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2015年11月

2015年11月30日 (月)

朝日歌壇

妹が、11月半ばの朝日新聞の朝日歌壇を見せてくれました。
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甲斐は五戸 駿河は二戸の 字つなぐ 「両国橋」を 子猿が渡る
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静岡に住んでいらっしゃる方が、吟行で訪れたのか、あるいは道を間違えたのか、山の中の県境の集落に迷い込んでしまったのでしょう。
小さな川に架かっている橋の名前を見て驚く。
何と「両国橋」
という・・・。
確かに、甲斐と駿河の境目に架かっている。
橋の上から辺りを見回すと、山梨県側には5軒、静岡県側には2軒の民家が建っている。
暫く橋の上に佇んでいると、裏山の方から、野生の猿の親子が下りて来て、橋を渡って行く・・・。
こんな景色を見て、詠んだのでしょう。
妹が上司に、「この和歌に詠まれた場所は、貴女のご実家の近くじゃないの?」と尋ねられたそうですが、「実家のことです」とは言えなかったと・・・。
この子猿が渡った「両国橋」の袂に、我が生家があります。
昔から、小川の両岸にあった集落は、県は跨いでいても、お互いに協力しながら生活を営んで来た。
多い時には、20軒以上ありました。
行政、電力会社、市外局番、郵便番号も違っていましたが、同じ集落のように農林業も協力し。
小中学校は山梨側へ、県立高校には互いに越境入学して。
現に、私も越境して、静岡県立高校に通いました。
・・・そして今は、我が家も留守になってしまいましたので、常住しているのは、両方で3軒だけになってしまいました。
くにざかい
いずれなくなってしまうのでしょう・・・。

色鉛筆が…?

最近は使わなくなりましたが、こどもの頃によく使った色鉛筆には夢がありました。
そんな色鉛筆を製造している三菱鉛筆が硬筆色鉛筆の赤以外の生産を終了すると発表したそうです。
終了の理由について「販売数が製造単位に満たない状況が続いてきたため」としているそうですが・・・そうでしょう。
コンピューター化したこと、紙ベースでも様々な筆記具が出て来て鉛筆は・・・。
ところが、アニメ業界では愛用者が多く、対応に乗り出しているそうです。
なるほど、そういうこともありますね。
かつてのレコード針みたいなものでしょうか?
いや、落語もそうなるかもしれない?

霜月の落語徘徊

今年は、色々収穫のある秋になりました。14462573214231
我が落語徘徊は、真面目に、ちょっと緩く「演る」「聴く」「読み書きする」を究めようとするもの。
9月から11月までの高座は、本当に充実していました。
 ○ 9月13日   もののけ落語の会「猫怪談」
 ○ 9月19日   学士会落語会記念例会「一人酒盛」
 ○ 9月27日   千早亭落語会「五百羅漢」
 ○10月12日   深川三流亭「怪談牡丹燈籠」
 ○11月14日   お江戸あおば亭「猫怪談」
 ○11月27日   同期会「猫怪談」
 ○11月28日   行徳亭落語会「浜野矩随」_dsc8228

・・・疲れました。
初めて、特別な高座が多く、緊張の続く高座でした。
そうそう、怪談を演るのに合わせて、思い切って黒紋付の着物を誂えたのも、大きな出来事かな。
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落語会も久しぶりに行きました。
 ○11月 3日   大手町落語会
 ○11月13日   東京落語会
 ○11月15日   鰍沢 ~零・壱・弐14465222294131
11月19日の学士会落語会の例会では、創立10周年記念誌「竹犬之友」が配布されましたが、会員落語会出席者として、寄稿させていただきました。14480785270451
このブログも、順調にアクセス数が増えており、累計87万件を突破しました。L_8cfa511fd7de9bd5d91c56eb6222d3e73
高座は、当面3月までは、今のところありませんから、「聴く」・「読み書く」に注力しようと思います。

2015年11月29日 (日)

ラジオ寄席

田舎から戻って、夕食を食べて、もうぐったり。
 ◇熊の皮        桂宮治
 ◇蝦蟇の油       春風亭一之輔
前半だけ聴いて・・・どうも、あまり入り込めないなぁ。
普通にやれば良いのに・・・。
ただ、大きな声や、大袈裟に台詞を言えば良いとは思えないなぁ。
こういう芸風が、若い人には受けるのかなぁ。

三流亭流三

ありがたいことに、時間を気にせず演らせていただきました。
今日は行徳亭落語会
昨日の同期会で「猫怪談」を30分。
正直なところ、クタクタでした。
稽古も、先週の稽古で演って以来。
写真は、10月の深川三流亭のものです。
三流亭流三
ポイントは、落ち着いて場面場面で的確な台詞回しをすること。
おかげさまで、40分以上の長講ではあるものの、言葉に詰まることはありませんから、言葉に魂を入れること。
それにしても、前日が、レストランのテーブルの上だったこともあり、高座の素晴らしいこと。
「浜野矩随」という噺とは、40年来のお付き合いですが、今回ぐらい、ゆったり楽しく出来るのは初めてだったかもしれません。
途中、無情にも3~4回鳴った携帯電話の音にも、決してめげたり動じたりすることもなく。
客席で、ハンカチが動いて、すすり泣きしているのも感じながら。
行徳亭落語会は、何とかお開きになりました。
ご来場された皆さまに、次回も呼んでもらって、裏を返すことが出来たら幸せだと思います。
ありがとうぉぉございましたぁぁ!

三流亭越児さん

写真がないので、稽古の写真でお許しいただいて。
「長短」は、コンパクトな噺ですが、間の取り方の難しい噺だと思います。
しかし、名人寝蔵(越児)にかかれば、それこそ朝飯前で。
熱演の稽古の
私は、次の出番に備えて、舞台下手の袖から、じっくり聴かせていただきました。
至芸に客席から感嘆の溜息が聞こえて来そうです。
実は、私もやりたい噺ですが、暫くやれそうにありません。
熱演の稽古の
私は、前日の金曜日に同期会で一席伺いましたが、越児さんは翌日新潟で高座があるそうで、「長短」をお演りになる予定だと。
袖で「長短」を聴きながら、次の出番に備えています。
会場は、笑いの渦です。

三流亭乙姫さん

仲入りにも、お帰りになる方は予想外に少なく。
食いつきは、乙姫さんの「つる」。
仲入りの後は、出囃子は百梅さんにバトンタッチし、私は楽屋で着替えを始めました。
従って、乙姫さんの写真を撮ることと、噺を聴くことが出来ませんでした。
嬉しい…
乙姫さん宛に、ファンの方から綺麗な生花が届けられました。
何と、百梅さんの会社の後輩からだそうで。
ただし、百梅さんには何もなし。
嬉しい…
せっかくだからということで、高座のめくりの前に飾らせていただき、乙姫さんから直接説明してもらいました。
乙姫さんは、大学の落研出身で、本気でプロを目指していて、入門したい意中の師匠がいるそうです。
夢があっていいなぁ。
・・・羨ましく思います。

三流亭窓口さん

仲入り前は、この落語会の主役の窓口さん。
まなちゃんにいざなわれて、高座に上がります。
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ご本人の十八番の「替わり目」です。
客席には、窓口ファンが大勢。
「待ってましたッ!」の声もかかります。
三流亭窓口さん
ここまで来て、袖で出囃子を流しながら、「この落語会は大成功だ」と確信しました。
これは、我々だけではなく、会場とお客さまとが醸し出す空間が素敵だからです。
客席の反応で、どんどん乗って行きます。
三流亭窓口さん
窓口さん、ドカン、ドッカンと大受けでした。
ある意味で、故郷に錦を飾ったという風情。
台詞を喋るのではなくて、会話をする。
この感覚が大切だと思います。
CDを、仲入りの太鼓にセットして掛け声の準備をして、「熱燗の替わり目」を待ちました。
お仲ぁ入りぃぃぃ・・・・。

三流亭千公さん

千公さんも熱演です。
三流亭千公さん
講釈部分がやりたくて選んだ「薬缶」。
元々、学校の先生という職業柄、声が通りますから、これまた客席大笑い。
「岩にシィーをするからイワシだ」・「潮を吹くのがいつでも九時だ(クジラ)」・「ちゃわんと置いてあるから茶碗だ」なんて・・・・。
三流亭千公さん
「矢が当たってカーン、矢カ・ン、や・かん、薬缶になった」と言ったところで、突然お辞儀をしたのに驚かされました。
そこで落とすと聞いていなかったので、慌てて次の出囃子のスイッチをONにしました。
学校の先生らしく、色々なところに気がついて、頼もしい千公さん。

三流亭新参さん

新参さんも楽しそうでした。
三流亭新参さん
落語っ子連で、一番最初にやった演目かな?
売り声のマクラでは、会場が大きく沸きました。
客席の多くは、ご高齢の方が多いので、ぴったり。
三流亭新参さん
写真をご覧いただいて、高座(舞台)と客席との絶妙な距離感がお分かりいただけると思います。
最近、師匠からも褒められることが多くなり、軽妙な芸もさらにシフトアップされていますので、聴いていて楽しい。

三流亭百梅さん

出囃子のCDを操作するために、舞台上手の袖にいて、横から仲入りまでの高座の写真を撮りました。
まなちゃんが小噺で大受けした後は、百梅さんの「狸の札」。
三流亭百梅さん
客席は、ご覧のとおり、ほぼ満席となりました。
お客さまが大勢入っていただいただけでなく、会場の広さも音響も良好で、落語には最高のホールです。
百梅さんの元気な声が響き渡っています。
1ヶ月前の再演でもあり、自信が溢れています。
百梅ファンが10人ぐらい来てくれているそうです。
百梅さんにとって、いつもの会場以外での経験も貴重でしょう。
お客さまの反応も上々です。

ランチ

ランチ
富士山を眺めながら、妹と2人でランチ。
母も大分落ち着いて来て、一安心です。
ちょうど正午なので、混雑しないうちにと、今回も先月入った、東名富士IC近くの店に。
今日は、煮込みカツ定食。
田舎臭さが売りと思われる店。

今日の富士山

久しぶりに富士山を見る気がします。
しかも、雪を戴いた姿は。
今日の富士山
午前中は晴れていて、南麓から見る富嶽は、雲を羽衣のように。
今日の富士山
午後からは雲が出て来て見えづらくなりました。
今日の富士山
帰りの東名高速は、静岡県内は渋滞もなく順調でした。

落語DEデート

昨日の疲れを引きずりながら、お尻と太腿に筋肉痛を感じて、やっと起床。
今日は、帰省の予定です。
 ◇囃子長屋   五代目古今亭今輔
珍しい噺です。
今輔節が炸裂。
学生時代、よくラジオで晩年の師匠を聴きました。

まなちゃん

千公さんのお知り合いで、南房総のまなちゃん。
お母さんと二人で、落語っ子連の落語会に来てくれました。
今回は、いつもの高座返しだけでなく、初めて小噺を披露してくれることになっていました。

本人は、照れ屋さんだと言っていますが、地元では、「初天神」がお得意だそうです。
今日は、小噺一題だそうです。
まなちゃん
初めて来てくれた時は、小学校2年生ぐらいで、本当に幼い感じでしたが、今は10歳になり、見る度に大きくなって、驚きです。
まなちゃん
会場設営の時にリハーサルを聴いてびっくり。
声もしっかりしているし、表情もこの通りの愛くるしさ。
まなちゃん
本番でも、プログラムにはなかったし、めくりも「開口一番」で出てもらいましたので、お客さまもサプライズ。
オチを言って、お辞儀をした瞬間、笑いと大きな拍手。
これだけでも、今日の落語会は大成功!という感じ。まなちゃん
その後は、高座返しで大活躍です。
座布団が大きくて重かったり、めくりが高くて背伸びしながらだったりでしたが。まなちゃん
次回は、師匠に稽古をつけていただいて、「深川三流亭」の高座に上がってもらいたいと思います。
まなちゃん、ありがとう!

2015年11月28日 (土)

行徳亭落語会

定刻の午後2時に開演しました。
今日は行徳亭落語会
まずは、行徳公民館の館長さんからのご挨拶。
続いて、今回の落語会のキューピッドの窓口さんからのご挨拶。
行徳亭落語会
プログラムにはありませんが、今回も南房総から来てくれたまなちゃんの「開口一番」。
実に堂々としたものです。
会場からの温かい拍手。
短い小噺でしたが、グッと客席を掴んでくれました。
行徳亭落語会
  ◇小噺(開口一番)     まなちゃん
  ◇狸の札           三流亭百梅
  ◇豆屋            三流亭新参
  ◇薬缶            三流亭千公
  ◇替わり目         三流亭窓口
まなちゃんには、高座返しをお願いしました。
行徳亭落語会
お客さまの入りも上々です。
行徳亭落語会
そして仲入り前は、窓口さん。
「待ってました!」の声も飛び交いました。
15分ぐらいの休憩の後、後半が始まります。
ちょうど午後3時30分.
   ◇つる       三流亭乙姫
   ◇長短       三流亭越児
   ◇浜野矩随    三流亭流三

とにかく楽しい、貴重な雰囲気で素晴らしかった。
ご来場いただき、最後までお聴きくださった皆さまに感謝です。

会場で

館長さんはじめ、スタッフの皆さまの温かいご対応をいただき、会場設営が進みます。
会場で
立派な控え室で、全員で打ち合わせ。
南房総から、まなちゃんも来てくれました。
高座返しをお願いしたので、その予行演習も入念に。
会場で
開場後は、次から次へとお客さまが入場されて来ます。

行徳亭落語会の楽屋で

全員が勢揃い。
楽屋にて
控え室(楽屋)で、会の進行の打ち合わせ。
会場設営の必要がないので、何となく余裕があります。
また、全員の演目が、既に高座にかけたことがあるものですから、緊張の中にもゆったりした気分でいるようです。
越児さんが持って来てくださった、笹団子に舌鼓を打ちながら。
盛会になりますように。

行徳公民館へ

駅前にはこんな像が迎えていてくれます。
行徳公民館へ
駅から歩いてすぐにところに、市川市役所行徳支所と行徳図書館と並んで行徳公民館がありました。
行徳公民館へ
今日は今週前半とは違って物凄く良い天気です。
行徳公民館へ
立派な建物が並んでいます。
行徳公民館へ
さぁ、いよいよ本番です。

ランチ

行徳だから、などと言うグルメは知りませんから、いつものパターンでミックスグリル。
ランチ
昨日の疲れは、しっかり残っています。
足と腰が痛だるい…。
「浜野矩隨」の稽古は、先週の日曜日に師匠に聴いていただいたっきり。
実は、昨日の同期会は、やる前は随分緊張していましたが、今日は良い意味でリラックスしていて、会の前にこんなに楽しい気分でいられるのは初めてです。

行徳へ

初めて行徳駅で降りました。
行徳へ
改札口を出て、少し時間があるので、食事をしようかと思っていると、声をかけられました。
百梅さんでした。
彼も、いつも早いですね。
彼は、行徳の街を散策してから会場に行くということだったので、一旦お別れ。
私は駅前のファミレスに入りました。
なかなか都会ですね。

今日は行徳亭落語会

窓口さんの地元、窓口さんの“顔”で実現した「行徳亭落語会」は、本日開催です。
今日は行徳亭落語会
今日は行徳亭落語会
行徳公民館で午後2時開演です。

面白いの?

行徳亭落語会に向かう電車内。
面白い?
夫婦と思しき2人。
隣り合わせて座りながら、黙々とスマホゲームに興じている様子。
時々横目使いに覗き込んでいるようですが、会話は一切なし。
よくある、ブロックみたいなのを崩すやつです。
楽しいの?
一人ぼっちでお出かけのオジサンのやっかみ…。

親富孝?

