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2016年1月15日 (金)

歌舞伎の文七元結

尾上菊五郎(音羽屋)の芝居「文七元結」をYouTubeで。
歌舞伎の文七元結
鹿芝居では、「芝浜」なども何度か観たことがありますが。
歌舞伎の文七元結
芝居としての良さは良さとして、比べてみて、さらに落語の素晴らしさを痛感しました。
落語は、芝居の舞台のような大道具や小道具がありませんが、リアリティは芝居を凌ぐ気がします。
例えば、芝居は観せるために、当然のことながら、空間は全て舞台のサイズになっています。
ところが、長兵衛の長屋にしても、佐野槌(芝居では角海老になっていましたが)にしても、空間が大きすぎて、どうも間延びしてしてしまう。
歌舞伎の文七元結
登場人物同士の距離が出来てしまうのは、芝居の型や演劇故の制約もありでしょうが、肌触り感がない。
落語は、自分で空間を想像出来ますから、もっとリアルに舞台や情景を描くことが出来る。
ただ、様々な大道具や小道具をビジュアルで確認して、自分が描く映像の参考には出来ますよ。
たとえば、長火鉢や煙草盆やら衝立。
この後、志ん朝師匠の「文七元結」を聴きました。
でも、個人的には、志ん朝師匠特有の「えっ」などが間に入るリズムは、とても聴きづらいし、参考にして演りづらい。

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