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2016年2月 4日 (木)

風呂稽古

music昨夜は帰りが遅くなりました。
帰宅したのが9時を回っていたので、入浴は10時頃。
昨夜は「明烏」の稽古の番。
通して読み稽古をと思いましたが、前々回の稽古の録音を聴いて、私の欠点である冗長な部分が気になっていて、前回はそれを意識して演ったので、その録音を聴くことにしました。
・・・うん、かなり良くなっている。
ということは、意識して早めの口調にする必要がある。
ということは、本番の台詞では考える時間が少ない分、しっかり覚えておかないといけない。
・・・これは、「二番煎じ」にも言えること。
ついでに、「二番煎じ」の録音も聴いてみましたが、リズミカルな展開が必要であることは間違いありません。
声は、登場人物の演じ分けは、かなり"らしく"なって来ましたが、お茶屋の女将とおばさんの口調、源兵衛と太助のキャラクターの区別は、もう少し強めに出した方が良さそうです。
ところで、師匠の高座本では、この噺がなぜ「明烏」というのかを暗示させる台詞が入っています。
若旦那が「時次郎」、花魁が「浦里」という名前であることからだというのが分かります。
そもそも「明烏」というのは、「明烏夢泡雪(あけがらすゆめのあわゆき)」という新内節。
新吉原の遊女三芳野と江戸の町人伊之助の心中を脚色した舞踊劇の曲名。
これが、「明烏花濡衣(あけがらすはなのぬれぎぬ)」という清元節で演ぜられてから清元を使用することが多いようです。
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山名屋の傾城浦里と時次郎は、禿みどりという子までなした仲。
しかし山名屋は遊女に間夫は稼業の邪魔と、2人の仲を割こうとする。
ある雪の日に浦里は庭の松の木に縛られて折檻される。
やがて塀越しに時次郎が来て、みどりともども手をとってその場から落ちる。
甘い浄瑠璃の曲節につれてのラブシーン、雪の中の折檻という凄惨な美しさなどは、十五世市村羽左衛門、六世尾上梅幸の名コンビでよく演じられたそうです。

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