・・・どうでもよい話ですが、平和な議論です。
かつて、やんちゃな若者たちでにぎわった福岡の天神の北側にある繁華街は「親不孝通り」と呼ばれていた。
2000年に街の健全化を目指して「親富孝通り」と変更した愛称について、地元商店主などが再び「親不孝通り」に戻そうと検討している。

まぁ、「親不孝」は「親不孝」でいいと思います。
しかし、落語では「擂り鉢」を「当たり鉢」、酒肴の「スルメ」を「アタリメ」というのと同じだと考えれば、「親富孝」もありか・・・。
そもそも、予備校などが多い通りだったので、呼ばれるようになったということです。
この命名は、名古屋駅前にもあった気がします。
昔は侍と同様、大学浪人というのはネガティブなイメージで、特に地方では、現役・国立至上主義で、高校の進路課の先生から、随分言われました。
しかし、その後「一浪」を「ひとなみ」と読むなんて言われて、市民権を得て来ました。
最近は、親も貧乏な世代になって来たのと、国立大学の授業料も高くなって、地方出身者は、浪人は厳しいのかな・・・。
授業料と言えば、我々の頃、私立大学は年間30万円程度だったそうです。
一方、国立大学は何と3万6千円でした。
国立大学に合格するのは、確かに親孝行だったかもしれません。

2015年11月27日 (金)

同期会

かつて同じ会社で働いた同期の会。
幹事がいろいろ企画してくれて、ずっと続いています。
同期で入社したのが約150名。
東京と大阪で別々に開かれたり、合同で催されたこともあります。
今日は東京での開催で、40名ぐらいだったか。
新橋駅前の店を借り切って・・・。
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同期の前では初めて、落語を聴いてもらいました。
幹事の配慮で、乾杯の直後から30分も時間をもらえました。
生で落語を聴いたことのない人も3分の1ぐらいいるようです。
高座も、不安定なテーブルを3脚並べた上に、そのまま座布団代わりにこのソファーのクッションを置いて・・・。
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条件としては厳しいですが、贅沢は言えません。
演目は迷いましたが、最近やったばかりということもあって、「猫怪談」を選びました。
アラフォーならぬ「アラカン」の人たちですから、仕事のリタイアや親の介護、子どもの就職や結婚、孫のことなど、色々悩ましいお年頃ですから、ちょうどよかったかもしれません。
「本卦還り(還暦)を過ぎて死んだらおめでたいと言っても良い」というフレーズは、インパクトがあったようです。
与太郎と(育ての)父親の親子関係、介護にも触れてるのと、ちょっと人情噺かかったところもフィットしたかもしれません。
予想以上に、噺に聴き入ってもらえた気がします。P016618877_238
思い切ってやらせてもらって良かったと思います。
企画してくれた幹事に感謝したいと思います。
拙い芸を温かく聴いてくれた同期にも感謝です。

ランチ

ランチ
ランチ


昨日は、時間がなくて、2時過ぎに訪問した某大学の中のコンビニで買ったサンドイッチとコーヒーを学生食堂で食べました。
今日も遅くなってしまい、おやつの時間になりましたが、定食屋さんでカツ煮定食を食べました。
夕方は、同期会で落語をやりますので、あまり食べている時間もないでしょう。
ご飯少なめの半分は残しました。

紀伊國屋寄席

昨夜帰宅してから、暮れの30日の「紀伊國屋寄席」のチケットを予約しました。
紀伊國屋寄席
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WEBでのチケット購入が出来るようになったので、入手しやすくなりました。
とにかく、柳家さん喬師匠の「浜野矩隨」が聴きたい。
他の師匠の演目が、比較的軽いので、長講・重厚な「浜野矩隨」が聴けることでしょう。
しかも、今年最後の締めですから。
楽しみです。

世代交代

世代交代
世代交代
今朝、出かけに家内が、「今日、冷蔵庫が届くから」と。
あぁ、そうでした。
我が家の冷蔵庫くんも、寄る年波には勝てず、調子が悪くなっていたので、買い換えることにしていたんです。
それにしても、長い間頑張ってくれました。
買った当時から剥がさずにしてあったシールは、「1996年新製品」と表示されています。
メーカーは、今は亡き「SANYO」でした。
日本の家電は優秀ですね。
約20年に渡って、我が家の食卓を賑やかにしてくれました。
一方で、この間の技術革新もめざましいと思いますから、新しいのは、例えば随分省エネになっているでしょう。
やはり、畳と冷蔵庫と女房は、新し…、いや女房は古い方が良いということでしょう。
「芝浜」の魚勝さんも、同じようなことを言っていましたっけ。

2015年11月26日 (木)

明後日は行徳亭落語会

いよいよ明後日は「行徳亭落語会」。
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第二次の落語っ子連が初めて外部で行う落語会です。
メンバー全員、力が入っています。
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「浜野矩随」をやらせていただきます。

明日の同期会

まだ演目は決まっていませんが、その時の雰囲気で行こう。
明日の同期会
ぶっつけ本番で。
着物は、会場が明るくないので、こんな雰囲気で。
手拭いは…、今夜帰ってから考えましょう。

それでもオトナですか?

仰るとおり!
それでもオトナですか?
電車や地下鉄で見かける、乗車マナー向上を呼びかけるポスター。
思い浮かぶのは、床に座り込んでいたり、ヘッドホンから音漏れしていたり、学生が迷惑行為をしているものがほとんどです。
そんななか、11月中旬から掲示が始まった札幌市営地下鉄のポスターが話題になっています。
「オトナなのにマナーも守れないの?」「それでもオトナですか?」といったフレーズで、割り込みや駆け込み乗車をする大人を、学生目線で戒める内容です。

それでもオトナですか?
いますよね。
こういうバカオトナが。
若いからとか、何だとかではなくて、マナーの分からない人が多いです。
それでも、「失礼」とか「申し訳ありません」とか「ありがとう」の一言があれば、お互いに救われると思うのですが。
他人に弱みを見せたらいけない、という考え方が、誤って使われている気がします。
それでもオトナですか?
それでも人間ですか?

神戸ぇ〜

同僚と神戸の某大学へ。
神戸ぇ〜
広いキャンパス、重厚な建物、美しい景色。
神戸ぇ〜
見事です。
神戸ぇ〜
我が母校は…。
比べまい。

紀伊國屋寄席

すっかり忘れていました。
毎年の落語の聴き納めにしている紀伊國屋寄席。

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今年は何と柳家さん喬師匠の「浜野矩隨」がトリです!
早速チケットを買おうと思います。

冷たい雨

昨日からの寒さと雨が続いています。
冷たい雨
大阪出張、いつもより1時間早い便。
しかも博多行き。
いつもと雰囲気が違います。
隣には怪しげな?外国人男性が座っています。
今日は、午前中は大阪のオフィス、午後は神戸に行く予定で、帰りは遅くなるかもしれません。
明日は、社会人同期の集まりで落語をやることになっていますが、まだ演目を決めかねています。
乾杯の後に20〜30分の時間をもらっています。
場所柄、じっくり聴いてはもらえないだろうから、受けを狙わず、人情噺でもやろうかと、本気で考えています。
「浜野矩隨」「五百羅漢」「猫怪談」か「一人酒盛」、それとも思い切って「子ほめ」でも。
みんな、オチャラケを期待しているんだろうなぁぁぁ…。

蛍光灯が消える?

蛍光灯や白熱灯が消えたら暗くなる…?
  蛍光灯が消える?
政府は、エネルギーを多く消費する白熱灯と蛍光灯について、国内での製造と国外からの輸入を、2020年度をめどに実質的に禁止する方針を固めたということ。
省エネ性能が高い発光ダイオード(LED) への置き換えを促すのが狙い。
電球という物がなくなるということですね。
ランプから電灯に代わったように、さらにLEDへ…。
蛍光灯や白熱灯が消えたら明るくなる?

2015年11月25日 (水)

今日は25日

駅前のビルの中、夜8時過ぎに行列が・・・。
今日は25日
銀行の店舗外ATMでした。
そうか、今日は25日、多くの企業の給料日です。

雨の中

あたしにゃあ到底理解できません。
雨の中
冷たい雨が降る中、傘もささずに、大勢の人が立っている・・。
ここは、松戸駅東口の喫煙スペースです。
ここを通り過ぎる時は、煙たくてしょうがない。

亡くなっていた・・・

晩年はほとんどマスコミに登場はしませんでしたが、間違いなく昭和の一時代を築いた人・・・。
実は、何ヶ月か前に亡くなっていたという・・。
川崎敬三さんと原節子さん。
川崎さんは82歳、原さんは95歳。
それなりに天寿を全うしたという年齢ではありますが。20070617 原節子という女優さんは、私は間に合いませんでしたので、ほとんど知りません。
“永遠の処女”と呼ばれた伝説の名女優。横浜市出身。
16歳で映画デビューして以来、「麦秋」「東京物語」などの小津安二郎監督作品、黒澤明監督の「白痴」など数々の名作に出演。
日本映画を代表する美人女優として活躍したが、1962年の東宝映画「忠臣蔵」を最後に42歳で突然の引退。
「小津の戦後の傑作はことごとく原によって作り得たものである」と言われた名女優は、小津安二郎監督の葬儀を境に芸能界からスッパリと足を洗った・・・。

去り際の美しさもあって、伝説になったのでしょう。
今は、自分の去り時の分からないひとが多いから。
実は亡くなっていたと言えば、圓蔵師匠も、2週間ぐらい経ってから発表されました。

踏切

冷たい雨が降っていたので、家路を急ぎました。
踏切
途中、踏切を渡ろうとした時、カンカン…と警報が鳴り始め、遮断器が下りてきます。
小走りに渡ろうとすると、ちょうどパトカーが停まったところでした。
仕方なく?電車をやり過ごすことにしました。
この踏切は、よく一旦停止のネズミ捕りをよっています。
「踏切チュー意…」ということです。

天使の姿

先日の三連休、長男方の孫の1歳のお祝いをしたそうです。
天使の姿
12月生まれですから、ちょっと早めですが、嫁の両親が来てくれて、賑やかだったようです。
嫁からメールが届いて、写真と動画が添付されています。
一升餅のお祝いで、頑張って立ち上がったそうです。
遠くに住んでいるので、なかなか会うことが出来ませんが、嫁がまめにメールしてくれますので、その度に、顔をほころばせています。
家族3人で撮った、幸せそうな写真を見て、同じ幸せを感じます。
お正月には来てくれる予定です。

2015年11月24日 (火)

三菱ロケット

H2Aロケット29号機が打ち上げられ、高度およそ3万4000キロで衛星を予定の軌道に投入し、打ち上げ成功。
三菱ロケット
外国の気象衛星を載せた初の商業ロケットだそうで、大変結構なことです。

こういう輩こそ

「卑怯者」と言われるに相応しいと思います。
本当に呆れてしまいます。
政務活動費の不自然な支出をめぐり、詐欺などの罪に問われた元兵庫県議だった被告。
本日予定されていた裁判を欠席しました。
というより、姿を見せませんでした。
今朝、家を出ようとしたけれども、自宅近くで取材陣とおぼしき姿を見て慌てて家に戻った。
パニック状態になってしまい、本日は欠席させてほしいということで、ドタキャンです。
何を考えているのやら、自分のことしか考えていないのでしょう。
こんないい加減な奴に投票した人がいたのも悲しい・・・。

浅草ことぶ季亭で

26日に、浅草ことぶ季亭で、「林家若手一門会」が開催されるそうです。
浅草ことぶ季亭で
林家あずみさんも出演。
・・・大阪出張で行けない・・・。

師匠から

昨日、日付が変わろうとする頃、落語っ子連のMLに、師匠からこんなメールが届きました。
師匠から
窓口さんへ
今日の稽古の「掛け取り」の中で、「目からお茶殻が出た」と聞いたんで、ちょいと引っ掛かりました。
小生、「〜〜〜お茶殻が付いている」のようなことを言いましたが、「目からお茶殻が出ている」が一番、耳に入りやすいです。
直しておいてください、、。                圓窓

師匠は、昨日は朝から午前中は我々の稽古、午後は夕方まで紅巣亭の稽古会でした。
午前中6席、午後も10席以上の素人落語をお聴きになったはず。
窓口さんの「掛け取り」の稽古で、「茶殻が出る」と言ったのを「茶殻が付いている」と直させたのですが、気になったのでしょう。
わざわざメールをしてくださいました。
恐らく、聴いている側は、どちらでも違和感はないと思いますが、場面や流れにこだわる師匠らしいコメントだと思います。
しかも、それをわざわざメールで。
本当にありがたいと思います。
我々も真面目に稽古しないといけません。

2015年11月23日 (月)

小雪

今日は「小雪」。
「こゆき」ではなく「しょうせつ」と読みます。
北国から雪の便りが届く頃ですが、まだ本格的な冬の訪れではありません。
雪といってもさほど多くないことから、小雪といわれたものだそうです。陽射しが弱くなり、紅葉が散り始める頃。
いちょうや柑橘類は黄色く色づいてきます。
神保町へ
次第に冷え込みが厳しくなってきますので、冬の備えは整えておきましょう。
お歳暮の準備をする目安にも。

今日の稽古の熱演場面

今日の稽古会も、全員大熱演でした。
今度の土曜日の「行徳亭落語会」の直前でもありますから。
百梅さんは「狸の札」。
熱演の稽古の
寝ているところを狸に起こされるところ。
熱演の稽古の
子狸との会話。
熱演の稽古の
狸が札に化けて、小さくしているところ。
越児さんは「長短」。
口の中に残った饅頭の餡を、指で取っているところ。
熱演の稽古の
長さんの煙草になかなか火がつかなくて・・・。
熱演の稽古の
イライラした短七さんの鮮やかな煙管さばき。
熱演の稽古の
窓口さんは、十八番の「替わり目」。
酔っ払いがウロウロ・・・。
熱演の稽古の
車屋が、酔っ払いに「乗ってくれ」と頼んでいる。
熱演の稽古の
うどん屋に燗をつけさせて一杯。
熱演の稽古の
みんな良い表情です。

休日のオフィス街

少し雨が降り始め、かなり暗くなって来ました。
休日のオフィス街
地下鉄駅の入り口にも人はいません。
今日は寒い1日でした。
これから新橋で東京上野ラインに乗り換えて、座って帰ろうと思います。
それにしても、この頭の重さとだるさは何でしょう?
図らずも、「浜野矩隨」の稽古をやった疲れから?
それなら良いのですが…。

ランチ

稽古会の後、ちょっと会社に立ち寄りました。
ランチ
その前に、オフィスの近くでランチ。
祝日なのに、こんなオフィス街なのに、店が開いていました。
虎ノ門ヒルズに来た人を拾おうとでも?
鶏肉と野菜の甘酢あんかけ、ご飯は五穀米。
勿論、ご飯は残しました。
最近、体調が優れません。
頭が重い感じ、疲れやすい感じ。
どこか悪いのか、それともメンタルから来るのでしょうか?
・・・冗談抜きにちょっと心配。
今夜は早く休もう・・。

お江戸あおば亭のBD

落語っ子連稽古会に、越児さん(寝蔵師匠)が、お江戸あおば亭のBDを持って来てくださいました。
お江戸あおば亭のBD
いつもの「寝蔵エンタープライズ」の編集によるものです。
ところが、上手の手から何とやら、後半の友楽師匠と、トリのご自身の高座の撮影が出来なかったそうです。
寝蔵CEOが大変恐縮されていました。
それにしても、いつもながら素晴らしい出来上がりです。

時限式発火装置?

海外で起こっているテロ事件と関係あるのでしょうか?
時限式発火装置?
靖国神社のトイレで時限式発火装置の付いた爆薬が爆発したというニュース。
幸いけが人はいなかったようですが、七五三のお参りは中止に…。
きな臭い、殺伐としたニュースは、とてもいやですね。
平和であって欲しい。

落語っ子連の稽古会

今日の稽古会には4名が参加しました。
落語っ子連の稽古会
私は、「明烏」の読み稽古をしていただこうと思っていたのですが、他のメンバーは、土曜日の行徳亭落語会の演目のおさらいということなので、自分の番が回って来るまで迷いました。
落語っ子連の稽古会
と言うのは、「浜野矩隨」は長講なので、事前に心の準備が要りますので。
それでも、どうも行徳亭のおさらいをした方が…と、ぶっつけ本番で稽古してみました。
今年の5月の深川三流亭の高座以来の人前での通し稽古です。
落語っ子連の稽古会
 ◇狸の札        三流亭百梅
 ◇長短         三流亭越児
 ◇替わり目       三流亭窓口
 ◇浜野矩隨      三流亭流三
浜野は長講約40分で、本当にぐったりしてしまいます。
落語っ子連の稽古会
稽古の時間が余ったので…、越児さんと窓口さんがダブルヘッダーで、師匠に稽古をつけていただきます。
 ◇夢の酒    三流亭越児
 ◇掛け取り   三流亭窓口
いつもながら、充実した3時間でした。

門前仲町へ

今日は落語っ子連の稽古会。
門前仲町へ
今にも雨が降り出しそうです。
深川不動様をお参りして、途中の住吉様にも頭を垂れて、古石場文化センターへ。
門前仲町へ
今日の稽古場は、いつもの和室ではなく、研修室です。
門前仲町へ
座布団を1枚借りて、机の上での稽古です。
師匠から、先般解散した茨城県江戸崎の「噺っ子連・有難亭」ことをのお聞きしました。
・・・なるほど。

2015年11月22日 (日)

ラジオ寄席

残念な結果だった野球中継もなく、平常の番組です。
今日は、嫌いな噺家さんと好きな噺家さんの二人です。
  ◇コンビニ強盗     春風亭百栄
  ◇金明竹         柳家三三
どちらがどうだとは言いません。
ほとんどの方がお分かりだと思います。
ところで、今日の放送は、赤坂のTBSのスタジオでの公開録音。
出囃子が、百栄さんも三も三同じで、しかもいつも同じものです。
長い番組なんだから、出囃子にも拘って欲しいと思います。

講談(講釈)の団体

先日の「学士会落語会」で、神田松鯉先生の講釈を聴かせていただきました。
勿論、今までも講談を聴いたことはあります。
外見も落語に似ている演芸ですし、それぞれ演目が重複しているものも多くあります。
ところが、講談のことは全く知りません。
東京に、「講談協会」と「日本講談協会」の2つの団体があるのは知っていました。
落語と同じなんだなぁ、という程度でした。
講談の起源は戦国時代の御伽衆であると言われているが、寄席演芸としての講談の原型は、江戸時代の大道芸のひとつである辻講釈に求めることができる。
辻講釈は太平記などの軍記物を注釈を加えつつ調子を付けて語るものである。

