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2016年9月

2016年9月30日 (金)

北千住

久しぶりに北千住の焼き鳥屋さんで「Hさん」と。
北千住
とにかく、今月は忙しかった・・・。
社内研修の講師を23コマ、うち大阪で9コマを消化しました。
と言っても、これは苦にはなりません。
ちょうど良い稽古になりますから。
ただ、夏バテ秋バテか、年齢からか、それともどこか病気か、体調は優れません。
ここのところの暑さのぶり返しで、あせもの後遺症か、顔、首、胸、手足に痒みがあります。
が、焼き鳥を食べて、ハイボールを飲んで。
この秋、もう1人を加えたオジサン3人で、泊まりがけのドライブでもと。
以前、房総半島一周したことがありますので。
11月の半ばあたりはどうか・・・?

第11回お江戸あおば亭のチラシ

ちょっと落ち着いて考えてみると、11月26日まで2ヶ月を切っています。
第11回お江戸あおば亭のチラシ
「第11回 お江戸あおば亭」の準備をしなくてはいけません。
出演者は最終固まっていないので、とりあえずチラシを作成することに。
・・・どうしてもワンパターンになってしまいますが。
背景と字のバランスが良くなくて、見づらい部分もありますが、お許しいただいて。

マッチがなくなる?

実家の仏壇には、必ず小さな箱入りのマッチが置いてあります。
マッチは普段ほとんど使わなくなりました。
それでも、全くなくなった訳ではありません。
家庭用マッチを製造しているメーカーもあります。
長月の落語徘徊
「桃」などの絵がデザインされたマッチ箱で知られる家庭向けマッチ製造の最大手「兼松日産農林」が、使い捨てライターの普及などで需要が落ち込んでいるため、マッチの製造から撤退するそうです。
兼松日産農林は、年間でおよそ10億本のマッチを製造する家庭向けマッチ製造の国内最大手だそうで、「桃」や「つばめ」などの絵がデザインされたマッチ箱で有名だそうです。
我が家のは「虎」の絵のデザインのマッチだったかな?
子どものころ、風呂を沸かしたり、理科の実験だったり、冬の焚火には、マッチが必需品でした。
自分でマッチを掏って、橙色の火が起こった時、ちょっと感動した記憶があります。
ヒトと他の動物の差は、言葉と火の扱いだと言われています。
火をつけることを容易にしたマッチの存在は、本当に大きいものだと思います。
昔、マッチ会社が冠になった美人コンテストがありました。
多くの出場者の中からグランプリに選ばれたのは、なぜかスタイルも顔も美しくない人でした。
「おい、このコンテストの選考基準はおかしいんじゃないか?」と尋ねられた審査委員長は、涼しい顔で答えました。
「いいえ、これでいいんです。このコンテストは"ミス・マッチ"ですから」・・・。

引き際

プロ野球の熱狂的なファンではありませんが。
今季限りで引退を表明しているDeNAの三浦大輔投手(42)が今季のチーム最終戦で先発。
引退試合(登板)でしたが、6回1/3を12安打10失点で降板。
プロ野球新記録の24年連続勝利はあげられませんでした。
引き際
10失点だったとは言え、7回まで投げたのは立派です。
引退試合だと、試合に影響のないところで、バッター1人にというパターンですから。
尤も、24年連続勝利がかかっていましたから。
デビューから23年連続勝利というのは、素晴らしい記録だと思います。
しかも、打撃では、24年連続安打という記録は作ったはずです。
記録もさることながら、記憶に残る選手だと思います。
引き際
昨夜は、JR根岸線のホームに、「番長よ永遠なれ」という、粋な表示もされたようで、球団の看板だったということです。
まだやれるのかもしれませんが、ここで引退を決意する潔さ、引き際の美しさもあったと思います。
最近は、どこの世界でも老害で、身を引いて後進に道を譲ろうなどという懐の深い人は少ないですから。
オリンピック関連の某団体の元首相なんて、典型的だと思います。
それでも、きっちりリーダーシップを発揮していればともかく、無責任極まりなく。
よくこんな人が首相を・・と思います。
もう一人、とんでもないボンボン首相もいましたね。
彼は逆に、自分の無責任発言が祟って途中で逃げ出した御仁。

2016年9月29日 (木)

バスに乗って

時々仕事の移動で使うバス。
港区が運営する「ちぃバス」 で、虎ノ門から三田へ。
バスに乗って
途中には区役所や警察署や病院、地下鉄の駅や公園、東京タワーの真下を通ります。
バスに乗って
東陽町から真北の錦糸町に向かう都営バスは、ひたすらまっすぐ走ります。
都バス(飛ばす)というくらいですから、早い、早い。
停留所も飛ばす?
バスは、乗降しづらく、運賃の支払いも面倒で、座席数も少ないので、あまり利用はしません。
ただし、路線を熟知すれば、路面を走るだけに、便利なのかもしれません。

東陽町

仕事で行った東陽町。
千葉街道に面して、なかなか都会です。
東陽町
この辺りは、昔の木場の近くで、木材に関わるものもありそうです。
都立高校もあります。
東陽町
剣道が盛んで強そうです。
まだ、深川のエリアなんでしょう。

12月の会の演目

家内のハングル語の先生から依頼の出前落語のこと。
1時間あまりの時間がいただけそうなので、前回と同様、2席考えたいと思います。
演目のリクエストは特にないそうですが、食事会をした後の高座ということで、キーワードを尋ねると、「12月の開催」「食べ物、飲み物」「中年の女性が多い」ことなどだそうです。
・・・となると、冬の噺で、食べたり飲んだりするシーンがあり、女性にも受けそうな噺ということですね。
私の持ちネタの引き出しをちょっと開けてみると・・・。
「一人酒盛」「二番煎じ」「藪中の蕎麦」は飲食シーンがあります。
「鰍沢」「二番煎じ」は真冬の噺。
「五百羅漢」「藪中の蕎麦」「文七元結」「厩火事」「浜野矩随」「牡丹燈籠」には女性が出て来る。
とりあえず「藪中の蕎麦」「二番煎じ」あたりを考えましょうか。
これなら噺もつかないでしょう。
こういう悩みも楽しいものです。

メイクミラクル

一昔前に、"メイクミラクル"という"名(迷)句"がありましたが、再び起こりました。
優勝へのマジックナンバーを「1」としていた日本ハムが、1試合を残して優勝を決めました。
先発登板した大谷翔平投手がわずか1安打に抑えて完封。
日本ハムはシーズン序盤は振るわず、6月下旬の時点で首位だったソフトバンクに最大11.5ゲームの差をつけられていましたが、見事に跳ね除けたという訳です。
それにしても、"二刀流"の大谷選手は素晴らしいと思います。
東北出身という個人的な親しみもありますが、何と言っても、あの清潔感がいいですね。
どの世界でもそうだと思いますが、それなりの成績やレベルの人でも、自分のこだわりや勘違いからか、髭面、長髪、茶髪、服装や格好等々、清潔感どころか、汚なさを感じる人が多い中で、清潔感が際立っています。
この"清潔感"というのは、人に見せる立場の人には重要なポイントになると思います。
大相撲でも、綺麗なお相撲さんは、勝ち負け以上に商品価値があると思います。
鍛えられた肉体が国技館の照明に映え、美しい所作や佇まいが土俵に花を咲かせる。
噺家さんも、"綺麗な噺家さん"がいいですね。
着物や全体の雰囲気、所作や声や言葉の美しさ。
「あぁ、良いものを見たな」と思うのも楽しみだと思いますし、日本の美だと思います。
日本人のメンタリティだと思うのです。

新しい落語番組

10月から、新しい落語番組が始まるそうです。
10月19日からスタートするNHK「超入門!落語 THE MOVIE」(水曜午後10時50分)。
初心者にも落語を楽しんでもらえるよう、噺家が演じる落語の音声に合わせ、俳優が口パクで芝居を演じる番組だそうです。
聴き手の頭の中にイメージを作ってもらうためには、演者に明確な舞台設定がないといけませんから、とりあえずこのビジュアルを参考に出来ると思います。
例えば、長屋の間取りだとか、花魁の装束だとか、お白州の様子だとか。
私は、落語は、単に台詞を覚えて語るのではなく、これらも含めた空間を表現するものだと思いますから、舞台や人物の距離感みたいなものが感じ取れれば、8割方は完成だと思います。
あくまでも参考として視れば、表現にも立体感が出て来るはず。
最近は、時代劇が少なくなってしまいましたから。

2016年9月28日 (水)

乱志ひとり・カルチャー高座再演

千早亭の稽古の後、ワッフルさんたちと歓談して帰ったので、帰宅したのは11時半過
ぎになりました。
リビングのテーブルの上に、白い封筒が置いてありました。
「いよいよ女房からの三行半か」と、慌てて封筒を見ました。
会話の少ない夫婦ですが、先日家内が、ポロッと「ハングル語の先生がまた演ってもらいたいと言ってたよ」と言ってた。
家内が通っているカルチャーセンターのハングル語の先生からの落語の依頼の手紙でした。
12月17日(土)午後、市民会館で、先生の講座の生徒さん(含む家内)たちとの会があり、そこで落語を演ってもらえないかと。
実は、ちょうど5年前の12月に演らせていただき、先生によれば「好評だったから、また」と。
たとえお世辞でも、人間が単純に出来ていますので、喜んでお引き受けしようと、メールしました。
(前略)
前回は、確か「子ほめ」という古典落語と、私が師事している師匠が創作した「救いの腕」を演らせていただいたと記憶しています。
今回、14時以降ということですが、時間はどの程度想定すればよろしいですか?
また、演目にリクエストがあれば、持ちネタが少ないので全てお応え出来ませんが、頑張って 演らせていただきます。
あるいは、何かテーマやキーワードをいただいて、それに沿って2席程度選ぶのも可能かと。
例えば、「怪談」「女性」「子ども」「食物(含む酒)」「人情(泣かせる)」等々・・・。
(後略)

思えば、平成23年の12月でした。
「子ほめ」と「救いの腕」を演りました。
 
 http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/12/post-2.html
 http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/12/post-149b.html
 http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/12/post-6e66-1.html
いずれにしても、声をかけていただける、しかも裏を返すことが出来るというのは、大変有難いことです。
さぁ、何を演りましょうか、考えるだけでも楽しい。

会場点描

当日、南亭蕪生師匠が撮ってくださった写真を中心に、現役部員の皆さんの活躍の様子を。
法被を着て、お客さまをお迎え。

開演のご挨拶。
携帯のスイッチをお切りください。
mm
見事な手さばき?で座布団返し。
mm
ハネ太鼓とともに、お客さまをお見送り。
ありがとうございました。
mm
会場内で、出演者と記念撮影。
mm
・・・という訳で、素晴らしい落語会になりました。

2016年9月27日 (火)

甲子園球場の芝

(。>0<。)甲子園球場の外野芝がボロボロ…。
芝が格子状にはげ、痛みが激しい部分では深い溝に。
ある歌手のコンサートが開催されており、そのステージの爪痕。
設置されていた間に雨が降り続いたため、芝がかなりのダメージを受けてしまった模様。
甲子園球場の芝
関係者は「ここまで(の被害は今まで)はなかった。グラウンドに溜っていた水はニオイがきつかった」と悲鳴。
甲子園では今日がヤクルト戦、30日と10月1日に巨人戦が組まれているそうですが・・・。
芝の張り替えは日程上行えないため、土や砂をまぶして応急措置をするそうです。
これはひどい!
選手が怪我でもしたら大変です。
「甲子園の外野芝、どうしちゃったんだ?」
「実は、甲子(きのえね→きのうね)、コンサートがあってね」
甲子園(こう酷ぇえん)じゃ、暫く試合は出来そうにもねぇなぁ」
「関係者は、さぞや銀傘(辛酸)を舐める思いでしょう」
「やはり、無責任な主催者に浜風(は任せ)られねぇなぁ」

落語の会

我が落研OBのマドンナ、バリバリの現役女流アマの杜の家くるみさん。
ご実家が仙台だということもあって、先日のOB落語会の会場に来てくださいました。
それならば、高座に上がってくれればよいのに・・との、オジサンたちの声しきり。
落語の会
くるみさんは、「横浜市職員落語愛好会」に所属して、あの「にぎわい座」などで定期的に高座に上がっておられます。
10月には、関内ホールで「第70回落語の会」にご出演とのこと。
今回は、十八番の「初天神」をお演りになるそうです。
実は、ご主人も我が落研OBで、初の職場じゃなくて部内結婚のはずです。
なんでも、子育てに悩んでいた時に、落語を本格的に始めたそうで、とても明るくて優しい芸風です。
「南京玉すだれ」も特技です。
それにしても第70回というのは物凄い!

とんでもない!

実は、触れようか、やめようか迷ったのですが・・・。
まずは、相模原の障害者施設での事件の犯人が言った言葉。
「障害者は不幸をつくることしかできません。障害者を殺害すれば日本のためになる。 」
そして、某アナウンサーの暴言。
「自業自得の人工透析患者なんて全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!」
さらに、某弁護士はこのようにのたもうています。
「一人で全部を演じる「落語」は本当に面白いのか?」
前2者は人権を無視したとんでもない発言ですが、それに負けない偏見と独断に満ちていて、呆れすぎて笑ってしまいました。
落語は、通常複数の登場人物を一人の噺家がすべて演じる。
この演じ分けがうまい人がいるのも確かで、それができる噺家が「名人」と呼ばれるのだろう。
しかし、落語という文化のあり方はさておき、「観客の理解」という点においては、確実に、登場人物一人一人の全てに、違う演者をあてがった方が分かりやすいのは確かである。
落語家がヘタな場合、一人で全部を演じられてしまうと、「今しゃべっているのは誰なのか」が分からなくなり、迷子になってしまう。
素人落語はその典型だ。
そして、どんなに演じ分けがうまい人であっても、登場人物が増えてゆくと、いずれ限界を迎えてしまう。
名人クラスの落語を見ていても、「あれ、これって誰だっけ?」と思わされる瞬間はある。
なぜ落語は一人の噺家に全てをやらせるという手法に固執しているのだろうか。
これは、筆者が長年抱いていた疑問であった。
一つには、登場人物の一人一人全てに違う演者をあてがうと、コストがかかる、という分かりやすい理由があるだろう。
演者の絶対数が増えれば、人件費が増える。
一人でやっても、複数でやっても時間(ネタ)が同じであれば、一人でやってもらった方が、
コストパフォーマンスは高い。
さらに、適切な役者を捜索・選考する手間(オーディション)や、役者(噺家)に話(ネタ)の内容を教え込む手間がかかるということもあろう。
それだけではない。
落語家は一人で全部をやるので、登場人物同士の会話の間とかも自由自在にできるのだが、違う人どうしでこれをきちんとやるとなると、事前に入念な稽古が必要になってくるのである。
これはこれで大変な手間だ。
もちろん、落語の台本は、そのまま芝居スタイルに転用できるようなものではない。
どうしても、複数人による芝居風に台詞を加除する必要がある。
そうすると脚本を作り直す手間も出てくる。
すると作り直した脚本をまた演者に説明しないといけないし、それをもとにまた稽古をしてもらって最適な間や立ち居振る舞いを探ってもらう必要が発生する。
落語を複数人で演じるとなると、こういう人件費だとか、演者間、あるいは演者と脚本の作り手との間のコミュニケーションのコストが増えるのである。
つまり、落語家とは監督と脚本と主演を全て兼ねた一人クリエイターなのである。
このうち一部を外注していくと、それに伴って種々のコストが増えてくるのは当然である。
手間も増えるわけだ。
ただこれは、あくまで「作り手が大変になる」という話でしかない。
手間がかかったり、制作が大変になるかたといって、それをやらず、その結果、作品がおもしろくなるのであれば、プロ(作り手)がその手間を厭ってサボっている、というだけに過ぎない。
制作コストが増えれば、利益を上げるために一人一人の客に払ってもらうお金もその分増えるかもしれないが、それはまた別の問題だ。
結局、落語というのは、作り手の手間を抑えてサボるための仕組みに過ぎないのではないか、と筆者には思えてならない。
伝統芸能だとか、話芸だ、とかいう主張もあろうが、それと観客から見ての「面白さ」とは無関係だ。
それとも、落語にはいわゆる「面白さ」「わかりやすさ」は求めてはいないのだろうか。
そもそも落語は今で言えばバラエティ番組やお笑いライブであり、大衆芸能である。
そんなはずはあるまい。
「この考えは間違いだ」という人は、是非「落語家が登場人物全てを一人で演じることでおもしろさの向上につながっている部分がある」という点を具体的に教えて欲しいものだ。
作り手にとってのメリットではなくて、客にとってのメリットを。

・・・ね、メチャクチャな論理です。
噺家さんの多くも、この文に触れて、暗に呆れています。
サッカーというスポーツは、手を使ってはいけないというルールがあるから、厳しいし、激しいし、面白いのだと思います。
コストパフォーマンスなどというレベルで語るものではありません。
3つとも、本当に悲しい・・・。

2016年9月26日 (月)

洒落にならない(((((((・・;)

洒落にならない(((((((・・;)
走行中の新幹線の車内で乗客がヘビを発見!
新幹線は臨時停車。
静岡県内を走行中の東京発広島行きの新幹線「のぞみ」の車内で、座席のひじ掛けに全長30センチほどのヘビが巻きついているのを乗客が発見。
のぞみは最寄りのJR浜松駅に臨時停車し、駆け付けた警察官がヘビを捕獲。
乗客乗員にけがはありませんでした。
ペットとして車内に持ち込まれたヘビが逃げ出したか、野生のヘビが何らかの理由で車内に入ったか?
いずれにしても洒落になりません。
怪談より怖い!

