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2015年12月

2015年12月31日 (木)

未年の落語徘徊

2015(平成27)年も終わろうとしています。
今年も、不完全燃焼の一年だった気がします。
≪1月≫
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/01/post-1116.html

前年に、母が倒れたので、毎週帰省していましたが、いくらか落ち着いて来ました。
落語も少し控え気味でしたが、少しずつ戻して行こうという。
≪2月≫
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/02/post-7725.html
今日の富士山
落語の稽古には復帰したものの、どうもペースが掴めない状態。
3月からの発表会シーズンを控えて、焦っていた頃。
≪3月≫
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/03/post-54f8.html
今日の富士山
千早亭落語会では「蒟蒻問答」に挑戦。
今まで最高の駄作になってしまいました。明日は千早亭落語会
それから、学士会落語会の例会に落研の現役部員を招待して、交流を深めました。

≪4月≫
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/04/post-fa3a.html
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翌月の深川三流亭とお江戸あおば亭の準備をしていた頃。
ブログへのアクセスが77万件に届きました。
≪5月≫
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/05/post-e51b.html
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深川三流亭の「浜野矩随」は、師匠からも褒めていただき、自身のライフワークの噺として、一層深化した気がします。
土曜日は「深川三流亭」
お江戸あおば亭の「笠と赤い風車」は、師匠からのアドバイスで、特に前半を台詞で回すように変えましたので、これから練り上げが必要だと思います。
第8回お江戸あおば亭
いずれも前年に誕生した、娘と息子の子、孫2人に囲まれたGWは最高でした。
至福の時間
≪6月≫
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/06/post-3d76.html
三遊亭圓窓一門会
秋の高座の予が確定しました。
  9月13日   千葉県のイベント「猫怪談」
  9月19日   学士会落語会「一人酒盛」
  9月27日   千早亭落語会「五百羅漢」
 10月12日   深川三流亭「牡丹燈籠・お露新三郎」
 11月14日   お江戸あおば亭「猫怪談」
 11月28日   行徳亭落語会「浜野矩随」
≪7月≫
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/07/post-b44d.html
日本列島酷暑の頃。
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何とも、停滞感の充満した夏。
  入船亭扇橋師匠の訃報
入船亭扇橋師匠がお亡くなりになりました。
≪8月≫
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/08/post-68d7.html
念願の「住吉踊り」に行くことが出来ました。
浅草中席
ブログのアクセス累計は83万件を突破。
≪9月≫
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/09/post-9aac.html
秋の高座ラッシュがいよいよスタート。
千葉県立中央博物館での「もののけ落語の会」。
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学士会落語会の「創立10周年記念学士会落語会寄席」。

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扇子っ子連の「千早亭落語会」。
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しんどいけれども、落語だけが支えになっているような。
≪10月≫
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/10/post-5d25.html
深川三流亭での「怪談牡丹燈籠・お露新三郎」。20150907071338_00001
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新しい噺や演出にチャレンジしようと意欲も新た。
≪11月≫
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/11/post-8283.html
秋の高座ラッシュの後半戦。
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第9回「お江戸あおば亭」は、浅草ことぶ季亭で。
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それから、社会人同期会でもやりました。
そして、市川市行徳公民館での「行徳亭落語会」。
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何とか乗り切りました。
≪12月≫
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/12/post-376b.html
今年も色々ありました。

来年も、落語徘徊は続きます。
今年のプログラム
ブログのアクセス累計は、間もなく89万件です。
今年もお世話になりました。
来年こそ、完全燃焼できる年にしたい。

師走の落語徘徊

アッと言う間に1ヶ月過ぎてしまいました。
何があったかなぁ・・・。

とりあえず、昨日の「紀伊國屋寄席」。
今月は、東京落語会に行くことが出来なかったので、唯一の落語会でした。
柳家さん喬師匠の「浜野矩随」で今年の落語納めでした。

OB会や学士会落語会も一段落。
実は、現在、OB会の会報「あおば亭」の編集作業をやっているところです。
それから、志ん志会長から、来年のOB落語会の日程が確定したという連絡をいただきました。
 ◆第10回お江戸あおば亭
      日時   6月4日(土) 13時
      場所   東京堂ホール
 ◆第25回OB落語会
      日時   9月17日(土) 13時
      場所   東北大学 片平さくらホール
落語の稽古は、日曜日の落語っ子連の稽古会には参加できましたが、火曜日の扇子っ子連の稽古会には参加出来ませんでした。
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ところで、豊島区内の圓窓師匠指南の5グループの合同発表会の企画があり、具体的な相談が行われています。
それから、11月の市川市行徳公民館の落語会に続いて、曽谷公民館の館長さんからも 「曽谷寄席」の依頼を正式に承りました。
まだ先ですが、来年「曽谷寄席」を8月6日(土)午後2時〜4時で開催 したいということです。
勿論、「喜んで!」とお答えいたしました。
年が明けてから詳細を相談して行きたいと思います。
末広がり
このブログも、間もなく90万件のアクセスになり、100万件も夢の出来事ではなくなりそうです。

ジャポニウム?

化学のことは全く分かりませんが。
原子番号113番の元素が新元素と国際的に認定されたそうです。
その命名権も獲得したそうで、日本が発見した元素の名前が周期表に初めて刻まれることになります。
この新元素が周期表に載るということですね。
新元素の名称については、日本にちなんだ「ジャポニウム」が有力だそうで。37_2
元素は物質を構成する基本的な粒子である原子の種類のことで、未確定を含め118番まで見つかっていて、アジアによる新元素の発見は初めてだそうです。
加速器を使って30番の亜鉛を83番のビスマスに高速で衝突させ、核融合反応により113番の元素合成に成功。
今度はSTAP細胞のようなことはなさそうです。
水 兵 リーベ 僕 の 船 名前 が ある シップ ス ク ラー ク か
H He  Li  Be B C N O F Ne Na  Mg   A   Si P  S   Cl Ar  K Ca

大晦日

穏やかな大晦日。
大晦日
長男一家が里帰りしました。
大晦日
長女の家にちょっと顔を出しました。
お正月は、改めて全員が揃いますが、とりあえず、大晦日も、2人の天使を抱くことが出来ました。

ジャガー炎上

2015123100000008jnn000thumb 2~3日前のフェラーリ炎上で、溜飲を下げましたが、今度はジャガーだそうです。
小田原厚木道路で、走行中の車から火が出て全焼しました。
乗っていた人たちは自力で逃げて無事だったそうです。
このニュースに、こんなツイートがありました。
フェラーリの次は ジャガー。
お気の毒だとは思うが、心底同情してない自分が 怖い。
 

末広がり

ブログのカウンターに8が6つ並びました。
末広がり
【888888】です。
末広がり
思えば遠くへ来たもんだ…の気分。

2015年12月30日 (水)

一人ぼっちのディナー

紀伊國屋寄席を聴き終えて。
今日も今日とて1人で食べる、遅い夕食。
一人ぼっちのディナー
五目あんかけラーメンの麺を少なめにしてもらって。
「さん喬師匠の浜野も、母親は死なせなかったなぁ」なんて思いながら。
今の人は、母親が死ぬ不自然さと残酷性を言いますが、私は、この噺は、悲しいけれども死なないといけないと思っていますから。
さん喬師匠の浜野は、全編が暗くて、ストーリーもタネを明かして展開するようで、メリハリがなかったような。
腰元彫りじゃなく腰物彫りって言ってたなぁ。
彫った物は、値付けのような物でない、もっと大きかった。
でも、志ん朝師匠のようなこけしほどではなかった。
河童狸は、こけしぐらいだったみたい。
大きさは、志の輔さんのが良い。 ………。

浜野矩随

ずっと楽しみにしていた、柳家さん喬師匠の「浜野矩随」。
浜野矩随
一字一句も聞き逃さないように、こんなに入り込んで聴くのも久しぶりでした。
今まで、この噺は、何人の師匠のを聴いただろう…。
まずは、学生時代の鈴本演芸場での先代三遊亭圓楽師匠。
この噺との最初の出会い。
それから、音源では、古今亭志ん生・古今亭志ん朝・立川ぜん馬・立川談四楼。
映像では、立川志の輔。
実演では、六代目三遊亭圓楽・三遊亭好楽・林家三平…。
私が幸運だと思うのは、この噺で一番練られているのが、先代圓楽師匠の鈴本の音源だと言うことです。
もし、初めて聴くのが、他の師匠の演じたものだったら、恐らく、私はこの噺を演じたり、拘ったりすることはなかったでしょう。
ですから、今、私が演じている、圓楽師匠の口述が一番だと確信をしているのです。
舞台設定、ストーリー展開、登場人物のキャラクター、そして、圓窓師匠にアドバイスをいただいた演出と他の師匠のにはないオチ。
今まで、凌駕されるものは皆無でした。
もしかすると、さん喬師匠に打ち破られるのではないかと言う、期待と恐怖心がありました。
しかし、「私の(敢えて言わせてもらいます)浜野」は無敵でした。

紀伊國屋寄席

今年の落語会の納めも、例年通りの紀伊國屋寄席です。
紀伊國屋寄席
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開口一番は、春風亭一花さんの金明竹。
喬の字さん、ごめんなさい、寝てしまいました。
志ん橋師匠、声が高く細くなった感じがします。
もっと低くて太い、迫力のある声だった気がするのですが。
小さん師匠は、前座噺を丁寧に長くお演りになりました。
今日の番組は、全てトリのためになのかコンパクトな噺ばかり。
しかも、ヒザが漫才ですから。
ロケット団も久しぶりですが、ちょっとこじんまりしてしまった感じ。
ネタも目新しさがなく。
私は、倉本さんにもっと元気を出して目立ってほしい。
そして、さん喬師匠の長講44分。
会場は、し~んと静まり返りました。

今年のプログラム

12月の紀伊國屋寄席には、いつもとは違う楽しみがあります。
今年のプログラム
昨年12月から今年の11月までの公演のプログラムが、ロビーに積まれていて、自由に持ち帰ることが出来るんです。
勿論、例年同様、今年も持ち帰りました。
帰宅してから、畳の上に広げてみました。
今年のプログラム
そう言えば、今年の1月の公演で、圓窓師匠の「五百羅漢」を聴いて、今秋の千早亭落語会で演らせてもらいました。

紀伊國屋ホールへ

仕事の納会を終え、車内で年末の挨拶をして、地下鉄で新宿三丁目へ。
久しぶりの紀伊國屋ホールです。
紀伊國屋ホールへ
新宿の街は、年末の慌ただしさというよりも、いつもの喧騒のまま。
紀伊國屋ホールへ
開場直後の会場は、まだ人もまばらです。

鏡味仙三さん

またまた、柳家小袁治師匠のブログから。
12月末で、古今亭駿菊、林家すい平、近藤志げる、小野栄一、鏡味仙三、鏡味仙花さんの6名が退会するということです。
噺家さん2人は、既に知っていましたが。

近藤志げるさんと小野栄一さんは・・・、ご高齢ということでしょう。
驚いたのは、太神楽の鏡味仙三さんと鏡味仙花さんです。
2人は仙三郎社中で、ご夫婦です。
しかも、仙三さんは山梨県出身です。

こんな紹介文がありました。
太神楽とは、神社を祭る式楽、舞楽などを元にして、舞台芸能に変化し、江戸時代に広まった伝統芸能です。
この太神楽の世界に魅せられ、太神楽師になったのが、甲州市に住む鏡味仙三さんです。Ph_hsm_20150615_01500x390
5年前からは奥さんの仙花さんと夫婦コンビ「かがみもち」を結成し、活動をしています。
東京で活動をしていたそうですが、1年前に山梨に拠点を移したそう・・・。
完全に山梨で活動することにしたのでしょうか?

休日ダイヤ

例年どおり、今日は休日ダイヤ。
休日ダイヤ
これから始まるであろう、帰省や初詣での混雑を前に、早朝の上野駅は閑散としています。
休日ダイヤ
改札口を通り過ぎる人も少ない…。
休日ダイヤ
私はこれ から仕事に行く…、このギャップ、何だかなぁ・・。

噺の聴き手

こんなツイートが目に止まりました。
一昨日聴いた龍玉師匠の「双蝶々」は本当に良かったな。
よく長吉は本当は悪い人間ではなくて、寂しさから悪事に走ったみたいな解釈をする人がいるけど、どういう聴き方をしているのだろう。あれは根っからの救いようのない小悪党だから成立している噺なのに。
結局のところ、聴き手はそれぞれの許容度でしか噺を受け止めることができない。
噺家さんがすごく高度なものを提示してくれたとしても、僕は自分の位置までその噺を引き下げて聴くことになる。
そう考えると、安易にあの芸人は下手だとか言えない。
それは客の聴き方が下手なだけかもしれないのだ。

・・・なるほど。
確かに、小雀長吉は、生来の悪者だと私も思います。
落語の世界は、真の悪人もいないし人殺しもない・・・というのがベースですが、怪談や円朝物、講釈や芝居から翻案された噺は例外ですから、本当のワルもありと言うことです。
理屈では到底説明できない、人間の業というのがある。
勿論、現代とは違う時代背景、それに伴う習慣や掟もある。
聴き手に上手さを求められるのも、分かる気がする。
私も、まだまだ未熟だから、理解出来ない、到達できない位置で聴くことが出来ないでいるのかもしれない。
聴き手ですらそうなのですから、演じる側に回った時に求められる高みというのは、実に遥か彼方にあるのかもしれません。
最近、何となく、それを感じます。

落語芸術協会来春の真打

落語芸術協会の来年5月(上席1~10日)からの真打ち昇進。
神田きらり改め鯉栄は講談、橘ノ円満、三笑亭可女次改め可風さんの3名です。
橘ノ円満さんは51歳なんですね。

2015年12月29日 (火)

ディナー

会社の同僚と、ちょいと近くの飲み屋さんへ…。
ディナー
ところが、行くことは行ったんですが、年内は昨日で終えたようで、店は閉まっていました。
仕方がないので、飲まずに別れて帰りました。
家内が娘の家に行って、孫の面倒を見ているので、今晩は夕食はありません。
駅の近くのレストランで一人ディナーです。
久しぶりにちょっと贅沢をして、ステーキなどを食することにしました。
今年を象徴するような、ひとりぼっち。
そんなことにはお構いなく、時間は流れて行きます。
今年もあと2日あまり…。

フェラーリ炎上

中央区の隅田川にかかる勝鬨橋の下り車線(晴海通り)で、「自分の車が燃えている」と110番通報があったそうです。
東京消防庁のポンプ車など3台が出動し、火はおよそ15分後に消し止められました。
運転手にけがはなかったそうです。
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乗用車はイタリア製の高級スポーツカー・フェラーリとみられ、エンジントラブルが原因とみて詳しく調べているそうです。
ざ・・・いや、そりゃぁ、さ、災難でしたね。

海原小浜師匠の訃報

幼い頃、テレビが唯一の情報源でした。
あの頃も、関西のお笑いは目立っていました。
「てなもんや三度笠」や「スチャラカ社員」なんていうのが代表的でしょう。
クラッカーと動脈硬化の薬は、これらの番組で知った商品です。
漫才も、「中田ダイマル・ラケット」、「夢路いとし・喜味こいし」・・・。
中で好きだったのが、女性しゃべくり漫才の「海原お浜・小浜」のご両人でした。
お浜さんがちょっと怖い顔だったので、相方の丸顔の小浜(こはま)さんが好きでした。
その小浜師匠が、93歳で亡くなったそうです。
小浜師匠は、戦時中の1943年に叔母のお浜師匠(94年死去)とコンビを結成。
巧みな話術で女性しゃべくり漫才の先駆者として時代を築き、後年の「今いくよ・くるよ」さんたちに続く女性お笑いコンビに多大な影響を与えました。
弟子に「海原千里・万里」「海原さおり・しおり」など・・・。

休日モード

朝早い始発電車とは言え…。
休日モード
完全な休日モードです。
私は、明日まで出勤です

落研OB落語会の日程

落研関係の来年の落語会の日程が概ね固まりました。
 ◆第10回 お江戸あおば亭
   日時  平成28年6月4日(土)13時
   場所  神田神保町 東京堂ホールPhoto
 ◆第25回 OB落語会
   日時  平成28年9月17日(土)13時
   場所  東北大学 片平さくらホールDsc05888a
来年は絶対に仙台に行きたいと思います。
4年ぶりの高座を勤めたいと思います。

2015年12月28日 (月)

掘り出し物?

