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2016年12月

2016年12月31日 (土)

ゆく年くる年

紅白歌合戦が、紅組が勝利してマンネリの蛍の光でフィナーレ。
ゆく年くる年
ガラッと変わって「ゆく年くる年」。
これまたいつものパターン。
ゆく年くる年
今年もあと15分。
丙申が暮れて行きます・・・・。

今年もお世話になりました

今年も乱志・流三・永久にご贔屓いただきまして、まことにありがとうございました。
          今年もお世話になりました
来年は区切りの年になりますので、引き続き「落語道」に精進して、夢を叶えたいと思います。
益々ののご贔屓をお願い申し上げ奉ります。

師走の落語徘徊

師走も今年も本当にあっと言う間に過ぎてしまいます。
午後の富士山
今月は、やはり松戸市民会館の調理室での「らくご・ひとり」に尽きるでしょう。

落語を演って足首を捻挫するというおまけつき。
長ぁ~いマクラに「花色木綿」と「牡丹燈籠」を演りました。
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珍しく?落語っ子連と扇子っ子連の稽古に皆勤しました。
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やはり、稽古は楽しいです。
稽古の前後に師匠から色々なことをお聞きして、とても参考になります。
プロの亭号のこと、落語の台詞は地声が基本・・・・など。

霜月の落語徘徊

風が冷たくなりました。
今年もまた冬将軍がやって来ます。
夏のゲリラ豪雨のように、冬も豪雪や嵐に苦労させられるかもしれません。

今年の天候不順とかけて、大入りの寄席の客席と解きます。
その心は、どちらも秋(空き)がないでしょう。

・・なんてことばかり言っているうちに、もう霜月も終わり。
明日からは師走です。
霜月の落語徘徊
今月は、「お江戸あおば亭」の「三井の貸し傘」でしょう。
季節はずれのプログラムは、ご愛敬ということでお許しいただくことにしましょう。
霜月の落語徘徊
落語は、何となく、また新しいステージに入り込んだような手応えは感じました。
稽古も、千早亭も三流亭にも1回ずつ参加することが出来ました。
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落語会は、6日の「竹扇松戸落語会」と19日の「東京落語会」。
雷門小助六さんの独演会は、家から歩いての会場ですから、本当に気軽に楽しませていただきました。
今日の富士山
来年の干支は「丁酉(ひのと とり)」。
丁酉→ひのととり→ひのとり→火の鳥・・で、熱く生きようかと。
まだ1ヶ月ありますが、先日師匠にも宣言してしまったのですが、
来年は、不相応なと言われても、大ネタ・長講に取り組む年にしようと準備をして行こうと思っています。
「唐茄子屋政談」「火事息子」「柳田角之進」「おせつ徳三郎(通し)」
「百年目「芝浜」・・・、「真景累ヶ淵」の一部でも。
そして、師匠創作の「揺れるとき」の再演も機会があればと。

神無月の落語徘徊

毎月同じことばかり言っていますが、月日の経つのは早いもので、10月も早かった。
神無月の落語徘徊
あまり思い出すこともなくなったのも、齢のせいでしょうか?
9月が多忙だった反動か、かなり疲れが蓄積していたようです。
その表れが、「老人性乾皮症」。
なかなか治らないので、家内からは「どこか他の病気なんじゃないの?肝臓が悪いのかもしれないから、
皮膚科ではなくて、検査してもらったら?」なんて言われる始末。
それでも、毎朝毎晩、保湿剤やらワセリンやら薬を身体中に塗りたくっています。
神無月の落語徘徊
落語会には、いつもの「東京落語会」と「ザ・菊之丞」の2公演。
それから、「天祖亭」と「大塚亭」の皆さんの発表会を鑑賞させてもらい、大変参考になりました。
神無月の落語徘徊
いずれ、交流稽古でそれぞれの稽古会に参加させていただこうとも思いました。
社会人同期会にも参加して、お互いの老いの確認をしました。
神無月の落語徘徊
早稲田大学演劇博物館の企画展や高井戸図書館の寄席文字展も印象に残ります。
神無月の落語徘徊
来月は、「お江戸あおば亭」があります。
「三井の貸し傘」をしっかり仕上げて行きたいと思います。
神無月の落語徘徊
来月の今頃は、もう大晦日ぐらいになっているのでしょうか?
時間の流れがどんどん早くなる・・・。

長月の落語徘徊


9月は忙しかった・・・。
富士山も初冠雪。
長月の落語徘徊
それから、どうも9月は体調が優れなくなるようです。
夏バテなのでしょう。
今年も、口内炎に悩まされましたし、あせもには困りました。
長月の落語徘徊
一番のハイライトは、仙台での「第25回OB落語会」です。
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片平キャンパスの中のさくらホールで。
長月の落語徘徊
nn現役部員の皆さんには、本当にお世話になりました。
長月の落語徘徊
彼らに、「伝統」のイメージを感じてもらえることが出来たのなら、これ以上嬉しいことはありません。
nn
長月の落語徘徊
終わってから、三遊亭圓朝の墓にもお礼のお参りをしました。
長月の落語徘徊長月の落語徘徊
月末近くになって、想定していなかった高座のオファーが2つあり、これまた嬉しくなりました。
市川市の公民館の公演も、リピートしていただける可能性もありますし、個別の打診もいただいていますので、是非拡散して行きたいと思います。

葉月の落語徘徊

今月は、それなりに充実していたかもしれません。
まずは何と言っても「曽谷寄席」です。
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落語っ子連の窓口さんのご縁で、市川市の曽谷公民館で落語をやらせていただきました。
曽谷寄席の報告
ご来場の皆さま、館のスタッフの方々からも好評で何より。
寄席・落語会にも、珍しく足を運ぶことが出来ました。
  ◇ 7日    柳家さん喬牡丹燈籠全段通し
  ◇12日    東京落語会
  ◇16日    鈴本演芸場中席
プライベートでは、お盆に2人の孫に囲まれて、幸せなおじいちゃんでした。
天使2人
稽古会では、師匠の創作「三井の貸し傘」の読み稽古を開始。
三井の貸し傘
何とかモノにしたいと思います。
これからどんな噺にチャレンジして行くか、迷うところです。
それから、色々なところから声をかけていただけるよう頑張りたいものです。

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来月の「OB落語会」のチラシが出来上がりました。

文月の落語徘徊

慌しい1ヶ月でした。
落語徘徊
珍しく?落語会には3回行くことが出来ました。
 ◇15日(金)   東京落語会
 ◇30日(土)   三遊亭圓窓一門会
 ◇31日(日)   雲光院で柳家さん喬師匠の噺を聴く会
落語徘徊
何と言っても、当ブログアクセス累計100万件達成です。
スタートしてから、7年7ヶ月で到達しました。
件数云々と言うより、こんな私が、こんなに長く続けて来られたことが信じられません。
nn
落語は・・・、実は仕事や介護の関係で、落語っ子連と扇子っ子連の稽古に参加出来ませんでした。
曽谷寄席の準備
8月6日(土)の「曽谷寄席」のプログラムが、一部で好評です。
プログラムより、落語の稽古をしなくてはいけないのですが、これからラストスパートです。

水無月の落語徘徊

今月は忙しかった・・・・。
水無月の落語徘徊
やはり、「第10回お江戸あおば亭」が今月のハイライトでしょう。
水無月の落語徘徊
落語を始めた時からの夢だった「文七元結」にチャレンジ。
nn
何とか、ご贔屓にも高い評価をいただくことが出来ました。
nn
・・・が、喰亭寝蔵師匠に編集していただいたBDの我が姿は・・・、まだまだという感じでした。
水無月の落語徘徊
一方、同じ日に、現役落研部員の皆さんは、「新入生顔見世発表会」でした。
新入生が8名も入部してくれたそうです。
水無月の落語徘徊
息子の住んでいる松江に行きました。
水無月の落語徘徊
息子一家と、とても幸せな時間を過ごすことが出来ました。
水無月の落語徘徊
ブログへのアクセスも98万件を突破し、いよいよ100万件も近くなりました。

皐月の落語徘徊

今月の落語活動は・・・、ひたすらバタバタしていて。
皐月の落語徘徊
「文七元結」の稽古も、結局、やろうという気持ちが空回りして、集中出来ませんでした。
本番まで3週間を切りましたが、まだたどたどしく高座本に頼るというていたらく。
落語会も、例月の東京落語会も、隔月の学士会落語会にも、いずれも大阪出張と重なってしまいました。
皐月の落語徘徊
唯一の収穫?は、「笑点」に出演されていた頃の、若き師匠の写真を見ることが出来たことです。
今から40年前のセピア色の写真でした。
ブログのアクセスが97万件となり、ブログの容量もほぼいっぱいになりましたので、来月から容量を拡大しないといけません。
お江戸あおば亭のチラシ
来月は、「第10回お江戸あおば亭」です。

卯月の落語徘徊

あっという間に4月が過ぎてしまいます。
卯月の落語徘徊
桜が咲いて、筍が育ち、一番茶の季節で、明日は八十八夜です。
「深川三流亭」で始まり、昨日の「おひろめ寄席」で終わった1ヶ月。
卯月の落語徘徊
6月の「お江戸あおば亭」や夏の公民館での講演の内容が固まりました。
卯月の落語徘徊
とうとう、「文七元結」にチャレンジすることにしました。
卯月の落語徘徊
決心するまで何十年もかかりました。
まだまだ自信はありませんが、頑張りたいと思います。
卯月の落語徘徊
師匠からご指南いただいて、あげた噺が30席になりました。
50席を目指す次のステップが「文七元結」と言うことになります。
卯月の落語徘徊
ブログのアクセス累計も、100万件が何となく見えて来ました。
落語会は、東京落語会だけでしたが、忙しく過ごした1ヶ月でした。
そして、明日は八十八夜。

弥生の落語徘徊

本当に、時の流れは早いものです。
着物の衿
去年の今頃は、まだ如月だったような気がしますが・・・。
光陰矢のごとし・・光陰というのは矢の如しだなぁと。
歩き稽古
桜もほぼ満開になりました。
歩き稽古
今月は・・・、稽古は真面目に通いました。
落語っ子連には、扇子っ子連には・・。
要するに、「深川三流亭」と「千早亭落語会」直前でもあったので。
「明烏」「二番煎じ」という、大きな噺を上げてもらえたので、相応の充実感は
ありました。
千早亭落語会の記念写真
27日の「千早亭落語会」の記念写真。今日の富士山
落語会は、18日の東京落語会と19日の「学士会落語会」。
驚いたのは、9日の日本経済新聞の文化欄に、先輩の桂友楽師匠が載っていたこと。
桂友楽師匠の記事
ブログのアクセス累計は93万件に到達しました。
土曜日は「深川三流亭」
4月2日の「深川三流亭」を気にしながら・・・。

如月の落語徘徊

落語徘徊のこのブログも7年が経過。
8年目に入りましたが、何とか続けられています。
睦月の落語徘徊
アクセス累計も、昨日92万件となり、100万件も夢ではなくなりつつあります。
最近は、落語以外の話題と愚痴が多くなったという声も聞き、やや反省の日々。
という訳ではありませんが、春の高座が近づいて来ました。
まずは、千早亭落語会。
稽古にも行き、「二番煎じ」にチャレンジしています。
読み稽古の不思議なのは、稽古を繰り返していると、歩きながらでも、沸々と台詞が出て来るようになるところ。
人物設定のイメージも出来たので、何とか間に合いそうです。
睦月の落語徘徊
続いて、深川三流亭。
相変わらずの手作りのチラシとプログラムは出来上がりました。
が、噺は出来上がっていません。
睦月の落語徘徊
千早亭落語会の「二番煎じ」と同様、「明烏」に悪戦苦闘中。
かなり雰囲気は出せるようになりました。
睦月の落語徘徊
落語っ子連は、4月から新たなメンバーも加わる予定で、師匠からリクエストされている「落語研修(三流亭アカデミー・仮称)」の準備も始めたいと思います。
睦月の落語徘徊
一生懸命、「演読」稽古をする姿は・・、まぁこんなものです。
睦月の落語徘徊
まさにこんな感じ。
      とわくんカラー版
落研のOB落語会「お江戸あおば亭」の準備も始まります。
「お江戸あおば亭」のチラシ案
ただし、日程が、6月4日から18日に変更になりました。

睦月の落語徘徊

新しい年を迎え、心新たになりました。
睦月の落語徘徊
お正月は、孫に囲まれて幸せな時間を過ごしました。
そして、8日の私の誕生日には、長男の嫁の心尽くしに喜びました。
睦月の落語徘徊
落語会には行くことが出来ませんでした。
睦月の落語徘徊
ブログのアクセス累計が90万件に到達しました。
睦月の落語徘徊
今年は暖冬と言われ、富士山の雪も少なかったのですが、突然真冬の寒さになって、関東地方も雪が積もりました。
睦月の落語徘徊
落研OB会の会報「あおば亭」をリリースしました。
睦月の落語徘徊
ちょっとサボり気味だった稽古も始め、稽古会も出席出来ました。
睦月の落語徘徊
3月の千早亭落語会、4月の深川三流亭のチラシが出来、いよいよシーズンが始まります。
睦月の落語徘徊
あっという間の1ヶ月でした。

丙申の落語徘徊

丙申(ひのえさる)の年が暮れて行きます。
あっと言う間の一年でした。
これと言って、我が「落語道」に変化はありませんでしたが、まずは順調な時間を過ごすことが出来たと言えるでしょう。
今年の「今月の落語徘徊」を見返してみることにします。

冬の花火

今月の落語っ子連の稽古会で、新参さんが「たがや」をやりました。
冬の花火
メンバーから「季節外れの噺だ」と、いじられました。
本人は「最近は冬の花火も乙なんだ!」と反論していました。
ところが、「ポケモンGO」の新しい待ち受けが花火でした。
えっ?
冬の花火もありなんですねぇ。

紅白歌合戦

始まりました。
紅白歌合戦
ほかにやることもありませんから、テレビはOFFにしないでおきますが…
特別聴きたい歌手もいませんし。

天使へのお年玉

お正月の支度なんて何もしません。
唯一、2日に来る予定の娘一家、孫のお年玉とプレゼント。
天使へのお年玉
先日来た時に、偶然あげた「機関車トーマス」の絵本をとても喜んだので、おじいちゃん調子に乗って、トーマスづくしを準備しました。
天使へのお年玉
息子一家は、今年は嫁の実家でお正月です。

紀伊國屋寄席のプログラム

昨日の紀伊國屋寄席のロビーで、例年同様、一年間のプログラムが積んであったので、これまたいつもの通り1部ずつもらって来ました。
紀伊國屋寄席のプログラム
あぁ、今年も終わるなぁと思います。

2016年12月30日 (金)

新宿駅内

紀伊國屋寄席が終演となり、新宿駅へ。
新宿駅内
もしかすると、いつもよりは人は少ないかもしれませんが、それでも暮れの慌ただしさ。
これから発車する特急もあり、人生の縮図がありますね。
独り寂しく帰る道すがらです。

紀伊國屋寄席の雰囲気

老舗の落語会は、安心して聴くことが出来ます。
紀伊國屋寄席の雰囲気
今夜も満員御礼。
本屋さんの4階にある紀伊國屋ホール。
今回で624回。
50年以上も続いているんです。
紀伊國屋寄席の雰囲気
それにしても、東京落語会にしても紀伊國屋寄席にしても、それから三越落語会にしても、観客の高齢化は物凄い!
紀伊國屋寄席の雰囲気
会場も"高齢"ですから、ロビーから客席までの階段が狭くて急なのが・・・。

紀伊國屋寄席

今年の落語の聴き納め。
恒例の「紀伊國屋寄席」。
       紀伊國屋寄席
疲れていたのと、会場が暑かったのとで、ぐっすり眠ってしまいました。
全て意識をはっきりさせて聴けたのは、三三さんだけでした。
今年も暮れて行きます。

レコード大賞

第58回日本レコード大賞は西野カナさんの「あなたの好きなところ」に決まったそうです。
西野さんは初受賞。
歌手も、勿論歌も全く知らない・・・。
もう、国民的イベントじゃないんですね。
もう一時代が終わったと言うことですね。

地下鉄記念日

今日は「地下鉄記念日」だそうです。
1927年12月30日、上野・浅草間2.2kmで日本初の地下鉄(現在の東京メトロ銀座線)が開通。
その日は朝6時の運行開始から人が押し寄せ、午前中だけで4万人もの人が乗車したそうです。
乗車料金は10銭。
あんぱん1個2銭、カレーライス1杯12銭の時代、今の乗車料金170円(きっぷ)と比べてもだいぶ高い感じがします。
それでも開業間もなくは、乗車時間5分の区間に乗るために2時間待ちの列ができたそうですから、
ディズニーランドも真っ青です。
当時のポスターには「東洋唯一の地下鉄道」というキャッチコピー。
海外(東洋以外)ではすでに地下鉄が走っていて、東京は世界の都市で14番目の開業 。
いまや、都市別の路線数ではニューヨーク26路線に次ぐ14路線、世界第2位だそうです。
しかし、地下鉄の電車は何処から入れたのかは、まだ分かっていません?

富士山女子駅伝の結果

師走の富士山麓を駆け抜ける「全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)」は、富士宮市の富士山本宮浅間大社前から富士市の富士総合運動公園陸上競技場までの7区間43.8キロで行われましたが、残念ながら、富士山は見えませんでした。
富士山女子駅伝の結果
・・・じゃなくて、立命館大が2時間25分43秒で4連覇を果たしました。
立命館大は全日本大学女子選抜では10度目の優勝で、「富士山女子駅伝」として開催された2013年以降は負けなしだそうです。
生憎、富士山は見えませんでしたが、晴れているので、街が明るく綺麗に見えました。

また銀座で

また銀座で
また銀座で
また銀座で
今月は、銀座で食事が多かった。
昨夜は、カレーとシチューが美味しい老舗へ。
銀座コアの地下。
暮れの喧騒からちょっと離れて、落ち着いた感じがいいですね。
ビーフとタンのシチューに舌鼓。
心も贅沢をしている気分になりました。
大人の店です。

来年のカレンダー

この映画会社のカレンダーは、毎年我が家のトイレにぶら下げています。
来年のカレンダー
来年もまた1年間、12人の女優さんのご尊顔を拝しながら、用事を足そうという・・・。
今回の驚きは11月です。
とても場違い(失礼)な方が登場しています。
誰とは言いませんが・・、親の七光り?

