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節分は、雑節の一つ で、各季節の始まりの日(立春・立夏・立 秋・立冬)の前日。節分とは「季節を分ける」ことをも意味しています。 江戸時代以降は特に立春の前日を指す場合が多いようです。この場合、節切月日の大晦日にあたるということです。一般的には「福は内、鬼は外」と声を出しな がら福豆(炒り大豆)を撒いて、年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べる厄除けを行ったり、邪気除けの柊鰯などを飾ったりします。「鬼は外」・・・と言えば、越児さんが稽古している「鬼の涙」という噺があります。落語には、人間以外の観点から、人間の発想で人間を見ているような噺があります。「狸(札)」「王子の狐」「一眼国」・・・・。