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火星が地球に最接近しているそうです。
「スー パーマーズ」とも言われ、今回は最近10年間 で最も近い距離となり、都市部でも肉眼で見ることができるそうです。
月とか、火星とか、金星とか、何となく気になります。
別に、天文に関する知識がある訳ではありませんが。
太陽系で地球の1つ外側の軌道を回る火星は、 太陽の周りを687日かけて1周しながら、お よそ2年2か月に1回、地球に接近しているそうです。
ただ、地球の軌道がほぼ円形なのに対して、火星の軌道が楕円になっていることから、火星と地球との距離は接近するたびに変わります。
国立天文台によると、火星は今日地球に最接近し、今回はおよそ7500万キロまで近づいて、この10年間では最も近い距離になるそうです。
火星の明るさは1等星のおよそ15倍 の「マイナス2等星」くらいになるとみられ、 地球から見える火星の見かけの大きさも、今年の最も小さいときと比べて、直径がおよそ3倍になるそうです。
スーパーマーズが見られるのは、ほんの僅かな時間のはず。
だって、「一火星(過性)」と言われるくらいですから。
星の明るさは「○等星」で表わされますが、マイナスがあるんです。
どこかの国には「マイナス金利」というのがあのますが、こちらは絶対値が大きくなればなるほど、気分が暗くなって来ますから、全く反対です。
巷では、「笑点」の司会者交代と新メンバーの話題で盛り上がりました。
挙句は、24時間テレビのマラソンにまで駆り出されるという・・・。
今回の騒動では、多くの噺家さんや大物タレントさんの名前が挙がっていました。
ある面白いツイートを見つけました。
落語ファンの醒めた眼からのもののようで・・・。
マニアックな落語ファン、寄席ファンがこぞって文句を言っているのだけど、そもそもみんなそんなに熱心に笑点みてないですよね?
新真打の口上と演芸コーナーにロケット団とかが出るときだけでしょ?(笑)
そりゃそうだよ、だって、視聴者のほとんどは落語なんて実際は聴いたことのない人たちが大半なんだから。
今回の新メンバー騒動では、いろんな噺家さんの名前が噂され「いつも贔屓にしてるあの人、この人だったらどうしようー」とみんなワクワクしていたはず。
でも知ってるぞ、落語ファンのあなたの正直な気持ちを僕は知っている!
本当はあの人、この人が選ばれなくてホッとしてるだろ!
…僕はしてます。
この番組は、落語を知らない人たちが、何故か贔屓にしている番組で、元々の落語ファンにとっては、とても微妙な番組なんです。
だから、下馬評に挙がる噺家さんは、本人の名前は売れるでしょうが、贔屓としては、正直なところ、あまり出て欲しくないという面もある。。
さりとて、噺家さん以外の人にだけは司会をやらせたくはない。
・・・そういう点で考えると、今回の新司会者と新メンバーは、ある意味で絶妙な選択だったとも言えると思います。
もう10年近く前になるでしょうか。
「落語ブーム」と言われていた時がありました。
最近、アエラスタイルマガジンに、守田さんという方が、こんな一文を載せています。
いま、東京のアフターファイブに異変が起きている。落語ブームだ。
近年、落語には何度かブームの波があった。
落語家を主人公としたテレビドラマ『タイガー&ドラゴン』『ちりとてちん』などのヒットでそれまで落語に縁のなかった若い人たちが寄席や落語会を訪れるようになった。
しかしここ1、2年の落語ブームはいままでのとはちょっと違う。
勤め帰りの女性たちまでが落語を聴きに押しかけているのだ。
かつては見受けられなかった光景が出来している。
若手の落語会では、終演後、高座を終えて汗だくの着物姿で落語家たちが客を「お見送り」する。
出口で握手、撮影、サインなどのファンサービスに応じ、追っかけのファンはプレゼントを抱えて「出待ち」する。
さながらアイドルのコンサート風景だ。
小さな小屋(会場)も飛躍的に増えた。
寄席形式の小さな会場がいくつか誕生し、狭いバーや小さなレストランの中、そば屋の2階の座敷に至るまで、座布団さえ置けばどこでも落語会場となる。
ワンコイン寄席と呼ばれる500円の落語会も人気で、定席(常設の寄席)で夜9時半から11時まで開かれる「深夜寄席」には毎回200人を超える若い客たちが並ぶ。
“初心者でも楽しめる”を謳った「渋谷らくご」や、“成りあがり”を目指す若手ユニットの落語会「成金」は毎回満員札止めだ。
現在、落語家は東西合わせて約700人。
東京在住の約500人の落語家たちが、東京の定席をはじめとして1000人収容の大ホールから、20人も入れば満杯になるようなさな会場までを埋め尽くす。
居酒屋の小さな座敷なども含めると、1カ月間で東京近辺で開かれる“落語会”はなんと700席を超えるのだ。
これは単純なブームなどではない。
ハンサムでクールなサブカルチャーの誕生といっていい。
いま、新しい落語ムーブメントが起きている。
・・・今風に言っていますが、これが「寄席」の原点かもしれません。
最近の、観客に媚を売るようなやり方は好きではないので、さりげなく芸を聴かせて良しとしたいものですが。
私は、煙草の煙と臭いが大嫌いです。
歩きながらやコンビニなどの店頭に置かれた灰皿の前で煙草を吹かしているいる人を見ると、腹が立ちます。
特に、歩行喫煙は許せない気持ちです。
ところで、受動喫煙の影響で死亡する人が、年間15,000人と推計されるそうです。
厚生労働省によると、非喫煙者で、家族や職場の同僚が喫煙している場合、受動喫煙が原因で死亡する人は、年間15,000人と推計。
前回(2010年)の調査では、6,800人と推定されていたそうですから、倍増したことになります。
これまで、肺がんや心筋梗塞などに因果関係があるとされていましたが、前回調査以降、脳卒中やSIDS(乳幼児突然死症候群)にも因果関係があるとされたために、大幅に増加したということのようですが、煙草で病気をもらうなんて・・・。
時間の関係で、今日も前半の一部しか出来ませんでした。
尤も、ここまでしか覚えていないので…。
佐野槌の女将から五十両を借りるところまで。
師匠から「うん、いいよ」と一言。
後で、プロでも、場面に慣れてくると、女将の口調が早くなってしまうから気をつけるよう、アドバイスをいただきました。
とにかく、最後まで行かなくては…。
時間がない・・・
日曜日の夜は、気持ちがブルーになる時間帯です。
「サザエさん症候群」って言いませんでしたっけ?
