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2016年4月

2016年4月30日 (土)

千川亭龍士さん

とうとう18人目まで、怪我人・病人もなくたどり着くことが出来ました。
殿は、千川亭龍士(りょうし)さんの「茶の湯」。
千川亭龍士さん
若さが羨ましい、元気はつらつな高座でした。
後でお聞きしたら26歳だそうです。
ちょっと鼻にかかった声は、通りも良く、こんな声の噺家さんもいたような気がします。
私が龍士さんと同じ年頃は、落語を離れていましたが、果たしてこれだけの噺が出来たでしょうか…。
若い頃は、とにかく大きな声で演じることだと思います。
18人、それぞれ素晴らしい高座を聴かせていただいて、大変勉強になりました。

桂歌丸師匠勇退

桂歌丸師匠が「笑点」の司会を降板されるそうです。

2016年4月29日 (金)

豊島っ子連・おひろめ寄席

豊島区南大塚ホールで「豊島っ子連・第1回おひろめ寄席」

圓窓師匠がご指南してくださっている素人落語グループは、両手に余りますが、特に地元の豊島区には片手に余るグループがあります。
その中の5グループの合同発表会と言う訳。
豊島っ子連・おひろめ寄席
各グループが各1時間ずつの時間配分。
と言うことは、最低5時間かかる落語会です。
さらに、師匠にも一席お願いしていますし、仲入りを2度入れますから、6時間…。
1時開演ですから、打ち出しは…7時。
やはり、エコノミークラス症候群対策が要ります・・・?
豊島っ子連・おひろめ寄席
南大塚ホールは二百数十名収容の立派なホールです。
最前列から数列後、ステージに向かって左側の席に座り、聴かせていただくことにしました。

鬼子母神

ここは、師匠が創作され、私も演らせていただいた「鬼子母神藪中の蕎麦」の舞台です。
鬼子母神
数年前に南大塚ホールで師匠の会に出演させていただいた時に演ったもの。
鬼子母神
すすきみみずくが出て来る、ちょっとした人情噺です。
鬼子母神
新緑の境内も爽快です。

都電荒川線

南大塚ホールでの、豊島っ子連のおひろめ寄席にと大塚駅へ。
都電荒川線
天気は良いけれども風が強い。
ちょっと時間があったので、雑司ヶ谷の鬼子母神にお参りしようと、都電荒川線。
都電荒川線
レトロな新車両も走っていて、かなり混雑しています。
都電荒川線
今日は特に、黄金週間の初日ですから、家族連れが目立ちます。
車内が混雑していても、のんびりした雰囲気がいいです。
都電荒川線
おひろめ寄席では、数時間座りっぱなしになりますから、その前に、ちょっと良い運動になるでしょう。

2016年4月28日 (木)

「金願亭乱志」のこと

「金願亭乱志」という高座名。
落研に入部して以来、二代目として名乗らせていただいています。
プロの噺家さんと違って、初代(先代)はご健在です。
一度だけ、OB会で、先代にご挨拶をしたことがあります。
「学生時代に名乗っていたよ」程度であれば、初代と二代目が並存していても構わないと思いますが、「お江戸あおば亭」や「OB落語会」といった落研OB会の活動のみならず、例えば「学士会落語会」等の外部の落語会に出演したり、ボランティア活動を行ったりする機会が増えて来ると、先代にご迷惑をかけてしまうことも出て来るかもしれません。
私自身も、自分の考え方で様々な落語徘徊を続けて行きたいと思いますので、お借りしていた高座名は、一旦先代にお返しした方が良いのではと考えていました。
先日、談亭志ん志OB会長が、先代にお会いになった時に、この話をしてくださったそうです。
すると、「金願亭乱志」の高座名は、是非とも使い続けて欲しい、「金願亭」と「乱志」は1セットでお願いしたいと仰っていたそうです。
初代「金願亭乱志」師匠は、この高座名を遠慮なく名乗ってくれて結構、名乗ってくれたことに感謝するということだそうで、大変嬉しく思います。
こんな温かい言葉も踏まえて、やはり高座名は大切にして行こうと思いました。

ダイヤルを回す?

ダイヤルを回すと言えば、電話をかけるとき。
蛇口をひねると言えば、水道の水を出すとき。
チャンネルを回すと言えば、テレビの選局をするとき。
クラッチを切ると言えば、車を変速させるとき。
・・・今の子どもたちは分かりますかねえ・・?
最近の子どもは、公衆電話の使い方を知らないのではと懸念されているそうです。

文七元結談議

先日の稽古会の時に師匠が。
「見ず知らずの人に、大切な50両もの大金を渡す・・・、あたしはとても出来ない。この噺を稽古した頃、いつも複雑な気持ちになったものだよ」と。
「ザ・落語」とでも言うべき名作の、この部分はよく議論されて来ているところです。
ドラマ性は認めても、自分に置き換えたら現実でない了見でありストーリーです。
この噺は、中国で伝承されてきた話をベースに、三遊亭圓朝が創作したと言われます。
幕末から明治初期にかけての江戸が舞台で、圓朝は、当時薩摩や長州の田舎侍が我が物顔で江戸を闊歩していることが気に食わず、江戸っ子の心意気を誇張して魅せるために作ったということになっているようです。
江戸っ子気質が行き過ぎて描写されるのはこのためだです。
そういう背景が分かれば、いくらか納得できるというものです。
ただし、100%腹には落ちないでしょう。
我が娘を犠牲にしてまで赤の他人に金を恵む。
この常人では到底不可能な事をしてのける長兵衛がどういう動機で金を恵むかについては、古今の師匠方も色々考えて演じているようです。
昭和の名人と言われる三遊亭圓生、古今亭志ん生師匠は、娘は傷物になっても死ぬわけではないがお前は死ぬという、見殺しにしては寝覚めが悪いからと嫌々ながらに金をやる・・というスタンス。
これに対して、林家彦六師匠などは、50両のために主への忠義を通して死のうとする文七に感じ入り、所詮自分には縁のなかった金と諦めて女郎屋に借りた金を返さないと覚悟を決めた上で与えてしまう・・・金に対する未練を見せないというスタンス。
いずれにしても、この部分は、江戸っ子気質ということで押し通すということでしょう。
ところで、「元結(もっとい)」というのは、髷の根を結い束ねる紐で、「文七元結」は江戸時代中期に考案された、実在する元結です。
長くしつらえた紙縒(こより)に布海苔と胡粉を練り合わせた接着剤を数回にわたって塗布し、乾燥させたうえで米の糊を塗って仕上げた元結だそうです。
「文七元結」の名称は、桜井文七という人物の考案が考案したからとも、下野国産の文七紙を材料として用いているからともいわれているそうです。
初代桜井文七は実在人物で、天和3年(1683年)美濃国生まれで信濃国飯田で修行した後に江戸で活躍し、宝暦3年(1753年)飯田に戻ったそうです。
江戸で有名な元結屋で、代々「文七」を襲名されていたために、圓朝がモデルにしたということでしょう。
ですから、この噺に出て来る文七は、あくまでも架空の人物だということです。
師匠の高座本では、文七は信州飯田の出だと言っています。
また、他にも、、後世の噺家さんが、辻褄を合わせて演じている部分があるそうです。
例えば、古今亭志ん朝師匠は、真夜中にお久が一人で本所から吉原まで歩くのは不自然であるとして、大引け(午前2時)過ぎから中引け(午前12時)過ぎに時刻を変えているそうです。
私は、刻限をはっきり言わず、「夕べ」という表現にしたいと思います。
三遊亭円丈は、結末で唐突にお久と文七が結ばれる点を、以前から恋仲であったという伏線を張った上で、2日間にわたる話を大晦日1日の出来事に短縮しているそうです。
私は、オチを作ることと並行して、この事件をきっかけに2人が知り合って親しくなり、結婚に至るという設定にしようと思います。
さらに、立川談春さんは、50両もの大金を、どんなに高給な左官職でも年内で返済できる筈がないとして、返済期限を2年に延ばしているそうです。
・・・色々ありますね。

2016年4月27日 (水)

風邪の予防

最近、風邪を引いている人が増えているような・・・。
風邪の予防
おかげさまで、私はこの冬も風邪を引かずに乗り切ることが出来ましたが、もしかすると、その要因は、「うがい」かもしれません。
風邪が流行る前、昨年末ぐらいでしょうか、うがい薬を買って来て、朝起きてすぐと、帰宅してすぐ、必ずうがいをすることにしています。
そろそろ、うがい薬を使い切ります。
簡単なことですが、風邪の予防にはうがいと(意外と)効果がありそうです。

