「鰍沢」の企画は、聴き逃す訳にはいきません。
「鰍沢」は二十代だった三遊亭圓朝による三題噺として伝わる噺です。
その三題は「卵酒・鉄砲・毒消しの護符」。
さらにその続編もあり、これは歌舞伎狂言作者・河竹黙阿弥の作で「花火・後家・峠茶屋」の三題から成ったと言われます。
今公演では『鰍沢』本編を入船亭扇辰。
続編を柳家小満んが口演。
そして本編の序章となる物語を柳家喬太郎が創作ネタおろし。
これも本編続編同様、三題噺での創作に挑みます。
◇子ほめ 入船亭辰のこ
◇鰍沢(前段) 柳家喬太郎
(柳家喬太郎作)
◇鰍沢(本編) 入船亭扇辰
(三遊亭圓朝作)
◇鰍沢(続編) 柳家小満ん
(河竹黙阿弥作)
◆余談会~鰍沢あれこれ
それにしても、喬太郎さんの前段はお見事でした。
「祭囃子・猫・吾妻橋」の三題噺として、本編に繋がるストーリーは、なかなか聞かされました。

伝三郎と月の兎(お熊)との馴れ初めと心中まで。
ただひとつだけ気になったのは、伝三郎が奉公している本町の生薬屋の若旦那が、吉原を足抜けした伝三郎を、吾妻橋の上で、吉原の追手と挟み撃ちにする場面です。
若旦那が、吾妻橋の対岸(向島)方向から来るはずがありませんから。
尤も、その前にちょっと居眠りしていたので、聴き落としているかもしれませんが。
閉演後には、入場者全員に、小室山の妙法寺の「毒消しの護符」をもらいました。
なかなか粋な計らいでした。
昨日の疲れか、布団の中でまどろみながら・・・。
◇おやじの勉強 柳亭痴楽
この師匠が世に出た「痴楽綴方狂室」と同様のリズムを、夢うつつの狭間で聴きました。

総会と落語会の後、盛大に?打上げを。
今までは、ご贔屓の皆さまにもご参加いただいていましたが、
今回は落研OBのみで・・・。
乾杯の後、新旧会長のご挨拶があり、卒業年次の順に一言ずつ
感想や近況やその他を。
周りを見回すと、私は、卒業年次では下から2番目。
年齢では、何と最年少でした。
超高齢化社会の縮図を見るようです。
長老の愉し家弁痴師匠から、落語会の出演者のレベルについて
お褒めをいただきました。
そして出演者各人のコメントも・・・。
「猫怪談」は、私の与太郎の演出(喋り方等)は、あまり聴いた
ことがなく、面白かったということでした。
いつも辛口の弁痴師匠ですから、あるいは言外・行間もあった
かもしれませんが。
ことぶ季亭での落語会の時の決まった内職があります。

近くのファミレスに入って、プログラムの二つ折り作業です。
自宅でも出来るのですが、かさばってしまうので。

モーニングセットを注文して。
最後の稽古。

通しではやっていないので・・・。
また長くなって、先輩方に叱られるかも・・。
久しぶりに更新された師匠のブログを見てびっくり。
先月、有難亭を、悲しいことだが、解散した。
阪東市での有難亭を一次とすると、稲敷市は第二次。
先月に、その二次有難亭が稽古としての良き方向を見失ってきたので、解散をさせた。
連員をフリーとした上で、新たに第三次の有難亭を真仮名さんが佐原市で立ち上げ、梅朝さんが牛久市で悟りっ子連・牛久(ぎゅうきゅうてい)を立ち上げた。
詳しいことは分かりませんが、とても驚きました。
9月に、有難亭の梅八さんと真仮名さんと共演したばかりでしたし・・・。
稽古としての良き方向を見失った・・・?
色々事情はあるのでしょう。
でも、第三次の真仮名さんには頑張って欲しいですね。
今回は猫の柄の拘らず、萩の模様にしました。

仙台の花です。
今週の日曜日は古典落語発表会です!
天気予報ではあいにくの雨となっておりますが、雨にも負けず頑張っていきますので、お気軽におこしください。
とき 平成27年11月15日 (日)
13時30分開演
ところ 東北大学片平キャンパス内さくらホール
って、後輩たちが叫んでいます。
是非ともお出かけください。
11月14日(土)は「お江戸あおば亭」です。

会場が広くないので、早めのご来場をお勧めします。
12時30分開場です。

仕事で、郊外の某私鉄の駅に降り立ちました。
ちょうど、小学校の低学年の下校時間のようで、黄色い帽子を被った児童たちが、駅に向かって歩いています。


目的は、この駅から歩いて十数分の某私立大学。
キャンパスは整然としていて、木々も色づいていました。

勉強するには絶好の環境かもしれません。
通学はちょっと大変かもしれない。
しかし、“学生街”はありません。
田園と新興住宅地の中にあります。
考えてみれば、我が母校とて、川内と青葉山キャンパスは、国有地で、周りには何もありませんでしたが。
色々議論があるようですが、新しい制度がスタートしました。

