元結
これが「元結」。
今では商売にならない品物です。
考えてみると、「文七元結」という噺は、文七に元結屋をやらせる必要はないんです。
呉服屋でも、小間物屋でも、八百屋でも、お店であればいい。
「文七羽織」でも、「文七紙入れ」でも、「文七南瓜」でも。
三遊亭圓朝は、飯田文七という人が売り出して人気だった元結をくっつけて話にした訳ですから。
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