自分の声と語り

自分の声は、普段自分が聴いているのと、録音再生して聴くのとでは、かなり感じが違います。
最近は慣れて来ましたが、声の質だけでなく、言い回しなども、随分違っていて、大変驚いたものです。
高座の映像や稽古の録音を聴いて、客観的に自分の声を評価すると・・・、色々思うところがあります。
全般的に言えば、柔らかさがないのが欠点だと思います。
それから、師匠から指摘されている、会話の最後の部分の表現は、かなり気をつけているつもりですが、まだまだ治ってはいないことが分かります。
これが克服できれば、物凄く上手く聞こえると思います。
ひとつひとつの台詞を、場面と感情をしっかり把握して語ることだと思います。

災害復興支援活動

熊本地震の災害復旧・復興には、全国各地の様々な組織や団体・個人が現地に赴き、復興支援を行っています。
支援活動
身近な自治体からも派遣されているようです。
緊急時の日本人の力と言うのは、物凄いものがあります。
これこそが「和」ということですね。

2016年4月26日 (火)

超偏り夕食メニュー

昨夜の私の夕食。
超偏り夕食メニュー
何と、全て筍メニュー!
筍ご飯が少々、あとは、煮物が2種類、きんぴら、漬物、スープ・・。
実家の竹薮で、従弟が掘ってくれたものです。
筍なんて、料理に添えられるか、小鉢に入れるかでしょうが、田舎者の食べ方は豪快?です。
筍
故郷の水と土で育った新鮮な筍、生き返る気がします。

来春の新真打

落語協会から、来年の3月下席からの真打昇進決定がリリースされました。
来春の新真打
林家ひろ木(木久扇門下)、春風亭朝也(一朝門下)、柳家ろべえ(喜多八門下)、三遊亭時松(金時門下)、鈴々舎馬るこ(馬風門下)さんの5名です。
時松さんとろべえさんは、落研の部室に立ち寄ってくださったことがあるそうですから、お祝いをしなくては・・・?
いずれにしても、まことにおめでとうございます。

東京かわら版

   nn
あっ!そうだ。
来月の「お江戸あおば亭」の情報を「天狗連」の欄に掲載してもらわないと。

2016年4月25日 (月)

一番茶の収穫

故郷で、一番茶の収穫(茶摘み)が始まったそうです。
一番茶
まだ筍が一段落しないうちにお茶です。
昔は、色々な農作業をさせられましたが、茶摘みが一番楽だったかもしれません。
摘んだ茶葉を一旦筵の上で寝かせた後、祖父が手もみで・・・。
あの穏やかな日々は・・・今は昔・・。

オリンピックのエンブレム

2020年東京オリンピック・パラリンピックの新たなエンブレムがようやく決まりました。
オリンピックのエンブレム
選考に当たる有識者会議の「エンブレム委員会」が最終候補4作品について、事前に寄せられた4万件余りの意見を参考にして議論し<20人のメンバーによる投票の結果、市松模様と藍色が特徴の作品Aが選ばれたそうです。
賛否両論は付き物だと思いますが、やや今風に考えると地味かもしれませんが、中庸な感じて、日本らしいのかもしれません。
「市松模様」というのは、古墳時代の埴輪の服装や法隆寺・正倉院の染織品にも見られるそうで、古代より織模様として存在していたようです。
公家の有職故実では石畳・霰(あられ)などと称されていたそうで、家紋や名物裂など江戸時代以前から存在するものは「石畳文様」と呼ばれているそうです。
それが江戸時代になり、歌舞伎役者の初代佐野川市松が、江戸の中村座の舞台「心中万年草(高野山心中)」で小姓の粂之助に扮した際、白と紺の正方形を交互に配した袴を履いたことから人気を博し、市松はその後もこの模様を愛用して奥村政信・鳥居清重・石川豊信などがその姿を描いたことから着物の柄として流行。
市松の愛用した模様は当初は古くからの慣わしに従って石畳と称されましたが、後に「市松模様」「市松格子」「元禄模様」などと呼ばれるようになったとのこと。
外国では、チェック柄なんでしょうか?

四代目桂春團治・・・?

今年1月に85歳で亡くなった三代目桂春團治師匠の追悼植樹が行われたそうです。
そこで、三代目の後援会長から、一周忌の前後にも四代目春團治が発表されることが明かされたそうです。
弟子の桂春之輔師匠も「(三代目の)遺言のようなものがあり、遺族から一周忌か三周忌に伝えられるようだ」と仰っているとか。
春團治といえば上方落語の大名跡。
初代は爆笑王として人気を博し、三代目の父である二代目も初代をしのぐ人気、三代目は「上方落語の四天王」 の一翼を担ったという大看板ですから・・・。
春之輔師匠は「うかつに継ぐもんやない。3代限りにしたらいいと思ってた」「(三代目)師匠は“7人の弟子全員に継がせたいけど名は一つ”と言っていた」と。
果たして誰が・・・。
大名跡は、止め名にせず、代々受け継がれて行って欲しいと思いますので、楽しみではあります。
東京でも、志ん生・円生・柳枝・・・、誰か襲名して欲しいものです。
私は、上方の噺家さんはほとんど知りませんので、全く見当がつかないのですが、三代目のお弟子さんは・・・、福団治、春之輔、春若、小春団治、梅団治、春雨、春蝶さん?

公民館での落語会

落語っ子連の窓口さんの幅広い人脈から、8月6日に市川市の某公民館で落語公演をやらせていただくことになっています。
館長さんからは、怪談を中心にした噺を2時間程度でとのリクエストをいただいていますので、番組を以下のように考えました。
また私案の段階ですが・・・。
  ◇狸札             三流亭百梅
   ◇死神             三流亭越児
              仲入り
   ◇不動坊           三流亭窓口
   ◇怪談牡丹燈籠      三流亭流三

「狸札」は、狸が化けるということ。
「死神」は、そのままで。
「不動坊」は、幽霊を演ずるところがあり。
「牡丹燈籠」は、怪談そのもの。
・・・ということでの構成です。
落語ですから、怪談や怪奇、お化けや幽霊と言っても怖くありませんが、とりあえず、こんな内容で考えたいと思います。

2016年4月24日 (日)

ランチ

稽古が終わりました。
長講を2席読み稽古していただいたので、いつも以上にクタクタです。
ランチ
ご褒美は、野菜たっぷりタンメン。

人情八百屋の読み稽古

今日の稽古会は、参加者が少ない見込みだったので、2席稽古していただけるかもしれない…と、今後やってみたい噺の高座本を鞄に入れて稽古場に行きました。
  人情八百屋の読み稽古
「子別れ」「三井の貸し傘」「父帰る」「水神」「不孝者」、そして「人情八百屋」あたり。
「人情八百屋」にしたのは、この噺が、圓窓師匠が唯一談志師匠から噺だからと言うのもあるかもしれません。
いずれやりたい「唐茄子屋政談」のためという面もあります。
とは言え、師匠のオリジナルの部分が多い噺で、私なりに仕上げて行きたいと思います。
・・・今日は、正座疲れです・・・。

窓口さんの天狗裁き

窓口さんは天狗裁き。
窓口さんの天狗裁き
何と言っても、独特な窓口キャラの中で、登場人物が活き活きと浮かび上がって来ます。
窓口さんの天狗裁き
この噺も人気が高い噺です。

文七元結の読み稽古

前回の稽古後も、なるべくカットしようと心がけましたが、やはり40分以上かかってしまいます。
大作に挑んでいるのですから当然ですが、まだまだ征服出来る自信はありません。
でも、稽古を繰り返して行けば、自分のものに出来ると思います。
今回は、師匠からイントネーションの指摘を多く受けました。
それから、オリジナルのオチを初めて師匠に聴いていただきました。
読み稽古で40分の後で、アドバイスや雑談などでさらに20分近く、何と1時間以上正座していました。

