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2016年12月14日 (水)

稽古会で

slate昨日の扇子っ子連・千早亭の稽古会。
早千さんの「鰍沢」の読み稽古を聴きながら、様々思いました。
例えば、師匠の高座本を元に演っていますが、良し悪しではなく、演者によって随分違うものだと。

これは当然のことで、落語は、演者だけでなく、脚本・演出・舞台設営・大道具・小道具・・・のあらゆることを一人でやっていますから、違っていて当たり前なんです。
あぁ、ここは・・・私ならこう演る、こんな言い回しにする。
あぁ、こういう演り方もあるのか・・なんて。
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私には、鰍沢・身延山・日蓮上人(祖師)・毒消しの護符・富士川の流れ・・・・舞台は全て身近なものですから、この噺は空間作り、舞台設定に力を入れました。
小室山妙法寺からは、富士山はこのように見えます。
この距離感を出したい。
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妙法寺を出て、向かい側の山の中腹にある法論石にお参りした後、一旦鰍沢の里に出ようとして、雪の中を道に迷ってしまう・・。
・・・そうか、きっとあの辺りだろう。
あの山々が十重二十重にも重なっているような・・・あの辺り。
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また、いずれどこかで再演したいと思いますが、その時は、一層寒さの演出に拘りたいと思います。

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