縄跳び?

今日は、日本列島の南北端で地震がありました。
2時13分頃に、北海道・東北で。
縄跳び?
2時19分頃には奄美地方で。
縄跳び?
いずれも震度4程度だったようですが、津波の心配はないと。
まるで、紐のような日本列島の南北端を持って縄跳びょしているみたいです。
ところで、先日山梨県で地震がありました。
ニュースで「津波の心配はありません」と言っていましたが、山梨県には海はないので・・。
あぁ、山津波ですか・・・。

蓮の葉の上

不忍池の蓮のこと。
蓮というのは、仏教で重用されています。
花も派手で、葉は大きく、あまり美しいという感じではありません。
蓮の葉の上
不浄である泥の中から茎を伸ばし、清浄な花を咲かせるハスは、仏教が理想とする極楽浄土に最もふさわしい花とされています。
お寺の庭の池には、よくハス(蓮)が植えられていて、古くから神聖な存在とされている。
仏像は蓮華座と呼ばれるハスの花の台座に座り、ハスの花を挿した水差しを持つ仏像もあります。
香炉などの仏具もハスの花の形をしていますし、お供え物の砂糖菓子もハスの花の形をしたものがあります。
蓮の葉の上
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」といわれるように、池の底の汚れた泥の中から茎を伸ばし、美しい花を咲かせます。
その姿は、極楽浄土に咲くにふさわしい存在として尊ばれ、善と悪、清浄と不浄が混在する人間社会の中に、悟りの道を求める菩薩道にもたとえられているということですか。
その蓮が群生する不忍池で、周囲の迷惑も顧みず「ポケモンGo」に興ずる衆生たちは、愚かで罰当たりなのでしょうね。

桂小南治さん

その小南治さんのホームページを見たら・・・。
桂小南治さん
「菜刀息子」をやりますよ。
何とか都合をつけたいなぁ。

桂小南復活

まだ先のことですが、来秋、落語芸術協会の桂小南治さんが、三代目桂小南を襲名されるそうです。
27日の協会の役員会で正式決定の予定。
先代の小南師匠は1996年に亡くなっており、21年ぶりに大きな名跡が復活することになります。
師匠は、東京で上方落語を演じていましたから、芸風は全く違いますが、小柄な身体ながら、パワフルな噺家さんです。
先代の十八番の「菜刀息子」を江戸弁でお演りになるので、以前からマークしています。
http://konanji.la.coocan.jp/
紙切りの先代林家正楽師匠のご長男で、二楽さんのお兄さん。

レベルアップ

本当に、本当に、どうでも良いくだらない話。
   レベルアップ
「ポケモンGo」のレベルが「25」になりました。
ただそれだけです。

アイドル

女性には、いつまで経っても美しくいて欲しいものです。
我々の青春時代は、いわゆるアイドルの創生期だったかもしれません。
山口百恵、桜田淳子、キャンディーズ、ピンクレディ・・・・。
私も、ある女性歌手(女優さん?)に憧れました。
年齢は、ちょっと上なんですが、ブロマイド(これが古い)の売れ行きナンバーワンでした。
初めて自分の小遣いで買ったレコードは、この人の曲でした。
アイドル
ファンだとか、好きなタイプだと言っても、ファンクラブに入ったり、追っかけをする訳でもなく。
当時はまだ、タレントさんは身近ではなく、田舎者にとっては別世界の人でした。
大人になったら、マスコミの仕事をして、彼女に会いに行くんだ・・なんて。
・・・あれから幾星霜・・・、彼女はこんな風になりました。
結婚して、離婚して、選挙に立候補したりもして・・・。
アイドル
大々的ではありませんが、マイペースで芸能活動を続けているようです。
私の妹は、最近になって、亭主や家族公認で、当時好きだった某男性タレントの追っかけをしています。
聞けば、義弟も、私と同じこの女性タレントが好きだったとか。
しかも彼は、ファンクラブにも入っていたそうで・・・。

2016年9月25日 (日)

桂友楽師匠

トリは桂友楽師匠の創作落語。
桂友楽師匠
今や地元の名士です。
そして、落研OB四天王の一画です。
川村孫兵衛は、伊達政宗の有力な家来だった人だそうです。
伊達政宗生誕450年だそうで、それにちなんで創作したんだそうです。
楽屋で、小さな字で書いたメモが何枚もあって、何度も声を出して読んでいました。
年号や人名・地名を覚えて、しかも間違えないようにしないと。
でも、落語を通じて多忙な毎日を送っている姿は、とてもう羨ましい。

南亭蕪生師匠

落研超OBの重鎮、二代目OB会長の蕪生師匠。
南亭蕪生師匠
前回では、お得意の三味線と喉で、俗曲を披露してくださいましたが、今回は甚五郎噺です。
精力的な高座は、さすがに落研OB四天王に名を連ねる実力を表しています。
桂文雀さんに師事していて、持ちネタも多いので、安定感抜群です。
これも年の功ですか?

杜の家とん平師匠

ホッとしましたよ。
杜の家とん平師匠
冗談半分に、先週の落語っ子連の稽古会の出来が・・・だったので、「大丈夫かなぁ」と。
ご本人も 、やや不安を感じていたようなので、少し不安を煽るような、意地悪なことを吹き込みました。
なんて可愛くない後輩でしょう!
しかし、そんな懸念も何のその、しっかり出来ていました。
これは「火事場のバカ力」・・ではなく、「たがやのハネ力」?

金願亭乱志

怪談のような地噺は、独特の楽しさがあります。
金願亭乱志
実は、師匠の創作の「揺れるとき」を演った時に、劇中で、圓朝最後の高座で「牡丹燈籠」の一部を演ずる場面があり、「揺れるとき」完成のためにチャレンジしたのが動機です。
金願亭乱志
これで、この噺の劇中に出て来る「寿限無」「蒟蒻問答」「鰍沢」「牡丹燈籠」を、とりあえず制覇出来たので、いよいよ「揺れるとき」を練り上げたいと思います。
師匠から継承を認めていただいた噺です。
出来はよく分かりませんが、何とか淀みなく、自分の言葉で通すことは出来たようです。
会場を暗くして、蝋燭を立てて、技量のなさを誤魔化しました。

談亭志ん志師匠

落研OB四天王の志ん志師匠は、「百川」の再演。
談亭志ん志師匠
OB会長で、実に行き届いた準備をしていたただき、心から感謝です。
きっと高座どころではない忙しさやご負担だったことだと思います。
楽屋で出番を待ちながら、「ウッヒャー」を聴かせていただきました。
写真は後ろからでご勘弁ください。
四天王の優しい語り口は今日も健在。

柿乃家ピーさん

トップバッターのピーさんは、東京出身の現役2年生部員。
柿乃家ピーさん
持ちネタは、今回ネタ下ろしの「しの字嫌い」を含めて3つだそうです。
この噺は、「し」と言ってしまうといけないので、かなり難しい噺だと思います。
圓生師匠の音源だそうです。
本人曰く「ツーアウト」だったそうです。
かなりプレッシャーもあったと思いますが、お客さまを掴み、会場を柔らかくしてくれました。
彼にアドバイスするとすれば、師匠がよく仰っているように、大きな声を出して演ることだと思います。
ちなみに、彼は、東大合格者が全国トップクラスの西日暮里にある名門進学高校の出身だそうです。
「どうしちゃったの?何故仙台に来ちゃったの?」。
我々の頃は、こういうパターンを「都落ち」と言いました。
「勉強嫌い」は「都落ち」。
「しの字嫌い」は・・・「途端オチ」かな?
都落ちをする人を「落人」と言いますが、落語を演る人も「落人」ではありませんか。

根津神社から谷中全生庵

不忍通りを北に歩くと間もなく根津神社。
根津神社から谷中全生庵
躑躅の頃の喧騒はなく、静香な佇まい。
お参りして、谷根千独特の曲がりくねった路地を歩いて谷中全生庵へ。
根津神社から谷中全生庵
慣れた?圓朝の墓前で、昨日の報告。
先月の圓朝忌の時の落語協会が奉納した卒塔婆が新しい。
根津神社から谷中全生庵
「無事に牡丹燈籠を演らせていただきました」と墓前に報告。
「無舌居士」 の境地に思いを馳せました。
根津神社から谷中全生庵
これで、今年の夏の怪談を絞めることが出来ました。
さぁ、家に 帰って休もう。

不忍池端

寄席文字展示会が空振りだったので、寄席に行こうかと上野広小路まで戻りました。
  不忍池端
鈴本演芸場の前で、入るのをためらいました。
寄席に入ると帰りが夕方になってしまう。
今日は早めに帰って休みたい。
   不忍池端
そうだ!
今回も牡丹燈籠が無事演り終えられたから、圓朝墓にお礼参りをしないといけない。
不忍池端
ついでに、不忍池から清水弁天堂、根津から谷中の三坂は、お露新三郎の噺の舞台にもなっているから、二人の純愛を偲びつつ、ここから歩いて全生庵まで行くことにしました。
不忍池端
不忍池端は、ポケモンを求める若者や家族連れたとウォーキングする高齢者グループと、スワンボートで語り合うカップルと、怪しげな輩たちで大賑わいです。
   不忍池端
新三郎は、不忍池にほど近い根津の清水谷に住んでいました。
親から受け継いだ田畑や家作を持ち、その上がりで裕福に暮らしていたんです。

またまた大ボケ

OB落語会から一夜明けて、何となく余韻に浸りながら、ずっと行かれなかった床屋へ。
「随分と間が空きましたね」とご主人。
「そうなんですよ。あせもがひどかったものだから」と。
髭まで当たってもらった後、地下鉄で竹橋駅へ。
またまた大ボケ
いつもめくりを書いていただいている「H先生」が師事している春亭右之香先生門下の方々の寄席文字教室作品展が開かれているはず。
ところが、行ってみると、毎日新聞社1階の毎日文化センターは、建物全体がクローズしています。
案内ハガキを確かめると、「日曜休み」とありました。
うわあぁ、今日は開いていないんだ!
先生、申し訳ありません。
10月に、高井戸図書館にも展示されるそうですから、何とかお邪魔したいと思います。
やれやれ(>_<)

富士山初冠雪

富士山が初冠雪だそうです。
富士山初冠雪
何かワクワクします。
富士山初冠雪
冬がやって来ます。
まだ早いか・・・。

こういうセンス

左右どちらかに寄って座れば、もう一人座れるじゃないか。
こういうセンス
周囲が見えない?
疑いますね。
前には、杖を片手の70歳過ぎとおぼしき人が立っているんです。

ライチュウ

ピカチュウが進化してライチュウになりました。
  ライチュウ
ライチュウ
進化したのではなくて、進化させたと言った方が正確かも。

落語DEデート

昨夜の心地よい疲れを感じつつ、蒲団の中で聴く落語
  ◇田楽食い                    二代目三遊亭百生
江戸落語では、「うん回し」。
さて、今日はゆっくりしよう。

2016年9月24日 (土)

さようなら仙台

打ち上げ会場を出て、仙台駅へ。
さようなら仙台
かつてここには、「エンドーチェーン」があったんです。
さようなら仙台
少しでも新幹線に乗っていたいから、「はやぶさ」でなく、「やまびこ」にしました。
駆け足でしたが、今日も仙台は温かく迎えてくれて、優しく見送ってくれました。
さようなら仙台
また来ます。
さようなら仙台。

打ち上げ

無事に落語会もお開きになりました。
打ち上げ
駅前の「PARCO-2」の中の店で打ち上げ。
現役部員も6人参加してくれて、とても楽しいひとときになりました。
近くに座ってくれた「柿乃家ピー」「我捨臥舎ぽん」「かぐ家たけの子」「薮医舎もぐり」さん・・・。
オジサンの下らない話に付き合ってくれてありがとう!
時間を延長した宴たけなわでしたが、新幹線の発車時刻がちかづいたので、後ろ髪引かれる思いで席を立ちました。

感謝!

とても嬉しかったこと。
感謝!
現役部員の皆さんが、ご贔屓にハガキで招待状を郵送してくれていたようで、それを持って「招待状もらったわよ」と、何名かご来場してくださいました。
招待状を出してくれた現役部員の皆さんにも、ご来場してくださったご贔屓にも感謝、感謝!

高座の手拭い

楽屋で、前の志ん志師匠の「百川」を聴いている時、手拭いを変えようと思い立ちました。
高座の手拭い
萩の模様から、骸骨の模様に。
高座の手拭い
萩は、会場の前に咲いていたので、高座では、ストーリーに関わりのある模様にと。
ほとんどお客さまには分からないんですが、ちょっとしたこだわり。

第25回OB落語会

第25回OB落語会。
第25回OB落語会
わざわざ休日のキャンパスまで足を運んでくださったお客さま。
いよいよ開演です。
長月の落語徘徊
◇しの字嫌い             柿乃家ピー
第25回OB落語会
◇百川                            談亭志ん志
第25回OB落語会
◇怪談牡丹燈籠       金願亭乱志
・・・自分の写真がないから、美人のお露の・・じゃなくて、高座返しの葉楼ぷろさん。
高座の袖で控えているところ。
第25回OB落語会
◇たがや                      杜の家とん平
第25回OB落語会
◇竹の水仙                 南亭蕪生
第25回OB落語会
さぁ、いよいよトリの登場です。
第25回OB落語会
◇川村孫兵衛伝        桂友楽
第25回OB落語会
多くのお客さま、ご来場ありがとうございました。
そして、現役部員の皆さん、本当にありがとうございました

内助の

今回は、女子部員2人が、開演の挨拶と高座返しを勤めてくれました。
内助の
3年生のかぐ家たけの子さんと、1年生の葉楼ぷろさん。
(だったよね)
内助の
2人とも、実に堂々としていました。
ありがとうございます。

開演!