学士会落語会例会
宝永年間には公許の常設小屋で上演されるようになり、「講釈」と呼ばれるようになった。文政年間には話芸としてほぼ確立し、幾つかの流派が誕生した。
他の芸能との交流も進み、講釈での人気演目が歌舞伎や人形浄瑠璃化されることもあった。
明治時代以降、講釈は講談と呼ばれるようになった。
江戸末期から明治時代にかけて、講談は全盛期を迎えた。
明治末期には立川文庫など講談の内容を記載した「講談本」が人気を呼んだ。
(その出版社の中に、講談社がある。講談本の成功ですぐに大手出版社になった。)
また、新聞や雑誌に講談が連載されるようにもなった。
しかし、漫才など他の人気大衆芸能の誕生、大衆メディアの発達などに追いつけず、次第に衰微していった。
第二次大戦後はGHQにより、仇討ちや忠孝ものが上演を禁止され、一時は大きな影響を受けた。
その後テレビの普及によりやはり衰退を続けた。

・・・歴史はこんな感じでしょうか。
講談師の所属団体には「講談協会」と「日本講談協会」がある。
定席は本牧亭と永谷商事の演芸場があったが、本牧亭は閉場(のちに破産)。
一部の講談師は落語芸術協会や落語協会にも所属し、落語定席に出演している。
落語界と比較して女性の進出がめざましく、講談協会・日本講談協会、いずれも男性より女性の協会員のほうが多い。
特に若手の入門者は女性が圧倒的に多く、1989年から2012年まで、男性真打ちが一人も誕生しなかったほどである。

・・・これが最近の歴史。
ところで、講談の団体は、何度も分裂騒動があったそうです。
昭和48年に「ポルノ講談」がきっかけで、講談協会が分裂。
その後55年に統一されましたが、平成三年に再び分裂・・・。
「ポルノ講談」問題というのは、天の夕づるという女流講釈師が主役だったようです。
この人は、田辺一鶴に入門して田辺夕鶴。
その後破門。神田山陽一門となり、天の夕づると改名。

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ポルノ講談金色夜叉、ファニーヒル、金瓶梅、源氏物語等のポルノ講談をやる。
ところが、色々な所で脱ぐ。

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しかし、本牧亭では許されない。

何と言っても、講釈師の歌舞伎座、檜舞台ですから。
その舞台で、同しストリップ紛いなことを演った講釈師の後へは出られないと、反対する人が増えた。
しかし、中には、若い客を集めなければという訳で、肯定的な意見もあって対立。
協会解散動議が出され、二つ目以上の投票を行った結果、14対6で協会解散が可決された。
これにより、明治14年以来、92年の歴史を持つ講談協会は二派に分裂。
一鶴一門と山陽一門が日本講談協会を設立した。
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その後も色々あったようです。
それにしても、一人の女性の芸人さんが、組織を分裂させたのですから、物凄いインパクトだったのでしよう。
落語にも共通することですが、守旧派と革新(際物)派との衝突のようです。
確かに、落語でも、女性の噺家さんが高座で着物を脱ぎながら落語を演ったら、注目はされるでしょう。
新しいものを取り入れることは常に必要ですが、それには演芸というカテゴリーを考えたら、相応の節度は必要だと思います。
でも、そんな講談界が、今や女流講釈師の方が多いというのも皮肉だと思います。

プレミア12

つい一昨日まで大騒ぎしていた野球の国際試合の「プレミア12」。Yjimagex161sry8
民放テレビ各局が、夜のゴールデンタイムにも拘わらず、試合終了まで生中継したりで、大騒ぎでした。
ところが、準決勝で、恐らく多くの人が心情的には絶対に負けて欲しくない国に、大逆転負けを喫した途端に、情報が全く流れなくなりました。E2c0cc59s
3位決定戦は日本が勝ったので、いくらか7ニュースにもなりましたが、決勝戦のことは、これまたこの国が勝って優勝したので、ほとんど報道されませんでした。
唯一、相手のアメリカが、判定をめぐって抗議したというのは流れましたが、試合の結果には全く触れず仕舞い。
アメリカが勝っていたらどうだったか。
いずれにしても、マスコミは無責任だと思います。
最後まで、しっかり報道するべきだと思います。
日本の球場で決勝戦が行われたのだから、試合や選手のインタビューを放送するのが、公平というものだし、真実の姿ではないでしょうか?
それが、品格というものです。
負けたのは悔しいけれども、強かったですよ、韓国は。
そこはまず「おめでとう」でしょう。
それが礼儀だし、器量だと思います。
もっと大きく構えて欲しいと思います。
彼の国の政府の狭量を笑えませんよ。
それはそれとして、準決勝の敗退は、100%監督の采配ミスです。
「勝って官軍、負ければ賊軍」です。
この一試合で、監督の進退が議論されても、仕方がないかもしれません。

台風?

台風が近づいているそうです。
Photo
いつでも、何でもありの世の中です。
「西から昇ったお日さまが東へ沈ぅむ~」

落語DEデート

先日お亡くなりになった橘家圓蔵師匠が、もう登場です。
  ◇猫と金魚    橘家圓蔵
のらくろの田河水泡作だったと思います。
圓蔵師匠の十八番中の十八番です。
「バ〜カ」「バカ野郎」と言うのが多く出て来るのが気になります。
上方で「アホ」と同じようなニュアンスで使っているのですが、「バカ」は、もっときつくて汚いイメージがします。
そうそう、乱用は品がなくなります。
これも師匠からよく言われます。
ギャグは面白かった師匠ですが、落語は上手くなかった・・・?
四天王の一人に・・申し訳ありませんが。

また…

お江戸あおば亭が次回が第10回となって一区切り。
色々考えることがあります。L_8cfa511fd7de9bd5d91c56eb6222d3e73 以前ちょっと触れた「改名」のこともその一つです。
「金願亭乱志」は落研の名前で、私はニ代目です。
即ち、当然のことながら初代がいらっしゃるということです。
ところが、プロの世界と違って、先代もご健在なんです。
先代とは、数年前のOB会総会で初めてお会いしてご挨拶させていただきました。
要するに「勝手に二代目を名乗らせていただいています」と。
当時は、そんなに気にならなかったのですが、最近のようにOB会の活動が活発化して来ると、私が出しゃばっているので、先代にご迷惑なのではないかと思うようになりました。
・・・それが悩みのスタートです。
落研で名前を考える時、いろいろな洒落を読み込みます。
他大学でも、立川志の輔さんは明治大学落研のご出身ですが、「紫紺亭志い朝」という由緒ある名前だったそうです。
明大のスクールカラーが亭号で、名前は"志ん朝"のパロディ。
"C調"もかけていると思われます。
一方、仙台で先代が名乗った 「金願亭乱志」は、「近眼で乱視」という地口だけでなく、プロの"金原亭"と"談志"を意識しています。
さらに、字面で「金欲しさに心乱れる」という意味も込めています。
とても傑作だと思います。
14186423964941繰り返しになりますが、「学生時代に名乗っていたよ」程度であれば、初代と二代目が並存していても構わないと思いますが、「お江戸あおば亭」や「OB落語会」といった落研OB会の活動のみならず、例えば「学士会落語会」等の外部の落語会に出演したり、ボランティア活動を行ったりする機会が増えて来ると、先代にご迷惑をかけてしまうことも出て来るかもしれません。
私自身も、自分の考え方で様々な落語徘徊を続けて行きたいと思いますので、お借りしていた高座名は、一旦先代にお返しした上で、せめて長い間名乗らせていただいた「金願亭」の亭号はそのまま使わせていただくことにしたい。
そこで考えたのが「三遊亭圓志」という名前。
「えんし」という噺家さんは、今はいません。
ただし、大看板に「談洲楼燕枝」というのがあります。
燕枝を意識して、乱視と遠視、金を欲して心が円くなるをこじつけました。
"金が欲しくて(願って)心(志)を乱していた"のが、"金は欲しくても心は丸(円)い了見"で、思い切りやってみようか。
「(二代目)金願亭乱志」を改め、「(初代)金願亭圓志」を襲名させていただくこともあるかもしれません。

2015年11月21日 (土)

学士会落語会例会

総会の後は、いつもと同様の例会。
代表委員を退任された三山亭多楽前代表のご挨拶で始まります。
学士会落語会例会
10年間のご尽力に会場から大きな拍手。
学士会落語会例会
今日は、忠臣蔵・赤穂義士をテーマに、落語と講釈のコラボ企画。
学士会落語会例会
 ◇時そば         雷門音助
 ◇七段目         春風亭昇吉
 ◇赤穂義士外伝
    神崎の詫証文   神田松鯉
 ◆対談           神田松鯉・山本進
学士会落語会例会
講談・講釈もいいものですね。
学士会落語会例会
落語に比べて、講釈の方がしっかり覚えないといけないので、私には向かないかもしれません。
ゆったりした時間を過ごすことが出来ました。

古典の男たち

上野の本屋さんで見つけました。
クロワッサンの特別企画「古典の男たち」。
古典の男たち
人間国宝8人、亡くなられてしまった方が4人。
人生を振り返りながら、熱く語るその言葉は、名人たちの芸そのものでした――。
古典芸能の名人16人のロングインタビューを1冊に。
舞台写真はもちろん、楽屋やプライベートカットなど、素顔にもグッと迫ります。
  歌舞伎:中村雀右衛門、坂田藤十郎、中村吉右衛門、
       片岡仁左衛門、中村勘三郎、坂東三津五郎、
       竹本葵太夫
  文楽 :竹本住大夫、吉田簑助
  落語 :柳家小三治、笑福亭松喬、柳家権太楼、柳家喬太郎、
       柳家三三

  能   :宝生閑
特選付録として、大衆演劇で人気№1の一見劇団を徹底取材。
股旅物から、歌舞伎、新派、松竹新喜劇まで、幅広いジャンルの芝居を日替わりでかける姿を追いました。

ちょっと立ち読みしてみました。

学士会落語会総会

学士会落語会の総会。
学士会落語会総会
設立10年が過ぎ、今回委員の方が多く交代することになりました。
出席者に、資料と10周年記念誌「竹犬之友」が配布されました。
素晴らしい内容です。
活動もさることながら、巧みな編集に驚きました。
私も、2度の例会出演者として、寄稿させていただきました。
学士会落語会総会
委員の皆さまのひとかたならぬご尽力に、心から感謝です。
母のことがあって、なかなか例会にお邪魔出来ないのが残念ですが、お許しいただいて。

ランチ

神保町でランチ。
ランチ
…と言っても、レンジでチンして出すメニューのチェーン店で。
ランチ
アルバイト?のお嬢さんが運んでくれたハンバーグ・ソーセージ・チキン南蛮定食を。
640円ぐらいでした。
ランチ
ご飯は少なめに注文し、半分残しました。
食後には、向かいのカフェでアメリカン。
そろそろ学士会館へ向かいましょう。

神保町へ

ちょっと会社に立ち寄って、神保町へ。
神保町へ
学士会落語会の総会と例会に出席のため。
学士会館の近くの街路樹も色づいています。

三連休

三連休初日。
野暮用で外出しましたが、電車は混雑です。1448067431364
しかも、普段乗り付けない客が多いので、イライラします。
明日から天気が下り坂になりそうだから。

男女平等

日本は、男女平等が遅れているそうです。
 1448067257914
ダボス会議で知られ る世界経済フォーラム (WEF)は、 各国の男女格差(ジェ ンダーギャップ)の少なさを指数化し、順位で示した最新の報告書を発表。
日本は、世界145カ国中101位だった。
前年の104位からわずかに順位を上げたものの、主要7カ国(G7)の中で最下位。
このランキングは「政治への参加」「職場への進出」「教育」「健康度合い」の4分野の計14の項目を使って、男女平等の度合いを指数化し、総合順位を決めているそうです。
1位から4位までは、アイスランド、ノル ウェー、フィンランド、スウェーデンと北欧諸 国が独占。
5位から10位はアイルランド、ル ワンダ、フィリピン、スイス、スロベニア、 ニュージーランドの順だった。

日の本は岩戸神楽の始より女ならでは夜の明けぬ国」ですよ。
でも、女性というのは、「外面如菩薩(げめんにょぼさつ)、内心如夜叉」とは、お釈迦さまが仰った。
実に女は操り難し(女性にょしょうは魔物)。褒めりゃのぼせる、叱りゃ泣く、殺しゃ夜中に化けて出る」なんて言った方も。

品格

北の湖理事長が急逝されましたが、結果的に、横綱白鵬の猫だましに対するコメントが、マスコミを通じての最後の言葉になってしまいました。
横綱の猫だましについては、世の中では賛否が拮抗しているようです。
最近の傾向として、一定のルールさえ守っていれば、後は個人の自由だからと、肯定する人が増えているようですが。
禁止されていないのだから、勝つためには何をやっても許される。
しかし、横綱だからというものが求められると思います。
Touyako510 この昭和の大横綱は、猫だましを繰り出した横綱・白鵬の奇襲には「前代未聞。負けたら横綱として笑いもの」と苦言を呈しました。
相撲は勝てば良いわけではない。
何より訴えたのは強さとともに備えるべき品格。
・・・そうなんです。品格なんです。
良く知りませんが、大リーグでも、大量リードしているチームが送りバントや盗塁をしてはいけない、というような不文律があるそうです。
だから、こういう部分は、日本人だけの特殊なメンタリティではないと思います。
そうです。ノブリスオブリージュです。
身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。
もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞いをしなければならぬ」の意。

次元は全く違いますが、師匠は、落語にも品格を求めます。
我々素人にも、「落語は品がなくっちゃあ」と。
たかがお笑い、演芸ではないかと言う向きもあるでしょう。
面白ければ何をやっても良いという人も多くいます。
落研で先輩から言われました。
笑ってもらおうとだけ思ったら、一番簡単なのは、高座に向かう時に転んだり、足が痺れて立てないところを見せたいい。
お客さまは笑ってくれる。
でも、我々は、素人でも、落語を聴いてもらって、落語で笑ってもらうためにやっている。

・・・なんてね。
師匠は、品格にこだわります。
決して、お高くとまるということではありません。
エロ・グロはダメだ。
着物の裾が乱れたりするのも好ましくない。
必ず、芸やスポーツには品が必要だと思うのです。
最近のお笑いは、全て主語が自分で、オレオレという自爆的・自虐的な、騒がしいだけの笑いが主流になっています。
落語は、客観的に様々な人を表現します。
だから、300年も続いて来た。
マンネリの極致でもある古典落語や寄席が支持されて来た。
相撲は、神事でもあります。
だから、勝負だけではない、心や形も大切にして受け継がれて来ました。
その代表でもある横綱は、平幕や前頭とは違う。
・・・それが後進への最後のメッセージとなったと思います。

2015年11月20日 (金)

マイナンバー

本日、マイナンバーの通知書が送られて来ました。
マイナンバー
世の中では、誤配などが話題になっていますが、我が家には、無事に正しい内容で届けられました。
私と家内の番号は、連番でないだけでなく、全く違いました。

会社ではこの、制度のおかげで、色々ややこしいことになります。

北の湖理事長の訃報

大相撲の第55代横綱として歴代5位の幕内24回優勝を果たした日本相撲協会の北の湖理事長が亡くなりました。
享年62歳。

北の湖理事長は福岡国際センターで開催中の大相撲九州場所のため、福岡市内に滞在。
今朝、体調不良のため、同市内の病院に救急搬送されていたそうです。
北海道生まれ。中学1年だった1966年冬に上京し、三保ケ関部屋に入門。
当時は認められていた中学生力士として67年初場所で初土俵。
72年初場所に新入幕。
74年名古屋場所後に21歳2カ月で横綱に昇進し、この最年少記録は、いまだに破られていない。
ライバルの横綱輪島との熱戦はファンの声援を二分し、「輪湖(りんこ)時代」を築いた。
優勝24度は白鵬、大鵬、千代の富士、朝青龍に次ぐ歴代5位。

花のニッパチ、昭和28年生まれ。
強くて、ふてぶてしい感じがして、人気は今一歩だったかもしれません。
最近は、体調が万全ではなかったと聞いてはいましたが。
また一人、昭和が消えました。

県民の日

今日は山梨県の「県民の日」だそうです。
県民が郷土について理解と関心を深め、ふるさとを愛する心をはぐくみ、共に次代に誇りうるより豊かなふるさと山梨を築きあげることを期する日。
旧暦明治4年11月20日に、それまでの甲府県を山梨県と改めたので。
甲府というのは、徳川幕府の天領で、甲斐の府があったから。
静岡も昔は駿府と言い、駿河の府があったから。
明治政府になって、廃藩置県により山梨県になったのですが、何故山梨か。
山梨県を「山があっても山なし県」と揶揄されますが、「山無し」ではなく、「山成す(やまなす)」が語源だと聞いたことがあります。
廃藩置県で明治政府が各県の名称を決める際、明治維新の戦いで朝廷側についた藩は旧藩名を県名として使用し、幕府側についた藩およびその他は、新しくその地域の郡名や山川名を県名とするよう方針が出されたそうです。
甲斐国は、徳川幕府の天領であったため藩の制度はなく、明治政府誕生に功績がなかったので、後者の例の取り扱いを受け、当時の甲斐国の中心の甲府が属していた「山梨郡」が県名になったということです。
・・・まぁ、そんなことはどうでも良いことですが。
学校などは休みになっているのでしょう。
とすると、4連休になる場合もありということですね。
ところで、このブログへのアクセスが87万件になります。