フラッと立ち寄った上野駅の本屋で偶然見つけました。
掘り出し物?
ワンコインで買えるので、すぐ手にしてしまいました。
1987年に刊行されたものをベースに、先月初版発行。
圓生師匠の噺のマクラの部分が並んでいます。
〆て64席。
「一人酒盛」もあります。
「文七元結」「百年目」のマクラもあります。
これはいい・・。

芸術祭賞

第70回文化庁芸術祭賞が発表され、林家正蔵さんと古今亭文菊さんが優秀賞、桂文雀さんが新人賞を受賞したそうです。
自分より若い人が受賞する年回りなんですねぇ。
文雀さんは、落研OBの先輩の南亭蕪生師匠が師事して、落語の稽古をされています。
10月の「文雀座」という独演会での「明烏」と「中村仲蔵」による受賞のようです。
おめでとうございます。
ところで、正蔵さんも文菊さんも暫く聴いていないなぁ。

ねずみ

瀧口雅仁さんのツイート。
「ねずみ」という落語がある。編集者から「『鼠』と表記してもいいですか?」と質問があったので、かたくなに反対。
「ねずみ」は「ねずみ」。
「鼠」とすると、何だかジェイズバーでビールを飲みながらピンボールをしたくなる。

私も全く同感。
私は、必ず「ねずみ」にしています。
木彫りだから「ねずみ」です。
「鼠」は、あの気持ちの悪い害獣です。
他にも、「つる」「やかん」「子ほめ」「時そば」などを、「鶴」「薬缶」「子褒め」「時蕎麦」と漢字で表示される場合がありますが、これらも違和感があります。

窓口さん

今度は「大工調べ」。
窓口さん
どうも、私もやりたい噺や気になっている噺を、さりげなく先に浚って行かれる感じがします。
さて、この「大工調べ」は、師匠と二人で色々と議論をした噺で、元々はなかなか納得のいかないストーリーです。
窓口さんは、師匠の高座本だそうですから、大家を悪者にすることによって、棟梁の啖呵を正当化しようという、師匠とのトライアルの一端が出ているはずです。
この新しいバージョンを実際に聴くことが出来るのは楽しみです。
ストーリー展開に無理がないか・・・とか。
今日は、啖呵の途中までだったので、次回通しで聴かせてもらえば、イメージが湧くと思います。
「大工調べ」・・・、だから、この棟梁が好きになれない・・・。

新参さん

怖いもの知らずと言うのは、こういうことでしょう。
新参さん
ご本人は、「花色木綿」という噺が、実はどんなものなのか、全く頓着なかったのです。
別に、どうということはありませんが、「花色木綿」は、越児さんと私が、落研の現役時代に十八番にしていた噺で、40年以上の”因縁”があるんです。
従って、師匠のコメントだけでなく、我々二人の厳しい眼に晒されることになったという訳。
飛んで火に入る・・・というところです。
それでも、あの飄々とした芸風は物凄い。
今日の稽古も、やおら喋り出したのが、雑談なのかマクラなのか分からないぐらいほどのさり気なさ。
真似出来ません。

2015年12月27日 (日)

百梅さん

倉寿さんが、真田が「薩摩」へ逃げたのを演った後は、やはりおなら…と言う訳ではありませんが、百梅さんは「転失気」。
百梅さん
百梅さんは、声と表情がいい。
これは、稽古をして得られる部分だけではなく、生来のものだと思います。
まだ若いから、基本(知識も含めて)を固めたら、末恐ろしいと思います。
「転失気」の後は、少し趣向を変えた噺に取り組んで欲しいと思います。
何でも、1月には、プリンスホテルで開かれるイベントで、着物を着てモデルになるそうです。
深川三流亭で来ている鮮やかな青い着物をプロデュースした方のリクエストだとか。

交流稽古の3人

交流稽古で、他の連の方に来てもらうのは、とても良いことだと思います。
今回は、何と3人の女性が参加しくくださいましたので、オジサンたちも心なしかいつもより頑張っていたようです。
大塚亭倉寿さんは「真田小僧」です。
先月、大塚亭の発表会では、「南瓜屋」で可愛い与太郎を演じていました。
女性は、声が柔らかくて高いので、女性は勿論、子どもを演るのは合いますね。
これは、オジサンには真似が出来ません。
ただ、落語というのは、男が、男中心に作っているものですから、ガラッパチな職人や女性を悪し様に言う台詞は・・・、なかなか悩ましい部分があります。
倉寿さんは、広場亭と大塚亭に参加していらっしゃるそうで、流暢に噺を進めて行きます。
佐原の有難亭真仮名さんは「町内の若い衆」。
今日がこの噺の初読み稽古かもしれません。
交流稽古の3人
この噺こそ、かなり交わす言葉遣いが粗いのと、気の強い女性を女性が演ずる難しさもあり、また、「町内の若い衆が寄って集って作った」ことの設定をしっかりさせて組み立てないと、かつての「禁演落語」「バレ噺」になってしまいますから難しい。
落語の底流にある了見を理解した上での役作りが必要でしょう。
落研同期の多趣味亭狂楽さんが学生時代に演った時も、そのあたりを意識していたのかなぁ・・・。
さて、もう1人は、深沢亭深女さん。
2・3冊持っていた高座本から選んだのは「道灌」でした。
声のトーンはやや低めでソフトな分は得だと思います。
読み聞かせをしているということなので、そのリズムや癖が出てしまうのは、やむを得ないでしょう。
オチの「角が暗ぇから、提灯借りに来た」の「から」を、子どもに念を押すように高いトーンで言うので、長屋の住人の台詞にならなくなったのが惜しかった。
聞かせっ子連のHPを開設するなど、深女さんもパワフルです。

ラジオ寄席

私の数少ない十八番の一つに「ねずみ」があります。
仙台が舞台になっている人情噺ですから、学生時代からの持ちネタです。
Yjimageoen2tcal_2このベースにさせていただいているのが、残念ながら今年ご逝去された、九代目入船亭扇橋師匠の「ねずみ」です。
今夜は、その入船亭扇橋特集。
朝の「落語DEデート」も扇橋師匠でしたね。
 ◇ねずみ    入船亭扇橋
そして、 ゲストはお弟子さんの入船亭扇遊、入船亭扇辰両師匠。
私の今秋の「猫怪談」の与太郎も、扇橋師匠が作られた与太郎キャラを参考にさせていただきました。
派手さはありませんでしたが、本当に綺麗な芸の師匠でした。

越児さん

「鬼の涙」もなかなかいい噺です。
越児さん
越児さんは、実在しない生き物の噺と言えば、「天狗裁き」もお演りになっています。
この噺は、清水一朗という人の原作に、師匠が脚色をくわえたものだそうです。
彦六の正蔵師匠も、ご自身の演出でお演りになっていたそうです。
人間を、人間以外の鬼の視点から見ると、こんな風に見えるということで、とても示唆に富む内容でもあります。
越児さんが、鮮やかに完成されるのを楽しみにしています。
「鬼の涙」
節分の夜、女房のお福は金を借りに歩いたが、駄目で、ほうぼうの家々で蒔いた豆を拾いながら帰宅。
亭主の舛造も金策に歩いたがままならず。やはり豆を拾って帰ってきた。
そこで「もっと、豆を拾い集めて食料にしよう」と、舛蔵は出かけるが、すぐ、赤ん坊を拾って戻ってくる。
子供のない夫婦にとって、神様の恵みかもしれぬと大喜び。
しかし、嬉しそうにキャッキャと笑う赤ん坊だが、顔と言わず、手足と言わず、体まで異様に赤い。
それに、頭には小さな角があった。
「鬼の赤ん坊だ」
「どうする」
「見せ物に出そう」
「可哀そうだよ」
夫婦で話し合っていると、戸を叩く音。
とりあえず、人に知れてはまずいと、赤ん坊を押し入れに隠して、戸を開ける。
と、立っているのは鬼の夫婦。
名を鬼吉、お牙という。
「親子三人で江戸見物。豆をぶつけられて、逃げるとき、女房が赤ん坊を落としてし
まいました。捜してましたら確か、こちらから赤ん坊の声が…」
亭主は「知らぬ」と突っぱねる。
空っとぼけて「今頃はどこかで見せ物になっていることだろう」。
すると、鬼の親は「赤ん坊が見せ物になっていたとしたら、あたし達も見せ物になって、赤ん坊のそばで暮らします」と、悲しく言う。
そして、鬼は語り始めた。
「鬼には先祖からの言い伝えがあります。大昔、人と鬼は仲良く暮らしていたんです。人には智恵と夢があり、鬼には力と勇気がありました。
天下を取った人間が、弱い人をいじめるようになりました。
それに立ち向かったのが鬼なんです。
天下人は「鬼は人間の敵だ」と絶叫しはじめたんです。
鬼は追われ追;われて、島へ逃げました…。
人間はそこを鬼が島と名付けたんです…。
でも、われわれ鬼は人間を恨みませんでした。
大昔のように、仲良くしたいと願い、話し合いに節分にやってくるんですが、相変わらず豆をぶつけるだけで、話を聞こうともしてくれません…。
今日、こうして人と話をしたのは、生まれてはじめてなんです…」
舛造夫婦は、この鬼の親子の情に負けて、赤ん坊を返してやる。
鬼の夫婦はわが子(お角)を抱きしめ、大泣きに泣く。
鬼の目から溢れた涙は、土間いっぱいになり、ついには、下駄まで浮かしてしまうほどの量になってしまった。
こいつは大変と、亭主が鬼の夫婦の耳元でなにやら言うと、鬼は急にゲラゲラ笑い出し、涙も止まり、そのまま笑いながら帰っていった。
やっと、土間の涙も引き、一安心。
女房が亭主に訊いた。
「おまえさん。鬼になにを言ったんだい?」
「なぁに、来年の話さ」

・・・こんなオチも、いずれ分からなくなるのかもしれません。

千公さん

「松曳き」は、粗忽な侍の噺です。
千公さん
千公さん、前作の「薬缶」あたりから芸に開眼して来たのか、稽古で師匠に褒められることが多くなりました。
講釈や侍というのがキーワードなのか、学校の先生で、大きな声で話すのが得意なのか、お殿様や田中三太夫はいいですねぇ。
師匠から言われたのは、これからは江戸っ子の台詞がしっかり喋ることが出来るようにと言うことで、圓生師匠の「お若伊之助」を勧められました。
なるほど、侍だけでなく、江戸っ子の職人、一中節の芸人なども出て来て、登場人物がバラエティに富んでいます。
千公さん、早速スマホで「お若伊之助」を検索しました。
「・・・こ、こんな難しい噺・・出来ない・・・」
さぁ、千公さん、どうしますか?
私は、とりあえず、「三方一両損」を勧めましたが・・・。
「松曳き」
大店の娘で、今小町と噂される美人のお若が一中節の稽古をしたいというので、女将さんが鳶の頭の紹介で伊之助を師匠に付けた。
若い男女が一間に二人きりでいれば、人目を忍ぶ間柄になる。
これを知った女将さんは、二十五両の手切れ金を渡して伊之助と別れさせたが、家が近いのが心配だと根岸の叔父、長尾一角の剣術道場にお若を預けた。
恋煩いでお若は体調を崩し一年が過ぎた頃なぜか身重の身体になった。
昨夜、長尾が見張っていると伊之助がお若の元に現れた。
叩き切ろうとも思ったが、頭を呼んで確認させると昨夜は朝まで頭と一緒だったのでその男は伊之助ではないと証言する。
では今夜も見張ろうと隠れていると伊之助が訪れた。
長尾が種子島で伊之助の胸を撃抜いてみると倒れていたのは、大きな古狸だった。
その後、お若が産み落としたのは、双子の狸だが間もなく絶命し、塚を作って葬ったという根岸の御行の松の因果塚、由来の一説。

落語の授業

師匠の五百噺達成以降のライフワークが、素人への落語指南です。
就中、小中学生を対象にした「落語の授業」です。
落語の授業
教育出版の小学4年生の国語の教科書に、師匠の「ぞろぞろ」が採用されていることもあって、師匠は全国へ出向いて授業をしています。
体育館に大勢を集めて落語会(いわゆる学校寄席)ではなくて、1クラス規模の、まさに授業です。
今月、千葉県南房総市の小学校で行われた授業の映像DVDを、千公さんが持って来てくださいました。
師匠と吉窓さんの2人で、教室で児童を相手に授業です。
児童に話しかけながら、易しい言葉を使いながら、落語のことを説明しながら誘っています。
受験の役には立たないかもしれませんが、人間形成や情操教育には、絶対に必要だと思います。
小学生の頃に知ったことのインパクトは大きいものがあります。
思い起こすと、私が「東北大学」を知ったのも、担任の先生の一言でした。
国語の教科書に出ていた文章の著者が、東北帝国大学の出身だと紹介されていて、先生が大学のことを詳しく説明してくれました。
今と違ってのどかな時代、のどかな田舎のことですから、小学生にとっては、大学なんて言うのは非日常・別世界の存在でしたから、名前は東大と地元の山梨大学ぐらいしか知りませんでした。
田舎は、私立大学はほとんど話題にしませんでしたし。
その時は、まさか自分がそこに学ぶことになろうとは思いもよりませんでしたが、もしかすると無意識のうちに、インプットされていたのかもしれません。
この時期に受ける様々な情報や知識は、侮れません。
落語の授業は、楽しく続きます。