百梅さんの権助提灯

百梅さんは権助提灯。
百梅さんの権助提灯
この噺は、ストーリーに欠かせない女性が2人登場しますので、人物設定と演じ分けが難しいと思います。
それから、権助のキャラクターも難しい噺だと思います。
百梅さんの権助提灯
明るい芸風なので、噺がはっきりしていて聴きやすいと思います。
まだ読み稽古の段階ですから、所作・仕草はこれからですが、2人の女性の区別は、何気ない所作で工夫するのも良いかもしれません。
いずれにしても楽しみです。

落語っ子連稽古会

今日は参加者3名。
落語っ子連稽古会
 ◇権助提灯   三流亭百梅
 ◇文七元結   三流亭流三
 ◇天狗裁き   三流亭窓口
 ◇人情八百屋  三流亭流三
落語っ子連稽古会
文七元結に関して、大金を見ず知らずの他人に譲る了見、三遊亭圓朝の原作の背景、実在する文七、元結についてなど…話題になりました。
師匠の芸談がお聞きできるという点でも、大変貴重な時間です。

たけのこまつり

 たけのこまつり
今日は、故郷のたけのこまつりです。

稽古へ

冷たい雨です。
稽古へ
稽古に向かいます。
地下鉄の上野駅も随分賑やかになりました!
柱にはカラフルな動画が映されています。
ドラえもんです。

落語DEデート

今日は落語っ子連の稽古日。
早起きをして、支度をしないといけません。
ラジオを聴きながら。 
 ◇木炭車    二代目三遊亭円歌
昭和37年の音源だそうです。
天気があまり良くなさそうです。
今日は、稽古が終わったら、帰って休もうと思います。
もしかすると、文七元結と、もう一つ読み稽古させてもらえるかもしれませんから。
物凄く疲れます。

2016年4月23日 (土)

事故渋滞

旬の物を満載して帰る道。
事故渋滞
事故渋滞で東京料金所まで2時間以上との表示
全く、いい加減にしてくれ!…。
事故渋滞
帰宅したのが、8時ちょっと前。
5時間近くかかりました。

ランチ

田舎の従弟から、私の実家の筍を掘って茹でてくれたのをもらいに、母の実家へ。
ランチ
母の兄夫妻は健在で、とても元気です。
久しぶりに話をして、筍と山菜をどっさりもらって。
いつも立ち寄る店でランチ。
筍の小鉢が付いていました。
この時期は、何処も彼処も筍です。
しかし、我が家の筍が一番美味しいですから、とても楽しみです。
富士山はほとんど見えませんでした。

2016年4月22日 (金)

虚しい…

熊本は地震の「安全地帯」、東北は「危険地帯」…。
虚しい…
こんな記載が含まれていたWebサイト「企業立地ガイド KUMAMOTO」を、熊本県が削除したそうです。
熊本地震を受けて「内容を1から見直す必要がある」と言うことですが、それにしても、今となればなおさら、根拠のない、失礼なサイトだと思います。
実に恥ずかしいことだと思いませんか?
今や、日本に地震の安全地帯など存在しません。
たまたま、最近まで大きな地震がなかっただけのこと。
片やで、「熊本は火の国だ」と火山を売り物にしているのですから、支離滅裂だと思います。地震のために火の車になってしまいましたが・・。
それはそれとして、大変な災害を一日も早く復興させないと。

最低なのは

トーヨータイヤを履いた三菱の車
自動車ではなくて、偽動車。

2016年4月21日 (木)

駅弁

もう若くないので、出張は疲れます。
駅弁
帰りの新幹線車中で食べる駅弁が楽しみです。
駅弁
今春から、指定席の検札が行われなくなったので、気兼ねをせずに食べられます。

新大阪駅で・・

出張帰り。
指定した新幹線の発車時刻まで時間があったので、カフェで一休み。
新大阪駅
ふと、隣の席をみると、リクルートスーツ姿の女子大生が、一心不乱に履歴書と自己PRを書いていました。
そんな季節です。
新大阪駅
就職活動は大変ですが、こんなにガヤガヤした所で書かなくても…。
志望する会社に内定をもらえたらいいですね。

粋な

某新聞のテレビ番組欄。
粋な
プロ野球の所を縦に読むと…、「今度は支える番」となっています。
やはり、東日本大震災の時のご恩返し。
そうですね。

やはり病気は治らない?

やはり、卑怯な会社の体質は治らないようです。
三菱自動車は、軽自動車の「eKワゴン」と「eKスペース」、日産自動車向けに生産する「デイズ」と「デイズルークス」の計4車種で、実際よりも燃費を良く見せる不正を行っていたと発表。
対象台数は計6 2万5000台に上るそうです。
社内調査の結果、実際より燃費に有利な走行抵抗値を使用したことが判明。
該当車は生産と販売を停止。
この会社、以前リコール問題で信用を失墜して、存亡の危機に陥った前科があります。
やはり体質は変えらていないんですね。
退場してもらった方が良いと思います。
このメーカーの車のオーナーでもあったので、許し難い気持ちです。
良い車も作っていたのに。

2016年4月20日 (水)

「文七元結」のオチ

「文七元結」の終わりは、「これから文七とお久が夫婦になり、麹町貝坂に元結屋を開かせると言う、文七元結の一席でございます。」と言うのが定番です。
「文七元結」のオチ
そこで、何とかオチを付けたいと思います。
色々考えて、一つ案を考えました。
今度の稽古会で試してみようと思います。

ホテルで

ホテルにチェックイン。
ツインのデラックスな部屋に通されました。
ホテルで
普段の部屋の1.5倍の広さです。
ホテルで
今夜は、小さなソファに座りながら、「文七元結」のオチでも考えようかと思います。

訪日外国人の人気スポット

春先までの爆買い騒動も、何となく一段落した気がします。
大阪のホテルもかなり予約が取りやすくなって来たようです。
訪日外国人の人気スポット
訪日外国人にとって、日本の何処が人気があるのか…。
やはり富士山なんですね。
USJが人気が高いのは意外でした。

新幹線車中

熊本の地震の被災地で、…エコノミークラス症候群」が問題になっています。
新幹線車中
狭い場所で身体を屈めて動かずにいると…、血栓が出来て、大変なことになるそうです。
身体を動かして、水分を補給して、血流を良くしないといけないそうです。
大阪出張の新幹線。
私は、基本的には窓側の席に座ります。
落ち着けるのと、スマホの充電のためです。
唯一の悩みは、通路側に人が座ると、トイレに立ちづらくなること。
今日は、隣に座ったオニイサンが、東京から新大阪まで、ずっと寝ていましたので、遠慮してトイレに立つことが出来ない状態でした。
幸い、その必要がなかったので、事なきを得ましたが。
従って、通路側派の方も多いと思います。
窓側に座る人たちは、「窓側シート小用群」でしょうか?

鈴々舎馬桜師匠から

鈴々舎馬桜師匠から、例年通りDMが届きました。
鈴々舎馬桜師匠から
ゴールデンウイークにお江戸日本橋亭で行われる興行の案内です。
師匠の企画によるもので、数多くの落語会が続きます。
最近はご無沙汰ばかりですが、以前は通い詰めたものです。
今年も興味のある企画があります。
行けたら、行ってみようかと思います。
師匠の「文七元結」を聴いてみたい。

「週末仙台」

羽生結弦効果?
仙台市が首都圏の商業施設などで無償配布を始めた観光ガイド本「週末仙台」が超人気だそうです。
「週末仙台」
「仙台観光アンバサダー」の羽生結弦選手を起用した効果?
ネットオークションにも出品されていたそうです。
「週末仙台」は5万部作製されたそうです。
昔は、「仙台タウン情報」って言う、月刊のタウン誌ぐらいしかありませんでした。
まだあるのかなぁ?

また…バカジジイ

おおさか維新の会の片山虎之助共同代表が、熊本地震に関して、「政局の動向に影響を加えることは確かだ。大変タイミングのいい地震だ」と発言したそうです。
被災者感情を逆なでるだけでなく、極めて非常識な発言。
発言をやめろではなく、議員を辞めろと言いたいですね。
こういう発言は、撤回するとかしないとか言うレベルではありません。
人間性そのものだと思います。

2016年4月19日 (火)

また同僚と…

今夜も同僚と一献。
先週の金曜日、昨日、そして今夜と、同じ店に3営業日連続です。
同僚と…
先週の金曜日は、東京落語会の後に頓平師匠と、昨日と今日は会社の同僚と。
口から出て来るのは嘆きと愚痴ばかり…。
いつからこんなになってしまったのでしょう。
何とか這い上がりたいとは思うものの、世間はままならないので…。

春の日比谷公園

歩き稽古ではなく、純粋に朝の講演散策を。
春の日比谷公園
日比谷公園は春真っ盛り。
春の日比谷公園
あちらこちらに花が咲いています。
春の日比谷公園
花はいいですね。
花を愛でながらの通勤というのも、贅沢かもしれません。
早起きは三文の得?