富士山女子駅伝

今日、富士宮市と富士市に跨るコースで「富士山女子駅伝」が開催されるそうです。
mm
2004年にスタートした全日本大学女子選抜駅伝競走がルーツだそうで、2013年から「富士山女子駅伝」になりました。
富士山女子駅伝
昔から、静岡県内で”文化の陥没地帯”と揶揄されて、自然遺産の富士山以外は、およそ文化的な香りもせず、東部最大の街でありながら、メジャーなもののない富士市では、貴重なイベントだと思います。(地元の皆さんごめんなさい。)
mm
富士宮の浅間神社から富士市の総合運動場までのコースは、なかなかのものだと思います。
富士山が顔を出してくれたら最高なんですが。

男の隠れ家

男の隠れ家2月号を買いました。
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落語特集です。
http://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=8693
男の隠れ家
この中の色物さんを紹介するページに、ありました、ありました。
林家あずみさんも、デカデカと、本物よりもしっとり色気のある雰囲気で登場しています。
若手にスポットを当てた企画は、それなりに面白いと思います。
最近、あまり寄席に行くことが出来ないので、前座さんや二つ目さんで知らない人が増えていますので、大変参考になります。

2016年12月29日 (木)

芸術祭賞

第71回文化庁芸術祭賞の大衆芸能部門優秀賞に古今亭菊之丞さん、新人賞に柳家東三楼さんが選ばれたそうです。
・・・来る人は、ちゃんと来ますね。
おめでたいことです。

根津甚八さんの訃報

2010年に俳優を引退した根津甚八さんが亡くなったそうです。
享年69歳。
確か、山梨ご出身だったはずです。
とても個性的な俳優さんでした。
大河ドラマ「黄金の日日」などに出演し、演技同様に寡黙な人柄だったそうですが、1993年に撮影で落馬し腰椎を損傷。
2001年ごろ目の病気を発症。
04年7月に人身事故を起こし、被害者が亡くなってからは、公の場に出ることがなくなっていたということです。
その後、うつ病も患い、椎間板ヘルニアも悪化したことや右眼下直筋肥大を発症するなどしたことから、10年に俳優を引退。
その渋い芸名は、真田十勇士の根津甚八に由来。
劇団「状況劇場」所属時に、主宰の唐十郎さんが苗字の「根津」に合う芸名として命名したそうです。
その本物?の根津甚八について。
根津の姓は、滋野三家(海野・禰津・望月)の根津である。
父とともに旅に出て、死別ののち海賊に身を投じて、その首領にまでなる。
幸村が秀吉のもとにいた時、九鬼水軍の情勢を探ることを命じられ熊野灘に赴いたときに巡り会い、十勇士に名を連ねる。
穴山小助とともに関ヶ原、大坂冬・夏の陣に活躍し、幸村の影武者となるが大坂夏の陣の戦いで、「真田幸村なるぞ」と名のって奮闘した結果、徳川勢に討ち取られてしまう。

日本の有力な電鉄グループも根津財閥ですが、関係があるのでしょうか?

1 月下席余一会

末廣亭・浅草演芸ホール・池袋演芸場の1月下席が発表されました。
1 月下席余一会
人気漫画『昭和元禄落語心中』とコラボした合同落語フェス「昭和元禄落語心中寄席」です。
1 月下席余一会
トリは末廣亭が柳家花緑さん、浅草が柳家権太楼師匠、池袋が五街道雲助師匠です。

昨夜の地震

昨夜の地震は、こちらでも震度3から4程度だったようです。
震源の高萩では震度6弱だったようですから、物凄い揺れだったことでしょう。
昨日亡くなった同僚の実家が、茨城県・福島県の県境近くですから、亡骸が実家に戻った直後に激しく揺れたはずです。
昨夜の地震
ところで、最近テレビなどで、この方のお顔を拝見することが多くなりました。
気象庁の地震津波監視課長さんだそうで、昨夜も記者会見し、「揺れが強かった地域では家屋の倒壊や土砂災害の危険性が高まっているおそれがあり、今後の地震に注意し、危険な場所から離れるなど身の安全を確保してほしい。今後、1週間程度は今回と同じ程度の規模の地震が起きる可能性があるほか、今後、2,3日程度は規模の大きな地震が起きる可能性もあり、揺れが強かった地域では今後の地震活動に注意して欲しい」と呼びかけていました。「今回の地震は、5年前の巨大地震の余震と見られ、この地域では『正断層』と呼ばれるタイプの地震が繰り返し起きている。巨大地震の余震域では全体として地震活動が活発で、今後も規模の大きな地震が起きる可能性があるので、引き続き注意して欲しい」と仰っていました。
大忙しですが、こういうのは忙しくない方がいいと思います。

2016年12月28日 (水)

悲しい出来事

職場の同僚が急逝しました。
悪性リンパ腫という重い病で。
ちょっと前から、何となく体調が優れず、今月に入ってから検査をしたところ、血小板が減少しているとのことで、さらに詳しい検査が必要になりました。
そして、中旬に言われた病名は「悪性リンパ腫」でした。
すぐに本格的な治療に入りました。
私も、お見舞いに行って励ましていたのですが、今朝突然還らぬ人になってしまいました。
リンパ腫によって肝臓の機能が低下したことによるそうです。
訃報を聞いて、慌てて病院の霊安室に駆けつけると、ご家族(兄姉)が亡骸を見守っていて、お悔やみを申し上げました。
独身の人だったので、ご実家で家族葬(密葬)にされるということで、午後、亡骸を郷里に搬送するということだったので、ご家族のお許しをいただいて、再度病院に行き、お見送りさせていただきました。
お見舞いに行った時は、病名が判明する前でしたが、まだまだしっかりしていました。
病気がはっきりして治療が始まった後、先日の三連休の日曜日に励ましのメールをすると、
「今後、メールは遠慮してください」と・・・。
「あぁ、治療の副作用か何かで、きっと辛いんだろうな」と、心を痛めていました。
でも、年内は難しくても、年が明ければお見舞いに行くことも出来るし、退院も出来るだろうと思っていたので・・、突然で。
ご家族からは、「(故人は)会社の皆さんに良くしてもらったと、感謝していました。お世話になりました。ありがとうございました。」と言われました・・・が・・・・。
でも、痛感したのは、何だかんだ言っても、人は最後は家族の元に、そして故郷に還って行くものだということです。
家族と故郷・・・、やはりかけがえのないものなんですね。
心からご冥福を祈った、とても悲しい日になりました。

天使のクリスマス

天使の近影。
天使のクリスマス
松江の長男のところ。
両親から・・じゃなくて、サンタさんからのクリスマスプレゼントのプラレールで遊んでいるところだそうです。
男の子は乗り物が好きです。

夜間巡回

マンションの管理組合で理事が年末年始の巡回パトロールを行っています。
夜間巡回
監事を仰せつかっている私も、番が回って来たので。
しっかり巡回すると小一時間かかるのですが、中庭のシンボルツリーの脇に、住人の有志が飾ってくれたイルミネーションが賑やかに輝いています。
LEDだとは言え、1ヶ月ぐらい毎晩点灯すると、かなりのコストになりますので、ややネガティブな意見の人もいるようです。
大晦日には、年越しのイベントも開催されるようです。

稽古風景

千早亭と三流亭の稽古の様子です。
まずは、昨日の扇子っ子連での「人情八百屋」。
仕事の後の稽古ですから、ネクタイ姿です。
稽古風景
下の2枚は、11月22日の扇子っ子での「三井の貸し傘」。
4日後が「お江戸あおば亭」だったので、直前最後の稽古でした。
稽古風景
ここは、定吉が傘をさしながら、勘当された若旦那のことを思い出して泣いているところでしょう。
稽古風景
これは、12月18日の落語っ子連での「人情八百屋」。
八百屋のおかみさんが拵えた着物を渡す場面でしょう。
稽古風景
そして、12月11日の落語っ子連での「人情八百屋」。
冒頭の棒手振りの八百屋が霊岸島の長屋に行った場面。
流三「人情八百屋」
扇子っ子連では、千早亭早千さんが、落語っ子連では三流亭千公さんが撮ってくださいました。
人前で大きな声で稽古をするのは、自分一人でボソボソとやる稽古の何倍、何十倍の効果があります。

2016年12月27日 (火)

午前様

千早亭の稽古の打ち上げで、久しぶりに遅くなりました。
午前様
ああぁ、今夜は今日中に帰れそうにありません。
明日の朝が辛いだろうなぁ。
明日あたりで仕事納めという人も多いでしょうが、私は30日まで。
まだ3日もあります。
23時48分発の取手行きに間に合いました。
北千住の手前で日付が変わります。

ゲス・オブ・ザ・イヤー

コメント不要の不愉快ワーストランキングです。
ゲス・オブ・ザ・イヤー
思い出したくもありませんが!
勘違いしている輩がいかに多いか・・・。

富士川落語まちづくりプロジェクト

東京かわら版の1月号で見つけました。
富士川落語まちづくりプロジェクト・「春風亭一之輔師匠と行く~落語「鰍沢」の舞台をめぐる旅」。
来年の2月18日(土)のイベントです。
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以前、柳家三三さんで同じような企画がありましたが、さらにパワーアップされたような気がします。
「鰍沢」という噺が有名になって、現富士川町(旧鰍沢町)にとっては、格好の町興しになっています。
ストーリーどおりに、青柳の昌福寺をスタートに、法論石から妙法寺というコース。
落語では、この後に雪の中を道に迷うのですが、今はそんなことはありませんから、鰍沢宿に下り、
地元の、私も何度か食べたことのある鰻屋さんに寄って・・・。
参加したい気持ちは山々ですが、どうも、東京から行く噺家さんを、わざわざ地元で聴くというのも、何か変な気がします。

男の隠れ家

浪曲を特集した雑誌が出ると思ったら、落語もありました。
男の隠れ家
「男の隠れ家」の2月号です。
落語ブーム再来、新時代の幕開け!「平成落語黄金時代」と、まぁ大袈裟な・・・。
関係者は誰もそうは思っていないんじゃないかと思いますが。
10年前のブームを見て思ったことは、移ろいやすい大衆に媚を売っても、どうせいずれ離れていくんですから、普通のままがいいんです。

東京人

浪曲の玉川奈々福さんのツイート。
東京人
雑誌「東京人」12月29日発売2月号は、86頁にわたる浪曲大特集です。
表紙は不肖奈々福ですが、高田文夫先生との巻頭対談の他、木馬亭定席探訪記や、名人名盤を聞け、東西、今この10人を聴け!、浪曲師ご贔屓の浅草名店めぐりに至るまで情報満載です。
ぜひ買って下さい。930円。

最近、講談や浪曲も女性の台頭や活躍もあって、人気復活しているんでしょうか?
落語もいくら落語だからと言って、オチオチしていられませんね。
いずれにしても演芸が盛んになるのは結構なことでげすな。
しかし、先日の稽古で師匠も仰っていましたが、落語界では、講談や浪曲に比べて、女性はまだまだという感じです。
何故だろう・・・・。

2016年12月26日 (月)

「雑高書低」覆る

「雑高書低」って、気候の「西高東低」じゃありません。
出版不況が続く中、今年の雑誌の売り上げが、41年ぶりに書籍を下回る見通しとなったそうです。
漫画誌の不振などが原因とみられるそうですが、1970年代半ばから続いた「雑高書低」と呼ばれる状態が逆転するということで、出版界の“常識”が覆ったということで大騒ぎ。
スマートフォン普及や電子雑誌の読み放題サービスの浸透なども背景にあるようです。
雑誌は約7200億円で、前年比7・7%減。
ピークだった1997年と比べると市場規模は約46%にまで縮小。
書籍は約7300億円で、ヒット作もあり、前年比1・6%減にとどまった。
雑誌は19年連続、書籍は10年連続の前年割れ。
書籍と雑誌を合わせた紙の出版物全体では、前年比約4・7%減の約1兆4500億円となり、
35年ぶりに1兆5千億円を割った。
前年割れは12年連続。
「活字離れ」がどんどん進みますね。
しかし、本屋に行って思うのは・・・、
「こんなもの(こと)まで本にするの?」
「1冊の本にするほどの内容じゃないじゃない!」
特に、字がバカでかかったり、行間がスカスカだったり、絵や写真ばかりを多用していたり、紙が妙に厚かったり。
このブログも、単純にまとめたら、かなり厚い本になりますよ。
誰も見向きもしないでしょうが。

三木助復活

桂三木男さんが五代目桂三木助を襲名するそうです。
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名人と呼ばれた落語家の三代目桂三木助の孫で、2001年に亡くなった四代目の甥にあたる桂三木男さん(32)が来年9月に真打ちに昇進し、五代目桂三木助を襲名。
三木男さんは「まだ早いとも思いましたが、三木助の名前を継ぐことは私が落語家になる時の一つの目標でもありました。(祖父が得意だった)『芝浜』は、生涯かけて自分のものにしていきたい」と話しているそうです。
三木男さんは03年に当代金原亭馬生師匠に入門し、06年に二つ目に昇進していました。
私は、三代目は録音でしか聴いていませんが、四代目は同年輩で、壮絶な死だった こともあり、鮮明に記憶に残っています。
三木男さんは、前座から二つ目になる頃に何度か聴いたことがあります。
鼻の大きいところは祖父に似ているが、芸は似ても似つかないというマクラをふっていました。
いずれにしても、大きな名跡が復活するのは結構なことです。
しかし、この世界も世襲なんですね。

つま恋

静岡県掛川市にあるリゾート施設「ヤマハリゾートつま恋」が、一般向けの営業を終了しました。
つま恋
「つま恋」は1974年開業。
吉田拓郎さんが野外コンサートを開いたほか、中島みゆきさんや円広志さんらを輩出した音楽コンテストのメイン会場でした。
つま恋
伝説のフォークコンサートや新人の登竜門だったポピュラーソングコンテスト(ポプコン)などが行われた「音楽の聖地」は、ファンに惜しまれながら、クリスマスに42年余りの歴史に幕を下ろしました。
つま恋
「ポプコン」出身のシンガーは、学生時代によく聴きました。
大学に入学して、部屋にはラジオしかなかったから。
八神純子、中島みゆき、因幡晃、渡辺真知子、長渕剛・・・。
つま恋
NSPもそうでしたよね。

2016年12月25日 (日)

情熱大陸

今夜のTBSの「情熱大陸」は林家たい平さんだそうで。
ということはあずみさんも映っているだろうと。
情熱大陸
こんな紹介がされています。
落語会を開けば全国どこでも即満席となり、サイン会には長蛇の列…人気演芸番組の大喜利メンバーとしても活躍し、この夏には24時間マラソンに挑戦した姿が大きな注目を集めた。
間違いなく“今、ノリに乗っている落語家”林家たい平。師匠・林家こん平ゆずりの明るく健康的な笑いで常に茶の間の人気を博し「落語を知らない人に、落語の魅力を伝えるのが僕の使命」と“落語界の広報部長”を自認する52歳だ。
しかし、テレビに映る「明るく元気なキャラクター」は、時にたい平自身の芸の邪魔をする。実は江戸時代の人間模様を現代に伝える「古典落語」を主戦場にしている彼にとって、人情噺で人生の悲喜交々をいかに情緒豊かに演じきれるかが腕の見せ所。
だが、今、多くの会場で客が期待するのは、テレビで披露する一発芸や即興の笑いの要素が多い噺だ。
客から期待されることに感謝しつつも、自分が演じたい落語ができないジレンマ…番組では、そんな葛藤を抱えながらも“落語家としての現在地”を計る、1年に1度の大舞台「芝浜の会」に挑むたい平に密着する。
「芝浜」とは過去に数々の名人が演じてきた人情噺の代表格で、たい平にとっては今年で20回目。
24時間マラソンの効果もあってか、チケットは即日完売し、例年以上に落語家としての実力を計る絶好の機会となった。
扇子と手拭いを懐に、830人の客との1時間にわたる真剣勝負の幕が上がるー

私でも知っているような、噺家さんの普通の姿で、たい平さんが特別だという感じはしませんでした。
たい平さんの芝浜の会は、10年以上前に聴きに行ったことがあります。
今年の「よそう。また夢になるといけねぇ。」のオチの言い回しは、ちょっと好きになれませんでした。
笑わないで、もっとしみじみ言いたい・・・。

中部横断自動車道

中部横断自動車道の六郷IC―増穂ICの9.3キロが、来年3月に開通するそうです。
中部横断道路
この区間の開通で、甲府市から清水港への所要時間が127分から約5分短縮されるという。
中部横断自動車道は静岡・山梨県にまたがる新清水JCT―増穂ICの約58キロをNEXCO中日本と国土交通省が分担して整備中。
中部横断道路
今回の開通区間以外では、いずれもトンネル掘削工事などが難航し、当初予定から約2年遅れの19年度までに段階的に部分開通させる予定だそうです。
我が町を縦断するので、全線開通すると、かなり変わることでしょう。

もういいよ

浅田真央ちゃん、残念ながら12位でした。
もういいよ
新たな若手が台頭して来て、苦戦続きです。
もういいよ
ソチオリンピックが不本意でしたが、もう緊張感も体力的にも限界だった気がします。
全盛期を知っているだけに・・。
「もういいよ」と、労ってあげたい。

ラジオ寄席

唯一もらったクリスマスプレゼントの小さなスノーマン。
三連休も終わってしまいます。
今年もあと1週間です。
ラジオ寄席
今夜のラジオ寄席は、「さようなら名人芸」と題し、この1年で惜しまれて亡くなった3人の芸人さんの特集でした。
昨日一周忌を迎えた国本武春さんの「浪曲入門」。
3月に亡くなった江戸家猫八さんの動物ものまね。
そして5月に亡くなった柳家喜多八さんの落語「あくび指南」。
リスナーからたくさんのリクエストがあったそうです。
3人ともに、あまりにも早い旅立ちでした。

そんなこともあるさ

クリスマス、三連休・・・。
そんなこともあるさ
宅配ピザのドミノ・ピザでは、クリスマスイブに注文が殺到したことから、受け取り予約時間にピザが焼けず店頭では大混乱。
そんなこともあるさ
インターネット上では「19時の受け取りが、受け取ったの23時半、家に着いたの0時……0時にピザを食えと?」など、パニックの様子を伝える声が多くあがりったそうです。
そんなこともあるさ
ドミノ・ピザの混雑ぶりを伝えるツイートが増え始めたのは24日19時ごろから。
クリスマスイブによる注文殺到に加え、サーバダウンも重なったことでますます状況が悪化したようです。
考えてみれば、注文はネットで配達は人力なのですから、絶対値限界点があるはずです。
災害や年末年始にメールが繋がらないとか、極端な状態には、結局ダメなんですよね。