教壇に設えた高座に児童が上がって「ぞろぞろ」を披露しています。

みんな元気にチャレンジしています。
日本の明日は、まだまだ明るいぞ。

聴き稽古

師匠はよく、演るばかりでなく、他人の稽古を聴くのも大切な稽古だと仰います。
聴き稽古
今日は、稽古する人の数が多かったのと、風邪ひきだったのとで、私は聴き手に回りましたが、確かに、改めて聴き稽古の大切さと楽しさを感じます。
聴き稽古
他のメンバーの稽古中に、次の自分の噺の高座本のチェックをすることもあります。
聴き稽古
耳の片方は、他のメンバーの噺・・・ということです。
時々、師匠から出るコメントや指導点は、一生懸命に聞く。
師匠の講評が終わると、それぞれ思ったことを言ったりする。
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上は百梅さんが撮ってくれた1枚です。
左端の真仮名さんの隣から、流三・新参・窓口・千公のオジサンカルテット。
稽古を聴いているというより、年の暮れに失業して路頭に迷った挙句、藁をも掴む思いで、職安に並んでいるような雰囲気です。

ランチ

稽古を終えて、身体を温めようと、ごく少な目にして。
ランチ
もつ野菜ラーメンです。
ウォークマンで、師匠の「明烏」を聴きながら食べる、熱くてビリ辛のラーメンが、身体の中に沁み込んで行くようです。

落語っ子連稽古会

落語っ子連の稽古納め。
落語っ子連稽古会
今日は大変賑やかな稽古会になりました。
メンバーに加えて、他の3つの連から女性が交流稽古に参加してくださいました。
落語っ子連稽古会
有難亭真仮名さん、大塚亭倉寿さん、深沢亭深女さん。
3人とも、精力的に落語にチャレンジしている方々で、改めて女性のパワーを感じます。
落語っ子連稽古会
朝9時から正午まで、稽古時間びっちりと、充実の納めの稽古でした。
他のグループの人の噺を聴かせていただくのは、自身の噺の参考にもなり、有効な稽古だと思います。
落語っ子連稽古会
是非、引き続き交流の機会を作りたいと思います。
出来れば、私も他のグループの稽古会に参加したいと思います。
落語っ子連稽古会
 ◇松曳き        三流亭千公
 ◇鬼の涙        三流亭越児
 
◇真田小僧      大塚亭倉寿
 ◇転失気        三流亭百梅
 ◇花色木綿      三流亭新参
 
◇町内の若い衆   有難亭真仮名
 ◇大工調べ      三流亭窓口
 
◇道灌         深沢亭深女

落語っ子連稽古会
風邪っぴきの私は、今日は聴き稽古と言うことで、メンバーの噺に勝手に色々コメントさせていただきました。
千公さんの侍、百梅さんの子ども、新参さんの泥棒は、本人のキャラにぴったりだと思います。
今年の稽古は今日で納め。師匠、今年も一年、温かいご指導ありがとうございました。

稽古へ

風邪を押して稽古へ。
稽古へ
銀座線の上野駅の渋谷方面行きホームに、ホームドアが設置されています。
安全性は改善しますが、ホームがますます狭くなる感じです。

落語DEデート

風邪が腹から喉、鼻に来たようです。
身体もだるくて。
今日は稽古会の日で、早く出かけないといけません。Yjimage9xffx1yl
今日はメンバー全員と交流で2人が参加予定で、賑やかになりそうです。
時間があまりないので、私は体調次第ということにしてもらおう。
 ◇加賀の千代  入船亭扇橋
昭和53年の池袋演芸場での扇橋師匠は、40代の後半。
若くて張りのある声。
最初の師匠の桂三木助師匠が得意だった噺です、扇橋師匠のほんのり温かな感じが良かった。
さぁ、出かける支度をしよう。

2015年12月26日 (土)

今日の富士山

今日は、冬らしい富士山をずっと見ることが出来ました。
まずは、午前中の新東名新清水ICを下りたところ。
今日の富士山
次は、正午頃に、実家からお寺に寄ってから、山を越えて国道へ下るところ。
今日の富士山
下は、午後になって東名高速富士川SA(道の駅楽座)の前から。
この角度は、一般でも定番の角度かもしれません。
今日の富士山
そして、3時過ぎの富士市街から東名高速富士ICへ向かいながら眺めます。
この道をまっすぐ進むと、富士山の西麓から時計回りに、白糸の滝・朝霧高原・本栖湖・精進湖・西湖・河口湖の富士五湖の4つの湖を経由して、小遊三師匠の故郷の、山梨県大月市に行くことが出来ます。
冬でも、午後の今時分に、こんなに雲に隠れずにいる富士山も珍しいかもしれません。
今日の富士山
・・・そして、富士山をもう少し正面で見ていたかったので、帰りは東名ICの入り口を通り過ぎて、新東名新富士ICまで行って。
今日の富士山
車中の写真は、助手席で妹が撮ってくれました。
富士山は、幼い頃はあまり意識しませんでしたが、故郷を離れて暮らすと、とても気になるというのは、私だけでなく、妹も同じみたいです。
これから2ヶ月ぐらいが、富士山が最も美しく、はっきり見える時期です。

ランチ

風邪ひきで、この2・3日は、あまりまともな物を口にしていなかったので、ちょっとお腹の具合も良くないのですが、思い切って「カツ煮定食」を。
ランチ
ご飯は勿論残しましたが、付いているミニ蕎麦が美味い。
勿論、カツも美味い。
腹を壊さなければ良いのですが・・・。

冬の

半月ぶりの実家の庭。
冬の
熟した柿の実も、まだ落ちずにいます。
今年の冬は暖かい。
ささやかですが、注連飾りを飾りました。
近所の人とお喋りをして、父の墓参をして、お寺に挨拶に行って。
近所の人が搗いてくれた餅と白菜と・・・、色々頂きました。
お寺の入り口で、駐在所のお巡りさんがバイクで巡回しているのに出会いました。
「ご苦労様です。いつもありがとうございます。」
「(お母さんの)具合はいかがですか?」
「おかげさまで、落ち着いて静養しています。」
「(留守中の)家は、定期的に巡回しているから安心してください。」
「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
・・・とても気さくなお巡りさんで、本当に心強い限りです。

2015年12月25日 (金)

えっ?

「只今、この電車の空調は、冷房を使用しております。」
12月25日の夕方の地下鉄の車内放送です。

大気汚染注意報?

大気汚染が「世界最悪」の都市は北京?
大気汚染注意報?
いやいや、世界保健機関(WHO)によれば、答えは、北京ではなく、インドの首都ニューデリーだそうです。
WHOの世界約1600都市の調査では、大気汚染と健康被害の原因となる微小粒子状物質(PM2・5)のニューデリーの年間平均値は、日本の基準の10倍を超える1立方メートルあたり153マイクログラムで、世界最悪。
汚染の主な原因は、気温の下がる11〜2月の間に、周辺の農村部で広範囲に行われる野焼 きの煙や、年々増える自動車の排ガス。
「大気汚染注意報」でなくて「大気汚染“中印”方」ですね。
みんな、偏西風に乗ってこちらに飛んで来るのではないでしょうか?

風邪を引いた瞬間

「あぁ、今、風邪を引いたな」と初めて感じました。
一昨日の夜、ちょっとだるさを感じたので早めに床につきました。
すると、九つを過ぎたあたり、要するに真夜中過ぎに、悪寒と震えを断続的に感じました。
寒気が、波のように寄せたり返したり…。
こんなの初めての経験です。
これから、風邪を引くんだな。
とりあえず、暖かくして寝ることだと、白湯を飲んで寝ました。
明くる朝、だるさと軽い頭痛。
昨日も、帰宅して、ひたすら寝ました。
今日は…、熱は出ていませんが、喉のイガイガと腹の調子が悪いようです。
声が出なくならないと良いのですが…。

運転免許更新

5年に一度の運転免許の更新。
昔の3年に比べて、随分煩雑さはなくなりましたが、大行列を覚悟しなくてはならず、憂鬱です。
運転免許更新
適性検査、要するに視力検査が嫌ですね。
先日、更新に備えて視力をチェックしておいたので、何とかクリア。
金願亭乱志(近眼で乱視)はね。
流れ作業で手続きが進みますが、毎回微妙に手順が違っていたりして、まごつくこともあります。
講習の講師は、毎日同じことを何コマやるんだろう・・・。
毎日同じ内容を繰り返すんだろうなぁ・・・。
さすがに手慣れたものですが、洒落や冗談を言う訳にもいかないでしょう。
千葉県は、交通事故の件数を偽って発表して問題になりましたが、印刷された資料に、件数を訂正した紙が挟んでありました。
特に、説明はありませんでしたが。
これで5年間は大丈夫。
安全運転に心掛けなくては。
今までの免許証と新しい免許証の写真を比べると・・・、5年間の老いが分かります。
痩せたことも大きいですが、頭髪のボリュームが・・・。

招き猫

テレビで知った招き猫の種類。
昔からよく店先などに飾られている「招き猫」E31a18277254a2c2d4120f7add3768ad
おいでおいでと人を招いている姿は、まさに千客万来、商売繁盛の象徴として、おめでたい置物の第一人者です

しかし、2種類あるそうで。
左手を上げている招き猫が招いてくれるのはお客様。
つまり「千客万来」の願いをかなえてくれるというわけです。
一方、右手をあげている招き猫は、神社の参道などで売られていることが多く、金運や幸運を招いてくれるそうです。
どちらでも良いんですが。
それに、どちらが何を招くかは、すぐ忘れるでしょうし。

満月クリスマス

今年のクリスマスは夜空に満月が輝くそうです。
クリスマスと満月が重なるのは19年に一度のこと。E7e3ab7as
月の満ち欠けは約29.5日と1ヶ月ぴったりではありませんから。
前回は1996年で、日本では明け方に満月になりました。Large
今年は夜に満月になるため、イルミネーションと一緒に月明かりを楽しめそうです。
次回は2034年だそうです。

2015年12月24日 (木)

国本武春さんの訃報

浪曲の国本武春さ んが、55歳の若さで亡くなりました。
同年配の元気いっぱいな雰囲気の芸人さんですから、驚きました。Photo
三味線を弾きながら浪曲を語るスタイルは、浪曲を超えて人気を集めていました。
最近まで浪曲の公演を行うなど精力的に活動していましたが、今 月12日に公演のリハーサル中に突然倒れ、病院に入院しましたが、24日午前4時ごろ、急性呼吸不全のため亡くなったということです。
確か、有難亭の梅八さんのお嬢さんは、国本門下で浪曲師になっていたはずですが。

今治タオル

いい年をしたオジサンが記者会見で泣いています。
「オッサン、男がそんなに泣くなよ」と思いきや。
品質基準を満たしていないタオルを高品質を売りにしている「今治タオル」として不正に出荷していたというもの。
「今治タオル」は吸水性や摩擦など組合独自の認定基準をクリアしなければ名乗ることができないことになっていて、一広などは他の認定製品用に組合から購入したタグを縫い付け出荷していた。

「今治タオル産地では品質を確実に保証するため、「四国タオル工業組合」が定める独自の認定基準に合格したものでなければブランドマーク&ロゴの使用を認めていません。」
だったはず。
人気の地域ブランドの信用を大きく傷つけるものです。
泣いてる場合じゃないでしょう。
吸水性と柔らかさが売りのタオルです。
「今治タオル」ではなく、「バリバリタオル」だったんだ・・・。

恥ずかしい・・・

アメリカ大統領選挙の最新の世論調査で、過激な発言を繰り返している共和党のトランプ氏が大統領になるのは「恥ずかしい」と答えた人が全体の50%に上る一方、共和党内では依然として支持率で首位を維持しているという・・・。
歯に衣着せぬ発言も、ただ激しければ良いというものではなく、他人の尊厳を侵すものであってはいけません。
際物がいつ消えるか、それとも消えずに・・・?
しかし、トランプというくらいですから、そのうちに”ゴミ”のようになって、遂には”降参”するでしょう。
トランプのカードは53枚、ゴミ・降参・・ですから。
万が一、大統領になったら、ジョーカー(上下)両院の議会対策で苦労して、"神経衰弱"になってしまうでしょう。
でも、日本でも偉そうなことは言えません。
恥ずかしい総理大臣が、既に何人もいますから。
恥ずかしい総理大臣とかけて、千駄ヶ谷の神社と説きます。
    ・・・・その心は、鳩森が有名です。

もうひとつ、神社つながりのなぞかけ。
恥ずかしい総理大臣とかけて、天神様と説く。
    ・・・・その心は、どちらも菅家と関わりがあります。

ガチ

休日にテレビから流れる言葉を聞くと、品のないものに腹が立ちます。
先日は、「マジ」でしたが、今日は「ガチ」。
「ガチに欲しい物」なんて言っています。
「ガチ」というのも、元はいわゆる符牒みたいなものです。
ガチとは、「真剣勝負」または単に「真剣」のこと。
あるいは、「頑固者」「頑固」のこと。
[1] 相撲用語の「ガチンコ」の略で「真剣勝負」を意味したが、「ガチに」「ガチで」といった形で単に「真剣に」「真面目に(マジで)」といった意味でも使われるようになる。
[2]ガチガチの略で、大正時代から「頑固」又は「頑固な人(ガンコ親父)」という意味で使われたが、現在この意味ではあまり使われていない。

そもそも、ガチンコとは「真剣勝負」を意味する相撲用語で、真剣勝負をする際の真正面からぶつかる様を表した言葉とされており、「八百長をしない力士」という意味でも使われる。
後に角界からプロレスへの転進者が増えたことで、プロレス界でも使われるようになる

「ガチに欲しい物」とか「マジに欲しい物」などと言わず、「本当に(とても・真剣に・物凄く)欲しい物」でいいじゃないですか。
何か、ある特殊な場所で使われている言葉が格好いいと思うんでしょうか?
私は、どうも好きになれない。
だから、お寿司屋に行って、シャリ・ガリ・ムラサキ・ギョク・アガリなんて、わざわざ言わなくても。
寿司飯・生姜・醤油・玉子焼き・お茶でいいじゃないですか。
半可通が知ったかぶりや粋がる姿は野暮の極致というもの。、
一番嫌いなのは、飲食店の勘定を「オアイソ」って言う人。

2015年12月23日 (水)

山手線の駅の好感度ランキング

某サイトから、JR山手線の駅29駅の好感度ランキングが発表されたそうです。
山手線を週3回以上利用する人を対象にインターネット調査し、15~59歳の男女計420人に一駅を挙げてもらったそうで。
「最も雰囲気が好き」な駅は恵比寿が70票(16・7%)で1位。
2位は東京で、新宿、目黒、池袋と・・・。
一方、「最もダサいと思う」駅では鶯谷が102票で、2位の新大久保の2倍以上。
それから、巣鴨、田端、西日暮里・・・・。
ワースト5駅のうち4駅が池袋―上野間の駅・・。
私が今まで日常的に乗降したことのある駅は、「上野」「東京」「新橋」「渋谷」「原宿」「新宿」「目白」「池袋」「日暮里」あたりかな。
恵比寿はあまり行かないので、あまりピンと来ません。
新宿や池袋のランクが高いのは、やや違和感はあります。
渋谷と原宿が上位ではないのは、ちょっと安心。
渋谷と新宿は最悪だと思いますがねぇ。
鶯谷・新大久保・西日暮里あたりは、何となく納得かな。
巣鴨は、おばあちゃんたちが回答者に少なかった?
大塚とか代々木とか目白などは、地味なんでしょうか。