日曜日の夕方6時半から7時あたりになると、明日のことを考えて憂鬱になるというので。
7時のNHKのニュースの後、何気なく「鉄腕!DASH!」にチャンネルを切り替えました。
ちょうど「ザ!レストア!DASH!! 〜モノレール〜」 という企画を放映していました。
新シリーズ始動という訳で、まだまだ使えるのに、いつの間にか忘れ去られた道具をTOKIOが復活させるという企画。
第1弾の今日は、静岡のミカン畑に放置されていた「運搬用モノレール」。
かつては、農作業が楽にできると、全国の農家さんに重宝されたが、農家の廃業が増える中、大量のモノレールだけが取り残されていた…。
そこで、モノレールの特徴である“急勾配を昇降できる構造"に目を付け、坂道で苦労している場所へ、用途を変えて甦らせる計画を立てる…。
それで、山村の急勾配な坂道に、このモノレールを移設しようと。
驚いたことに、その移設場所と言うのが、何と我が町の某集落ではありませんか。
私が幼少の頃は、まだ合併前だったので、隣町でしたが、今は同じ町内です。
私の実家は、町の一番の辺鄙な地域。
今夜のこの地区は、当時の隣町の一番山奥の地域。
ちょうど同じくらいの規模の小学校があって、郡下のイベントや運動では、常に比較されていました。
私の小学校も、この地区の小学校も(分校でしたが)、当然のことながら、今は閉校になっています。
そうか、静岡のミカン農家なら、それほど距離も遠くありませんから、移設も比較的楽に出来たことでしょう。
過疎化、高齢化が進む典型が、我が故郷のたそがれる姿でもあります。
帰る場所もなくなりそうです。
北海道の山林で行方不明となっている小学2年生の男の子は、「しつけ」として、親に置き去りにされていたんだそうです。
不明から丸1日たちましたが、男の子はま だ見つかっていない…。
男の子は、一家でドライブに出かけていて、親から、「言うことを聞かない」として、山林に置き去りにされたもの。
親が、5分後に戻ったところ、男の子の姿が見えなくなっていた。
男の子は、半袖Tシャツにサンダル履きという軽装で、食料や携帯電話は持っていない。
男の子の父親は「(最初に山菜採りと言った理由は?)最初に、お仕置きで入るという話を出すのは、気持ち的にちょっと...」と話した。
何がしつけだ!と思います。
最近、しつけと称して、しつけがされていない「お前だろう!」と言うような幼稚なバカ親が、暴力やいじめをする例が目立っています。
これまた情けない、危ない…。
今日の稽古会は、フルメンバーが出席予定でしたが、さらに紅巣亭心童さんが飛び入りで交流参加。
心童さんは、熊本のお医者さんで、はるばる稽古に通っているのですが、熊本地震で大変ご苦労されているようです。
震度7が想像を絶する揺れで、物は飛んでくる、家は捩れて平行四辺形に歪む…。
ご自宅も診療所も被害は少なく、住める状態だと言うことで、何よりでした。
それでも、水や物資の不足は激しく、とにかく、最低3日分の備蓄は必要だと、身を持って実感したそうです。
メンバーから、「犠牲者に名前が載っていなくて良かった」「はい、ちゃんと足もありますから」・・、なんて、やや不謹慎な会話。
◇紙入れ 紅巣亭心童
◇権助提灯 三流亭百梅
◇お見立て 三流亭越児
◇平林 三流亭夢学
◇三方一両損 三流亭千公
◇天狗裁き 三流亭窓口
◇たが屋 三流亭新参
◇文七元結 三流亭流三
次回の深川三流亭までは時間がありますから、読み稽古が中心です。
フルメンバーに心童さんが加わりましたので、3時間では稽古時間が足りず、私の文七元結は、最初の佐野槌の場面だけになってしまいました。
「五十両の金を持って吉原を出る・・・。闇の夜は吉原ばかり月夜かな」で、ちょうど時間となりました。
大学のメルマガで、ドローンが撮影した片平キャンパスの動画が配信されました。
https://www.youtube.com/watch?v=WmhK-p1tKvo&feature=youtu.be
「えっ?こんな場所あったっけ?」と思うような、古い建物も。
「お江戸あおば亭」の会場の「片平さくらホール」も。
動画では、片平・川内・青葉山キャンパスを紹介しているものもありました。
https://www.youtube.com/watch?v=x3bDlvurqhE