火元の責任

「火事息子」「富久」「ねずみ穴」など、火事に関わる噺は多いのですが、それぞれの火元は分かりません。
火元の責任
先日の延焼時間が30時間にも及んだ糸魚川の大火災は、死者こそ出なかったものの約4万平方メートルが焼け、約150棟の家屋が焼失しました。
この「大火」の原因となったのは、JR糸魚川駅から徒歩5分ほどの小さな中華料理店だそうです。
今回の火災では、1650年創業で県内最古の「加賀の井酒造」の酒蔵が焼け、約200年の歴史を誇る老舗割烹「鶴来家」も全焼しました。
「被害額は、数十億円に上るのではないか」との声も上がっているが、とても「町の中華屋」に払える金額じゃないでしょう。
損害賠償の行方が気になりますが、木造住宅が多い日本では、火元になった当事者を“守る”法律があるそうです。
失火者の過失で別の建物が火事になっても、建物の所有者は失火者の賠償責任を問えない、と規定している「失火法」というのがあります。
ただし、失火者に「重過失」があった場合は別です。
しかし、「重過失は故意に近い過失とされ、認められるケースはまれです。鍋に火をかけたままその場を離れてしまうことは、『過失』ではありますが、故意に近い『重過失』とは言えないかもしれません。仮に重過失が認められ、賠償請求しても、中華料理店側に支払い能力があるとは思えません。賠償金の支払いは滞るでしょう」・・・。
結局は「泣き寝入り」という最悪の展開になるかもしれません・・・。
火事・喧嘩・大名小路・生鰯・茶店紫・火消し・錦絵・・・。
伊勢屋・稲荷に犬の糞・・・。

世代対決

将棋の世界というのは物凄いものだと思います。
世代対決
14歳2カ月で将棋界の史上最年少棋士となった藤井聡太四段(14)と加藤一二三九段(76)が、将棋会館で第30期竜王戦6組ランキング戦で公式戦初対局をしたという。
62歳の年齢差があっても、全く同じ条件で対戦するなんて。
そして、110手で14歳が初勝利を飾りました。
14歳5カ月での初勝利は将棋界最年少記録だそうですが、加藤九段も、当事最年少棋士としてデビューした方だそうで、その記録を破ったのも藤井四段だったそうです。
会見での態度や言葉遣いなど、並の大人が恥ずかしくなるような立派なものでした。

落語DEデート

ひたすら寝ている連休です。
布団の中で聴く落語です。
  ◇七段目                 二代目三遊亭円歌
学生時代には、芝居の知識が全くなかったので、芝居噺は聴きませんでしたが、やっと面白さが分かって来た最近は、聴いても違和感がなくなりました。

2016年12月24日 (土)

北千住駅で

どちらがいけないんでしょう?
北千住駅で
東武線、つくばエクスプレス(TX)、JR線の改札口がある北千住駅の仲町口側コンコースで先月、未明の終電から早朝の始発までの間、乗客の男性1人が“缶詰め”状態になっていたそうです。
駅職員が終電後も残っていた男性に気づかず出入り口のシャッターを閉じたことが原因で、男性の健康状態に異常はなかった。
TXでは過去に同様のケースが5件あったことも判明し、保安上の問題も浮かび上がりました。
まぁ、ドジな酔っ払いの愚行の賜物でしょう。
一晩「質屋蔵」状態になった訳ですね。

渋滞予想

ちょっと気になる年末年始の交通情報。
渋滞予想
年末年始の帰省・旅行シーズンが到来しますが、今回の特徴は日並びにあまり恵まれず、長期の休みが取りにくいことから、特に年始の1月2・3日に高速道路の渋滞が集中するとみられているようです。
渋滞予想
実家に帰省するのに、いつが良いか迷います。
2日にでも日帰りでと思いましたが、もう渋滞がピークになりそうです。
渋滞予想
元日に実家に日帰りすることにしました。

年賀状

先週は、母の年賀状の宛名書きをしましたが、今日は自分の年賀状を。
年賀状
何年前から、宛名書きは手書きにしています。
表裏を印刷というのは、あまりにも機械的な気がするのと、かえって面倒くさくありませんから。
メールで済ますさせてもらう人もいますし、虚礼廃止の精神から、かなり枚数は減りましたが、簡単に一言添えますので、かなり大変です。
でも、1年に一度のことだから。
以前は落語の写真などを入れましたが、最近は変わりばえしない印刷物です。

ホワイトクリスマス?

今日はクリスマスイブ。
ホワイトクリスマス?
そしてホワイトクリスマスということで、ほどほどの雪ならロマンチックですが・・・。
ここまで降られると「それどころじゃないよ!」「洒落にならないよ!」です。
雪と言えば北海道ですが、北海道からの叫びです。
北海道は昨日から激しい雪と風に見舞われ、札幌市ではでは50年ぶりの積雪を記録。
一夜明けた今日も、JR北海道が札幌駅を発着するすべての列車の運転を見合わせるなど、大混乱。
イルミネーションが雪に埋まって、地面が明るくなっていたりで、これは物凄い。
とにかく異常と言うよりほかの表現頑張って見当たりません。
きっと寒さも半端じゃないでしょうから、卵も凍ってしまっているでしょうから、生卵が食べたかったら、茹でないといけないかも。
「嘘つき弥次郎」がそう言っていました。

2016年12月23日 (金)

事故渋滞

自然渋滞は、仮に10キロでもそんなに時間はかかりませんが、事故渋滞はいけません。
事故渋滞
当事者には申し訳ありませんが、「事故なんか起こしやがって」と思ってしまいます。
事故渋滞
帰りの東名高速、意外にも渋滞がなく、やれやれと思っていたら、途中で「事故渋滞」の表示が出てしまいました。
事故渋滞
海老名-横浜町田・事故渋滞6キロ。
追い越し車線で、ミニバンの追突事故のようです。
安全運転しなくては。

午後の富士山

富士山はこうでなくっちゃあ。
午後の富士山
意外にも、午後になって富士山が見えるようになりました。
午後の富士山
風が強いので、雲の動きも激しいようです。
午後の富士山
富士宮市と富士市内の3ヶ所から望む霊峰富嶽です。

日曜大工?

実家の近くに、こんな建物があります。
日曜大工?
町内の人が、数年前から、元は田んぼだった場所に、色々なものを建てたり作ったりしているのですが、とうとうバーベキューハウスになりました。
プロの職人さんではないのですが、大変器用な人で、我が家でも、ちょっとした改修をお願いしていました。
隣の家の解体もやっていました。
日曜大工と言ったら失礼ですが、器用なものです。
手に職と言うのでしょうか、私には対極の存在です。

午前の富士山

快晴です。
昨夜は雨風が激しかったようですが。
今日の富士山
今日も3連休の渋滞を覚悟して帰省。
今日の富士山
富士山は、神奈川県内デパート見えていたのに、静岡県に入ると雲に遮られてしまいました。
今日の富士山
富士川SAからの景色を楽しみにしていましたがだめです。
雲の上からほんの少し頂上が出ているのが見えますか?

2016年12月22日 (木)

糸魚川で大火

驚きました。
折からの強風で、多くの建物に延焼したようです。
糸魚川で大火
糸魚川という街は、行ったことはありませんが、フォッサマグナで繋がりのあるところです。
糸魚川で大火
フォッサマグナは(ラテン語で大きな溝)は、日本の主要な地溝帯の一つ。
地質学においては東北日本と西南日本の境目となる地帯中央地溝帯(ちゅうおうちこうたい)、大地溝帯(だいちこうたい)とも呼ばれる。
糸魚川で大火
古い地層でできた本州の中央をU字型の溝が南北に走り、その溝に新しい地層が溜まっている地域のこと。
糸魚川で大火
本州中央部、中部地方から関東地方にかけての地域を縦断位置し、その西縁が糸魚川静岡構造線(糸静線)なんです。
くだらないことですが、こういうのを「大火」と言うのだと思いますが、テレビでは「大規模火災」と言っていました。

クリスマスプレゼント?

その銀座で知人と食事。
クリスマスプレゼント?クリスマスプレゼント?
ハンバーグとビーフシチューがおすすめです。
この知人が、先日ホノルルマラソンを走って来たそうです。
クリスマスプレゼント?
お土産とクリスマスプレゼントを兼ねて、ナッツとお菓子をもらいました。
フルマラソンは初めてだったそうですが、見事完走したそうです。
とても素晴らしい経験が出来たと、眼を輝かせながら話してくれました。

夜の銀座

クリスマス気分で賑やかな銀座。
夜の銀座
至るところに、各店舗などで工夫を凝らした飾り付けがされていて、道行く人たちも楽しそう。
銀座の景色
このペンギンのディスプレイは大人気でした。
銀座の景色
車のショールームも華やかです。
銀座の景色
銀座通りを歩いていると、本当に楽しくなりますね。

銀座の街角

銀座に来ました。
銀座の街角
クリスマスウィークの銀座は賑やかです。
銀座の街角
松坂屋があった場所にも、新しい建物完成間近。

銀座で待ち合わせ

久しぶりに知人と待ち合わせ。
銀座で待ち合わせ
鳩居堂の前。
今夜は暖かい。
風が心地よいぐらい。
銀座で待ち合わせ
店のディスプレイは、もう来年の干支の酉が飾られています。

はがきが

はがきが値上げされるそうです。
日本郵便が2017年6月1日から郵便料金を改定するそうです。
通常はがきは10円値上げして62円に。
物心ついた時、はがきは5円でした・・・。

出生数減少

年間を通じた赤ちゃんの出生数が、現在の形で統計を取り始めてから初めて100万人の大台を割り込み、過去最少の98万人台にとどまる見通しだそうです。
政府は若い世代が希望通りの数の子どもを持てる「希望出生率1.8」の実現を目指していますが、少子化に歯止めがかからないようです。
日本の人口は2005年に死亡数が出生数を上回ってから自然減に転じ、06年は出生数が上回りましたが、07年以降はまた自然減が続いているそうです。
人口が減少することのデメリットは、想像以上に大きいようです。
やはり、子どもは国の宝でもありますから、赤ちゃんを産みやすい環境づくりが不可欠でしょう。
今チャレンジしている「人情八百屋」も、子宝に恵まれない2組の夫婦が出て来ます。

脇の甘い首長たち

最近、地方自治体の首長や議員で、そのレベルや人間性を疑うような人が増えている気がします。
号泣した県議もいましたし、セクハラや暴言や・・何でもあり。
そう言えば、前任・前々任の東京都知事も酷いし、どこかの市議は、いい加減な領収書で半分以上辞職したり。
しかも、誰も反省していないというのが問題です。
自分の非行歴を自慢げに話して、それが教育だと嘯いている輩もいました。
こういう奴等の顔を見ると、なるほど品性のかけらもありません。
またまた出ました。
福岡県の某市の市長と副市長が、平日昼に市庁舎を離れ、賭けマージ ャンを繰り返していたという。
しかも、このバカ市長と副市長、マスコミの取材に対して「道義的責任はある」とはしているものの、問題はないという論理。
これって、前任都知事の時の「問題はあるが違法性はない」というのと同じ、自己中心の発想だと思います。
動いた金は1万円程度といい、2人とも「社会通念上、許される範囲」との認識。
このあたりがおかしい。
社会通念と言うのは、この場面での基準にならないでしょうし、繰り返されていたのなら、金額に関わりなく賭博でしょう。
日本の地方自治は大丈夫でしょうか?
・・・尤も、国政レベルも似たようなものかも。

おでんに指?

世の中にはとんでもない愚行をする輩がいるものです。
コンビニのおでんを指でつつくバカ者と、それを動画にして配信するバカ者。
釣りをするバカとそれをずっと見物しているバカを、よくマクラで使いますが、これは洒落にならないでしょう。
おでんに指?
コンビニのおでんを指でつつく動画がネット上に公開され、28歳の男が逮捕されましたが、動画を撮影した27歳の女も書類送検されたそうです。
当たり前ですね。
・・・と言うことは、「初天神」の親子は、飴屋では指をしゃぶって飴を選んだり、団子のタレを舐めてからタレ壷に団子を突っ込んだりですから、こりゃまずいですよ。
「初天神」の稽古をしている越児さんが書類送検されないと良いですが・・・。

赤富士

昨日の冬至の富士山は、美しい姿を見せて(魅せて)くれたようです。
赤富士
夕方になると、沈む西日が夕焼けに染まり、富士山もだんだだ赤くなって行きます。
赤富士
そして、こんなふうに山全体が赤く染まります。
赤富士
高校時代の帰り道、通学路でよく見た富士山です。
mm
今も昔も変わらぬ美しさです。

ノロウィルス蔓延

今年の冬は、インフルエンザに加えて、ノロウィルスが恐ろしいようです。
ノロウィルス蔓延
ノロウイルスが全国的に猛威を振るう中で、様々な影響が出ているそうです。
例えば、集団食中毒の恐れがあるとして、餅つき大会を中止する動き。
確かに・・・、屋外で、素手で餅(米)をこねて・・・ですから、「ノロさんどうぞ」と言っているようなものかもしれません。
「やむを得ない」と理解を示す声がある一方で、「地域の伝統文化を守りたい」との考えから、ついた餅と違うものを提供するなど、工夫して伝統行事を続けるケースもあるそうですが、感染するものは不特定多数が迷惑を被ることになりますから、極力元から絶たないといけないでしょう。
やはり、かみさんのお尻を餅に見立てて叩く(つく)のが良いかもしれません。

2016年12月21日 (水)

冬至

今日は冬至だったんですね。
道理で朝が暗かった。
まぁ、そんな極端なことはありませんが、夜が一番長い日。
冬至
毎度、月ばかりで恐れ入りますが、今日の月齢は21ぐらいのはずですから、ほぼ半月(下弦)に近いのではと思います。
月の左斜め下に、光っているのは(写真ではほとんど見えませんが)金星でしょう。
そう、明けの明星。
冬至
冬至には、柚子湯にゆっくり浸かるというのが趣がありますが、乾燥肌の私には長湯はお肌に良くないそうで。
"冬至"なのに"湯治"が出来ないなんて、洒落にもなりません。
冬至
夕方、富士山は赤富士だったそうです。

歩行者

道路交通法は「歩行者安全義務」を厳しく定めています。
歩行者
ところが、信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしていても、9割以上の車が一時停止しないことが日本自動車連盟(JAF)の全国調査でわかったそうです。
中でも山梨県内での停止率は全国最低レベルだそうで。
交通マナーの実態をJAFが初めて調査。
車の通行量や車線など条件が似た全国94カ所の信号機のない横断歩道で、JAF職員が横断を試みたところ、歩行者が渡ろうとしている時に一時停止した車は1万26台のうち757台(7.6%)。
山梨県内では、甲府市内の2ヶ所でしたが、一時停止したのは345台のうち、わずか8台(2.3%)で「全国でも最低レベル」だったそうで、しかも、一時停止したのは県外ナンバーの車が多かったという・・・。
おいおい・・・、やれやれ・・・。

質屋さん

個人的には幸か不幸か馴染みはありませんが、落語には質屋さんがたくさん出て来ます。
質屋さん
質屋を商売にしている店が舞台になっている噺も数多くあります。
例えば、「質屋蔵」「火事息子」・・「ねずみ穴」もそうだったかな?
「たちぎれ」も、若旦那が蔵に閉じ込められます。
「質屋」は、物品を担保に金を貸す商売。
鎌倉時代から続くとされる業態で、戦後しばらくは全国に2万店余りあったそうですが、2015年では3034店と右肩下がり。
落語の 「質屋蔵」という噺は、ある大きな質屋の蔵に夜な夜なお化けが出るという噂が立って、色々大騒ぎになります。
落語に出て来るぐらいですから、質屋は古くから庶民になじみが深い商売だったようです。
ところが、最近では、質入れした物品を請け出せず、質屋に所有権が移ることを意味する「質流れ」 という言葉すら知らない人が多いようです。
だから、落語のくすぐりも分からなくなっています。
「齢の頃なら"16・8"・・」
「おいおい、それを言うなら"16・7"か"17・8"だろう?
 "7(しち)"が抜けてるよ。」
「"7"はとっくに流した」
・・・なんて言う・・・。
落語の舞台は江戸時代が中心ですが、さらに終戦後しばらくの間は、質屋業界は黄金時代だったそうです。
多くの人が食べるのに必死で、生活のために金を借りる「世帯質」でにぎわった。
超インフレだが給与も上がるので、人々は気軽に質屋を利用した。
「朝お米を入れた電気釜を質に入れ、夕方請け出す客がいた」といった笑い話が業界に残るほど。
その後は、消費者金融(サラ金)が出て来て質屋は減少。
クレジットカードや銀行系カードローンの普及で、質屋以外の金融サービスはさらに増え、減少が続いた。

ある意味で、非常に合理的なシステムだとも思うのですが、正直なところ、イメージは良くありませんね。

2016年12月20日 (火)

加藤初さんの訃報

プロ野球、巨人などでピッチャーとして現役通算141勝を挙げた、加藤初さんが亡くなりました。
享年66歳。
富士市出身で、市立吉原商業(現富士市立高)から大昭和製紙と、地元のヒーローで、プロ野球でも大活躍されました。
mm
加藤さんは、社会人野球の大昭和製紙を経て、昭和47年にドラフト外で当時の西鉄に入団して、1年目には17勝を挙げて新人王を獲得。
その後も主に先発ピッチャーとして巨人などでプレーしました。
現役通算19年間で141勝113敗、22セーブ、防御率3.50の成績を残しました。

現役引退後は西武のほか、台湾や韓国のプロ野球チームでも長年ピッチングコーチを務めていたそうです。
私より年齢が上ですから、高校やノンプロ時代のことはあまり知りませんが、巨人時代に富士市の出身だと知って、応援していました。
mm
富士市と言えば、我が母校の出身で、やはり巨人の投手で"メリーさん"の愛称で活躍した渡辺秀武さんがいらっしゃいますが、既に若くして鬼籍に入られています。

ブラック企業大賞

その年でもっともブラックだった企業を決める「ブラック企業大賞」という、ブラックユーモアな賞があるそうです。
第5回目となる2016年度のノミネート企業10社が、厚生労働省記者会見場で発表されたそうです。
・・・厚労省の会見場ということは、ある程度認知・オーソライズされた賞なんでしょうか?
今年度のブラック企業大賞候補は、エイジェス、電通、ドン・キホーテ、プリントパック、関西電力、佐川急便、サトレストランシステムズ、宗教法人・仁和寺、ディスグランデ介護、日本郵便の10社。
ノミネート企業には事前に授賞式への招待状が送られます。
ブラック企業大賞はブラック企業大賞企画委員会が2012年より実施され、長時間労働、セクハラ・パワハラ、低賃金など複数の指標でブラック企業かどうか総合的に判断。
過去の大賞にはセブン-イレブン・ジャパン(2015年)、ヤマダ電機(2014年)、ワタミフードサービス(2013年)、東京電力(2012年)が選ばれているそうです。
今年は、電通が目立ちますが、「仁和寺にある法師」も気になりますね。
仁和寺(にんなじ)にある法師、年寄るまで、石淸水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、たゞひとり、徒歩(かち)よりまうでけり。
極樂寺・高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。
さて、かたへの人にあひて、「年比(としごろ)思ひつること、果たし侍(はべ)りぬ。
聞きしにも過ぎて、尊くこそおはしけれ。そも、参りたる人ごとに山へ登りしは、何事かありけん、ゆかしかりしかど、神へ参るこそ本意なれと思ひて、山までは見ず」と言ひける。
すこしのことにも、先達はあらまほしき事なり。