定刻の1時半。
かぐ家たけの子さんの挨拶で開演です。
開演!
出囃子の準備も出来て、リハーサルも済ませて。
開演!
準備万端での開演です。
開演!
さあ、どんな具合になりますか。

落語会会場

胸をときめかせて、さくらホールへ。
落語会会場
現役部員の皆さんが、一生懸命準備してくれた会場は、お客さまを迎えるだけになっていました。
落語会会場
持参した、「H先生」の力作のめくりをセットしてもらいました。
会場入口では受付もやってくれて、感謝感謝!
落語会会場
お客さまが続々ご来場です。
落語会会場
休日に、人気(ひとけ)のないところにわざわざ来てくださるのですから、これはしっかりやらないといけません。

片平キャンパス

また地下鉄に乗って、一番町で降りて、青葉通りから南町通り、五橋通りを横断して片平キャンパスへ。
片平キャンパス
以前あった北門は撤去されて、オープンな雰囲気になりました。
向こうからリュックサックを背負った男性、南亭蕪生師匠でした。
片平キャンパス
2人でさくらホールへ向かいます。
片平キャンパスも整備されて綺麗になりました。
片平キャンパス
さくらホールの前には、萩の花が咲いていました。
どうして「さくらホール」という名前にしたんだろう・・・?

ランチ

ちょっと早いランチをと。
ミーハーを承知で、牛タン定食。
ランチ
私が住んでいた頃は、全く知らず、全く馴染みはありませんでしたから、実はやや違和感があります。
でも、美味いです。
ちょっと奮発して、これで2030円でした。
ゆっくり、東北の味覚を味わってみたいと思いますが、今回は諦めます。

ツイート

現役部員の皆さんには、今回も、落語会の準備やら何やら、本当にお世話になっています。
ツイート
ツイッターでも。
盛り上げてくれているようで、さらに感謝。
期待を裏切らないようにしないと・・・。

懐かしい・・・

仙台駅はお馴染みですが、在学中にこの駅舎がオープンしたので、懐かしい建物です。
懐かしい・・・
大学を卒業して社会人をスタートさせたのは、この建物。
あの頃既に古かったのに、建物はまだ現役です。
オフィスはありませんが。
私にとっては、一番懐かしい建物かもしれません。
もう築後55年になるはず。
懐かしい・・・
あの頃あった店の看板を見つけて嬉しくなりました。
   懐かしい・・・
珈琲屋さんと鰻屋さん。
   懐かしい・・・
そんなに頻繁に通った訳ではありませんが、当時も名店でした。
まだまだ探せば、青春時代のものが見つかりそうな気がします。

地下鉄東西線

まず向かったのは、地下鉄東西線。
驚いたのは、エスカレーターで、みんな左側に立っていること。
地下鉄東西線
以前は、大阪と同じように右側に立っていて、驚いた記憶があったので。
Suicaが使えるのがありがたい。
地下鉄東西線
真新しい電車で、川内と青葉山キャンパスのある八木山動物園行きへ。
この地下鉄は、途中の一瞬の景色が素晴らしいのと、かなりの山登りをするのが特長。
地下鉄東西線
広瀬川を渡る時の緑が素晴らしく、西公園と広瀬通りの仲の瀬橋が見えます。
時間がなかったので、途中下車出来ませんでしたが。
こういうのが、「隔世の感」と言うのでしょう。

仙台

仙台です。
全部仙台です。
仙台
第2の故郷、地味でしたが、青春の思い出が詰まった大好きな街を、大きな変化に驚きつつ歩いてみます。
仙台
駅から西側に延びるメインストリートの青葉通り。
青葉通りに薫る緑は健在です。
仙台
広瀬川の瀬音ゆかしく、青葉通りに薫る葉は緑、葉ずれ爽やかな杜の都。
駅の東西を繋ぐ自由通路と、駅からキャンパスに向かう地下鉄。
仙台の新しい景色に驚きながら。
それでも故郷は優しい。

間もなく仙台

私の乗った「はやぶさ」は盛岡行きで、「こまち」の車両を連結していました。

8時02分上野発、9時30分仙台着。
何と1時間半かからない!
間もなく仙台
昔は、L特急「ひばり」で4時間20分でしたから、約3時間の短縮。
何と65%のスピードアップです。
間もなく仙台
さあ、間もなく仙台に到着です。
車窓からは、黄金色の稲穂が一面に広がっているのが見えます。
天気も上々。
間もなく仙台
そして、いよいよ仙台です。
広瀬川を渡り、左手は青葉山方面。
「ねずみ」で、左甚五郎が眺めたであろう景色です。
この橋を渡ると仙台の宿に入る感じですから、このあたりで卯之吉が客引きをしていたのでしょう。
随分変わっていますが。
仙台到着く。
いつもと同様、胸がわくわくします。
第2の故郷です。

やはりおかしい

彼はどうして力士になったんだろう・・・?
やはりおかしい
ちょっと話題になった、前代未聞の無気力相撲の映像。
本人の気持ちは分かりませんが、どうしたものでしょう?
https://www.youtube.com/watch?v=RiAI8fXBJoM
見る側からすると、やはり違和感があります。
ダイバーシティの時代、それぞれ違った考え方や生き方がありますから。
でも、勝負の世界ですからねぇ。

電車いろいろ

上野駅のホームでは、色とりどりの電車が、時には連結されて通過します。
電車いろいろ
ホームで「はやぶさ」を待つ間にも、色々な新幹線が。
まずは、山形新幹線「つばさ」。
電車いろいろ
これは北海道まで行く「はやぶさ」。
電車いろいろ
そして、連結された「つばさ」と「やまびこ」。
青、赤、緑・・・。
はやぶさ、やまびこ、こまち、つばさ・・・。
東北新幹線だけでも、これだけの数とパターンが。
ワクワクして来ます。

仙台へ

さぁ、仙台へ出発!
東京はあまり天気が良くありません。
仙台は晴れるという予報です。
仙台へ
上野駅から東北新幹線で。
仙台へ
上野駅の新幹線の乗り換えが大変なんです。
ホームは地下4階にありますから。
仙台へ
2階から歩いてみると・・・。
長いエスカレーター、地下3階の微妙に無駄な雰囲気のフロア。
さぁ、仙台へ向かいます!

プクリン

プリンが進化してプクリンになりました。
プクリン
ゲームの相棒もプクリンに。

2016年9月23日 (金)

ATM

週末の夜の店舗外ATMは、長蛇の列です。
ATM
あ、他人事でしょうと言ってはいられません。
私も。
写真は駅の改札口近くの郵貯のATMでしたが、マイバンクのATMコーナーは、これほどではありませんでした。
明日は仙台です。

噺の所要時間

発表会などで話題になるのは、会の長さです。
噺の所要時間
借りている会場の状況もあり、時間を気にする必要があります。
明日開催予定の「OB落語会」や「お江戸あおば亭」、「深川三流亭」でも、出演者各自の口演時間がポイントです。
概ね、20分から25分、長くて30分ぐらいでしょうか。
我々の拙い技量では、長時間お客さまを満足させられませんし。
私は、以前から先輩方に、「お前の噺は長い(暗い・つまらない)」という苦言をいただいているのは承知しています。
ところで、いつも拝見している柳家小袁治師匠のブログに、こんな一節がありました。
前日から楽屋の皆さんにお願いをして、10分ばかり時間を頂戴した。
これは、本日高座にかける「柳田格之進」が長いので、時間を提供してもらった次第だ。
これは、裏取引というか、楽屋サイドの友情関係ですな、恐縮している。
「柳田格之進」は45分もあったΣ(゜Д゜ノ)ノ おおぉぉぉぉ〜
あらかじめ10分頂いたので5分延びで昼の部は終演した。
これからお披露目の高座の飾りつけなんだから申し訳ない、5分くらいは許してくれそうだけどねぇ、文蔵さんごめんなさいッ!

鈴本の下席(昼)のトリを勤めていらっしゃるのですが、ご贔屓からリクエストされての長講「柳田・・・」。
出演される師匠方から少しずつ時間を削ってもらって・・・。
ということは、鈴本では、トリの持ち時間は30分ということですね。

メタボの割合

メタボの話題です。
生活保護を受けている男性では、3人に1人がメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)で、喫煙者が4割以上いることが厚生労働省の調査で分かったそうです。
いずれも生活保護を受けていない男性より割合が高く、受給者は健康への関心が低いという結果。
厚労省の担当者は「食事が安くて高カロリーのジャンクフードなどに偏っているとみられる」としているようです。
2014年度にメタボ健診を受けた40歳以上の生活保護受給者約10万8千人の診断結果を分析。
メタボと診断されたのは男性が32・7%で女性が17・5%。
受給していない男性(21・0%)より10ポイント以上高く、女性は3倍近かった。
私はメタボを卒業していますが、なるほど、こういうこともあるんですね。
メタボリックではなく、メタボーショク(めた暴飲暴食)ですか。
「めた」というのは、方言だと思っていましたが、度を越えてはなはだしいさまを意味する副詞だそうで、正しいんですね。
むやみにとか、やたらにという意味ですよ。
「めったやたら」とも違うんですよね。

プリン

プリン
レベル24をこのキャラで進んでいます。
間もなくレベル25に到達出来そう。
若い人には大したことないレベルでしょうが、ほぼ通勤の往復だけでやっていますので、なかなか進みません。

歩き稽古

高座直前の歩き稽古は、今朝は雨天のため中止。
歩き稽古
と言うか、結局、今回は朝の歩き稽古は一度も出来ず・・・。
昨夜、入浴しながら通してみました。
この噺,そもそも聴いてもらえるかという不安があります。
今間で2回演っていて、いずれも好評ではありましたが。

2016年9月22日 (木)

OB落語会の支度

明後日のOB落語会の支度をしました。
OB落語会の支度
着物などの高座用のものだけでなく、めくりを忘れてはいけません。
念のために、チラシとプログラム、出囃子のCDも鞄に入れました。
稽古は、ちょっとやってみました。

ライト点灯

暗くなっても、ライトを点灯せずに走るドライバーが多い気がします。
ライト点灯
国土交通省は、暗くなると車のヘッドライトが自動で点灯する「オートライト」の搭載を、2020年4月以降に売り出される新型車からメーカーに義務づけることを決めたそうです。
日没前後の「薄暮」の時間帯に多発する高齢の歩行者らの事故を減らす狙い。
一時期、日中でも常時ライトを点けて走るのが流行ったことがありました。
あれは無駄だと思いますが、薄暮の早めのライディングは必要だと思います。
自分が見るのでなく、他者に見せるためです。

秋の七草

春と同様、秋にも七草がありますが、どんな草花なのか。
ハギ
   秋の七草
キキョウ
   秋の七草
クズ
   秋の七草
フジバカマ
   秋の七草
オミナエシ
   秋の七草
オバナ(ススキ)
   秋の七草
ナデシコ
   秋の七草
秋の七草は、秋を彩る植物として親しまれています。
萩(ハギ)・桔梗(キキョウ)・葛(クズ)・藤袴(フジバカマ)・女郎花(オミナエシ)・尾花(オバナ)・撫子(ナデシコ)
これを見て思い出しました。
武士・鰹・大名小路・生鰯・茶店・紫・火消し・錦絵
ついでに、伊勢屋・稲荷に犬の糞・・・
もう秋ですね。
そうだ。
萩も七草のひとつなんですね。
大学のシンボルでもありますので、OB落語会の高座では、萩の模様の手拭いを使うことにしました。

怪談チラシ用?

怪談チラシ用?
この夏の曽谷寄席で、障子をバックにしてプログラムを作りました。
なかなかの出来だと思いましたので、また機会があれば作ってみようかと思います。
こんな画像がありました。
よし、チラシ用に保存しておこう。

オミナエシとオトコエシ

秋の七草のオミナエシと言う花は「女郎花」と書きますが、語源にはいろいろな説があるようです。
  オミナエシとオトコエシ
オミナは女、エシはメシ(飯)がなまった言葉といわれています。
  オミナエシとオトコエシ
黄色いオミナエシを粟花(あわばな)、白い花の オトコエシ を米花(こめばな)と呼び、女郎花、男郎花の漢字に当てたという・・・。

秋分

二十四節気の秋分。
秋分
久しぶりに自宅でぼーッとしています。
だから、昼と夜の長さが同じだろうが違おうが、関係ありません。
稽古もしないといけないのですが、惰眠を貪っています。
天気も良くなさそうだし。

ローマオリンピック

1960年、ローマでオリンピックが開催されました。
ローマオリンピック
物心ついていなかった私は、ほとんど記憶がありません。
♪あ~ぁ ああぁ、あの日ローマで えぇ眺めた月がぁ♪
ローマは東京の前の開催地でした。
今度は、東京の後の2024年に立候補しているそうです。
ところが、ローマの市長は、「(開催準備に必要な費用の)負債を市民に押し付けることになり無責任だ」と述べ、立候補の取り下げを表明したそうです。
東京も、内外で様々なケチがついていますが、この決断は、十分あり、説得力があると思います。
利権の巣になって、巨額のコストがかかり、特定の国や都市でしか開催出来なくなってしまいますから。
時代も変わっていますから。

2016年9月21日 (水)

志ん生忌

五代目古今亭志ん生、昭和48年9月21日、83歳にて没。
志ん生忌
今から43年前。
私は、まだ落語のことは知らず、確かテレビのニュースで訃報を聞きましたが、「おじいさんの落語家が亡くなったぐらいでニュースになるんだ」程度の認識でした。
顔も怖いし、健在の頃の映像ですから、モノクロで不鮮明だったことが印象に残っています。
2年後、落研に入部して初めて、普通のおじいさんではないことを知りました。

ら抜き言葉

私は、「ら抜き言葉」も大嫌いです。
「ら抜き言葉」のうち「見れる」「出れる」という表現を普段使う人の割合が、「見られる」「出られる」を使う人をわずかに上回ったことが、文化庁の国語に関する世論調査で分かったそうです。
「ら抜き言葉」については1995年度から5年に1回調査していますが、使用が多数派になる言葉が出たのは初めてだそうで、ゆゆしきことです。
一方、「食べられる」「来られる」「考えられる」の三つは「ら抜き」を使う人の方が少ないことも判明。「日本語を大切にしている」と78.5%が答えており、文化庁では「言葉の乱れが進んでいるわけではない」と話しているそうですが・・・。
・・・ところで、静岡弁は"ら抜き"では語れません。
「●●へ行くら?」「そうずら?」「今日は雨ずら」・・・。

帰りの駅弁

「海鮮丼」と言うのを食べました。
帰りの駅弁
それにしても、疲れました。

橘家文蔵襲名披露興行

今日から、鈴本演芸場を皮切りに「三代目橘家文蔵襲名興行」が行われます。
橘家文蔵襲名披露興行
弟子の文左衛門さん改めということです。
私は、先代の文蔵師匠は良く存じ上げないのですが、派手ではなかったが、軽快でほのぼのとした観客にも分かりやすい語り口で、三味線の下座も得意とした。
噺の分かりやすさは、のちの人間国宝である三代目桂米朝も一目置くほどであったという。
早い時期から学校を対象にした学校寄席に熱心で全国各地を飛び回るほど忙しく、定席に出るのは学校が夏休みの時ぐらいで、「文蔵が 楽屋にいれば 夏休み」という川柳が仲間内で作られるほどであったそうです。
kk
日曜日に、昼席でも覗いてみようかな。

週末は「第25回OB落語会」

いよいよ今度の土曜日(24日)の午後1時30分。
東北大学片平キャンパス内さくらホールにて。
「第25回 東北大学落語研究部OB落語会」。

現役部員とOBとの競演です。
勿論、木戸銭は頂戴いたしません。

仙台市民の皆さまのご来場をお待ちいたしております。

ロービーム

夜間に車を運転していて、市街地ではほとんどロービームで走ります。
街外れの一本道でハイビームにすると、「うわぁ、良く見える」と思うことがよくあります。

歩行者が夜間に道路を横断中、車にはねられた昨年1年間の全国の死亡事故625件のうち、96%の車のライトがロービームだったそうです。
ハイビームを使っていれば防げた事故もかなりあると思います。
問題は、対向車の防眩対策でしょう。
高級車では、ハイビームにしても、光軸を正面でなく路側方にするなどしています。
提灯なら、こんな心配は要らないでしょう。
これからは、実物ではなく、映像を見て運転する時代になるでしょうから、高性能なカメラを搭載してあれば、ライトを点けなくても見えるということになるのでしょう。

Terrible Driver ?