そもそも、大学を紹介する動画もありました。
https://www.youtube.com/watch?v=lD1eJKYxfS4
どこも綺麗になりましたね。
あの頃は、アジ看板もたくさんあって、建物も汚くて、雑然としていましたから。
今年の諏訪大社「御柱祭」で、氏子の男性が転落死しました。
事故が起きたのは、適切な安全防止措置を施さなかったためなどとして、弁護士2人が宮司さんに対する業務上過失致死容疑で、告発状を警察署に提出したそうです。
…確かに、お祭りだからとか、伝統の行事だからと言うのは無理がある気がします。
このお祭りは6年ごとに開かれるそうですが、毎回のように死傷者が出ており、告発は祭りの安全対策に疑問を投げかけるもの。
5月5日の、大木を垂直に立てる「建て御柱」で、高さ15 メートルの木の上部から氏子の男性が転落して死亡したのですが、この祭りでは1968年以降、74、8 0、86、92、2010年に死亡事故が起きているそうですから。
危険性が高く迫力のある祭りの様子が話題となって、集客や収益にはつながる訳ですが、生命を軽視し犠牲にすることが許されるものではないでしょう。
御柱祭は798年に始まったとされるそうです。
「鳴くよ鶯平安京」の時代です。
昔なら、「名誉の・・・」という面もあったでしょうが、人の命の重たさを考えると、全国各地で行われている危険なお祭り(神事)なども、しっかりした安全対策が必要だと思います。
「味噌蔵」「引越の夢」などに出て来るこの単語。
あまり辞書には載っていない言葉だと思いますが、何となくニュアンスで意味が分かる気がします。
要は、勘定を滅茶苦茶に誤魔化すこと。
これに漢字を充てると「舛添」となる?
落語のドガチャガは、許される範囲でのものですが・・・。
「第三者」というのは、当事者以外の人。その事柄に直接関係のない者。
某知事が選任した「第三者の弁護士」って、「第三者」?
当事者が選んだのだら、「ステークホルダー(利害関係者)」ではないのかなぁ。
某政令指定都市の女性市長も、美容院代をドガチャガしているそうです。
・・・みっともない。
文化庁は、桂歌丸師匠を文部科学大臣表彰すると発表。
31日に文部科学省で表彰式を行うそうです。
表彰理由は「卓越した話芸で落語界の向上と発展に尽力した」ということだそうです。
おめでたいことだと思います。
ダイエット中の者には、いささか耳の痛い話題です。
糖質制限ダイエットがブームとなっている影響で、飲食店での“ライス残し”が多発しているそうです。
自身のダイエットのため、という言い分はわからなくもないが、注文しておきながらもライスを残す客の多さに飲食店の従業員は困惑していると言う…。
店の人曰く、「最近のダイエットブームの影響なのか、ライスを注文しても、当然のように残して帰るお客様が増えています。わたしたちの世代は『米粒を残したら、目が潰れる』と家庭で厳しくしつけられただけに、どうしても簡単にライスを残してしまうお客様 には困惑していますね。そのまま残飯にしてしまうのは心が痛むので、最初からライス抜きで注文してほしいです」
そうです。そうでした。
「米粒を残したら、目が潰れる」という言い伝えが日本にあるように、食が豊かでない時代には米は貴重なものでした。
たとえば、茶碗にご飯粒を残すのも駄目でした。
しかし、食に不自由しない豊かな時代となった昨今では、こうした“ライス残し”は当たり前のこととして多発しているようです。
私は、極力、ご飯少なめ、単品注文に心がけています。
やはり、勿体ない。
米作りをしている方々に申し訳ない。
それにしても、日本の米は、本当に美味しい!
死ぬほど、ご飯を食べてみたいと思います!
ご飯を残したら罰が当たりますよ。
先日お亡くなりになった柳家喜多八師匠のこと。
自称虚弱体質。
渋みのある声質ながらとぼけた雰囲気を持ち、出囃子からけだるい雰囲気で座布団に座り、一見やる気のない枕から、いつの間にか熱演に引き込み、爆笑を誘うと言う芸風。モットーは「清く、けだるく、美しく」だったそうで、趣味はサイクリングに墓参り、宝塚歌劇鑑賞など。
自転車で寄席を回ると聞いたことがあります。
宝塚に関しては、自らの名をもじって「キタナヅカ歌劇団・永遠ちはや」と名乗り、「圓朝まつり」で歌を披露したことがあるそうです。
「永遠ちはや」ですか?
