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2016年6月23日 (木)

ほおづき市

今日と明日は、会社の近くの愛宕神社の千日詣り。
ほおづき市
同時に開催されるのが「ほおづき縁日」では、「霊験あらたかな愛宕のほおづき」と呼ばれる、青いほおづきが境内に並びます。
今では各所で開かれているほおづき市の発祥は愛宕神社なんだそうです。
江戸時代には、「伊勢へ七たび 熊野へ三たび 芝の愛宕へ月まいり」と信心深い様子を表す俗謡が詠まれるほどだったそうです。
羽子板市とともに、愛宕神社が発祥の地。
境内で自生していたほおづきを飲めば子供の癇・婦人病に効くと言われるようになり、 「霊験あらたかな愛宕のほおづき」を並べた市が立つことになったそうです。
愛宕神社は1603(慶長8)年、江戸に幕府を設く徳川家康の命により、京都の本山・愛宕山から愛宕権現を勧請して創建されました。
主祭神は火の神・火産霊命(ほむすびのみこと)。
徳川家康は、江戸の町の防火神としたのでしょう。
それで、現代では、「恋の炎」「燃えるような恋」の成就を祈願する恋愛・結婚・縁結びの神さまとして、人気のパワースポットになっているそうです。
ほおづき市
この愛宕山は標高25.7メートル。
人造ではなく自然地形で天然の山としては、23区内で一番高いそうです。
江戸時代には、東京湾や房総半島までを見渡すことができる見晴らしの名所だったと・・・。
東京タワーや虎ノ門ヒルズなどはありませんでしたから。
・・・夏ですね。

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