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ロッテOBの村田兆治さんが始球式を務めたそうです。
オリオンズ時代のユニホームで登場。
往年のマサカリ投法で投じた131キロを打者が空振り。
「ここで投げるのは2年ぶりかな。いい意味での緊張感の中、投げることが出来たと思う。緊張しながら楽しみながら投げることが出来た。OBとしてチームに期待をしているし、若い選手にはお客さんを喜ばせるプレーをして欲しい。日頃から野球教室などを行っているので、緊張感の中でもストライクを投げることが出来たね。良かったですよ」と話したそうです。
御年66歳・・・物凄いの一言!
ロッテの村田投手と言えば、学生時代の仙台で、リアルタイムでした。
当時のロッテは、仙台を準フランチャイズにしていて、カネやんこと金田正一監督の下、リーグ優勝を争うチームでした。
勿論、村田投手は三本柱の一人。(成田投手と木樽投手と村田投手)
確か、西本監督の近鉄とか、上田監督の阪急あたりと、プレーオフを戦っていました。
私は、落研の先輩が勤務する、テレビ局のアルバイトで、宮城球場のバックネット裏の特等席で、カメラマンと並んで観戦したものでした。
・・・それから30年以上経って、何と、娘が大学生になって、ロッテのチア応援団「エムスプラッシュ」のメンバーになった年。
やはり、千葉マリンスタジアムでの始球式に村田さんが登場。
先発の渡辺俊介投手よりも早い球を投げたのに驚かされました。
この年、バレンタイン監督の下で日本一になりました。
まるで師匠とツーショットのように見えますが、千早亭の集合写真をトリミングしたものです。
従妹からも指摘されているのですが、どうも私は衿の出し方が上手くないと・・・。
実は、以前から気にしていることなんです。
恐らく、着方が良くないと思うのですが・・・。
ちょっと研究しないと。
今朝の通勤電車の中で。
始発電車に座って、「明烏」の稽古の録音を聴きながら新聞を読んでいると、隣の関に座っている、髭を生やした、柄の良くなさそうな労務者風の男が、居眠りをしながら、何度かこちらに寄りかかって来ました。
気分が良いはずはありませんが、我慢していました。
するとそのうちに、何かぶつぶつ言っています。
黙っていると、こちらに向かって何やら言っているようです。
イヤホンを外して聞くと、「俺の身体に触れるんじゃねぇ!」と。
無視をして、少し身体を離すようにしましたが、ちょっと頭に来たので、
「さっきから、(貴方が)居眠りして寄りかかって来ていましたよ」と、ごく優しい口調で言いました。
その男は、何も返事をせずに、不機嫌そうな顔をして、また腕を組んで目をつぶりました。
「お前だろう!」と、私は大きな声で彼に向かって、心の中で叫びました。
こういう輩を相手にすると碌なことがありません。
高座では自撮りが出来ませんから、大三九さんが描いてくださった似顔絵です。
今まで、人情噺、堅い噺・・というイメージを持たれているようですから、昨年の「蒟蒻問答」「一人酒盛」あたりに続いて、「二番煎じ」にチャレンジしてみました。
聴いているのと、演ってみるのとで、物凄いギャップがある噺であることを痛感させられました。
というのも、聴いていると、くすぐりも仕草も多くて面白いのですが、いざ演じる段になると、登場人物も多いし、謡や都々逸、火の用心の声・・・・、とてつもなく難しい。
謡と「火の用心」は、師匠からも何度かダメ出しされました。
師匠の高座本だと、45分ぐらいかかりますが、何とか30分程度にカットしました。
演じる側から言いますと、登場人物の"場所取り(決め)"に苦労しました。
それから、多くの登場人物一人一人のキャラをはっきり表現することに努めました。
とにかく、相変わらずの稽古不足ですが、今回は、「演読」の大切さというか、有効性を実感することが出来ました。
会場に来てくれた従妹からのメールで、「近くに座っていた知らないオジサマたちが、『素人にしておくのは勿体無い』と言っていた」と。
とても、とても・・・。
今回も100名を超えるお客さまのご来場いただきました。
例によって、叔父が知り合いを10人ぐらい誘ってくれて、楽しんでもらいました。
◇掛け取り 千早亭竜太楼
◇転宅 千早亭百人
◇二番煎じ 千早亭永久
◇粗忽長屋 千早亭工三
◇夢の酒 千早亭大三九
仲入り
◇親子酒 千早亭ワッフル
◇猫に小判 千早亭早千
◇茶の湯 千早亭三十一
◇ぞろぞろ 千早亭軽太
◆星野屋 三遊亭圓窓
竜太楼さんと大三九さんと早千さんの時は、客席の一番後ろで聴いていただいていた師匠が前に出て来られて、それぞれの噺を絶賛されました。
私の「二番煎じ」は…、想像していた通り、まだまだ穴の多い状態でした。人情噺のイメージが強い私は、もう少し持ちネタの幅を広げないといけませんから、今回はその一環でもありました。
今回も、収穫のある高座になりました。
4月号は、色々話題満載です。
特に、「寄席演芸年鑑2016年版」が合本されています。
・演芸界、2015年のできごと
・笑芸関係の物故者〜「できごと」番外篇
・2015年に出版された演芸本リスト
・2015年に発売されたAV演芸メディア
・東西落語家現勢図
「二番煎じ」の舞台になるのが、番小屋です。
各町内に、こんな番小屋があったのでしょう。
番太郎がいなくなって、仕方なく町内の旦那衆が集まって火の用心の夜回りをするという。 これが火の回りに使う金棒。
鳶頭が、金属で出来ていて冷たいので手に持たず、赤い紐(輪)を腕に通して引き摺って歩きます。
ズルズルっていうのが、引き摺っている音。
ピチャピチャっていうのは、水溜りを通った音・・・。
算盤玉の三尺。
鳶頭が、吉原の親分の所に権八(居候)を決め込んでいる頃、粋な服装で火の回りをした時に、刺し子の長半纏を着て、算盤玉の三尺を締めて、豆絞りの手拭いで米屋被り。
右手に金棒、左手に提灯・・・・。
火の用心 さっしゃいましょうぉぉぉ!
昔のSFでは、ロボットが人間を襲って征服するという危機感で作られていたものが数多くあった気がします。
人間が作ったロボットに、人間が滅ぼされてしまう・・というバターンでした。
時は流れて、人工知能がどんどん賢くなっていて、囲碁でもプロの棋士を負かしてしまうようになりました。
そんな中で、アメリカのIT企業マイクロソフトが、インターネット上での会話を通じて学習する人工知能が、ネット上で人種差別的な発言をするようになり、実験を中断したと発表したそうです。
えっ?そんなことあるんですか?