(口語訳)
仁和寺にいた、ある法師が、年をとるまで石清水八幡宮をお参りしたことがないことを情けなく思い、ある時思い立ち、一人、徒歩でお参りにいった。
(山麓の)極楽寺と高良神社をお参りし、(八幡宮へのお参りは)これだけだと思い込み帰路の途についた。

帰った後、傍輩に向って、「ずっと(心に)思っていたこと(八幡宮へのお参り)を果たせた。聞いていた以上に尊さ(八幡大神の御神威)を感じた。ところで、他の参詣者が皆、山へ登っていったが、何か山上にあるのだろうか。行ってみたいとは思ったが、お参りすることが本義であるからと思い、山上までは見に行かなかった。」と言った。
小さなことにも、案内者(指導者)は欲しいものである。

清水港(みなと)の名物は

♪清水港(みなと)の名物は~
                          お茶の香りと男伊達ぇ~♪

清水港(みなと)の名物は
私にとっては、小学校の遠足などで何度か行った大きな港。
この首都圏と関西圏の中間に位置する清水港は、コンテナ取り扱い量が全国8位の物流中心の港だそうですが、最近は客船の入港が増えているそうです。
 清水港(みなと)の名物は
今月10日の早朝、清水港の日の出埠頭に日本客船としては最大級の飛鳥II(約5万トン、乗客定員約870人)が入港。
清水港への客船入港はほとんど日本客船で、それも年に10回以下という状況で、県と市、地元商工会議所など官民による誘致委員会が2002年に組織され、誘致活動に取り組んでいましたが、2013年までは外国客船が入港することは稀だったそうです。
ところが、2014年から外国客船の入港が顕著になり、昨年は約2000人の中国人観光客を乗せた「サファイア・プリンセス」(約11万5000トン)も入港、中国人爆買いのニュースと合わせてテレビなどで報道され話題になりました。
これは、富士山が世界文化遺産に登録されたことが追い風になっていることは明らかです。
2013年に富士山が世界文化遺産となり、その構成資産として、三保半島の三保松原も登録されましたから。
この松原のある三保半島は清水港の一角でもあります。
富士山の世界遺産登録によって、客船ツアーに富士山や三保松原が組み込まれ、それに伴い外国客船が清水港に寄港するようになったということです。
・・・小学校3年生か4年生の遠足で、清水港に行きました。
港には大きな貨物船が何隻も係留されていて、その大きさに驚いたものでした。
三保の松原も何度か行きました。
海水浴場もありました。
最近は、ほとんど行かなくなりましたが・・・、そう言えば、成人式用のスーツを作ったのは、清水銀座にある洋服屋さんでした。

2016年12月19日 (月)

レベル30!

本日23時、めでたく「レベル30」に到達しました。
レベル30!
「ポケモンGO」は、若い人たちより、オジサン・オバサンの方が頑張っているようです。
レベル30!
そのオジサンの一人として適当に楽しんでいますが、この先何か良いことあるのでしょうか?

師走の銀座

今夜は銀座で知人と夕食。
師走の銀座
パン屋さんのビルのレストランで、ビーフシチューにサラダにパン食べ放題。
勿論、ダイエット中につき自重しつつ。
師走の銀座
夜の銀座は明るくて綺麗です。
クリスマスツリーや冬のディスプレイで、何となく慌ただしさを煽られているような。
夜でも比較的暖かく、とても過ごしやすい天候でした。

師匠と

先日、師匠との雑談で、素人落語家(社会人落語家)の高座名について話題になりました。
ほとんどの場合、亭号などはプロのものではなく、全く別の亭号を名乗っています。
例えば、落語っ子連では「三流亭」で、師匠が最初に指導を始めた素人連なので、「三遊亭」にかけたのでしょう。
扇子っ子連は「千早亭」で、稽古場が豊島区の千早地域文化創造館だから。
ところが、一部ではありますが、プロの噺家さんの亭号を名乗っている方もいらっしゃいます。
現に、我が落研の「O先輩」は、黒門町の桂文楽師匠から「桂友楽」を許されて使っていますし、師匠と同様、素人に落語を教えている師匠の中には、ご自身の亭号をつけている場合もあります。
師匠に、お考えを尋ねてみました。
昔は天狗連などが活躍することもあったと聞いてますが、現在の良識では、(例えば)三遊亭はプロの亭号と認知されているものなので、(素人が名乗るのは)難しいでしょうね、、、、。
三遊亭はあたし一人ではありませんで、大勢が付けてます。
過去には、文楽師匠、文治師匠が亭号をプロ以外の人に付けていました。
最近では、(ある噺家が)素人弟子に三遊亭を付けているので、問題になったことがあります。
昔、「圓窓の弟子だ」と勝手に名乗って、三遊亭を使っていた男がいました。
落語家の亭号を店の名前にした人も知ってます。
現に、圓生(六代目)の娘さんが喫茶店を出したときに、「三遊亭」という名前にしたことがありました。
「高齢者でも弟子にとるよ」という噺家がいて、そこへ入門すれば亭号はもらえるでしょうが、、、、。

ということで、総合的に判断して、やはりプロの亭号を素人が名乗るべきではないのかもしれません。
そりゃそうですよね。
そこいらにいる素人の人に「三遊亭」を名乗られたら、「三遊亭」のブランド力も落ちてしまいますよ。
師匠は、結びにこんなことも仰いました。
あたしは、これからは、いろんな意味で意識の高いアマの出現を望んでいます。
それはプロの質があまりにも落ちているからです。
自分はさっさと棚にあがってますが、、、、。笑

・・・「色々な意味で意識の高いアマ」というのは、実に含みのある言葉だと思いました。
私は、そのようなアマになることができるでしょうか?
なれればいい、なってみたい、なりたい・・と思います。
師匠のご指南を10年間受けて来て、師匠の落語に対する情熱の凄さを痛感しています。
そして、僭越ではありますが、師匠の考え方やスタンスが、私にとってはぴったりだったことの幸運を強く感じています。
「落語は上品でなくてはいけない」なんて言うのは至言だと思いますし、「噺は活字で覚えちゃいけないよ」というのは、私の落語を一段高みに上げていただいた気がします。

こぼれ話

土曜日の「らくご・ひとり」のオファーをくださった、家内が通っているハングル語の先生は、 韓国の人なんですが、大学では日本のことわざを研究しているそうで、日本語の読み書きはペラペラ。
事前のオファーや打ち合わせも全てメールでやりとりしましたが、大変行き届いた文章で、感心してしまいました。
会の10日ぐらい前だったか、先生から確認のメールがあって、何か準備するものはないか? という内容でした。
その中で、「ジャブトンは必要ですか?」という一文がありました。
「ジャブトン」・・勿論「座布団」のことだと容易に分かるのですが、この一文だけ違和感がありました。
家内に言うと、「日本人が"r"s"l"の発音の区別がつかないのと同じように、韓国の人人たちは、"ザ"の発音が出来ない[韓国語にない]からじゃないの?」と。
恐らく、メールでは「zabuton」と入力せず「jabuton」と入力して変換したのでしょう。
前者なら「座布団」と候補が出るはずですが、後者では漢字変換せずに「ジャブトン」になってしまったのでしょう。
言葉と言うのは難しいものです。
調べてみると、韓国語では、”Z”の発音がなくて”J”、 ”F”の音もないので、”P”になるそうです。
韓国の人なら、 ‘イプ・ワン・ノブ・マイ・プレンジュ・・・’。
英文にすると ‘If one of my friends,・・・’ということなんだそうです。
確かフランス語は”H”を発音しませんでした。

2016年12月18日 (日)

ラジオ寄席

今夜は三遊亭圓生特集。
ラジオ寄席
      ◇八五郎出世        三遊亭圓生
      ◇ねずみ穴                三遊亭圓生
圓生師匠が最も油が乗っていた頃の音源で、楽しく聴きました。
今日の稽古でも、圓窓師匠が圓生師匠のことを話題にしてくださったので、思い出して ながら聴きました。

宛名書き

足を引きずりながら歩き、いつもの倍以上の時間をかけて帰宅しました。
宛名書き
稽古では正座しても痛まなかったのが不思議です。
帰ってから、母の年賀状の宛名書きをしました。
母が倒れてから、私と妹で手分けして宛名書きをして、母の知人らに年賀状を出しています。
3年前はかなり多くて大変でしたが、高齢になって、病気にもなって、交際の範囲も狭まりましたが、それでもかなりの数になります。
今年の年賀状をチェックすると、中には「高齢のため(年賀状は)今年で最後にします」と書いてある方も複数います。
家を離れて暮らしているの母のことを、気にかけてくだされ方には感謝を込めて、普段ご無沙汰している方には、たまには思い出してくださいという気持ちで。

流三「人情八百屋」

相変わらずの読み稽古。演読です。
流三「人情八百屋」
この噺、"人情"などという名前の通り、コテコテの人情噺です。
やるせない出来事を受け容れながら生きて行く"業"というものを描かないといけません。
師匠が、私の稽古を一通り聴き終えた後で、ふと仰いました。
落語の台詞は、(男でも女でも)地声でやらなくっちゃあいけない。
(男だから低く、女だから甲高くなどせず、自分の地声[トーン]でやるということ。)
うちの師匠(六代目三遊亭圓生師匠)は、元々声が鼻にかかったようなところがあったから、地声でも、その演じ分けは良かった。
その(圓生)師匠が、「うちの親父(養父の五代目三遊亭圓生師匠)の演じ分けはすばらしかった」と言っていたのを、流三さんのを聴いて思い出したよ。
流三さんの声は、うちの師匠と違って、もっと低い声だから、女を地声でやるのは難しいが、二人の女性の演じ分けも良く出来てたよ。
同じように、女性の噺家も男の声を地声でやるべきなんだろうが、まだそれが出来る女性の噺家は、残念ながらまだ出て来ない。
やはり"宝塚"しかないのかねぇ。(笑)
流三「人情八百屋」
・・・と言うことは、あのやり方で良いと言うこと?
早速、読み稽古を録音したレコーダーを再生してみました。
うん、なかなか・・かもしれない。

深川三流亭のプログラム

リーフレット(チラシ)と一緒に、当日のプログラムも持参。
深川三流亭のプログラム
いつものように、出演のお願いも兼ねて、師匠にもお渡ししました。
深川三流亭のプログラム
今回は、師匠が、夜に別のスケジュールが入っているので、4時までにお開きにしないといけませんから、開演を1時間早めて12時にしました。
年明け早々の落語会です。

新参さん「たがや」

季節外れの噺だと周囲からからかわれても、気にすることなく「たがや」。
新参さん「たがや」
確かに、最近では一年中どこかで花火大会が催されているようですが、やはり花火は夏の風物詩でしょう。
新参さん「たがや」
前回の稽古では、肝心のオチをしくじって、みんなで大ズッコケ・爆笑でしたが、今回は何事もなかったように「たがや屋ぁ~❕」。
新参さん「たがや」
師匠も笑いながら「今日は良かったよ」。

窓口さん「七段目」

窓口さんは、千早亭で稽古している大ネタの「七段目」を。
窓口さん「七段目」
芝居噺は、例えば忠臣蔵のストーリーや台詞回しや見栄など、馴染みもないし、やったこともないので、とにかく難しい。
窓口さん「七段目」
窓口さんのチャレンジ精神には脱帽です。
師匠からも、「随分良くなった」とのお褒め。
窓口さん「七段目」
落語は、芝居・俳諧・能・謡い・都々逸・踊りなど、様々な芸事の素養がないと出来ません。

百梅さん「夕立屋」

百梅さんは、深川三流亭での「権助提灯」は、師匠に上げてもらえたので、今日は新しい演目の読み稽古です。
百梅さん「夕立屋」
「夕立屋」は、元々小噺として演じられているのを、師匠が肉付けをして一編の落語にしたものです。
百梅さん「夕立屋」
やや非現実的な部分がありますから、演者がバカバカしいと思わずに演ることが大事だと思います。
百梅さん「夕立屋」
師匠は、同じようなパターンで「雷月日」という噺もあります。
さらに大きな噺にもチャレンジして欲しいと思います。

深川三流亭のリーフレット

1月14日の「深川三流亭」前の最後の稽古会ですから、会のチラシ(リーフレット)を持参しました。
深川三流亭のリーフレット
このデザインは好評のようですから、暫くこのパターンを続けようかと思います。

千公さん「三方一両損」

千公さんも熱演です。
千公さん「三方一両損」
師匠からも概ねOKというところでしょう。
江戸の言葉、職人の啖呵にチャレンジしています。
声が良くて、優しい表情の千公さんだから、あまり力まずにやればと思います。
千公さん「三方一両損」
台詞を言いながら、何気なく手や指を動かしたり、語りのトーンや速度にメリハリがつくと、とても楽しくなると思います。
千公さん「三方一両損」
大家さんと大岡越前守は、それぞれもっと優しい語り、柔らかい表情で演ったら、とても素敵になると思います。
読まないように、肩や言葉に力を入れすぎて、棒読みにならないようにすることだと思います。

越児さん「初天神」

考えてみてもみなくても、来年1月14日の深川三流亭の本番前の最後の稽古会なんですよ。
越児さん「初天神」
越児さんは、「初天神」でエントリーしていますが、今は読み稽古で、私と同じです。
前座さんがよく演りますが、全編を通すと長講で難しい噺です。
越児さん「初天神」
飴をしゃぶったり、団子を食べたり、凧上げをしたりで、場面も多いし仕草も多く。
こういう噺は、演者も楽しみながら演らないと、聴く側も楽しく感じてもらえないかもしれません。
越児さん「初天神」
越児さんは、まだ「初天神」か「うどん屋」かを決めかねているようです。
「いやぁ、仕草の多い噺は汗が出る」と、熱演の稽古でした。

夢学さん「平林」

来月1月14日の「深川三流亭」の本番前のさいごの稽古日。
夢学さん「平林」
夢学さんは、今日は講義を受講しなければということで、真っ先に稽古していただきました。
夢学さん「平林」
さすがに学校の先生ですから、優しい語り口が特長です。
「平林」も、教え諭すような雰囲気です。
先生、大学院の学生、主婦、4人のお母さん、そして社会人落語家と、一人で5役です。
私には到底真似が出来ません。
夢学さん「平林」
深川三流亭を手伝ってくれた一人娘のまなちゃんは5年生。
最近は、サッカーに熱中している様子です。
もう落語には飽きちゃったかな?

こんなに欠けて

足の甲が腫れてしまい、歩くのも不自由ですが、今日は落語っ子連の今年最後の稽古会。
こんなに欠けて
湿布して、サポーターを着けて出かけます。
空を見ると、西の空に残る月。
満月から3日ほどしか経っていないのに、こんなに欠けています。
十八夜あたりの「寝待月」が沈むところでしょう。
げに月の姿は慌ただしい。

落語DEデート

足は腫れていますが、かなり良くなりました。
   ◇有楽町で別れましょう        林家三平
昭和33年、二つ目だった頃の音源です。
爆笑王と言われた三平師匠。
確かに、これが落語かと言われると、まぁこれもありかと。
客席とのやり取りの是非、語りの技巧・・・。
落語界の異端児だったことは確かです。
この芸は一代限りのものだと思います。
だから、息子の三平さんは同じようにならないで欲しいものです。

昨日の高座姿

昨日の高座の写真を娘が送ってくれました。
昨日の高座姿
写真はトリミングしましたので、一見、普通と変わらない高座に見えますが、調理室の一番角の作業台(調理台)?に、斜めに座って演っています。
昨日の高座姿
場所はどうあれ、座布団が敷いてあって、落語が出来て、お客さんが聴いてくだされば、もうそれに勝る喜びはありません。
昨日の高座姿
いろいろマクラで喋りましたが、初めて生の落語を聴くという方も多く、でもしっかり聴いてくださいました。
ありがたいことです。

2016年12月17日 (土)

名誉の負傷?

高座を終えて、調理室の外に出て、先生に挨拶をして帰ろうとすると、家内が一緒に習っている水曜日クラスの方々が数名で声をかけてくださり、花をいただきました。
名誉の負傷?
ありがたく頂戴して、またトイレで着替えて、帰りは、娘たちは途中で退室していたので、一人で歩いて帰ります。
ところが、実は、調理台の高座から下りる時に、一旦丸い小さな椅子に足を載せたところ、滑ってしまいました。
1時間正座していたこともあって、足も少し痺れていたので、足元がおぼつかなかったのでしょう。
その場では大したことはなかったのですが、帰り道を歩いていると、かなり痛みを感じるようになりました。
帰宅すると、右足の甲が腫れていました。
捻挫してしまったようです。
明日の落語っ子連の稽古では、正座出来ないかもしれません。

「らくご・ひとり」本番

いよいよ!
ところが、会場は市民会館と言っても調理室。
「らくご・ひとり」本番
しかも、料理を作って食べながら歓談しているところ。
調理室の端の調理台の上に座布団を敷いて、そこから斜めに室内の各台の周りに座っている人たちに向かって語ることにしました。
難儀だったのは着替え。
楽屋や控え室や仕切りもないので、仕方なく狭いトイレで着替え。
とにかく狭いし、物を置く場所もないので、手際が悪くいつもより時間がかかってしまいました。
出囃子もなし。
「らくご・ひとり」本番
ちょうど3時でした。
まずは、小噺や落語の蘊蓄を語るマクラ。
なかなか反応が良いので乗って来ます。
たっぷりのマクラの後で、全くさらっていない、でもこれしかないと数年ぶりの「花色木綿」を。

不思議なもので、この噺は学生時代の十八番でしたから、ぶっつけ本番でも大丈夫。
かなり笑ってもらえました。
一席の後、仲入りにして、着物も着替えようと思っていましたが、時間が押しているのと、着替えが大変なので、そのままで二席目へ。
皆さんが良く聴いてくださるので、思い切って「怪談牡丹燈籠」をやることに決めました。
この噺も、何故か事前にさらわなくても出来るんです。
牡丹燈籠が終わったのが、4時ちょっと過ぎでしたから、1時間10分程度の高座でした。
皆さんに良く笑っていただき、聴いていただけましたので、安心しました。

市民会館へ

寝ている孫を起こして、最近納車したばかりの婿の車に乗って、みんなで市民会館へ。
家内は、ハングル教室のイベントへ一足先に行っています。
市民会館へ
調理室で鍋料理を作って食べるというイベントの余興です。
近くの駐車場に車を入れて。
市民会館へ
私の落語は、娘は二度目、婿と孫は初めてです。
何か照れ臭い気がします。
それならもっと稽古をしておけば良かったと、後の祭り。

天使の歌声

今日は午後、家内のハングル語の先生に頼まれての高座。
午前中、稽古をしようと思っていたら、娘一家が来ました。
天使の歌声
来年の4月に第二子を出産予定なので、検診に来たついでに立ち寄ってくれて、一緒に私の落語を聴いてくれるということになりました。
天使の歌声
急遽、稽古は中止して、完全にぶっつけ本番に。
天使はますます可愛くなり、「おじいちゃん、おじいちゃん」と言ってくれます。
みかんをトナカイの鼻に見立てて、「赤鼻のトナカイ」を歌っている動画も見せてもらいました。
この間は、「カエルの歌」をギターを鳴らしながらでした。
親バカ、爺バカチャンリンですが、「もしかするとこの子は天才ではないか」と思ったりして。
落語の会場の市民会館のロビーでも、私があげた「機関車トーマス」の絵本で遊んでいます。

2016年12月16日 (金)

美を求めて?