私は「千早亭永久」ですから、同じじゃないですか。
昨日の大相撲夏場所13日目。
全勝同士の相撲は、横綱白鵬が大関稀勢の里を土俵上に転がし、全勝を守りました。
「勝つなら勝ってみい」という感じ。
「勝って横綱になってみろ」というね。
相撲界の最高位に君臨し、もうすぐ10年。誰よりもその重みを知っている。
稀勢の里の挑戦をまたも退け、「誰かが言っていたね。『強い人は大関になる。宿命のある人が横綱になる』と。何か足りないんでしょう」と言いました。
悔しいけれども、けだしその通りだと思います。
横綱になるには、強さに加えて、もう一つ何かが必要なんです。
芸の世界で言えば、さしずめ横綱が名人、大関は上手と言うことだと思います。
「名人は上手の坂をひと上り」と言う言葉が思い出されます。
名人になるには、強さだけではない、力量だけではない、別に何かが必要なんです。
理屈ではない何かが。
最近、有名人の訃報を耳にする多くが、我々の親世代の方で、80歳台の方ばかりな気がします。
当然と言えば当然なんですが、享年何歳と聞いて、単に年齢というだけでなく、自分の親が逝く年頃だという感慨があります。
世界保健機関(WHO)が、2016年版の「世界保健統計」を発表し、昨年の男女合わせた日本の平均寿命は83・7歳で、データが得られた国の中で首位を維持しているそうです。
20年以上連続で首位をキープしていることになるそうです。
一方で、男女合わせた世界の平均寿命は71・4歳で、00年から5歳も延びたそうです。
女性は73・8歳、男性は69・1歳。
日本は、女性の平均寿命は86・8歳と首位でしたが、男性は80・5歳で
、首位のスイス(81・3歳)をはじめアイスランド(81・2歳)、オーストラリア(80・9歳)などを下回り6位だそうです。
お父さんたち頑張らないといけませんぞ。
本卦がえり(還暦)を過ぎて亡くなっても、昔のように「おめでたい」とか、「天寿を全うした」などとは言われません。
それにしても、寿命がどんどん延びて、そのうちに青い地球が真っ白になるのでは?
今日は二十四節気の小満。
柳家小満ん師匠の日ではありません。
陽気がよくなっ て、草木が生い茂る頃。
暑さも加わり、麦の穂が育ち、山野の草木が実をつけ始め、紅花が盛んに咲き乱れます。
梅の実がなり、西日本では「走り梅雨」がみられ、田植えの準備を始めます。
・・・なら良いのですが、今日は陽気がよくなるどころか、極端な暑さになる予報。
特に北海道では所々で真夏日になるところがあるそうです。
最低気温と最高気温の差が20度以上になるそうです。
体調も崩しますよね。
何かにつけて東大生と言うのは注目されるものです。
特に悪さをした時などは、やっかみ半分も含めて、槍玉に上げられます。
都内ののマンションで女子大生にわいせつな行為を行ったとして、強制わいせつの疑いで、いずれも東大生の 22〜24歳の男5人が逮捕されているようです。
東大生だから犯罪を犯さないということはありませんから、こういう輩もいるんだということでしょうが、中の1人が、「罪になるなら仕方ない」などと話しているそうです。
物事の善し悪しが分からないのでしょうか?
その了見が理解出来ません。
京成高砂で、北総線に乗り換ると、何とこちらでもダイヤが乱れていました。
京急線でもトラブルがあって、大幅な遅れ・・・。
ヤレヤレ。
やはり、こういう時はジタバタしないで、いつもの経路の復旧を待つのが結局一番無難なようです。
今日は、気分転換だと割り切っていますから構いませんが。
現在、日本で一番高いビルは、大阪の阿倍野橋にある「あべのハルカス」です。
JRや地下鉄では「天王寺」という駅名です。
「阿部野橋」は近鉄のターミナル駅です。
このビルには、近鉄の百貨店(あべのハルカス近鉄本店)が入居しているそうですが、来週開催される「主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)」のために、26日と27日の両日、テロ警戒のため臨時休業するそうです。
サミット主会場の志摩観光ホテルからは、直線距離で約130キロ離れていますが、このホテルも近鉄グループのため、「大阪を代表する大規模施設」として特に厳しい対応を決めたそうです。
実は、今秋の土曜日に、「あべのハルカス」に行く予定です。
ところで、「あべのルシアス」というビルが近くにあった気がします。
「おもてなし」が流行語にもなった2020年の東京オリンピック・パラリンピック。
新国立競技場の建設問題・エンブレム盗用問題でゴタゴタした後、今度は招致をめぐって多額の金が支払われているという疑惑が出て、もうボロボロ。
世間では、「東京五輪熱」は右肩下がりで冷めてしまって、「もう開催しなくていい」
「恥をさらしているだけ」という声も多いそうです。
そもそも競技場、エンブレム、そして裏金と、一般世間の手の届かないところでゴタゴタや疑惑が持ち上がっているのですから・・・。
そこで、改めて納得するのは「おもてなし」という言葉。
まさに今の状態を予言していたかのように思えます。
「おもてなし」→「表なし」→「裏ばかり」→「全て裏」。
「花色木綿」という噺は、嘘を誤魔化すのに「裏が花色木綿」と連発しますが・・・。
エンブレムも意味深です。
市松紋様ですから、開催には、市松(一抹)の不安もあるって紋様(もんよう)。
そう言えば、新国立競技場に聖火台がないというのも問題になっていました。
せっかく誘致に成功したのに、その聖火台なし(成果台無し)・・・?