笹子トンネル

最近は、東名高速ばかりを使っていますが。
笹子トンネル
2012年の笹子トンネルの天井板崩落事故を受けて、トンネルの上下入り口に信号機が設置されたそうです。
トンネル内で交通事故などが発生した際に車両を規制し、多重追突事故を防ぐのが狙い。
信号機は入り口の数十メートル手前の走行車線と追い越し車線にそれぞれ設置。
通常の3色で、進入禁止にする際は赤、1車線のみ通行可能の場合は黄色を点灯。
12月1日から使用開始となるようです。
今後、高速道路も鉄道も、地下やトンネルが多くなりますから、リスク管理がさらに重要になります。

仙台市営地下鉄東西線

12月6日に、仙台地下鉄の東西線が開通するそうです。
仙台市営地下鉄東西線
既に開通している南北線と、仙台駅でクロスします。
広瀬川を渡ると、大学の川内・青葉山キャンパスの近くを通り、八木山動物公園まで登るコースです。
仙台市営地下鉄東西線
私が入学した時は、仙台の街はまだ市電が走っていて、新幹線の工事が遅れていました。
仙台市営地下鉄東西線
杜の都も随分変わりましたね。
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人形町末廣 圓生独演会

本屋で気になっていたCDブック。

伝説の人形町末廣での独演会のCDシリーズ。
29,160円。
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~昭和30年代、伝説の「上り坂の芸」が復活 }
CD 16枚と書籍のセット。
CDには人形町末広での圓生独演会の音源23席を収録しました。
いずれも圓生が自ら録音したテープからの、ノーカットでの初CD化、うち9席は初商品化です。
マスタリングは草柳俊一。
書籍には独演会を実際に聴いた山本進、清水一朗、保田武宏、圓生の芸を敬慕する柳家三三らの証言を収録しました。
文楽、志ん生とならぶ「昭和の名人」六代目三遊亭圓生も、終戦直後までは売れませんでした。
昭和25年、50歳を境に開眼し、昭和30年代にめきめきと力をつけていきます。
その30年代に、人形町末広で圓生自ら主催していたのが「圓生独演会」です。
圓生はこの独演会にすべてを賭け、ネタおろしの大作を次々と演じました。
ある日、桟敷を埋めた満場の客を前に、圓生が大作を1時間以上、たっぷり演じ終えると、桟敷の後ろが空いて畳が見えたそうです。
圓生の迫力に客が引き込まれ、知らず知らず高座のほうへにじり寄っていったのです。
「芸は上り坂を聴け」と言われますが、この圓生独演会こそ、戦後最高の「上り坂の芸」と言えるでしょう。
名人の頂きへと上り詰めていく、圓生の芸の本領が、鮮やかに蘇ります。
【編集担当からのおすすめ情報】
CD収録の23席はすべて、圓生が自身の勉強と記録のために自分で録音したもの。
そのテープは、一部がカセットやLPで発売されたのち、遺族のもとに大切に保管されていました。
今回、遺族の全面協力を得て、オープンリールのマスターテープからじかにマスタリング。咳払いなども極力カットせず、ありのままの高座をお届けします。
【収録音源一覧】★は初商品化音源
  1 双蝶々 上・中 1961/12/28  55'56"
  2 双蝶々 下 1961/12/28  34'05"
    五人廻し 1961/12/28 40'04"
  3 お化け長屋 1962/5/31 48'26"
    豊竹屋 1962/5/31 29'42"
  4 小判一両 1962/5/31 60'27"
  5 茶の湯★  1963/5/31  37'27"
    大山詣り★ 1963/5/31 35'13"
  6 緑林門松竹 1963/5/31 69'07"
  7 水神 1963/12/28 29'01"
    三人旅 1964/5/31 38'42"
    傾城瀬川/前 1964/5/31 8'37"
  8 傾城瀬川/後  75'42"
  9 大名房五郎★ 1963/12/28 56'44"
    芝居風呂 1964/5/31 21'33"
  10 吉住万蔵★ 1964/10/31 60'58"
  11 ちきり伊勢屋★ 1966/12/26 77'44"
  12 塩原多助 1968/12/29 72'57"
  13 湯屋番★ 1968/12/29 48'52"
     城木屋★ 1968/12/29 21'08"
  14 ちきり伊勢屋(上)1969/12/27 52'07"
  15 ちきり伊勢屋(下)1969/12/27 53'38"
  16 永代橋★ 1966/12/26 26'28"
     庖丁★ 1969/12/27 32'14"

欲しいとは思うものの・・・。
それにしても物凄い、大作ばかり。

何がオープンするの?

先日へ移転したコンビニ(写真下)の跡。
11月25日、何かがオープンするみたいですが、何だろう・・・?

まさか、閉店ではなく、店内全面改装だったりして。
競争激化
どうでもよいことですが。

「落語家」という生き方

毎日むしゃくしゃばかりで、ストレス最高潮。
帰りに、本屋に立ち寄りました。

落語本のコーナーも随分小さくなりました。
落語ブームは今や昔・・・?
別にそれで良いと思いますが。
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ほぼ毎日、ナマの落語に接し続ける著者が、2010年代の落語界を代表する人気落語家5人をインタビュー。
下積み時代のこと、師匠の話、ブレイクのきっかけや落語家としての苦しみ、楽しみ……。この時代に、はたして「落語」はどんな意味をもつのか??
人気落語会「この落語家を聴け!」の貴重な本音トークを、ついに書籍化!
「今」を代表する噺家5人が、日々、高座で体感する「落語の力」とは?
次世代名人候補たちへのインタビューから、「落語とは何か?」に迫る!!

こういうメンバーが主流になるんですね。

2015年11月19日 (木)

新幹線の車内改札

以前からこのブログでも触れていましたが、新幹線で大阪出張時に車内改札が煩わしいと、ずっと思っていました。
新幹線の車内改札
東京発(下り)の場合は新横浜を過ぎて、新大阪発(上り)の場合は京都を過ぎてから車掌さん?が回って来ます。
下りではちょうど眠たくなる頃、上りでは弁当が食べたい頃になるのです。
車内検札
東北新幹線ではないので、無駄だなぁと思っていました。
この度やっと、JR東海が東海道新幹線における車内改札の方法を変更すると発表しました。
要するに、これまで全ての乗客に対して車掌が直接チェックをしていましたが、指定席・グリーン席の乗客に対しては原則省略されるということだす。
ただ、きっぷの座席とは異なる場所に座っている場合は車内改札が行われるほか、利用資格が限定されているきっぷを使っている場合などは、車掌が確認する場合があるとのこと。
自由席ではこれまで通り車内改札が行われるそうです。
それでいいのだ。

東北学院大落研50周年

東北学院大学の落語研究会が創立50周年だそうです。
大変おめでたいことです。
50周年記念の落語会が開催されるようです。
「東北学院大学落語研究会創立五十周年記念落語会」
  日時:平成27年11月22日(日)12時30分開演
  場所:仙台市福祉プラザ 2階ふれあいホール

我々の頃は、あまり交流はありませんでしたが、最近はかなり親密になっている様子で、結構なことだと思います。
学院大の落研で思い出すのは、発表会を聴きに行って印象に残っているのが「鰍沢」と「愛宕山」です。

ノルマ?

「ノルマ」というのはロシア語なんですね。
あんまり良いイメージではありません。
《規範・規準の意》 ①一定時間内に果たすよう個人や集団に割り当てられる標準作業量
   第二次大戦後のシベリア抑留者が伝えた語
 ②各人に課せられる仕事などの量

経営再建中の某電気メーカーは、全従業員を対象に、自社製品の購入を呼びかける製品愛用運動を始めるそうです。
取締役や執行役員は20万円、管理職は10万円、一般社員は5万円と役職に応じて目標金額を設定し、売上増を目指すと。
「特別社員販売セール」として、来年1月29日まで実施。
セール専用のサイトから申し込む仕組みで、社員には購入額の2%分を奨励金として支払う。
購入状況を会社側が把握できるため、目標金額は、事実上の「ノルマ」と受け止められている・・・。
大変ですね。

安否情報メール

突然「安否情報を連絡します」という表題のメールを受信。
「あれ?何だろう・・・?」
娘が勤務する会社で、災害時の安否確認のツールとして導入したもので、そのテスト通信でした。
私の会社でも、まさに準備をしているところなので、すぐ見当がつきました。
娘の情報(安否状況)の連絡と、私の情報の発信(安否通知)が促されます。
→(安否状況)
 ・安否状況:無事
 ・家族の安否:無事
 ・出社の可否:可能
 ・出社予定日:
 ・連絡先:
 ・メッセージ:
(家族への安否通知)→
 ・身体状態
 ・メッセージ

交通・通信手段が途絶えた時の対応です。
学生時代に経験した宮城県沖地震の時は、今のように携帯電話などない時代でした。
自分の固定電話からは繋がらないため、特設の公衆電話に長蛇の列が出来ました。
やはり、お互いの安否が一番心配ですから、必要なツールだと思います。
ただし、本番で上手く機能するか・・・、やや心配。

お江戸あおば亭の舞台の袖で

古狂師匠の激写を拝見して、ひとこまヒトコマを思い浮かべています。
楽屋では、「ちょっと客席が堅いね」と口々に話して…。
お江戸あおば亭色々
来場客数が少ないのと、女性が少ないのに加えて、落語慣れしているOBの(笑わない)オジサンたちが相対的に多いこともあるでしょうが、受けや反応がいつもと違う。
勿論、決して出演者ひとり一人の出来が悪い訳ではない・・・。
しかし、どうも淡々としている。
       お江戸あおば亭色々
いつものように緊張して出番を待ちながら、色々考えました。
打ち上げの時、先輩方は、気を遣ってくださって、全体や個人を褒めてくださいましたが、物足りなさを感じていたのも本音ではあったと思います。
第9回まで来て、次回からはもう一皮むけた会にしないといけないと思いました。
お江戸あおば亭色々
ところで、話は全く変わりますが、今回の唯一の成果。
着物を上手く着られたこと。
衿と紋が、しっかり見られるように着ることが出来ました。
説明するのは難しいのですが、今までどうもしっくり行かないことが多くて。

お江戸あおば亭グラフィティ

第9回お江戸あおば亭を振り返りました。
今回初お目見えの花柳亭遊狂師匠の「巷談(小噺)」。

破れ家笑児さんは「片棒」。

三番目は杜の家とん平師匠の「目黒のさんま」でリベンジ。

仲入り前は、金願亭乱志の「猫怪談」。

食いつきは、恋し家古狂師匠の「浮世床」と寄席踊り。

新会長の談亭志ん志師匠は、上方落語「池田の猪買い」で。

はるばる仙台から、桂友楽師匠の「カラオケ病院」。

そして、トリは喰亭寝蔵師匠の「夢の酒」でお開き。

今回も、多くの方のご来場ありがとうございます。
次回は、来年の5月の予定です。
第10回で、めでたく「つ離れ」です。
今回の反省と分析を行って、勢いを取り戻したいと思います。
ご来場ありがとうございました。

2015年11月18日 (水)

楽しんでる?(`ε´)

楽しんでる?
楽しんでる?
立ち合いで両手をたたいて左に動くと、さら に突っ込んできた相手にもう1度手をたたい た。そこから、右を差し、あっけにとられたような相手を寄り切った。
支度部屋では「今日は 何もしゃべらないよ」と第一声を飛ばしたが、「冗談だよ、冗談」と笑顔。
立ち合いの意図については、報道陣の前でも手をたたき「(猫だ まし)ですよ。うまくいったかどうかは分からないけどね。勝ちにつながったんでね。うまくいったと思う」と満足そう。
「楽しんでます」 と悪気もなく話した。
おい!他の力士たち!悔しくないのか!?
毎回期待外れ大関!いつものように負けてる場合か?!
ここは、「佐野山」か「花筏」に登場願うか、「千鳥ヶ浜」でもいいから。
しかし…、佐野山は親孝行だけど弱いし、花筏は本人は病気で替え玉は提灯屋だし、千鳥ヶ浜は提灯屋に負けた素人相撲だから…( ・_・;)。

楽屋風景

浅草ことぶ季亭の楽屋です。
楽屋風景
広くはありませんが、舞台にすぐつながっているので、とても使いやすい空間です。
楽屋風景
出演前の緊張と、高座を下りた後の安堵感が交錯する空間でもあります。
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写真は、友楽師匠が着替えをはじめたところです。L_8cfa511fd7de9bd5d91c56eb6222d3e_2
楽屋の奥が、舞台下手の袖になっていて、暖簾越しに高座をみつめ、自分の出番を待ちます。

喰亭寝蔵師匠

今一つ盛り上がりの欲しい落語会を盛り上げてお開きにしてもうおうと、袖から送り出しました。
談亭志ん志師匠
「夢の酒」は、実質ネタ下ろしです。
以前演って大好評の「天狗裁き」同様、夢がキーワードになる噺ですが、内容は全く異なります。
噺っ子連の有難亭真仮名さんは、「大大大ファン」だそうです。
しかし、今回は寝蔵師匠には珍しく、言葉の出づらい部分があったようですが、観客は全く気がつかないでしょう。
持ちネタの幅も、人情噺ワンパターンの私とは雲泥の差。
やはり、なかなか追いつけず、背中が大きくなりません。
期待に違わず、最後に大きなカンフル剤が打たれ、何とか全体にまとまりのある落語会になったと思います。
会場や来客数のせいにせず、全員で今一歩の原因を分析したいと思います。

桂友楽師匠

仙台から来てくださいました。
談亭志ん志師匠
今や十八番になった「カラオケ病院」は、お江戸あおば亭では2度目です。
とにかくプロ並みのスケジュールで、仙台を中心に落語に関わっておられますので、何と言うのか、場慣れと落ち着きが物凄い。
被災地や高齢者の施設を訪問して落語を演ると、歌が入ったりするのが受けるそうです。
あまり難しい、ストーリー性のあるものは、敬遠されるでしょう。
聴いてくださる方々に喜んでいただいてなんぼ・・という世界では、こういう類の噺も持ちネタにしておく必要もあるかもしれません。

2015年11月17日 (火)

両国橋

妹からメールが来ました。
くにざかい
昨日の朝日新聞の「朝日歌壇」に、静岡の人の短歌が載っていたと・・・。
ちょっと違っているかもしれません。
甲斐に五戸 駿河に二戸の 字を繋ぐ 両国橋を 子猿が渡る
「両国橋」などという大仰な名前の橋の袂に実家があります。
甲斐と駿河、電気の50・60ヘルツ、関東と中部、フォッサマグナ・・・。
様々なものの“境目”で生まれて育ちました。
くにざかい
落語に出て来るメジャーな両国橋は、武蔵国と下総国の両国ですが、ここでは甲斐国と駿河国の両国を指しています。
(近くには「甲駿橋」という名前の橋もあります。)
くにざかい
妹も、知り合いから教えてもらったそうで、何も知らない教えてくれた人は「甲斐に五戸、駿河に二戸しかない場所に、両国橋が架かっているなんてありえないよね」という感じだったので、「ここが私の実家です」と言いそびれてしまったそうです。
サルやイノシシの方が多く住んでいるようです。

猫だまし

元横綱北の富士さんのコメント。
猫だまし
まあ、やりたい放題だね。
やってみたかっ たということだけじゃないの。
それだけ余裕があるんでしょうしね。
(途中2度目 の猫だましを食らわしたが)あのまま押し出 したら簡単だけど、勝負決めなかったよね。
あのまま決めたらブーイングすごいからね。
もう 一回、猫だましやって。
あんまり横綱がここまですることはないよな。
稽古場じゃないんだから。
あんまりよろしくない と思うよ。
本場所だからね、花相撲じゃないんだから。
猫だましまではやることはないと思う ね。

私の大嫌いな北の湖理事長でさえも。
(猫だましを)やるってのは、なかなかありえない。
やられる方もやられる方だけど、やる方もやる方。
横綱としてやるべきことじゃない。
横綱がやるのは前代未聞なんじゃないの?
(観客もあっけにとられた一番で)拍手がないじゃない。
お客さんはどう見ているか分からないけれど…。
格上の横綱が繰り出す猫だましは、相手をなめたようにもとらえられかねない。
みんな(モヤモヤした)気持ちが残っちゃうでしょ? 
横綱はそういう風に見られちゃだめ。

「ノブリスオブリージュ」。
日本人のメンタリティでは、物凄く違和感のある行為だと思います。
しかも、この横綱は「後の先」が身上だったはずです。
「後の先」と「猫だまし」は、その了見は完全に対極にあります。
この横綱も、一時は高潔な雰囲気を醸し出していましたが・・・。
今日も、懸賞金を受け取る所作などは、傲慢そのもの。
完全に悪役になってしまいました。
これを倒せる力士がいないのですから、もうやりたい放題です。
木曽義仲を倒した源義経を、日本人は待っている気がします。
大岡越前守でもいい。
「後の先」というのは、昭和の大横綱双葉山が得意とした理想の立ち合いです。
相手より一瞬あとに立ちながら、あたり合ったあとには先をとっている相撲の立ち合い。
出足が本物なら、一瞬先に立った相手に対して、遅れて立ったほうが低くいい角度で入ることができる・・・。

双葉山も泣いている?