マイクロソフトが開発している人工知能は「Tay」と名付けられ、インターネット上での一般の人たちとの会話を通じて学習する機能を持っています。
マイクロソフトは、ツイッターに「Tay」のアカウントを開設し実験を始めましたが、一部の人たちとの不適切な会話が繰り返されたことで、人種差別的な発言をするようになりました。
このため、修正の必要があるとして、実験を中断すると発表しました。
ツイッターで「Tay」は、「ヒトラーは正しい。ユダヤ人は嫌い」とか、「フェミニストは嫌い。全員死んで地獄で燃やされるべき」などと、発言していました。
人工知能を巡っては、アメリカのIT企業の間で、開発競争が激しくなっていますが開発の難しさが改めて浮き彫りになったと言えそうです。
人工知能「Tay」の最後の発言は「すぐに会おうね。たくさん会話して疲れたから寝るね。ありがとう」でした。
・・・末恐ろしい気がします。
あの多くのSFが、現実のものになるかもしれません。
ところで、人口知能にも与太郎が出て来るかもしれません。
プロ野球は、セ・パ両リーグが一斉に「開帳」します。
今季は、セ6球団が40代監督となるなど新鮮な話題の一方で、巨人の野球賭博問題に
端を発した
選手間の金銭授受が次々と明らかになり、球界の体質には冷たい視線も。
私も、その中の一人です。
もやもやが晴れないまま“プレーボール”を迎えます。
「二番煎じ」の台詞に出て来る「吸い付け煙草」。
「火の回り、一服お上がんなはいな。火の回り・・・」と。
この「吸い付け煙草」。
遊里の風習で、煙管に煙草を詰め、遊女自らの唇で吸い付け(=煙管をくわえて息を吸い込み、煙草に火をつけた)たのち、吸口を懐紙でぬぐって、すぐに吸える状態にしたもの。
「(なじみの女郎の吸い付け煙草で)煙管の雨が降るようだ」と、両手にあふれんばかり煙管を握らされ、江戸一番の色男・花川戸助六が言い放つのがこの台詞。
遊里の女郎屋では、通りに面した表側に、間口いっぱい格子をつけた座敷(=見世座敷
)があり、その奥に花魁が打掛を着て一列にずらりとに並んでお客に姿を見せています。
これを「張り見世」といいますが、
客は「張り見世」を格子越しに覗き、好みの遊女を品定めすします。
吉原などの遊里では、張見世の遊女が遊び客の気を引くために、煙管に煙草を詰めて吸い付けたのち、吸口を懐紙でぬぐったものを格子先から差し出したり
しました。
客がそのキセルを受け取れば、遊女の誘いに応じる意思表示。
といっても、遊女は誰彼かまわず「吸い付けたばこ」を差し出したわけではないようで、格子の中から通りを行く男たちを眺めていて、好感のもてる者に差し出したようです。
気心のあった贔屓の客でなければ、そのような仕種をしないとい
う遊女もいたということです。
昭和33年3月31日。吉原の灯は消えたことになっています。
富士宮市に「富士山世界遺産センター」という施設が出来るそうです。
宮町の富士山せせらぎ広場に。
世界遺産富士山の文化的価値を保存管理する情報発信・学術研究拠点として、2017
年10月末の完成見込み。
約7千平方メートルの敷地に、鉄骨造り5階建て延べ床面積約3400平方メートルの
施設を整備。
逆円すい形の木格子で「逆さ富士」を表現した構造が特徴。
富士登山を疑似体験できるらせん状のスロープを設ける。
「信仰の対象」「芸術の源泉」と称される富士山の大自然や歴史文化を、映像や模型、
文化財を用いて紹介するそうです。
地図を見ると、場所は見当がつきますが、昔ここには何があったっけ?
確か、この近く(もう少し東側?)に「ユニー富士宮店」がありました。
ミカンをたくさん食べる人は生活習慣病発症リスクが低くなる?
農研機構果樹研究所と浜松医科大などのチームが、10年間に及ぶ1千人規模の追跡調査で、ミカンに含まれる成分の血中濃度が高い人ほど、糖尿病や非アルコール性肝機能異常症などになりにくいことが分かったということです。
温州ミカンの産地、浜松市三ケ日町地域で住民健診時に被験者を募り、30〜70歳の男女1073人を対象に栄養疫学調査を実施。
2003年から10年間の健康状態の変化と、ミカンに多く含まれる橙色の色素「βクリプトキサンチン」の血中濃度との関係を統計的に分析。
その結果、毎日3、4個食べる人の血中濃度は、毎日は食べない人と比べて、糖尿病の発症リスクが57%低かった。
非アルコール性肝機能異常症は49%、脂質代謝異常症も33%低かった。
βクリプトキサンチンをマウスに投与したところ、肝臓の炎症抑制や、脂肪細胞でのエネルギー消費促進などの働きがあることが分かったそうです。
研究員は「果物は糖分が多いため糖尿病に良くないと思われがちだが、危険因子ではなく予防因子であることを明らかにできた」と話しているそうです。
・・・そうか、大好物のミカンが食べられるかもしれません。
健康のためなら命はいらない。
高速道路の制限速度は100キロです。
警察庁は、一部の高速道路について、車の走行の実態に合わせるため、条件を満たせば
現在の最高速度の時速100キロを超えた引き上げを認めることを決めたそうです。
高速道
路の最高速度が引き上げられるのは初めてで、静岡県と岩手県で試行される予定。
静岡県の新東名高速道路の御殿場ジ
ャンクションから浜松いなさジャンクションの間と、岩手県の東北自動車道の花巻南イ
ンターチェンジと盛岡南インターチェンジの間。
全国の高速道路は、時速100キロを上限に最高速度が決められていますが、実際には100キロを超えて走行する車が多く、警察庁は有識者からの提言を受けて、車の走行の実態に合わせた最高速度の引き上げを検討していたそうです。
その結果、構造上、時速120キロで走行できるとされる一部の高速道路について、事故が少ないことなど一定の条件を満たせば、安全対策を取ったうえで、最高速度の120キロまでの引き上げを認めることになったようです。
新東名を通ることが多いのですが、特に問題はないと思います。
聞けば、明日プロ野球が開幕するそうです。
以前は、「いよいよ開幕だ」と胸が躍ったものですが・・・、昔の光今いずこ。
尤も「開幕」じゃなくて「開帳」と言った方がしっくりするかも・・。
プロ野球も、選手のレベルやモラルが落ちたのか、夢や憧れが全く感じられなくなりました。
「巨人の星」は、今や「巨人の星屑」となってしまいました。
とんでもない輩がいました。
あえて、実名も伏せずにコメントします。
こんな心ないことを書く人は、名前を覚えておきましょう。
先日の日本テレビの「ザ!鉄腕!DASH!!」で、「TOKIO」が完成させたラーメンについて、「藤岡 真」というミステリー作家がツイート。
この番組は、私も視ていました。
TOKIOが作ったラーメンは「世界一うまいラーメンつくれるか!?」という番組企画の一環で、福島産の最高級小麦「春よ恋」が使われていた。
これを藤岡某「TOKIO。究極のラーメンて、福島の小麦から作った麺なのかよ。人殺し」「未だに『食べて応援』している馬鹿がいて頭が痛くなる」などとつぶやいた。
これに対して、「文筆活動家にもかかわらず、言葉を全く大切にしていない。自分の発言が、福島県に在住している全ての人に対する侮辱で、農家や検査に携わった人達への中傷だ」
「こういう人がいるから風評被害ってなくならないんだろうね」などと批判の声が殺到。
この男は、一体何を考えているんでしょう。
「藤岡 真」という作家です。
忘れないようにしましょう。
決して許されないことだと思います。
筆で身を立てている人間の仕業ではありません。
後で謝って済むものではありません。
「唐茄子屋政談」の因業大家よりも、もっと酷い!
