見通しとなったそうです。
漫画誌の不振などが原因とみられるそうですが、1970年代半ばから続いた「雑高書低」と呼ばれる状態が逆転するということで、出版界の“常識”が覆ったということで大騒ぎ。
スマートフォン普及や電子雑誌の読み放題サービスの浸透なども背景にあるようです。
雑誌は約7200億円で、前年比7・7%減。
ピークだった1997年と比べると市場規模は約46%にまで縮小。
書籍は約7300億円で、ヒット作もあり、前年比1・6%減にとどまった。
雑誌は19年連続、書籍は10年連続の前年割れ。
書籍と雑誌を合わせた紙の出版物全体では、前年比約4・7%減の約1兆4500億円となり、
35年ぶりに1兆5千億円を割った。
前年割れは12年連続。
「活字離れ」がどんどん進みますね。
しかし、本屋に行って思うのは・・・、
「こんなもの(こと)まで本にするの?」
「1冊の本にするほどの内容じゃないじゃない!」
特に、字がバカでかかったり、行間がスカスカだったり、絵や写真ばかりを多用していたり、紙が妙に厚かったり。
このブログも、単純にまとめたら、かなり厚い本になりますよ。
誰も見向きもしないでしょうが。

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