2016年4月18日 (月)

同僚と

同僚と一献。
同僚と
実は、同僚の息子さんが、この4月から、熊本地震で学生アパートが倒壊して犠牲者が出るなど、大被害を受けて孤立した場所に住んでいて、安否がきずかわれていたのですが、幸いにも被災地から戻ることが出来たそうで、その労いでした。
同僚と
現地では、橋が土砂崩れで崩落したのもわからなかったそうです。
息子さんも、親の同僚も、大変な経験をさせられました。
同僚と
同僚は、現地の惨状に加えて、息子さんのメンタル面での影響と大学の再開について、心配していました。
入学して2週間あまり、まだ独り暮らしにも慣れず、友だちも多くなく、地理にも明るくない場所での被災ですから、息子さんにとっては、物凄いストレスだったと思います。

天使も2歳

娘の長男が今日で満2歳。
天使も2歳
昨日、誕生日のお祝いを持って会いに行きました。
早いものです。
病院通いもしていますが、順調に成長しています。
帰り際に、胸に飛び込んで来たのをぎゅっと抱きしめて…。

2016年4月17日 (日)

落語DEデート

外は風が強そうです。
 ◇五月幟    八代目春風亭柳枝
昭和34年の音源。
圓窓師匠の最初の師匠です。
確か、この年に亡くなっているはずです。
九代目は出ないのでしょうか?
ところで、本ブログへのアクセス累計が94万件になりました。

深川三流亭の映像

越児さんが、先日の「深川三流亭」のBDを送ってくださいました。
深川三流亭の映像
ディスクの写真を見て愕然!
老け込んで我が姿…。
こんなにジイサンになってしまったか…!
恐る恐る視た映像も、上下がバラバラでした。
やはり、もっとスピーディにやらないと。
もっと軽く、明るくやらないと。

2016年4月16日 (土)

窓口さんの天狗裁き

師匠から、「オチの前は、色々いわないほうが良い」とのアドバイス。
窓口さんの天狗裁き
聴き手(お客さん)は、ストーリー展開で分かっているのだから、「お前さん、どんな夢見たの?」で十分だと。
そうそう、寿限無でも、「あんまり名前が長いから…」なんて言うのは無駄だと。
窓口節の天狗裁きは楽しみです。

文七元結の初稽古

師匠から「大変だね。疲れるだろう」と労い?のコメント。

「私のは、長くて1時間ぐらいかかるが、上手く縮められていたよ」と。
約40分…。
一通り演読したので、全体のイメージは出来ました。
もう少し縮めたいと思います。
吾妻橋と喧嘩の場面をもう少しカット出来るかも。
それから、オチが課題です。
ところで、満を持して録音しようとレコーダーを置いたのは良かったのですが…、途中電池切れで。
トホホ…。

越児さんのお見立て

師匠から、並んでいるお墓の設定について、質問とアドバイスがありました。
越児さんのお見立て
なるほど、立体的に見えます。
お大尽を山谷のお寺に連れて行った場面です。
何とか信士の墓、天保時代の人の墓、陸軍歩兵の墓。
それから「お見立ての仕込みをしっかりと」とのアドバイス。
お大尽と喜瀬川花魁との出会いが、格子内の喜瀬川花魁をお大尽が見立てたことを仕込みにと。
これなら、オチが活きて来ます。

千公さんの三方一両損

師匠から、「大家2人は、何故(何を)訴えたんだろう?」との質問。
千公さんの三方一両損
う〜ん…と、唸る千公さん。
「それぞれの店子を庇わないといけない」と師匠。
この噺が持ちネタの私が「大家さんは、やんちゃな自分の店子が可愛くて仕方がないんです」とアドバイス。
これは、説明するのではなく、演じなくてはいけないと言うことです。
落語の深いところです。
それから、「啖呵を切るのも、慌てて早口で言い立てては逆効果だ」ともアドバイスしました。
オチも、私が考えたパターンを使ってくださるようで、とても嬉しく思いました。

夢学さんの平林

師匠から、「この噺は、ある矛盾をはらんでいるのが分かるかな?」との質問。
夢学さんの平林
「“平林”が覚えられないくせに、その他はしっかり覚えてしまっているところ」と夢学さん。
その通り。
「その矛盾を承知して、色々考えて演ること」と師匠。
また、子どもに聴かせることが多いであろう夢学さんの場合は、今の子たちは、字が読めないと言うことは理解し辛いだろうから、工夫が必要だと。
ただ、“たいらばやしかひらりんか…”と言うお囃子のような言い立てが面白い…だけではダメ。
師匠の持論です。
落語を研究しようとしている夢学さんも頷いていました。

稽古風景

熱演稽古の様子です。
稽古風景
稽古風景
稽古風景
稽古風景
稽古風景

地震の恐怖

とんでもない大地震です。
熊本城も鯱を喪失、瓦が落ち、石垣も崩落。
地震の恐怖
各地で被害が広がっていて、犠牲者も出ています。
何と言っても、震度5弱以上の揺れが13回にも達しているようですから、筆舌に尽くしがたい恐怖だと思います。

落語っ子連稽古会

先日の「深川三流亭」の後の最初の稽古会。
落語っ子連稽古会
今日は、5名が参加しました。
全員、新しい噺の読み稽古です。
落語っ子連稽古会
 ◇平林     三流亭夢学
 ◇三方一両損  三流亭千公
 ◇お見立て   三流亭越児
 ◇文七元結   三流亭流三
 ◇天狗裁き   三流亭窓口
落語っ子連稽古会
私と越児さんは、6月の落研OB落語会での演目です。
落語っ子連稽古会
私のは、千公さんが撮ってくれたものです。
落語っ子連稽古会
メンバー全員が、それぞれのテーマを持ってチャレンジです。

2016年4月15日 (金)

東京落語会

今日が東京落語会だったのを、直前まで忘れていました。
東京落語会
と言いながら、今日は彩大さんから聴くことが出来ました。
正直なところ、番組は…と言う気もしましたが。
東京落語会
仲入りまでは、途中眠ってしまい、それぞれ一部しか聴けませんでした。

地震

昨夜の熊本の地震には驚かされました。
直下型の地震だったので、津波が起こらなかったのは幸いでしたが、「震度7」なんて聞いたことがありません。
熊本城も、瓦が落ちたり、石垣が崩れたり、大変な状態のようです。
これから、人的な被害も含めて、実態が明らかになると思いますが、東日本大震災でもそうでしたが、自然の前の人間の無力さを感じます。

やってるね!

落研の新入部員勧誘活動。
やってるね
頑張れ!

2016年4月14日 (木)

プロの誇り?

弁護士は正義の味方! …ではないんですね。
認知症高齢者や親権者のいない未成年者の財産管理などを行う後見制度で、弁護士や司法書士の「専門職」による着服が昨年1年間に37件(前年比15件増)も確認されたそうです。
ヤミ米を食するのを潔しとせず、餓死した裁判官がいた時代を思えば、法曹界ももはや高潔とは言えないようです。
弁護士も食えない時代なんですね。
弱い立場の人を騙すなんて、火事場泥棒みたいで、一番卑怯だと思います。

休み時間に

高座本のマーカーは黄色一色だったので、長兵衛の台詞だけ緑色のマーカーでなぞってみました。
休み時間に
明後日の、落語っ子連の稽古で、初めて演読したいと思います。
もっとカットしないといけないと思います。

マニアのモラル

以前から、鉄道マニアの行動が問題になっていますが、とうとう地元や鉄道会社の堪忍袋の緒が切れました。
マニアのモラル
群馬県の真岡鉄道のツイート。
土日は桜も満開となり、こちら北真岡第二駒塚踏み切り付近はかなりの撮影者でした。
写真は先週、鎖で三脚、脚立が結ばれていた所です。
どう感じますか?
踏みつけられた菜の花。 何を撮影したいのですか?
たかが菜の花?
綺麗に咲いている菜の花を踏みにじって何も感じない のでしょうか?
地元の方たちが手をかけて咲かせていることをわから ないのでしょうか?
昨日は久下田駅付近で路上駐車が酷すぎるとクレームの電話が有りました。
真岡鐵道は少ない人数で運営しており、警備などに人手はかけられません。
正直、線路のそばで撮影されている方はほとんどが真岡鐵道の敷地に侵入しております。はっきり言って違法だと思いますが、ここまでは、とグレーゾーンで対応してましたが、今後は地元警察に協力頂いて対応せざるを得ないと思います。
全国的に見ても、北真岡のような撮影スポットはそんなに無いと思いますし、こちらもたくさんの方にお越し頂き、実際に素晴らしさを感じて頂きたいのです。
この投稿を見て、もしも該当するような事をされてしまった方がいらっしゃいましたら今後はそのような事を絶対にしないでください。
関係無い、今迄通り好き勝手やる、そう思った方はもう来ないで下さい。
マニアのモラル
…気持ち良ぉ〜く分かります。
実家の庭の桜の木の下で、平気でシートを敷いて花見をする輩に腹を立てたことを思い出します。
山に入って、勝手に筍や山菜を盗む輩もいます。
猿や鹿や猪にも劣る奴らです。
撮り鉄はダメですね。

虎ノ門の時代?