電車の中でお化粧する女性をよく見かけます。
美を求めて?
そんなこと楽屋…じゃなくて、家を出る前に済ませればと思うのですが。
これでもか、これでもかと塗りたくっているのを横目で見ながら、「あぁ、こういうのを無駄な抵抗って言うんだな」と思います。
この人が凄いのは、満員電車内で立ちながら、逞しく"壁塗り"をしているところですよ。
電車の揺れにも微動だにせず仁王立ち。
日本の女性は強い。
しかし、良い意味での日本の「恥の文化」は、もうすっかり廃れてしまい、大和撫子もいなくなってしまったようです。
ちなみに、「恥の文化」というのは、アメリカの人類文化学者であるR.ベネディクトが著した「菊と刀」という本の中で日本文化を表した言葉です。
日本人は「常に周りからどう思われるか」を念頭に置いて行動し、体裁や体面を重んじる価値観を持っていると言われています。

スペースワールド

行ったこともないし、遠い場所にあるので、「へぇ、まだやってんだ」という感じですが。
宇宙をテーマにした国内初のテーマパークとして26年前にオープンした北九州市のスペースワールド」が、来年の12月末に閉園することになったそうです。
スペースワールドは、宇宙をテーマにした国内初のテーマパークとして平成2年に北九州市の製鉄会社の工場跡地にオープンし、当初、観光の拠点として期待を集めました。
しかし、景気の低迷やレジャーの多様化で入場者は平成9年度の216万人をピークに減少傾向となり、平成17年には民事再生法の適用を申請しました。
その後、リゾート施設の運営を手がける札幌市の会社が経営を引き継いだものの、入場者数は伸び悩み、来年12月末で閉園することになりました。
バブルの絶頂期だったんですね。
こういう施設の栄枯盛衰は激しいですね。
東京近辺でも、かなり風前の灯になっている施設があるようです。
遊園地と言えば、私にとっては、静岡市(旧清水市)の「狐ヶ崎ヤングランド」、朝霧高原の「グリーンパーク」、そして河口湖の「富士急ハイランド」です。
前2施設は随分昔に閉園してしまいましたが、「富士急ハイランド」は、まだ生き残っています。
小学生の頃、家族4人で行って、当時、東洋一のスリルだとかで「ジャイアントコースター」に乗りました。
hhこれこれ。
想像以上に怖かったのと、父と妹が座ったシートの安全ベルトが外れて、父が焦っていたのを思い出します。
あれから・・・何十年、その父はいません。

らくご・ひとり

明日の高座のプログラムを作りました。
家内が習っているハングル語の先生から、5年前に続いて二度目の依頼。
らくご・ひとり
”ひとり”と言いながら、プログラムでは「千早亭永久」と「金願亭乱志」の名前にしました。
開口一番では、巷談や小噺から軽めの一席にしようと思います。
仲入り(というのか、一旦休憩)の後は、その場の雰囲気で考えたいと思いますが、いかんせん体調不良で、稽古はやっていませんから、いずれもぶっつけ本番です。
面白いなら「二番煎じ」、仕草を見てもらうなら「一人酒盛」、季節外れの怪談なら「牡丹燈籠」、コテコテの人情噺なら「浜野矩随」か「文七元結」・・・。
なんて言ってはみるものの、どれと言ってすぐ出来そうなものはありません。
今夜が勝負ですが、忘年会が入っていて・・・。
それに、真面目な話、左腕(肩)が痛くて動かせない。

遅刻

昨日からの話題と言えば、日露首脳会談でしょうか。
本当に急な用件だったのか、それとも交渉を有利に進めようとする作戦なのでしょうか、3時間近くも遅刻するというのは、日本人には考えられません。
んっ?しかし、巌流島では、武蔵は小次郎を待たせて苛立たせて・・・。
忠臣蔵の四段目でも、大星由良助を切腹する主の塩冶判官が待つという場面があります。
日本人でもいるんですね。
専門家に言わせると、ロシア大統領府関係者は「入念に準備をしたために遅刻した」と釈明をしていますが、プーチン大統領は常々、「自分は一番最後に来る人間だ」と発言しているように、相手を待たせる立場にあるということを示して交渉を優位に進めようという意図も透けて見えます。
なるほど、やはり・・・。
今回の会談に合わせてプーチン大統領は、主要な経済閣僚のほか、ロシア石油最大手「ロスネフチ」のセチン社長など、自身に近い経済界のトップも同行させ、官民双方の経済協力で成果を挙げたい考えです。
ロシア側がここまで経済協力を前面に打ち出している背景には、いったん北方領土を引き渡してしまえば、日本が経済協力をやめてしまうのではないかという不安感があります。
そのため、プーチン大統領としては、経済協力が後戻りできないほど進展してから初めて領土問題についての協議に応じるという姿勢で、先に領土問題を解決してから、その後に経済協力について議論をしたいという日本側とは非常に折り合うのが難しいというのが現実です。

・・・ふぅ〜ん、なるほど。

肩が・・・

杉良太郎さんの歌で、♪左の腕が〜 今朝は痺れるぅ♪という歌詞がありました。
昨日から兆候はあったのですが、今朝起きると・・・肩が痛くて、腕を振ったり、上げたりすることが出来ません。
・・・どうしよう。
明日は、高座が予定されているのに。
いつもの口内炎と重なって。
五十肩(肩関節周囲炎・Frozen shoulder)?
中年以降(とくに50代に多い)に発生する、肩関節の痛みと動きの制限を伴う病気の総称。やはり、身体中のあちらこちらに"ガタ"が来ているんですね。

ビートルズの法被

私は田舎者だったこともあって、ビートルズはあまり興味がありませんでした。
当時は、ビートルズカットが流行って、大人たちは「不良がする髪型だ」なんて言っていた気がします。
今では信じられないことですが。
ビートルズの法被
ビートルズが来日したことは、今や「歴史」になっています。
1966年6月29日、ハンブルク発アンカレッジ経由のJAL便で羽田空港に到着。
メンバー4人はJALの法被を着用して、タラップを降りて来ました。
この写真も、お馴染みです。
彼らは、翌日から日本武道館でコンサートを開催。
7月2日までの3日間で計5公演を行い、翌3日にマニラに向けて離日したそうです。
ビートルズの法被
その時の法被は、日本航空が1960年代から80年代にかけて機内でのリラックス用に提供していたそうですが、来日から50周年を迎えたことを記念して復刻し、期間限定で配布するそうです。
ファーストでは12月15日から31日まで、ビジネスでは12月24日と25日の両日に配付
するということです。
私は、特別欲しいとは思いませんが、法被の柄を見て、「あぁ、吉原繋ぎじゃないか」と、ちょっとびっくりしました。
今日の手拭い
四角形の四隅をくぼませたものを繋ぎ合せた文様です。
吉原の手引き茶屋の暖簾に用いたことに由来しています。
・・・そんなこと、あの4人は知らなかったでしょう。 

歌丸師匠入院

歌丸師匠がまた肺炎で入院されたそうです。
歌丸師匠入院
今月のスケジュールが厳しかったことから、過労により持病の肺気腫が悪化。
月1回の定期検診で病院を訪れた際、やや息苦しいと訴えたところ、入院しての静養を提案されたそうで。
お大事に。

2016年12月15日 (木)

三陸産直市

上野駅中央改札前広場では、今回は「三陸産直市」です。
三陸産直市
三陸というのは、陸前・陸中・陸奥のこと。宮城・岩手・青森です。
どうも、地震や津波のイメージが強くなってしまいましたが、風光明媚で、海の幸が豊富なエリアです。
三陸産直市
まだまだ復興途上だとは思いますが、さらに元気が出て来るといいですね。

東京落語会

明日は東京落語会ですが、仕事で都合が悪く、行けそうにありません。
東京落語会
いつも閉演後にご一緒させていただき一献傾ける杜の家頓平師匠にメールで欠席を連絡。

博多駅前

今年の流行語大賞に「博多駅前」があっても良かった?
先月の、道路陥没は記憶に新しいですが、実は今夏には吃驚するような物凄い事件も起きていたそうです。
今年7月JR博多駅前の路上で、6億円相当の金塊100キロ以上が、警察官を装った男らに盗まれた・・・。
博多駅前の路上で、複数の男性がアタッシュケースを運んでいたところ、警察官風の服を着る男らに 「警察だ」と呼び止められた。
アタッシュケースには、6億円相当の100キロ以上の金塊が入っていて、警察官を装った男らはケースを調べるふりをして、男性らが目を離した隙にケースごと金塊を持ち去った。
被害に遭った男性らは、事件の前日に転売目的で購入した金塊を貴金属販売店に持ち込もうとしていたそうで、男らが着ていたとみられる警察官風の衣服は山口県内で見つかり、警察がすでに押収しているとのこと。
被害者は騙されたことを知って、思わず「博多な(謀ったな)」と言ったかも。
警察官を装った犯罪と言えば、あの「3億円事件」がありますが、やはり"制服"の力は絶大なんですね。
あの事件でも、現金を運んでいた係員は、3億円を盗られて「東芝(どうしま)しょう」と叫びました。
(注:盗られた現金は、東芝の社員のボーナス支給の資金)
それにしても、素朴に、そんな重くて多額な金塊を、手で運ぶなんて・・・と思いますが。
歌の文句ではありませんが、「アタッシュ(あたし)馬鹿よね」と思っても、後の祭りです。
盗った方は勿論ですが、盗られた方も胡散臭そうな気がするのは・・・、果たして私だけでしょうか?
不謹慎ですが、博多駅前では吃驚するようなことが起こる
二度あることは三度ありますよ。

フィンガーナップ?

最近、ケンタッキーフライドチキンを食べなくなりました。
いやいや、好きなんですが、値段が高くありませんか?
mm
顧客というのは我儘勝手ななことばかり言うもので、チキンを食べた後にパソコンやスマホの操作をすると、油で汚れてしまう・・・というクレーム。
そこで、手が油で汚れないよう、専用のポリエチレン製指手袋「フィンガーナップ」を導入することにしたそうです。
指手袋をすれば、チキン類を食べた後にパソコンやスマートフォンを操作しても、油汚れを気にしなくて済みますから。
親指と人さし指を覆う着脱しやすい形状で、注文した商品を店内で食べる顧客に無償で提供するそうです。
従来は、紙ナプキンやおしぼりで対応していましたが、近年はネイルアートを楽しむ女性らから「汚れが爪に入る」「スマホの操作ができない」といった声が数多く寄せられていたということです。
久しぶりに食べてみようかな・・・。

満月・・・

真夜中の月齢がちょうど15だったようです。
・・・ということは、この月が満月です。
満月・・・
太陰暦は月齢にリンクしますから、1ヶ月が約28日。
月の満ち欠けを見ていると、1ヶ月が本当に早く過ぎてしまいます。
たった2~3日の違いですが、1ヶ月が物凄く短く感じられます。
満月・・・
上の2つの写真は、昨夜9時頃の東の空。
そして、下の写真は今朝6時頃の西の空。
同じ月が晴天の寒空で輝いています。
満月・・・
今年はスーパームーンなんていう"騒動"もありましたが、この月が今年見る最後の満月(望月)です。
 あの中に 蒔絵書きたし 宿の月 [松尾芭蕉]
 やすやすと 出でていざよふ 月の雲 [松尾芭蕉]
 めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬまに
            雲がくれにし 夜半の月かな [紫式部]

 世の中に 猶もふるかな しぐれつつ
            雲間の月のいでやと思へど [和泉式部]

 をぐら山 ふもとの里に 木の葉散れば
            梢に晴るる 月を見るかな [西行法師]

ライチュウも

ピカチュウを進化させたら、ライチュウもサンタクロースの帽子を被っていました。
ライチュウも
もうクリスマスですね。
今年も半月を残すのみ。

2016年12月14日 (水)

三遊亭小吉さん

三遊亭吉窓さんのお弟子さん「小吉」さん。
三遊亭小吉さん
圓窓師匠が、こんなふうに紹介してくださいました。
この子は、学校を卒業した後はアルバイトをしていたんだが、YouTubeで、うちの師匠(圓生師匠)の噺を聴いて、あたしのところに入門を志願して来たんだよ。
でも、あたしはもう・・これだから(一線を引いているから)、吉窓のところに預けることにしたんだよ。
YouTubeで落語は聴いているけれども、ライブで聴いたことがないから、稽古を聴きに来るように言ったんだよ。
これからも、時間があれば、稽古を聴きに来させるよ。

・・・確かに、落語をライブ(リアル)で聴く機会はない(少ない)かもしれません。
圓窓師匠、孫弟子が出来て、何となく嬉しそうでした。
ご本人に色々聴いてみました。
YouTubeで聴いた圓生師匠の噺で一番印象に残っているのは「妾馬(八五郎出世)」です。
今年の9月に吉窓師匠のところに入門して、今はまだ見習いという立場です。
吉窓師匠のお宅には通いで週に何日か行って、掃除などの修行を始めています。
暫く見習いですが、来春頃には前座として、落語協会の仲間入りをさせていただけると思います。
圓窓師匠は三遊派(圓生師匠)直系ですから、一門の得意な噺も存分に身につけられるでしょう。
これは応援させていただかない訳には行きません。
「小吉」という高座名は、圓窓師匠も二つ目時代「吉生」という名で"吉"がつきますし、師匠は吉窓さんですから、ぴったりだと思います。

ピカチュウが

サンタクロースの帽子姿のピカチュウが出て来ました。

捕まえました!

試験は大丈夫?

いよいよ受験シーズンになります。
全国各地の神社仏閣では、合格祈願の絵馬や御守が飛ぶように売れて?いることでしょう。
試験大丈夫?
そんな中で、横浜市は、市営地下鉄の合格祈願絵馬型の一日乗車券に誤字が見つかったため、販売を中止したそうです。
これ、物凄いブラックジョークです。
券面の「センター制覇」の「覇」の字の下半分が「朝」になっていたというんです。
発売後に外部から指摘があって判明したそうで、職員がデザインを決める際に誤った字を作ったのが原因だという。
切符は本物の絵馬と同様に木でできていて、市営地下鉄ブルーラインの「センター北」 「センター南」両駅にちなんで、 地下鉄に乗ることで「センター(大学入試センター試験)を制覇」してもらおうというものだった。
洒落になりませんね。
すでに約80枚を販売しているそうです。
感想を求められた関係者は言葉もなかったことでしょう。
ただひたすら・・「えぇ・・まぁ」と言うだけ。
これが本当の「絵馬ージェンシー」でしょう。
職員の方も、ちょいと"朝か覇か(あさはか)"でしたね。

2016年12月13日 (火)

ホノルルマラソン

昔、父の友人に台湾の人がいて、その人に国際電話をする時には、通話料が物凄く高いので、お互いに早口でまくしたてるような会話をしていました。
今は昔、通信手段の驚異的な進歩で、電話のみならずメールなどという便利なものが普及し、しかも無料でサービスが利用できるようになるなんて。
ホノルルマラソン
2日ほど前に、ハワイでホノルルマラソンが開催されました。
多くの日本人が参加するのでも有名です。
ホノルルマラソン
今回、私の知人も参加しました。
興味本位に、LINEメールが出来るか試してみました。
すると、すぐ近くにいるようなメールが返って来ました。
電線も電話線もパイプもないのに、言葉はどこを伝わって、一瞬のうちにハワイまで届くのでしょうか?

そもそも

SMAPが年内で解散するそうですが、彼らが所属しているのは「ジャニーズ事務所」です。
そもそも
何故、ジャニーズ事務所という名前なのか・・、意外と知らない人がいるかもしれません。
「ジャニーズ」は、オーナーのニックネームである"ジャニー"から名づけられ、最初にデビューした男性アイドルグループの名前です。
1962年4月結成、1967年11月に解散したそうです。
この「初代ジャニーズ」(「元祖ジャニーズ」と呼ばれることもある)のことを知っている人も少ないでしょう。
私は、ほぼリアルタイムでしたから、幼心に覚えています。
ヒット曲の「太陽のあいつ」は歌えます。
 ♪海の向こうから 青空抱えて 太陽のあいつ・・・
       手を握り締めてごらんよ熱いぜ
              太陽と握手して来たやつさ♪

今年の秋刀魚

秋刀魚を食べるのは目黒に限るのですが、水揚げが悩ましいようです。
今年の秋刀魚
今年のサンマの水揚げ量は11月末時点で10万8510トン。
これは前年同期比3%減となり、2年連続で記録的な不漁となったようです。
最終的な水揚げ量でも、過去40年で最低だった昨年(11万2264トン)を下回る公算大。
漁港別では、北海道の花咲漁港、東北の大船渡漁港・女川漁港・気仙沼漁港・宮古漁港・・・いずれも大苦戦。
今年のサンマも海水温が高い日本近海を避け、遠い沖合に移動。
10月ごろから三陸沖での水揚げが活発になったが、台風やしけの影響もあり、全国の水揚げ回数は前年より1割も減少。
日本近海には資源が少なく、海水温が高くなる傾向の解消も今後10年はかかるのではないか・・・と言われているそうです。
マグロが、ウナギが、そしてサンマも。
日本人には寂しい限りです。
  ♪あれからニシンは 何処へ行ったやら~♪
・・・の"ニシン"を"サンマ"に置き換えてもおかしくなくなったりして。

待ち受け画面

毎日楽しんでいる「ポケモンGO」の待ち受け画面が、クリスマスバージョンになっていました。

ポケモンのトップスターのピカチュウとカビゴン、それからゼニガメとピッピとイーブイ。
私はただいま「レベル29」です。
もう少しでレベルアップが出来そうです。
まだ捕まえられていないポケモンがたくさんいます。
レア物を追いかける根性はありませんから、毎日の通勤の往復で、出て来るポケモンを捕まえたり、ジムで闘ったりしています。
だから、手許には、カイロス、ビジョット、ラッタ、ドードリオ、ゲンガー、キングラー、アズマオウ、スターミー・・・・ばかり。
ところで、これはいつまで続くのでしょうか?

