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2016年11月14日 (月)

落語は「笑点」だけにあらず

【落語は「笑点」だけにあらず】という産経新聞の見出しがありました。
落語は「笑点」だけにあらず
私に言わせると、「落語は笑点だけにあらず」ではなく、「笑点は落語にあらず」なんですが。
来春真打に昇進する鈴々舎馬るこさんに関する「爆笑ルートでまずは5合目」という記事でした。
大きな体に、豊かな表情、独特のくすぐり、ユニークな落語解釈で熱烈なファンが多いのが、来年春に真打ち昇進が決まっている鈴々舎馬るこ(36)。
「自分は爆笑落語だと思っている。それに合ったネタをやりたい。いろいろとやって、残る噺は2割。 ただ、やれといわれてやるが、自分らしい演出の噺しか残らない」と、自分にも厳しい。
来年春に予定されている真打ち披露でも、一番自分に合った噺をやりたいと考える。
だから、今の時期はその追い込みで、どの噺をやるのか選択し続けている。
落語家にとって、真打ち昇進はよく「スタートライン」といわれる。
「自分では真打ちは区切りではあるが、そこが目標ではない」という。
「周りは楽しみにしているが、問題は、そこに残れるかどうか。(真打ちになって)寄席に出ることができるかどうか」
言葉にうるさいという師匠の鈴々舎馬風からは、前座、二ツ目の時代は「仕事というな」と、厳しく教え込まれた。
「仕事じゃねえぞ。仕事でお金をもらっているんじゃない。お手伝いなんだ」と。
入門するときに「厳しい師匠を選ぼう」と、馬風師匠を選んだ。
「師匠選びも芸のうち」と、よく言われるその師匠選びは「間違っていなかった」という。
馬るこも師匠に負けずに、一見怖そうで、普段は無口だから取っつきにくそう。
それが高座では、急にはじけて、表情が豊かになり、過激に、そして明るくなる。
平成25年に、二ツ目にとって大きな賞であるNHK新人落語大賞を受賞した。
その後1年間は仕事はさばくのも大変なくらい多かった。
早朝、東京・葛飾の小学校で2時間しゃべり、その後、神奈川の江ノ島で独演会。
さらに、横浜・中華街でのパーティーで30分。そして、新宿の深夜寄席で高座という日もあった。
そのころは年間700席をこなした。
「入ってくるお金も多かったが、出るお金も多かった。とっとけばよかった」と、仲間内でも気っぷの良さでも知られる。今でも来た仕事は「何でも断らない」。
生まれは山口県防府市。心の原風景だという。
地元では月に1度のペースで落語会を行っている。
それもすべて自身で開拓した落語会だ。
噺への取り組み方は誰にも負けない。
「教わった通りの落語をそのままやっていたら、辛い。登場人物の了見になる。考えて 、考えることで、自分のオリジナルのギャグが生まれる」と、噺を突き詰めていく。
それを高座にかける。
だから馬るこの高座は若い人に受ける。
「まだ落語では登山に例えると5合目にも行っていない。自分で“爆笑ルート”を見つけて、それに登りたい。全部登って、初めて名人」と、解説する。
その落語の山についても、「頂上は見えないほうがいい」と。 
「名人は 上手の坂を ひと上り」ですね。

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