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2016年10月29日 (土)

ザ・菊之丞

古今亭菊之丞独演会「ザ・菊之丞」。
さすが菊之丞さん、女性のお客さんが目立ちます。
年齢は・・・、まぁそこそこですが、オバタリアン(古い)もいました。
  ◇子ほめ        桃月庵はまぐり
  ◇品川心中     古今亭菊之丞
  ◇雪とん         入船亭扇辰
  ◇二番煎じ      古今亭菊之丞
ザ・菊之丞
隣に座った女性二人が、前座さんと真打の違いを話していました。
発声や語りのこと。
前座さんは、声が出る場所が同じで、強弱や抑揚がないと。
その通りだと思います。
ザ・菊之丞
菊之丞さんの「品川心中」は、実はちょっと残念でした。
以前にDVDで視聴した「文七元結」でも同じだったのですが、菊之丞さんの間ではないんです。
恐らく、同門の志ん朝師匠から教わったのでしょう。
息が志ん朝師匠そのもので、例の「えっ?」の連発でした。
「品川心中」も「文七元結」は、いずれも志ん朝師匠の十八番ですから。
「二番煎じ」は、ほとんど「え?」はなく、聴きやすかった。
扇辰さんの「雪とん」の名前が出て来ませんでした。
「雪」が付くのは分かるのですが、あれっ?「除夜の雪」じゃない、「開帳の雪ちん」じゃなかった・・・何だっけ?
思い出すのに苦労しました。
もう、そういう齢なんです。
それにしても、扇辰さんの発声と抑揚の素晴らしいこと。
真打の中の真打ですよ。
菊之丞さんの「二番煎じ」は、大変参考になりました。

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