大胆稚拙な
某メガバンクの支店の副支店長の犯罪。
何と総額11億円をだまし取るという大胆な犯罪。
しかし、手口は拙いとしか言いようがありません。
架空の建設会社名義で普通預金と外貨預金の2口座を開設。
口座を使ってドルを購入する際、システムに水増しした金額を入力し、増額したドルで円を買い戻す不正を繰り返していたというもの。
だまし取った金は、交際していた女性にマンション購入費などとして約1億円を使うなど、これまた別の意味でも大胆。
しかし、「将来のために残しておいた」と、口座などにはまだ約5億円が残っていたそうで、大胆なせこさです。
信じられないのは、こんな稚拙な手口が、永年わたって続けられたという、銀行のお粗末な仕組やチェック機能の甘さです。
ある意味で、昔、某銀行の女子行員が、やはり付き合っている男のために、端末機を操作して大金を送金して引き出そうとした事件と、ほとんど同じパターンのように思えます。
勿論、犯罪を犯した本人は論外ですが、銀行が大問題です。
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