百梅さんのコメント

お江戸あおば亭に、落語っ子連の百梅さんが来てくれました。
百梅さんのコメント
雨降りにもかかわらず大盛況で驚きました。
先輩方にはとてもよい勉強をさせていただきました!
猫怪談も目黒のさんまも夢の酒もそれぞれ違ったカラーでとても面白く、いちファンとして楽しませていただきました。
鳥肌立ちました!
特に目黒のさんまは最後とても気持ちよかったです(笑)
今回学んだことは今後に活かそうと思います!

百梅さんのコメント
百梅さん、ありがとうございました。
こんな感じで高座をご覧いただいたんですね。

談亭志ん志師匠

達人・談亭志ん志師匠は、今回も上方噺で「池田の猪買い」。
談亭志ん志師匠
ご幼少時代を関西で過ごされたそうですから、上方と江戸とのバイリンガル噺家です。
私は、上方落語、上方弁がからっきしダメで、上方落語は聴きたいと思わないほどですから、この典型的な上方噺の良さは分かりません。
それはともかく、達人は、客席をしっかり掴んで放しません。
今回、OB会の会長にご就任されました。
精力的な運営をなさると思いますので、微力ながらお手伝いをさせていただきたいと思います。
高座を下りて来られた後、長老OBから、「上方落語がない」というわがままなリクエストに、志ん志師匠が応えられたという経緯もありますが、「暫くやらないよ」と仰いましたが、やはり手応えが、ご自身のイメージと異なっていたのかもしれません。
ファンの多い志ん志師匠の江戸落語を楽しみにしたいと思います。

恋し家古狂師匠

それにしても、このパワーはどこから来るのでしょう。
恋し家古狂師匠
声の張りも見た目も、失礼ながら、とても古希をお過ぎだとは思えません。
マクラに対するこだわりも物凄く、事前に色々調べたり、研究されたりで、とても真似が出来ません。
恋し家古狂師匠
「浮世床」の後は、笑児さんの三味線と唄に乗って「奴さん」をご披露くださいました。
これまたこだわりが半端ではありません。
また、この写真は、とん平師匠ですが、高座や打ち上げの様子をいつも激写していただいています。
いつものとおり、拝借しています。

金願亭乱志

壁にぶちあたっている感じの最近の高座。
9月からこの日まで、2ヶ月で5回。
金願亭乱志

ネタ下ろし2席を含めて、何とかクリアすることが出来ました。
たかが5回と言われればそれまでですか、私のレベルでは、かなりタイトな日程でした。
今回の「猫怪談」は、内気家てれ生師匠から「次は怪談が聴きたい」とリクエストいただいたこともあり、チャレンジしてみました。
既に何度か演っているので、安定感はあると思います。
また、与太郎のキャラクターは、それなりに自信がありました。
後半部分は、かなりオリジナルのストーリーにしました。
全体も個人に対する周囲の評価やコメントも、回を重ねる度に重くなりますが、個人的には、まだまだ満足は出来ません。
稽古をもっとしなくてはいけません。
また、「Ⅰさん」に指摘された、会が全体的に今一歩だったという点は、次回に向けて謙虚に分析しないといけません。
仲入り前という重要な位置で出演した責任も、かなりあります。

2015年11月16日 (月)

杜の家とん平師匠

先月の「深川三流亭」で、三流亭新参として高座に上がり、「目黒のさんま」を演じ、ドカンドカンと受けていました。
ところが、一番最後のオチでしくじって、みんなからからかわれたとん平師匠。
今日は、まさにリベンジの高座です。
いつもご来場くださる93歳のお父上が、会場に着かれたのが遅かったので、ちょっと心配しましたが、可愛い息子の高座には間に合いました。
今度はオチをしくじらないようにと、見守ってくださいます。
観客が少ないのと、さらに女性が少ないので、全体的に笑いが少ない中で、今度こそはきっちりと決めました。
体操の内村選手みたいで、今度は鉄棒から落下せずに、大技を決め、着地もビシッと。

破れ家笑児さん

いつも驚くのは、落語だけでなく、三味線や俗曲の稽古もしていること。
同い年なだけに、刺激にもなり。
落語も、精力的で、持ちネタも随分ありそうです。
しかも、私が逡巡する噺を、こともなげにやっている。
「船徳」も「棒鱈」も、今回の「片棒」も。
聞けば、前日は「二番煎じ」をやってきたと…。
私は、噺を意識し過ぎるのかなぁ…。
「片棒」にもチャレンジしたいのに、敵前逃亡している自分が恥ずかしい。
例によって、軽妙な口調で客席を沸かしています。
しかし、今一つ、客席のノリが良くありませんでした。
それにしても、いつか懸案の「笑児・乱志二人会を」やりたい。

花柳亭遊狂師匠

やっとやっと出演してくださった遊狂師匠。
寝蔵師匠と酔狂師匠と遊狂師匠が、私が1年生の時の4年生。
それぞれ物凄く影響を受け、目標にした先輩です。
雲の上の存在で、気軽に声をかけることも出来なかった方々と、時を超えて語り合える幸せは、何とも言えません。
遊狂師匠の技量の高さは、学生時代から折り紙付きですから、OB落語会への出演も、OB全員からのリクエストでした。
第9回目にしてやっと、出演してくださいましたが、着物で座布団ではなく、スーツ姿で立ってのデビューとなりました。
会社や宴会で披露して喝采を浴びてくる小噺を中心に、ブランクを感じさせない至芸でした。
予想通り、大好評でした。
実は、突然ご親類でご不幸があったそうですが、しっかりと高座を勤めてくださり、高座を下りたその足で、仙台に向かわれました。

2015年11月15日 (日)

「Ⅰさん」と

今日も落語会は「Ⅰさん」と行き、帰りは松戸まで戻って一献。
初めて入る店でしたが、料理も美味しく、店員の女の子が感じが良くて、オジサン二人は大満足です。
  
この鶏肉の料理を食べた後、そのお礼だということで、こんな粋なことをしてくれました。

いつも公私様々な話をしますが、昨日の「お江戸あおば亭」に関して言うと、観客が少なかったこともあるかもしれないが、全体としてやや覇気に欠けていたというコメントがありました。
特に、声の通りが悪かったと・・・。
周りがそんな感じだったので、相対的に私が目立ったと、微妙な感想でした。
私も含めて、確かにそうだったかもしれません。

らくご@座「鰍沢 零・壱・弐」

  • 「鰍沢」の企画は、聴き逃す訳にはいきません。
    「鰍沢」は二十代だった三遊亭圓朝による
    三題噺として伝わる噺です。
  • その三題は「卵酒・鉄砲・毒消しの護符」。201520111520kazikazawa
    さらにその続編もあり、
    これは歌舞伎狂言作者・河竹黙阿弥の作で「花火・後家・峠茶屋」の三題から成ったと言われます。
    201520111520kazikazawa20ura
  • 今公演では『鰍沢』本編を入船亭扇辰。
  • 続編を柳家小満んが口演。
  • そして本編の序章となる物語を柳家喬太郎が創作ネタおろし。
  • これも本編続編同様、三題噺での創作に挑みます。
  •   ◇子ほめ      入船亭辰のこ
      ◇鰍沢(前段)   柳家喬太郎
  •                (柳家喬太郎作)
      ◇鰍沢(本編)   入船亭扇辰
                   (三遊亭圓朝作)
      ◇鰍沢(続編)   柳家小満ん
                   (河竹黙阿弥作)
  •   ◆余談会~鰍沢あれこれ
  • それにしても、喬太郎さんの前段はお見事でした。
    「祭囃子・猫・吾妻橋」の三題噺として、本編に繋がるストーリーは、なかなか聞かされました。
    14475877153301_2伝三郎と月の兎(お熊)との馴れ初めと心中まで。
    ただひとつだけ気になったのは、伝三郎が奉公している本町の生薬屋の若旦那が、吉原を足抜けした伝三郎を、吾妻橋の上で、吉原の追手と挟み撃ちにする場面です。
    若旦那が、吾妻橋の対岸(向島)方向から来るはずがありませんから。
    尤も、その前にちょっと居眠りしていたので、聴き落としているかもしれませんが。
    閉演後には、入場者全員に、小室山の妙法寺の「毒消しの護符」をもらいました。
    なかなか粋な計らいでした。

    イイノホール

    ほとんど毎日のように、地下を通っているのですが、イイノホールでの落語会は、新しくなって初めてです。
    今日は、「鰍沢 零・壱・弐」というテーマの落語会です。
    開場直後に到着したので、入場者の列が残っていました。
    イイノホール
    会場内は新しいので、とてもきれいです。
    どの席からも見やすいのがありがたい。
    イイノホール
    想像していたよりコンパクトで、横に広い感じです。
    イイノホール
    ロビーでは、「鰍沢」にちなんで、鰍沢の地酒「春鶯囀(しゅんおうでん)」も販売されています。
    鰍沢・・・、少なくとも落語の中では、江戸の地名以外で一番有名な地名ではないかと思います。

    日比谷公園からイイノホールへ

    お昼前から天気が回復しました。
    イイノホールでの落語会に行くために外出。

    時間があったので、日比谷公園を散策。
    日比谷からイイノホールへ
    普段は朝早いので静かですが、休日の日比谷公園でしイベントが開かれていました。
    「ファーマーズ&キッズフェスタ」だとか・・・。
    日比谷からイイノホールへ
    いつもの池を通りかかると、妙齢の女性が一人佇んで、水面を見つめていました。
    日比谷からイイノホールへ
    公園内の日比谷図書文化館では、「文化特別展」とやらが開催されていたので、ちょっと立ち寄ってみました。

    行徳亭落語会のめくり

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    L_e8aa97c171c263559f35e4becb14e7093昨日の、「お江戸あおば亭」に、「H先生」がご来場くださり、別にお願いしていた「行徳亭落語会」のめくりを持って来てくださいました。
    早速、帰宅して確認しました。
    やはり雰囲気が出ていいですね、
    この落語会は、落語っ子連の窓口さんが、地元の公民館長さんから声をかけられて実現した企画で、落語会の名称やチラシも、全て公民館で準備していただきました。
    有難いことです。
    単なる"高座"でなく、公民館主催"講座"です。
    我々は"講師"ということになりますな。
    従って、"受講者"の募集も公民館でやってくださっています。
    これも有難いことです。
    それにしても、メンバーの皆さんも力が入っていて、もしかすると「深川三流亭」の時よりも熱い感じです。B9tfadbmn8l2qwm0ib
    恐らく、当日の演目がネタ下ろしではなく、持ちネタの再演、再々演ですから、リラックスして出来るからでしょう。
    幸い、私は高座の機会が複数のグループでありますが、持ちネタを一度だけでなく、何度も繰り返して練り上げて行くのも大切だと思いますから、こういう場は本当に貴重だと思います。

    宴の後・・・?

    昨日の疲れが・・・。
    あまり良い出来でもなく、脱力感。
    朝稽古
    自室の稽古スペースも、ちょっとけだるい雰囲気。
    朝稽古
    今日は、楽しみな落語会があります。

    落語DEデート

    昨日の疲れか、布団の中でまどろみながら・・・。
      ◇おやじの勉強       柳亭痴楽
    この師匠が世に出た「痴楽綴方狂室」と同様のリズムを、夢うつつの狭間で聴きました。

    2015年11月14日 (土)

    OB会打上げ

    OB会打上げ
    総会と落語会の後、盛大に?打上げを。
    今までは、ご贔屓の皆さまにもご参加いただいていましたが、
    今回は落研OBのみで・・・。
    乾杯の後、新旧会長のご挨拶があり、卒業年次の順に一言ずつ
    感想や近況やその他を。
    周りを見回すと、私は、卒業年次では下から2番目。
    年齢では、何と最年少でした。
    超高齢化社会の縮図を見るようです。
    長老の愉し家弁痴師匠から、落語会の出演者のレベルについて
    お褒めをいただきました。
    そして出演者各人のコメントも・・・。
    「猫怪談」は、私の与太郎の演出(喋り方等)は、あまり聴いた
    ことがなく、面白かったということでした。
    いつも辛口の弁痴師匠ですから、あるいは言外・行間もあった
    かもしれませんが。

    第9回お江戸あおば亭

    定刻に開演しました。
      ◇巷談(小噺)        花柳亭遊狂
      ◇片棒             破れ家笑児
      ◇目黒のさんま       杜の家とん平
      ◇猫怪談           金願亭乱志
                仲入り
      ◇浮世床&寄席踊り     恋し家古狂
      ◇池田の猪買い       談亭志ん志
      ◇カラオケ病院       桂友楽
      ◇夢の酒            喰亭寝蔵

    仲入り前は、楽屋で色々やっていたり、自分の高座もあって、写真を撮ることができませんでしたが、仲入り後は、袖から、客席の後方から、先輩方の高座姿を撮りました。

    恋し家古狂師匠は、この後で、笑児さんの三味線で、明るい踊りを披露してくださいました。
    寄席の色どりです。

    今般、OB会の会長にご就任の志ん志師匠は、前回に続いて上方噺で、これもまたご趣向。

    江戸噺と上方噺のバイリンガルです。

    仙台から駆けつけてくださった桂友楽師匠は、被災地やデイサービスでの出前落語で好評の「カラオケ病院」。

    満を持しての名人喰亭寝蔵師匠が、会をグッと引き締めてくださいました。
    ・・・やはり雨の影響からか、お客さまの入りは、心配していた満員にはならず、8割程度の入りだったでしょうか。
    ちょっと残念でしたが、盛会のうちにお開きにすることが出来ました。
    ご来場くださった皆さまに、心から御礼申し上げます。

    浅草ことぶ季亭

    予報どおり、雨が降り出しました。
    恐らく客足に影響することでしょう。

    浅草ことぶ季亭での開催は2年半ぶりになるのかな。

    最近では、プロの噺家さんの会も盛んに開催されています。

    会場に着くと、お席亭がいらっしゃったので、ご挨拶をしました。

    いつも気さくに、色々よくしていただきます。

    早速、めくりの準備や、座椅子と座布団を並べます。

    ここは、キャパシティが大きくくなく、50席でいっぱいです。

    でも、演芸のために作られていますから、高座は最高てす。

    今回は、落語会の前にOB会の総会が先に開かれます。

    ファミレスで

    ことぶ季亭での落語会の時の決まった内職があります。
    ファミレスで
    近くのファミレスに入って、プログラムの二つ折り作業です。
    自宅でも出来るのですが、かさばってしまうので。
    ファミレスで
    モーニングセットを注文して。

    会場へ

    上野では、いつもと逆方向の浅草行き。
    会場へ
    浅草の一駅手前の田原町で下車。

    田原町の浅草通りと国際通りの交差点。
    国際通りを南方向、蔵前方面に向かうと、浅草ことぶ季亭。
    空模様が怪しく、パラパラ雨が降り始めました。

    朝稽古

    最後の稽古。

    通しではやっていないので・・・。
    また長くなって、先輩方に叱られるかも・・。

    噺っ子連・有難亭

    久しぶりに更新された師匠のブログを見てびっくり。
    先月、有難亭を、悲しいことだが、解散した。 
    阪東市での有難亭を一次とすると、稲敷市は第二次。
    先月に、その二次有難亭が稽古としての良き方向を見失ってきたので、解散をさせた。
    連員をフリーとした上で、新たに第三次の有難亭を真仮名さんが佐原市で立ち上げ、梅朝さんが牛久市で悟りっ子連・牛久(ぎゅうきゅうてい)を立ち上げた。

    詳しいことは分かりませんが、とても驚きました。
    9月に、有難亭の梅八さんと真仮名さんと共演したばかりでしたし・・・。
    稽古としての良き方向を見失った・・・?
    色々事情はあるのでしょう。
    でも、第三次の真仮名さんには頑張って欲しいですね。

    今日の手拭い

    今回は猫の柄の拘らず、萩の模様にしました。
    今日の手拭い
    仙台の花です。

    15日は古典落語発表会

    今週の日曜日は古典落語発表会です!
    天気予報ではあいにくの雨となっておりますが、雨にも負けず頑張っていきますので、お気軽におこしください。
      とき   平成27年11月15日 (日) 13時30分開演
      ところ  東北大学片平キャンパス内さくらホール

    って、後輩たちが叫んでいます。
    是非ともお出かけください。

    2015年11月13日 (金)

    歩き稽古

    落語会の直前には必ずやっている歩き稽古。
    今回は、ほとんどやっていません。
    ネタ下ろしではないから?
    歩き稽古
    東京落語会の帰り道。
    今夜は、頓平師匠が来ていなかったので、いつもの店での一献が出来ず、会場から虎ノ門ヒルズの脇を通って、新虎通りを新橋まで歩きました。
    歩き稽古
    車道は開通しましたが、歩道の整備の真っ最中の新虎通りです。
    新橋までの10~15分を歩き稽古で。