虎ノ門ヒルズがオープンして、虎ノ門の会社の周りも騒がしく、いや賑やかになりつつあります。
虎ノ門の時代?
森ビルが、新たな超高層ビルを3棟建設すると発表したそうです。
東京オリンピックを見通して、4000億円の投資。

オリンピック選手村からのダイレクトの道、バスターミナル、地下鉄日比谷線の新駅…。
これから大きく変わります。
騒がしくなるなぁ。

2016年4月13日 (水)

落雁肌

左官の仕事を褒める言葉に「落雁肌」と言うのがあるそうです。
落雁肌
落雁のようにきめ細かい滑らかな塗り具合を指すそうです。
落雁なんて、懐かしい。
高座本に、このフレーズを入れてみました。
「長兵衛さん。そういういい腕を持ちながら、なぜ、女房子を泣かせるんだい。」

ランチ

イベント2日目の弁当。
ランチ
ご飯は半分だけ食べて。

大阪の朝

大阪の道修町、「どしょうまち」と読みます。
薬屋さんの街のようです。
大阪の朝
ホテルから堺筋を渡って御堂筋の淀屋橋まで歩く道。
いつもより一本南の通りを西に歩くと、プロの中に「神農(しんのう)さん」と言われる「少彦名神社」がありました。
祭神は薬・医療・温泉・国土開発・醸造・交易の神ですが、薬の神として健康増進、交易の神として商売繁盛の神徳があるとされているそうです。
大阪の朝
淀屋橋で地下鉄に乗って、梅田で下車。
今日は最後部に乗ったので、順調に西梅田方面に着きました。
時間があったので、あまり好きではありませんが、カフェに入って、アメリカーノの小さいカップを注文。

2016年4月12日 (火)

読み稽古

ホテルの部屋で、高座本を開いて。
蛍光マーカーを買って来ました。
読み稽古
高座本では、線を引いてカットした部分が多いので、生きている部分が分かりづらいので、生きている部分は全部マーカーを塗ることにしました。
30分を優に越える台詞ですから、かなりの量になります。
マーカーを1本使い切りました。
黄色のマーカーなので、あまり目立ちませんが、読み稽古の時は、威力を発揮するでしょう。

お疲れさま

イベント参加初日を終えて、一緒に参加した同僚と、梅田の飲み屋街で一献。
お疲れさま
こういう雰囲気の場所は、恐らく東京にはない気がします。
早い時間から、オジサンたちが飲んで盛り上がっています。

幻の名車が…

2年前、富山県で国道脇の木が倒れ、通行中のスポーツカー「トヨタ2000GT」を直撃、大破した事故があったそうです。
幻の名車が…
これは、酷い状態ですねぇ・・・。
倒木は道路管理者である富山県の責任として、車を所有していた奈良県の男性が、車の代金など約3900万円の損害賠償を求め奈良地裁に提訴したそうです。
酷い、原型をとどめないほど大破しています。
どちらも不幸ですね。

何といっても、230台ほどしか市販されなかった、超レアな名車ですから。

ランチ

あるイベントに参加して。
ランチ
合間を見つけてランチ。
ご飯は半分。

大阪の地下街

大阪は地下街が複雑に広がっている感じがします。
大阪の地下街
ある程度の土地勘か、大まかな位置関係が分かっていないと、迷ってしまうと思います。
市営地下鉄御堂筋線の梅田駅から、リッツカールトンホテルのある西梅田方面に行くのも、なかなか大変です。

朝から贅沢

ホテルで朝食を食べることにしました。
朝から贅沢
普段は、前日にコンビニで買い込んでいるのですが。
少し、贅沢をしました。
朝から贅沢
上品な朝食御膳は焼き魚。
これで1200円也。

アカツキファイブ

私の名前の「あかつき」が、スポーツのナショナルチームの呼称になったようです。
日本バスケットボール協会は代表チームの新 愛称「AKATSUKI FIVE(アカツキ ファイブ)」を発表。
男女共通で、ユニホームは男子が黒、女子が 赤を基調としたものに決定。
川淵三郎会長は「日本の夜明け。大きな夢に向かって変わっていく象徴にしたい」と説明。
これまで男女ともに「隼ジャパン」を名乗ってきたが、「隼は女性にふさわしくない」として改称を検討してきたそうです。
ナデシコ、サムライ、マドンナ、ムササビ、レインボー、トビウオ、マーメイド……。
色々考えるものです。

2016年4月11日 (月)

「文七元結」鑑賞11

やはり、古今亭志ん朝師匠を聴かないといけません。
ホテルの部屋で聴きましたが、何と1時間18分の超長講で、噺の参考にはなりません。
ただし、志ん朝師匠が描く人物は、みんな優しさがあって、ホッとします。
長兵衛夫妻の喧嘩も、吾妻橋のシーンも、どこか優しくたおやかです。
これなんだなと納得します。
人物設定と人物表現の妙なんですね。

独りホテルで

大阪のホテル事情から、定宿にしていたホテルにはなかなか泊まることが出来ませんでしたが、やっと落ち着いたのか、久しぶりに予約することが出来ました。
独りホテルで
爆買いツアーも、いくらか鎮まって来たのでしょうか?
オフィスまで1〜2分の距離にあり、とても重宝なんです。
夜8時過ぎに到着。
独りホテルで
今夜は、「文七元結」の高座本を持ち込んで、手直しをしています。
ほとんどカットしているページもあります。
“ザ・落語”とも言うべき噺ですから、他の噺とは違った緊張みたいなものがあります。
快感でもあるのですが。
自意識過剰かもしれません。

大阪へ

夕方、大阪へ移動。
大阪へ
この時間帯は、乗客もサラリーマンよりも、旅行者が多いようです。
高齢者と外国人旅行客、子供連れ・・・。
大阪へ
楽しみにしていた薄暮の(赤い)富士山は、残念ながら見ることが出来ませんでした。

「文七元結」鑑賞10

やはり、三遊亭圓生師匠は外せません。
圓窓師匠の高座本を見ながら聴きました。
他の音源に比べると、似ている部分が多いので、参考になります。
なんで、こんな難しい噺を選んでしまったんでしょう・・・。

2016年4月10日 (日)

読み稽古

名人上手の「文七元結」を一日中聴きました。
入浴して、読み稽古をしてみました。
40分ぐらいかかってしまう。
かなりカットしたのですが。
やはり、フルバージョンは無理かもしれません。
どの場面かを全てカットしないと、30分では…。
それにしても、半身浴とは言え、よくのぼせなかったもので・・・。

「文七元結」鑑賞6〜9

立川談志、八代目林家正蔵、柳家権太楼、柳家さん喬の各師匠の「文七元結」。
半日かかりました。
それぞれ個性のある組立になっていますが、それはそれ。
全体的には、手元の師匠の高座本が良いと思います。
とにかく、大幅にカットして、時間を3分の2ぐらいにしないといけません。

あかつき

金星を回る探査機「あかつき」が、軌道修正に成功したそうです。
あかつき
昨年12月に周回軌道に投入されましたが、そのままでは、約2年後に日陰に入る時間が長くなり、観測を継続できない恐れがあったそうです。
「ひとみ」と言う別のミッションの衛星は、トラブルで苦労しているようですが、何とか復活してもらいたいと思います。
自分の名前の一字の「あかつき」を、素朴に応援しています。

