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2016年4月28日 (木)

「金願亭乱志」のこと

「金願亭乱志」という高座名。
落研に入部して以来、二代目として名乗らせていただいています。
プロの噺家さんと違って、初代(先代)はご健在です。
一度だけ、OB会で、先代にご挨拶をしたことがあります。
「学生時代に名乗っていたよ」程度であれば、初代と二代目が並存していても構わないと思いますが、「お江戸あおば亭」や「OB落語会」といった落研OB会の活動のみならず、例えば「学士会落語会」等の外部の落語会に出演したり、ボランティア活動を行ったりする機会が増えて来ると、先代にご迷惑をかけてしまうことも出て来るかもしれません。
私自身も、自分の考え方で様々な落語徘徊を続けて行きたいと思いますので、お借りしていた高座名は、一旦先代にお返しした方が良いのではと考えていました。
先日、談亭志ん志OB会長が、先代にお会いになった時に、この話をしてくださったそうです。
すると、「金願亭乱志」の高座名は、是非とも使い続けて欲しい、「金願亭」と「乱志」は1セットでお願いしたいと仰っていたそうです。
初代「金願亭乱志」師匠は、この高座名を遠慮なく名乗ってくれて結構、名乗ってくれたことに感謝するということだそうで、大変嬉しく思います。
こんな温かい言葉も踏まえて、やはり高座名は大切にして行こうと思いました。

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