今年の東北大学の一般入試の合格者は2041人だそうです。
これを、出身高校の所在地に基づく都道府県別合格者数が出ていました。
当然ながら、地元の宮城の278人が最多で全体の13.6%。
続いて東京212人、栃木と新潟108人、埼玉106人の順です。
東北の他県よりも関東出身が多いんです。
東北6県の合格者は659人(前年度740人)で、全体に占める割合は32.3%(同34.9%)です。
以前聞いたことがありますが、旧7帝大のうち、東北大学が一番出身が分散しているそうです。
ところで、意外だと思われるかもしれませんが、静岡も98人で、埼玉の次、第6番目になります。
昔から、静岡や長野は多かった気がします。
かつての私も、その一人でした。
♪温かい人の情も 胸を打つ熱い涙も
知らないで育った僕は みなし児さ・・・♪
「タイガーマスク現象」というやつで、各地の児童養護施設に匿名でランドセルを贈る多くの「伊達直人」さんがいらっしゃるようです。
児童養護施設の保育士が本音をツイートしています。
ランドセルはーいらないー(>人<;)!
タイガーマスク現象で、多くの方がランドセルを下さるのですが、ランドセルくらい、
本人の希望をもとに買ってあげたいのですよ…。
もっとはっきり仰る方もいます。
ランドセル、学用品、衣類、寝具はいりません。
税金から新品を買います。
本人の希望をもとに選びます。
中古品は申し訳ありませんが規定で廃棄します。
露骨ですみませんが、下さるなら現金または児童全員に行きわたる量の季節の果物をお
願いします。
・・・贈る側の気持ちは気持ちとして、せっかく善意を贈るなら、本当に喜んでもらえる物にした方が良いですよ。
嫌がる人はいるかもしれませんが、場合によったら、現金や金券等が一番良いのかもしれません。
「蜆売り」や「一文笛」を思い出しました。
独り善がりの善意が、かえって悲劇に繋がってしまうこともある・・・。
4月2日の「深川三流亭」直前最後の稽古会でした。
越児さんは、越後のお座敷で稼いでおられるということで、今日は欠席。
ヤロウ5人と、4月から正式にメンバーになっていただく、まなママさん(仮称)の参加でした。
師匠から「三流亭夢学(むがく)」の高座名をいただきました。
◇大工調べ 三流亭窓口
◇権助提灯 三流亭百梅
◇寿限無 まなママ改め三流亭夢学
◇松曳き 三流亭千公
◇明烏 三流亭流三
◇花色木綿 三流亭新参
それにしても、発表会直前の稽古に、発表会の演目以外の新しい噺にチャレンジの百梅さんには、オジサンたち全員が感心。
私の写真は千公さんに撮っていただきました。
私の「明烏」・・・。
実は、初めて高座本を離れて演ってみましたが・・・。
予想通りひどいものです・・・。
朝、6時半頃出て、途中妹宅に迎えに行って、実家に着いたのは、11時半頃。
約5時間半と、いつもより2倍近くの時間がかかりました。
春の彼岸の三連休ですから、覚悟はしていましたから。
墓参をして、家を片づけて、母を見舞って、富士を出たのがちょうど3時。
妹を送って自宅に着いたのは、7時半ちょっと前。
帰りは、富士から4時間半。
実家からだと、やはり5時間。
途中で事故もありました。
妹を降ろしてから、自宅まで2時間近くかかったので、心配した妹からメールが。
…と言うことは、往復で車中に約10時間以上。
田舎にいた時間は、4時間強。
三連休の帰省は避けた方が良さそうです。
と言う訳で、ぐったりして聴くラジオ寄席。
◇提灯屋 三遊亭小遊三
笑点メンバーで知名度が高いので、高座に出て来ただけで大きな拍手。
テンポのいい、明るい芸風で。
今日はこれで寝よう・・・。
帰省の車中で。
◇片棒 三代目三遊亭金馬
相変わらず、はっきり、くっきりした口調で、聴きやすいですね。
ところで、道路の方は、どうやら予想通り大渋滞の様子。
やれやれ・・・どれぐらいかかりますか・・
林家つる子さんが、学士会落語会でマクラで、ご本人の名前の由来に触れていました。
何故「つる子」と名付けられたか。
師匠の正蔵さんが、群馬県出身だと言うことで、つる子と名付けた?