上野の国立西洋美術館を世界遺産に…。
上野公園に行くと、そんな内容の紙が貼られているのは知っていました。
無知の怖さと言うやつで、「別にどうってこともない建物じゃないか。これが世界遺産?」と思っていました。
ところが、ここだけではなく、「ル・コル ビュジエの建築作品」が、世界遺産への登録に向けて、正式に勧告されるそうなんです。
パリを拠点として活躍した建築家「ル・コル ビュジエの建築作品」の17施設が、ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関「イコモス」により、 世界遺産に登録するよう勧告されるということなんです。
フランスが代表となり、スイスやドイツ、日本など7カ国が、共同で推薦したもので、日本では唯一のル・コルビュジエの作品となるそうです。
へぇー、知らなかった。
7月に、トルコのイスタンブールで開かれる世界遺産委員会で、正式に登録されるものとみられ、登録されれば、大陸をまたいでの登録は、 初めてとなるそうです。
それはそれとして、あちらこちら世界遺産だらけになって、色々制約も出て来るでしょうし、有り難みは薄れて来そうな気がします。
今日は、某元野球選手の覚醒剤をめぐる事件の裁判が開かれるそうです。
こういう有名人の裁判の場合は、傍聴希望者が殺到するので、裁判所ではなく、日比谷公園内で整理券を配るそうです。
当然、今日もそうなることでしょう。
裁判は午後からですが、もう並んでいるかもしれません。
もしかすると、そんな様子も見られるかなと思っていたのですが、朝から雨が降っているので、途中下車の散策は中止しました。
「雨の中、朝から傍聴券を求めて並んでいるやつがいるんだよ。」
「バカ言え、そんな無駄なことするやつなんているわけないだろ?」
「いるんだよ。だって、俺が朝からずっと見てたんだから・・・。」
・・・釣りバカの小噺も通じるかもしれませんが、雨に負けました。
実は、朝の歩き稽古をしなくてはいけないのですが・・・。
初公判が行われるのは東京地裁425号法廷。
司法記者クラブ加盟各社の割り当てを除くと、一般傍聴席は20席前後とみられる。
同じ法廷で開かれた某女優の初公判は6615人が並び、競争率は過去最高の330倍。
14年の某歌手は2624人で126倍だった。
今日の初公判にも数千人の傍聴希望者が殺到するとみられ、傍聴券交付は東京地裁に隣接する日比谷公園で配布される。
民放各局は司法記者クラブに加盟し1席ずつ確保しているが、民放関係者は「情報番組やスポーツ番組などそれぞれの番組関係者が傍聴を希望して並ぶ。
もの凄い倍率になりそうだ」と話した。
実にくだらないと思いますが。
4月・5月は税金納付の月です。
例えば4月は固定資産税、5月は自動車税。
インターネットバンキングではありませんが、昨年から自動車税は、インターネットでクレジットカード決済で納付することにしましたので、今年も。
車検に必要な、納付の領収書が不要になったので、非常に楽になりました。
最近、現金を使う頻度が極端に少なくなっています。
これは、鉄道系の電子マネー(チャージ)とクレジットカード系の電子マネーを使うことが多くなり、現金で決済しなくなったためです。
スーパーやコンビニだけでなく、ほとんどの場面で使えるようになっています。
税金や会費なども、クレジットカード決済が可能です。
それから、振込みもパソコンやスマホのインターネット(モバイル)バンキングを利用しています。
パソコン(インターネット)による決済も便利ですが、半面で新たなリスクがあることも確かで、悪用されたり、騙されたりするケースも多いようです。
銀行でもセキュリティが厳しくなり、定期的なパスワード変更、パスワードの組合わせの複雑化などを声高らかに言います。
そして、とうとう、振込をする際のセキュリティに「ワンタイムパスワード」というのを使うよう求められました。
文字通り、振込の都度、パスワードが個別に設定されるというものです。
今までは、専用カードの裏に乱数表があって、それでやっていたのですが、さらに複雑怪奇になりました。
義加工から、電卓を小さくしたような「ワンタイムパスワードカード」が送られて来て、利用登録をしなさいと・・・。
暫く放っておいたのですが、いよいよ6月からは、この方法でないと振込が出来なくなる
と言われましたので、仕方なく登録をしました。
犯罪の餌食になるのも不愉快ですし。
世界文化遺産の富士山に、春の風物詩で、残雪が羽ばたく鳥のように見える「農鳥(のうとり)」が現れたそうです。
富士吉田市富士山課が、雪解けが進む北西斜面の8合目付近で。
富士山の雪も、夏に向かってどんどん少なくなって行きます。
夏が来ます。
新宿新都心の超高層ビルに来ています。
成り上がりのさもしい、あざとい知事がいるはずの庁舎の近くのビルから眺める景色。
知事は公用車で、家族と一緒に湯河原に行って、会議名目で食事でもしていて、不在かもしれません。
都知事が安いホテルに泊まっていたらみっともない?