天皇誕生日

今日は天皇誕生日です。
色々議論はあるのでしょうが、国の形を語る上で、国民の象徴としての天皇は、内外に大きな存在感があると思います。
戦後70年の年で、様々な思いもおありだったようです。
それはともかく、記者会見のお言葉の最後の部分が気になりました。
私はこの誕生日で82になります。
年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました。
したがって、一つ一つの行事に注意深く臨むことによって、少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです。

・・・・有難い気持ちとやるせない気持ちが交錯します。
●●さまは、どうしているんだろう・・・なんて、思ってしまいます。
皇室の姿も、現代日本の縮図なのかなぁ・・・。

芝浜異聞

柳家小満ん師匠の速記本「てきすと」の第1巻の第1席に「芝浜異聞」という噺が載っています。
芝浜異聞
小満ん師匠は、先月聴いた「後日の鰍沢」など、珍しい噺のデパートです。
この噺、「芝浜」とは全く違うストーリーです。
芝が舞台になっているのと、棒手振りの魚屋が財布を拾うというのは同じです。
涙、涙の人情噺ではありませんが、当時の江戸っ子気質や長屋の様子が分かります。
金に頓着がない、善良な市井の人々の様子が描かれています。
この「てきすと」は、既に第10巻を超えていますが、私は第2巻までしか持っていません。
揃えたい気もします。
「後日の鰍沢」も収録されているでしょうし。
1冊3000円です。

心ない

伊豆の河津と言えば、「河津桜」が有名です。
心ない〓
「河津桜まつり」を控えたメーン 会場となる桜並木の河津桜の枝が折られる被害 が相次いでいるそうです。
被害総数は約60本。
枝の断面などから故意に行われた可能 性が極めて高いようです。
幸い樹勢や来春の開花に問題はないようですが、町を挙げて保護育成に乗り出した町関係者は「心ない行為」とカンカン。
・・・とんでもない奴がいるものです。
昔、会社の独身寮で、年に一度の寮祭のために、色々飾ってあった会場を、夜中に心ない何者(酔っ払って帰った寮生?)かに壊されてしまったことがありました。
イベントを快く思わなかったり、自分の精神状態が不安定であっても、それまでは否定しませんが、隠れて他人の邪魔をするというのは、一番卑怯だと思います。
ましてや、動植物を傷つけるなどというのは、言語道断です。

さらに華やかに

自宅マンションのイルミネーションが、クリスマスイブを控えてさらにパワーアップ。
さらに華やかに
中庭のシンボルツリーの周りはピカピカです。
ベランダからもよく見えます。
さらに華やかに
何か別の場所に迷い込んでしまったようです。
さらに華やかに
気持ちが滅入って帰る心を、いくらか慰めてくれます。
不完全燃焼の日々が続きます。

2015年12月22日 (火)

他県の選挙結果

隣接しているならともかく、他県の市町村の首長選挙の結果など報道することは少ないと思うのですが、山梨県内で、神奈川県葉山町の町長選挙の結果を流していました。
なぜだろう?
当選したのが、“山梨さん“という人だったからだったりして。
意外と当たりかもしれないと、本当に思っています。
今年亡くなった、静岡県ご出身の講談の宝井馬琴先生も"山梨さん"でした。
名字が地名にあるのと同じ人って、時々いますよね。
確か、千葉県船橋市の市長さんは"松戸さん"だったはず。

新国立競技場

揉めていた新国立競技場のデザインは、いわゆるA案が採用されるようです。
おバカ元首相が推したので、B案が落選してしまったのかもしれません。
しかも「杜のスタジアム」なんて言われたら、ちょっと字は違いますが、嫌ですよ。
「森のスタジアム」だなんて、個人の持ち物みたいですから。
A案は「木と緑のスタジアム」だそうです。
個人的には、どちらでも良いと思います。
「和テイスト」は出して欲しいですね。

うんちく

最近は、猫をペットで飼う人が増えているそうです。
永年ダントツだった犬を追い上げているそうで。
私はペット飼っていませんから分かりませんが、最近は、人権と同様に犬権や猫権と言うか、飼い主からは人間と同等に扱われているそうです。
例えば、猫の糞の処理はどうしていますか?
ある人が、猫の糞をそのままトイレに流したところ、詰まってしまって大変だったそうです。
急いで水道屋さんを呼んだのですが、水道屋さんいわく「トイレにフンを流したのではないか」と図星の指摘をされたとか。
どうやらこれはよくあることのようです。
これは、猫の糞に含まれている、毛やその他異物がトイレの排水口に詰ってしまうのが原因で、実は、人間とは違い、飲み込んでしまった色々な異物を排出する役目のある糞なので水に溶けにくいそうで、下水には流せないようです。
ちなみに犬の糞は大丈夫だそうですが、そもそも下水は人間用を想定した構造ですので100%安全とは言えないかも。
以上、小耳にはさんだ薀蓄・・・でなく「ウンチ苦」の話。

師匠から

今度の日曜日の稽古に、真仮名さんと倉寿さんが交流参加したいとの連絡。
交流稽古は大歓迎。
それにしても、このお二人のパワーは物凄い。
特に真仮名さんは、先々週が牛久で、先日が佐原で、高座で熱演したばかりのはず。
しかも、佐原では「芝浜」で。
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私なら、ちょっと落語から離れてボーっとしたいタイミングですが。
まるで落語と共に生きている感じです。
落語っ子連には、窓口さんと越児さんが「芝浜」を持ちネタにしていますから、季節柄"芝浜談義"になるかもしれません。

一陽来復

一陽来復今日は冬至。
一陽来復 一陽来復
1年で最も日が短いということは、翌日から日が長くなっていくということですから、冬至を太陽が 生まれ変わる日ととらえ、古くから世界各地で冬至の祝祭が盛大に行われているそうです。
太陰太陽暦 (いわゆる旧暦)では冬至が暦を計算する上での起点になっています。
ただ日が短いというだけではなく、大事な日なんですね。
中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の「一陽来復(いちようらいふく)」といって、冬至を境に運が向いてくるとしています。
つまり、みんなが上昇運に転じる日だということです。
なるほど、これ以上悪くはならない…か。
冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。
にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん……など「ん」のつくものを運盛りといい、縁起をかついでいます。
運盛りは縁起かつぎだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあり、土用の丑の日に「う」のつくものを食べて夏を乗りきるのに似ています。
また、「いろはにほへと」が「ん」で終わることから、「ん」には一陽来復の願いが込められているのです。
それでは、なぜ、かぼちゃを食べる?
かぼちゃを漢字で書くと南瓜(なんきん)。つまり、運盛りのひとつであり、陰(北)から陽(南)へ向かうことを意味しています。また、かぼちゃはビタミンAやカロチンが豊富なので、風邪や中風(脳血管疾患)予防に効果的。
本来かぼちゃの旬は夏ですが、長期保存が効くことから、冬に栄養をとるための賢人の知恵だという訳。
また、柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」。
こうした語呂合せから柚子湯に入ると思われていますが、もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)だと考えられています。
昔は毎日入浴しませんでしたから、一陽来復のために身を清めるというのも道理で、現代でも新年や大切な儀式に際して入浴する風習があります。
冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもありました。
端午の節句の菖蒲湯も同様です。
また、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められています。
もちろん、柚子湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があります。
さらに、芳香によるリラックス効果もありますから、元気に冬を越すためにも大いに役立ちます。
色々と蘊蓄を調べましたが、これらも語呂合わせが多いですね。
別の言い方をすれば、みんな洒落や駄洒落なんですね。
と言うことは、物事みんな落語と言うこと?

2015年12月21日 (月)

満地球?

NASAの月探査「ルナー・リコネサンス・オービター」が撮影した画像から作成された「満地球の出」の画像だそうです。
満地球?
満月を望月とも言いますが、丸い地球は望地球(もちきゅう)なんて言いませんか?
それにしても、地球は美しい!
大切に守らなくては。
そうだぁ僕らのぉ故郷は地球ぅ~

2人の噺家さんの去就

柳家小袁治師匠のブログで知った情報。
林家すい平さんと古今亭駿菊さんが落語協会を退会する・・・。
555d3e2aebc1d_3 すい平さんは噺家を辞めるそうだということです。
広島県の呉市の出身で、噺家活動も地元で行っている噺家さんですから、あまりお馴染ではありません。
私は、真打昇進した頃に、一度だけ聴いたことがあります。
林家の噺家さんらしい雰囲気だったことを覚えています。
大変失礼ながら、呉あたりで噺家稼業というのは成り立つものなのか・・・、正直なところ不思議でした。
噺家も辞めるということですから、地元で別の仕事をおやりになるのでしょう・・・。
まだお若いから、どんな道に進まれるのかは存じ上げませんが、頑張って欲しいと思います。
プロのような素人もいれば、素人(失礼)のようなプロもいて、不思議な世界です。
また、こういう方々が生きて行かれるというのは、この国が良い国だということでしょう。
一方、驚いたのは、むしろ駿菊さんの方です。
賑やかな古今亭圓菊一門の中でも、存在感のある一人です。F0231910_23115689
小袁治師匠によれば、東日本大震災後、「今そこに落語と笑いを配達する演芸団(略称=今そこ演芸団)」というNPO法人を設立しと活動されていた様子。
ご本人のツイートを見つけました。
平成27年12月31日をもちまして、永らくお世話になりました一般社団法人落語協会から卒業させていただく事になりました。
お気楽な仲間からは
「なんで?」
「どうして?」
と言う雑な質問をされたりしてますが、これは昨年中からずっと考えていた事でした。
関係各所に迷惑を掛けないように話し合いを続けながら、今年11月の理事会で退会の承認を頂きました。
それでも「何故?」という疑問は誰しも抱き知りたくなるのもよく分かります。
多くの意見(同業者)は、「やりたい事があるのなら(協会に)いてもいなくても出来るだろう」「いてもいなくても同じならいれば良いんじゃないか」
これは「いてもいなくても同じ」という大前提を元に語られる事。
「一旦入ったら最後までそこに存在するべき
「囲い(協会)の中にいる事が落語家である事」
という考えの方には私のする事は一生理解できない事なんだと思っています。
水槽の中で生まれた魚にとって水槽こそが自分の知り得る全世界であって、そこから出る事はきっと恐怖でしかないんだと思いますし、出る事自体考えた事も無い事例なんだと思います。
この数年で色々体験をし、初めて落語に触れる方の輝く瞳を目の当たりにし、聴いてくれる人数にかかわらずその場その場で真剣に落語をし続けた事で、自分が変わっていった事に気がつきました。
そして自分の為だけに生きる人生を、折り返す事で終わりにしても良いのかなと思うようになりました。
残りの人生を今までと同じ様に費やす事をやめ、自分を待ってくれている方やこれから知り合う方の為に存在させても良いのかなと考えました。
この先の人生を「旅」と考え、人と会う度に笑顔と会う度に優しさに触れる度に成長していくつもりです。
旅する芸人駿菊はこれからもかわらず元気に活動し続けます。
こんな私に興味を持った方はいつでも声かけしてください。
みなさま引き続きご指導いただきます様お願いいたします。

・・・重い決断ですね。
私などは、こんな次元ではありませんが、不完全燃焼の状態かずっと続いていて、啖呵は切りたいですが、色々な柵(しがらみ)や事情があって、中途半端な気持ちで揺れています。
これでいいのかな。
良い人生だったと、来るべき日に言うことが出来るかな・・?
そんな葛藤ばかりですから、物凄いなぁと思います。

どうだろう・・・?

騒ぎになっている、歌詞の盗作問題。
並べてみると・・・、かなり「黒」という気はします。
特に、前半部分。
言葉や単語が偶然似るというのは、ありうるかもしれませんが、フレーズの並びまでが酷似していますから。
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最近は、粉飾決算を不適切処理とか、何かストレートな表現を避ける風潮がありますが、これは「盗作」だと言われても、仕方がないでしょう。

2015年12月20日 (日)

ラジオ寄席

決して嫌いな噺家さんではありませんでしたが、噺はあまり聴きたいと思いませんでした。Enn1510161539016p1
今年亡くなった橘家圓蔵師匠の特集。
  ◇猫と金魚        橘家圓蔵
  ◇火焔太鼓        橘家圓蔵
ゲストが鈴々舎馬風・月の家圓鏡の両師匠でした。
そもそも、歴代の橘家圓蔵は。
かつての屋号は「立花屋」であった。
初代圓蔵が後に二代目三遊亭圓生を襲名したため、以後しばらくの間「橘家」は三遊亭の分家的な家号になる。
圓蔵の名は「橘家」の止め名にあたり、三遊亭圓生を襲名する落語家が名乗ることも少なくなく、上記の経緯もあって六代目圓蔵までは三遊派の落語家によって受け継がれてきたが、六代目圓蔵が六代目三遊亭圓生襲名後しばらく空席だった時に、八代目桂文楽と圓生の相談により、文楽の弟子である四代目月の家圓鏡が七代目圓蔵を襲名することになり、名跡の系統が三遊派から離れた。
・初代立花屋圓蔵
  元は花生。初代三遊亭圓生門下。
  後の二代目三遊亭圓生。本名、尾形清治郎。
・二代目立花屋圓蔵  (生没年不詳)
  江戸の生まれ、元は二代目圓生門下で南生。
  後に三遊亭圓朝門下で二代目狂言亭圓玉、明治に入り
  三遊亭圓志を経て、1876年頃に三遊亭圓坊を名乗る。
  本名は八百屋熊蔵と言われるがはっきりしない。
・三代目橘家圓蔵
   元は勢朝。後の三遊一朝。初代三遊亭圓朝門下。
・四代目橘家圓蔵
  通称「品川の圓蔵」。元はさん生。本名、松本栄吉。
・五代目橘家圓蔵
   元は三代目三遊亭圓窓。後の五代目三遊亭圓生。
   四代圓蔵門下。本名、村田源治。
・六代目橘家圓蔵
  元は四代目三遊亭圓窓。後の六代目三遊亭圓生。
  四代圓蔵門下。本名、山崎松尾。
・七代目橘家圓蔵
  元は桂文雀改め四代目月の家圓鏡。本名、市原虎之助。
・八代目橘家圓蔵
  元は橘家升蔵改め五代目月の家圓鏡。
  七代圓蔵門下。本名、大山武雄。

・・・という訳で゜、六代目までは、圓生の前名とも言うべき、三遊派の大きな名跡でした。
三遊亭も橘家も、紋は「三ツ組橘」です。
橘家と言えば、ラッパの圓太郎と四代目圓喬が有名です。
世が世であれば、圓窓師匠が、圓蔵を襲名する可能性もあった訳ですね。
圓生師匠は、四代目圓窓⇒六代目圓蔵⇒六代目圓生と襲名したんですから。

