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2016年5月 1日 (日)

八十八夜

bud今日は雑節の「八十八夜」。
雑節は日本の風土と気候を農耕に照らして考え出され、八十八夜は立春から数えて88日目。
この頃になると、温暖な日が増え最低気温も上昇するので、霜が降りなくなります。
「八十八夜の別れ霜」という言葉には、この頃に霜が降りると作物に影響が出るので要注意…という意味でしょう。
八十八夜
八十八夜と茶摘みはセット…というイメージが定着しています。
ところが、日本茶と一口に言っても、産地や製造方法などいろいろな種類があります。
産地として名高いのは、宇治と静岡。
ところが、実際の出荷量に目を向けると、1位・静岡、2位・鹿児島、3位・三重、4位・宮崎、5位・京都・・・。
狭山茶の埼玉は入らないんですね。
いずれにしても、北関東から九州まで日本列島の多くの地域で茶葉の生産が盛んにおこなわれています。
茶摘みは、早いところでは4月から始まり北上しています。
桜前線ならぬ新茶前線は、今まさに北上中ということでしょう。 .
八十八夜
霊峰富士の麓で育つ静岡のお茶は、生産量日本一です。
その歴史をたどると・・・。
1244年、聖一国師(しょういちこくし)が宋よりお茶の種子を持ち帰り、静岡市郊外の足久保に植えたのが始まりという説があり、明治維新後、牧之原台地の開墾により、日本一の生産地に。
1883年には全国の14%足らずだった生産量が、現在では全国の約4割を生産する大産地。
川根・天竜・本山(ほんやま)などの山間地は、気象条件に恵まれた高品質のお茶の産地として有名。また牧之原周辺では、味の濃いお茶づくりをめざし、苦渋味の少ない深蒸し煎茶の製法が開発されました。
    駿河路や花たちばなも茶のにほい  芭蕉

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