当て逃げ?

「当て逃げ」なんて、一般的には甚だしく卑怯な行為です。
極端な場合は、未必の故意の殺人にもなりかねません。
人気のお笑いコンビの一人が、自身が運転する乗用車がタクシーに接触し、運転手にけがを負わせたそうです。
彼は、警察にも届けず、そのまま立ち去ったそうで、当て逃げの疑いがかけられています。
「接触事故を起こしてしまい、その場でよく確認するべきところを怠ってしまい、被害者の方には大変申し訳ありません。誠意をもって対応してまいりたいと考えております」とコメントしたそうですが。
所属事務所も「前を走っていたタクシーを追い越そうとした際に同車に接触したかもしれないと認識しておりましたが、事実確認をせずにそのまま帰宅してしまっておりました」とし「弊社としてはこの度の事態を深刻に受け止め、誠実に被害者対応に努めてまいります。被害者及び関係各位に多大なるご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます」と重ねて謝罪していると。
まさに当て逃げそのものですね。
一部では、本人は事故の認識がなかったなどと言っていると伝えていますが、運転手が怪我をしていて気がつかないなんて、申し開きにもならないと思います。
とにかく潔くない。卑怯です。
瞬間的に自分の芸能人としての地位を守ろうとして隠した(逃げた)のでしょうが、人間のことですから、過失だってあります。
人の道を尽くして、正々堂々と反省し、真摯に詫びるべきだと思います。
左官の長兵衛は、通りすがりの見ず知らずの若者に、娘が身売りをして作った大事な50両を、赤の他人の命を助けるために譲ってしまうんです。
「情は人のためならず」という言葉がありますが、逆もまた真で、情をかけなかったら、後で大きな罰があたりますよということでもあります。

2016年12月12日 (月)

8時ちょうどの・・・

♪明日私は旅に出ます 貴方の知らない人と二人で・・♪
8時ちょうどの・・・
中央本線の東京と松本を結ぶJRの特急「あずさ」が50年を迎えたそうです。
8時ちょうどの・・・8時ちょうどの・・・
特急「あずさ」は、50年前の昭和41年12月12日に運行開始。
8時ちょうどの・・・8時ちょうどの・・・
中央線を走る特急は当初は1日2往復のみでしたが、今では「あずさ」より所要時間が短い「スーパーあずさ」や甲府まで運行している「かいじ」を含め、30往復に増えているそうです。
♪8時ちょうどのあずさ2号で 私は私は貴方から旅立ちます♪

休眠口座

10年以上預けっぱなしで取引のない口座のお金を“休眠預金”といいます。
休眠口座
この眠ったお金を、公共性の高い民間事業に使えるようにする法律がに成立しました。
休眠口座
毎年およそ1000億円発生しているとされているそうです。
このうち、顧客から払い戻しの要望があるのは400億円から500億円程度。
従って、半分以上は金融機関が法人税も支払いながら利益として扱っています。
勿論、顧客の求めがあれば払い戻し、その分は損失として処理しています。
「私の預金を銀行が利益にしているなんて、銀行に大事な預金を盗られた!」「国や地方の財政が厳しいからといって、 私たちの財産が失われるのはけしからん!」 と思われる方もいるかもしれません。
あくまでも、預金者のものですから、国などの予算として扱われるわけではなく、金融機関から預金保険機構に移したうえで、政府が指定する指定活用団体などを通じて 、NPOのような民間団体への助成金や出資金などに充てられるそうです。
結果は結果として、国会の審議の過程で、銀行が懐に入れているかのような論調があったのには呆れました。

今年の漢字

今年の世相を漢字1字で表す「今年の漢字」は「金」に決定。
今年の漢字
日本漢字能力検定協会が清水寺で発表。
2位は「選」、3位は「変」だったそうです。
「今年の漢字」は1995年に始まり、今年で22回目。
昨年は、世界で頻発するテロが人々を不安にさせたことから「安」でした。
(忘れていましたが。)
「金」・・・、あんまりピンと来ませんが、オリンピックイヤーだったからでしょう。

2016年12月11日 (日)

ラジオ寄席

「この間、マッカーサーが来たと思ったら、もう師走。」って言うマクラを振るのは、確か柳家権太楼師匠だったでしょうか・・・?
ラジオ寄席
今夜の「ラジオ寄席」は桂文朝師匠の特集でした。
     ◇紙入れ                           桂文朝
     ◇三方一両損                桂文朝
やはりファンが多く、リクエストも多いんですね。
ラジオ寄席
私も大好きな噺家さんでした。 
寄席で爆笑させていただいた数少ない師匠です。
残念ながら若くして鬼籍に入られてしまいました。
1942年3月31日:東京生まれ。
1952年7月:山遊亭金太郎(二代目桂小南)に入門、タア坊。
1955年:山遊亭金時と改名。
1959年1月:桂小西と改名、二つ目に昇進。
1970年4月: 真打昇進、桂文朝に(推定三代目)。
1975年:文化庁芸術祭優秀賞受賞。
1978年:放送演芸大賞落語部門賞を受賞。
1985年1月:桂南喬、桂文生と、落語協会に移籍。
2005年4月:癌のため逝去。享年63歳。

物凄く有名という訳ではありませんが、春風駘蕩としたほんわりした温かさで、どんな噺でも演じてしまう器用さと堅実さを併せ持った師匠でした。

黄昏

今日は寒い1日でした。
夕焼けがとても綺麗です。
黄昏
自宅から北西、即ち戌亥(乾)の方角を望むと、大きな長細い雲が横たわっていました。
おのが人生の黄昏を感じ、孤独も感じる今日この頃。

新参さん「たがや」

新参さんの稽古は、いつも笑いやズッコケがあります。
新参さん
季節外れの「たがや」を、「最近は冬の花火も盛んだから」と、堂々と。
しかも、これは9月の仙台での「OB落語会」でネタ下ろし済の噺。
余裕の稽古ですが、やはりズッコケは最後にやって来ました。
新参さん
「上がった、上がった・・・たがやぁ~」とやるのを「上がった、上がった・・・たまやぁ~」と。
「隣の家に囲いが出来たってねぇ」「へえ(塀)」というのを、「隣の家に囲いが出来たってねぇ」「そうだってねぇ」って言うのと同じで、オチになりません。
師匠はじめ、全員がガクッとズッコケた後は大笑い。
ご本人は、照れくさそうな、複雑な表情で・・・。
楽しい稽古です。

窓口さん「天狗裁き」

窓口さんには、オチの直前の、天狗の爪が首に食い込むのを、最後まで手を離さずにと。
窓口さん
今回は、師匠から全員が、聴き手を意識した台詞回しや仕草を指導いただきました。
窓口さんは、この噺はネタ下ろしが済んでいますから、安心して聴かせていただきました。
窓口さん
窓口さんが凄いのは、千早亭では、なんと「七段目」という難易度の高い芝居噺にチャレンジしていて、並行してやっていることです。
私も、同じようにはしているものの、仕上げるスピードなどは足下にも及びません。

百梅さん「権助提灯」

百梅さんには、権助と旦那の会話で、提灯(扇子)を持ち直してから話すと無駄な間が出来るから、台詞を優先するようにと。
百梅さん「権助提灯」
オチも「提灯が主役の噺だから仕草の工夫をするといい」。
落語は、小道具と言えば、扇子と手拭いだけですから、この存在感を引き立たせたり、逆に隠したりして、聴き手に想像しやすくすることが大切なんですね。
ただし、あくまでも語りが主役ですから、この流れを邪魔してはいけないということ。
百梅さん「権助提灯」
それからで「次の噺をしたら」と、師匠から太鼓判が押されました。
次は、トリを取ってもらえる噺にチャレンジして欲しいと思います。

流三「人情八百屋」

今日も、千公さんが、ほとんど真横から撮ってくださいました。
流三「人情八百屋」
前回の稽古で、鳶のおかみさんが彫り物をしているという台詞をカットしたところ、師匠から「この部分は、おかみさんが子どもを預かるのを諦めざるを得ないポイントだから・・・」と仰ったので、今回は入れてみました。
確かに、おかみさんの後悔や了見を表す、とても良い場面です。
流三「人情八百屋」
また、泣いてしまいました。
汗が眼に入ったんじゃありません。
この噺は、元は浪曲か講談からだと思いますが、「唐茄子屋政談」と「五百羅漢」と、設定やストーリーが被る部分があります。
師匠が、談志師匠から教わって、さらに肉付けをして、とても感動的な人情噺になっています。

越児さん「初天神」

来月、地元の新潟(柏崎)で、ご近所の天神さま巡りをするイベントにオファーがあったそうで、まさにぴったりの噺です。
越児さん「初天神」
しかも、初天神の時期でもあります。
この噺は、くすぐりが多く、一年中演じられていますが、実は、1月25日のピンポイントの噺なんです。
越児さん「初天神」
師匠からは、同じ言葉をおうむ返しに繰り返すのは聴きづらいし、無駄にもなるとのアドバイス。
三遊亭圓生師匠の口述速記「圓生全集」を読んで、あの谷崎潤一郎が「これは素晴らしい。文学だ!」と言ったそうですが、それくらい、言葉の吟味がされていたということですね。
圓朝は近代文学の言文一致運動に影響を与え、圓生は谷崎文学に評価され・・・。
言葉というのは、書くも語るも・・当然のことながら通じるところがあるんですね。

千公さん「三方一両損」

今日の稽古会は、師匠から細かいアドバイスが多くありました。
千公さん「三方一両損」
千公さんには、台詞の終わりで声が低くなる点。
登場人物になりきれず、千公さんに戻ってしまうと。
私もよく指摘されますが、ちょっと気を抜くと、台詞も緩んでしまいます。
千公さん「三方一両損」
千公さんは、江戸弁をマスターしようと取り組んでいます。
あんまり意識しないで、普段の会話のつもりでいい気がするのですが。
しかし、なかなか良い表情しています。

祈り

落語っ子連の稽古会に向かう途中で、いつもの通り深川不動尊と富岡八幡にお参り。
8時を過ぎたばかりの朝早い境内は、まだ人もまばらです。
祈り
八幡さまで手を合わせて拝んでいた初老の男性。
一心不乱に祈っているようでしたが、そのうちにジャラジャラと小さな音。
なんと手を擦り合わせて、数珠を鳴らしていました。
んっ?
「オジサン、ここはお寺じゃなくて神社だよ。」
・・・でも、堅いことは言わず、祈る形はどうでも良いのかも。
大願成就、身体健康、家内安全、国家安穏、五穀豊穣・・・。

落語DEデート

今朝は寒い!
落語っ子連の稽古会に出かける支度をしながら聴きました。
        ◇ねずみ                   入船亭扇橋
東京落語会の音源で19分。
「たっぷりやれる東京落語会で、長講のねずみを19分で?」と、志の輔さんも驚いていました。
扇橋師匠は、「文七元結」「鰍沢口」もコンパクトです。
私の「ねずみ」は、この扇橋師匠のがベースです。

2016年12月10日 (土)

さぁどうする?

来週の土曜日は、家内が習っているハングル語の先生からの依頼での高座の予定。
さぁどうする?
みんなで飲食しながら、子どももいて、離席や出入りも頻繁の調理室が会場のようです。
さぁ、何を演ろうか。
開口一番では、ちょっと軽い噺にして、もう一席は?
「二番煎じ」「一人酒盛」「牡丹燈籠」・・・。
さぁ、どうする?

今日の富士山

今日も帰省です。
午前中の富士山三様。
東名高速大井松田付近。
今日の富士山
東名高速小山付近。
今日の富士山
富士市内、東海道本線陸橋より。
今日の富士山
時間とともに雲がかかって来ました。
雪の量も、岳南は山肌がまだらです。
午後はまた、雲に隠れてしまいました。

2016年12月 9日 (金)

弾劾

隣国の国会は、大統領の弾劾訴追案を審議し、とうとう賛成多数で可決。
弾劾に賛成票234、反対票56。
与党から予想を上回る造反者。
大統領の弾劾可決は2004年に続き2例目。
大統領は職務停止となり首相が職務代行。
憲法裁判所が180日以内に罷免が妥当かの審判。
日本では、このようなことはまず起こらないと思います。
制度、国民感情、歴史・・・異なりますから。
職務停止となった大統領は、辞任・解任された訳ではないので、給料?は支払われるそうです。

娘の誕生日

今日12月9日は、娘の誕生日です。
それから、今はなき前の会社の創立記念日でもあります。
誕生日
あ、やんごとなき方(皇太子妃雅子さま)の誕生日でもありました。
娘には、メールで祝意を伝えました。
娘は、第一子でしたから、生まれた時の産声を聞いて、初めて顔を見た時、何とも言えない気持ちにりました。
嬉しさと恥ずかしさみたいな・・。
それなりに成長してくれて、今は一児の母、育児しながら、育児に関わる会社の制度も使いながら、それにストレスを感じながら働いています。
この4月には、第二子を出産する予定で、健気に頑張っています。
昨日、歌舞伎の松本幸四郎さんが、三代同時の襲名を発表しましたが、代を重ねて行くことの喜びは、非常に共感できるものでした。
昔のように、内孫と外孫だとか、娘は他家に嫁したとか、形としてはあるのかもしれませんが、間違いなく私のかけがえのない子、片言に「おじいちゃん、遊ぼう」と言ってくれる孫は至宝です。

2016年12月 8日 (木)

これも時代の流れか・・・

こんな時代で良いのだろうかという話題・・。
大晦日と言えば「除夜の鐘」です。
紅白歌合戦じゃありません。
nn
この鐘の音を聞かないと新年を迎えた気がしない、という人も多いでしょう。
ところが、この除夜の鐘を自粛する寺が出てきているそうです。
というのも、住宅街に囲まれているあるお寺では、近隣からの苦情で中止を決めたと。
別のお寺でも、「夜中に鐘が鳴るということに非常に腹を立てた近隣の方からのクレームがありまして、それでやめました」とのこと。
一方で、復活を望む声も強いので、昼に鐘をつく「除夕の鐘(じょせきのかね)」を始めたそうです。
これについては、ネット上でも賛否両論があるそうで。
 「季節の風物詩を理解できないって、日本人の感性ではないね」
 「日本はどんどん残念な国になるな」
 「うるさいって言われて引き下がるお寺も微妙。そのクレームの人に除夜の鐘の意味をとうとうと説いてやればいいじゃない」
・・・など、残すべきだという意見が多いようですが、
 「禁止になればいい。深夜0時に、でっかい鐘の音を聞かされる近隣住民に同情する」
・・という、中止に理解を示す意見も。
「除夜の鐘」を自粛したお寺は、1000人に一人でも鐘の音をうるさいと感じる人がいれば”仏教の教え”として対応してしまう、ということが原因のひとつかもしれない・・・と語る評論家もいるようです。
「除夜の鐘」は、一年の終わりに煩悩を洗い直して新年から心を入れ替える、という一つの区切りであり、昔から日本人はそうやって鐘の音を聞いてきたので、苦情が出たからやめてしまうのは寂しい思 いがある。
やはり世の中の流れに合ったやり方で、工夫して何とか続けていってほしい。
・・・このあたりが、マジョリティではないかと思いますが。
ところが、変わりつつある伝統行事は、除夜の鐘だけではないようです。
これまた暮れの風物詩の「餅つき」も、集団食中毒の危険があるとしてイベントを禁じる地域が続出。
下町風景
夏には、「盆踊り」の音がうるさいという苦情が出たため、ラジオの電波に音を乗せ、イヤホンで聴きながら踊るというパターンもあったそうです。
これ以外にも「豆まき」は危険という理由で中止。
nn
ローカルではありますが、鬼が家々を回る秋田の「なまはげ」は、「子どもが怖がる」という苦情で鬼がとても優しくなってしまったという・・・。
nn
一部の過剰とも思える反応の影響で、伝統行事が変化を迫られているのを見ると、今は当たり前だと思っていたものも、将来はなくなってしまうかもしれません。
悲しい・・残念を通り越して、笑ってしまいますな。

ご褒美?

