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2016年3月14日 (月)

メガソーラーが文化財破壊

これも、東日本大震災の影響かもしれません。
メガソーラー文化財破壊
地震による津波で大事故を起こした原発。
原発の危険性が改めて認識され、政府は電力の安全・安定供給のため、再生可能エネルギーによる発電を強く推進するようになりました。
そのメインが、太陽光発電所、いわゆるメガソーラーです。
全国各地に、ソーラーパネルが設置されるようになりました。
愛知万博のあった海上(かいしょ)の森に隣接する林が、瀬戸市の中止勧告に反して開発された際、室町期のものとみられる窯跡が壊されていたそうです。
一帯は文化財保護法上の「埋蔵文化財包蔵地」だが、開発に必要な県教育委員会への届け出もされていなかったようです。
名古屋市の業者による林の伐採と太陽光発電施設設置が2月に発覚した後、県と瀬戸市が立ち入り調査をしてわかったとのこと。
窯跡は14世紀後半と推定される「大平(おおだいら)窯跡」。
造成されたのり面から窯の壁らしき黒い焼け土が現れ、周りから陶器片も多く見つかったことで、損壊が確認された。
酷いものです。
自然や文化財の保全・保存か開発か。
常に議論されるものですが。

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