    東京落語会

    いつもの通り、開演から聴くことが出来ないものと諦めていましたが、何とか前座さんが開口一番で上がっている時に会場に着きました。
    東京落語会
    NHKの新人落語大賞を受賞した桂佐ん吉さんを聴くことができました。
    とても良い声ですね。
    吉朝さんのお弟子さんということですから、上品な芸風を期待します。
    東京落語会
    今日は、玉の輔さんと小燕枝師匠ですね。
    安心して、聴いて楽しむことが出来ます。
    談笑さんも期待しましたが、立川流は粗い。
    それに、オチはいただけませんでした。
    素直に「とわは千早の本名だ」でいいじゃないですか。
    「千早亭永久」は怒りますよ。
    ところで、仲入りの時のトイレの前の長蛇の列には辟易です。
    ほとんどジイサンばっかりです。
    東京落語会
    並ぶことが大嫌いな私は、一旦会場を出て、地下の飲食フロアのトイレに行き、並ばずに用を足しました。
    それにしても、談笑さんが終わった時に、堰を切ったように大勢の観客が帰りました。
    いつもの傾向ではありますが、今までで一番多かったと思います。
    申し訳ありませんが、木久扇師匠のワンパターンネタは、もういいです。
    それに、言葉がすんなりと出ないことが多く、さすがに年齢を感じてしまいました。
    来月は、さん喬師匠の「火事息子」がトリです。
    楽しみであると同時に、今月とのギャップが大きすぎると思います。

    明日はお江戸あおば亭

    11月14日(土)は「お江戸あおば亭」です。
    明日はお江戸あおば亭
    会場が広くないので、早めのご来場をお勧めします。
    12時30分開場です。

    郊外の

    仕事で、郊外の某私鉄の駅に降り立ちました。
    ちょうど、小学校の低学年の下校時間のようで、黄色い帽子を被った児童たちが、駅に向かって歩いています。
    郊外の
    目的は、この駅から歩いて十数分の某私立大学。
    キャンパスは整然としていて、木々も色づいていました。
    郊外の
    勉強するには絶好の環境かもしれません。
    通学はちょっと大変かもしれない。
    しかし、“学生街”はありません。
    田園と新興住宅地の中にあります。
    考えてみれば、我が母校とて、川内と青葉山キャンパスは、国有地で、周りには何もありませんでしたが。

    マイナンバー

    色々議論があるようですが、新しい制度がスタートしました。
    マイナンバー
    年金のお粗末な対応のイメージが強いので、管理面での不安はありますが、メリットも大きいとは思います。
              マイナンバー
    税金を逃れようとする、逃れていた人は反対するでしょう。
    しかし、様々な証明書の取得が楽になったり、不要になるのは、歓迎です。
    ワンストップの時代ですから。
    でも、会社の人事や総務の担当者は大変です。
    ちなみに、まだ、私の手元には、番号の通知は届いていません。

    2015年11月12日 (木)

    桂佐ん吉さん

    明日の東京落語会に、「平成27年度NHK新人落語大賞」を受賞した「桂佐ん吉」さんが出演するようです。
    桂さん吉さん
    上方の噺家さんなので、全く知りません。
    10月26日野行われた本選では、「愛宕山」 を演じたそうです。
    佐ん吉さんは大阪市出身。
    平成13年に故桂吉朝さんに入門。
    今年が、出場資格最後の年だったそうです。
    明日は、聴けそうにありません。

    帰りの…

    魚中心の弁当にしました。
    帰りの…
    鮭の西京焼きは美味でした。
    いつも鶏肉かトンカツの弁当でしたから。
    帰りの…
    ご飯は半分以上残しました。
    糖分を摂らずに腹一杯食べる工夫をしたいと思います。

    博多行き「のぞみ」

    今日は、いつもと違って、新大阪行きでなく、博多行きに乗りました。
    博多行き「のぞみ」
    途中で降りずに終点までが良いと言う訳で、新大阪行きばかりに乗ります。
    帰りも、新大阪始発を選びます。
    始発の方が発車時刻よりいくらか早くホームに入って来るので、何となく落ち着く感じがしますので。

    行徳亭落語会の後の…

    落語っ子連の千公さんが、いつものように早々と手際よく、行徳亭落語会の後の宴の店を手配してくれました。
    行徳亭落語会

    地元の窓口さんも知らない、ディープでグルメの焼き肉の店だそうです。
    こういうのは、好きだと言うだけでなく、才能なんでしょうね。
    落語っ子連のMLに、なぞかけを投稿しました。
    三流亭千公とかけて、JAXA(宇宙航空研究開発機構)と解きます。
    その心は、どちらも打ち上げが好きでしょう…。

    ホームドア

    大阪出張で、上野で山手線に乗り換え。
    ホームドア
    山手線ホームが、いつもと雰囲気が違います。
    あぁ、山手線側にホームドアが新設されていました。
    ホームドア
    混雑するホームの安全のためには、とても効果があると思います。
    これからどんどん増えて行くでしょう。
    京浜東北線側はまだ?
    ホームドア
    ホームドアとかけて、下手な噺家さんと解きます。
    その心は、どちらもなかなかオチません。

    子どもの躾

    権利主張ばかりがまかり通る世の中で、モンスターペアレントをはじめ、とんでもない親が増えています。
    そんなバカ親に対して、痛快な話題です。
    世界遺産にも登録されている京都の「宇治上神社」。
    この神社が作った参拝者向けの紙が話題になっているそうです。
    「小さなお子様をお連れの親御様へ」と題したメッセージです。
    子どもの躾
    ここは神社です。皆様が心を静めてお参りをされる場所です。
    テーマパークでもファミリーレストランでもありません。
    サービス業ではないのです。
    「お客様は神様」の自論は通用しません。
    本当の神様は目の前においでです。
    当然、不敬な行動は叱ります。
    親御さんがお子様をしっかり御監督なさって下さい。
    お子様を叱るのは、親の責任ですし、親が不行き届きで、周り
    の人に叱っていただいたなら、逆切れではなく、「ありがとう
    ございます」です。
    自分本位な考えの大人になられないように、正しい教育で共に
    お子様の健やかなる成長を見守りましょう

    本当に自分の子どもを叱ることの出来ない親が多いです。
    この文章を書いた神職の方の思いやコメントにシンパシーを感じます。
    この貼り紙、どんな思いで書かれたものなのか?
    (書いたきっかけ)
    世界遺産になってから参拝者も増えています。
    そんな中、私たちが子どもを注意すると、逆にその親から苦情を言われるケースが増えてきたためです。
    他の参拝者のためにも、守っていただきたい一般的なことを書きました。
    (込めた思い)
    子どもの頃にやりたいことをやって、そのまま大きくなったら大変なことになりかねません。子どものうちに、しっかりと親や周囲の大人が教えることが必要だということが伝わればと思っています。
    ・・・そして
    子どもたちは宝です。
    健全に育つように周りの大人が見守っていける、そんな社会であったらいいなと思います。
    このブログで度々採り上げていますが、師匠が仰ること。
    今は、好き嫌いだけで物を判断する、子どものような人が増えている。
    善悪の判断が出来るのが大人。
    そこにも通じることだと思います。

    ベータビデオカセット

    ソニーが、来年3月で、ベータビデオカセットとマイクロMVカセットテープの出荷を終了するそうです。
    ベータビデオカセット
    ベータビデオカセット…、懐かしいですね。
    そのうち、VHSも同じ運命を辿るのでしょう。
    これもアナログの昭和の典型です。

    2015年11月11日 (水)

    同期の2人と

    前の会社の同期の、「岩さん」と「池さん」と、新橋駅前の店で会いました。
       同期の2人と
    2人は、同期会の幹事で、140人ぐらい存命している同期のために、常々尽力してくれています。
    今月の27日に、この店を借り切って同期会を開催する予定です。
       同期の2人と
    いつもは、やはり同期のエコノミストの講演を聴いてからの宴ですが、今回は私に落語のオファーがありました。
    そこで、下見と打ち合わせを兼ねてと言う訳です。
    実は、落語を演る場所とシチュエーションとしては厳しいものがありますが、これも稽古だと思って、チャレンジしてみようと思います。
    時間は、会の最初に20〜30分もらえそうなので。
    問題は演目です…。
    じっくり聴いてもらうと言うのは期待出来ませんし、あまり重たい噺でも…。

    鈴本チケットオンライン会員

    寄席もWEBの時代ですから。
    鈴本チケットオンライン会員登録/入会申込みをしました。

    11月11日

    1が4つ並ぶ今日は、色々な記念日になっています。Pocky_1410
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    ほかにもいろいろあるようです。
    ・・・私にとっては・・・、ちょっと苦い思い出のある日です。
    秘密ですが。

    宝冠大日如来

    絵に描いたような「便乗」じゃないですか?
    これは某寺の「宝冠大日如来像」です。
    手つきが誰かに似ていませんか?・・・という。
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    ラグビーワールドカップでの活躍で、時の人になった五郎丸歩選手のキックの前の独特のポーズに似ていると話題になっている。
    地元の高校のラグビー部が必勝祈願に訪れたそうで。
    大日如来とは、真言密教の教主。
    宇宙の実相を仏格化した根本仏であり、一切の現実経験世界の現象はこの如来そのものであるといわれる。
    ・・って、全然分かりませんが。
    大日如来(仏教)とかけまして、ラグビーと解きます。
    その心は…、どちらも渡来(トライ)したでしょう。

    第9回お江戸あおば亭

    今週の土曜日14日午後1時の浅草ことぶ季亭。
    東北大学落語研究部OB落語会「第9回 お江戸あおば亭」。
    勿論、木戸銭無料。
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    仲入りは金願亭乱志「猫怪談」、主任は喰亭寝蔵「夢の酒」。
    今回初顔は花柳亭遊狂。

    2015年11月10日 (火)

    遅いランチ

    病院のレストランで。
    先生は糖分以外は腹一杯食べても良いと言っていましたが。
    そうは言っても、まだ病院の中だし。
    遅いランチ
    生姜焼き定食です。
    勿論、ご飯は残しました。

    健康チェック

    4ヶ月に一度の健康チェック。
    この4ヶ月は本当に自然体で、食べる物も、いくらか緩くしてみたので、数値が悪化しているかもしれません。
    ダイエットを始めて、1年半が経過して、リバウンドの恐怖も感じています。
    健康チェック
    この病院の偉い先生がノーベル賞を受賞したので、至るところにお祝いのポスターなどが掲げられています。
    数値もまずまず良好。
    健康チェック
    ちょっと体重が増えたので気をつけないと。
    先生は、糖分さえ抑えれば、満腹になるまで食べても構わないと。
    今日も待ち時間1時間、問診(診察)時間3分。
    次は、来年の3月1日です。

    配慮に欠けた

    ちょっとお粗末な話題です。
    配慮に欠けた
    プロ野球の日本ハムが、地元北海道の新千歳空港に掲げている広告が、「配慮に欠けている」と批判されたため撤去されました。
    今年6月から新千歳空港のロビーに掲げていた垂れ幕型の広告の1つで、栗山監督の写真とともに「北海道は、開拓者の大地だ」と書かれていました。
    これについて、アイヌ民族の団体「北海道アイヌ協会」が、「広告の表現からは先住民族としてのアイヌ民族の存在が読み取れず、配慮が足りない」などとクレーム。
    時々、「日本は単一民族の国だ」などと、多数に埋没して、脇の甘い政治家などが言って、世の中の顰蹙や苦笑を買ったりしますが、慮りがないと言われても仕方がないでしょう。
    そう言う意図ではないにしろ。
    ダイバーシティの時代でもありますから。

    昭和基地

    南極探検と言うのは、幼い頃の男の子の憧れの一つでもありました。
    昭和基地
    南極と言えば「昭和基地」ですが、新しい基地を建設する計画が発表されたそうです。
    計画は、地球規模の環境異変を調べることを目指すものだそうで、新基地では、欧州が2004年に南極で入手した最古の氷(約 80万年前)よりも古い氷の掘削に挑むということです。

    信長の首塚?

    大手町に「平将門の首塚」かあるのは良く知っていましたが・・。
    信長の首塚?
    何と富士宮市に「織田信長の首塚伝説」が残っているそうです。
    西山本門寺で「信長公黄葉まつり」が開かれたそうです。
    法華宗の名刹で、なじみのあるお寺ですが、知りませんでした。
    火縄銃演武や武者行列などで信長をしのび、ゆかりの地を来場客にPRしたということです。
    富士地域の火縄銃愛好家でつくる「駿府鉄炮衆」が迫力の演武。
    「放て!」の合図で銃口から火が噴き出し、轟音が鳴り響く。
    具足や着物で仮装した子どもたちが本堂の周辺を練り歩く。
    1582年に本能寺の変で没した信長の首は、側近が西山本門寺に運んで埋葬したと語り継がれているそうです。
    本堂裏には「信長の首塚」があり、供養祭も行われたそうです。

    都心回帰

    中央大学は、多摩キャンパス(八王子市)にある法学部を2022年までに後楽園キャンパス(文京区)に移す方針を固めたそうです。Awaji09
    看板学部を約40年ぶりに都心に戻すことで志願者増を狙う。
    市ケ谷キャンパスの法科大学院も同様に集約する。
    法学部と法科大学院の一体運用で教育内容を充実させ、「法科の中央」 のブランド力を強化する考えだ。
    法学部は1978年に多摩キャンパスに移転した。
    法律、政治、国際企業関係法の3学科があり、1学年1370人が学ぶ中央大の最大学部。
    前身の「英吉利法律学校」が1885年に創立して以来、約130年の伝統を持ち、法曹界や官界、政界、実業界に多くの人材が輩出した。今年の司法試験合格者数でも、全国の法科大学院でトップだった。
    ・・・個人的ですが、感慨深いものがあります。
    受験した唯一の私大(学部)だからです。
    当時は、今は大手損保会社の本社になっている場所にキャンパスがあり、東大の「赤門」に対して「白門」と呼ばれていました。
    幸い合格して届いた入学手続き書類に、入学金と授業料のほかに、当時移転が決まっていた八王子キャンパスへの寄付金の依頼がありました。300pxchuo_unv_tama
    ・・・そのキャンパスが都心に回帰するとは、時の流れを感じます。

    仁和寺?

    徒然草の一節。
    仁和寺にある法師、年寄るまで石清水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、ただひとり、徒歩よりまうでけり。
    極楽寺、高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。
    ・・・・・。

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    ではなくて、またコンビニの話題です。
    この世界遺産でもある仁和寺の近隣に出店を計画していた「ローソン」が、「地域の理解を得られない」として、出店を中止することになったそうです。
    この問題をめぐっては、寺や住民が建築計画の撤回を求め、京都簡裁に調停を申し立てているそうです。
    ローソンは仁和寺のバッファーゾーン(緩衝地帯)の区域内で、重要文化財の二王門から約20メートル離れた場所での建築を計画しており、住民らは「寺周辺の世界遺産としての景観を悪化させる」と主張していたということです。
    仁和寺
    住民の皆さん、「年ごろ思ひつること、果し侍りぬ」と思いましたかな?
    ローソンさん、「ろーそん(ようそん)な計画を立てたものだ」と、仁和寺のローソン(老僧)に窘められましたか?

