一人ぼっちのディナー
紀伊國屋寄席を聴き終えて。
今日も今日とて1人で食べる、遅い夕食。
五目あんかけラーメンの麺を少なめにしてもらって。
「さん喬師匠の浜野も、母親は死なせなかったなぁ」なんて思いながら。
今の人は、母親が死ぬ不自然さと残酷性を言いますが、私は、この噺は、悲しいけれども死なないといけないと思っていますから。
さん喬師匠の浜野は、全編が暗くて、ストーリーもタネを明かして展開するようで、メリハリがなかったような。
腰元彫りじゃなく腰物彫りって言ってたなぁ。
彫った物は、値付けのような物でない、もっと大きかった。
でも、志ん朝師匠のようなこけしほどではなかった。
河童狸は、こけしぐらいだったみたい。
大きさは、志の輔さんのが良い。
………。