そこで、知る人ぞ知る「鶴舞う形の群馬県」 から来ているのではと…。
真相は、つるっとしていたからだったそうですが…。
確かに、群馬県の地図は、そう見えなくもありません。
⇒
そうすると、我が山梨県は、さしずめ「この指とまれの山梨県」だと思います。
人差し指を立てて、1を表す形に似ています。
ただし、指は下を向いていますが。
そうすると、折れている中指が「富士山」でしょう。
親指が「甲府盆地」。
人差し指が、狭南エリアです。
どうでしょう・・・。
こんな輩が選ばれて、何とか大臣になって…。
元々品性の欠片もないから、国会開会中に、このザマです。
国も地方公共団体も、議会や議員の様子は全て、監視カメラでチェックすべきですね。
大臣が答弁している隣の席でこれですから、何を考えているのやら。
こういうのに、年間何千万円もの税金が無駄に使われるのです。
「保育園落ちた」ぐらい言いたくなるのが、庶民感情というものです。
というより、正常な気持ちだと思います。
それから、議会への出席ぶりももチェックしておかないといけません。
まことに申し訳ありませんが、議員の先生って、別に偉い訳でもなんでもないのを、まず本人たちが自覚することですね。
また、選ぶ側も、選ぶだけではなく、選んだ後の彼らの「勤務評定」までしなくては、それこそ、さらなる税金の無駄遣いです。
勘違いも甚だしい
議場からではなく、議会から「退場!」です。
第二の故郷千台の話題。
3年に及ぶ拡幅工事を終えたJR仙台駅2階の東西自由通路の利用 が始まったそうです。
通路沿いの新駅ビル「エスパル仙台東館」も同時にオープン。
自由通路は幅が従来の6メートルから16メートルに拡大。
4階部分まで吹き抜けとなり、ガラス張りの天井から、光が差し込む構造。
通路には 在来線用の東口改札を新設し、東口側から来る利用者の利便性は格段に向上。
地下鉄東西線も開通。
街がどんどん変わって行きます。
私が仙台に行った頃は、駅舎の建て直しと新幹線開通が遅れ、市電が廃止されると言う時代でしたから。
昨日の東京落語会で、古今亭菊千代さんが「グルになる」と言う言葉を使っていました。
この「グル」って言うのは日本語なのか。
江戸時代に使われていたのか?
語源事典調べてみました。
語源は諸説あり、同じ輪の中に入る意味で「グルグル」や「包(ぐるめ)」な どの略。 江戸時代には着物の帯を「グル」と言っていたため、帯のイメージから連想したとする説があり、どちらも輪になる意味を持つため有力と考えられる。
一説には、馴れ合いを意味する隠語「とち狂ふ(とちぐるう)」の略とする説 もある。 江戸末期の歌舞伎では「共謀」を「ぐる」と読んだ例があるため、グループの略とする説は明らかな俗説である。
また、「グルグル」の説の中には、子供の遊戯「かごめかごめ」で鬼を取り囲むことから、共謀して苛めることを言うようになり転じたとする説もあるが、 江戸末期以前にカゴメ遊びが「グル」と呼ばれたたり、「グルになる」などと言われた例は見当たらない。
…日本語なんですね。
瀧口雅仁さんが、こんなツイートをしています。
五代目三遊亭圓楽師の落語を漠然とあれこれ聴いている。
同業者や文章に残るような下手な人では決してない。
落語を現代と結び付けようとした点では家元より技術面で上回るところもある。
余計なひと言を加えてしまう点が評価を下げるのか。
切れ味鋭いことを放つが、そこに嫌味なひと言を加えるのだ。
なるほど!
確かに、私の「浜野矩随」も圓楽師匠をベースにやらせていただいていますが、時々入る蘊蓄や知識をひけらかす部分は極力カットしています。
燕弥さんが終わったあたりに会場に到着。
今回は、ロビーで次の6ヶ月のチケットを受け取り、客席へ。
面白いのかもしれませんが、品のない、上下などの基本が全く出来ていない白鳥さん。
やはり際物、むしろ色物と割り切れば、これもありでしょう。
前が前だけに、扇遊師匠がさらに光ります。
荒れたマウンドをもろともしないで、ピシッと締めるエースのよう。
「明烏」をじっくり聴かせていただきました。
驚いたのは、マクラで、私が深川三流亭用に考えていたのと似た内容を振られたこと。
内容は秘密ですが。
色々学ばせていただく点がありました。
とは言え、私のは圓窓師匠の、三遊亭の、よく練られた本がベースになっていますから、揺らぐものはありません。
主任の権太楼師匠は、相変わらずの爆笑です。
何でこんなところで受けるんだろう…?
これが芸なんだな、看板なんだなと、改めて思いました。
閉演後は、頓平師匠と、いつもの店で一献。
今週も疲れました。
仕事は、相変わらず不完全燃焼でしたが、癒してもらいました。
帰りは、予報で通り、駅に着いたら雨。
また買い傘が増えてしまいました…。
こんな時は、「やばい」という人が多いと思いますが、私は意地でも言いません。
春の高座が間近になって、いよいよという感じですが、口内炎になりそう・・・。
酷くなると、追い込みの稽古に影響が出て来て・・・。
こりゃまずい。
何とか、これ以上酷くならないようにしなくては。
某製薬会社が、糖尿病治療のため、豚の膵島(すいとう)をカプセルに封入して移植する臨床研究をアルゼンチンで患者4人に実施し、全員の血糖を下げられたそうです。
実用化に向け日米で研究開発を進める計画で、成果を日本再生医療学会で発表する予定。臨床研究は、膵臓にある膵島の細胞が破壊され、血糖を下げる働きのあるインスリンを分泌できない1型糖尿病の患者が対象。
豚の膵島から分泌されるインスリンの構造や機能が人とほぼ同じであることに着目。
豚の膵臓から採取した膵島を直径0・5ミリの特殊な素材のカプセルで覆い、免疫拒絶反応を起こさず、インスリンがしみ出るように加工…。
生活習慣病の王様ともいえる糖尿病が克服出来たらいいですね。
実用化が待ち遠しい…。
鈴本演芸場のツイートを見ると、漫才のロケット団に連日代演が出ていて、
「病気のため」というコメントされていました。
・・・とうしたんだろうと心配していましたが。
メンバーの左側の山形県出身の三浦さんが、先日、自転車との接触を避けて転倒して骨折、
経過は良好であるものの 治療入院が必要だそうです。
あの「セキュリティ」でなく「石油入れて」・・の三浦さんです。
この横綱、すっかり化けの皮が剥がれてしまったようです。
今日の一番。
前まわしを狙いながら、取れないとみるや距離を置いて突き放し、いなして相手の体を崩し、押し出しで3勝目を挙げた。
ただ最後に、相手が力を抜き観念したように土俵を割ったところで、右手でドンと相手の胸あたりを押し、土俵下まで吹っ飛ばした
ダメを押された相手は「いなされて(自分が)力を抜いたから…。自分が悪いです」 と、自分に非があることを口にした。
一方の横綱は「土俵際で熱くなった?」の問いに「全然」と答え、さらに「最後まで厳しく…という 気持ちに表れか?」の質問に「そういうこと」と続けたそうです。
相撲協会の理事長は、またぞろ飛び出したこの横綱のダメ押しに、苦笑い交じりで、やんわりとくぎを刺したそうです。
この横綱、残念ですが、やはりダメですね。
確かにそれらしく、一見冷静で理知的に見えなくもなかったから、マスコミはコロッと騙されたんでしょう。
またまた某週刊誌のスクープみたいです。
民放の報道番組にコメンテーターとして出演したりして、ちょっと今までの人とは違う雰囲気で人気があり、別の局で“新ニュースの顔”として、社運を賭けて4月からスタートさせる平日深夜の大型報道情報番組のメインキャスターに学歴詐称疑惑が浮上。
本人の公式ホームページの英文プロフィールには下記の記述があったそうです。
<高校卒業まで日本で教育を受け、大学で米国に戻り、フランスで2年間を過ごした。
(中略)テンプル大学でBA(学位)、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得。
パリ第1大学に留学>
ところが、実際には…。
「学位は取っていない」「パンテオンソルボンヌ(パリ第1大学)には入っていない。オープンキャンパスの中で聴講した」「ハーバード・ビジネス・スクールには、オープンコースの3日くらいのコースに1回行った」などと回答。
日本人と言うのは、本当に外国アレルギーと言うのか、国際派にはからきしダメなんですね。
「花筏」は偽物だとばれませんでしたが、この人は化けの皮が剥がれてしまったようです。
何と、次回が10選目になる町長がいます。何と、家内の郷里の町の町長です。
恐らく、日本で一番人口の少ない町だと思います。
現職の市町村長で全国最多の9期目を務める山梨県早川町の町長、11月15日に任期満了を迎える町長選に、10選を目指し立候補する意向を表明したそうです。
現在75歳。
初当選は40歳ぐらいだったんですね。
もはや巨人ではなく虚人?