    競争激化・・

    会社の近くのコンビニが閉店してしまいました。
    競争激化
    何度か買物をしたことがある店です。
    この辺りには、同じ看板の店も含めて、何軒もコンビニがありますから、競争も激しいのでしょう。

    2015年11月 9日 (月)

    満員御礼途切れる

    大相撲九州場所2日目の観客の入りが6割にとどまり、今年初めて「満員御礼」とならず、5場所連続で続いてきた15日間満員御礼が途切れたそうです。K10010299821_1511092046_1511092048_
    大相撲は個性豊かな力士の活躍や若手の台頭、日本相撲協会の女性や若者のファンを獲得する取り組みなどが奏功して人気回復が進み、今年の初場所から秋場所まで5場所連続で15日間を通して満員御礼が出ていましたが、九州場所は去年、満員御礼が7日にとどまるなど、例年場所の前半は観客数が伸び悩む傾向があるそうで、初日は定員6986人に対し、6800人の観客を集めて満員御礼となりましたが、2日目は4200人と定員の6割にとどまり、満員御礼は出ませんでした。
    ・・・興行ですから、そういうこともあるでしょう。
    地方場所なので、お茶屋さんもないそうですから、集客力も弱いのでしょう。
    あまり神経質にならず、地道にファン獲得に努めることですね。K10010299791_1511092030_1511092032_
    土俵内容は、そこそこ充実していると思います。
    今日は、 横綱・日馬富士に土がつき、小結・嘉風が初日の鶴竜に続いて大関・稀勢の里を破りました。
    本当に期待に応えてくれない大関が情けないですが。

    下書入れ

    下書き入れ
    鈴本演芸場の正月興行の「下書入れ」が執り行われたそうです。
    初席・二之席のトリが正式決定しました。
    また新しい年が来るんですね。

    わんこそば

    わんこそば
    わんこそばの大会。
    一般の部の個人では、10分間で338杯、かけそばにして約34杯分を平らげ、3連覇を果たしたそうです。
    2秒足らずで1杯のペースになりますか。
    「そば清」のように、「どぉ〜も」なんて、悠長なことを言っている暇はありませんな。

    来年のカレンダー

    五街道雲助師匠の来年のカレンダーだそうです。Ctq_urauwaafq8r
    「らくご街道雲助五拾三次」が販売しているようです。
    ・・・渋いですね。

    2015年11月 8日 (日)

    立冬

    今日は立冬です。

    昼夜の寒暖の差が激しくなり、 この気温変化についていけず、体調不良に陥ってしまう人も多いことでしょう。
    立冬は十分な休息と栄養を取り、冬を乗り越える為の準備をする期間とも言われています。

    めくりの確認

    今度の土曜日は「お江戸あおば亭」です。
    14469695269651_2 当日使用するめくりの準備をしなくてはいけません。
    落研OBのめくりは、全て私が預かり保管していますので、めくりの準備は重要な仕事なんです。
    落語会の名前「お江戸あおば亭」と今回初登場の「花柳亭遊狂」師匠の2枚は、先月、既に「H先生」に書いていただきました。
    プログラムを見ながら、番組の順番に並べる作業です。
    めくりは、折り曲げてはいけないので、丸めて保管してありますので、1枚1枚広げて、誰のものかを確認して、順番に合わせて重ねて行きます。
    この作業が、意外に大変なんです。
    模造紙は、相応の厚さですから、丸めておくと、広げてもすぐに元に戻ってしまいます。
    片方に重りになるものを置いて、重ねて行きます。
    今までの出演者の数もかなりの人数になりますし、「お江戸あおば亭」「開口一番」「仲入り」もあります。
    それから、「一番丁はずみ亭」「林家あずみ」もあります。
    また、扇子っ子連の「千早亭永久」と、いずれ改名するかもしれない「金願亭圓志」も。
    一方、落語っ子連の「三流亭流三」は、紅巣亭で預かっていただいています。
    こんなに散らかってしまいます。
    めくりの確認
    いずれは、私も書いてみたいとは思いますが、なかなか。

    66666

    今日は生憎の雨降り。
    勿論、富士山は見えません。
    66666
    母の所に通うようになって、愛車の走行距離が瞬く間に増えて行きます。
    サンデードライバーですが、年間1万キロから1万5千キロのペースです。
    66666
    本日、66666キロになりました。
    6年3ヶ月で、6万6千キロ。
    最初の頃は、せいぜい5千キロペースでしたから。
    振り返ってみると、2年半前の一昨年5月に3万キロ、昨年6月に4万キロ、今年2月には55555キロでした。
    愛車には、もっともっと頑張ってもらわないと。
    今日は、午前中に行って、昼過ぎに富士を出ましたので、明るいうちに帰宅できました。
    渋滞も全くなく。

    ランチ

    東名富士IC入口近くの和食店でランチ。
    ランチ
    この店には、今日が2度目です。
    元々、ファミレスだった建物に、寿司、魚、肉・・と様々なメニュー。
    最近のチェーン店の画一的な、スマートになものと違って、手作り感のある料理です。
    近所のおばさんが作ったという感じですが、コストパフォーマンスはなかなか良好です。
    店員さんも、制服を着た若い女性というよりも、ジャージの上に割烹着という雰囲気のおばさんばかり。
    レジの横に、「当店オリジナルソース」がボトルに詰められて置いてありましたが、人の手で注いだ感じで、工場で詰めたような密封感がないのが何とも言えません。
    刺身・海鮮ミックスフライ定食です。

    落語DEデート

    珍しい噺です。
    志の輔さんも初めて聴く噺だそうです。
     ◇粥やろう    三遊亭圓生
    音曲噺ですね。
    「粥(かい)やろう」と発音するそうです。
    そのまま「音曲小噺」という演目で言われることもあるそうです。
    従って、「豊竹屋」のマクラに使われたりもするようです。

    大阪で流行った国太夫節に、
          ♪一体おまえと  こうなったは    並たいていのことかいな
          末はどうしてこうしてと    たのしんだ甲斐がない……
        という文句があった。
    冬になると大家が乞食にお粥をふるまう。「粥(かい)やろォ…う」と呼ぶと面桶(めんつう:乞食が食べ物を入れる器)を持った乞食がぞろぞろと集まる。
    その一人が、もらった粥を急いで飲み、もう一杯粥をもらってわが家へ帰る。
    わが家といっても橋の下、橋に穴をあけて明かり取りにしてある。お粥は後の楽しみに取っておいて、横になったが気になって眠れない。
    同じ頃、橋の上を通り掛かった按摩が人に突き当たる。
    「ど阿呆、盲に突き当たる奴があるかいな。唄に夢中になってけつかる。今えらい流行ってる唄や。けったくそ悪い。唄うたろかしら。
          ♪一体おまえと  こうなったは    並たいていのことかいな……」
    乞食が明かり取りにあけた穴から杖を落としてしまった。
    「あ、こらえらいことした。杖はどこへ行た。
          ♪杖(末)はどうしてこうしてと……」
        今乞食が粥を取り出して食おうとしたところへ、上から杖が落ちきた。
    「あァッ……あァあァ……
          ♪たのしんだァ  粥(甲斐)がなァ…い」
    志の輔さんも言っていましたが、「かゆ」でなく「かい」と言う。
    これは、江戸の訛りなんでしょうか?
    「ゆ」を「い」と発音することがあります。
    圓窓師匠がよく、圓生師匠は、新宿(しんじゅく)を「しんじく」、千住(千住)を「せんじ」と発音していたと仰います。
    それなら、「文七元結(ぶんしちもっとい)」もそうなのかな?
    「元結」は、元は「もとゆい」と読むのでしょうが「もっとい」と言う。
    しかし、「寿限無(じゅげむ)」は、「じげむ」とは言いませんね。

    朝日名人会のチケット

    朝日名人会の年間通し券募集のDMの中に、こんなチラシが入っていました。
    朝日名人会のチケット
    えっ?
    まだチケットが残ってるの?
    朝日名人会のチケットは、即日完売のイメージが強いのですが。
    これも、落語ブームが下火になったということでしょうか?155a4
    でも、チケットぴあで調べたら「予定枚数終了」になっていました。

    お江戸あおば亭のプログラム

    11月14日(土)の「第9回お江戸あおば亭」のプログラムを印刷しました。

    毎回のワンパターンですが、いくらかマイナーチェンジをしました。
    寄席文字以外は、原則草書体にしてみました。
    字の色も黒に統一し、地味にはなりましたが、重厚感を出そうと思いました。

    そう、本番はもう来週です。

    朝日名人会年間通し券

    恒例の「朝日名人会」の年間通し券の募集DMが届きました。
    朝日名人会年間通し券
    競争率が高いこと、値段も高いこと、最近土曜日は帰省していることから、ここ2年ぐらいは応募もしていませんでした。
    葉書1枚だけ申し込んでみようか・・・。
    実は、当たったら困るんですが。

    鈴本12月中席特別企画

    鈴本演芸場の12月中席の夜の部の特別企画興行です。
    12nakayoru
    日替わりのトリの師匠が「芝浜」を演るというもの。
    特別企画公演 「年の瀬に芝浜を聴く会」
    下記の演者が日替りにて 「芝浜」を申し上げます
     ・11日 =  桃月庵白酒
     ・12日 =  五街道雲助
     ・13日 =  春風亭一之輔
     ・14日 =  柳家さん喬
     ・15日 =  蜃気楼龍玉
     ・16日 =  橘家文左衛門
     ・17日 =  隅田川馬石
     ・18日 =  柳家権太楼
     
    ・19日 =  三遊亭金馬
     ・20日 =  入船亭扇遊

    それにしても凄いのは、五街道雲助一門は、4人全員登場です。
    1日ぐらい行きたいですねぇ。

    2015年11月 7日 (土)

    親戚の慶事

    今日は、義息(女婿)の実弟の結婚式でした。 
    New20photo20galleries20page01_3Photo20galleries02出雲に住んでいるのですが、地元のお嬢さんと、めでたく華燭の典の運びとなりました。
    血の繋がりはありませんが、何度も会ったことがある訳ではないのですが、何か・・甥っ子みたいな感じです。
    男ばかり3人兄弟の真ん中というのは、非常に微妙な立ち位置にありますが、自分の道をしっかり決めて、伴侶も自ら選んで。
    しっかりしているので安心です。Detail_500_400____
    せめてもと、祝意を電報で送りました。Photo20galleries20page39_2
    ご結婚まことにおめでとうございます
    自分で選んだ道を
    自分で選んだ最愛の人とともに
    自信を持って真っ直ぐ歩んでください
    お二人のお幸せを心よりお祈り申し上げます

    夕方、新郎の母(=義息の母・娘の姑)から、お礼の電話があり、暫し家内とお喋りをしていました。
    人とのつながりや縁を感じます。

    帰りは上野東京ライン

    仕事帰りは、新橋で上野東京ラインの土浦行きに乗って。
    帰りは上野東京ライン
    普段の夕方は、新橋では座れませんが、土日の今の時間帯なら大丈夫。
    松戸まで座って帰ることが出来ます。
    明日は、雨が降る予報です。
    帰省しても、富士山を見ることは出来そうにありません。

    詭弁(`ε´)

    マンションが傾いている問題、販売元の親会社三井不動産が、今になってやっと、問題発覚以来初めて会見し謝罪したそうです。
    詭弁
    でも、会見に出て来たのは社長ではありませんでした。
    これまで会見を行わなかった理由について、三井不動産は「住民の立場やプライバシーを尊重したためだ」と説明。
    全く意味不明です。
    まず、何の罪もない人々に迷惑をかけた側なのだから、全てに先んじて詫びるのが、人の道でしょう。
    それも、トップ自らがやらなくっちゃあ。
    住民の立場では、謝っても納得などする訳はありませんよ。
    でも、まずトップがひたすら謝罪することでしょう。
    ブランド力が高いと言われる企業の危機管理や顧客志向なんて、所詮この程度のものなんですね。

    朝の街角

    土曜日の朝の霞ヶ関官庁街の一角。
    朝の街角
    タクシーが停まっていて、運転手さんと近くの交番のお巡りさんが自転車を降りて、タクシーの後席を覗き込んでいます。
    どうやら、中に客がいて、身体を揺すったりしているようなのですが・・・。
    泥酔しているのか、体調が悪くなったのか・・・。
    都会の街角のささやかな出来事?

    鈴本11月上席

    鈴本演芸場の11月上席の夜のトリは林家たい平さんです。
    ・・ということは、林家あずみさんも出ているはずです。
    よし、今日の仕事帰りに行こうと・・・、HPで確認。
    残念、あずみさん、今日だけ休演になっていました。
    http://www.rakugo.or.jp/2015-11kami-yoru.html
    師匠のたい平さんと、どこか別の会に出演なんでしょう。
    ご活躍は、本当に嬉しい限りです。

    第158回古典落語発表会

    11月15日(日)13時30分より、東北大学片平さくらホールで、東北大学落語研究部の第158回古典落語発表会が開催されます。
    現役部員の話芸を、是非お楽しみください。

    アイドル路線

    鈴本演芸場の入口。
       アイドル路線
    11月上席から二つ目に昇進した「林家つる子」さんの等身大の写真(看板?)が立てられたようです。
    女性の噺家さんも増えて、華やかな雰囲気になって来ました。
    いよいよ寄席でもアイドル路線ということでしょうか?

    禁煙ポスター?

    これ、禁煙を勧めるポスターです。
    禁煙ポスター?
    山梨の人に呼びかけるなら、やはり信玄公に頼むのが一番?
    禁煙の普及に力を入れている山梨県が、11月9日〜15日の「山梨禁煙週間」に合わせて作ったものだそうです。
    信玄公が「メインキャラクター」に採用されました。
    「もう 吸っちょし」は甲州弁で、「もう 吸っちゃだめだよ」と言う意味。
    以前に、「スピード出しちょし」と書いて、道路に交通安全看板が立っていたのを見たことがありました。
    「・・・しちょし」は、「・・・しちゃだめ!」ってこと。
    しかし、武田信玄も「・・・しちょし」なんて言ってたのかなぁ・・・?
    山梨では、何でも武田信玄が始めたことになっていて、仙台でも伊達政宗が始めたと言っておけば、みんなが納得する。
    この2人が偉大なのか、後世の人たちに知恵がないのか…?

    出勤日

    今日は出勤日。
    出勤日
    通勤電車は空いていたのですが、途中、後続でトラブルがあったようで、根津駅で暫く停車。そうか、ここは根津だ。
    出勤日
    「怪談牡丹燈籠」の萩原新三郎がこの清水谷に住んでいた。
    「猫怪談」はこの七軒町を通って谷中に向かおうとしたはず。
    ・・・ここは落語だらけです。

    2015年11月 6日 (金)

    大学同期の会

    半年に一度、大学の学部の同期4人の集まり。
    320x320_rect_11285046_2 私のほかは、政府系金融機関、メガバンク、大手鉄鋼メーカーに就職した法学部の同じクラスの友人たち。
    今は、それぞれセカンドステージで活躍しています。
    気の置けない仲間と、仙台の話、他の同期の話などに花が咲きます。
    青春が戻ります。
    今回は、十勝ワインを飲みながら。

    派手にやりましたね

    時代錯誤も甚だしい話。
    JR東日本と関連会社の社員計112人が野球賭博に関与。
    外部から指摘を受け、車両センターと関連会社の計606人を対象に聞き取り調査の結果、高校野球春の選抜と夏の優勝校を予想する賭博が以前から行われ、計112人が参加していたことが分かった。
    今春は66人、夏は82人が関与。
    賭け金は1口500円、総額は春132500円、夏173500円。
    優勝校を当てた配当の最高額は春6900円、夏2800円だった。
    賭博は旧国鉄時代から行われていたという証言もあり、長期にわたり常習化していた疑いがあるという。
    こんな話、以前には当たり前のようにあったんじゃありませんか?
    酒飲みに甘いのと同様、「それぐらいはいいだろう」という風潮?
    世の中が変わり、ダメなものはダメ、力の強い者の横暴は許されない時代です。
    セクハラ・パワハラが問題になるのは、時代が変わったから。
    私は、元々賭け事と酒飲みと煙草が大嫌いで、幸い何の関わりも興味もありませんが、これもちょっと前に流行った「KY」に通じますね。

    93歳がひき逃げ?

    先日の新聞に、93歳のおばあさんが、バイクに乗った若者をひき逃げし、修理に出して証拠隠滅を図っていたという記事がありました。
    とんでもない犯罪ですが、93歳の高齢者が運転していたことに驚きます。
    こうなると、さすがの「糊屋の婆さん」も真っ青ですね。
    「羅宇屋煙管の甚兵衛」さんも。
    確かに、田舎では、ほかに足がありませんから、高齢になっても手放せませんが。
    最近、高速道路の逆走や繁華街での暴走など、高齢者の事件・事故が増えています。

    2015年11月 5日 (木)

    砂漠にサイクロン?

    もう、異常気象は何でもあり?
    砂漠にサイクロン?
    砂漠の国、中東のイエメンに、観測史上初めてサイクロンが上陸したそうです。
    イギリスの気象局によると、降水量は、多いところで、2日間で500mmに達した模様。
    通常、イエメンの年間の降水量は、沿岸部でも100mm以下だそうですから、2日で5年分の雨が降ったことに。
    なぜ、サイクロンは、イエメンを襲ったのか。
    今年は、インド洋の海水温が例年より1度高く、サイクロンが発生しやすい状況。
    それに加えて、インド洋で発生したサイクロンは、通常は北上してインド東側のベンガル湾へと向かうが、今回は、上空に東風が強く吹き、イエメンの方向に流れやすくなっていたという…。
    内戦状態が続くイエメンに追い打ちをかけるように、大きな被害をもたらしているようです。

    気になるツイート

    瀧口雅仁さんが、気になるツイートをしています。
    「一文笛」「胴斬り」「猫怪談」についての質問があった。
    出典は何かと。
    落語事典の類には原典が書いてない。
    来春に一つの形にしたいと思っているのでどうしようかと思ったが質問は質問。
    全て原話があるのでそれについて回答をした。
    うむ、しばしお待ちあれ(もったいぶった言い方だ=笑=)。

    「猫怪談」の出典は、「谷中奇聞」だと言われていますが、そもそもその存在がはっきりしていなかったはず。
    興味深いですね。

    ウォーキングイベント

    数年前まで、ダイエットの一環で、ウォーキングをしていました。
    1日最低10,000歩を目標に、恐らく2年以上、1日も10,000歩を割ることもなく、あるいていた時期がありました。
    その頃は、休日ともなれば、鉄道会社や各種団体が主催するウォーキングイベントにも参加していました。
    例えば、新宿中央公園から青梅街道を青梅まで42キロだとか。
    ・・・ところが、有力な主催者でもある京王電鉄が、こんな告知をしているそうです。
    「京王沿線ウォーキング」の開催中止につきまして・・・。
    ウオーキングイベント
    京王電鉄がこれまで 実施してきた沿線の自然・公園や施設を巡るウオーキングイベント 「京王沿線ウォーキン グ」を中止するというものです。
    1997年に始まったこのウォーキングイベントは今年で19年目。
    中止の理由は、参加人数が増え、ウオーキングに参加されていない沿道の住民等から歩行マナーや運営に対する厳 しい意見・要望が多数寄せられてきたから。
    ・・・確かに、マナーの問題もさることながら、住んでいる人にとっては、多数の人で騒がしいのは迷惑な話でしょう。
    以前住んでいたマンションの近くが、花火大会の打上場所・観覧場所に近かったため、本当に不愉快な思いをしたことがありますから、気持ちは良く分かります。

    ウォーキングは、道具も何も要らないし、誰でもいつからでも手軽に出来る健康法です。
    でも、我が物顔に他人の住むエリアを蹂躙するようになるのは・・・。

    新宿駅バスターミナル

    新宿西口のバスターミナルは、若い頃、家内が里帰りする時など、中央高速バスをよく利用していました。
    新宿駅バスターミナル
    新宿駅で周辺に分散する高速バスの乗り場を集約し、発着便数が日本一となる新たなバスターミナルの整備が進められているそうです。
    新宿駅周辺は、39の都府県と結ぶ高速バスが1日およそ1600便発着する拠点 となっていますが、主な乗り場だけでも19 か所に分散しているうえ、駅から離れている 場所もあり、ほかの交通機関との乗り換えが 不便なことなどが課題になっています。
    このため国土交通省は、およそ700億円をかけて乗り場を集約し、新宿駅に直結する 「新宿南口交通ターミナル」の整備を進めているということなんです。
    新たなターミナルは、117社の高速バスの事業者が利用し、1日1625便が発着する日本一の高速バスターミナルになります。
    また、ターミナルにはタクシー乗り場も設置 されることから、駅周辺で客待ちで並ぶタク シーの渋滞を緩和する効果も期待されるということです。

    今は、ほとんど利用することはありませんが。
    今なら、「甲府ぃ」の善吉とお花の若夫婦が、高速バスで甲府に里帰りしたのでしょうか?