たけのこ祭り

我が町の大イベントの「たけのこ祭り」は、今月24日(日)です。
たけのこ祭り たけのこ祭り
今年は、昨年よりは豊作のようです。
昨日持ち帰った筍に、舌鼓を打っています。

「文七元結」鑑賞5

立川談春さんの「文七元結」。
大変人気と実力のある噺家さんですが、言葉が高ピーなのと汚いのが、どうしても好きになれない点です。
この噺でもそうです。
言葉が雑で、裏の暖かさが感じられず、参考にはしないでしょう。

落語DEデート

今日は1日休もうかと思います。
 ◇粗忽の釘    八代目橘家圓蔵
まだ圓鏡時代の音源のようで、若い、若い!
爆笑タイプの噺家さんでしたが、笑いのパターンは決まっていました。

「文七元結」鑑賞4

柳家喬太郎さんの「文七元結」。
う〜ん…。
なんて言ったら良いのか、ググッと来るものが共有出来ない部分があります。
実は、途中からは、あまり細かいところまで聴けませんでした。
なんだろうなぁ、厚みというのか、品というのか・・・。

2016年4月 9日 (土)

ランチ

今まで気になりながらも、なかなかタイミングが合わなかったステーキ屋さん。
ランチ
旧東海道を吉原方面に向かい、JR富士駅入口を通り過ぎてすぐ、前は大手製紙会社の工場。
とにかくボリュームのあるハンバーグとチキングリルを。
オジサンには、ちと重たいかも・・・。

今日の富士山

正午過ぎの、富士川楽座からの富士山です。
今日の富士山
天気は良かったのですが、見えたり、雲に隠れたりでした。
今日の富士山
やっぱり富士山はいいですね。

実家の竹藪の管理は従弟に任せています。
実家に行くと、ちょうど出始めた筍を掘っているところでした。
筍
去年は不作でしたが、今年はまずまずの様子。
そのまま自宅に持ち帰っても、台所のガスでは到底茹でられません。
代わりに、近所の人からいただきました。
我が町の「たけのこ祭り」は、今年は24日だそうです。

春の庭の

残念ながら庭の桜は散ってしまいましたが、庭は賑やかな春の装い。
春の
地味ですが、土筆がたくさん生えています。
春の
そして、花桃が満開です。
のどかな春の陽射しが優しい日。

桜散りて

今週も実家に帰りました。
桜散りて
前の日曜日には、庭の桜が見事に満開でしたが、まだ観られるかなとの期待を抱いて…。ところが、驚いたことに、今日は花が一輪もなく、葉桜になっていました。
桜散りて
げに、花の命は短くて…
  しづごころなく 花の散るらむ

「文七元結」鑑賞3

林家たい平さんの「文七元結」。
柳好さんとは対照的に、かなり暗い雰囲気で入りました。
各場面が、今一つ深くない気がするのは、志ん朝師匠のを聴いているからか、私がこの噺をあたかも神格化でもしているからでしょうか。
何て言うのか、台詞の一つひとつのニュアンスが、私のイメージとは違っているように思えます。
決して、たい平さんがどうこうではありません。
そんな僭越なことは全く考えていません。
自分が演じる側で見たときに、イメージがフィットしない。

2016年4月 8日 (金)

五輪のマークの候補

紆余曲折のあった、2020年の東京オリンピック・パラリンピックのシンボルマークの候補作品が、4つに絞られて公開されました。
五輪のマークの候補
……う〜ん、どれもピンと来ません。
会社のマークみたいなものや、無理矢理人の形を入れたり、朝顔みたいな模様だったり…。
この中から決めるんですか?
誘致の時の桜のマークが一番だと思います。
季節外れかもしれませんが。

花祭り

今日は、お釈迦さまの誕生日。
正式には「灌仏会(かんぶつえ)」と言うそうです。
花祭り
日本では、様々な草花で飾った花御堂の中で、甘茶を満たした灌仏桶の中央へ安置した
誕生仏像に柄杓で甘茶を掛けて祝います。
これは、お釈迦さまの生誕時に産湯を使わせるため、9つの竜が天から清浄の水を注い
だとの伝説に由来するんだそうです。
「甘茶」って言うのは、お茶に砂糖でも加えたものではなくて、アジサイの一種の植物で、その葉を干したもの、またそのお茶。
あるいは、「アマチャヅル」というウリ科の植物を乾燥させてお茶にしたものも「甘茶」と呼ばれるそうで、仄かな甘みがあるとのこと。
「甘茶でかっぽれ」というのがありますが、これは江戸時代末期に流行したものなのだそうで、「かっぽれかっぽれ甘茶でかっぽれ塩茶でかっぽれ」と歌い踊った演芸だそうで。

「文七元結」鑑賞2

昨夜のYouTubeは、当代の春風亭柳好さんの「文七元結」。
確か、NHKのラジオの深夜番組で聴いた記憶があります。
まず、柳好さんのイメージから、この噺は意外でした。
軽妙な芸風で、派手ではありませんが、トーンの高い明るい噺家さんです。
さらに、ラジオ放送の時間(枠)もあってか、勢いよく、早く喋り続けているという感じでした。
少なくとも、トントン拍子で進めて行く噺ではありませんから、何とも慌しい。
流暢にネタ本を読んでいるという感じで、"人情"やその機微のようなものは、伝わりにくかった気がします。
長講を一定時間内に収めるには、大胆にカットするか、スピードアップするかということですが、悩ましいところです。
ところで、柳好さんは、二十両でやっていました。
ほとんどが、三十両か五十両というイメージですが、この値切った?金額は、何か訳があるのだろうか・・・なんて、どうでも良いことを考えてしまいました。

2016年4月 7日 (木)

違法カジノ

スポーツ選手というのは、賭け事が好きなんでしょうか?
それとも、取り巻きに問題のある人が多いのでしょうか?
それとも、その道だけ一筋で、人の道を知らないのでしょうか?
それとも、思い上がりや勘違い?
プロ野球選手に続いて、今度は、バドミントンのトップアスリートが、違法性が疑われる国内のカジノ店に出入りしていたことが判明したそうです。
場合によっては、オリンピックには出場出来なくなるでしょう。
これで、今までの努力や栄光が水泡に帰すんですね。
勿体無い・・・。
選手たちが所属するのがNTT東日本だそうです。
通信会社所属の彼らだけに、どうやら、架ける(賭ける)ところを誤ったようです。

「文七元結」鑑賞

6月の「お江戸あおば亭」で「文七元結」にチャレンジするので、様々な音源を聴いてみようと、YouTubeを探すと、あるわあるわ。
ベースは、師匠の高座本で行きますが、参考に出来る部分を探そうという魂胆です。
さりとて、長講ですから、一晩で何人も聴くことが出来ませんので、せいぜい1人(席)ずつということになります。
まずは、動画もあるので、古今亭菊之丞さんのを聴きました。
「二番煎じ」「明烏」で参考にさせてもいただいたので。
・・・ところが、「えっ?」「んっ?」が多用されているのは、やはり、一門の古今亭志ん朝師匠の影響でしょうか、とても気になってしまいました。
菊之丞さんは、この「えっ?」というのは、他の噺ではあまり感じないのですが、大作・長講、かつ志ん朝師匠の十八番のひとつでもあり・・・なのかなぁ。
正直なところ、私のような素人は、志ん朝師匠の息では出来ませんので、今回はあまり参考になりそうにありません。
さて、今夜は、誰を聴こうか・・・。

しづごころなく…

桜の花も満開を過ぎました。
しづごころなく…
今朝は、また雨が降り出しました。
いつも駅に向かう道にある桜の木の下を通ると、花びらがひらひらと舞い落ちてきます。
ビニール傘の上にも落ちてきて、貼りつきました。
あぁぁ、もう散ってしまうのだなぁと思うと、何となく・・・。
これがものの「あはれ」なのでしょうか?
風流ですね。

2016年4月 6日 (水)

