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2016年2月 5日 (金)

武士道

アスリートのドーピングが問題になっています。
武士道
日本のメダリストを対象にしたドー ピングに関する初めての調査で、多くの選手がドーピングをしない理由 として、「武士道」の精神を挙げているそうです。
ロシア陸上界を始め世界でドーピングが後を絶たないなか、日本はこれまでにオリンピックで1人も違反者を出 していません。
某研究グループが、ロンドンオリンピックまでの3大会の日本のメダリスト男女6人ずつから聞き取り調査を行った結果、「ドーピングをしない理由」について、多くのメダリストが親や指導者から「ズルはしない」や「勝ち負けより一生懸命に頑張ることが大事」といった教えを受けたことを挙げたそうです。
また、「根底に武士道のよう な信念を持っている」といった回答も多く、「武士道」につながる日本のフェアプレーの精神が大きな要因になっているようです。

「武士道」・・・ですか。
「武士道」とは、日本の近世以降の封建社会における武士階級の倫理・道徳規範及び価値基準の根本をなす、体系化された思想一般をさし、広義には日本独自の常識的な考え方をさす。
これといった厳密な定義は存在せず、時代は同じでも人により解釈は大きく異なる。
狭義の武士道は、この、【文武両道の鍛錬を欠かさず、自分の命を以って徹底責任をとる】という武士の考え方を示し、広義の武士道は、この考え方を常識とする日本独自の思想を示す。

コンプライアンス意識、倫理感の高さということだと思いますが。
いずれにしても、このメンタリティは誇るべき一面だと思います。

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