私は、日本語と片言の落語しか出来ませんが、この英単語の意味は何となく分かります。
”terrible”の意味は、恐ろしい、怖い、ものすごい、ひどい・・。
いずれにしても、激しく良くない意味のはずです。

某運転免許センターで、高齢者の運転者のことを「Terrible Driver 」と表示していて、外国人から指摘されて、慌てて「Elder Driver」に変更したそうです。
高齢者の更新手続きは、講習が必要だったりして、一般の人より事務が増えるので、担当者の本音が出た?
「Terrible Staff」ですよ。
しかし、誰も疑問に思わなかったんでしょうか?
ところで、田舎で聞いた話ですが、高齢者がなかなか免許を返上しないので、実は関係者は困っているそうです。
田舎では車は必需品です。
高齢者は、自分が高齢者だと思っていませんから、返上なんて夢にも思わず。
しかし、現実には、高齢者の事故が増加中。
87歳になる伯父が、視力も落ちて来たので更新をしなかったところ、お礼を言われたと言っていました。

2016年9月20日 (火)

今頃・・・

大阪の雨はほとんど上がりました。
今頃・・・
夕方5時過ぎ。
ちょうど今頃、台風が静岡県東部に差し掛かっているようです。
実家の前の川は大丈夫かと心配ですが、母は別の場所で静養しているので、とりあえず安心ではありますが。

痛車?

「痛車」・・、恥ずかしながら初めて知りました。
「つうしゃ」ではなく「いたしゃ」と読むそうです。
いたしゃ(あたしゃ)読み方も知りませんでした。
私は、「イタ車」なら知っていますよ。
フェラーリやアルファロメオなどのイタリア製の車のことで、車好きにはこの方が一般的だと思います。
要は、車体に漫画・アニメ・ゲームなどに関連するキャラクターやメーカーのロゴをかたどったステッカーを貼り付けたり、塗装を行うなどして装飾した車だそうです。
いわゆるおたく文化から発祥、アニメやゲームに対する個人のファン活動の一環として行われているもので、描かれるキャラクターは萌え絵の美少女キャラクターなど、平面上に描か れた「2次元」などと俗称されるイラストをモチーフとしたものが代表的。
「萌車(もえしゃ)」とも呼ばれるそうです。
どうして「痛車」などというのでしようか?
「見ていて痛々しい車」という意味からきた俗語で、恥ずべき行いを「痛い」と表現する俗語に由来するそうです。
やはり、イタリア車を意味する「イタ車」の語感に掛けた洒落であるとも言われるそう。
面白いのは、同様の改造を施した原付やバイクは「痛単車(いたんしゃ)」、自転車は「痛チャリ(いたチャリ)」 と呼ばれるそうです。
きっと、洒落の分かる人が痛単車(言ったんじゃ)ないでしようか?
それじゃあ、厚化粧やパック好きな女性は、「痛女(いたじょ)」と呼ぶのでしょうが、随分大勢痛女(いたぞ)

紀伊半島に再上陸

大阪も風雨が激しくなって来ました。

台風16号は、午後1時半頃、和歌山県田辺市付近に上陸したようです。
勢力はやや衰えたものの、依然として最大風速25メートル以上の暴風域を伴っているため、西日本から東日本太平洋側は暴風や高波に警戒が必要だとのこと。
この後、東寄りに進んで、今夜遅くには関東の南へ達する見通し。
隣の、日本経済新聞社の2階の植木が大きく揺れています。

今夜の宿は、歩いて1分の所なので、とりあえず安心なのですが。

紅巣亭心童さん

紅巣亭心童さん
熊本から紅巣亭の落語の稽古に通っている、小児科のお医者さんの心童さん。
地震から5ヶ月、色々ご苦労があるそうです。
余震も続いているし、さらに台風などの大雨にも何度も見舞われ、心童さんも、一時は、とても落語どころではなく、モチベーションが下がってしまった時期もあったそうですが、何とか気持ちも回復・復活しつつあるようです。
子どもたちの心身のケア学校、これから大変だと仰っていました。

とうとう・・・・

私は今、「レベル24」です。
 
「ポケモンGO)」のレアポケモン「ミニリュウ」「ハクリュー」が高頻度で出現するといわれる上野恩賜公園内の不忍池で、これまでにも度々モラルに訴えかける掲示が行われてきましたが、ついに「当境内地(弁天堂)に於ける遊戯はやむを得ず全面禁止となりました」という掲示が貼り出されてしまったそうです。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2016/08/post-87b7.html
確かに、先月下旬の日曜日の朝早くも、こんな感じでした。
朝早くから
「ミニリュウ」と「ハクリュウ」なんて、大相撲の横綱の四股名のようなポケモンですが、私も捕まえました。
でも、不忍池ではありません。
気がついたら出て来ました。
朝早くから
蓮の花で有名な不忍池ですが、8月上旬ごろから「レアポケモンが出る」という情報が拡散。
一部では「ミニリュウの巣」とも呼ばれるようになったそうです。
昼夜を問わず数多くのポケモントレーナーが殺到したことにより、参拝道路上での遊戯や慰霊碑や堂内周辺での座り込み、飲酒、喫煙などの問題が発生し、そのたびに注意や呼びかけを行ってきたようですが・・・。
弁天堂の関係者によれば、全面禁止いに至るまでには・・。

モラルを持ってプレイしてほしい」とトレーナーに呼びかけてきたという弁天堂。
当初は全面禁止を考えていませんでした。
しかし、トレーナーたちはゲームに熱中するあまり、"不敬行為"に気付いていないどころか、注意を聞き入れないという状況が続きました。
その後も「場所をわきまえてプレイしてほしい」と、警備員の配置や拡声器による注意・呼びかけも続けてきましたが、あまりのトレーナーの数の多さに効果は薄く、参拝者からの苦情も相次いだため9月18日から弁天堂とその周辺の「遊戯全面禁止」を決断したとのこと(なお、弁天堂とその周辺から外れる箇所での禁止はされていません)。
一番の問題は老若男女を問わずトレーナーたちが「注意を聞き入れないこと」だったと言い、今回の決断はやむを得ないことだったそうです。
確かに、上野公園、就中不忍池畔は、多くの人が集まっています。
私も、通りがかりとは言え、その中の一人でした。
「撮り鉄」も問題になりましたが、度を過ごしてはいけません。

名古屋通過

九州の雨はひどいようです。
名古屋通過
新幹線は名古屋を過ぎました。
名古屋通過
名古屋周辺は、まだそれほどの降りではありません。
台風ですが、枕崎とか足摺岬とか、久々に台風のメインストリートを通って来るようです。

台風さんいらっしゃい

大阪に出張の朝。
台風さんいらっしゃい
気象予報士はかく語りき。
20日0時過ぎに鹿児島県大隅半島に上陸した台風16号は、この後西日本東日本の太平洋側を進む見込みです。
西日本を中心に猛烈な雨が降り、大雨、暴風、高波、高潮に警戒が必要です。
東日本でも午後から雨脚が強まり、荒れた天気になるでしょう。
交通機関に影響が出る可能性もあるため注意が必要です。
これから大阪、台風をお迎えです。
東京もかなり強く雨が降っています。

2016年9月19日 (月)

薬の効能

軟膏のチューブ一本使い切りました。
薬の効能
あせも、陽気も涼しくなって来たこともあって、かなりかなり良くなって来ました。
お医者さんの薬は効きますね。

夢学さん

夢楽さんは「平林」。
夢学さん
「平林」は、多くの人が様々な工夫や演出で演っています。
夢楽さんも、色々と。
私は、この噺は、不合理な部分を無視して、言葉と囃し立てを楽しんだ方が良いのでは・・・と思わないではありません。
楽しむ落語だと思います。
夢楽さんは学校の先生ですから、整合性が気になるのか、児童から矛盾を指摘されたのか、理詰めで噺を組み立てています。
それも楽しそうですがね。

新参さん

新参さんの「たがや」。
新参さん
「前(回の稽古)の方が良かったね」と師匠。
そうそう、今日はあまり出来が良くないと言うか、つかえたり、台詞や言葉が出て来ないで、「えェ~」というのが多かったようです。
越児さんが「地噺は難しいね 」 と。
「今週ので土曜日ですよ」 と私。
杜の家とん平として演る予定の「たがや」。
本人は落ちついたものですが。

窓口さん

窓口さんは「紙入れ」。
窓口さん
稽古が終わって帰り道、千公さんだったか、「あの間男の雰囲気は、窓口さんの人生経験からですかねぇ」って、意味深な感想を言っていました。
週末の「千早亭落語会」で「千早亭竜太楼」として演る予定の「紙入れ」。
しかし、冷静に考えてみると、この浮気のおかみさんは大胆で、とんでもない女ですね。
こういうシチュエーションは、すぐにばれてしまうのではと思いますが、落語なんでしょうね。
何も知らない設定の亭主も、別に女がいたりして。
これも人間の業ですか?
今度、人生経験豊かな窓口さんに聞いてみよう。

千公さん

千公さんは、子どもたちに聴かせると、持ちネタの「ぞろぞろ」。
千公さん
いつも師匠から厳しいアドバイスを受ける千公さん。
今日は、台詞の語尾まで役になりきってしっかり話すことと、目線の高さでした。
前者は、私も何度も注意されました。
次の台詞や仕草に気を取られて、尻すぼみになってしまう。
これが癖になると、治すのが大変です。
それから、目線は、原因は、姿勢が反り返って顎を引いていないので、見下ろすような視線になるのと、前髪が眉を隠すほど垂れていることではないかと思います。
身体が反り返るのは、両手を膝に置いて肘を張るので、つっかい棒のようになって立ってしまうのではと。
落語は、髪を短く、顔全体が見えるようにすることが大事だと思います。
全ての登場人物を演じるのに、目立つものがあっては、聴き手の想像力を邪魔してしまいます。

百梅さん

百梅さんの「権助提灯」。
百梅さん
おかみさんとお妾さんの区別を、色気を意識した演出で出す工夫をしていました。
なるほど、随時色気が出ていました。
百梅さんは若いから、なかなか実感が湧かないかもしれませんが、私は、旦那以外の登場人物は、もっと遊んでいる部分を出したいと思います。
権助も2人の女性も、旦那をからかって困らせて喜んでいるようなセッティング。
旦那をちょっといじってやろうと、図らずも3人が阿吽で結託している雰囲気が醸し出せたら、噺の空間が大きくなって、洒落になるのではと。

流三

「三井の貸し傘」の読み稽古。
流三
今日の稽古会には、この半期の会計報告を作って、皆さんに配りました。
さて、師匠の創作噺「三井の貸し傘」です。
財閥と越後屋と貸し傘の説明は、マクラに入れることにしたのと、細かい台詞のやり取りをかなりカットしました。
ストーリーや繋がりや構成には、まだ粗い所がありますから、もう少し工夫が必要です。
師匠からは、上手くまとめていると仰っていただきました。
登場人物が多いので、しっかりキャラを際立たせないといけません。
写真は、千公さんが撮ってくださいました。

越児さん

地元の新潟柏崎で超売れっ子、多忙な越児さん。
越児さん
週末のOB落語会も、先に決まっていたお座敷があって、残念ながら寝蔵師匠のご出演は叶わず、仙台のご贔屓に名人芸を聴いていただけません。
敬老会のメンバー…じゃなくて、お年寄りの前で「堪忍袋」を演られるそうです。
今日の稽古は、ネタ下ろしの「うどん屋」です。
この噺は、2つ噺が合わさったような組み立てで、酔っ払いとうどんを食べるのと、落語の技量が必要な難しい噺なのですが、さりげなく仕上げようとしていました。
師匠が仰った、最後の場面でうどんを食べるのは、男か女か?は、私も感じました。
このヒソヒソ話も難しいんですよ。

台風に向かって?

台風16号。
台風に向かって?
どうやら九州に上陸の様子。
明日の大阪出張は、台風に向かってというか、迎えに行くというか・・・。

落語っ子連稽古会

今日は全員参加でした。
メンバーそれぞれの"お座敷"のスケジュールに合わせての演目の稽古で、まことに結構でした。
◇うどん屋                       三流亭越児
落語っ子連稽古会
◇三井の貸し傘               三流亭流三
落語っ子連稽古会
◇権助提灯                        三流亭百梅
落語っ子連稽古会
◇ぞろぞろ                        三流亭千公
落語っ子連稽古会
◇紙入れ        三流亭窓口
落語っ子連稽古会
◇たがや                            三流亭新参
落語っ子連稽古会
◇平林                                 三流亭夢学
落語っ子連稽古会    
充実の稽古会です。
「深川三流亭」の日程が、なかなか決まらなくて・・・。

不動八幡

稽古会の前の定番散策。
不動八幡
深川不動尊から富岡八幡宮。
不動八幡
今日の稽古会は、久しぶりにメンバー全員が揃う予定です。
楽しみにしながら、手を合わせ、頭を垂れて祈りました。
天下泰平、国家安穏、五穀豊穣、家内安全、落語上達。
子を恋うる思いにまさる思いなし・・・
人の親になって初めて知る、人の親なら誰でも思う、我が子や孫を思う心。

不思議な雰囲気?

門前仲町駅の改札口。
不思議な雰囲気?
朝の8時過ぎに、髪を結った着物姿の女性。
不思議な雰囲気です。
 ♪泣いているのか、笑っているのかぁ・・・♪
どうでも良いですが・・。

今日はどちら?

上野駅ホーム。
今日はどちら?
出張の時は山手線だから階段、稽古の時は銀座線だからだからまっすぐ。
今日は稽古だから・・・。
気がつくと階段を真ん中あたりまで上って・・・。
あっ、違う、違う!
ボケが酷くなって来たのを感じる秋の日。

台風来ます

台風16号です。
台風来ます
とうとう、九州に上陸しそうです。
明日は大阪ですが・・・(*_*)

2016年9月18日 (日)

キラキラネーム

最近の赤ちゃんのキラキラネームランキングというのがあって、1位は「碧空(みらん、あとむなど)」、2位「星凛(きらり、あかり)」、3位は「奏夢(りずむ、など)」。
キラキラネーム

親としては、「オンリーワンであってほしい」などと願って個性的な名前をつけるのかもしれませんが、中には、キラキラネームをつけたことを後悔している親もいるようです。
そりゃそうでしょう。
価値観や好みなんて変遷するものだし、流行るものこそ陳腐化しやすいものです。
落語も、一時期の新作落語は、サラリーマンなどを題材にして、身近なテーマや舞台設定のものばかりでしたが、すぐに陳腐化して、かえって古典や江戸時代が舞台になっている噺の方が、想像力を使って楽しめるので、急速に衰退しました。
産後のマタニティハイで子どもに「美楓(みはる)」という難解な読み方の名前をつけたが、周囲から「読めない」と言われたり、名前が原因で子どもがいじめられたため、改名をしたいという相談が寄せられているそう。
それでは、子どもにキラキラネームを付けて後悔している、という理由で、親がすぐに改名をすることができるのでしょうか?
いったん付けた名前を変更するのは簡単ではないようです。
名の変更に正当な理由があると家庭裁判所が判断した場合にしか、認められないそうです。
正当な理由の例としては・・・、
(1)戸籍の表記とは違う名(変更したい名前)を長年、『通名』として日常的に使っており、定着した通名に代わって、戸籍上の名の使用を強いることが酷である場合(永年使用のケース)
(2)名が珍奇・難解すぎる場合
・・・などが挙げられるそうで。

自らことの姓名は、後で困ったり、後悔したりしないようにしないと、付けられた本人が可哀想になってしまいます。
高座名も全く同様です。

読み稽古 in 風呂

明日は、落語っ子連の稽古会。
読み稽古in風呂
慌ただしくて、稽古が出来ていません。
明日は、「三井の貸し傘」の稽古を師匠にお願いしようと思います。
この噺は師匠の創作で、練り上げが必要です。
構成を変えようとの構想はありますが、手付かずにしていましたが、思いきって変えてみました。
かなりコンパクトになったと思います。
湯舟に浸かって通してみました。
まぁ、こんなところでしょうか。

観覧車

実家に帰って。
途中の東名と新東名は、所々土砂降りでした。
東名富士川SAでは、ただいま観覧車を建設中。
観覧車
来春の富士山は、一段高い場所から眺めることが出来るようになります。

落語DEデート

帰省の支度をしながら。
今日は雨が降りそうです。
        ◇時そば                         五代目柳家小さん
このゆったり感、まったり感が小さん師匠なんでしょうね。

2016年9月17日 (土)

満月

今夜は満月、望月。
満月
駅から自宅まで歩く道。
丸い月が出ていました。
今夜のこの月が十五夜の月。

これで字が書ける?

