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2015年11月 1日 (日)

噺家さん考察

book日曜日の暇にまかせて、「東西寄席演芸家名鑑」を眺めて。
Touzaimeikancoverthumb1453x27562313先日、橘家圓蔵師匠がお亡くなりになって、昭和の落語協会のご長老が、また一人欠けてしまいました。
この名鑑は、噺家さんの掲載順は、現在の香盤の順番です。
我が師匠は、今や5番目。
文字通り、落語界の重鎮・大看板。
そんな師匠に、親しく稽古をつけていただいていることが、どんなにすごいことか、こういう類のものを見る度に実感します。
落語協会以外の団体も含めて、現在落語家さんは800名近くいらっしゃるそうです。
落語協会でも、最近寄席に行くことが少なくなったので、知らない若手も増えましたが、他の協会では、ベテランでも、聴いたことのない噺家さんが多くなりました。
ちょっと、こんな表を作ってみました。
     名前(年齢)       入門   真打
   1.三遊亭圓歌(83)    45/9   58/4
   2.鈴々舎馬風(76)    56/12  
73/3
   3.三遊亭金馬(86)    41/7   58/3
   4.柳家小三治(75)    59/3   69/9
  
5.三遊亭圓窓(75)    59/3   69/3
   6.林家こん平(72)      58/3    72/9
   7.桂文楽(77)         57/4      
73/3
   8.林家木久扇(78)       60/8      72/9
   9.橘家圓平(84)       55/4   
73/3
  10.川柳川柳(84)       55/7      74/3
  11.柳家小のぶ        56/5      
73/3
  12.三升家小勝(76)      57/4       73/3
  13.春風亭栄枝(77)      57/10     73/3
  14.柳家さん吉(77)      57/4       73/3
  15.柳亭左楽(79)        57/5      73/9
  16.三遊亭歌笑(76)     58/4      73/9
  17.柳家小はん(74)     60/1      73/9
  18.金原亭伯楽(76)     61/4      73/9
  19.柳家小満ん(73)     61/5      75/9
  20古今亭志ん駒(78)   63/7     76/3

1973年は、大量真打で問題になった年です。
圓生師匠が1978年に落語協会を脱退する一因にもなりました。
私が落研に入部した時、まだ正否が議論されていたのを思い出します。
その時の師匠方の多くが、今や香盤の高い位置になっています。
・・・というより、その前(1955年以前)に入門した噺家さんも少なかったということでもあるのでしょう。
真打問題は、常に議論される問題ではありますが、間違いなく言えることは、技量は前提ではありますが、常に相応の昇進をさせる必要性も感じます。
尤も、これは一般企業でも同様だと思いますが。
団塊世代の通り過ぎた後の影響や、様々な旧制度の最後だった我々世代は、本当に間が良くない、めぐりあわせが悪い世代だと思います。

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