このとんでもない発言を聞いて、「唐茄子屋政談」で、若旦那が叔父さんから、唐茄子売りの格好に着替えろと言われた時に、「そんなみっともない格好なんて」と言って、叔父さんから厳しく謗られるシーンを思い出しました。
公人や地位の高い人こそ、地位が上がれば上がるほど謙虚にならないといけません。
だからこそ尊敬されるものだと思います。
この知事も勘違いして腐っています。
今日は、新宿の空も綺麗なのに。
ところで、夕方には、大阪に移動しなくてはいけません。
勿論、新幹線の普通座席です。
千早亭の稽古会で、軽太さんがマクラ(雑談?)で、三菱自動車の燃費偽装の被害者だと話していました。
軽太さんの奥さんが、ちょっと前に、三菱自動車が製造している日産の軽自動車に乗り換えたそうです。
子育て中ですから、コンパクトで機動性があり、勿論、経済的だということで。
ところが、住んでいる場所がやや起伏のある場所ではあるそうですが、坂は上らない、燃費30キロが謳い文句のはずだったのに、酷い時には13キロ程度にしかならないそうです。
事件が明るみに出る前に、ディーラーに「燃費が悪い」と言ったことがあるそうですが、その時の答えが、「かなり車両が重たいから」と、言葉を濁されたとか。
その重量がベースで燃費がなんぼのはずですから、全く答えになっていません。
燃費試験の設定条件と実際の使用条件が違うので、ぴったりという訳にはいかないでしょうが、13キロなら、そこいらの並みの普通車と同じです。
私の車ですら、高速を走ることが多いこともありますが、12キロぐらいにはなります。
そんな三菱自動車。
実は、今回の軽自動車4車種だけではなく、1991年以降に国内で発売したほぼ全ての車種で、違法な燃費データ測定をしていたことがわかったそうです。
販売が終了した車種を含めて数十車種にのぼり、軽自動車だけでなく普通車や大型四輪駆動車にも広がる見通し。
法定通りの測定をしたと判明したのは「デリカD:5」「アウトランダーPHEV」「ミラージュ」の3車種だけ。
違法な方法が取られた車種には、人気車種の「パジェロ」のほか、「ランサー」「コル ト」「ギャラン」「RVR」などが含まれるそうです。
91年以降にフルモデルチェンジも合わせて新たに発売された車種は50ほど。
他社から 車体の提供を受けていない大半の車種で違法な測定がされていたことになります。
私も、ちょうどその時期にオーナーだったことがあります。
燃費で選んだ訳ではありませんが、腹が立ちます。
こんなモラルハザードな会社は要りませんね。
どうやら、三菱の車には、ハザードランプが付いていないようです。
富士市のローカル鉄道「岳南鉄道」で踏切事故のニュース。
一昨日午後、岳南電車神谷東踏切で、小学4年生の女児と吉原発岳南江尾行き下り電車が接触。
女児は頭などに軽傷を負い病院に搬送されたが、命に別条ない。
不幸中の幸い、軽い怪我で良かった・・・。
同時に、男性運転士と「乗客1人」にもけがはなかったそうで・・。
乗客1人と言うのが、のどかと言うか寂しいと言うか・・・。
最近、ローカル鉄道が注目されていて、この路線もテレビの旅番組で紹介されていました。
・・・そして、
約1時間50分後に運転を再開し、「約50人」に影響したそうです。
東京でも、地下鉄銀座線が渋谷~溜池山王間が長時間不通になりましたが、恐らく何万人に影響があったでしょうか・・・?
「言い間違え」か「言い間違い」か・・・?
「間違う」と「間違える」という動詞と関連があるようです。
「間違う」は、ある「正しい状態」があるのにそのようになっていない、というときに使われる。。例えば「人として間違った道を歩む」の場合、「道義的に正しい生き方」というものがあるにもかかわらずその道を歩んでいない、ということを表すので、「人として間違えた道を歩む」とは言わない。
一方「間違える」は、ある2つのものについて「取り違える」ことを表します。
「ブーツの左右を間違えて履いてしまった」と言う場合、「右と左とを取り違えてしまった」という意味。
ただし、右用は右足に、左用は左足に履くのが正しい履き方だ」というニュアンスがあれば、「間違って履いてしまった」と言うことも可能。
何かの試験を受けたときに、「あるべき正解から外れた」という意味では「答えを間違った」ですし、「正解はAであるのにBと書いてしまった」という意味では「答えを間違えた」ということになる。
多くの場合には両方とも使えることが多いのですが、とらえ方が違う。
名詞の形になると、どんな場合でも「間違え」より「間違い」のほうが多く使われる。
(例「[間違い/間違え]を見つけた」)。
・・・これ、NHKの説明ですが、分かりづらい。
先日、「バチカン」を「バカチン」と言ったアナウンサーは、「間違えた」ことになりますから、一義的には「間違え」という名詞が正しいのでしょうが、名詞の場合は「間違い」の方が多用されているので、「間違い」ということになるのでしょう・・・。
日本語は難しい、縮れ毛の高島田ですね。
・・・その心は、結い(言い)にくいでしょう・・・。
落語の稽古をしていて痛感すること。
師匠から、単語や言葉のアクセントやイントネーションの指摘をされます。
自分は訛りはないと思っているのですが、やはりベースに「ズラ弁」がありますから、何気ないところで出てしまうことがあります。
また、最近の言葉の乱れの中で、自分なりに抵抗しているつもりでも、独特のイントネーションに染まっていることに気がつくことも数多くあります。
先日の日曜日に、テレビである報道番組を視聴していたところ、熊本の被災地に「くまモン」が復活したというニュースがありました。
ここで、女性アナウンサーが発した「くまモン」は、普段よく耳にしているイントネーションと違っていたので、びっくりしました。
「くまモン」を、「おくさん」とか「くまさん」と同じイントネーションで話す(聴く)ことが多いのですが、「伊右衛門」とか「余所者(よそもん)」と同じでした。
きっと、視聴者からも指摘があったのでしょう。
その後で、「"くまモン"のこの言い方は、キャラクターの作者から、言われているもの」だと説明していました。
「く」が高くなるのではなく、全て平坦に言うのが、作者のイメージのようです。
「世の中は清むと清まぬで大違い、刷毛(はけ)に毛があり禿げ(はげ)に毛がなし」・・・なんて言うのがありますが。
某放送局で、男性ナレーターが、「バチカン」を「バカチン」と言い間違えるハプニングがあったそうです。
・・・そういうこともあるかもしれませんね。
熊本地方の地震はなかなかおさまらないようです。
余震が続く中で、 何もなくても身体が揺れ ていると感じる“地震酔 い”の症状を訴える人が 増えているそうです。
この症状に悩む多くの人は避難所などで生活していて、ストレスのたまりやすい環境 が影響しているようです。
安心して 身体を休める場所が必要だということですが・・・。
「揺れるとき」という噺は、師匠が創作した噺です。
恐らく、師匠のほかには私しか演っていないと思います。
「揺れるとき」も、繰り返し演って行きたいと思います。
可能であれば、9月の「OB落語会」で再演してみようかと思っています。
日本橋の地下鉄の通路の柱の、笑点50周年の記念催事の宣伝の写真の中に、お宝画像を発見しました。
師匠がレギュラー出演していた時の写真が2枚ありました。
1枚は、他の出演者と並んで座布団に座っているもの。
あの頃は、歌丸師匠が向かって左端、敵役の小圓遊師匠が右端に座っていたんですね。
左から、歌丸・木久蔵・圓窓・圓楽・こん平・小圓遊という並び。
そしてもう一枚が圧巻!