最近、不思議なペンの持ち方の人が増えました。
これで字が書ける?
これもキーボード入力時代の賜物?
それから、左手で書く人も増えました。
字は、基本的に左から右にの流れですから、例えば横に「一」を書く時は、ペン先を押す感じになりますから、紙が破れてしまったり、ペン先が壊れてしまったりしないか・・・?なんて。

弁当三昧

大阪日帰り出張のランチとディナー。
弁当三昧
参加したイベントで配られた弁当と、帰りの新幹線の駅弁。
弁当三昧
ご飯は残しましたよ。

大阪へ

土曜日だというのに、大阪日帰り出張。
大阪へ
東京駅は、いつものビジネスマンではなく、観光客で混雑しています。
駅弁屋は長蛇の列。
早めに指定席を取っておいて正解でした。

2016年9月16日 (金)

仲入りから

仲入りから
東京落語会は、想定通り、仲入りから聴くことが出来ました。
扇辰さんの「茄子娘」と金馬師匠の「淀五郎」。
扇橋師匠譲りの噺で、5歳の女の子の台詞が可愛かった。
金馬師匠、本当にお元気です。
確か、父と同い年だったはずです。
何かと名人と言われた先代と比較されますが、全く違う芸風で、嫌みのない軽妙な語りと、持ちネタの豊富さ。
高齢になっても、「淀五郎」などの大ネタを、手抜きせず、さりげなくお演りになる。
ますます好きになって来ました。

東京落語会

今日は東京落語会。
プログラムは以下のとおり。
 ◇元犬     立川小談志
 ◇袈裟御前   春風亭鹿の子
 ◇やかんなめ  初音家左橋
 ◇春雨宿    昔昔亭桃太郎
     仲入り
 ◇茄子娘    入船亭扇辰
 ◇淀五郎    三遊亭金馬
仕事の都合で、7時半頃にならないと行かれないので、仲入り後には間に合うでしょう。

たまらなくて

口内炎は治まったものの、あせもがちっとも治りません。

胸板は赤くなって、顎の下の喉仏あたりはカサカサになってしまいました。
痛痒さと、見栄えも悪いので、病院へ行くことにしました。
会社近くの皮膚科で女医さんに診てもらいました。
「何でもっと早く来ないの」という雰囲気で、塗り薬(軟膏)を処方してくれました。
「痒み止めの飲み薬も用意しますか?」と言われましたが、それほど酷くないのと、お薬手帳が面倒くさいので、「いいです。要りません」と。
薬局でも、「お薬手帳はありません。薬は飲んでいません」と言って、軟膏だけもらって帰りました。
さすがに、市販薬とは違って、効き目は良いようです。
・・・顎の下のただれた皮膚は、「OB落語会」までには綺麗になりそうもありません。
あんまり見てくれが良くないのをお許しいただくしかありません。
あせもについては、「放っておいても治るのでは?」と考える方がおられるかもしれません。
たしかに、白いあせもなら自然に治るケースがほとんどですが、問題は赤いあせもの方です。
赤いあせもにかゆみはつきものなので、日中触らないよう気をつけても、睡眠中に無意識にかき壊すこともあります。
小さいお子さんの場合は注意をしても、つい気になってかいてしまうこともあるでしょう。
あせもをかき壊してやっかいなのは、指やつめに付着している黄色ブドウ球菌などが傷口から侵入して化膿したり、「とびひ」を引き起こすケースがあるからです。
とびひの水疱が破れて菌が他の部位へ移ると、そこにまた水疱ができて症状はどんどん悪化しますし、お子さんの場合、保育所や学校などの集団生活でほかの児童に移してしまうリスクもあります。
あせもができてかゆみなどの刺激が我慢できない場合は、キチンと治療を行って、できるだけ早く治すことを心がけましょう。

・・・赤いあせもだよなぁぁ。

無気力相撲?

大相撲で、「花筏」ならぬ「甚だ遺憾」なことが起こったそうです。
前相撲に引き続き行われた序ノ口の2番目に組まれた取組で、片方がわざと敗れる行為を3度も続けたという。
1度目は、立ち合い直後に自ら両手を土俵についた。
立ち合い不成立と見なされてやり直しとなると、次はついた手を離したと同時に、ヘッドスライディングのように前方に倒れ込んだ。
だが、これも認められなかった。
3度目は、後ろに倒れ尻もちをついたが、やはり不成立。
4度目は、こわごわと両手を前方に出しながらも立つと、相手に押しつぶされる形で両膝から落ちた。
ようやく勝負が決した。

これは「無気力相撲」?
相手が強いので怖気づいた?
このあたりは、「花筏」に似ています。

常軌を逸する

この言葉は、一般的に、猟奇的・暴力的で狂気に満ちたニュアンスで語られると思います。
そんな表現を、官庁が企業に対して使用するというのは、実に常軌を逸しています。
三菱自動車が燃費データの不正発覚後、社内で行った燃費の再測定について、担当者が 不正を認識しながら測定を続けていたことが、国土交通省の立ち入り検査の結果報告でわかった。
不正は対象の9車種のうち8車種に及び、国交省は「常軌を逸する事態」として厳しく指弾した。
三菱自の企業体質が改めて問われている。

この会社のトップのコメントもまた常軌を逸した情けない内容です。
「順法意識が欠けていたと切実に思う」と陳謝し、「社内教育で法を守る意識を徹底することが緊急の課題」と述べた。
「・・と思う」というのは、断定していませんから、本心・真実ではないということです。
「欠けていた」と言わないと。
「社内教育で法を守る意識を徹底することが緊急の課題」って、この会社は10年前からずっと課題なのに「緊急」というのも、これまた常軌を逸した感覚ではありませんか。
こんな会社、もう看板を下ろさせましょう。
こんな企業が日本にあることだけで情けない。
こんな会社要らない。

2016年9月15日 (木)

中秋の名月

今日は中秋の名月、十五夜です。
秋雨前線の影響で雲が多くてすっきりしませんが・・。
中秋の名月は、毎年必ずしも満月になるわけではないそうです。
今年は今日が中秋の名月ですが、満月になるのは明後日。
2日後に満月になるのは9年ぶりのことだとか。
そもそも「中秋の名月」と「満月」は定義が違い、同じになることの方が少ないようです。
「中秋の名月」は、旧暦の8月15日の夕方に出る月をさします。
一方で、「満月」は地球から見て月と太陽が反対方向になった瞬間の月をさし、中秋の名月に比べ平均して0.8日遅れとなります。
ちなみに、中秋の名月が満月になるのは、2021年で5年後だそうです。
難しいですね。
そうか、「十五夜さん」か・・・。

繁昌亭10周年

上方落語の定席「天満天神繁昌亭」が、オープンから10周年を迎え、地元の天神橋筋商店街を落語家さんがにぎやかに練り歩いたそうです。
上方落語協会会長の桂文枝師匠が「あっという間の10年間。本当にありがとうございました」と挨拶した後、赤い人力車に乗り、お囃子などと隊列を組んで、繁昌亭まで約2キロを「お練り」。
大阪の落語定席は戦後姿を消してましたが、企業や市民からの寄付で2006年に約60年ぶりに復活したものです。
まだ一度も行っていませんが、寄席というのは、噺家さんのベースですから、ずっと続いて欲しいものです。

台風16号

20日に大阪に一泊で出張予定なんです。
台風
昨日までは「日曜日から敬老の日にかけて九州に接近」の予想でしたが、少し遅れて、「敬老の日の後半から連休明けの火曜日に九州に接近」の予想にかわりました。
20日の火曜日には西日本の広い範囲が台風の予報円の中に入ります。
・・・ひたすら来ないで欲しいと祈るのみ。
みんなで西側を向いて、団扇で煽いだら、方向を変えてくれないでしょうか?

落語会チケット

来月の古今亭菊之丞さんの落語会に、いつもの「Ⅰさん」を誘って行こうかと、都合を聞いています。
落語会チケット
「二番煎じ」がネタ出しされているから。
OKだったら、チケットぴあで購入しましょう。

ゆで卵?

「弥次郎」という噺。
北海道は寒いから何でも凍る。
卵も凍ってしまうから、生卵を食べるときは卵を茹でて解凍してから生で食べる。
・・そりゃあ「ゆで卵」だと思ったり、いや生卵だと思ったり。
私は、こういう感性が大好きです。
落語の魅力にとりつかれたのも、このくすぐりが一因だと思うくらいのものです。
「抱かれている俺は確かに俺だけど、抱いている俺は一体誰だろう・・・」という世界感。
ということで、ゆで卵は鍋で、お湯で茹でているからゆで卵です。
ところが、なんと!魚焼きグリルでも、アルミホイルとキッチンペーパーを活用してゆで卵を作ることができるという・・。
1. 濡らしたキッチンペーパーで卵をくるみ、更にそれをアルミホイルでくるみます。
2. 魚焼きグリルに入れ、両面焼きタイプなら強火で約8〜9分、片面焼きタイプなら約10〜12分で完成です。
ゆで卵?
・・これ「ゆで卵」?
「(蒸し)焼き卵」ではないですか?
「焼き卵」ですよ。
勿論、「玉子焼き」ではありません。
「卵」と「玉子」の違いが分かりますか?

誰かに似ている・・・?

かなり強引な言動が目立つ某国の大統領・・・。
誰かに似ている気がして・・・。
誰かに似ている・・・
ケーシー高峰さんと北野武さんを足して2で割ったような気がしますが。

成駒屋!

落語で芝居と言えば「成駒屋ぁ!」ですね。
「浮世床」の夢の場面でも、「音羽屋」でも「成田屋」でもなく、「成駒屋」ということになっています。
その「成駒屋」で、この度、大名跡「八代目中村芝翫」襲名披露興行を10月に控えた中村橋之助さんの、またまた週刊文春が不倫疑惑を報じているそうです。
確か、奥さんは、アイドルの三田寛子さんだったはず。
「ただただ私の不徳の致すところ」と何度も繰り返し、奥さんには「申し訳ない」と言葉を詰まらせていたそうです。
スクープされて、か成駒った(かなり困った)ことでしょう。
「梨園」は、不倫程度は日常茶飯事、隠し子がいる役者さんも多いようです。
「芸の肥やし」「男の甲斐性」というやつで。
一般の人ではすぐに「離縁」ということになるのでしょうが・・・。
そう言えば、離縁で思い出しましたが、これまた不倫報道で批判された、あの乙武さん。
とうとう離婚せざるをえなくなったようです。
この人も、随分な人でしたから。
有名人は大変ですね。

泥棒

落語の方には、「さんぼう」と言いまして、これを演っていれば、お客さまからお叱りを受けない噺というのがあります。
「さんぽう」と言いましても「仏法僧」の「三宝」ではありません。
(「三宝」というのは、仏と、仏の説いた法と、仏法を行ずる僧または教団のこと。)
落語の「さんぼう」は、「けちん坊」に「つんぼ」に「泥棒」という・・・・。
そんなことはどうでも良いのですが、政務活動費の不正に関わる北陸の某市の市議会議員どもは、実に悪質な「泥棒集団」です。
それにしても、せこく悪質な奴等です。
領収書を偽造して、選挙資金やら遊興費やら・・・。
文書偽造、詐欺、背任、窃盗・・・犯罪です。
ばれてしまったので、議員辞職で逃げようとしています。
おかげで、議員に多くの欠員が出て、補欠選挙が行われることになります。
政務活動費の不正を巡る議会の補選なんて前代未聞、みっともないこと甚だしい。
こんな奴等を選んだ、こんな奴等が偉そうに振舞っている北陸の県庁所在地の某市のレベルはそんなものかと・・。
しかも、こいつらは、この夏、議員報酬の値上げをして、全国でトップクラスの水準になっているということですから、盗人猛々しいとはこのことでしょう。
さらに、この補欠選挙には1億円かかるそうです。
市議会議員全員に損害賠償してもらいましょう。
「鼠小僧」などが、庶民から愛されるのは、「義賊」だからです。
彼らは「偽族」ですから、これは到底許されないでしょう。
 

秋バテ?

「夏バテ」じゃなくて「秋バテ」?
私は、「年中バテ」状態ですが、特に今は、顎と胸のあせもに悩まされています。
特に喉仏あたりの荒れ方が酷く、見た目にも醜くなっています。
ところで、先月下旬から台風の接近や上陸が相次いだことで、気温や気圧の変化が激しくなり、だるさや疲労感などの体調不良を訴える人が増加しているそうです。
体の冷えを防ぐなどの対策が必要だそうです。
夏から秋の体調に関するある意識調査によると、女性のおよそ半数の50.8%、男性の34.2%が、秋になって不調を抱えていることが分かったそうです。
秋になっても体調がすぐれない状態が続くのは「秋バテ」と呼ばれる症状だそうです。
先月下旬からだるさや疲労感、食欲不振などの体調不良を訴える人が増えているということ
で、 この背景には、台風の接近や上陸が相次いだことで気温の寒暖差や気圧の変化が激しくなり、体の温度調整をつかさどる自律神経のバランスを崩す人が多かったのからではないかと、専門家が言っています。
「秋バテ」の予防策としては、短時間でも効率よく体を温めることができる炭酸ガス入りの入浴剤を使って、ぬるめのお湯につかったり、蒸しタオルで目元を温めて血の巡りをよくしたりして、体の冷えを防ぐことが効果的だということです。
それでも暑い日もあるから、冷房しながら体を冷やさないようにしないといけない訳ですね。
・・あぁ、あせもが痛痒い・・・。

2016年9月14日 (水)

徒然・・・

昨日は、扇子っ子連・千早亭の稽古日でした。
今月は、仕事が多忙で、夜の研修講師、大阪出張も頻繁ということで、平日の稽古にはどうしても参加出来ません。
「千早亭落語会」が24日に開催されますが、今回は「OB落語会」と重なってしまい 、出演出来ないこともあり、欠席しました。
扇子っ子連には、最近2名の新メンバーが増えたのですが、ご挨拶も出来ていません。
17日は、落研OB会の役員会と「学士会落語会」の例会なのですが、これまた大阪出張で行かれず、ますます諸先輩方に義理を欠いてしまいます。
24日は、仙台で「第25回OB落語会」です。
ここはしっかり「怪談牡丹燈籠」をやって来ようと思います。
実は、翌日も「落語の舞台を歩く会」なんですが、仙台のホテルが取れないのと、帰省するかもしれないので、日帰りの予定です。
昨日、仙台往復の切符を買いました。
落語っ子連・三流亭の「深川三流亭」の日程が決まっていません。
そろそろ固めなくては・・・と思うのですが。
そうだ、OB会報の「あおば亭」を作らないといけません。
今度の「OB落語会」が終わってから取り掛かることにします。
談亭志ん志会長が、11月26日に予定している「第11回お江戸あおば亭」への出演希望者が少ないので心配されているようです。
私は、「三井の貸し傘」か「五百羅漢」でエントリーしていますが、私も含めて、最近出演者が固定する傾向にあるので、何とか新顔に出演してもらいたいものです。
新しい噺にチャレンジしないといけません。
50席の目標まではまだまだ・・・。
「道灌」とか「十徳」とか・・・、前座噺にもチャレンジしてみようか・・・。
今年は、「明烏」「二番煎じ」「文七元結」という、難易度の高い噺にチャレンジしたので、少し疲れたかなぁ・・。
ところで、有難亭真仮名さんや深沢亭深女さんのブログ、最近更新されていない様子。
元気で頑張っているんだろうと思うのですが・・・。
色々思う、秋の夕暮れ・・・。

890hPa(ヘクトパスカル)?!

