人日の節句
「人日の節句」の今日は、七草粥を食べる日です。
唱え言があって、東京では・・・
七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン
身延山の麓の下山では・・・、
唐土の鳥と田舎の鳥と 日本の橋を 渡らぬ先に パサパサパサパサ つん舞った
中国の唐の時代に七草粥の原型が生まれたそうです。
「人日の節句」は「人の日」であり、無病息災を願い「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」という、7種類の若菜を入れた汁物を食べた。
これが奈良時代の日本に伝わり、年のはじめに若菜を摘んで食べ生命力をいただく「若草摘み」という風習や、7種類の穀物でお粥を作る「七種粥」の風習となり、江戸時代には「七草粥」として一般庶民に習慣化されたといわれています。
七草粥を食べる理由には2つの意味があるそうで。
①無病息災、邪気を払う、などといった宗教的な意味
②豪華なお正月料理などで疲れた胃腸を休めるため