10周年の時のようですが、師匠と圓楽師匠のツーショット。
圓楽師匠扮する亀?に跨がった凛々しい・姿!
それにしても、お二人とも若い!
師匠は、端正な顔だったんですね。
何気なく丸善で待ち合わせたので、図らずも貴重な物を見ることが出来ました。
そうなんです。
師匠はほとんど語られませんが、かつては、笑点のレギュラーだったんです。
連休中は、各地で様々なイベントが催されたり、行楽地が混雑したりしていますが、事故も多く発生しているようです。
6年(数えで7年)に1度の奇祭、御柱祭が開かれている諏訪大社上社本宮の境内で、高さ約15メートルの大木の最上部から氏子の男性1人が転落、全身を強く打って亡くなったそうです。
昨日は、諏訪大社上社の御柱祭の最終日。
氏子がまたがったままのモミの大木を、本宮本殿の四隅にワイヤで垂直に建てる「建て御柱」が行われました。
事故は、一連の行事が終了し、乗り手の氏子らが大木から一人ずつ下りている最中に発生。男性の氏子は、高さ約15メートル、重さ約1トンの大木の最上部から転落、地面に置かれていた重機に体を打ちつけたようです。
勇壮なお祭りで有名で、今までにも死亡事故はあったようですが…。
どうなんでしょう…?
神事だからと言って、危険を顧みずにと言うのは…、今や時代錯誤のような気がします。
無信心な余所者がとやこう言うことではないのかもしれませんが。
こういうのは、殉教と言うのでしょうか?
友人のⅠさんから、メールを受信しました。
弟さんが、土浦市商店街活性化委員として10年前から活動していて、2ヶ月に一回は落語会運営のサポートしているそうです。
弟さんが落語を好きだったことを初めて知ったそうですが。
会場の受付や司会もしているようです。
その弟さんがサポートするアマチュア落語家が、圓窓師匠に師事している「梅朝」さんだと聞いて、驚いてメールをくれたと言う訳。
友人は、落語っ子連の落語会に来てくれて、私の「浜野矩随」を師匠が褒めてくださったのを聴いてくれていますので、縁を感じてくれたようです。
有り難いことです。
その梅朝さんは、有難亭の頃にお会いしたことがあります。
確か、茨城大学落研のご出身で、今は牛久市の牛久亭(ぎゅうきゅうてい)でご活躍のはずです。
いずれ交流してみたいと思っていますので、良いご縁があれば良いと思います。
暫く前から通信が途絶えている日本の 天体観測衛星「ひとみ」で、2つの太陽電池パネルがいずれも衛星本体 から分離しているとみられることが分かり、JAXAは、復旧の見込みはな いと判断し、「ひとみ」の運用を断念するそうです。
ブラックホールなど宇宙の謎に迫ろうと、およそ310億円をかけて開発され、今年2月に打ち上げられた日本の天体観測衛星「ひとみ」は、3月26日に通信が途絶え、制御を失って回転するとともに、一部は分解したことが分かっています。
これまでの解析の結果、2 つの太陽電池パネルがいずれも衛星本体から分離しているとみられることが分かったことを明らかにし、太陽電池パネルがなければ「ひとみ」の電力は回復しないことから、復旧の見込みはないと判断し、運用を断念することにしたそうです。
日本の人工衛星や探査機が運用断念に追い込まれるのは、エンジンの噴射に失敗し、火星 を回る軌道に入ることができなかった13年前の火星探査機「のぞみ」以来だそうです。
とても残念です。
一方、完全はないものの、金星を探査する「あかつき」は、復活しつつあり、期待をしたいと思います。
遠い宇宙空間のこと、一体天体(全体)何が起こっているのか・・・。
今日は雑節の「八十八夜」。
雑節は日本の風土と気候を農耕に照らして考え出され、八十八夜は立春から数えて88日目。
この頃になると、温暖な日が増え最低気温も上昇するので、霜が降りなくなります。
「八十八夜の別れ霜」という言葉には、この頃に霜が降りると作物に影響が出るので要注意…という意味でしょう。
八十八夜と茶摘みはセット…というイメージが定着しています。
ところが、日本茶と一口に言っても、産地や製造方法などいろいろな種類があります。
産地として名高いのは、宇治と静岡。
ところが、実際の出荷量に目を向けると、1位・静岡、2位・鹿児島、3位・三重、4位・宮崎、5位・京都・・・。
狭山茶の埼玉は入らないんですね。
いずれにしても、北関東から九州まで日本列島の多くの地域で茶葉の生産が盛んにおこなわれています。
茶摘みは、早いところでは4月から始まり北上しています。
桜前線ならぬ新茶前線は、今まさに北上中ということでしょう。 .
