師匠からの薦め
昨日の落語っ子連の稽古の時に、師匠からある作家(本)を薦められました。
最近、「海の見える理髪店」という作品で直木賞を受賞した、荻原浩さんという、私と同年代の方だそうです。
師匠によれば、そのまま噺になっているほど、巧みにまとめられた作品だということです。
「海の見える理髪店」の紹介文。
伝えられなかった言葉。
忘れられない後悔。
もしも「あの時」に戻ることができたら…。
母と娘、夫と妻、父と息子。
近くて遠く、永遠のようで儚い家族の日々を描く物語六編。
誰の人生にも必ず訪れる、喪失の痛みとその先に灯る小さな光が胸に染みる家族小説集。
・・・読んでみましょうか。
集英社刊の1210円。
それにしても、師匠のアンテナは物凄い。
師匠が創作された「救いの腕」は、私も演らせていただきましたが、唯川恵さんの短編がヒントになったそうです。
師匠に題名をお聞きしたのですが、「何て言ったっけなぁ」と、つれない返事だったので、暫くの間、本屋さんの書架で、唯川さんの文庫本を立ち読みしたことがありました。
・・結局、「これは!」という作品には出会えなかった・・。
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