部員勧誘

大学のキャンパスは、4月は新入生歓迎一色になります。
部員勧誘
そして、新入生を何人入部させるかというのは、自分たちがどれだけ楽になるかということで、恐らく新2年生は一生懸命でしょう。
川内キャンパスで、ビラ配りや勧誘をやっているようです。
私が新2年生になった時は、10人以上が入部したのは良かったのですが、多すぎてかえって大変でした。
今年も多くの学生さんが入部してくれるといいですが・・・。

「写ルンです」30年

レンズ付きフィルムのさきがけ、富士フ イルムの「写ルンです」が発売30周年になるそうです。
「写ルンです」30年
・・・そうですか。
重宝したものでした。
今は身近にデジタ ルカメラやスマホのカメラなどがいくらでもある時代ですから、アナログな レンズ付きフィルムは もはや役割を終えたのではと思いますが、実は、いまだに健在なんだそうです。
しかも、若者の間で人気が高まっているということです・・・。
デジタルな世の中ですが、アナログの捨てがたさを感じることが多くなりました。
レコードも人気が復活しているそうですし、自然災害などで停電になった時の火鉢や湯たんぽや蝋燭なども、見直されています。
子育ての真っ只中で、「写ルンです」のお世話になりました。

師匠にお礼のメール

落語っ子連と扇子っ子連で、ご指導いただいている圓窓師匠に、稽古であげていただいた噺30席到達のお礼メールを落語っ子連のMLで送信しました。
着物の衿
師匠
思い起こしてみたところ、先日の「明烏」をもちまして、 私が師匠に稽古をつけていただいた噺が、ちょうど【30】になった模様です。
Image00111思えば、師匠の母校である文京高校の教室で、師匠に「子ほめ」を聴いていただくご縁があり、「落語っ子連」の仲間に入れて いただくことになったのがスタートでした。
流三・永久(千早亭)・乱志(大学落研)の3つの名前での積み重ねです。
この30の噺のうち、師匠が創作された噺も4つあります。
また、初演だけでなく、練って再演・再々演させていただいた噺は、おかげさまで十指に余ります。
単に数だけを増やすのではなく、噺のひとつひとつを大切に練り上げることも並行して来たつもりです。
これからも、師匠の500には到底及びませんが、まずは【50】を目標に頑張りたいと思います。
引続き、よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。

師匠の前で、初めて「子ほめ」を演らせていただいたのは、9年前の3月3日でした。
9年間で30席・・・・。

2016年4月 5日 (火)

お江戸あおば亭の番組

「第10回お江戸あおば亭」の内容が概ね固まりました。
出演者が確定したので、番組を考えてみました。
   ≪第10回 お江戸あおば亭≫
 ◇野ざらし        破れ家笑児
 ◇蒟蒻問答       南亭蕪生
 ◇花見の仇討ち    談亭志ん志
       仲入り
 ◇花色木綿       杜の家とん平
 ◇お見立て       喰亭寝蔵
 ◇文七元結       金願亭乱志

・・・こうなってしまうと、もう後には引けません。
真面目に、「文七元結」にチャレンジしなくてはいけません。mm
あと2ヶ月しかありません。

「第10回お江戸あおば亭」のチラシ

出演者が確定したので、チラシも確定させることにしました。
「第10回お江戸あおば亭」のチラシ
出演者の写真を入れました。
私のは、高座に向かう後姿です。

恐らく30席を超えて・・・

「乱志50席」を目標に、師匠に師事して稽古をつけていただいて来ましたが、先日の「明烏」で、30席に到達したことに気がつきました。
記憶を頼りにならべてみました。 (順不同)
 子ほめ       三方一両損     花筏  
 浜野矩随     佃祭          薮入り
 花色木綿     千早振る       帯久
 三味線栗毛    抜け雀        笠と赤い風車
 厩火事       ねずみ        鬼子母神藪中の蕎麦
 救いの腕     揺れるとき      五百羅漢
 蒟蒻問答     鰍沢          猫怪談
 高座の徳利     明烏          怪談牡丹燈籠
 あたま山     湯屋番          一人酒盛
 甲府ぃ        寿限無            二番煎じ

このほか、師匠にはまだ稽古をつけていただいていない、学生時代の持ちネタも加えると、もう少し増えることになりますが。
「乱志(流三・永久)の噺は堅い噺ばかり」を是とし、また非として、これからも今以上のペースで覚えて行きたいと思います。
ただし、粗製乱造は全く意味がありませんから、この持ちネタの再演や再々演も繰り返して、量と質を両立させたいと思います。
現に、子ほめ、三方一両損、花筏、薮入り、浜野矩随、花色木綿、千早振る、笠と赤い風車、ねずみ、鬼子母神藪中の蕎麦、救いの腕、揺れるとき、鰍沢、猫怪談、一人酒盛、甲府ぃ・・は、再演・再々演を行ったことのある噺です。
師匠には、心から感謝です。
師匠の創作噺も、5席をあげていただきました。

2016年4月 4日 (月)

「第10回お江戸あおば亭」の出演予定者

OB会の志ん志会長より、「第10回お江戸あおば亭」の出演者と演目が確定した旨の連絡をいただきました。
自分の噺も含めて、演目を見て溜息が出ました。
どうやって、番組を組もうか・・・。
ほとんどがトリでも演じられるものばかりです。
エントリー順ということで、以下のとおり。
 ◇蒟蒻問答     南亭蕪生
 ◇文七元結     金願亭乱志
 ◇花見の仇討ち   談亭志ん志
 ◇花色木綿     杜の家とん平
 ◇お見立て      喰亭寝蔵
 ◇野ざらし       破れ家笑児

・・・悩ましい。
プログラム担当者としては嬉しい・苦しい悲鳴です。

飲酒運転

アメリカ女子サッカー界のスターだったアビー・ワンバック元選手が、飲酒運転の疑いで逮捕されたそうです。
赤信号を無視して警察に車を止められ、その際の検査で、アルコールが検出されたために逮捕されたと。
既に釈放されたそうですが、「わたしに全ての責任がある。二度と同じ過ちを犯さない」とのコメントを出しているそうです。
「ワンバック」さんじゃなくて、「ワンカップ」さんだったんですね。

深川三流亭グラフィテイ

新参さんに撮っていただいた写真で、もう一度「深川三流亭」。
流三のご挨拶。
深川三流亭グラフィテイ
三流亭夢学「寿限無」。
深川三流亭グラフィテイ
三流亭新参「花色木綿」。
深川三流亭グラフィテイ
三流亭千公「花色木綿」。
深川三流亭グラフィテイ
三流亭窓口「松曳き」。
深川三流亭グラフィテイ
仲入り後は、三流亭百梅「転失気」。
深川三流亭グラフィテイ
三流亭越児「鬼の涙」。
深川三流亭グラフィテイ
三流亭流三「明烏」。
深川三流亭グラフィテイ
師匠の「替わり目」。
深川三流亭グラフィテイ
多くの皆さまのご来場、まことにありがとうございました。
次回は、10月の予定です。

2016年4月 3日 (日)

三遊亭圓窓師匠

師匠のお楽しみ高座は「替わり目」でした。
三遊亭圓窓師匠
我ながら、安っぽい表現で情けないのですが、師匠が体調が悪いと言いながらも、ひとたび高座に上がると、そんなことを微塵も感じさせないのがプロなんだなと。
先日の千早亭でもそうでしたが、胸を打つものがありました。
師匠、ありがとうございました。

三流亭流三

ダメだ!「明烏」。
これじゃ、「あけがらす(明烏)」じゃなくて、「われがらす(割れ硝子)」だぁぁ
致命的なのは、「中継ぎ」と言う言葉が出て来なかった…
稽古の時も、この何のこともない言葉が出て来ずに詰まってしまったことがあった。

それでも、途中、気持ちが折れないように、必死になって…。
ご来場いただいたご贔屓の「Fさん」からは、「大門の部分が少しくどかった」と、大変厳しい感想をいただきました。
師匠の高座本を、時間の関係もあって、かなりカットしているので、バランスが悪くなったのかもしれません。
これも、今後気をつけないといけないことだと思います。
反省点ばかりの高座でした…。
時次郎さん、浦里さん、ごめんなさい。

三流亭越児さん

越児さんは「鬼の涙」という珍しい噺。
三流亭越児さん
この噺は、既に地元の新潟でネタ下ろしを済ませているそうです。
そして、今回は、その地元の新潟の中高時代の同級生で、東京周辺に住んでいらっしゃるという熟女5人が客席で応援とあって、張り切らないはずがありません。
見世物小屋のマクラを振って。