最近の高座映像

日曜日の午後、久しぶりの休みに、今年の自分の高座の映像を視聴してみました。
まずは、5月16日の深川三流亭の「浜野矩随」。
落語っ子連の窓口さんから、「いつも来場してくれる人から、流三さんの”浜野”のリクエストがあったから」という訳で、久しぶりに演らせていただきました。
直前の稽古会で、師匠から「(久しぶりのネタだが)大丈夫、芸は荒れていないよ」と言われて嬉しかった。
落語会の最後の師匠の講評でも、褒めていただいて。
窓口さんから、リクエストされた方は、噺の途中で来場されて、全編は聴いていただけなかったと・・・。
最近の高座映像
次は、9月19日の学士会落語会での「一人酒盛」。
出演させていただくにあたっては、時間など色々な制約があったので、「一人酒盛」を選びました。
あるOBの先輩からは、「乱志君の浜野矩随を学士会落語会で聴きたい(多くの人に聴かせたい)が、時間がね・・・」と、残念がられました。
一方で、長い・暗い・つまらない噺は・・、と厳しい先輩も。
師匠オリジナルの"一人芝居"の演出は、それなりにインパクトがあったとは思います。
そう言えば、初めて私の噺を聴いてくれた、前の会社の同僚が、「(私が)話しかける2~3メートル先に、人がいる感じがした」という感想を言ってくれました。

その次は、10月12日の深川三流亭の「怪談牡丹燈籠 お露新三郎」。
この噺をやろうと思ったきっかけは2つ。
ひとつは、以前演らせていただいた師匠の創作「揺れるとき」の劇中にこの噺の一部があって、カラ~ン・コロ~ンをフルに聴きたいという人がいたこと。
もうひとつは、OBの先輩から怪談が聴きたいというリクエストがあったから。
稽古の途中で、思いがけず嬉しかったことは、交流稽古で参加してくれた深沢亭ジュンジュちゃんが、私の読み稽古を気に入ってくれたこと。
最近の高座映像
そして、11月14日のお江戸あおば亭の「猫怪談」。
本当は、「怪談牡丹燈籠お露新三郎」をかけようとも思ったのですが、ご意見番の多いこの落語会では、30分足らずの怪談は認めてくれないだろうと思ったことも理由のひとつです。
それなら、あまり馴染みのない噺を演って、「初めて聴いた」と言わせたいと思い、「猫怪談」にしました。
あるご贔屓から、「(相対的な評価かもしれないが)今回の噺は良かったよ」と言ってくれました。
「通」を任ずる先輩方も誰も聴いたことがないはずです。
元々あまり演者のいない噺を、師匠が脚色したものを、さらに、私が元のストーリーとミックスさせましたから。
最近の高座映像
最近なのが、行徳亭落語会での「浜野矩随」。
ある意味で、この秋のハイライトだったのが行徳亭落語会でした。
窓口さんの関係で、行徳公民館での、落語っ子連初めての外部公演でした。
地元の窓口さんにトリをお願いしたのですが、気軽な持ちネタをやりたいと言われ、他のメンバーも、得意な噺の再演で、核になる噺がないので悩んでいたところ、また窓口さんの"悪魔の"ささやき。
「こういう会は、浜野で締めてよ」・・・。
最近の高座映像
自分の噺を並べて聴いてみて、色々思うところはありますが、基本的にはまずまずの出来、相応に受けているようです。
ただし、表情や台詞への力の入れ具合が、これからの課題だと思います。
熱演はちょっと抑えて、力を抜いた高座が理想でしょう。
ところで、この全てのBDは、喰亭寝蔵師匠(三流亭越児さん)の撮影・編集・制作によるものです。
ありがとうございます。

一面桜色の河川敷

駿河湾の一番奥のあたりは、サクラエビの名産地。
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静岡市清水区蒲原の富士川河川敷では、サクラエビを干す作業が行われたそうです。
Sakura
由比漁港に水揚げされたサクラエビが河川敷の干し場に運ばれ、黒い網の上に敷き詰めらけれると、周辺には潮の香りが漂い、干し場は瞬く間に桜色に染まります。
150x150_square_30380045_3 新幹線の車窓からも、ピンクに染まったところが見えるはずです。
東名高速の富士川SAレストランでもサクラエビが人気メニューになっています。
サクラエビのかき揚げ、美味しいですよね。
今年は豊漁だったようです。

朝から天使の声

朝早くから、孫の声と「…しちゃダメ!」と言う娘の声。
朝から天使の声
久々に賑やかな朝です。
時々会っているので、家内には「ばぁば」と言って懐いていますが、私はそういう訳には行きません。
朝から天使の声
それでも、片言に[おじいちゃん」と言ってもらえると…。
理屈じゃありませんね。

落語DEデート

年賀状も書き終えて、今朝は朝寝です。
 ◇夜店風景   四代目鈴々舎馬風 
音源は私が生まれた年だそうです。
あの毒舌の馬風師匠です。
明るい芸風です。

2015年12月19日 (土)

KIOSKの親分

先日、東京駅降りた時、構内に「GRAND KIOSK」という、大きな売店を見つけました。
KIOSKの親分
普通の駅にあるのは、本当に売店・スタンドという感じですが、ここはコンビニも真っ青と言う感じです。
ところで、「KIOSK」ってどんな意味?
主にJRグループの駅構内にある小型売店。
名前は簡易構造物一般を指す英語「KIOSK」による。
表記は日本語の意味の清く安くをかけて「キ
スク」としている。
東日本旅客鉄道系列のJR東日本リテールネットのみ「
キオスク」と呼ぶ。
・・・そうか、清く・安くと言うことか。
1932年4月に、上野駅・東京駅構内に10店舗で鉄道弘済会が物品販売を行う売店を開いたことに始まる。
鉄道事故などで一家の働き手を失ってしまった遺族(主として鉄道殉職者の妻)に働き口を確保する目的があったとされる。
1973年、それまでの「鉄道弘済会売店」からのイメージチェンジを図るため、KIOSK(キヨスク)という愛称が付けられた。
KIOSKはトルコ語のköşk(キョシュク。「東屋(あずまや)」の意味)に由来する英語で、「清く」「気安く」の意味から「キヨスク」と読ませた。
清く・安くだけでなく、また「来やすく」なるという意味もあるのかな?

天使が

今夜は天使がお泊まりです。
天使が
片言にお喋りも始めました。
天使が
でも、つくづく子育てというのは大変なことだと思います。

年賀状

今日は、年賀状の宛名書きをしようと。

最近2年ほどは、せめて宛名ぐらいはと、手書きです。
とりあえず約200通、宛名だけでなく、必ず一言コメントも書き入れますので、半日仕事になりました。

2015年12月18日 (金)

「落語家」という生き方

ほぼ毎日、ナマの落語に接し続ける著者が、2010年代の落語界を代表する人気落語家5人をインタビュー。
下積み時代のこと、師匠の話、ブレイクのきっかけや落語家としての苦しみ、楽しみ……。
この時代に、はたして「落語」はどんな意味をもつのか? 人気落語会「この落語家を聴け!」の貴重な本音トークを、ついに書籍化!

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個人的には、対談風の文章が好きではないのと、人選から、購入はしませんでした。

東京落語会

今日は今年最後の東京落語会ですが。東京落語会
これから大阪日帰り出張で、行くことが出来ません。
頓平師匠、申し訳ありません。
今年もお世話になりました。
さん喬師匠、聴きたかった。火事息子。

落語三昧!

少年が男になる一晩を描いた傑作艶噺『明烏』、明治期の大師匠・三遊亭圓朝翻案の怪談噺『死神』、夫婦の絆を感動的に描いた人情噺の代表作『芝浜』、現代的な工夫と爆笑が連続する『時そば』など。―名作・名演ばかりをずらりと並べました。名作落語を“読む”!名演を“聴く”!トリヴィアを“知る”!一冊で三度楽しめます。 51uojdzr9jl_sx358_bo1204203200_
こんな本も出ています。
最近の落語本は、何か押し付けがましい気がして。 特定の、際物の噺家さんを、身の丈以上に持ち上げたり。

力士のたたずまい

日本経済新聞のスポーツ面に「引退模様」という記事があり、今日は、先般引退した大相撲の元関脇若の里さんでした。
関脇若の里
胸を打つものがありました。
日本人として、私は到底真似が出来ませんが、物凄く共感する部分がありました。
この国のメンタリティを実感しました。
道を究める人の、どこまでもストイックな所は、やはり「名人」の境地ですね。
元々、好きなお相撲さんでしたが、これからも応援したいと思いました。
23年半の現役生活で力士の美学を貫き通した。
元関脇若の里は、勝った喜びも負けた悔しさも表情に出さなかった。
そして、満身創痍の体で注文相撲とは無縁の真っ向勝負に徹した。
古風で真摯な土俵態度に、誰もが「力士のかがみ」と一目置いた。
その原点には、元横綱貴乃花と元師匠の故先代鳴戸親方(元横綱隆の里)の2人の存在がある。
中学3年の時、故郷の青森県に大相撲の巡業が来た。
そこで貴乃花(当時は貴花田)に稽古を付けてもらった。
「子供が15人ほどいて、関取も何人かいたから、貴花田関と稽古できたのは偶然の巡り合わせだった」
憧れの人の胸を借り、高校進学か入門かで揺れていた心は定まった。
「貴花田関のような力士になりたい」と、迷いなく相撲界に飛び込んだ。
尊敬する貴乃花の立ち居振る舞いと、先代鳴戸親方の教えは重なっていた。
対戦相手に情が移らないよう、「ほかの部屋の力士とは親しくするな」と先代は説いた。それに従って、必要以上の会話や酒席をともにすることを控えた。
「貴乃花関が、本場所中も巡業中も違う部屋の力士と話しているのを見たことがなかった。 先代の教えと同じだった。それが力士として当たり前の姿だと思う」だからこそ、若の里も常に全力を出し切ることができた。
史上5位の通算1691回の出場。
その全てで「命懸けで土俵に上がった。それだけは胸を張って言える」。
真剣勝負を重ねてきた証しが、両膝を中心とした幾多の故障だ。
手術した回数は9度を数える。
「もうケガをするところがないほど故障し た」
三役在位は計26場所。
“関脇以上”の実力が あったのは間違いないが、2度の大関昇進のチャンスは逃した。真っ向勝負にこだわらなければ、星勘定では大関に手が届いていたのではなかったか。
幕下に落ちれば引退と決めていた十両11枚目で臨んだ名古屋場所。
周囲に「1場所でも長く現役を続けてほしい。立ち合いで変化すれば1つや2つ、星が拾える」と言われた。
それでも 「逃げの相撲を取ってまで、力士人生を延ばしたくはなかった」。
最後まで信条を曲げず、潔く散った。
「歴史をたどれば相撲は神事。だから、力士 としてのたたずまいが大事」と、勝敗にかかわらず支度部屋に入るまで感情を押し殺した。
花道で付け人とハイタッチする今どきの力士とは 一線を画した、昔気質のお相撲さんだった。
西岩親方となり、田子ノ浦部屋の部屋付き親方に。
「勝つこと以外でも尊敬を集める力士らしい力士を育てたい。その結果、強ければいい と思いますね」。
第二の若の里の登場を願いながら、指導者としての道を歩み始めた。

「力士としてのたたずまい」…。
このプライドが大切だと思います。
どの世界にも通じると思います。

2015年12月17日 (木)

現在落語論

上野駅のアトレの中の本屋さんの書架。
現在落語論
「現代落語論」?
立川談志師匠の有名な著書が再版されたのかな?
・・・と思ったら「現在落語論」でした。
ついに出た、「落語論」の新機軸(イノベーション)!!
ユニークな活動で注目される談志の孫弟子が、落語の面白さをイチからお教えします。 「立川談志の『現代落語論』からちょうど半世紀というこの節目に、あの頃の家元と同じく30歳前後の自分が『現在落語論』というタイトルでこの本を書く。
16歳で落語の門を叩き、すぐに頭角を現し、27歳で真打となり、メディアでも売れに売れて落語界に確固たる地位を築いていた当時の談志と、26歳で落語の門を叩き、二ツ目になったばかりの自分とを比べることなどできるわけがない。
ただ、現在を生きる落語家であるぼくには、これまでの先輩方がそうしてこられたように、受け継がれてきた落語の面白さを、色あせないようにたえず磨きつづけていく責任があるのだ」

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最近、「これは!」と言う落語本が出ていないので、あまり読まなくなりました。
買わずに帰りました。

新手の詐欺

まぁ、とんでもないことで。
新手の詐欺
山梨県内で、大村智北里大特別栄誉教授のノーベル賞受賞を記念した寄付と偽り、現金をだまし取るという詐欺事件が起きているそうです。
大村さん個人は、寄付はされても、寄付をもらう必要などありませんよね。
大村さんの母校にも、ノーベル賞受賞を祝う幕が掲げられていました。

撫っ子連 両江戸亭

有難亭真仮名さんの新たなチャレンジの第一歩。
撫っ子連落語会
「撫っ子連落語会」が20日に開催されるそうです。
二人会だそうです。
真仮名さんは、「芝浜」をやるそうです。
物凄いパワーです。
私は、まだまだ「芝浜」にチャレンジする自信も技量もないので、とても羨ましい・・・。

2015年12月16日 (水)

都会のビルの田園

東京駅前の某オフィスビルの1階。
都会のビルの田園
オーナーの趣味で、田圃が広がっています。
なかなか良い雰囲気です。
都会のビルの田園
でも、さすがに作られた空間ですから、物足りないところも。
それは、虫がいないこと。
五穀豊穣は、稲や麦だけでは実現できません。
虫や雑草や・・・があればこそ。
真水に魚は住まないと思います。

「だいく」調べ

今日は、ベートーヴェンの誕生日だと言われているそうです。
「だいく」調べ
俗にいう「第九」は、「交響曲第九番ニ短調作品125」のことですが、ベートーヴェンが楽譜に記入した正確な表記に従えば、「シラー作の賛歌「歓喜に寄す」による終末合唱を持つ交響曲」となるそうです。
しかし、これでは長すぎるため、九番目の交響曲として単に「第九」と呼称されます。
日本では、毎年の暮れに「第九」が演奏されるのが定例・定番となっていますが、海外ではそういう慣わしはないようです。
アメリカでオーケストラが年末にプログラムに取り上げる曲は、「ハレルヤ」コーラスで有名なヘンデル作曲のオラトリオ「メサイヤ(救世主)」が定番だそうで、「第九」は滅多にないと。
ヨーロッパでも、ほとんどないそうです。
一部で例外はあるようですが。
欧米では特別な機会に「第九」を演奏することはあるものの、年末だからと、あらゆるオーケストラが演奏するものではなく、年末の風物詩となっているのは、どうやら日本だけ・・?
では、日本のオーケストラが年末に「第九」を演奏するのはなぜ?
ベートーヴェンの交響曲自体が大傑作であることに加え、大きなスケールで「よろこび」を歌い上げるため、年末にふさわしいから?
日本で年末に「第九」を演奏する先駆けとなったのは、1943年に、東京音楽学校(現東京芸術大学)の奏楽堂で行われた学徒壮行音楽会といわれています。
文科系の学生が徴兵され、12月に入隊したためです。
戦後の1947年12月30日には、東京音楽学校で戦没した学徒兵を追悼する演奏会を行っているそうです。
・・・こんなことが書いてあるサイトを見つけました。
以上、「大工調べ」ではなくて、「第九調べ」でした。
それが言いたかっただけです。

未来が来るのは未来?