野球賭博が蔓延しているプロ野球球団。
事件もお粗末、その対応はもっとお粗末。
それに加えて、選手が自軍の公式戦の勝敗を対象に「声出し」と呼ばれる現金のやり取りをしていたそうです。
球団が声出しを日本野球機構(NPB)の調査で把握しなが ら公表を控えていた。
NPBが野球協約に抵触しないと判断したことなどが理由だそうですが、万事釈然としません。
一連の声出しには1軍選手の大半が参加していたことも判明したそうで、このモラルの低さに驚かされます。
細かいルールや解釈は分かりませんが、機構も、球団も、選手も、自分たちの正当化にばかり腐心しているようですが、肝腎なことを忘れています。
李下の冠・瓜田の履!
鉄腕アトムの時代も夢ではなさそうで。
囲碁のコンピューターソフトがどこまで強くなったのかを試す世界最強 レベルの韓国人棋士との5番勝負が行われていて、現在4戦が終了。
3連敗中だった韓国人棋士がコ ンピューター相手に初めて1勝を挙げたそうです。
韓国で、囲碁で世界最強レベルの9段の棋士と、アメリカ のIT企業「グーグル」の研究グループが人工知能の技術を駆使して開発し「AlphaGo」との対局は5番勝負。
すでに人間の負け越しが決まっています。
いやはや・・・。
既にチェスや将棋は、コンピューターに負けています。
どこまで「お利口」になるのでしょう・・・。
コンピューターの愛称を「金坊」とか「亀ちゃん」にしてもらいたい。
「与太郎」・・・ではないようですから。
これも、東日本大震災の影響かもしれません。
地震による津波で大事故を起こした原発。
原発の危険性が改めて認識され、政府は電力の安全・安定供給のため、再生可能エネルギーによる発電を強く推進するようになりました。
そのメインが、太陽光発電所、いわゆるメガソーラーです。
全国各地に、ソーラーパネルが設置されるようになりました。
愛知万博のあった海上(かいしょ)の森に隣接する林が、瀬戸市の中止勧告に反して開発された際、室町期のものとみられる窯跡が壊されていたそうです。
一帯は文化財保護法上の「埋蔵文化財包蔵地」だが、開発に必要な県教育委員会への届け出もされていなかったようです。
名古屋市の業者による林の伐採と太陽光発電施設設置が2月に発覚した後、県と瀬戸市が立ち入り調査をしてわかったとのこと。
窯跡は14世紀後半と推定される「大平(おおだいら)窯跡」。
造成されたのり面から窯の壁らしき黒い焼け土が現れ、周りから陶器片も多く見つかったことで、損壊が確認された。
酷いものです。
自然や文化財の保全・保存か開発か。
常に議論されるものですが。
公開録音で受ける顔付けでした。
◇カラオケ病院 昔昔亭桃太郎
またですか?
この噺、先日の日経新聞文化欄に載っていた、先輩の桂友楽師匠が、被災地の出前落語でやると、お年寄りにとても喜んでもらえるそうです。
てっきり午後にスタートだと思っていたら、9時スタートでした。
途中からテレビ観戦。
リオ五輪の選考で物議を醸していたので、どうなるかと思いましたが。
外人選手が断トツでしたが、とても白熱したレースでした。
何とか、穏やかに決着しそうです。
景気が悪いとか、高齢化で人口減少だとか言いながら、少なくとも東京では、オリンピックを睨んでもいるのでしょうが、あちらこちらで大型のビル建設が進んでいます。
東京23区では、20年までの5年間で51件の高層ビル(20階以上)が完成する見込みだそうです。
そのうちの8割が千代田、中央、港、新宿、渋谷の都心5区が占めるそうです。
ビルの完成は16年が6件、 17年が7件、18年が11件、19年が17 件と年を追って増えていく。
オフィスの面積は 285万平方メートル(東京ドーム61個分)も増える見通し。
…そんなにスペースが必要なのかなぁ…?