お歳暮の季節になりました。
私は、個人的には、こういう慣行が好きではなく、虚礼廃止主義者で、贈ったり、贈られたりは、さほど頻繁ではありません。
が、静養中の母は、以前から親しい方々に礼を欠かさずに続けて来ました。
田舎は、冠婚葬祭やら中元歳暮やらのお付き合いが派手です。
父が亡くなり、母も以前のような交友が出来なくなりましたが、さすがに「全部止めよう」とも言えないので、かなり限定して、お中元とお歳暮を、私が代わって手配しています。
以前は、ハムの詰め合わせなどの食品を贈っていたそうですが、私に代わってからは、ずっと「笹かまぼこ」を贈ることにしています。
今年も、昨日、いつもお願いしている仙台の老舗の蒲鉾店に、オンラインショップで手配したところでした。
ご褒美?
それに合わせるように、その蒲鉾店から「笹かまぼこ」が送られて来ました。
「格段のご愛顧を賜っているお客様へ」に宛てられていました。
この老舗は、創業81年になるそうです。
贈られて来た笹かまぼこは、実は、最初に実家の母宛に送られたようですが、不在のため戻され、担当者が確認の電話を実家に入れてくれたようですが、当然つながりませんでした。
何度目かに電話をしてくれた時に、偶然、先日の日曜日に私が帰省していて、電話をとることが出来て、私の自宅に転送してもらったという訳です。
今朝の朝食に、この笹かまぼこを1枚食しました。

伊達直人

温かい人の情も 胸を打つ熱い涙も
        知らないで育った僕は みなしごさ・・・

テレビアニメ「タイガーマスク」のエンディングテーマで、幼いなりに非常に印象に残っている歌です。
その主人公がタイガーマスクこと「伊達直人」です。
伊達直人
この 「伊達直人」の名でランドセルを児童養護施設などに贈ってきた男性が、プロレスラー「初代タイガーマスク」の35周年記念イベントで名前や顔を公表したそうです。
男性は群馬県在住の43歳の会社員。
「子どもたちは抱きしめられるため、周りの人を笑顔にするために生まれてきた。この思いを胸に活動を続けていきたい」と・・・。
この方は、幼少時に母と死別。
ランドセルが買えず手提げ袋で小学校に通った。
「自分のような経験をさせたくない」と、2010年のクリスマスに、前橋市の児童相談所にランドセル10個を届けた。
「タイガーマスク」の主人公「伊達直人」の名でメッセージを添えて話題になり、運動が全国に広がりました。
「顔が見える方が子どもの励みになるし、支援しているのは、ヒーローではなく普通の人だと知ってほしかった」と名乗り出た理由を。
中には第三者からランドセルを寄付されたことを知って、心を入れ替えて子どもを引き取った保護者もいたようです。
子育ては、親だけではなくて、国・国民の最も重要な仕事・・否「義務」です。
匿名でランドセルを贈ってきたやり方がベストだとは思いませんが、その思いには共感できるものがあります。
 それだから みんなの幸せ 祈るのさ・・・

2016年12月 7日 (水)

やっと・・

自動車販売台数のランキングといえば、トヨタとホンダ、軽自動車ではダイハツかスズキが独占状態です。
やっと・・
ところが、日産が先月発売した「ノート」が、11月の国内販売で15,784台を記録し、トヨタのプリウス/アクアやスズキのワゴンRなどの人気車種を抑え、軽自動車を含めた全銘柄のランキングで初めて1位になったそうです。
これは、これは、「長崎の赤飯」ですなぁ。
新型ノートは、新電動パワートレインの「e-POWER」が好評で、売上増に貢献しているようです。
「e-POWER」は、ガソリンエンジンを発電専用にしています。
燃費に悪影響を与える作動領域を使用しない分、エンジンの作動時間を短縮。
さらに、ごくわずかな減速でも回生エネルギーがとれるよう設定。
首位の座を獲得できたのは、この「e-POWER」の100%モーター駆動ならではの力強くスムーズな走行性能と優れた静粛性に加え、アクセルペダルの踏み戻しだけで加速から減速までを意のままに行うことが出来る利便性が評価されたからでしょう。
nn
・・・そうか、ガソリンエンジンで発電した電気で走るということか・・。
燃料電池車の水素がガソリンになっているということですね。
電気自動車のパワーや加速、静粛性は、一度「リーフ」のタクシーに乗って経験していますので、これはいいかもしれません。
電気自動車の航続距離の心配もないでしょうから。
昔、「技術の日産」と呼ばれていた(自分で言っていた)のを忘れていました。

何気なく

昨日は、朝から午後にかけては暖かく、穏やかな天候でしたが、天気予報どおり、夕方の帰宅時間には、気温も下がり、風も強くなりました。
私は、基本的には、コートはなるべく着ない主義でした。
というのも、通勤途上では、電車の中は暖かいですから、長時間着用することがないこと、それから、寄席や落語会に行く時に邪魔な荷物になるからです。
若い頃は、12月までは着ないで、3月には脱ぐということで、コートを着るのは2ヶ月ぐらいでした。
ですから、ろくなコートを持っていません。
しかし、最近はさすがに、寄る年波も考えて、着用期間は長くなりつつあります。
昨夜は、駅に降りて、本屋に立ち寄った後、近くの全国チェーンの古本屋にも行ってみました。
特に、欲しい本があった訳ではありませんが、ブラブラ眺めるのも楽しいですから。
で、この「ブックオフ」、"本を買うならブックオフ"と言いながら、衣類や電気製品や雑貨の中古販売もやっています。
ふと、衣料のコーナーを通り過ぎたときに、コートがぶら下がっている一画を見つけました。
瞬間的に目に入ったコートがありました。
昨日は、マフラーだけしか着けていなかったので、衝動的に、このコートを買って帰りました。
コートってあったかいですね。
帰宅して家内に話すと、「あぁそう。安くてよかったじゃない。それでいいんじゃない?」と一言。
  真冬の寒さとかけまして、暗い夜道と解きます。
  その心は、どちらも外套(街頭)が必需品です。
さむ

2016年12月 6日 (火)

大統領

国際政治のことは分かりませんが、某国の大統領の進退をめぐって、賑やかになっています。
大規模なデモや弾劾裁判などの騒ぎで、とうとう来年4月末で退陣する意向を示したようです。
それにしても、この国(の大統領)は、穏やかに退任される人がいないんですね。
これは、毎日新聞でみつけた図。
 大統領
これは、お国柄なのか、お国の事情なのか・・・。
体制は違うものの、わが国の歴代首相は、「?」の人も多いですが、妙に元気に、能天気に、"老害"を晒しながらも、それぞれご健在のようで・・・。
  某国の大統領とかけまして、クリフダイビングと解く。
    どちらも断崖(弾劾)に立っています。

ストレスチェック

先月、会社で「ストレスチェック」というのを実施しました。
「ストレスチェック」というのは、ストレスに関する質問票(選択回答)に従業員が記入し、それを集計・分析することで、自分のストレスがどのような状態にあるのかを調べる検査。
昨年、「労働安全衛生法」が改正されて、従業員が50人以上いる事業場では、2015年12月から毎年1回、全ての従業員に対して実施することが義務付けらました。
  ストレスチェック
私も、かなりストレスを感じているので、どんなものかと思っていましたが、結果を見ると、マークがついていて、「あなたは高ストレス者に該当しません」「ストレスの原因 となる要素はあまりないようです」・・・だって。
でも、でも、でもありませんでした。
喜んでいいやら、悲しんでいいやら。
こんなにストレスを感じているのに。

小川宏さんの訃報

フジテレビ系ワイドショー「小川宏ショー」(1965~82年)などの司会者として、穏やかな人柄が親しまれたフリーアナウンサーの小川宏さんが亡くなったそうです。
享年90歳。
私にとっては、一番印象に残るアナウンサーです。
小川さんはNHKのアナウンサーで、人気看板番組「ジェスチャー」の司会者でした。
当時の私は、まだ小学校に上がる前で、やっと字が読めるようになった頃でした。
白黒テレビの画面に小川さんの顔が映ると、「小川アナウンサー」というテロップが出ます。
私は「おがわ」と読まずに「ちいかわ」と読みました。
覚えたての「小さい」と「川」という漢字が出たので、そのまま読んだという訳です。
それを、ちょうど我が家に来ていた祖父の友だち(だったと思いますが)が、「ボクは、偉いねぇ。こんな難しい漢字が読めるんだ」と、ご褒美にと、確か50円いただいた記憶があります。
それから、この番組に出演していた「柳家金語楼」師匠が、私にとっての落語との出会いの夜明け前だった気がします。
実は、高校生の頃から、何となくアナウンサーになってみたいなぁと思うようになりました。
あのNHKの小川アナウンサーは、その頃はフジテレビで「小川宏ショー」の司会者(今ならキャスターかMC?)で大人気でした。
実家は山梨県なのに、静岡県の放送局の番組しか映らなかったのですが、静岡県では、当時、TBS系の静岡放送とフジテレビ系のテレビ静岡2局でしたから、夏休みなどは、毎日視聴していました。
若い頃の露木茂さんも。
好きな女性アナウンサーもいました。
記憶ベースで言うと、三上彩子さんと加賀富美子さん(字は違っているかもしれません。)
今のようなアイドル的な存在ではありませんでしたが。
・・・その小川さんが亡くなったんですね。
ところで、驚いたのは、小川さんと三遊亭圓歌師匠は、墨田区の旧制小学校時代の幼なじみだったそうです。
師匠曰く、「小川さんは3つくらい年上で、毎日一緒に登校するグループの班長だったんです。戦時中だったから子供が一人じゃ学校に行けない時代。おとなしい人でしたけど、頼りになるお兄さんという感じでもありました」。
この集団登校の班には、後に大相撲の関脇となる故・出羽錦さんもいたということですから、人材豊富?な小学校だったんだ。
ところで、最後に物凄い蛇足を。
当時のテレビ静岡のキャッチコピーとテーマソングが何故か忘れられません。
「おはなししましょう」というのがキャッチ。
歌の歌詞を途中から思い出すままに・・・
 校長先生がぁ~ 泣き出しちゃってさぁ~
    ・・・レタスの中にニンジン隠してしまったの
             モグラの涙 ゲンゴロウのおなら
      夢はどんどん ほら膨らむよ
 (この部分自信なし)
   命は星より重いんだ テレビ静岡 おはなししまっしょ

天使の誕生日

12月6日、我が家の後継者の2歳の誕生日です。
天使の誕生日
写真は、私が贈ったプレゼントを広げて遊んでいるところ。
男の子ですから、乗り物や車が好きなのですが、何故かバスが一番好きなので、トミカのバスとバスの絵本を贈りました。
スヌーピーは、Happy birthday to you の音楽付きのバースデーカード。
http://www.yumearu-ehon.com/rhymes/1321/
大きく、大きく、大きくなって欲しいです。
 銀(しろかね)も 金(くがね)も玉も 何せむに
             勝(まさ)れる宝子に及(し)かめやも

2016年12月 5日 (月)

てやんでぇ・・・!

ランチは同僚2人を誘って3人で、今日は魚系の店にしようと。
てやんでぇ・・・!
2〜3度食している「海鮮丼」を、ご飯少なめにして注文。
他の2人は、鯖の味噌煮定食と日替わりメニューのカキフライ定食を注文しました。
ランチメニューですから、2人の料理は早々に運ばれて来ました。
ところが、「海鮮丼」がなかなか来ません。
配膳をするところが見える席でしたが、どう見ても、「海鮮丼」は並んでいません。
次から次へとランチが出て行きますが、私のところは素通りです。
そのうちに、鯖味噌煮定食の同僚が食べ終わり、カキフライ定食もあと一切れになりました。
私は、店員さんを呼んで、「いつまで経っても来ないから、海鮮丼はキャンセルして。
「すみません。今出ますから」
「いや(てやんでぇ・という気持ち)、そんな安い蕎麦屋の出前みたいな(みてぇな)ことを言わないで(言うんじゃねぇ)。他所で食べるから、もう要りません(そんなもの、食いたかぁねえや)。
私が特別な注文をしたのならともかく、ランチなんて早く出せるものでしょ(べらぼうめ)。」
・・・と冷静に、しかし冷酷に通告して、何も食べずに店を出ました。
「てやんでぇ、べらぼうめぇ。こちとら気が短ぇんでぇ
贔屓にしていたのに。
ついでに、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いで、店内の煙草の煙が不愉快でした。
この店には、恐らく二度と行かないでしょう。
「海鮮丼」美味かったのに。
もうちょっと待ってれば、食べられたのに。
江戸っ子ってなぁ、そそっかしいものです。
あっ、私は江戸っ子じゃなかった。

暖かい月曜日

歳のせいもあってか、昨日の疲れが残ったままの出勤。
暖かい月曜日
木々も色づき、葉も散って、歩道に敷き詰められたようです。
今週も長そう。
でも過ぎれば短そう。

2016年12月 4日 (日)

イルミネーション

大渋滞から解放されて、やっと自宅にたどり着きました。
すると、例年どおりのイルミネーションが飾られていました。
イルミネーション
そういえば、先日の管理組合の理事会で、飾り付けをすると言っていました。
イルミネーション
これはまだ完成ではなく、あと2回にわたり飾り付け作業をするそうですから、もっと華やかになるでしょう。
イルミネーション
このコストもかなりのもののようですが、ある程度は必要なものなのでしょうか?

大渋滞

昼過ぎに、富士山の右側から近づいている笠雲。
これは、天気が下り坂になるしるし。
今日の富士山
午前中には、雲ひとつありませんでしたが。
今日の富士山
しかし午後になってもこれだけ見えるのは、珍しい。
今日の富士山
案の定、夕方4時過ぎに帰る時は、全く見えなくなりました。
・・・そして、東名高速は、「は「御殿場-横浜町田 渋滞45キロ 2時間以上」の表示。
自然渋滞に加えて、事故渋滞です。
大渋滞
神奈川県に入ると、フロントウィンドウに雨滴がポツリ、ポツリ。
そのうちに本降りになって来ました。
天気予報では、関東南部は夜遅くに一部で雨・・でした。
今回の帰省は色々忙しかったので、富士を出たのが5時少し前。
自宅に到着したのは9時半を過ぎていました。
約5時間の長旅でした。

ラジオ寄席

相変わらず大渋滞の中にいます。
5時前に富士を出て、やっと横浜ICを通過したのが8時過ぎ。
仕方がなく、今夜の「ラジオ寄席」は愛車の中で聴くことに。
今夜のお目当ては、我らがマドンナ(勝手に言っている)の「林家あずみ」さんです。
あずみさんが「ラジオ寄席」に出演するんです。
ラジオ寄席
チャーリーカンパニーさんの後、いよいよあずみさんの登場。
まず、落ち着きぶりと語りに感心しました。
4年におよぶ師匠の林家たい平さんの下での修行が終わり、寄席に出演するようになって、間もなく3年。
寄席の絶滅危惧種と言われた三味線漫談の期待の星。
とにかく、語りも、三味線も、歌のレパートリーも増えて、素人の私にも物凄く上達したのが分かります。
寄席の出演も切れ目なく、若手の落語会などにも引っ張りだこ。
我々の「一番丁はずみ亭」に2度出演していただいた頃とは全く違います。
高嶺の花になりました。
でも、ずっと頑張って行って欲しいと思います。
あ、それから「ラジオ寄席」ですが、あずみさんの後の落語は「桂南喬」師匠の「浮世床」でした。(南喬師匠、すみません。)
・・・まだ家に着けません。

今日の富士山

久しぶりの晴天の中の帰省。
東名高速からの富士山が見事です。
同乗している妹も、思わずシャッターを切っています。
大井松田IC付近で、正面に大きく見える富士山。
今日の富士山
新東名高速新清水ICからの富士山。

そして、午後になって、笠雲が近づいている、東名高速富士川IC・道の駅富士川楽座からの富士山。
手前の紅葉から富士川越しに見る富士山は絶景です。
今日の富士山
・・・笠雲ということは、これから天気は下り坂になって、きっと雨が降り出しますよ。

近所の人たちと

実家に行って、今日は仏事。
昔から、集落の人たちが集まってお題目をあげました。
今思えば、これは「お会式」ということなのでしょう。
お会式(おえしき)は、日蓮門下宗派で行われる、祖師日蓮の命日の10月13日等にあわせて行われる法要です。
10月13日」は旧暦で、新暦では11月21日になります。
過疎が進んで、3年前までは、私の両親を中心に、ささやかに行っていましたが、父が亡くなり、母が病気になり、残った僅かな人たちが受け継いでくれています。
という訳で、2年前からは、日蓮上人には申し訳ありませんが、私と妹が、母を見舞うタイミングに合わせて、集落の集会場に集まり、仏壇を開けて、みんなでお題目を唱えます。

◇開経偈
https://www.youtube.com/watch?v=-gDxyd6Luyw
無上甚深微妙の法は百千万劫にも遭いたてまつること難し。
我今見聞し受持する事を得たり。
願わくは如来の第一義を解せん。
至極の大乗思議すべからず。見聞觸知。皆菩提に近づく。
能詮は報身。所詮は法身。色相の文字は。即ち是れ応身なり。
無量の功徳。皆是の経に集れり。
是の故に自在に。冥に薫じ密に益す。有智無智。
罪を滅し善を生ず(ぜん)。若は信若は謗。共に仏道を成ず。
三世の諸仏。甚深の妙典なり。生生世世。値遇し頂戴せん。
◇妙法蓮華経方便品第二
https://www.youtube.com/watch?v=G9iyIn49KqQ
爾時世尊。従三昧安詳而起。告舎利弗。諸仏智慧。
甚深無量。其智慧門。難解難入。一切声聞。辟支仏。
所不能知。所以者何。仏曾親近。百千万億。無数諸仏。
尽行諸仏。無量道法。勇猛精進。名称普聞。成就甚深。
未曾有法。随宜所説。意趣難解。舎利弗。吾従成仏已来。
種種因縁。種種譬諭。広演言教。無数方便。引導衆生。
令離諸著。所以者何。如来方便。知見波羅蜜。
皆已具足。舎利弗。如来知見。広大深遠。無量無礙。
力。無所畏。禅定。解脱。三昧。深入無際。成就一切。
未曾有法。舎利弗。如来能種種分別。巧説諸法。
言辞柔軟。悦可衆心。舎利弗。取要言之。無量無辺。
未曾有法。仏悉成就。止。舎利弗。不須復説。所以者何。
仏所成就。第一希有。難解之法。唯仏与仏。乃能究尽。
諸法実相。所謂諸法。如是相。如是性。如是体。如是力。
如是作。如是因。如是縁。如是果。如是報。
如是本末究竟等・・・・。
お題目の後は、実はこれがメインなのですが、(日蓮上人、申し訳ありません)みんなで膳を囲みます。
近所の人たちの手作りの料理が並びます。
おはぎや大根、里芋・・・。
私と妹が恐縮すると、「2人が来てくれるのが嬉しい。励みになる」と言ってくれますから、すっかり言葉に甘えてしまいました。
帰りは、柚子、カボス、柿、蜜柑、大根、白菜、里芋などなどをいただいて、車のトランクいっぱいです。

プールの天使

昨日、スマホに、息子からの電話。
不在着信になっていました。
今朝になって気がつきました。
普段、電話など寄越さないのに・・・。
親バカとしては心配になって、すぐに返電しようと思いましたが、臆病な性格なので、「困ったことや緊急のことなら、また電話なりメールをして来るだろう」と。
おかしなもので、嫁とはメールのやり取りをしているのに、息子とは・・、決して仲が悪いのでもなく、お互いに照れみたいなものがあるのでしょうか?
嫁と言えば、どうもいつも嫁のことになってしまいますが、こんな写真も送ってくれました。
普段は、間もなく2歳になる孫を、嫁がスイミングに連れて行っているそうですが、先日は息子が連れて行ってくれたそうで、その様子の写真です。
「がんばってお父さんしてくれていますよ」と。
プールの天使
微笑ましく思いながら、ふと思ったのは、「(私は)子どもたちをお父さんしてあげていただろうか?」。
仕事で疲れたとか、家内にまかせっきりで、2人の子どもにお父さんしてあげていただろうか?
「もっと。もう少し・・。」とちよっと反省をするところですが、私も父にしてもらったことを子どもにして来たと思うし、息子もきっと同じ思いでいてくれるとすれば、彼の姿は、四半世紀前の私の姿と言うことになります。
親から子、子から孫へ、こうやって継がれて行くのでしょう。
・・・そうそう、息子からの電話。
「(孫の)誕生日のプレゼントありがとう」というのが用件。
が、実はメインは、来月の私の誕生日に、娘と息子の2人が、浅草の老舗に招待してくれて会食しようということ。
松江にいる息子も来てくれて、親子4人水入らずでという、望外の知らせ。
それぞれ婿も嫁も勧めてくれているようで、嬉しい限り。
その店は、確か6年前、息子の就職が決まったお祝いと、娘の誕生日のお祝いと、「(良くも悪くも)4人が水入らずになれるのは、これからほとんどないかもしれない」という思いから、かなり奮発しました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2010/12/post-ed9c.html
「あの店は高いぞ。」・・・。
「そんなこと心配しなくていいよ。」
「分かった、それじゃ、2人に甘えさせてもらうよ。」
息子との久しぶりの会話でした。
家内と2人で、「2人にまかせておこう」と。

落語DEデート

今日は、実家に行くので、放送は支度をしながら聴きました。
       ◇仕立ておろし            初代雷門福助
名古屋で活動されていた師匠ですから、ほとんど知りません。
噺は、「替わり目」に似ていたような。
今日の帰省は、色々やることがあるので、忙しくなりそうです。

2016年12月 3日 (土)

コンドルは飛んでいく

上野徘徊を終えて、松戸の駅に降り立つと、東口のペデストリアンデッキの一画から、耳慣れた?音楽が聴こえて来ました。
ストリートミュージシャン?大道芸?
こんな感じのグループが、「コンドルは飛んでいく」を演奏していました。
コンドルは飛んで行く
この曲は、アンデスのフォルクローレの代表的な曲ですが、1970年にアメリカのフォークロックデュオの「サイモン&ガーファンクル」によってカバーされて大ヒットしたので、私もそうですが、日本やその他の国々に広く知られるようになったもの。
そのフォルクローレというのは、本来の意味は、音楽のみならず民族学、民俗的な伝承を指すそうですが、日本では、ラテンアメリカ諸国の民族音楽、あるいは民族音楽に基礎をおいた大衆音楽指して呼んでいるそうです。
ところで、このグループの衣裳・・・、アンデス民族のもの?
どう見ても、アメリカのインディアンのような気がするのですが・・・。
まぁ、チマチョゴリを来て、「津軽海峡冬景色」歌うようなもの?

