諏訪大社の御柱祭
今年の諏訪大社「御柱祭」で、氏子の男性が転落死しました。
事故が起きたのは、適切な安全防止措置を施さなかったためなどとして、弁護士2人が宮司さんに対する業務上過失致死容疑で、告発状を警察署に提出したそうです。
…確かに、お祭りだからとか、伝統の行事だからと言うのは無理がある気がします。
このお祭りは6年ごとに開かれるそうですが、毎回のように死傷者が出ており、告発は祭りの安全対策に疑問を投げかけるもの。
5月5日の、大木を垂直に立てる「建て御柱」で、高さ15 メートルの木の上部から氏子の男性が転落して死亡したのですが、この祭りでは1968年以降、74、8 0、86、92、2010年に死亡事故が起きているそうですから。
危険性が高く迫力のある祭りの様子が話題となって、集客や収益にはつながる訳ですが、生命を軽視し犠牲にすることが許されるものではないでしょう。
御柱祭は798年に始まったとされるそうです。
「鳴くよ鶯平安京」の時代です。
昔なら、「名誉の・・・」という面もあったでしょうが、人の命の重たさを考えると、全国各地で行われている危険なお祭り(神事)なども、しっかりした安全対策が必要だと思います。
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