毎度台風の話題で恐れ入りますが・・・。
日本には影響なかろうと、記憶から消えようとしている台風が、とてつもなく大きいようです。
台風14号が、猛烈な勢力で台湾にかなり接近しているそうです。
中心気圧は何と890hPa、中心付近の最大瞬間風速は85メートル、最大風速は60メートルと、アメリカではいわゆる「スーパーハリケーン」と呼ばれるほどの勢力です。
台湾での被害が心配です。
台湾は中心に大荒れになっていて、南部にある西大武山ではこの半日で600ミリを超える大雨、玉山では38.5メートル、高雄市でも38メートルの最大瞬間風速を記録しているそうです。
この後、中国大陸に上陸する勢いですが、ここでもかなりの被害が出るでしょう。
先日の台風10号でも、岩手県や北海道に大被害をもたらした後、北朝鮮や中国東北部でも猛威をふるったようですが。
890hPa?!
ところで、日本を含む北西太平洋・アジアでは台風風またはタイフーン(typhoon)と呼ばれていますが、アメリカなどの北中米ではハリケーン(hurricane)、その他の地域ではサイクロン(cyclone)と呼ばれるそうです。
一方、台風16号は、3連休頃に接近・上陸しそうです。
台湾の人たちは、「タイフーン(大変)だ!」と声をハリケーン(張り込ん)で叫んでいますが、台風は、「サイクロン(さぁ行くぞ)!」とばかり、近づいています。

見られている

先日は、JR東海の新幹線の運転士が、フロントグラスに足を上げていた写真が暴露されて問題になりました。
今度は、JR東日本の運転士が、内房線と京葉線の通勤快速電車を運転中、靴を脱いで複数回あぐらをかいていたということがばれてしまいました。
運転士は「足がかゆかった」と説明しているそうです。
乗客からの指摘で発覚したようです。
行為そのものは、安全・安心を考えると言語道断で、弁解の余地も同情の余地もありません。
それはそれとして、最近は、仕事でもプライベートでも、常に誰かから、どこかから見られたり、映像などに記録されてしまう時代です。
犯罪捜査などには役立つ場合もありますが、常に「見られている」ことを意識して行動する必要がありそうです。
昔、田舎では、これまた「ご近所の眼」というのがあって、情報が漏れたり、犯罪などの抑止になっていましたが、これともちょっと異なる感覚です。
そう言えば、帰省した時にこんなことがありました。
両親には事前に言わずに実家に帰ったので留守でした。
家の中に一人で20分ほどいると、両親が戻って来ました。
聞けば、近所の人が、私が帰ってきたのを両親の出先に連絡してくれたそうで、それを聞いて、急いで戻って来たという・・・。
集落が、いわばファミリーのように、様々な協力や情報共有をして生活しているのです。
ですから、余所の人や見慣れない人やクルマなどが来ると、アナログなアンテナにキャッチされ、監視の眼が働きます。
これが田舎の良いところでしょう。
落語だと、「糊屋のばあさん」の役目かな?

2016年9月13日 (火)

超高齢化社会

敬老の日を前に、100歳以上となる人の数が発表されました。
全国の100歳以上の高齢者が昨年より4124人増えて、過去最多の6万5692人。
うち女性が87.6%(5万7525人)。
46年連続の増加。
医療の進歩などが要因で、今後も増加が続くとみられる。
最高齢は男性が東京都大田区の方で、1904(明治37)年5
月生まれの112歳。
女性は鹿児島県喜界町の方で、1900(明治33)年8月生まれの116歳。

女性は、祖母が同年7月生まれでしたから、同い年です。
超高齢化社会
人口10万人当たりの100歳以上の人数は全国で51.68人。
都道府県別では島根が96.25人で4年連続最多。
高知(87.93人)、鳥取(84.84人)と続いた。
少なかったのは、埼玉30.97人、愛知35.05人、千葉38.27人の順。
2015年の日本人の平均寿命は女性87.05歳、男性80.79歳だった。
今年度100歳を迎える人は3万1747人。

厚労省は100歳の記念に、純銀製の銀杯(約7600円)を贈ってきましたが、経費節減で、今年度から合金に銀メッキを施したもの(約3800円)に変えるそうです。
対象者が増え続けているため、税金の使い方をチェックする政府の行政事業レビューで昨年、抜本的改善を求められていたそうで。
と言うことは、半額になる訳ですね。
100歳のお祝いも値切られる時代は、良い時代でしょう。
・・・しかし、半分になったのに、銀倍(杯)とはこれいかに?
「猫怪談」では、「本卦還り(還暦)を過ぎて亡くなれば、おめでたいと言っても良い」という台詞があります。
それを考えると、日本人は、この100年あまりで、何十年も長生きになったということです。
100歳以上の方も、つい最近10000人を超えたと言われていましたが、もう66000人ですか・・・・。
100歳の人と往来で出会ったら、「100歳にしてはお若い、どうみても95歳」と言うのでしょうか。
もし「どう見ても百(厄)そこそこ」と言ったら叱られるでしょう。
「千段の石段が高すぎる、ジャワスマトラは南方で、私もこういうお子さんに蚊帳吊りたい、首吊りたい・・・」
そう言えば、こんな小噺がありました。
国内最高齢のおじいさんに、どんな女性が好みかと尋ねたら、「わしゃ、年上の人が好きじゃ」・・・。

台風

二百十日を過ぎて、文字通り台風ラッシュです。
台風
14・15号は、日本には影響はなさそうです。
台風
しかし、16号は、典型的な秋台風のコースを辿って来そうで不気味です。
台風
20日に大阪に出張しますが、何となくバッティングしそうな予想円です。

お金に関する知識や判断力?

某週刊誌の記事だそうです。
「金融リテラシー」最下位の山梨 理由は「無尽」の影響?
・・・という週刊朝日の記事。
ところい゛、その「リテラシー」って何?
最近は、横文字や横文字の短縮表現や業界用語の濫用が多くて、訳がわかりません。
①読み書き能力。また、与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力。
②コンピューターについての知識および利用能力。
③情報機器を利用して、膨大な情報の中から必要な情報を抜き出し、活用する能力。

この場合は、きっと①のことを指すのでしょう。
今、全国の地方銀行幹部から注目されている資料がある。
日本人のお金に関する知識や判断力を、初めて公的・大規模に調べた「金融リテラシー調査」だ。
結果を見ると、金融知識の高さや低さ、投資意欲の強さや弱さなど、お金にまつわる地域性が浮かび上がる。
(記事には、「金融トラブル」「貯蓄額」などの県別ランキング一覧表というのが載っているようです)
その調査で特に衝撃を与えたのが、山梨だ。
その理由を東日本の分析とともに見てみよう。
「都道府県別データが豊富で、地銀の営業戦略策定にも生かせる内容です。データの質と量ともに充実していて海外からも注目され、英訳作業を進めています」
こう胸を張るのは、日本銀行の川村憲章・金融知識普及グループ長。
地域の人口構成に合わせた18〜79歳の2万5千人を対象にしたネット調査で、「金融広報中央委員会」(日銀が事務局で、政府や自治体で組織)が6月に結果をまとめた。ねらいは日本人のお金の知識や意識をつかみ、今後の金融教育に生かすこと。
調査結果に一番驚いたのは山梨の金融関係者だろう。
「人生の3大費用は何か」「金利が上がると債券価格はどうなる」など、正誤問題の正答率が全国最下位。
おまけに、金融トラブルを経験した人の比率が全国で最高。
「金融知識が低いとトラブルにあいやすい」との傾向の典型例になった。
日銀甲府支店長の竹内淳氏は8月27日付山梨日日新聞のコラムで、「『意外性』の山梨」と題して調査結果について記している。
〈ところで日本一でもワーストは避けたい。日本銀行が6月に発表した『金融リテラシー調査』は意外な結果だった。(中略)詐欺などから自分や家族を守るために、金融リテラシーを高める必要がある〉
「甲州商人」で知られる山梨の金融知識が、どうして全国で最下位なのか。
日銀甲府支店に尋ねると「県民性なのかという話も当初はありましたが、分析できていません」という。
そこで、本誌は2人の県民性研究者とともに、調査結果の分析に着手した。
「綿密ですばらしい調査。眺めていると大変おもしろく、半日つぶれましたよ」
こう話すのは『出身県でわかる人の性格』の著者で、出版プロデューサーの岩中祥史氏。
山梨の知識の低さの背景には、当地で受け継がれる金銭の互助組織「無尽」があると指摘する。
「金融機関ではなく、地域や職場に広がる無尽の仲間を頼りにする意識があります。金融商品の知識がなくても、仲間の強いつながりでやっていける風土です」
確かに、山梨の消費者ローン利用者比率は全国で下から2番目。
では、なぜ金融トラブルが多いのか。
「普段は無尽頼みで金融知識が低いだけに、たまに金融機関などと接点を持つとトラブルになりやすいのかもしれません」(岩中氏)
調査した項目は、金融知識だけではない。株や投資信託を買ったことがあるかなど、投資に対する意欲や姿勢も幅広く聞いている。
たとえば、Q1「損失回避傾向」の意識。
年5%の利益を見込める投資話だが、投資しないと答えた人の比率は山形が全国で最も高かった。
利益を得るより損を避ける意識の強さが表れた。
同様に、Q2「近視眼的行動バイアス」は、将来的に増えたお金を選ぶか少額でもすぐに手にできるお金を選ぶかの意識の差が出る。
山形は47位。
じっくりと待つ姿勢のようだ。
「おしんや上杉鷹山に代表されるように、質素で我慢強く粘り強い風土。現在は高齢化も進み、冒険的な新たな投資よりも、蓄えを大切にする気風が表れているのではないか」(岩中氏)
一方、隣の秋田はQ2の回答が3位。
山形と対照的だ。
気長に待って増やすよりも、今すぐお金を手にしたい気風なのだろうか。
『ビジネスの9割は「県民性」でうまくいく』の著者で、経営コンサルタントの矢野新一氏は、秋田の県民性をこう分析する。
「東北で最初にミニスカートがはやったのは、秋田と言われます。ノリがよく見えっ張り。豊かな米どころだったため、『秋田の着倒れ食い倒れ』と言われました。山形と違い、享楽的な気風です。ケチで、近視眼的なわけではありません」
秋田は老後の資金計画を持つ人の比率が全国で最も低かった。
茨城は、Q1の回答が全国で最も低かった。
投資に対する意欲が強いのか。
「『水戸っぽ』という言葉があり、理屈っぽい・怒りっぽい・骨っぽい気質です。直情径行で、気長に待つのが性に合わない県民性の表れでは」(岩中氏)
Q3「横並び行動バイアス」は、長野が43位。
わが道を行く気風かもしれない。
金融知識は7位と高い。
「教育熱心で、議論好きの人が多い県。他人がどう行動しようとも、自分の培った知識や情報をもとに判断する気質で、横並び意識が低いんです」(岩中氏)
同じ43位には東京も入った。矢野氏は「納得の結果だ」としてこう述べる。「東京は京都と並び、プライドの高い人が多い。東京は多くの人が働き、住む地域で
すが、広くて安い家を買える埼玉や千葉など近郊へ移る人も多い。都心にとどまり続けるのはプライドの高さかもしれません」
富山は消費者ローンを利用する人の比率が全国で最低。岩中氏は「豊かで持ち家率も高く、教育熱心な県。ただ、金融トラブル経験者の比率の高さが3位なのは、不思議でね」。
栃木はQ2「近視眼的行動バイアス」が4位。
矢野氏は「攻めの群馬、守りの栃木と言われます。東北に近く、むちゃなお金の使い方をしない風土。1年後を待たずに今もらおうとの気質なのでは」と話す。
ちなみに、矢野氏は冒頭の山梨の結果について、岩中氏と同じく「無尽」の影響力を指摘した。
「ゴルフの無尽など、今は金銭的な結びつきばかりではないが、影響は依然大きい。
居酒屋に『無尽歓迎』と書かれ、選挙の当落は入っている無尽の数で決まると言われる
ほどです」
全国最下位の金融知識は、郷土を愛する人の結びつきの裏返しかもしれない。

・・・って、県民性とかいう類の資料や尤もらしい分析は、実に眉に唾をという気がします。
血液型で性格などを言うのと同様で、全く根拠がないとはいいませんが、なんだかなぁと思います。

2016年9月12日 (月)

何しに行った?

「あんた何様で、何しに行ったんだ」と、呆れ返るニュース。
台風10号の豪雨被害を受け、岩手県岩泉町を視察に訪れた務台俊介・内閣府政務官兼復興政務官が、政府職員におんぶされて被災現場の水たまりを渡っていたそうです。
記者団の取材に対して「不適切だったと猛省している」と陳謝。
長靴を持参しなかったことについても「大いに反省している」と。
クビでしょ。
デリカシー、責任感、緊張感の欠片も感じられません。
箸にも棒にもかからない。
冗談にも洒落にもなりません。

牡丹燈籠のこと

またまた京須さんの一文です。
昭和戦後の人情噺復活のムーヴメントのうち、突出した成功例として私は圓生の「牡丹灯籠――栗橋宿」を挙げます。
1957年の夏、ラジオで聴いてショックを受け、まもなく有楽町の東宝名人会でナマを聴いて、改めて舌を巻きました。
あとから思えば、それは多分に歌舞伎世話狂言の感覚を採り入れた一人芝居型の話芸ドラマではあったのですが、とにかく圓生は「栗橋宿」で誰も足を踏み入れなかった世界を歩いてみせたのでした。
余談めきますが、その翌年の圓朝祭での圓生の「怪談乳房榎――おきせ口説・重信殺し」と併せて二つの体験が、のちに圓生を徹底録音する道の出発点になりました。
もうひとつ余談めけば、その圓朝祭で志ん生は「業平文治漂流奇談」を、正蔵は正本芝居噺として「真景累ヶ淵――水門の場」を演じたのでした!
圓生が時代を画したのは「牡丹灯籠」だった、というより「栗橋宿」だったと言うべきでしょう。
久蔵に酒を飲ませて伴蔵の浮気を探るお峰の年増女の色気、伴蔵にぶちまけるあられもない嫉妬。
女を描かせれば無敵といわれた芸を生かして圓生は名人の座に肉薄したのでした。
圓生は「栗橋宿」の前講のように「お札はがし」などもやりましたが「牡丹灯籠」の通し口演など考えもしなかったと思います。
十日単位の連夜口演に大勢の客を引き寄せるのが現実的でない昨今将来、演者は長編の中から自分ならではの名場面を見つけ出して誰にも邪魔されることのない絶対の表現境を築いてほしい。
そんな珠玉の奇跡は一演者に一席か二席あれば充分なのです。
いや、芸とはそういうものでしょうよ。
人間は博物館にゃなれないのですから。
そんな絶対のネタをもつ噺家が数名もいればもういちど名人の時代は来るし、そうなれる人材大いにありだと申し上げます。
私は正蔵の「戸田の河原(おこん殺し)」が好きです。
ただし他の演者で聴きたいとも、この噺の他の場面を知りたいとも思いません。圓朝全集で読んだ「緑林門松竹」の小僧平吉という悪党のキャラクターにとても惹かれるのですが、いまだに耳で聴くことができないままです。
ところで講談では「牡丹燈記」をどれほど演じているのでしょうね。
中国・明時代の怪奇小説で圓朝の「牡丹燈籠・お札はがし」の原記として知られ、講談ではかつてよくやっていたし、岡本綺堂が劇化して、芝居でもよくやっていました。
「幻想的」という意味ではこの原典のほうがパロディの「お札はがし」より上ですよ。
・・・なるほど、最近は長講の「通し」がよく演じられますが、京須さんから見ると、?と言うことでしょうか。
確かに、「あんなに長い噺を一人で一度に」と言う評価は、やや焦点がぼけるかもしれません。
「牡丹燈籠」・・・、名作なんですね。

