落語DEデート
立川志の輔さんがパーソナリティーを務める「志の輔ラジオ 落語DEデート」放送500回を迎えるそうです。
文化放送の過去の遺産の音源を中心に、故人の噺家さんを聴く番組です。
私は、ゲストとのトークはほとんど聴いていません。
志の輔さんは記者会見で、
バブルのころは落語の「ら」の字も見向きもされなかったけど、どんどん時代が落語に近づいてきてくれた。
世の中が閉塞感に包まれる今、フッと落語に耳を傾けるとホッとするという人が増えた。
日本人の本来の良さも思い出してくれる。
古典落語の誕生した江戸時代には、携帯電話もパソコンもない。
目の前にいる人間としか話をできないので、相手への気遣いやおせじ、怒りなど豊かな感情を共有できた。
そんな(感情の行き交いがいっぱいの)古典落語は、ノーベル文学賞ものだと思う。
それを受け継いでいけることの幸せを感じている。
・・・と飽くなき落語愛を熱く語ったということです。
落語がノーベル文学賞・・・。
「ノルウェーの森」よりも、「待乳山聖天の森」の方が、日本らしくていいじゃないですか?
「雪国」より「雪とん」、「伊豆の踊り子」より「王子の狐」でしょう。
« 満員御礼が途切れた | トップページ | そば湯 »
「噺家さん・芸人さん」カテゴリの記事
- 圓朝忌(2020.08.11)
- 三遊亭金馬師匠(2020.07.23)
- 【朗報】九代目春風亭柳枝誕生!(2020.07.06)
- 林家正雀 正本芝居噺の会(2020.06.28)
- オンライン寄席の時代?(2020.06.26)