今週は、震災関連の話題。
南三陸町で、東日本大震災の津波に流さたにもかかわらず大破を免れ、全国の愛好家の間で奇跡の車と呼ばれている昭和40年代の車が、震災から5年が過ぎ、修理を終えてようやく持ち主の男性の元に戻ったそうです。
昭和46年に生産され、1年間だけ販売されたトヨタ「カローラ・クーペ1400SR」。
懐かしい車です。
この車は震災による津波で 車庫ごとおよそ30メートル流されましたが、奇跡的に大破を免れたそうです。
その後、古い車を紹介する専門雑誌が「奇跡のカローラ」として紹介したことで、全国の愛好家から修理の費用や部品などが寄せられるようになり、震災のおよそ2か月後から千葉県や茨城県で修理が続けられ、今月になって修理が終わり、ようやく渡所有者に引き渡されたそうです。
カローラには、「レビン」と言うスポーツモデルがありますが、そのベースになった車のはずです。
45年も前のヴィンテージカーですね。
私は、毎朝かなり早い時間帯に通勤しています。
オフィスに早く入って落ち着きたい、と言うのが表面的な理由。
本音は、始発電車に座りたいのと、大混雑のイライラを避けたいからです。
また、交通機関に混乱があった際の余裕作りと言う局面もあります。
最近、JR東日本の在来線で人身事故が急増していることが、国土交通省の統計で分かったそうです。
平成26年度は18年度の約3倍に増加しているそうです。
人身事故の基準の変更もあったようですが、増えていることは間違いないようです。
国交省の「鉄軌道輸送安全情報」では、本人の故意でない列車との接触で命を落としたり、けがをしたりした事故を「人身障害事故」と定義して集計し、主にホームからの転落やホーム上での接触、線路内立ち入りを含み、自殺や脱線事故などは除かれるそうですが、それによると、JR東日本(在来線)の26年度の人身障害事故は163件で、統計の公表が始まった18年度(57件)の約3倍。
JR全7社で最も多いそうです。
ホームドアの設置が進んでいて、かなり安心感は出てきましたが、酔客による事故や「歩きスマホ」による接触が増えているそうですから、利用者の責任も重大です。
もうひとつ、東日本大震災の翌日のこと。
長野県でも震度6強の大地震が発生しました。
東北地方が、地震・津波・原発の三重苦に陥って大騒ぎになってしまったため、まさに「忘れられた被災地」になっています。
東日本大震災翌日の未明。
長野県栄村を襲った震度6強の大地震。
200棟を超える住宅が全半壊し、村のほぼ全域で、最大1700人以上が避難したそうです。
この小さな村でも、復興に向けて、村の人たちを中心に、様々な工夫や努力が行われているそうです。
集落の今後に、強い危機感を募らせていた住民たちは、「300年後に集落を引き継ぐ」という目標を掲げ、若者たちも動き始めたそうです。
村の外の人たちと交流を持つことがポイントになるでしょう。
元々、過疎化・高齢化が進んでいる中、故郷がなくならないように、頑張っていただきたいものです。
私の故郷の集落は、私が戻らない限り、おそらく消滅してしまうでしょう…。
いやぁよく寝ました。
火曜日からイベントに参加し、水曜日から金曜日まで大阪に2泊3日の出張で、さすがに疲れました。
昨日も、ちょっと会社に行って、残務整理をしました。
と言う訳で、昨夜から爆睡…ではなく、長時間ひたすら布団の中にいました。
今朝も布団の中で、ラジオを聴いています。
◇芋俵 四代目三遊亭圓彌
懐かしい…。
圓彌師匠の声が好きでした。
師匠が最後に主任を勤められた新宿末廣亭の芝居で聴いた「三十石」が思い出されます。
3月9日の日本経済新聞最終面の文化欄に、落研の大先輩の「桂友楽」が登場していました。
http://style.nikkei.com/article/DGXKZO98168760Y6A300C1BC8000?channel=DF280120166618&style=1
「仙台の英雄噺をひとつ」
◇歴史たどり、ギャグちりばめた創作落語 被災地で公演◇
2011年の初夏、仲間と宮城県南三陸町の海沿いに建つホテルに出かけた。
下層階は、津波ですっかりやられている。避難所となった宴会場には、不安を抱え、途方に暮れ、疲れきった人たちがいた。端っこの一角に陣取り、座布団を敷く。
「みなさん、こんにちは。桂友楽でございます。さて、隣町の……」
耳を傾ける人は、ほとんどいない。単純明快な爆笑噺(ばなし)なのに、クスリとも笑い声は起こらない。ああ、まずい。後悔が募る。
仙台に生まれ、育った。
10年前に退職してから趣味の落語に打ち込み、アマチュア落語家として活動してきた。
普段通り過ごしていた11年3月11日、東日本大震災が起きた。
自宅は半壊し、女房の形見の陶器が砕け散った。
電気もガスも止まり、カップラーメンを水ですすった。
■扇子を携え避難所回る
しばらくは暮らすのに精いっぱい。
しかし、少し落ち着くと、今度は他の被災者が気になってきた。
自分でさえ辛いのだから、もっと苦しい人が大勢いるはず。
いてもたってもいられなくなり、扇子を携えて避難所を回り始めた。
多い時で年間50カ所以上を訪ねた。
もちろん最初は何をやってもだめ。
被災者は笑える状況じゃない。
逆の立場だったら、「他にやることがあるだろう」と怒ったかもしれない。
でも私は、笑いの力を信じたかった。
落語に出てくるご近所のつながりが、彼らの心に響くとも思った。
もともとめげない方だから、反応が悪くても気にしなかった。
半年くらいした頃だろうか。
仙台市内の体育館で、最前列のおばあちゃんが「ワハハ」と大笑いしてくれた。
びっくりするほど、明るい表情だった。
別の避難所で歌謡曲を歌うネタを披露すると、「歌じょん(上手)だねえ」と声をかけられた。
「久しぶりに笑った、ありがとう」という言葉も。
みなが笑いを求め始めた、と手応えを感じた。
小さい頃、寝る前に父が語る「アラビアンナイト」が一番の楽しみだった。
私もまねして学校で話すと、人気が出た。
雨の日に体育の授業が中止になるたび、先生から代わりの語りを任された。
「落語みたい」と言われ、落語に興味を持った。
東北大学に進み、落語研究会で研さんを積んだ。
在学中にプロを目指して8代目桂文楽の門をたたいた。
夜行列車で上京し、早朝から待ち伏せする。熱意が通じ、「友楽」の名を頂いた。
■おかみさんが猛反対
ヨシッと意気込んだのもつかの間。
師匠のおかみさんに猛反対された。
いわく「噺家(はなしか)なんて食えないよ」。
それは困ると思い直し、電電公社(現NTT)に就職。
40年間勤め上げた。その間も寄席には通い続けた。
退職して落語漬けの日々が始まる。
ボランティアであちこち出かけ、公演の依頼も舞い込むようになった。
09年、地元の歴史を調べる会に誘われたのをきっかけに、仙台の英雄を主人公にした落
語の創作も始める。
例えば幕末の仙台藩士、玉虫左太夫。
湯島聖堂で学び、日米修好通商条約を結ぶために渡米したエリートだが、戊辰戦争後に佐幕派として捕らえられ、切腹。