2016年9月11日 (日)

やはり・・・

ダメか・・・。

本当に要領の悪い・・・。

仙台で「柳家小袁治の会」

直接接点のある師匠ではありませんが、師匠のブログの愛読者の一人です。
仙台で「柳家小袁治の会」
確か、奥様のご実家が山形の真室川だったということで、東北地方にはお馴染みの師匠
です。
10月14日(金)午後6時30分~、戦災復興記念館。
第29回ということですから、仙台でも一番古い独演会でしょう。

落語DEデート

疲れていても、残念ながら目が覚めてしまいます。
今朝も、5時過ぎには一度目覚めて、トイレに行ってからまた寝て・・・。
疲れはほとんど取れていません。
  ◇やかん    六代目三遊亭圓生
圓生師匠は、人情噺だけでなく、こういう軽妙な噺も素晴らしかったと思います。
そう言えば、先日、YouTubeで、先代圓楽師匠の「薮入り」と「町内の若い衆」を視聴しましたが、若かった・・・。

OB落語会のめくり

昨日、いつもめくりを書いてくださっている「H先生」から、今度の「OB落語会」用の新しいめくりが届きました。
OB落語会のめくり
「OB落語会」と「柿乃家ピー」の2枚です。
OB落語会のめくり
そもそも、アルファベットは非常に難しいのですが、見事に寄席文字(漢字)に合う形で書いてくださいました。
いよいよです。
当日、仙台に持って行くのを忘れないようにしないと。

2016年9月10日 (土)

天使の近況

息子の嫁から、孫の近影が届きました。
天使の近況
お盆休みに会ったばかりで、1ヶ月も経っていませんが、どんどん逞しくなっています。
男の子です。
天使の近況
何にでも興味を持つようになりましたが、やはり男の子だから、乗り物が気になるようです。
天使の近況
嫁が福岡に里帰りしていたようなので、この海は玄界灘?
海のように大きくて広い心を持った人になって欲しい。
ジイサンには似ないように。

新宿から

新宿高層ビル群の一つでイベント参加。
新宿から
地上100メートルから、新宿駅越しに東方を見ると、天気が良いので、東京スカイツリーが見えます。
ちょうどあの袂あたりが吾妻橋だと思います。
昔は、あの手前辺りが江戸の中心だったんですね。
この空間に何百万人もの人たちが生きているんですね。

桂歌丸高座65周年記念落語会

桂歌丸師匠の高座65周年記念落語会が、仙台でも開催されるようです。
桂歌丸高座65周年記念落語会
11月19日(土)仙台市民会館で。
ゲストが、柳家花緑さんと、何と我等が?林家あずみさんです。
歌丸師匠や花緑さんはともかく、仙台の皆さん、あずみさんを是非ご覧になってください。

2016年9月 9日 (金)

出張帰り

新大阪駅を出たのが夜8時頃、ただいま10時半ちょっと前、間もなく品川駅です。出張帰り
口内炎はますます酷くなっています。
研修の講師が出来るか心配なんですが、その時だけは痛みを感じずに、いつも通り喋りまくることが出来ます。
それでも、疲れがたまっていて、頭や身体が重い・・。
明日は土曜日ですが、外部のイベントで喋らなくてはいけません。
倒れそう・・・。

大雨

昨夜の大雨で、仙台の中心部も冠水したようです。
ニュースで、仙台駅前の映像を見てびっくりしました。
bb
台風13号から変わった低気圧などの影響で、宮城・仙台市で道路が冠水するなど8日
夜は東北で激しい雨が降った。
雨は9日も北海道を中心に降り続く見通しで、警戒が必要となっている。
bb
8日夜の宮城県の仙台駅前。
バケツをひっくり返したような激しい雨が降る中、道路は川のようになっていた。
さらに地下に降りる階段では、滝のように水が落ちていた。
気象庁によると、台風13号から変わった低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気
が入ったため、8日から東日本や北日本を中心に大気の状態が不安定になり、激しい雨
が降った。
bb
仙台市内では、8日午後8時すぎまでの1時間に36.5ミリの激しい雨を観測した。
仙台市では仙台城跡の近くの斜面が崩れ、土砂が一時、道路を覆った。
ケガ人などはいないという。

こんなこと・・・、珍しい。

重陽の節句

今日は「重陽の節句」。
節句は、伝統的な年中行事を行う季節の節目となる日で日本の文化・風習です。
年間5つの節句(五節句)がありますが、これは江戸時代に定められた5つの式日(祝日
)。
1月7日の人日の節句(七草粥)、3月3日の上巳の節句(桃の節句/雛祭り)、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕の節句、9月9日の重陽の節句をさします。
bb
古来より、奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考え、その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりで、めでたい反面悪いことにも転じやすいと考え、お祝いとともに厄祓いもしていました。中でも一番大きな陽数(9)が重なる9月9日を 、陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、不老長寿や繁栄を願う行事をしてきました。
今では五節句の中でも影が薄くなりましたが、五節句を締めくくる行事として、昔は最も盛んだったといわれています。
重陽の節句の主役は「菊」。
菊は古来より薬草としても用いられ、延寿の力があるとされてきました。
菊のおかげで少年のまま700年も生きたという「菊慈童」伝説もあります。
また、他の花に比べて花期も長く、日本の国花としても親しまれています。
中国由来の行事で、日本では平安時代ごろに貴族の宮中行事として取り入れられました

当時は、中国から伝来したばかりの珍しい菊を眺めながら宴を催し、菊を用いて厄祓いや長寿祈願をしていました。
これが時代とともに民間にも広がり、江戸時代に五節句のひとつとなって親しまれるようになりました。
菊といえば晩秋の花という印象ですが、旧暦の9月9日は新暦の10月中ごろにあたり 、まさに菊の美しい季節でした。
このころは農繁期であることや、新暦に替わって季節感が合わなくなったことなどから次第に廃れてきましたが、寿命を延ばすと信じられていた菊を使い、さまざまな風習が伝えられています。
庶民の間では「お九日(くんち)」と呼ばれて親しまれ、秋の収穫祭と合わせて祝うようにもなりました。
有名な「長崎くんち」「唐津くんち」はその名残で、新暦の10月に開催されています。

・・・なるほど。
最近、時間の経つのがますます早くなりました。
去年の今頃は、まだ梅雨時だった気がします。

2016年9月 8日 (木)

疲労困憊・・・

先週から再来週は、大阪出張3回に加えて、日中だけでなく、夜間の研修講師が続く予定なのですが、前半で電池切れ状態になってしまいました。
疲労困憊・・・
明日は深夜に帰宅し、土曜日もイベントに参加するので、ネクタイ締めて出勤予定。
口内炎も気になります。
それでも、研修やイベントは、人前でのプレゼンですから、稽古だと思えば、あまり苦にはなりません。
老骨に鞭打つ毎日です。

志ん志会長から

OB会の談亭志ん志会長会長から、24日のOB落語会の後の懇親会、翌日の落語の舞台を歩く会の出欠確認と、11月のお江戸あおば亭の出演者募集のメールがありました。
志ん志会長から
懇親会は出席出来ますが、翌日は、仙台のホテルが取れないので、参加出来そうにありません。
11月は、勿論「出席希望」で、演目は、とりあえず「三井の貸し傘」か「五百羅漢」と言うことでエントリーしました。

大ドジ

忘れた頃にやらかすドジな話。
大ドジ
大阪出張の新幹線の指定席は、必ず事前に確保しています。
乗る車両や席も、だいたい同じような所にしています。
今日も今日とて、指定席を取っているので安心して東京駅ヘ。
新幹線の改札を入って、乗車番線を確認すると・・・、指定席の便の発車時刻が、いつものと違っています。
偶然同じ発車時刻の便は、岡山行きのひかり・・・?
駅員さんに確認すると、何と、東京-新大阪駅のはずが、新大阪-東京の指定席になっています❗
慌てて、指定席を変更しましたが、朝のビジネス便は一杯。
少し遅らせて、やっと通路側の席を確保しました。
やれやれ・・・。
気がつかずに乗っていたら・・・。
くわばらくわばら。

2016年9月 7日 (水)

口内炎

OB落語会を2週間あまり後にに控えて、一番心配していた口内炎が酷くなって来ました。
右側の下唇の中と、舌の左側面の2ヶ所。
軟膏を塗って錠剤を飲んでいますが、暫く痛みに苦しめられそうで憂鬱。
前門の狼・後門の虎ならぬ、喉元のあせも・咥内の口内炎です。

「〜みたく」と「〜みたい(に)」

やはり私が嫌いな言葉遣いに「〜みたく」というのがあります。
どう考えても、「〜みたいに(な)」でしょう。
音感も好きになれません。
「みたく」も「みたい」、どちらも「ある事物のようすや内容が他の事物に似ている」様をあらわすための言葉です。
「〜みたく」は、日本語にはそのような言葉はありません。
「ある事物のようすや内容が他の事物に似ている」というさまを、副詞的に使っているのです。

・・・そうですよ、日本語にはない表現だと思います。
綺麗な日本語を使いたい。

あせも

あせも、なんて言うと、乳幼児の専売特許のように思われるかもしれません。
この夏、かなり頑張ってネクタイを締めていたこともあり、顎から首、胸板にかけて、あせもになってしまいました。
喉仏の辺りは少し腫れ、胸板は真っ赤になって、痒みも出て来て・・・。
軟膏や液剤やシッカロール、制汗剤を使っていますが、なかなか良くなりません。
涼しくなって汗をかかなくなるまで、暫く我慢が必要なようです。
    kk
あせもができるのは、大量に汗をかいたときに、汗が皮膚の中にたまってしまうことが原因です。汗は、汗管(かんかん)という管状の腺から分泌される体液です。
汗腺があるのは皮膚の真皮の奥深く。
そこから汗管という汗の通路が伸び、体の表面のある汗孔と呼ばれる出口に通じています。
たまった汗は、皮膚の下にある汗管の周りの組織に漏れ出し、水ぶくれが生じたり、炎症を起こして、かゆみを伴う赤いブツブツができたりします。
そのためあせもは「汗疹(かんしん)」と呼ばれます。
あせもができやすい場所は、頭、額、首、肘の内側、脚の付け根やお尻、膝の裏側など汗が乾きにくい部分。
乳幼児の場合はおむつでおおわれている部分も、要注意ゾーンです。
やれやれ・・・・。

2016年9月 6日 (火)

卑怯な・・・

信じられない事件が静岡県内で起こっているそうです。
卑怯な・・・
インターネットなどによる小中高校への爆破予告が県内で相次いでいる。
県教委によると、2015年度は1年間で3件だったのに対し、16年度は6日現在、既に6件。学校側は爆破予告のたびに休校などの措置や安全確認を迫られ、対応に苦慮している。
「(学校を)めちゃくちゃにしてやる。爆発させてやるから」。
静岡市駿河区の駿河総合高の教職員らが8月末、短文投稿サイト「ツイッター」で書き込みを見つけた。
同校は翌日予定していた2学期の始業式を延期し、臨時休校にした。
ネット上でも爆破予告の情報は拡散した。
警察と相談の上、敷地内で不審物を捜索し、生徒や保護者に自宅待機を求める一斉メールを送るなどの対応に追われた。
県教委によると、4月に富士東高や清水東高、清水特別支援学校などを標的にした爆破予告が2件あった。
7、8月には県内の複数の小中学校に対し、ネット掲示板への書き込みとメールで予告された。
いずれも直接的な被害はなかったが、生徒を一時避難させたり、帰宅させたりする措置を取ったという。
県教委の幹部は「予告には心当たりがなく唐突。いたずらだと思っても起こらないとは言い切れないので、1件ごとに対応せざるを得ない」と話す。
爆破予告の手段は、ネット掲示板への書き込みや市町へのメール、ツイッターへの書き込みといったネット関連が半数の3件を占めた。

・・・それにしても、卑怯な。

また来る・・・

また台風が来ます。
また来る・・・
8日は大阪出張ですが・・・、ちょっと心配。
それにしても、速射砲・機関銃のように台風がやって来ます。
今回は、かつての典型的なコースに近い進み方のようです。

高座の湯呑み

やはり京須偕充さんの「来福」というサイトの一文です。
上野・鈴本演芸場の8月中席夜の部は恒例で柳家さん喬・柳家権太楼が交互にトリと仲入り前をつとめ、10日間のネタ出し(演目予告)もあって今年も盛況のようです。
権太楼さんがこのところ夏風邪をこじらせたようで咳に悩まされています。
途中だいぶ咳き込んだけれど「『子別れ』はよかった」とカメラマンの横井洋司さんが言って
いました。
8月4日の落語研究会でもだいぶ咳き込んだけれど近頃ご執心の「心眼」を手を抜かずに演じていました。
「心眼」といい「子別れ」といい、近年の権太楼さんは泣かせるネタにも力を入れています。
かつては笑いの権太楼、泣かせのさん喬がセールスポイントだったご両所の対比がそう単純なものではなくなってきたように思います。
ご両人それぞれに総合性の高い巨匠・大御所に近づいてきたということでしょうか。
咳がとまらなくなるような事態に備えてか、このところ権太楼さんは高座に湯呑みを用意しています。
いざとなれば白湯(さゆ)でのどを湿そうというわけですが、実のところ、それは咳どめのまじないのようなもので、当面、湯呑みに手を伸ばしてはいないようです。
それに権太楼さんは規則的な間拍子(まびょうし)でゆったり語り進める語り口ではないので、話しながら湯呑みを手にとって、口を湿して湯呑みを戻すという間合いがとりにくいのでしょう。
落語研究会での「心眼」のときもマクラで湯呑みを置く事情を述べた後、「圓生師匠のような話し方じゃありませんので」と客席を笑わせていました。
いま、湯呑みを高座で愛用しているのは柳家小三治さんぐらいでしょうか。
私の眼に残る“湯呑みの芸”も圓生さんばかりで、文楽、志ん生、金馬、三木助、小さんなど
などでは印象がありませんから、実は湯呑みは高座の必需品でもなんでもないのです。
高座に火鉢と鉄瓶があった時代の名残なのでしょう。
権太楼さんが早く湯呑みと縁が切れるよう願っています。
数年前に体調を崩したあと一段と芸が成熟し、泣かせの落語にも新境地を開きつつあう権太楼さん。
今回の咳き込み騒動から何がうまれるか? 
湯呑みの湯を飲むことなんか、新境地でもなんでもありません。

・・・圓窓師匠も、高座に湯呑みを置くことが多いです。
でも、実際に手にすることはほとんどありません。
高座に湯呑みを置くというのは、落研時代はご法度でした。
「オレたちゃぁそんなに偉かぁねえ。生意気だ」ってなもの。
師匠に師事して間もない頃、稽古会で高座の湯呑みが話題になったことがありました。
師匠は、「偉い人や大看板だからとか、そんなことはない。喉の具合が悪くて心配なら、誰が置いたって構わない。遠慮は要らないよ」と仰いました。
その後、OB落語会だったかお江戸あおば亭だったか、「浜野矩随」を演った時に、湯呑みを置いたところ、先輩から「昔はねぇ・・・」なんて言われたことがありました。
湯呑みを置いても、実際に噺をしていて、湯呑みには手が出せません。
私は、「浜野矩随」では、母親が水を飲む場面で、その湯呑みを使ってみました。

2016年9月 5日 (月)

写真と本物

野菜たっぷりタン麺ではなく、期間限定のヘルシーメニュー。
写真と本物
カロリー40%オフの麺を使っているそうです。
ます、メニューの写真と現物のギャップは?
エビの数や大きさ、野菜や玉子焼きの量・・・まぁまぁかな。
味は・・・?
リピートはないな。