三流亭百梅さん

仲入り後の食いつきは、百梅さんの「転失気」。
三流亭百梅さん
稽古熱心な百梅さん、今日も楽しそうな高座。
先日の稽古では、今日の演目ではなく、新しい噺の読み稽古を始めるという快挙?の百梅さん。
本番など屁とも思わぬ余裕の「転失気」。
百梅さんのご贔屓も大勢ですから、随分帰られたなぁぁ。

三流亭窓口さん

窓口さんの「大工調べ」。
三流亭窓口さん
仲入り前の窓口さんは、啖呵に苦労しつつも、きっちり仕上げて来ました。
それも凄いですが、ご来場くださったご贔屓の数が半端ではありません。
ご来場者の間違いなく過半数以上の方々が、窓口さんのお客さまです。
それも、ほとんどがリピーターのようですから、窓口さんの芸の魅力とお人柄に驚かされます。
ですから、仲入り前には超満員だった客席も、仲入り後はちょっと空席が出来てしまいました。

三流亭千公さん

千公さんの「松曳き」。
三流亭千公さん
千公さんの無邪気なはしゃぎぶりが頼もしい。
色々なところで、人前で、落語を稽古がてら披露しているらしい。
今回のネタも自信満々で高座へ。
想定していなかった場所で受けて、驚いたりして。
次回は、長屋の職人たちが登場する噺にチャレンジするそうです。
楽しみです。

三流亭新参さん

新参さんは「花色木綿」。
三流亭新参さん
今回も、ともに90歳を越えたご両親が、可愛い息子の高座を聴きにご来場。
お2人で、電車を乗り継いでいらっしゃるそうです。
こんな素晴らしい両親の前で、息子は泥棒の噺をすると言う、実に親不孝な…。

三流亭夢学さん

4月から正式にメンバーになった夢学さん。
三流亭夢学さん
3月に一度稽古をしただけですが、初高座とは思えず、実に堂々としていました。
いつも不思議に思うのは、この「寿限無」と言う噺は、どうしてこんなに受けるのだろう?
お見事な初高座でした。
女性がいると華やかでいいですね。

はつもの

何よりのお土産。
はつもの
実家に帰省して、いつもお世話になっている近所の家に行くと、待ってましたとばかりに…。
筍です。
帰宅して、贅沢にも、茹でたそのままをまるごと食べました。
今月は筍ですね。
故郷の空気と水の味がする・・・。

実家の桜

田舎も春本番でした。
実家の桜
実家の庭の古い桜も、満開になっていました。
実家の桜
ずっと家の庭にある大木です。
実家の桜
物心ついた頃と変わらない、樹齢は100年以上になることでしょう。
いつも家を見守ってくれている桜です。

落語DEデート

細かい雨が降っています。
これから田舎に行きます。
◇花見酒   六代目春風亭柳橋
こんな師匠がいましたね。
若い頃は超売れっ子だったそうです。
明治生まれの、いかにもと言う感じの噺家さんだった気がします。

2016年4月 2日 (土)

深川三流亭大入り

おかげさまで、ご来場いただいたお客さまは、何と105名!
とにかく、超満員になりました。
深川三流亭大入り
因みに、この会場で想定している人数は60名だそうです。
深川三流亭大入り
仲入り前の窓口さんの時は、会場のすべての座布団と椅子を出しても間に合わず、桟敷は通路のスペースもないくらい。
嬉しい悲鳴です。
噺が終わる度に、座布団を追加して席を増やしたり、膝送りをお願いしたりで、特別興行の時の寄席みたいでした。
ありがとうございました。

深川三流亭

「第7回深川三流亭」、定刻の午後2時、いよいよ開演です。
深川三流亭
第2次落語っ子連のスタートから、ちょうど4年が過ぎました。
おかげさまで、今回も窓口さんのご贔屓を中心に、大勢ご来場です。
落語っ子連の長と言うことで、まずは私がご挨拶。
本来であれば、師匠にも一言お願いするのですが、季節の変わり目で、師匠の体調が万全ではないと言うことで、最後のお楽しみ落語だけお願いすることにしました。
まずは、夢学さんが「寿限無」で高座デビュー。
深川三流亭
二番手は、新参さんの「花色木綿」。
深川三流亭
千公さんは、自信作「松曳き」。
深川三流亭
窓口さんは、長講「大工調べ」。
深川三流亭
仲入り後の食いつきは、百梅さんの「転失気」。
深川三流亭
円熟の越児さんは、既に再々演となる「鬼の涙」。
深川三流亭
苦しい私は、「明烏」・・・。

そして、師匠のお楽しみ。
深川三流亭
  ◇寿限無     三流亭夢学
  ◇花色木綿    三流亭新参
  ◇松曳き     三流亭千公
  ◇大工調べ    三流亭窓口
      仲入り
  ◇転失気     三流亭百梅
  ◇鬼の涙     三流亭越児
  ◇明烏      三流亭流三
  ◆替わり目    三遊亭圓窓
出演者全員の熱演もさることながら、とにかくお客さんの反応が素晴らしくて。
終演は、ちょうど午後6時。
ご来場ありがとうございました。

会場準備

古石場文化センターで、「深川三流亭」の会場設営と準備。
会場準備
みんなでワイワイガヤガヤで。
楽屋では、とりあえずプログラムやめくりの準備です。
今回は、いつもめくりを書いていただいている「H先生」にご無理をお願いして、急遽出演が決まった「三流亭夢学」さんのを書いていただきました。
会場準備
さて。今回はどれぐらいのお客さまがご来場くださるか…。
時間に余裕があったので、百梅さんと千公さんは、高座に座って最後の稽古。

大横川の桜

楽しみにしていた、門前仲町の大横川の桜。
大横川の桜
予想通り、今が真っ盛りです!
大横川の桜
ベストタイミングでした。
お花見の人も大勢出ています。
大横川の桜
もう少し天気が良ければ…。

無駄な抵抗

門前仲町のカフェに入って、「明烏」の高座本を読み返しています。
無駄な抵抗
この期に及んでこんなことをしても、ほとんど頭に入らずムダなんですが…。
先週の「二番煎じ」もそうでしたが、今回もほとんどふっつけ本番だなぁぁ。

桜満開

自宅近くの桜。
桜満開
今朝は随分冷えていますが、近所の定点の桜も満開になりました。
桜満開
今日は、これから「深川三流亭」ですが、会場に行く途中の、門前仲町の大横川の桜が楽しみです。

2016年4月 1日 (金)

明日の手拭い

明日の天気は曇りだそうです。
明日の手拭い
着物は、青い袷にしようと思います。
帯も、襦袢入場料衿も濃い青にしましょう。
それならと、手拭いもブルー系にしました。

会場不足

首都圏では、劇場やコンサートホールが建て替えなどのため相次いで閉鎖されているそうです。
去年は、渋谷公会堂が建て替えのため閉館したほか、横浜アリーナでも改修が行われているなど、一時的な閉鎖も含め、6万席余りが利用できなくなるとされていて、芸能団体が公演の場が不足するとして困っています。
我々素人の落語会の次元では、さほどではありませんが、会場の確保は、とても重要で悩ましい問題です。
現在、落語っ子連、扇子っ子連とも、地元の方がいるので江東区と豊島区の施設を借りていますが、今後のことは分かりません。
あくまでも、素人の趣味の活動ですから、入場料をいただける訳でもありませんから、会場費用を抑えることも必要ですから。
昔、仙台にあった「日立ファミリーセンター」みたいな会場がないかなぁぁ。

歩き稽古

歩き稽古というよりも、お花見散歩という感じ。

日比谷公園の桜も満開です。

今朝は、まだ全然出来ていない部分のおさらい・・・。
ここのところは、ストーリー上とても重要なんですが、まだしどろもどろ・・・。
「自分のものになっていない感」いっぱいの状態で、明日の本番を迎えることになりそうです。
最近、自分の録音を聴くようになって、果たして私は、私(の芸)が好きなんだろうか。
私は、私好みの芸を持っているんだろうか・・・?
自問自答することが多くなりました。
嫌いじゃぁないとは思います。
もし、私が私でなく、私でない私が私の噺を聴いたら・・・、私はその私を認めてくれるだろうか・・・。
分からなくなって来ました。
喋っている私は確かに私ですが、私の噺を聴いている私は一体誰なんでしょう?

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