« 引き際 | トップページ | 第11回お江戸あおば亭のチラシ »

2016年9月30日 (金)

マッチがなくなる?

実家の仏壇には、必ず小さな箱入りのマッチが置いてあります。
マッチは普段ほとんど使わなくなりました。
それでも、全くなくなった訳ではありません。
家庭用マッチを製造しているメーカーもあります。
長月の落語徘徊
「桃」などの絵がデザインされたマッチ箱で知られる家庭向けマッチ製造の最大手「兼松日産農林」が、使い捨てライターの普及などで需要が落ち込んでいるため、マッチの製造から撤退するそうです。
兼松日産農林は、年間でおよそ10億本のマッチを製造する家庭向けマッチ製造の国内最大手だそうで、「桃」や「つばめ」などの絵がデザインされたマッチ箱で有名だそうです。
我が家のは「虎」の絵のデザインのマッチだったかな?
子どものころ、風呂を沸かしたり、理科の実験だったり、冬の焚火には、マッチが必需品でした。
自分でマッチを掏って、橙色の火が起こった時、ちょっと感動した記憶があります。
ヒトと他の動物の差は、言葉と火の扱いだと言われています。
火をつけることを容易にしたマッチの存在は、本当に大きいものだと思います。
昔、マッチ会社が冠になった美人コンテストがありました。
多くの出場者の中からグランプリに選ばれたのは、なぜかスタイルも顔も美しくない人でした。
「おい、このコンテストの選考基準はおかしいんじゃないか?」と尋ねられた審査委員長は、涼しい顔で答えました。
「いいえ、これでいいんです。このコンテストは"ミス・マッチ"ですから」・・・。

« 引き際 | トップページ | 第11回お江戸あおば亭のチラシ »

テレビ・ラジオ・新聞・雑誌」カテゴリの記事