禅問答のような・・・。
未来が来るのは未来?
トヨタ自動車の水素で走る燃料電池車(FCV)「ミライ」。
発売開始後1年が経過し、受注は国内だけで3000台を超え、生産が追いつかず納車時期は3〜4年待ちの状態だそうです。
さすが、「ミライ」なだけに、納車もかなり未来になってしまうという。
ミライは、燃料電池の量産が難しいうえ、熟練工が手作業で仕上げるため、1日の生産台数はわずか3台だそうで、超高級車も真っ青のカスタムカーみたいです。
今年11月末までの国内販売台数は383台にとどまり、官公庁や企業向けが中心。
トヨタは人員や生産体制を強化して、生産台数を16年に2000台、17年に3000台と段階的に引き上げるそうですが・・・。

洒落にならない…?

香川県が作った「うどんかるた」にクレームが寄せられたため、販売を延期したと言う話。
洒落にならない…?

問題になったのは「つ」の読み札「強いコシ 色白太目 まるで妻」。
県に「良いイメージで受け取らない人もいるのでは」と電話で指摘があったからだと。
どちらも過剰反応だという気がしますが。
これぐらいは洒落として、笑ってやり過ごせないんですかねぇ。
なんだかなぁ…

新国立競技場案

大問題になった新国立競技場の案が公開されました。
新国立競技場案
第一印象は、あまりインパクトはありませんでした。
お金もかけられないし、前回の騒ぎもあるし、無難なところに落ち着いたのでしょう。
ここでまた腹が立つのは、元首相の無責任で能天気なじいさんの発言。
立場を弁えず、「こっちの案がいい…」と言うKYさ。
この人は、長生きしますね。
文部科学大臣も、呆れています
もう、あっちに行けよ!って言いたい。

2015年12月15日 (火)

駅弁

帰りは、特急が遅れていて、少々混雑。
駅弁
ホームの売店のおばさんに勧められるがままに穴子弁当を。
駅弁
この弁当が凝っていて、糸を引っ張ると加熱されて、温かくなるという優れもの。
駅弁
肝心の蓋を開けた写真を撮るのを忘れてしまいました。
食後は、何やら箱の下の部分に仕掛けがあるようで、見ると、加熱剤が入っていました。
駅弁
なるほど。
だから、上げ底になっていて、量は少なくて。
話のタネと言うことですか。
1250円也。

今年の漢字

今年の漢字は「安」だそうです。
今年の漢字
2位は「爆」、3位は「戦」だったということで、それよりは良いかも。

ランチ

甲府で昼食を食べる時間がないので、駅弁をと思って。
ランチ
新宿駅のホームで、あのチキン弁当を見つけて衝動買い。
甲府に着くまでに食べました。
ランチ
チキンとライスの味は相変わらずですが、ご飯が軟らかいのが…。
これはJR東日本の駅でないと売っていないはず。
・・・懐かしい味です。


甲府へ

スーパーあずさに乗って、甲府に日帰り出張です。
甲府へ
なかなか中央本線に乗る機会はないので、何となくワクワクするものです。
甲府へ
思ったより混んでいて、座席はほぼ満席です。
新宿を発って、立川と八王子にしか停まりません。
甲府へ
笹子トンネルを抜けると、甲府盆地が広がります。
たった1時間半の旅です。

新部長さん?

落研の新部長さん?
太楼手羽先(フトロウ テバサキ)さんだそうです。
落研のHPのプロフィールの紹介・・・。
頑張って太らなければならないのに、仙台に来てからまた2kgも
痩せちゃって先輩方を不安にさせている。
誰か彼に精のつくご飯を作ってあげてください。

頑張ってください。
落研OB会の会長さんは、随分恰幅のいい方ですよ。

バスストップ

懐メロの定番の一曲に、平浩二さんの「バスストップ」という歌があります。
この平浩二さんが今年5月にリリースしたCDシングル「愛・佐世保」に収録されている「ぬくもり」の歌詞が、1992年にリリースされた Mr.Childrenの「抱きしめたい」の歌詞と酷似しているとして、CDを回収するそうです。
「バスストップ」じゃなくて、「セルストップ」ですな。
それにしても、今年はパクリが流行りましたね。

自宅のイルミネーション

自宅マンションで、年末恒例のイルミネーションが点灯されました。
自宅のイルミネーション
まめな人が大勢いて、イベントを開催したり、花や木の世話をしてくれたりる人もいて、無精な私には有り難い限りです。
自宅のイルミネーション
電気代が・・なんて野暮を言っちゃあいけないのでしょうね。

明け方夢を見ました。
夢
内容ははっきり思い出せませんが、幼い頃の娘が出て来ました。
娘は小学生でしょうか。
ニコニコしながら、二人で話していたような。
娘が大人になった日というのか、父離れした時を思い出します。
小学校高学年の頃まで、「おいで」と手を広げると、腕の中に飛び込んで来ました。
ある時、もしかすると、「これ(今日)が最後かな」と思って抱きしめたことがありました…。
確かに、あの日が最後だったような気がします。
その娘も、今や一児の母。
こんな宝物をプレゼントしてくれました。
娘が夢に出て来ました。

2015年12月14日 (月)

行徳亭落語会のBD

先月の「行徳亭落語会」の映像を、越児さんが編集してくださいました。
行徳亭落語会のBD
改めて、各メンバーの噺を聴かせていただいて、本当に上達したなと思います。
 行徳亭落語会のBD
まなちゃんの可愛い小噺から私の「浜野矩随」まで、飽きずに聴くことが出来ました。
単なる記録や思い出というだけでなく、とても良い教材・お手本になると思います。

名誉県民

山梨県は、ノーベル医学生理学賞を受賞した韮崎市出身の大村北里大学特別栄誉教授を名誉県民に選びました。
当たり前でしょう。
名誉だけではなくて、経済的にも、これだけ地元に貢献された方はいないと思います。

落研現役部員との接点

OB会長の談亭志ん志師匠から、この週末仙台に行き、現役部員の皆さんと色々話をして来たとのメール。
多趣味亭こり生・桂友楽・走れ家駄馬各師匠方のご尽力により、川内部長、渉外担当、時期渉外担当の三方と打合せをしたと。
創部60周年・・・と繋いで行くためにも、コミュニケーションが大切だと思います。
特に、他のいわゆる旧帝大と比べると、我が母校は、地元にいるOBの数も比率も低く、街の規模も小さいので、在仙OBの方々のご苦労は、並大抵ではありません。
ですから、「仙都に笑いを」の精神を紡ぎ・繋いで行くためには、さらに協力して行くことが不可欠だと思います。
来年は、隔年開催の「OB落語会」ですから、現役部員の皆さんの協力をいただかないと・・・。
今春は、学士会落語会に10名ほどご招待しましたが、東京サイドからも、色々工夫をして行こうと思います。
志ん志師匠、お疲れさまでした。

2015年12月13日 (日)

ラジオ寄席

一日ボーッとしていました。
そろそろ眠くなにる時間。
今夜は、五代目柳家小さん特集でした。
 ◇まんじゅうこわい    柳家小さん
 ◇うどんや         柳家小さん
うどんやは十八番でしたね。

大ネタ

こんなツイートがありました。
打ち上げで芸人さんに「もっと大ネタをやんなよ」とか得意意気に言ってる奴いるけど、あれどういう神経なんだ。
「ネタに大きいも小さいもない」って恩田すみれさんも言ってるじゃないか。1l_53807aa1a573813d88ce67264c73912e

・・・内容はともかく、よく通ぶったり、知ったかぶりをしている人がいます。
仕事でも、自分の自慢話ばかりする上司や同僚って、本当に付き合いたくない。
そんな人にならないように、気をつけたいと思います。

年賀状

寒い一日だったので、自室に引きこもって年賀状の宛名書き。
年賀状
・・・と言っても、自分のものではありません。
昨年同様、母の分を妹と分担して書こうと、昨日持ち帰りました。
妹も、今頃書いていることでしょう。
今年の年賀状を見ると、「高齢のため、年始のご挨拶は今年が最後」なんていう人も何人かいます。
喪中の人も相応にいます。
・・・自分のは・・・、まだいいでしょう。

合ハイ

もう、こんな言葉は知る人もいないのでしよう。
合ハイとは「合同ハイキング」の略で、複数の男女が一緒に行くハイキングのこと。
目的は男女の交流を深めることにあるため、ハイキングといっても公園にみんなで行くといった程度のものまで含まれた。
合ハイは主に大学生が行い、学生言葉として普及している。
しかし、昭和後期に入ると合コンが主流となり、
合ハイという言葉も死語となる。10910
落研に入部した直後、誰が企画してくれたのか知りませんが、宮城教育大学の人たちと、その「合コン」をやったことがありました。
男女同数ではなくて、我々が10人余りくらいで、先方?が数名で、若干少なかった気がします。
3年生は、随分お姉さまだった気がしました。
1年生が3人ぐらいいて、幼く見えました。
3年生の風流亭喜楽師匠が、確か「イズミ」さんて言ったと思いますが、好きなタイプだったようで、後日色々言われたものでした。
長い髪で、紺のシャツにジーンズ姿の、とても綺麗なお姉さんだった記憶があります。
残念ながら、今と違って、また不器用な落研部員ですから、華やかな後日談はありませんでした。
それにしても不思議なのは、仙台みたいな小さな街でしたが、この方々と街角でばったり出会うなんていうこともありませんでした。
・・・懐かしいなぁ。

クイーンズ駅伝

松島から仙台に向かうコースで行われる女子駅伝。
今日は、のんびりとテレビ観戦することにしました。
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・・・懐かしい。
松島には、国道45号線を車、あるいは仙石線の電車で行ったものです。
落研に入部した直後に、宮城教育大学の女子学生との合ハイも松島でした。20151212_ekiden_cosu000
国道45号線や仙石線は、大震災の被害も甚大でしたが・・・。
レースを見ると言うより、選手の背景に映る景色に思いを馳せたいと思います。
コース後半は、大学のキャンパス近くも通るようです。

心技体。

名人は上手の坂をひと登り
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「心技体」の大切さを、身をもって表現してくれていると思います。
技術、容姿、ストイックなまでの感性。
フィギュアスケートのグランプリファイナルは12日で、前日ショートプログラムで世界最高得点となる110・95点を記録した羽生結弦選手が、フリーで219・48点をマークし、トータルの330・43点とともに自身が持つ世界記録を再び更新。
男子初の3連覇を達成
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先月のNHK杯ではSP、フリーともに世界歴代最高得点をマークし、前人未到の300点超えを果たしたばかり。
11月のNHK杯のトータル322・40点を8・03点上回る330・43点を記録。
当然、2位以下には大差をつけた完勝です。
凡人が足を踏み入れたことのない、踏み入れることの出来ない「名人」の境地です。
一方で、真央ちゃん・・・。
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ジャンプの失敗が響きフリーで大失速。
過去6度出場したGPファイナルは優勝4度、2位2度と圧倒的な強さを誇っていましたが、まさかの最下位に。
祇園精舎の鐘の音・・・・。

落語DEデート

東名高速の事故渋滞もあり、昨日は帰宅が遅くなりました。
ささやかながら、ちょっとしたイベント終えた疲れもあり、気がつくと金馬師匠の声が聞こえていました。
 ◇三人旅          三代目三遊亭金馬
三人旅・・・、「三人旅、ひとり乞食」。

2015年12月12日 (土)

河北新報の桂友楽師匠の記事

仙台の走れ家駄馬師匠から、OBの桂友楽師匠の落語活動が、河北新報に掲載されたとお聞きしました。
<せんだい ひと模様>
   わらいで地域に活気/人情や歴史遺産伝える
◎アマチュア落語家 大友健弘さん
少年時代に出合った落語が生涯の友となった。
一線を退いた10年前からは地元仙台で落語会や落語教室の師匠を務め、自らも演じる。
高座名「桂友楽」こと大友健弘さんは創作落語にも意欲を燃やし、地域の歴史を築いた人物や宝に光を当てる。
「笑いは街を活気づける」と語り、仙台に落語の裾野を広げようと日々奔走する。
<演じ手育てる>
青葉区八幡の文化施設「八幡杜の館」を会場に、地元の「八幡地区まちづくり協議会」などが2007年から、地域寄席を年2回ほど催してきた。
ご意見番が大友さんだ。
大崎八幡宮の門前町は落語がよく似合う。
演じ手である東北、東北学院両大学の落語研究会(落研)のメンバーも加わり、地域の子どもたちに落語を手ほどき。
高座に挑む小さな弟子に大友さんが「八幡亭」の名前を贈る。
「晴れ舞台を親や祖父母が見に来る。
笑いを潤滑油に3世代交流が実現した」と手応えを語る。
落語でおなじみなのが、長屋暮らしの人情ばなし。
プライバシーは筒抜けで、普段は憎まれ口をたたくけれど、いざというとき頼れるのは向こう三軒両隣だ。
「自分も1人暮らし。東日本大震災ではご近所に支えられた。笑いを通じて『近助』の大切さ、ありがたみも伝えたい」
09年からは仙台の先人や歴史遺産を創作落語に仕立て、功績を語り継いでいる。
米国の見聞録を著した幕末の仙台藩士・玉虫左太夫、藩祖伊達政宗の命で慶長遣欧使節団を率いた支倉常長、政宗により開削された四ツ谷用水を題材に選んだ。
「現場で人に会って話を聞き、歴史を掘り起こす楽しさに目覚めた」。
今は商売繁盛の福の神・仙台四郎に挑んでいるが、残る文献が少ないのが悩みだ。

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<仮設でも一席>
仙台市出身。
小学生のころ、ラジオから流れる落語に夢中になった。
東北大に進み、草創期の落研で活躍。落語家を志して「昭和の名人」と呼ばれた東京の桂文楽師匠の元に通い詰める。
名字にちなみ「友楽」を襲名したまではよかったが、師匠のおかみさんから一言。
「はなし家じゃ食べていけないよ。せっかく大学まで行ったのだからサラリーマンにおなんなさい」
就職した電電公社(現NTT)で大きな仕事を任され、落語から徐々に遠ざかる。
「それでも落語で培った人脈はつながっていた」。
定年を迎えた05年、「笑いで古里を盛り上げたい」と「桂友楽」が勇躍動きだす。
被災地に足を運び、仮設住宅などで落語を一席。
仙台市中心部のカルチャーセンターでは初心者に落語の技術と楽しさを教える。
「次代の演じ手を育てるのが私の役目。志を同じくする仲間を増やしたい」。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151212_13065.html
・・・地元に根を張って活動される友楽師匠が、本当に羨ましく思います。
落研のことも色々考えていてくださり、時々葉書をくださいます。
電信電話の会社の勤務されていた人なのに、電話やメールではなく郵便でというのが、これまた"らしく"て面白いんです。