「いただきますよう」と「いただけますよう」

ちょっとしたイベントがあって出席した時のこと。
こんな文章が、ホワイトボードに書かれていました。

何となく、落ち着かない表現なんです。
この表現は、"まちがい"ではないのかなぁ?
"まちがえた"表記なんでは?
「お座りいただますよう」ではなくて、「お座りいただますよう」のような気がするんです。
調べてみると、こんなコメントがありました。
意味としては同じですが、前者(いただけますよう)の場合、半ば強制でお願いしている印象を受けます。
後者(いただきますよう)は、強制ではないけれどお願いしますと言った、ソフトな印象です。
地域の清掃活動を促す文章だったら、「いただきますよう」で良いと思いますが、会社間の取引等の場合は「いただけますよう」の方が好ましいのではないかと感じます。

・・・う~ん。
私は、どの場合でも「いただきますよう」と言う気がするなぁ。

和服のカップル

週末の地下鉄上野駅。
和服のカップル
若いカップルが着物姿で歩いていました。
着こなしはともかく、なかなか良いものです。
男性に、もう少し"どっしり感"が欲しいですが・・・。
私も、こんなふうに歩きたかったなぁ・・・。
着物も持っていなかったし、肝心な相手もいなかった・・。

2016年9月 4日 (日)

謝楽祭やら

秋晴れ?というか、何とも不安定な天気の中、落語協会の「謝楽祭」やら、「目黒のさん祭り」やら、落語に関わるイベントが行われているはずです。
,,
それを横目に見ながら、ひたすら東名高速を西に向かいました。
晴れているのに雨が落ちて来たり・・、台風前夜?の変な天候。
,,
「目黒のさんま祭り」は、ニュースでもやっていました。
落語「目黒のさんま」にちなんで、JR目黒駅前で、サンマが無料で振る舞われる、恒例のイベントが開かれた。
2016年で21回目となる「目黒のさんま祭り」。
秋の味覚を、一足先に味わおうと、朝から長蛇の列ができた。
今回も、東日本大震災の被災地、岩手・宮古市から、およそ7000匹のサンマが届き、徳島県産のスダチや、栃木県産の辛味大根おろしを添えた炭火焼きが、無料で振る舞われた。
訪れた人は、「おいしい」、「すごくおいしい。並んだかいがあった」などと話した。
近年、サンマは高騰し、2016年7月、東京・築地市場に初入荷した大型サンマ1匹あたりの値段は、3300円。
2015年に記録した、過去最高値の2500円を、大きく上回った。
その背景には、中国や台湾など、近隣諸国の乱獲があるといわれているが、日本の漁獲量は、2008年をピークに減少傾向となり、2015年は、ピーク時の3分の1以下となっている。
さらに、宮古市・佐々木 勝利水産課課長は「今回は、台風の影響もあって、こちらに提供するサンマは、北海道に揚がったサンマを、宮古市の方で届けさせていただいた」と話した。
苦肉の策で調達した7000匹のサンマだが、なんとしても、目黒のさんま祭りに提供したいという、宮古市の心意気が詰まっている。
目黒のさんま祭り・中崎政和実行委員長は「宮古市の災害に対して、いろいろと協力していきたいと思い、いろんなところに協力をお願いして、盛り上げていこうと思っています」と話した。
平均で、3~5時間は並ぶという、目黒のさんま祭り。
それでも食べたい秋の味覚に、多くの人が舌鼓を打っていた。

・・・色々大変ですね。

落語DEデート

帰省する支度をしながら、慌しく聴いています。
 ◇桂米朝            焼き潮
初めて聴く、とても珍しい噺のようです。
お花という奉公人に田舎から手紙が来たんですな、そやけど、字が読めません。
いつもは、決まった人に読んでもらっていたんですが、あいにくいません。
仕方なく頼ったのが、道行く侍でした。
侍は手紙を見るなり、はらはらと涙を流し、「残念でござる、もはや手遅れだ」と答えます。
お花には心当たりがありました。
同郷の者から、母親が床に伏せっていると聞かされていたからです。
手遅れだと聞かされ、お花の目からも涙が・・・・。
「やーきしおー」と声を張り上げ通りかかったのが、焼き塩屋でした。
こいつは親に引き裂かれた身分違いの恋だと考えた焼き塩屋ももらい泣きします。
「なんや、なんや、通りで3人も泣いとる、どないしたんや」、野次馬が次々と集まってきます。侍は訳を尋ねられ、「拙者は仕官をするために武芸に励んできたが、学問は一切しておらん。字が読めんのじゃ、今では手遅れだがの」
通りがかった人が、手紙を読みます。
「幸い病も癒え、床上げをしたばかり・・・・」、吉報だったのです。
お花の表情が急に明るくなります。「ところで、焼き塩屋さん、おまえさんは何で泣いていなさる?」と聞かれ、性分として涙もろいことを語ってきかせます。
「それに商売柄、なーきしおー(やーきしおー)」

・・・・。

2016年9月 3日 (土)

人情噺のこと

京須偕充さんの一文を読みました。
桂歌丸さんのCD「塩原多助一代記(三遊亭圓朝作)」の上下2枚完成にことよせて、続き物・長編人情噺の復活口演が多く行われるようになった昨今について少しばかり感想を記しました。
厳密に言えば、人情噺の“復活”は今にはじまったことではないのです。
逆に見れば、この種の噺がメインストリームから外れたのは、百年を超える歴史的現実でもあったということなのです。
私が落語を熱心に聴き始めた1950年代なかば、人情噺に力を入れていた演者は五代目古今亭志ん生、六代目三遊亭圓生、八代目林家正蔵(のち彦六)の三人でした。
この三人に共通するのは「晩成の名人」です。
逆から見れば中年までは彼らの志向が時流から外れていたということでもあります。
地味だった芸人が急に輝き始めると「化けた」といわれるのが芸の世界ですが、人間はそう無闇に、また足並みをそろえて化けるものではありません。
一席物の人情噺、たとば「文七元結」などの地位は揺るがなかったものの、大圓朝他界の頃から続き物人情噺の上演は急速に少なくなっていたようです。
これは時流、とくに娯楽の多様化が爆発的に進行する中、悠長でストーリーが肥大化した人情噺は客席も演者も敬遠するようになっていたのです。
もう人情噺なんかやっても――。
大正から昭和戦前にトップクラスの座に昇った五代目三遊亭圓生、八代目桂文楽、三代目三遊亭金馬、六代目春風亭柳橋はそう言っていたそうです。
文楽のそんな発言は録音にも残っています。
昭和戦後になって「古典落語」尊重の流れが力を得て落語に文学的、演劇的な価値が求められるようになりました。
不遇の状況下にも人情噺を捨て切れなかった志ん生、圓生、正蔵の時代が来たのです。
三人はラジオで、のちにはレコードで、しきりに人情噺を演じ、続き物人情噺の要所の復活にも取り組みましたが、それは徹底した部分クローズアップ、つまりいいとこ取りだったのです。

・・・歴史は、やはり様々な力関係や流れやうねりに翻弄されたり、結果的に良かったという評価になったりですね。
しかし、残るべきものは、神様がしっかり残すようにしてくださるということなのかもしれません。

圓生忌

9月3日は、六代目三遊亭圓生師匠の誕生日&命日です。
圓生師匠は、誕生日と命日が同じ日だという、シェークスピアや小津安二郎監督と同様、とても珍しい巡り合わせをお持ちです。
37年前に、習志野で突然倒れ、そのまま還らぬ人になりました。
  kk
上野動物園のパンダが死んだのと重なり、新聞の見出しのトップは譲ってしまいましたが。

2016年9月 2日 (金)

ほら、やっぱり

台風、間違いなく上陸しますよ。
ほら、やっぱり
熊本地震の被災地も予報円の中に入っています・・・。
とても心配。
出張で大阪に来ていますが、大阪は真夏の暑さです。

こんな富士山も

こんな富士山も
一昨年の8月のある日。
田貫湖から見た富士山だそうです。

2016年9月 1日 (木)

台風発生

東北・北海道は、先日の台風の後片付けもままならない状態。
台風発生
9月1日は「二百十日」。
立春から数えて210日目の日。
この頃はちょうどイネの果時期であるうえに、台風の来襲する季節とも一致するので、昔から農家には厄日として警戒されています。
そんなことを考えていたら、今日午前、沖縄の南で台風12号が発生しました。
今回は、週末にかけて、沖縄や西日本に接近する見込み。
予報円によれば、そのまま真っ直ぐ北上して九州に上陸・・・?

東京タワー

仕事で三田に行きました。
東京タワー
ここから見える東京タワーは、なかなかだと思います。
周囲に超高層ピルが立ち並んで、目立ちづらくなりましたが。
青い空を背景に、無骨な紅白の鉄骨。
高度成長期の日本を思い出します。

若手落語家

毎日新聞の記事を見つけました。
◇魅力満載、若手落語家が熱い 満員御礼、
    修業耐えやっと二ツ目/食えなくても充実◇

「若手ブームだ」「イケメンだ」と落語界が注目されている。どうやら最近、多様な若者たちが落語に挑み始めているらしい。厳しい師弟関係も長い下積み生活もなんのその。
なぜ今、若人は落語家を目指すのか?
「ざーくざくのばーりばり。ちんちろりんのさーくさく」。
入門から9年目、「真打ち」一歩手前の「二ツ目」の入船亭小辰さん(32)が、古典落語「たらちね」を演じている。
長屋の八つぁんが新妻を待ちながら、仲むつまじい夫婦の食事を想像し、一人でほくそえむ場面。
次第に興奮する「八つぁん」の盛り上がりっぷりについ笑いが漏れる。
ここは東京・神保町の「らくごカフェ」。
昼間は喫茶店、夜は落語が聴ける。
常設の寄席より高座への距離が近い上、お値段も安く、初心者でも立ち寄りやすいと好評だ。
今夜も30脚の椅子は満席。
生まれて初めて生の落語を聴いた女性会社員(34)は「効果音もBGMもないのに言葉だけで世界を作るなんてすごい!」とすっかり感動している。
高座から降りてきた小辰さんに女性客の感想を伝えると「すごいのはお客さんの方です。僕は『絵を見せたい』と一生懸命言葉を伝えるだけ。言葉から情景を生き生きと頭に描いてくださるのはお客さんの想像力ですから」。
小辰さん、あくまで腰が低い。
最近の落語ブームの火付け役は一昨年、東京・渋谷に若手をメインに据えた定例会「
渋谷らくご」(通称・シブラク)が登場したことだろう。
「若者の街に落語が!」とメディアがこぞって取り上げた。
それまでも、2005年のテレビドラマ「タイガー&ドラゴン」や07?08年のNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」、10~16年に連載され、テレビアニメ化された漫画「昭和元禄落語心中」など、若手落語家に光が当たる機会が増えていた。
実際に落語家の数も増えており、東西合わせると800人を突破。
史上最多と言われている。
落語家の増加は、定年がないことに加え、若手の弟子入りが増えたためだ。
若手が芸を磨ける高座を増やそうと、音楽で言えばライブハウスのような場所が増え始めた。
草分け的存在の「らくごカフェ」がオープンしたのが08年。
14年には昼間に500円で3人の噺(はなし)を聴ける二ツ目専門の寄席「神田連雀亭」が誕生。
一方、定席の新宿末広亭でも以前から毎週土曜日夜、500円で若手ばかり4人の「深夜寄席」が開
かれてきた。かつては空席が目立ったが、最近は立ち見も出る人気だ。
らくごカフェ代表の青木伸広さん(46)は「若手の落語を安く気軽に聴ける場所が増え、新たなファン層を呼び込んだ。
イケメンブームもその一現象。
すべてのきっかけは若手が落語界を目指し始めたことにある」と指摘する。
でも、なぜ若者は落語家を目指すのか。
真打ちまで十数年かかる上、本業だけで食えるのはほんの上澄みだけという厳しい世界なのに。
「シャープが台湾の会社に買収される不確かな時代です。しかも就職活動しても入りたい会社に入れるわけじゃない。望まない会社で自分をすり減らすくらいなら、食えなくても思い切って好きなことに打ち込みたい、と思う真面目な若者が増えているのです」と若手落語家をよく知る青木さんは分析する。
さらに徒弟制度についても「修業が厳しいのは、師匠がそれだけ親身に真剣に弟子の面倒をみようとするから。ここまで手を抜かず一生懸命育ててくれる『会社』が今どきありますか?」。
今や新卒社員の3人に1人が3年以内に離職するというのに、「落語界の若手は驚くほど辞めないですよ」と青木さん。
実際に本人たちにも尋ねてみた。IT企業を辞めて27歳で弟子入りしたのは女性落語家の三遊亭美るくさん(36)。
「(お酒を)飲む、(ばくちを)打つ、(女を)買う」のネタが多く、女性には向かないと言われてきたが、女性落語家も今では「知っているだけでも関東で25人くらいいる」という。
IT企業のギスギスした雰囲気や毎日終電帰りの激務に疲れていた時、友人が寄席に誘ってくれた。
生まれて初めて聞いた落語に夢中に。
半年後、当時は数少なかった女性落語家の三遊亭歌る多師匠の落語を聴き、感動。
退職して退路を断ってから、歌る多師匠に弟子入り志願した。
「女の仕事じゃない。やめとけ」と断られても食い下がった。
好きだから挑戦したかった。
前座時代、客から「女は引っ込め」とやじを飛ばされた。
でも「これが一生の仕事」という。
落語の世界は「みな家族みたい」。
幼い頃から母がおらず、父も前座時代に亡くした美るくさんに、師匠は「私を母親と思っていいから」と言ってくれたという。
もう一人、「お笑い芸人」から27歳で転身したのは、三遊亭とむさん(32)。
15歳でデビューし、テレビやラジオで「末高斗夢」として活躍したが、20代半ばで仕事がぱたりと来なくなった。
活路を見いだした先が落語だった。
生き馬の目を抜くようなドライな「お笑い」の世界を知る身には、落語界は「過保護」にすら思える。
「落語界はどんな偉い師匠でも全員が同じ厳しい前座修業を経験している。だから絆が強い。師匠が教え、守ってくれる。先輩方が援護射撃してくれるシステムがある」
修業の厳しさを知らぬまま「落語家になりたい」ととむさんに相談する芸人もいるという。「『お笑い』が短距離走の笑いなら落語はマラソンの笑い。『お笑い』の刺激的な笑いを見て育った若いお客さんに落語の魅力をもっと伝えたい」と奮闘中だ。
青木さんは「時代が落語を求めている」と見る。
「落語はちょっと元気がない時に聴くのがいい。なぜなら、落語の主人公は失敗してばかり。でも長屋のコミュニティーで村八分に遭うことはない。立川談志師匠は『落語とは人間の業の肯定』とおっしゃいました。落語の人気が低迷したのは高度成長期とバブルの1980年代。絶好調の時、人は落語を求めない。今のブームは不透明で先行き不安な時代ゆえではないでしょうか」
では、若手を支えるファンたちの心情は?
小辰さんの噺を聴いていたファン歴25年の女性は「真打ち前の二ツ目を聴くのが一番楽しい」ときっぱり。
「私が目をつけた子は将来大抵売れるの。的中率90%かな」
二ツ目を好んで見にくる古くからの男性ファンから、青木さんはこんな言葉を聞いたことがあるという。
「(柳家)小三治師匠みたいに完璧なエンターテインメントではなく、ドキュメンタリーを見に来てんだ。大リーグじゃなく甲子園。頑張っても失敗する日もあれば、ホームランをかっ飛ばす日もある。二ツ目の落語には、そんな面白さがある」。
なるほど、だから、つい応援したくなるのか。
多様な若手がしのぎを削る落語界の「ドキュメンタリー」には、名人たちの人情噺のように、“泣き笑い”のドラマがたっぷり詰まっている。

・・・・なるほど。
その通りのような、ちょっと違うような。

メキシコの名花

チャスラフスカさんが亡くなったニュースを見て、やや不謹慎ながら、もう一人の女子体操選手を思い出しました。
・・・と言っても、名前だけは鮮烈に記憶していますが、その他のことはほとんど知りません。
..
チャスラフスカさんが「東京オリンピックの名花」であったら、その次の「メキシコオリンピックの名花」だったと言えるのが、ソ連(当時)のクチンスカヤ選手でした。
ナタリア・クチンスカヤ。
美人ですよね。

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