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2016年9月13日 (火)

お金に関する知識や判断力?

某週刊誌の記事だそうです。
「金融リテラシー」最下位の山梨 理由は「無尽」の影響?
・・・という週刊朝日の記事。
ところい゛、その「リテラシー」って何?
最近は、横文字や横文字の短縮表現や業界用語の濫用が多くて、訳がわかりません。
①読み書き能力。また、与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力。
②コンピューターについての知識および利用能力。
③情報機器を利用して、膨大な情報の中から必要な情報を抜き出し、活用する能力。

この場合は、きっと①のことを指すのでしょう。
今、全国の地方銀行幹部から注目されている資料がある。
日本人のお金に関する知識や判断力を、初めて公的・大規模に調べた「金融リテラシー調査」だ。
結果を見ると、金融知識の高さや低さ、投資意欲の強さや弱さなど、お金にまつわる地域性が浮かび上がる。
(記事には、「金融トラブル」「貯蓄額」などの県別ランキング一覧表というのが載っているようです)
その調査で特に衝撃を与えたのが、山梨だ。
その理由を東日本の分析とともに見てみよう。
「都道府県別データが豊富で、地銀の営業戦略策定にも生かせる内容です。データの質と量ともに充実していて海外からも注目され、英訳作業を進めています」
こう胸を張るのは、日本銀行の川村憲章・金融知識普及グループ長。
地域の人口構成に合わせた18〜79歳の2万5千人を対象にしたネット調査で、「金融広報中央委員会」(日銀が事務局で、政府や自治体で組織)が6月に結果をまとめた。ねらいは日本人のお金の知識や意識をつかみ、今後の金融教育に生かすこと。
調査結果に一番驚いたのは山梨の金融関係者だろう。
「人生の3大費用は何か」「金利が上がると債券価格はどうなる」など、正誤問題の正答率が全国最下位。
おまけに、金融トラブルを経験した人の比率が全国で最高。
「金融知識が低いとトラブルにあいやすい」との傾向の典型例になった。
日銀甲府支店長の竹内淳氏は8月27日付山梨日日新聞のコラムで、「『意外性』の山梨」と題して調査結果について記している。
〈ところで日本一でもワーストは避けたい。日本銀行が6月に発表した『金融リテラシー調査』は意外な結果だった。(中略)詐欺などから自分や家族を守るために、金融リテラシーを高める必要がある〉
「甲州商人」で知られる山梨の金融知識が、どうして全国で最下位なのか。
日銀甲府支店に尋ねると「県民性なのかという話も当初はありましたが、分析できていません」という。
そこで、本誌は2人の県民性研究者とともに、調査結果の分析に着手した。
「綿密ですばらしい調査。眺めていると大変おもしろく、半日つぶれましたよ」
こう話すのは『出身県でわかる人の性格』の著者で、出版プロデューサーの岩中祥史氏。
山梨の知識の低さの背景には、当地で受け継がれる金銭の互助組織「無尽」があると指摘する。
「金融機関ではなく、地域や職場に広がる無尽の仲間を頼りにする意識があります。金融商品の知識がなくても、仲間の強いつながりでやっていける風土です」
確かに、山梨の消費者ローン利用者比率は全国で下から2番目。
では、なぜ金融トラブルが多いのか。
「普段は無尽頼みで金融知識が低いだけに、たまに金融機関などと接点を持つとトラブルになりやすいのかもしれません」(岩中氏)
調査した項目は、金融知識だけではない。株や投資信託を買ったことがあるかなど、投資に対する意欲や姿勢も幅広く聞いている。
たとえば、Q1「損失回避傾向」の意識。
年5%の利益を見込める投資話だが、投資しないと答えた人の比率は山形が全国で最も高かった。
利益を得るより損を避ける意識の強さが表れた。
同様に、Q2「近視眼的行動バイアス」は、将来的に増えたお金を選ぶか少額でもすぐに手にできるお金を選ぶかの意識の差が出る。
山形は47位。
じっくりと待つ姿勢のようだ。
「おしんや上杉鷹山に代表されるように、質素で我慢強く粘り強い風土。現在は高齢化も進み、冒険的な新たな投資よりも、蓄えを大切にする気風が表れているのではないか」(岩中氏)
一方、隣の秋田はQ2の回答が3位。
山形と対照的だ。
気長に待って増やすよりも、今すぐお金を手にしたい気風なのだろうか。
『ビジネスの9割は「県民性」でうまくいく』の著者で、経営コンサルタントの矢野新一氏は、秋田の県民性をこう分析する。
「東北で最初にミニスカートがはやったのは、秋田と言われます。ノリがよく見えっ張り。豊かな米どころだったため、『秋田の着倒れ食い倒れ』と言われました。山形と違い、享楽的な気風です。ケチで、近視眼的なわけではありません」
秋田は老後の資金計画を持つ人の比率が全国で最も低かった。
茨城は、Q1の回答が全国で最も低かった。
投資に対する意欲が強いのか。
「『水戸っぽ』という言葉があり、理屈っぽい・怒りっぽい・骨っぽい気質です。直情径行で、気長に待つのが性に合わない県民性の表れでは」(岩中氏)
Q3「横並び行動バイアス」は、長野が43位。
わが道を行く気風かもしれない。
金融知識は7位と高い。
「教育熱心で、議論好きの人が多い県。他人がどう行動しようとも、自分の培った知識や情報をもとに判断する気質で、横並び意識が低いんです」(岩中氏)
同じ43位には東京も入った。矢野氏は「納得の結果だ」としてこう述べる。「東京は京都と並び、プライドの高い人が多い。東京は多くの人が働き、住む地域で
すが、広くて安い家を買える埼玉や千葉など近郊へ移る人も多い。都心にとどまり続けるのはプライドの高さかもしれません」
富山は消費者ローンを利用する人の比率が全国で最低。岩中氏は「豊かで持ち家率も高く、教育熱心な県。ただ、金融トラブル経験者の比率の高さが3位なのは、不思議でね」。
栃木はQ2「近視眼的行動バイアス」が4位。
矢野氏は「攻めの群馬、守りの栃木と言われます。東北に近く、むちゃなお金の使い方をしない風土。1年後を待たずに今もらおうとの気質なのでは」と話す。
ちなみに、矢野氏は冒頭の山梨の結果について、岩中氏と同じく「無尽」の影響力を指摘した。
「ゴルフの無尽など、今は金銭的な結びつきばかりではないが、影響は依然大きい。
居酒屋に『無尽歓迎』と書かれ、選挙の当落は入っている無尽の数で決まると言われる
ほどです」
全国最下位の金融知識は、郷土を愛する人の結びつきの裏返しかもしれない。

・・・って、県民性とかいう類の資料や尤もらしい分析は、実に眉に唾をという気がします。
血液型で性格などを言うのと同様で、全く根拠がないとはいいませんが、なんだかなぁと思います。

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