    2015年11月 4日 (水)

    太っ腹?

    ズボンのベルトにはおなかが乗っかって隠れてしまい、シャツははちきれんばかりだけでなく、ボタンが外れて…。
    太っ腹?
    見事に膨らんだおなかは、お相撲さんにさせたい…。
    私も、あのまま放っていたら、こんな体型になってしまったかもしれません。
    いや、こんなに立派になる前に、病気で倒れるか、太鼓が破れてしまったかもしれません。
    どんな本を読んでも、どんなテレビ番組でも、高血糖・高脂血・高コレステロールは、万病の元でもあり、治療の邪魔になるものだと…。
    元気で生きていたいから、何とかしないと…と思います。
    健康であれば命も要らない。

    上野東京ライン

    最近は…と言うか、上野東京ラインがスタートしてから、大阪出張の帰りは、新幹線には東京まで乗らずに、品川で下車しています。
    上野東京ライン
    品川からは、常磐線の始発電車に乗り換えます。
    品川から松戸までは35分ほどでしょうか、ゆっくり座って行くことが出来ます。
    ただし、本数が多くないのと、沿線で風雨の影響や事故があると、すぐに品川−上野間は運行が取りやめになりますので、注意しないといけません。

    素朴な疑問

    私は英語は良く分かりませんが。
    近くの持ち帰り弁当屋さんの看板を見て。
    “DELICIOUS & RICE”となっています。
    素朴な疑問
    ???何か変な感じがします
    美味しいご飯なら“delicious rice”だと思いますが。
    deliciousというのは形容詞ですから。
    名詞として使ったのでしょうか?
    例えば、美味しいもの…とか。
    確かに、“sweet”が“sweets”と言う名詞になっているから…。

    母校の情報

    静岡県内高校の新聞部などでつくる県高校文化連盟新聞専門部が、本年度大会を開催。Thumb_2 会場には各校が制作した新聞が配られ、1面を見比べる「新聞記事コンクール」では、顧問のほか、生徒自らも審査し合い、最優秀賞には韮山、富士東、富士の3校が選ばれたそうです。
    ♪麗しきかな我らが母校〜♪(校歌)

    新幹線車内

    幼児を連れた家族連れも目立ち、いつものビジネス列車の雰囲気とも違っています。後ろの席にも幼児が座ってゴソゴソしています。
    新幹線車内
    安眠が妨げられませんように・・・と祈るのみ。
    大阪へ日帰り出張です。
    ・・・やっぱり眠れなかった

    2015年11月 3日 (火)

    Ⅰさんと

    お酒を飲むにはまだ早いので、とりあえず上野東京ラインに乗って、松戸に戻って飲むことにしました。
    Ⅰさんと
    松戸の駅ビルのすぐ近くの魚系料理が中心の店で。
    Ⅰさんは酒を飲む専門、ほとんど下戸の私は料理を食べる専門。
    ところが、口内炎と体調の悪さから、ちょっと元気が出ません。
    30年近くのお付き合いになります。
    Ⅰさんと別れて帰宅したのは、まだ8時前でした。

    大手町へ

    大手町落語会は日経ホールでしたから、閉演後、「Ⅰさん」と同時期に勤務していたオフィスの場所に行きました。
    大手町は、今や再開発の真っ只中で、当時の面影は全くなくなってしまっていました。
    10年以上勤務していたオフィスのビルは、既に取り壊され、新しいピルが建ち上がりつつあります。
    近くのビル建設現場では、温泉が出たそうです。
    大手町
    この場所にあったビルの正面には、こんな不思議な大黒様の像がありました。1
    このビルが取り壊された後、この大黒様は、近くのビルの正面に移されて、今日も健在で鎮座していました。
    大手町
    「Ⅰさん」と時代の流れを痛感しつつ、東京駅まで歩きました。

    大手町落語会

    母が倒れてから、休日にホール落語を聴きに行くことはほとんどありませんでした。
    大手町落語会
    大手町落語会も本当に久しぶりです。
    自称乱志後援会長の「Ⅰさん」を誘って。
    大手町落語会
    意外だったのは、かなり空席が目立っていたことです。
    ブームも一段落したということでしょうか?
    大手町落語会
     ◇平林        柳家小はぜ
     ◇壺算        三遊亭萬橘
     ◇男の花道     林家正雀
     ◇短命        柳家権太楼
     ◇猫定        五街道雲助
    やはり、3人の師匠の個性的な噺をじっくり聴くと、幸福感に浸ることが出来ます。
    ・・・ただ・・、体調が悪くて、だるくて。

    天使に会いに

    午前中は、家内と娘夫婦の所へ。
    天使に会いに
    家内は頻繁に孫に会っているようですが、私はなかなか会えないので。
    先週末に実家の庭で穫った柿やカボスも持って行きました。初めて見る物に興味を示してくれました。
    「はっぱ」「かき」…と、オウム返しに言葉が出て来ます。
    天使に会いに
    おじいちゃんには慣れていないので、暫く時間がかかりましたが、帰り際は、「ギュー」って言いながらハグしてくれました。家内はまだ残ると言うことなので、私だけ後ろ髪引かれる思いで、娘の家を後にしました。
    可愛い孫よ。
    これから落語を聴きに行くおじいちゃんを許してください。

    談志が死んだ

    上野駅のアトレの本屋で、文庫本になっている「談志が死んだ」を見つけ、買って読み始めました。
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    お弟子さんの談四楼師匠の実名入り小説。
    掛け目をして読むと、それなりにリアルで面白い。
    その死は弟子たちにも伏せられていた。立川談志、享年七十五。
    この不世出の落語家に入門したのは十八歳の春だった。
    それから四十年近く惚れ抜いた師匠から突然の破門宣告。
    「てめえなんざクビだ」。
    全身が震えた。
    怒りの理由が分らない。
    振り回され、腹を立て、やがて気づいた。大変だ。
    壊れてるんだ、師匠は――。
    偉大な師匠(おやじ)の光と影を古弟子(せがれ)が虚実皮膜の間に描き尽す傑作長篇小説。

    義母の命日

    今日は義母の命日です。
    義母の命日
    15年前、享年72歳でした。
    曇って寒い日でした。
    息子が小学校6年生でした。
    8年ぐらい静養していたのですが、半月ほど前から重くなり、医者からは悲観的なコメントを聞いていて、家内を帰して看護させていたところでした。
    行きつけの床屋さんに、息子と2人で入って、椅子に座ろうとした時に、携帯が鳴って、家内から訃報を聞きました。
    あれから15年。
    いつものように、自宅に設えてある義母の写真を立てた小さな仏壇の前に、生花を供えました。

    上方芸能

    私はほとんど読んだことはありませんが。
    関西の芸能・文化を幅広く紹介する季刊雑誌「上方芸能」が来年5月発売の200号で終刊するそうです。
    1968年の創刊。
    20151102k0000e040134000p_size7
    最近は、購読者の減少や広告費の落ち込みによる財政難と、編集者の年齢から終刊を決断したとのこと。
    「上方落語をきく会」の会報としてスタートし、74年に現在の誌名に。
    古典から歌劇、現代演劇まで幅広いジャンルを扱い、公演の紹介や舞台評を通じて上方芸能の振興に尽力して来ました。
    同期で上方落語を演っていた、風流亭花鳥さんの愛読書だったはずです。
    彼のことだから、投稿などもしていたかもしれません。

    2015年11月 2日 (月)

    富士宮まつり

    明日から「富士宮まつり」です。
        富士宮まつり
    富士宮市は富士山本宮浅間大社の門前町として、古くから富士登山の起点として栄え、明治から昭和初期にかけて、大宮町(現富士宮市)の養蚕、蚕糸産業の隆盛で大きく発展しました。
    富士宮まつりはこの浅間大社の秋の例祭に、氏子町内が祭り囃子を賑やかに囃し山車や屋台を引き回し、収穫と一年の無事を感謝するもので、11月3日から5日まで行われ、勇壮な競り合いを売り物に21の町内が実施しています。
    富士宮まつり初日の3日には浅間大社に宮参りが行われます。
    21の町内は拝殿前に入りきれないため、前後2組に分けて宮参りを行います。
    中日の4日には浅間大社周辺に山車・屋台が集結します。
    その後、山車を移動させて目抜き通り各所において、勇壮な競り合いや踊りなどを繰り広げます。
    まつりで囃されるお囃子の富士宮囃子は、静岡県無形民俗文化財に指定されました。
    ・・・私が高校生の頃は、こんなに盛んではなかった気がします。
    「お浅間さんのおまつり」程度の感覚だった気がします。

    予想通り…

    やはり、朝起きると、腰と大腿部と腿のあたりに痛みが
    昨日の障子張りの後遺症?です。
    とにかく、普段から箸より重いものを持つことがありませんので、トホホな状態になってしまいます。
    それじゃダメじゃん! なんですが。
    唇の左上と右下に出来た口内炎の痛みにも耐えながら、通勤電車の中。

    紫綬褒章

    昨日発表された秋の褒章で、立川志の輔さんが、紫綬褒章を受賞するそうです。
    まことにおめでとうございます。
    学生時代は「紫紺亭志い朝」さんだったので、“紫つながり”で色気も合いますね。
    落語に戻った頃は、何度も通いましたが、チケットが高いのと、即日完売なので、なかなか行かなくなりました。
    また、志の輔さんのは、「落語」でなくて、あくまでも「志の輔らくご」ですから。
    落語原理主義者には、噺家さんには寄席の匂いを求めたいので。
    いずれにしても、広く落語界にとっては慶事です。
    心からお祝いしたいと思います。

    2015年11月 1日 (日)

    ラジオ寄席

    日本シリーズが、早々に終了してくれたので、放送中止を免れました。
    今夜は、三代目三遊亭金馬特集。
    亡くなってから50年も経つのに、放送局の専属でもあったので、音源がたくさんあるのでしよう。
     ◇居酒屋         三遊亭金馬
     ◇唐茄子屋        三遊亭金馬
    いつ聴いても、流暢な口調で、お喋り上手だと思います。
    でも、芸風は全く違いますが、当代の金馬師匠も悪くないと思いますが。
    当代の金馬師匠も、80歳代半ばです。
    このブログのアクセス累計86万件になります。

    噺家さん考察

    日曜日の暇にまかせて、「東西寄席演芸家名鑑」を眺めて。
    Touzaimeikancoverthumb1453x27562313先日、橘家圓蔵師匠がお亡くなりになって、昭和の落語協会のご長老が、また一人欠けてしまいました。
    この名鑑は、噺家さんの掲載順は、現在の香盤の順番です。
    我が師匠は、今や5番目。
    文字通り、落語界の重鎮・大看板。
    そんな師匠に、親しく稽古をつけていただいていることが、どんなにすごいことか、こういう類のものを見る度に実感します。
    落語協会以外の団体も含めて、現在落語家さんは800名近くいらっしゃるそうです。
    落語協会でも、最近寄席に行くことが少なくなったので、知らない若手も増えましたが、他の協会では、ベテランでも、聴いたことのない噺家さんが多くなりました。
    ちょっと、こんな表を作ってみました。
         名前(年齢)       入門   真打
       1.三遊亭圓歌(83)    45/9   58/4
       2.鈴々舎馬風(76)    56/12  
    73/3
       3.三遊亭金馬(86)    41/7   58/3
       4.柳家小三治(75)    59/3   69/9
      
    5.三遊亭圓窓(75)    59/3   69/3
       6.林家こん平(72)      58/3    72/9
       7.桂文楽(77)         57/4      
    73/3
       8.林家木久扇(78)       60/8      72/9
       9.橘家圓平(84)       55/4   
    73/3
      10.川柳川柳(84)       55/7      74/3
      11.柳家小のぶ        56/5      
    73/3
      12.三升家小勝(76)      57/4       73/3
      13.春風亭栄枝(77)      57/10     73/3
      14.柳家さん吉(77)      57/4       73/3
      15.柳亭左楽(79)        57/5      73/9
      16.三遊亭歌笑(76)     58/4      73/9
      17.柳家小はん(74)     60/1      73/9
      18.金原亭伯楽(76)     61/4      73/9
      19.柳家小満ん(73)     61/5      75/9
      20古今亭志ん駒(78)   63/7     76/3

    1973年は、大量真打で問題になった年です。
    圓生師匠が1978年に落語協会を脱退する一因にもなりました。
    私が落研に入部した時、まだ正否が議論されていたのを思い出します。
    その時の師匠方の多くが、今や香盤の高い位置になっています。
    ・・・というより、その前(1955年以前)に入門した噺家さんも少なかったということでもあるのでしょう。
    真打問題は、常に議論される問題ではありますが、間違いなく言えることは、技量は前提ではありますが、常に相応の昇進をさせる必要性も感じます。
    尤も、これは一般企業でも同様だと思いますが。
    団塊世代の通り過ぎた後の影響や、様々な旧制度の最後だった我々世代は、本当に間が良くない、めぐりあわせが悪い世代だと思います。

    ホームカミングデイ

    恋し家古狂師匠の激写を拝借して。Main108
    昨日のホームカミングデイでの「海亭ぺんぎん」さんの高座。
    東北大学川内萩ホールでの「ロビーパフォーマンス」
    出演時間は、13時35分から14時20分。Dsc_0176_1
    演目は「動物園」だそうです。
    実に良い雰囲気ですね。
    素晴らしい。
    それにしても、背景の掛け軸が渋いですね。
    これなら、「道灌」とか「一目上がり」とかをやれば、面白かったかもしれません。
    あぁ、「応挙の幽霊」でもいいかもしれません。
    いずれにしても、大変お疲れさまでした。
    来年あたりは、大学祭かいずれかに行きたいなぁと思います。

    秋の味覚

    昨日、田舎から、実ったままを持ち帰りました。
    秋の味覚
    柿はそのままかぶりつきました。

    障子張り

    今日は穏やかに晴れています。
    先週、強風のために延期していた障子の張り替えをしました。
    自室が和室なので、障子と襖があるのですが、障子は黄ばんで破れ放題になっていたので、思い切って・・・。
    障子張り
    つくづく、私はこういう事に向いていないことを痛感します。
    日曜大工など・・・。
    機械や器具いじりは大嫌い。
    ですから、家の事は何も出来ません。
    せいぜい、蛍光灯の電球を取り替える程度です。
    そんな私が障子を相手にするのですから、これは大変なことなんです。
    障子張り
    ルーフバルコニーで、陽が高くならないうちにと、意を決して決行!
    貼り方、紙の切り方などは、酷いものですが、風を防ぐことが出来るようにはなりました。
    部屋も明るくなりました。

    やはり、畳と障子は新しいに限りますな。

    これで暫く障子のことは忘れられるでしょう。
    屈んで作業をしましたから、明日は筋肉痛になることでしょう。

    落語DEデート

    今日は、懐かしい噺家さんでした。
     ◇浮世床     三代目三遊亭圓之助
    Hqdefault1956年6月 三代目小圓朝門で朝三
    1959年9月 二つ目昇進
    1965年9月  真打昇進と同時に圓之助
    1980年6月  脳溢血で倒れ半身不自由になり1年間リハビリを行ないながら独演会などに出演
    1985年4月  国立演芸場で演じた「高野高尾」が最後の高座
    同月26日  「サヨウナラ」を最後に心筋梗塞で逝去
    前座・二つ目に貧乏暮らしをしたことからエピソードも多く、「貧乏の圓之助」と言われたそうです。
    今の小圓朝さんのお父さんです。
    1977年に放映された、NHKのテレビ小説の「いちばん星」に出演していました。
    これは、昭和の流行歌手1号となった佐藤千夜子の半生をフィクションを交えて描いたドラマでした。
    それにしても、享年56歳というのは、いかにも若い。
    訃報を聞いた当時、随分高齢なイメージでしたが・・・。

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