常磐線120周年

上野駅では、「常磐線120周年」ということで、賑やかです。
常磐線120周年
今は、まさに足として欠かせませんが、小学生の頃は「常磐炭田」の石炭輸送線だと習った気がします。
常磐線120周年
1896年(明治29年)に東京・田端 - 水戸間が開業する。
最初の開業区間は水戸線とひとつながりの区間である[が、実質的な常磐線としての建設は、それまで船に頼っていた常磐炭田から産出される石炭の輸送ルート確保を目的としていた。
このため、現在の山手線を経由して東海道本線に抜けられるように田端駅が起点とされた。
上野駅への乗り入れは後から行われたため、三河島駅から日暮里駅まで不自然な急カーブを描く線形となっている。
効率的な石炭輸送をはかるために、明治時代から複線化工事が開始された。
常磐炭田の石炭輸送のほか、日立鉱山、日立製作所関連の人員・物資輸送で、常磐線は戦前・戦後を通じて国内経済発展に欠かせない存在となっていった。
常磐線120周年
でも、幹線なのに「常磐本線」とは言わないんですね。
電車のヘッドマークや車体へのラッピングに群がる「撮り鉄」の姿もチラホラ。
常磐線120周年
駅ビルのアトレの本屋さんでも、「祝開業120周年」です。


師走の街

上野の街の徘徊を始めて、上野公園の入口階段の脇で、こんな像を見つけました。
今まで気がつきませんでした。
師走の街
「川柳の原点」とあります。
と言っても、「ガーコン」の「川柳川柳」師匠じゃありません。
江戸時代の俳諧の前句附点者だった「柄井川柳」のことです。
その川柳の原点「誹風柳多留発祥の地」記念碑だそうです。
川柳という人は、浅草に生まれ、上野で文芸に成長した。
昨年8月が、文芸川柳250年目だったそうで、それでこのモニュメントが造られたということ。
   羽のあるいいわけほどはあひる飛ぶ 木綿
なんていう句があるそうで、不器用な存在でも、羽があれば飛びたい…、夢があれば実現したい…という人間存在の一端を詠んだものでしょう。
短歌では「鶴」、俳句では「鷺」が象徴のように言われるそうですが、川柳は「鴨」だということで、決してスマートではありませんが、その羽は高く飛翔することを夢見ているという・・・。
「夢は叶う」ということカモ。
なるほど、そんな思いがあるんですね。
この金ピカのアヒル・・じゃなくてカモには。

師走の空

上野駅を出て、御成街道(中央通)に出て、上野の山を右手に見ると、晴れた夕空に細い月が出ています。
師走の空
写真だと見づらいですが、拡大すると分かります。
師走の空
今日は三日月だと思います。
寒さも緩んで、師走とは思えない、暖かい日です。
後で知ったのですが、今日は月と金星が近づいて、南西の空に並ぶように見えるそうです。
金星が、月にどんどん近づいて行く。
月が逃げる逃げる・・・「近寄ルナ(luna)」と言いながら。
これって、「悋気の独楽」?

師走の駅

土曜日の出勤日で退社した後、いつものように上野でブラブラ。
やはり師走ですね。
週末の夕方の上野駅は、かなりの混雑ぶりでした。
陽気も暖かいので。
師走の駅
中央改札広場の脇の通路では、実演アートというのか、上野の象徴のようなパンダの絵を描くパフォーマンス。
立ち止まって眺めている子どももいました。
通路が狭くなって、ちょっと歩きづらい・・なんて言うのは野暮なんでしょう。
でもパンダを観るのは絵ではなくて図(zoo)がいい・・なんて。

「花筏」のネタ本

オフィスの机の整理をしていたら、「花筏」のネタ本が出て来ました。
「花筏」のネタ本
思えば、今から6年半前、「OB落語会を花の都で」という夢が叶い、「第1回お江戸OB落語会」を旗揚げした時の私の演目。
「花筏」のネタ本
当時は、師匠に指導を受けていましたが、師匠の高座本でなく、元々学生時代からの持ちネタだったので、自分でPCで作ったものでした。
・・・懐かしい。
あの時の写真・・・、若いなぁ。

CDラジカセ

出囃子を流すのに、CDプレーヤーは必需品です。
CDラジカセ
「深川三流亭」や「千早亭落語会」など、ほとんど会場の備品を借りることになりますが、
機種が違うと、操作方法が異なるので、出囃子がながれなかったり、違う曲目がかかったり、
とんでもない失敗をすることも度々あります。
先日の「お江戸あおば亭」では、何と電池切れになってしまうという失態をしてしまいました。
以前から、これから様々な場所に出前する場合に、コンパクトなプレーヤーがあればいいなと
思っていました。
さりとて、広い会場で流しますから、それなりのパワーも必要ですが。
色々、家電店やらアマゾンなどで調べた結果、とりあえずポータブルタイプを買いました。
小さいし、安いですから、音質の期待はできませんが、衣装一式のバッグにも入りますので、
ちょっと使ってみようかと。
アマゾンの商品レビューを見ると、決して高い評価ではありませんが、とりあえず音が出れば
良いので。

2歳の天使

松江に住んでいる息子の長男が6日に2歳になります。
2歳の天使
誕生日のお祝いに絵本とおもちゃを贈りました。
早めに送ったので、もう届いたようです。
嫁から、天使の近影が送られて来ました。
そして、こんなメールが返って来ました。
この1年は、(子どもは)より人間らしく?成長した1年でした。
私も1年お母さんを経験したからか、(子どものことを)ちょっと客観的に見ることができたように思います。

私の大切な、自慢の後継者の2人。
嫁には、「頼りにしているから、男二人をよろしく」と返信しました。
かけがえのない家族です。

あるツイート

あるツイート。
背景は分かりませんが、ちょっと面白かったので。
落語を愛してやまない人なら他人の新作を勝手にやって稼いだりなんてしないし「古典なら著作権無いんだからやるのは自由」なんて口が裂けても云えない。
落語に関して云えば「喰えていれば徒弟制度無視でもプロ」とは認められない。
誰かに入門するから先人たちの噺を継承できてその使用が許されるのだ。

寄席、師匠と弟子、真打制度・・・。
勿論、時代に合わない部分もあるかもしれませんが、「芸」は理屈ではありません。

2016年12月 2日 (金)

昔の仲間の寄り合い

地下鉄を永田町で降りて、青山通りを平河町方面へ。
銀杏並木はすっかり色づいて、街の灯りに美しく映えています。

今夜は、6月と12月の第一金曜日に決まっている、かつての職場の仲間の集まりです。
あれから30年近く経っていますが、当時のボス(部長)を囲む会は延々と続いています。
mm
人間が未熟ですから、活躍している仲間たちと今の自分と比べてみると、正直なところ毎回参加するのを躊躇いますが、いつも参加してよかったと思います。
まぁ、人間万事塞翁が馬・・、いつか捲土重来できる日を信じましょう。

仲間の一人は、某社の社長。
ボスに同乗してもらい、黒塗りの社長車を見送ります。
次は、来年の6月2日の金曜日。

自分の小さな「箱」から脱出する方法

私は、これでも、会社では人事の仕事をしています。
社内で度々問題を起こす社員がいて、何度厳重注意や叱責をしても治りませんでした。
自分の小さな「箱」から脱出する方法
先月、また本人を呼んで、さらに厳しく諭すと同時に、自分で何か本を選んで読み、その感想文を書くように指示しました。
さすがに、進退を賭けてとの指示だったので、1ヶ月後に、原稿用紙4枚にも及ぶ感想文を書いて来ました。
正直なところ、今までの状況から、全く期待していませんでした。
ところが、期待?は見事に外れ、しっかりした感想文になっていて、大変驚いてしまいました。
文の内容もさることながら、そもそも選択した本に驚きました。
彼は、ネットで色々なキーワードを入れて検索し、ヒットしたものを書店で探し、何冊かをパラパラと見た中で、文章が対話形式になっていて読みやすく、なにより内容がドキッとするほど今の自分のことを書いているようだったのでと、本選択の経緯を書いています。
実は、私も知らない本で、感想文を読んでからすぐに購入して読み始めました。
「本音と建て前」と言うが、同僚や部下と和やかに接していても、本音では相手を良く 思っていないことがある。
人間は相手の感情を敏感に感じとる能力を持ち、実はあなたの内に秘めた感情は相手に伝わっているものなのだ。
本書ではこうした状態を「箱の中」と定義する。
そのままでは対人関係の摩擦が大きくなるばかり。
どうやったら箱から脱出できるだろう?

こんな案内文がありました。
 自分の小さな「箱」から脱出する方法

某社に転職して間もない主人公は、上司による一対一の研修を受けることになった。
入社してからの1カ月、主人公は誰よりも長く働き、同僚から抜きんでようと懸命に努力してきたつもりだ。
しかし、上司は、開口一番「君には問題がある」と言い放つのだ。
それは、部下への接し方に対する問いかけだった。
主人公は部下を公正に扱っているつもりだと反論する。
これに対し上司は、心の中で部下を我慢ならない存在として軽蔑し、自分の望みどおりに動かそうとしていないかと疑問を投げかける。
かつて上司自身が同じ過ちを犯していたというのだ。
「問題のある人物自身には、自分に問題があるということが見えなくなっている」と上司は言う。
この状態を哲学者は「自己欺瞞」と呼んだ。
自己欺瞞は組織の至るところに存在する。
この会社ではこの状態を「箱の中に入っている」という言い方をし、組織的な課題として取り組んできたのだ。
人は相手が自分をどう思っているのかを敏感に感じることができる。
ここがポイントだ。
相手が自分を操ろうとしていることや、親切な態度の裏にある非難といったものを感じとり、それに対して反応するものなのだ。
たとえ最新の人間関係のテクニックを使っても、内心で相手をよく思っていなければ、結局は反感を持たれることになると上司は言う。
外見的な言動は見抜かれ、心の中でどう思っているかが問題となるわけだが、相手に対して抱く感情はどのように決まるのか。
それが、相手に対して「箱の中にいるか外にいるか」だという。
自分と同じようにニーズや望み、恐れや不安を持っている同じ人間として他者を捉えているのが「箱の外」。
一方、他者を集団の脅威や厄介者のように捉え、単なる物のように見ている状態が「箱の中」となる。
同じ行動をとっていても、箱の中と外にいるかによって、相手への影響は大きく変わってくる。
自分をありのままの人間として見てもらえると、人はやる気を出し、より能力を発揮しようとする。逆に物のように見られると反感が募って組織の摩擦が大きくなる。
つまり、「箱の外」にいるリーダーが組織にとって求められるのだ。
相手を自分と同じ人間として捉える「箱の外」にいるときは、ちょっとした親切や手助けなど、他の人に何かをしてあげたいと思う。
しかし、人に対して良かれと思ったことをいつも行動に移すわけではない。
こうした自分の感情に背く行為を上司は「自分への裏切り」と定義し、箱の中に入るきっかけとする。
たとえば夜中に赤ん坊が泣き出したとき、自分が起きてあやせば、妻は寝ていられる。
しかし、その行動をとらなかった場合、妻を怠け者で鈍感なひどい母親と考えだしたりする。
つまり、自分の感情に背いたことを正当化するために、「しない理由」を相手の欠点に結びつけて考えはじめるのだ。
こうなると現実を見る目はどんどん歪められていく。
さらには自分を正当化する根拠となる価値を過大に評価するようになっていく。
妻は怠け者のひどい母親で、自分は仕事一筋の勤勉な良き夫といった具合だ。
これこそが「箱の中」にいる自己欺瞞の状態であり、やがてはそれを自分の性格と見なすようになる。
こうなると、自己正当化イメージが最大の関心になり、それを脅かす相手に対して防御の姿勢をとりはじめるのだ。
逆に自己正当化イメージを強化してくれる人は味方と感じるようになる。
誰しも自己正当化イメージを持っている。
自分を非難する人がいた場合、防御の姿勢をとって「箱の中」に入ってしまうものだ。
つまり、自分が「箱の中」にいて他者を非難すると、相手も「箱の中」に入れてしまうことになるのだ。
このとき相手が自分の望みどおりに改善されることは、もはや求めていない。
むしろ、自分の言い分が正しかったことを裏付けるために、相手が間違っていることの方が大事になる。
何も改善されず、対立関係が続くばかりだ。
会社の目標とは組織全体で成果を上げていくこと。
しかし、「箱の中」に入ると、自分にばかり目を向け、全体の成果に目を向けられなくなってしまう。
自分は優秀だという評判を得たいだけになり、同僚が成功しても喜べず、同僚を踏みにじってでも成果を上げようと互いに悪影響をおよぼすようになっていくのだ。
では、どうすれば「箱」から脱出できるのか? 
それは魔法のように簡単だという。
この問題に気づくこと。
それを悔やんで相手のために何かをしようと思うことだ。
この瞬間、あなたはすでに箱から脱出している。

・・・そうか、要するに「情は人の為ならず」ということか。

自動ブレーキ評価結果

国土交通省が、市販車の自動ブレーキによる衝突防止性能などの評価結果を公表したそうです。
自動ブレーキ評価結果
従来の車両追突時などの評価に加えて、今回は歩行者との衝突防止性能を加えた点数を初めて公表。
総合点でマツダの「アクセラ」が最高点となったそうです。
私の愛車は古いので、当然のことながら、先進技術の装備はありません。
高齢者の運転による事故が頻発する中、今後どんどん必要性が高まることでしょう。
それにしても、やはり「N社」と「M社」は、ランキングに入っていません。

2016年12月 1日 (木)

師走

今日から師走。
やはり慌ただしくなります。
師走
今年も残すところ1ヶ月。
上野駅の中央改札前は、例年通りのクリスマスツリーと羽子板市の飾り。
師走
今年も暮れて、また新年がやって来ます。

第8回深川三流亭のプログラム

来年1月14日(土)の「第8回深川三流亭」のプログラムを作ってみました。
第8回深川三流亭のプログラム
パターンは前回とは変えましたが、先日の「お江戸あおば亭」と同じパターンになりました。
第8回深川三流亭のプログラム
それで、番組(案)は以下のとおりです。
  ◇平林       三流亭夢学
  ◇たがや      三流亭新参
  ◇初天神      三流亭越児
  ◇天狗裁き    三流亭窓口
         仲入り
  ◇権助提灯    三流亭百梅
  ◇三方一両損   三流亭千公
  ◇人情八百屋   三流亭流三
    ◆お楽しみ     三遊亭圓窓

これでいかがでしょうか?

新語・流行語大賞

今年話題になった言葉に贈られる「新語・流行語大賞」が発表され、年間大賞に、プロ野球で25年ぶりにリーグ優勝を果たした広島カープの選手の活躍ぶりを象徴する「神ってる」が選ばれたそうです。
新語・流行語大賞
このほかトップ10には以下のとおり。
①週刊誌にスクープされた不倫騒動を表した「ゲス不倫」
②漫画やアニメの舞台になった場所などを訪れる「聖地巡礼」
③アメリカ大統領選挙で過激な発言で物議を醸しながらも熱狂的な支持を集め、大きな社会現象にもなった「トランプ現象」
④ピコ太郎さんのユニークな曲と動画が世界的人気を集めている「PPAP」
⑤待機児童の問題について大きな議論を引き起こした匿名のブログ、「保育園落ちた日本死ね」
⑥サッカーの選手が女優さんとの交際を宣言したときの言葉「(僕の) アモーレ」
⑦各地の公園などで熱中する人の姿が見られたスマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」
⑧日銀の大規模緩和による「マイナス金利」
⑨東京の豊洲市場の問題を象徴する「盛り土」
・・・何かこう・・・、どれもピンと来ないんです。
この中でなら、不潔・不愉快ではありますが「ゲス」と自身がはまっている「ポケモンGO」でしょう。
確か、立川志の輔さんの噺のマクラで、流行語大賞の話題があって、確かノミネートされた中に「バイアグラ」というのがありましたが、大賞にはなりませんでした。
志の輔さんが鋭い分析をしたのは、もし「バイアグラ」を大賞にしたら、誰が受賞するかということ。
だから、このイベント主催者は、これらを最初から大賞にするつもりはないでしょう。
確かにそのとおりです。
今年だって、「ゲス不倫」と「保育園落ちた日本死ね」は、それぞれ事情は異なれ、"当事者"は現れないでしょう。
前者はまたSNSなどが炎上するでしょうし、後者は誰が言った言葉だか分かりません。
それから、「トランプ現象」も、あの方は忙しくて、とても日本には来られないでしょうし、「マイナス金利」も、日銀総裁は・・・来ないでしょ?

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