霊峰富士の麓で育つ静岡のお茶は、生産量日本一です。
その歴史をたどると・・・。
1244年、聖一国師(しょういちこくし)が宋よりお茶の種子を持ち帰り、静岡市郊外の足久保に植えたのが始まりという説があり、明治維新後、牧之原台地の開墾により、日本一の生産地に。
1883年には全国の14%足らずだった生産量が、現在では全国の約4割を生産する大産地。
川根・天竜・本山(ほんやま)などの山間地は、気象条件に恵まれた高品質のお茶の産地として有名。また牧之原周辺では、味の濃いお茶づくりをめざし、苦渋味の少ない深蒸し煎茶の製法が開発されました。
駿河路や花たちばなも茶のにほい 芭蕉
師匠が、おひろめ寄席について、早速ブログでコメントされています。
http://ensou-rakugo.at.webry.info/201604/article_6.html
元彼 扇子っ子連・千早亭早千(はやち)
開口一番の演りにくさを払拭させる地力があるので、
安心して聞ける。
留守番小坊主 羽織っ子連・要亭小藁(こわら)
紗の堂服を着用して堂々の口演。高座の袖で足袋の
コハゼが掛かってなかったのを母親が「ちょいと」と。
桃太郎 羽織っ子連・要亭桑良(くわら)
親子でハイタッチして高座へ。衣装は謡の。
転失気 洒落っ連・千川亭百貨(ひゃっか)
高座に上がって、お辞儀をしたんだかしなかったのか、
崩れた
お辞儀になった。でも、なんとか。
釜泥 下げっ子連・大塚亭八師(やつし)
落ち着きがあるような、ないような。でも、後半しっかり
してきた。
天狗裁き 落としっ子連・天租亭咲耶(さくや)
江戸っ子なのに上方弁巧み。
中入り
真田小僧 下げっ子連・大塚亭倉寿(くらす)
嫌味のない子供らしさあり。
長短 洒落っ連・千川亭喜子母(きしも)
長さんはいいんだから、短さんは慌てずやろう。
親子蕎麦 落としっ子連・天租亭忍緋(しのび)
一番心配していたが、クリアー。
目薬 扇子っ子連・千早亭三十一(みそひと)
常に噺の面白さをキャッチできるので、あとは仕種。
幇間腹 落としっ子連・天租亭佐々ん(さざん)
体の大きな割に、細かい仕種をしかりと演っている。
救いの腕 羽織っ子連・要亭貴尾(たかお)
綺麗に語れるんだから、あとは演じてみてはどうだろう。
中入り
寿限無 落としっ子連・天租亭三味(しゃみ)
着物の着方も巧くなった。大きな声もでるようになった。
あとは?
六尺棒 落としっ子連・天租亭媛堵(えんど)
しっかり、きっちりとが出来るようになった。
味噌豆 扇子っ子連・千早亭軽太(かるた)
愚痴を零しながらマクラも身に付いて来た。
孫帰る 下げっ子連・大塚亭第九(だいく)
稽古の度に良くなってきてたので、安心していた。
小言念仏 羽織っ子連・要亭印去(いんきょ)
口調よし。「お後がよろしいようで」じゃなくて、落ちを
工夫しよう。落語だもの。
茶の湯 洒落っ連・千川亭龍士(りょうし)、
明るい個性からの面白さは抜群。
指導出演 圓窓[町内の若い衆]
強風の中、客席は200人を超える入り。
駒込創造館へ移動した前館長の指導の許に発進して、そして現館長の継続応援の熱意のお陰の今日のこの落語会。
千早と南大塚の二館にある五つの稽古連(圓窓指南所)の内、「大きいホールで口演したい」という夢から、行動を起こしたのが、この五つの中で一番若い落としっ子連・天租亭という連。
今までどの連もなし得なかった出来事と、表現しても過言ではなかろう。
「あたしもやりたかったんだよ」ということは後から誰でも言えるが、夢の実現のために身を削って行動を起こすのは容易なことではない。
他の連からの熱い意を持った参加、協力もあって、まずは見事に成功した。
「和を以って貴しとなす」という言葉は、「みんな違って、みんないい」という意見を、より良く、より大勢のために求めて話し合うことである。
「あたしが、あたしが」という力んで息巻いて推し進めるような意見、行動力は返って弊害になることのほうが多い。
よい精神をしっかりと把握して五つの連をまとめた働きは賞賛に値するだろう。
この第一回を財産として、継続のパワーとアイデアがあれば単なる趣味の集合ではなく、区の大切な文化にも近付く。
この先も大いに期待したい。
ホールに真ん前にあるピザ屋を借り切っての打ち上げのお開きの席で、 「落としっ子連・天租亭一同に拍手を送るよ」と挨拶をしたら、号泣したのが天祖亭咲耶(さくや)。
その泣き声を聞いて貰い号泣したのが茨城県から聞きに来て打ち上げでも大いに飲んだのであろう噺っ子連・有難亭の真仮名(まかな)。
二人は普段からよく泣く。
かくいう、あたしも恥ずかしながら泣くほう。
洒落っ連・千川亭小三九(こみっく)が酔い潰れた。
企画の段階からよく協力をしてくれていた彼女、出演は見送った一人なのだが、当日も精力を発揮して裏表の手伝いに必死だった。
成功しての打ち上げで緊張がほぐれ、疲れが溢れ出したのであろう。
誰もがそんな彼女の背中に拍手。
・・・・師匠も、大変嬉しかったことと思います。
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