落語界統一?
噺家さん特有の洒落かもしれませんが・・・。
三遊亭円楽師匠、上方落語協会副会長の笑福亭鶴瓶師匠らが、「博多・天神落語まつり(11月3~6日=福岡、鹿児島)」の公開記者会見に出席し、落語界統一を訴えたそうです。
このイベントも今年で10周年となり、一門や所属協会の区別なく東西落語5団体から60人強が出演する日本最大の落語会。
その中で、鶴瓶師匠が、様々な垣根を越えて春朝亭小朝さんらと結成した「六人の会」の活動休止について触れ、「六人の会がずっと続いたらよかった」と話し始め、「続けてくれることってすごくうれしいですね。東西(江戸・上方)とかそんなん関係なく。全部統一したらええなと思いますよ。ずっとね、前から円楽のお兄さんもよく言うてはりますけど、落語協会とか落語芸術協会とか、円楽一門会とか立川流とか、そんなん関係なくですね。『統一したらどうや』というのをね。言いにくいけど」と。
これに円楽師匠は、「落語のためになって落語家のためになることはどんどん仲間からやっていって。我々は落語をやってお客様に喜んでもらえれば、それでいいという根本があればいい」と同調。
会見には落語協会会長の柳亭市馬さん、落語芸術協会理事の瀧川鯉昇師匠ら大物も出席しており、鶴瓶師匠はさらに「統一っていいよな」と話を振る。
すると積極的な見解が…。
「しがらみのあるところでいつも(話が)途切れちゃうんです。もうそういうのはないですよね。我々の世代は」(鯉昇)
「そういうの(しがらみのある人)はほとんど死んではる」(鶴瓶)
「そういう人は見てわかるんじゃないかな。呼んでないんだもん」(円楽)
東京、大阪から離れた福岡で大胆になったのだろうか。
大物たちにの統一の提言に、博多っ子は大喝采と笑いで応えた。
これだけ力のある者が結束すれば、あり得ない話ではないかも?
って、勝手なコメントでまとめた新聞です。
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