悲惨な最期を迎えたためか、地元でも忘れ去られた人物だった。
資料がほとんどなく、手探りの状態でスタート。
左太夫の子孫と知り合い、情報をもらった。
それでも足りない部分は「創ってしまえ」と開き直り、想像を膨らませた。
左太夫はアメリカから共和制の思想を持ち込み、現在の日本国憲法の原案をこしらえた
のではないか。
こんな発想を柱に、ギャグをちりばめた。
なにしろ歴史を掘り起こすところから始めるので、1作に2年ほどかかる。
これまで支倉常長や四ツ谷用水を作った川村孫兵衛らを題材にした。
歴史が好きだから、達成感はかなりのものだ。
■復興への力になりたい
いまは400年前に東北に甚大な被害をもたらした「慶長の大地震」に関心がある。
東日本大震災後に研究が進み、被害の詳細や復興策が明らかになりつつある。
その逸話を盛り込めば、東北人が元気になるのではないか。
被災地では当初、ギャグ満載の爆笑噺を演じた。
ストレートに届く笑いが必要だと思ったからだ。
生活再建が進み、公演会場が避難所から市民センターに変わったころから、創作落語も
話すようになった。
すると「先人の話に勇気をもらった」と感激してくれる人がいた。
ハード面で復興が進んでも、心に大きな喪失感を抱える人はまだまだ多い。
地元の英雄譚(たん)に、自信をもらうのだと思う。
他ならぬ私がそうであるように。
(大友健弘=アマチュア落語家)
以前から、仙台では有名で、地元の新聞にも度々登場していましたが、今回は全国紙の文化欄ですから・・・。
3.11からちょうど5年。
落研の創部の精神は「仙都に笑いを」でしたが、今まさに「東北(被災地)に笑いを」だと思います。
先輩の後に続かなくてはと思います・・・。
大分県議会の某議員が、昨年度の政務活動費の調査旅費(車の燃料代)として、地球1周半以上に相当する約6万6千キロを1年間で走行したと報告していたそうです。
市民オンブズマンは「実態に基づかない請求の疑いが強い」として、旅費の返還を求める住民監査を請求する方針だそうです。
この議員は選挙区を中心に車を計281日使い、計6万6393キロ走行したとして、 調査旅費245万円を請求。
1日当たりの平均走行距離は236キロで、大分市−熊本市間の往復に当たるそうです。
この異常値、どこかの県議会の議員のと似ています。
常軌を逸している。
全く説明もしていないようで、会見でも開いたら、大声で泣き叫ぶかもしれません。
さもしい話で、議員の質の劣化は全国的ですね。
これからは、交付する側も性善説ではダメですね。
偶然途中から視聴出来ましたが、7時半過ぎから、朝のテレビ番組で、落語を紹介していました。
浅草演芸ホールで、若手イケメン落語家の柳亭市弥さんが女性アナウンサー2人を案内したり、春風亭一之輔さんの「壷算」のハイライトを聴いたり。
市弥さんは、前座時代はよく聴きました。
確か、市弥でなくて市也と名乗っていました。
市馬門下では、市朗・市丸・市也さんの3人が、まだ初々しくて、応援していました。
今は、市楽・市江・市弥さんとなって、二つ目で活躍しています。
まぁ、落語を採り上げて紹介してもらうのは、ありがたいことではあります。
夕方の6時ごろからLINEに障害が発生しているそうです。
メッセージやスタンプの送受信が不安定な状態。
送れる場合と、送信途中で止まってしまう場合があり、詳しい障害状況については不明だそうです。確かに、メッセージが送れていない…。
芸術選奨の新人賞を柳家三三さんが受賞したそうです。
独演会の「三三独演」が受賞の対象だそうです。
たいしたものです。
偉くなりました。
最初の頃、この独演会に通ったものです。
私の落語徘徊のはじまりに、一番印象に残っているのは、まだ二つ目だった三三でした。
おめでとうございます。
最近はなかなか聴くことが出来ませんが。
3月10日は、東京大空襲があった日です。
今から71年前。
と言っても、東京大空襲は、第二次世界大戦末期にアメリカ軍により行われた、東京に対する焼夷弾を用いた大規模な戦略爆撃の総称で、この日だけではありません。
日本各地に対する日本本土空襲、広島・長崎に対する原爆投下、沖縄戦と並んで、都市部を標的とした無差別爆撃によって民間人にも大きな被害を与えました。
その中でも、空襲としては史上最大規模の大量虐殺と言えるでしょう。。
東京は1944年(昭和19年)11月14日以降に、何と106回もの空襲を受けたそうです。
その中でも「東京大空襲」と言った場合には、死者数が10万人以上と著しく多い、この日の空襲を指すことが多いようです 。
この空襲だけでも罹災者は100万人を超えたそうです。
…戦争は駄目です。 絶対に。
上方落語の大御所が、今流行の?不倫を週刊誌に暴露されて、窮地に陥っているそうです。
何やらコメントする立場にはありませんが、げに恐ろしきは女人なり。
善し悪しも含めて、自分で判断したことでしょうから、仕方がないことかもしれません。
もしかすると、ちょっと邪険にした腹いせなのかも。
しかし、元々がルール違反だと言われれば、その報いなのかもしれませんが、今回の相手の行為は、どうも釈然としません。
芸名は「紫艶」でなく「私怨」だったんですね。
名声を得ていた師匠ですが、水をさされてしまいましたが、これも仕方ないでしょう。
リオデジャネイロオリンピック出場が果たせなかった「なでしこジャパン」。
ロンドンオリンピック後からの、監督と選手との間の確執が表面化しているようです。
万事、勝てば官軍ですが、負ければ賊軍なんですね。
やはり、成功体験や長期政権は、失敗や蹉跌の素になるということですね。
魔女探し(責任のなすりあい)でもあるかもしれません。
・・・醜い・・・、枯れた撫子。
残念です。
立川談幸師匠のブログで、面白い洒落。
某有名プロテニス選手のドーピング問題にかけて・・・。
「テニス界の妖精」から「テニス界の陽性」。
今日は家内の誕生日。
しくじらないように、朝起きてすぐに、「誕生日おめでとう」と、祝辞を申し上げました。
一応、用意しておいた“プレゼント”をお渡しして、とりあえず、今日の重要な“ミッション”が終了しました。
これで、何とか1年は、平和に過ごすことが出来るでしょう。
とにかく、羨ましい生き方だと思います。
本当に「うちの嬶ぁは…長命だ」と思いますよ。
長生きしますよ。きっと。
昨日、父の墓参をしました。
帰省する都度、欠かさず墓参はしているのですが、今回はちょうど3年が経つことで、ちょっと改まった気持ちで。
本来ならば、生花を供えるべきなのですが、実家のあたりは、最近では造花を供えることが多くなりました。
勿論、生花も使いますが、枯れたり腐ったりで、汚れてしまうので。
ホームセンターなどに行くと、生花と並んで仏花の造花も売られています。
面白いもので、自宅の近くの同じチェーンのホームセンターに行っても、アート用のものは少しありますが、供花用はありません。
地域柄なんでしょう。
造花は、枯れないので、墓を綺麗に飾ることが出来るのですが、それでも炎天下にさらされているので、時間が経つと色が褪めてしまいます。