実家で

田舎で、近所の人たちと「お題目」。
実家で
この時期に何の儀式?思いつつ、昔から12月にやっていました。
月遅れの「お会式」なのかなぁぁ。
おかげさまで天気も良く・・・、でも東名高速でも富士山は見られず、午後になっても山頂がちょっと見える程度。
くにざかい
田舎の人たちとのお喋りと、柿や近所の人が作ってくれた大根や芋の煮ものや蒟蒻や白菜の漬物等々に、母も大満足でした。
甲斐は五戸 駿河は二戸の 字つなぐ 「両国橋」を 子猿が渡る
くにざかい
例の朝日歌壇に登場した、甲斐の五戸の人たちです。
今年は、山の木の実などが豊作だったこともあってか、最近はサルの出没も少なくなっているようです。
大根や芋もサルに食べられることなく、たくさん穫れたそうです。
前の県境の川は、前日の雨で、ちょっと水量が増えていましたが、いつものように澄んだ流れに、明るい水音を奏でていました。
里の晩秋・冬です。

新生・噺っ子連

有難亭真仮名さんのブログ「真仮名の落語事始」より。
新生・噺っ子連
      先月から噺っ子連有難亭は
      三遊亭圓窓師匠を迎えて
      佐原の小野川沿いで
      再始動しました!
      場所
      香取市佐原イ486
      をかしなくらしのサロンやまゆ
      木曜日の夜です。
      楽しく一生懸命お稽古する仲間大募集。
      見学自由。初心者大歓迎。

新生・噺っ子連
おめでとうございます。
稽古場所は、小江戸と言われる佐原らしい、こんな素敵な場所のようです。
「をかしなくらしのサロンやまゆ」・・・。
新生・噺っ子連
      12月20日の13時30分から同所で
      第一回やまゆ席と題して
      東京の空女さんと2人会
      撫っ子連両江戸亭
      を開催します。

頑張ってください。
このブログもアクセス累計88万件になりそうです。

2015年12月11日 (金)

出張帰り

いつもより随分遅くなってしまいました。
出張帰り
夜8時過ぎに新大阪発。
帰宅は午前様になるでしょう。
明日は、田舎に帰省する予定で、朝が早いので、帰ったらすぐに寝ないと。
いつもの窓側ではなく、通路側の席に座りました。

時計持ち込み禁止

技術の進歩は、時として困ったことも出て来るもので。
時計持ち込み禁止
京都大学は、来年2月の一般入試から、受験生が持ち込んだ時計の使用を禁止することにしたそうです。
アップルが、腕時計型端末「アップル ウォッチ」を発売したりで、インターネット接続でカンニングが起きる可能性があり、監督者が見抜くのも困難と判断したためだと言うことです。
京都大学では、数年前に、受験者が携帯電話からネット掲示板「ヤフー知恵袋」に入試問題を投稿し、答案を得るカンニング事件が起きていますので。
試験中、腕時計などをカバンにしまわせ、1000万円以上かけて試験場の教室に計約200台の電波時計を設置するそうです。
消しゴムや下敷きに書き込みをするなんて言う時代は、実にのどかでしたね。

大雨洪水注意報?

今日は大阪出張ですが、朝から雨。
駅まではあまり強い降りではなかったのですが、これから午前中が雨のピークになるそうです。
山梨県でも、未明から、峡南地域を中心に、大雨注意報・洪水注意報・雷注意が出ているようです。
通勤時間帯が大変かもしれません。
季節はずれな…。

2015年12月10日 (木)

曽谷寄席?

とても嬉しい話です。
曽谷寄席?
先日の市川市行徳公民館の落語会に続いて、曽谷公民館の館長さんからも 「曽谷寄席」の依頼を正式に承りました。
まだ先ですが、来年「曽谷寄席」を8月6日(土)午後2時〜4時で開催 したいということです。
勿論、「喜んで!」とお答えいたしました。
年が明けてから詳細を相談して行きたいと思います。
窓口さん、本当にありがとうございます。

窓口さんから

「行徳亭落語会」でお世話になった行徳公民館の館長さんから、窓口さん宛にお礼の手紙をいただいたそうです。
当日ご来場された方々へのアンケートには、たくさんの感想が寄せられ、「なにより” 生”で聴くことができてありがたい。是非再演を。」という熱烈なご希望もあったそう です。
とりあえず、皆さまに喜んでいただけたようで、本当に良かったと思います。

また、あかつき

今回の「あかつき」の金星軌道再投入チャレンジの立役者とも言える、何万通りもの軌道の計算を行ったという女性メンバーの家族の話題。
また、あかつき
チャレンジの前日の夕食は、ご主人とお子さんが作ってくれた「豆乳なべ」だったそうです。
「豆乳」と「投入」という、ベタな洒落ですが、こういう快挙の裏話として聞くと、実に微笑ましいものです。

2015年12月 9日 (水)

あかつき、暁・・・

「あかつき」、金星を回る軌道に入ったことがわかったそうです。K10010335321_1512091949_1512091950_
リベンジに成功しました。
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これが、あかつきが見た金星です。200704221648000
良かった。
腐っちゃいけない。諦めちゃいけない。
いつかきっと良いことがある・・・ということか。

「年の瀬に芝浜を聴く会」

「年の瀬に芝浜を聴く会」
鈴本演芸場12月中席の特別企画興行です。
毎日聴きに行きたいですが、恐らく1日も行けないでしょう。

今朝の明星

今朝の明けの明星と月。
今朝の明星
今日あたり、「あかつき」の金星の軌道投入チャレンジの成否がはっきりするはずです。
成功していて欲しい…。

マイナンバー

マイナンバーの通知カードについて、日本郵便によれば、31 の道と県で初回の配達が完了したとのこと。
マイナンバー
私と家内の分は、2週間ぐらい前に届きました。
実家の母の分は、現在自宅にいないので、受け取ることが出来ず、役所に戻ってしまいました。
昨日、役場の住民課から、法定代理人として、私宛に引取り手続きの依頼書類が届きました。
私は、介護保険関係で、役場に住所や続柄を登録しているので、通知してくれたようです。
それにしても、この新制度の事務手続きは大変だと思います。

娘の誕生日

今日は娘の誕生日です。
娘の誕生日
我々夫婦にとって初めての子どもだったので、あの日のことは、今でも鮮烈な記憶があります。
産声を聞いた時の、何とも言えない気持ち・・・。
親になったことの実感は湧かないけれども、ちょっと緊張した。
おかげさまで、大学を卒業して就職した会社で伴侶を見つけ、結婚して子宝に恵まれました。
仕事は辞めずに、夫婦共稼ぎで子育てをしています。
何も出来ない我が儘な娘が、一生懸命に母親をしています。
田舎の母は、そんな孫の様子を聞いて、娘の頑張りに涙を流しています。
自分も親の愛情に包まれて成長したことを実感しながら、今は我が子と格闘?しています。
人として生まれ、愛する人に出会って結ばれ、人の親になる。
これが、ささやかですが、幸せというものだと思います。
親としても、この上ない幸せです。
誕生日おめでとう。頑張れ!

2015年12月 8日 (火)

師走のイベント

上野駅中央改札前では、和洋の師走のイベントの飾りが。
師走のイベント
羽子板市とクリスマス。
師走のイベント
常磐線のダイヤが乱れていました。

お坊さんの宅配?

インターネットで葬儀の注文や僧侶の派遣を定額で受け付けるサービスがあるんですね。
アマゾンが、一周忌などの法要の際に 読経を行う僧侶の手配を3万5000円で受け付ける「お坊さん便」をアマゾンのサイト内で始めるそうです。
確かに、ニーズはあるかもしれません。
儀式を行うという面では、便利かもしれません。
ただし、心情的には……。
何でも、WEBの時代ですね。
南無阿弥陀仏、南無妙法蓮華経…。

マジすか?

先日の日曜日。
ファミレスで隣に座っていた若者2人。
マジすか?
フライドポテトを食べながら、アルバイトの話題で盛り上がっていたようでした。
別に聞きたい訳でもないし、聞いた訳ではありませんが、会話の途中で「マジっすか?」とか「マジで?」というフレーズが、しつこく聞こえて来ました。
私は、「ヤバい」と同様、このフレーズが大嫌いなんです。
最近、それなりの人もよく使っていますが、嫌悪感が拭えません。
そもそも、「マジ」とは「真面目」の略で、「真面目」「本気」「真剣」「冗談ではない」 といった意味で使われます。
それは良いのですが、元々「マジ」は江戸時代から芸人の楽屋言葉として使われた言葉です。
ですから、落語ではよく出て来ます。
幇間の台詞だったり。
従って、言葉としての違和感は、「ヤバい」とは違います。
ところが、1980年代に入り、若者を中心に広く普及し、「マジで」 「マジに」といった副詞として、また「マジ○○」 といった形容詞的にも使われるようになりました。
さらに、「本気」と書いてマジと読ませるマンガなども出て来ました。
とても、嫌な感じです。

2015年12月 7日 (月)

エンジン噴射成功!

「あかつき」を金星周回軌道に投入するためのエンジン噴射は、予定通り20分間の噴射が確認され、軌道投入に成功したとみられるということです。
 エンジン噴射成功!
最終的に結果が分かるのは、2日後だそうです。
エンジン噴射成功!
成功を確信しました。

あかつき頑張れ!

「あかつき」が、7日午前8時51分から20分間にわたり、残された小型のエンジンを使って金星を回る軌道に入ることに再挑戦しました。
あかつき頑張れ!
JAXAは、7日午前9時20分すぎ、再挑戦の状況を明らかにし「予定どおりエンジ ンの噴射を開始し、予定どおりエンジンの噴射が終了したもようだ」と発表しました。
ただ、「あかつき」が金星を回る軌道に入ることができたかどうかは、まだ明らかになっていません。

行徳亭落語会グラフィティ

新参さんが撮影してくれた写真です。
行徳落語会グラフィティ
開口一番のまなちゃんは「小噺」。
行徳落語会グラフィティ
三流亭百梅「狸の札」。
行徳落語会グラフィティ
三流亭新参「豆屋」。
行徳落語会グラフィティ
三流亭千公「薬缶」。
行徳落語会グラフィティ
三流亭窓口「替わり目」。
行徳落語会グラフィティ
三流亭乙姫「つる」。
行徳落語会グラフィティ
三流亭越児「長短」。
行徳落語会グラフィティ
三流亭流三「浜野矩随」。
行徳落語会グラフィティ
ありがとうございました。

大雪

今日は、二十四節気の「大雪」。
大雪
「小雪」と「冬至」の間。
山岳だけでなく、平野にも降雪のある時節
ということから大雪といわれたもの?
大雪
この頃になると暖かい地方でも初氷が張り、全国的に冬一色になります。
スキー場がオープンしたり、熊が冬眠に入るのもこの頃。
鰤(ぶり)など冬の魚の漁も盛んになります。
「おおゆき」ではなく「たいせつ」と読みます。
今日は大阪出張です。

暁の「あかつき」

空に残る月齢25の月と明けの明星。
暁の「あかつき」
さぁ、いよいよ「あかつき」チャレンジの日。
暁の「あかつき」
ただ成功を祈るのみ。

2015年12月 6日 (日)

ラジオ寄席

今夜はじっくり聴くことが出来ます。
  ◇お見立て         五街道雲助
この噺も、バリバリの廓噺ですが、これからやってみる余地はあるのかなぁ。
これ、バリバリの古今亭の噺ですね。
最初の頃の「三田落語会」で聴いた、古今亭志ん輔師匠の「お見立て」が良かった。

年賀状印刷

色々事情がありまして、ここのところ安直な年賀状になっています。
年賀状印刷
今年も、定型的な印刷にしました。
注文していた年賀状が届きました。

百梅さんから

百梅さんが、今日の稽古会での私の写真を送ってくれました。
百梅さん、ありがとう。
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情けない顔をしています・・・。
・・・でも、しっかり演読してるでしょ。

ランチ

稽古を終えて、メガネを誂えてから、遅いランチ。
駅前のビルの7階に、最近オープンしたばかりの様子。
ファミレスがビルの7階って、珍しい気がします。
エレベーターでしか行くことが出来ない、不思議なレイアウトのビルの中。
ランチ
店の前の、このだだっ広い空間は何でしょうか?
ランチ
何か、このスペースに増設されるのでしょうか?
分からない・・・。
ランチ
若鶏のグリルとドリンクバー(ノンシュガーコーラとコーヒー)のみの、いつもの低糖質ランチです。

メガネ

私は、近眼で乱視の金願亭乱志です。
メガネが壊れたのと、運転免許証の更新もあるので、メガネ屋さんに行きました。
どこが壊れたかと言うと、鼻を挟む部品が、差し込んである根本から折れ、取れてしまいました。
これでも、使えないことはありません。

普段用と運転用の2種類を使い分けています。
遠近両用だと使い勝手が悪いので。
普段用は買い換え、運転用はクリア出来るかのチェック。
メガネ
クリア出来なければ買い換えです。
検査の結果、運転用は、何とかクリア出来そうです。
メガネ
それにしても、メガネは安くなりましたね。
昔の、あの値段は何だったんでしょう。
今なら、10個ぐらい買えますよ。
これで安心です。

師匠に

師匠が先月24日の紀伊國屋寄席に出演された時に、楽屋に差し入れしようと思っていたのですが、仕事が終わらずに行くことが出来ませんでした。
そのつもりで用意していた田舎の菓子を持参しました。
鰍沢の松月堂というお店の「山家焼」という、煎餅です。
御歳暮代わり?
師匠は、お酒をお飲みにならないので、甘い物が良いかと思いましたので。
御歳暮代わり?
「師匠、あの鰍沢にある店の煎餅です」なんて、どうでも良いことを言いながら。

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いかにも田舎風の、食べ始めると癖になるような。
山梨県のお土産、特にお菓子のといったらまず、「信玄餅」が浮かんでくる人が多いと思いますが、これも捨てがたいと思います。
「山家焼」は、山梨県に昔からあるピーナッツ煎餅の焼き菓子。
「さんがやき」ではなく「やまがやき」と読みます。
そう言えば、以前、まど音さんに持って行ったら、とても美味しいと言って、喜んでくれました。

落語っ子連稽古会

3週連続の稽古会になりました。
落語っ子連稽古会
今日は4名が参加。
それぞれ新しい演目の読み稽古でした。
落語っ子連稽古会
 ◇鬼の涙    三流亭越児
 ◇明烏      三流亭流三
 ◇転失気    三流亭百梅
 ◇松曳き     三流亭千公
落語っ子連稽古会
今日も3時間、師匠にゆったり・みっちりと聴いていただきました。
今日は、千公さんが絶賛されましたねぇぇ。
侍の噺が合っているのか、訛りなどの指摘は全くなく、素晴らしかったです。
あとは、江戸っ子の言葉ですね。
師匠は、読み稽古とは言え、演読ですから、出来るだけ振りも入れ、感情も入れてと仰います。
「明烏」は、落語の中の落語とでも言うか、やはりマスターしなければならない噺だと思いますから、しっかりと自分のモノにしたいと思います。
持ちネタ30の中で、初めての廓噺です。
稽古の後の雑談では、「読み聞かせ」と「落語」の違いだとか、差別言葉についてが話題になりました。
本当に楽しい時間です。

富岡八幡宮参道

深川不動尊から富岡八幡宮にお参りをしました。
参道や境内では、恒例の古道具市が開かれています。
富岡八幡宮参道
もしかすると、首の抜けるお雛様や小便が出来ない股引や平清盛の尿瓶などが、並んで売られているかもしれません。
富岡八幡宮参道
私は、鎮西八郎為朝が小野小町に送った恋文が読んでみたい。
富岡八幡宮参道
着物姿のちょっと怪しげなオジサンが、骨董品を興味深げに覗いていましたが、結局小便をしたようでした。

深川不動尊

今日は、内孫の1歳の誕生日です。
深川不動尊にお参りして、何か形にしたかったので、御朱印帳を求めました。
御守やお札では、日付が入らないので。
深川不動尊
新しい御朱印帳の最初のページに書いていただきました。
深川不動尊
不動明王は、煩悩と迷いを断ち切り、厳しくも正しい道へと導く明王だそうです。
すくすくと真っ直ぐに育って欲しい。
天使の誕生日
そして、次代を引き継いで行って欲しい。

稽古会へ

稽古会場に行く前に、深川不動尊の参道を歩いていると、途中の永代寺にこんな紙が貼ってありました。
稽古会へ
師匠がよく仰る、好きか嫌いかで判断するのではなく、善悪の判断が出来ないといけないというのと同じだと思います。

落語DEデート

今日は稽古日。
支度をしながら聴きました。
  ◇明石名所     二代目三遊亭百生
珍しい噺でした。

御歳暮

御歳暮や御中元といったお付き合いが嫌いで、基本的には虚礼は遠慮して来ました。
それでも、時にお世話になったり、本当に気持ちを贈りたい方には、決まって選んでいたのが笹かまぼこです。
特に、ここ2~3年は、両親に色々ありましたので、やむなく引き継いでいる先、両親がお世話になった方にも、母に代わって私が、笹かまぼこを贈るようになりました。10090942_56170d7eb213d
ご高齢の先が多いこともあって、ビールやコーヒー、調味料や洗剤、肉やハム類よりも、どうやら好評のようです。
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美味いですから。
三陸沖に一大漁場を持つ仙台は、古くから鯛やひらめや鮭が豊富にとれました。
明治の初め、ひらめの大漁が続き、その利用と保存のため、すり身にして手の平でたたき、笹の葉の形に焼いたのが、笹かまぼこのルーツといわれています。
WEBで注文をしました。

天使の誕生日

12月6日は、松江に住んでいる孫の1歳の誕生日です。
天使の誕生日
誕生日当日は日曜日なので、土曜日に配達されるようにとバースデーカードを送りました。
長男から、カードの封筒に触れている天使の写真が添付されたメールが届きました。
孫を宛先にして投函しましたから、彼にとっては初めて自分に宛てられた手紙を受け取ったんじゃないかと思うのですが・・・。
白金も 黄金も玉も なにせむに 勝れる宝 子にしかめやも
お正月には、天使が我が家にやって来ます。
おじいちゃんは、今から首を長くして待っています。

2015年12月 5日 (土)

仙台地下鉄東西線開業

仙台地下鉄東西線が、いよいよ明日開業します。
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仙台駅から西に八木山動物公園までは、非常に馴染みのある場所ですから、是非とも乗りに行きたいものです。
仙台地下鉄東西線開業仙台地下鉄東西線開業
仙台地下鉄東西線開業
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・・・ところが、開業前日の今日、試運転中の車両が停まってしまったとか。
先日の山手線のこともあるので、ちょっと心配。

朝散歩

今日は出勤日。
日比谷公園を歩いて会社へ。
朝散歩
紅葉がとても美しくなっています。
朝散歩
赤と黄色のコントラストが素晴らしい。

預金引き出し

確かに、色々な方法が考えられますね。

スーパーな どのレジでもキャッシュ カードで口座から預金を引き出せるよう規制が緩和されるそうです。
某メガバンクなどが2017年にもサービ スを始める・・・。
ATMがない店のレ ジや、宅配業者が持つ端末でも現金を引き出せるようにして、利便性を高める狙い。
便利になる分、リスクも高まりますから、気をつけないと。
一方で、さらにキャッシュレス化されるのでしょう。
私も、財布にはあまり現金を入れません。
入れる現金もないからですが、ほとんど鉄道系のチャージ式の電子マネーか、クレジットカード系のクレジット式の電子マネーのいずれかで、ほとんど用を足すことが出来ますから。

あしたひろし師匠の訃報

漫才コンビのあした順子・ひろしのあしたひろし師匠が、11月3日に亡くなっていたそうです。Asitajunkohirosi01_2
享年93歳。
1960年に弟子の順子師匠と「あした順子・ひろし」を結成。
暫く高座から遠ざかっていました。
爆笑のコンビでした。
寄席で何度も聴きました。
いつも同じネタでした。
厚化粧で呼吸が出来なくて倒れた?
♪男は貴方ひろし 女は君さ順子♪・なんていう歌。
二人の掛け合いと踊り、何ともいえない、胡散臭そうな腰つき。
やはり、昭和の芸なんでしょう。

2015年12月 4日 (金)

4時間2分

そんなにこだわることなのかなぁ。
4時間2分
来年3月に北海道新幹線が開業するのに伴い、東京―新函館北斗間を結ぶ最速列車の所要時間が4時間2分と発表され、4時間を切れなかったそうです。
        4時間2分
飛行機との競合から、沿線自治体や与党などからは、4時間切りを求める声が出ていたそうですが、安全性を最優先し確実な定時運行を目指すため、開業から当面の間は一定の余裕を持たせることにしたということです。
しかし、物凄い速さです。
学生時代、上野と仙台の間で最速だった「L特急ひばり」は、4時間20分かかりました。

ワーキングプア?

かつて9割超の子供にあった虫歯が激減しているそうです。
ワーキングプア?

この20年余で1人当たりの本数は4分の1になったそうで、まことに結構なことです。
就寝前の歯磨き習慣や、フッ素を使ったうがいなどの予防策の浸透が背景にあるのでしょう。
一方、歯科医は増加の一途。
歯科医不足が叫ばれ、国の方針で大学の歯学部を増やした結果、60年代に3万人台だった歯科医は現在10万人余。
歯科診療所も13年には約6万8 000カ所に達し、コンビニエンスストアの店舗数を超える。過当競争で、年間約1400の診療所が廃業すると言う…。
歯医者さんの環境は厳しいようです。
高額所得の職業として、憧れの仕事のひとつでしたが。
ところで、私がお世話になっている歯医者さんは、はっきり物を言う人です。
大丈夫かな、と心配になります。
だって、“歯に衣着せぬ”気性ですから…。

仕事がなくなる?

10〜20年後に、国内労働人口の49%に当たる職業について、人工知能やロボットで代替される可能性が高いという推計が発表されたそうで。
仕事がなくなる?
601種類の職業について定量分析データを使って分析した結果だそうです。
人工知能やロボットで代替される可能性が高いのは製造や販売などの現場作業が多く、可能性が低いのはクリエイターや研究者、医者や保育士など。
必ずしも特別な知識・スキルが求められない職業や、データの分析や秩序的・体系的操作が求められる職業は代替可能性が高い傾向にある一方、抽象的な概念の知識や他者の理解、交渉などが必要な職業は代替が難しい傾向にあるという。
あくまで技術的な代替可能性について推計したものであり、実際に代替されるかどうかは、労働需給を含めた社会環境要因の影響も大きいが、今回の試算にそれらは含めていないそうです。
…噺家さんなんて言うのは、代替は難しいでしょうね。
ただし、そもそも必要か否かと言う議論はあるかもしれませんが。
世の中は、科学の時代ですね。
アトムも夢ではなくなった?

2015年12月 3日 (木)

「はやぶさ」より「あかつき」

偶然同じようなタイミングになった、壮大な宇宙の話題。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星「リュウグウ」に2018年夏の到着をめざす探査機「はやぶさ2」が、地球に近づいて加速する「スイングバイ」を実施したと発表しました。5d68ef01487d4f2e311c5cbd89bb1a8d__2
スイングバイを終えたはやぶさ2は、リュウグウへ向かう予定の軌道に入ったとみられるということです。
今夜は天気が悪く、望遠鏡では見ることは出来なかったようです。
一方、個人的に、はやぶさよりも気になるのが「あかつき」です。
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2010年12月に、主エンジン破損と考えられるトラブルによって軌道投入が果たせなかった金星探査機「あかつき」が、金星との再会合を迎え、再び周回軌道投入に挑みます。
「あかつき」は、金星周回軌道の投入に失敗した後、原因・対策調査と投入の再計画、5年に渡る長い運用を経て、今月7日に軌道投入を再実施するそうです。
現在、探査機の状態は健全。
軌道投入が成功したかどうかは、投入後数日かけて確認が行われる予定とのこと。
頑張れ!あかつき!
成功したあかつきは、これが本当の「金星(きんぼし)」でしょう。

さもしい・・・

実にさもしい話。
【さもしい】( 形 )
「様悪し(さまあし)」が「さまわし」「さまうし」「さもし」へと転じた語
①心がいやしい。あさましい。
②みすぼらしい。見苦しい。

滋賀県の某町長や議長が上限を超えてプレミアム商品券を購入していたことが問題になっているそうです。
今まで、黙秘を続けてきた議長が、何と30冊も購入していたことを明らかに。
この町では1冊1万円で1万3000円分の買い物ができるプレミアム商品券について、町民には「1人2冊まで」としておきながら、町長らが上限を超えて購入していたという。
特に議長はこれまで、口をかたく閉ざしてきました。
「私はね、黙秘なんですよ」
「当初、家族の5人分で10冊購入、完売に協力したい思いから、さらに20冊購入しました。今となっては買わない方がよかったと後悔している」
(なぜ今まで黙秘?) 「言いたくなかったからです」
良識あるべき大人の言葉ではありません。
議長は反省しているとする一方で、辞職する考えはないそうですから・・・・。
3000円のプレミアムが30冊ですから、合計90,000円。
30万円で買って、39万円の買い物が出来る。
何を考えているのでしょうか?
欲だけで、何も考えていないのでしょう。
こういう人たちを選んだ人たちも、恥ずかしいでしょう。
そもそも、公職にある立場の者が、そのコミュニティの中では触れてはいけない、ご法度だと思います。
ここはひとつ、大岡越前守にご出馬いただいて、厳しいお裁きをお願いしたいものです。
・・・そうですねぇ、欲の皮の突っ張った輩には、何冊でも購入を許可しましょう。
ただし、この商品券が使えるのは、50年後からにするとか。
勿論、購入資金は一切返却しません。

大気汚染

寒くなって、空気が乾燥して、嫌な季節になりました。
大気汚染
何となく気になるのは、北京の大気汚染です。
今冬最悪の状態とだと言う…。
中国では、北部を中心に大気汚染が深刻化。北京市内は、濃いスモッ グに覆われて薄暗く、視界がぼやけて100 メートル先が見通せないほどだったりで、高速道路が各地で通行止めとなり、多くの学校で屋外活動が中止されるなどしているそうです。
かつての日本でも、公害問題が激しい頃がありましたが、こんなに酷くはなかったと思います。
風に乗って、不純物などが舞って来ないか、とても心配です。

出鼻を…

出鼻を…

鳴り物入りの山手線の新型車両「E235 系」が、デビュー当日にトラブルが相次ぎ、途中で運転を中止。
JR東日本は今回はじめて導入された「INTEROS」と呼ばれる次世代の情報管理システムに不具合があったようだと発表しました。
難しいことは分かりませんが、顔見せ(披露)の高座でしくじったと言うことですね。
こりゃ大変だ!
何と言っても山手線ですからね。
「もう一度、勉強し直して参ります」ですか…。
そう言って高座を降りた黒門町の師匠は、二度と高座に戻ることはありませんでしたが…。

流行語大賞

今年流行した言葉を決める「新語・流行語大賞」が発表され、「トリプルスリー」と「爆買い」が年間大賞に選ばれたそうです。
トップテンと言うのも発表されました。
  ・アベ政治を許さない
  ・安心して下さい、穿いてますよ。
  ・一億総活躍社会
  ・エンブレム
  ・五郎丸(ポーズ)
  ・SEALDs
  ・トリプルスリー
  ・ドローン
  ・爆買い
  ・まいにち、修造!

う~ん…、どれも実にインパクトがない。
こんなんじゃ、「駄目よ、駄目、駄目ぇ!」・・・・。

2015年12月 2日 (水)

某公民館長さんから

落語っ子連の窓口さんのご紹介で、某公民館の館長さんから落語会の相談を正式に承りました。
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来年の8月の土曜日に2時間程度、旬の演目での落語会をと。
すぐに、お礼のメールを返信しました。

深沢亭深女さんから

いやはや、千客万来で嬉しい悲鳴です。
深沢亭深女さんから
これまた師匠がご指導されている、「聞かせっ子連・深沢亭」の深沢亭深女さんから、ご丁寧なメールを頂戴しました。
深沢亭のホームページを立ち上げました!
    http://fukasawatei.lovepop.jp/
まだまだ中途半端なのですが、お稽古記録から、少しずつ掲
載 しています。
「深沢亭について」のメンバー紹介で、深沢亭ジュンジュちゃんのところに、私の名前が登場しているということで・・・。
 ジュンジュ:小6女子。小4の時に入連。
       最初の発表会で寿限無を2人でリレー発表。
       前半を受け持ったことからジュンジュと命名。
       交流稽古で三流亭流三さんの[牡丹燈籠]を聴いて
       感銘を受け「いつかやりたい」と発言。

・・・嬉しいですね。
老若男女、同じ趣味を持つご縁を大切にしたいと思います。
このブログにもリンクしました。

2015年12月 1日 (火)

東京かわら版

慌し感満載。
Entry_cover1512thumb914x17502325_3今年も押し迫ってまいりました・・という。
喬太郎さんのサンタクロース姿が表紙。

千公さんから

今度は、千公さんからもメールが来ました。
千公さんから
今日は小学校のクラブ活動で落語の授業をして、子どもたちに「十徳」をやらせて、放課後先生方の要望で「やかん」をやったそうです。
千公さん、趣味と実益をしっかり取っていますね。
それにしても、千公さん、どんな授業をするのでしょうか?

窓口さんから

落語っ子連の窓口さんから、メールと電話がありました。
窓口さんから
やはり窓口さんのお知り合いの市川市の某公民館長さんから、来年の8月に、怪談噺の出来る人の独演を依頼されたと言うことで。
窓口さん、即座に私の顔を思い浮かべてくれたそうです。
早速、先日の行徳亭落語会の影響でしょうか。
いずれにしても、大変ありがたい話だと思います。
落語っ子連の活動にもプラスになると思われますので、前向きに、喜んで、詳細を相談したいと思います。
それにしても、怪談のリクエストとは、嬉しい悲鳴です。

乙姫さんから

落語っ子連の三流亭乙姫さんが、テレビの深夜番組に少しだけ映っているそうです。
乙姫さんから
テレビ東京「チマタの噺」。

今日から師走

今日から師走。
今日から師走
早朝のオフィス街の空に残るのは、臥待月(ふしまちづき)。どうも体調が良くないのは、メンタルから来るのでしょうか…?

山手線新型車両

山手線に新型車両がデビューしたそうです。
山手線新型車両
とりあえず、1編成だけだそうですから、乗りたかったら、最長1時間待てば…。
♪まぁるい緑の山手線、真ん中通るは中央線・・・♪

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