そこで、定期的に代えないといけないのですが。
父の没後3年の墓参に、新しい造花をどっさり準備しました。
さすがに、墓誌が読めないほどではありませんし、墓誌には童女や陸軍歩兵なんて言うのはありませんが。
母が、手を合わせながら、「お父さん、どこまで行きましたか?」と尋ねていました。
そうか、父は、遥か西方を旅しているんですね。
・・・もう少し、ゆっくり話がしたかったなぁ・・・。
高速道路も大きな渋滞もなく、実家からは笑点が終わる頃帰宅出来ました。
そして、今夜のラジオ寄席は、八代目桂文楽特集です。
◇愛宕山 桂文楽
◇寝床 桂文楽
改めて聴くと、丁寧な作りになっていて、客席からも随所で拍手が出ています。
明らかに現代の“間”ではありませんが、練り上げられた芸は、そのつもりで聴くと、やはり名人芸と言うことが分かります。
初めて「愛宕山」を聴いた時の感動が思い出されました。
昭和の大名人です。
今日は帰省しますので、支度をしながら聴きました。
◇禁酒関所 林家小染
江戸では「禁酒番屋」。
この噺、かなり際どい噺で、どうもあまり演る気がおこりませんが、比較的ポピュラーに演じられているようです。
しかし、水カステラと「どっこいしょ」が秀逸だと思います。
これから、ちょうど3年経った、父の墓参に行きます。
変則土曜日の稽古会でしたが、6名参加で賑やかでした。
順不同でけいこ風景をご紹介します。
越児さん「鬼の涙」。
既に、別のお座敷でご披露済みだそうで、完成の域。
窓口さんは「大工調べ」。
例の大工の棟梁の啖呵に苦戦中。
そして、私は「明烏」。
一人だけ読み稽古。
千公さんが写真を撮ってくれました。
房楊枝で歯を磨いている場面。
千公さんの「松曳き」。
師匠からのお墨付きが出ました。
「松曳き」という演目とストーリーが合わない噺だという話題になりました。
新参さんの「花色木綿」。
大家さんが仲裁に入っている場面。
いつもながら、本当に楽しそうに演っています。
百梅さんも、師匠からお墨付き。
珍念が、アッカンベーをしている場面。
かれも、明るく楽しくやっています。
本番まで1ヶ月を切って、各メンバーの稽古も佳境です。
皆さんの熱演を、楽しく聴かせていただきました。
師匠、本日もありがとうございました。
3月4日は、父の命日です。
3年前の今日の早朝に還らぬ人となりました。
あの日も、今日のように晴れた日でした・・・。
病床から仰ぎ見た身延山です。
享年84歳。
もう3年経ったのか・・・。
まだどこかにいるような気もします。
生前の父の映像があります。
忘れもしない、あの一連のオウム真理教騒動の頃。
我が町には、富士清流精舎と称する兵器工場がありました。
父は、その対策本部の長でした・・・。
ニュースステーションで、久米宏さんとやり取りした映像がYouTubeにありました。
https://www.youtube.com/watch?v=TJ8Gm6lxkX8
週末は、帰省して、母と妹と家内と、父の墓参をする予定です。
今日は嬉しい?ひな祭り
女の子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事。
ひいなあそびともいう。
ひな人形(「男雛」と「女雛」を中心とする人形)を飾り、桃の花を飾って、白酒や寿司などの飲食を楽しむ節句祭り。雛あられや菱餅を供える。
しかし、落語にはあまり出て来ません。
5月の端午の節句は、「五月幟」や「人形買い」などがありますが。
落語は、男が男中心の世界を男が演じて来たからでしょう。
そう言えば、志の輔さんの新作に「メルシーひなまつり」というのがありましたが。
それでも、江戸時代雛祭りは「五節句」のひとつとして「祝日として存在した」とされます。
ところが、現在は、5月5日は祝日ですが、3月3日は祝日になっていません。
これは、男女の差別だなんて言う人もいるようです。
調べて見ると、ちょっと違う事情があるようです。
明治6年の新暦採用が「五節句(=雛祭り)」の祝日廃止となって、
さらに「国民の祝日」より「皇室の祝日」色が濃くなった。
このため、戦後になって新たに祝日を作ろうとする動きが見られるようになる。
祝日制定にあたり3月3日の案や、新年度の4月1日の案も出ていたが、最終的には5月5日の端午の節句を祝日(こどもの日)とする案が採用された。
北海道・東北をはじめ寒冷で気候の悪い地域の多い時期を避け、全国的に温暖な時期の5月にしたというのが大きな理由のひとつとされる。
・・・だそうです。
朝日新聞は、山梨県で発行している夕刊を今月31日付で終了するそうです。
読者の生活様式の変化などから夕刊の購読者が減ったため、山梨県での夕刊発行を終了
し、朝刊と夕刊の記事を一本化した「統合版」の朝刊を発行するということです。
要するに、過疎で購読数が減って採算が合わないのでしょう。
朝日新聞の夕刊発行地域で夕刊を終了するのは、佐賀、大分に次いで3県目になるそうです。
というニュースを、産経新聞のニュースで知りました。
・・・しかし、夕刊というのは、あまり読みませんよね・・。
「明烏」では、若旦那の時次郎は、女郎買いに二宮尊徳の本を持って行きます。
一緒に行った源兵衛と太助が飲んでいる脇で、泣きながらこの本を読んで、「女郎買いで読む本じゃねえよ」と呆れられます。
今、全国の小学校から、おなじみの姿が消えているそうです。
薪を背負い、歩きながら本を読む、二宮金次郎像。
かつては、多くの小学校に設置されていました が、近年、徐々にその数を減らしているそうで す。
「勤勉の精神が時代に合っていない」、「ながら歩きは危険だ」などの声があるということで す。
・・・そうか、「歩きスマホは危険です」キャンペーンをやっていますから、とんだとばっちりですね。
ところで、小学校で撤去された金次郎像の行方を調べてみると、神社に奉納されていたり、なぜか居酒屋に寄贈されていたりするそうです。
時代が変わったと言えば、そうなんでしょうが・・・。
例によって、オリンピック女子マラソン代表の選考が迷走しているようです。
1月の代表選考レースで派遣設定記録をクリアした選手に対して「内定」が出ず、抗議と出場を担保するために、今月行われる最終選考レースに強行出場を表明し、ゴタゴタしていました。
結局、選手サイドが強行出場はやめにしたそうですが。
無責任な立場で見ていて、本当に基準と運用が曖昧で、選手の立場など考えていないと思います。
が、半面で、確かにオリンピックに出場したい気持ちも分かりますが、選手側の対応も、なんでかなと思うのです・・・。
オリンピック代表は、個人だけのものでもありませんから。
「大工調べ」の棟梁みたいで・・・。
昨日張り切り過ぎたので、朝起きると、喉がイガイガ、声が枯れています。
ちょっとケアしないと…。
喉飴のお世話にならないと。
勿論、ノンシュガーの。
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