年金のお粗末な対応のイメージが強いので、管理面での不安はありますが、メリットも大きいとは思います。

税金を逃れようとする、逃れていた人は反対するでしょう。
しかし、様々な証明書の取得が楽になったり、不要になるのは、歓迎です。
ワンストップの時代ですから。
でも、会社の人事や総務の担当者は大変です。
ちなみに、まだ、私の手元には、番号の通知は届いていません。
明日の東京落語会に、「平成27年度NHK新人落語大賞」を受賞した「桂佐ん吉」さんが出演するようです。

上方の噺家さんなので、全く知りません。
10月26日野行われた本選では、「愛宕山」 を演じたそうです。
佐ん吉さんは大阪市出身。
平成13年に故桂吉朝さんに入門。
今年が、出場資格最後の年だったそうです。
明日は、聴けそうにありません。
魚中心の弁当にしました。

鮭の西京焼きは美味でした。
いつも鶏肉かトンカツの弁当でしたから。

ご飯は半分以上残しました。
糖分を摂らずに腹一杯食べる工夫をしたいと思います。
今日は、いつもと違って、新大阪行きでなく、博多行きに乗りました。

途中で降りずに終点までが良いと言う訳で、新大阪行きばかりに乗ります。
帰りも、新大阪始発を選びます。
始発の方が発車時刻よりいくらか早くホームに入って来るので、何となく落ち着く感じがしますので。
落語っ子連の千公さんが、いつものように早々と手際よく、行徳亭落語会の後の宴の店を手配してくれました。

地元の窓口さんも知らない、ディープでグルメの焼き肉の店だそうです。
こういうのは、好きだと言うだけでなく、才能なんでしょうね。
落語っ子連のMLに、なぞかけを投稿しました。
三流亭千公とかけて、JAXA(宇宙航空研究開発機構)と解きます。
その心は、どちらも打ち上げが好きでしょう…。
権利主張ばかりがまかり通る世の中で、モンスターペアレントをはじめ、とんでもない親が増えています。
そんなバカ親に対して、痛快な話題です。
世界遺産にも登録されている京都の「宇治上神社」。
この神社が作った参拝者向けの紙が話題になっているそうです。
「小さなお子様をお連れの親御様へ」と題したメッセージです。

ここは神社です。皆様が心を静めてお参りをされる場所です。
テーマパークでもファミリーレストランでもありません。
サービス業ではないのです。
「お客様は神様」の自論は通用しません。
本当の神様は目の前においでです。
当然、不敬な行動は叱ります。
親御さんがお子様をしっかり御監督なさって下さい。
お子様を叱るのは、親の責任ですし、親が不行き届きで、周り
の人に叱っていただいたなら、逆切れではなく、「ありがとう
ございます」です。
自分本位な考えの大人になられないように、正しい教育で共に
お子様の健やかなる成長を見守りましょう
本当に自分の子どもを叱ることの出来ない親が多いです。
この文章を書いた神職の方の思いやコメントにシンパシーを感じます。
この貼り紙、どんな思いで書かれたものなのか?
(書いたきっかけ)
世界遺産になってから参拝者も増えています。
そんな中、私たちが子どもを注意すると、逆にその親から苦情を言われるケースが増えてきたためです。
他の参拝者のためにも、守っていただきたい一般的なことを書きました。
(込めた思い)
子どもの頃にやりたいことをやって、そのまま大きくなったら大変なことになりかねません。子どものうちに、しっかりと親や周囲の大人が教えることが必要だということが伝わればと思っています。
・・・そして
子どもたちは宝です。
健全に育つように周りの大人が見守っていける、そんな社会であったらいいなと思います。
このブログで度々採り上げていますが、師匠が仰ること。
今は、好き嫌いだけで物を判断する、子どものような人が増えている。
善悪の判断が出来るのが大人。
そこにも通じることだと思います。
ソニーが、来年3月で、ベータビデオカセットとマイクロMVカセットテープの出荷を終了するそうです。

ベータビデオカセット…、懐かしいですね。
そのうち、VHSも同じ運命を辿るのでしょう。
これもアナログの昭和の典型です。
寄席もWEBの時代ですから。
鈴本チケットオンライン会員登録/入会申込みをしました。
今週の土曜日14日午後1時の浅草ことぶ季亭。
東北大学落語研究部OB落語会「第9回 お江戸あおば亭」。
勿論、木戸銭無料。

仲入りは金願亭乱志「猫怪談」、主任は喰亭寝蔵「夢の酒」。
今回初顔は花柳亭遊狂。

病院のレストランで。
先生は糖分以外は腹一杯食べても良いと言っていましたが。
そうは言っても、まだ病院の中だし。


生姜焼き定食です。
勿論、ご飯は残しました。

4ヶ月に一度の健康チェック。
この4ヶ月は本当に自然体で、食べる物も、いくらか緩くしてみたので、数値が悪化しているかもしれません。
ダイエットを始めて、1年半が経過して、リバウンドの恐怖も感じています。


この病院の偉い先生がノーベル賞を受賞したので、至るところにお祝いのポスターなどが掲げられています。
数値もまずまず良好。

ちょっと体重が増えたので気をつけないと。
先生は、糖分さえ抑えれば、満腹になるまで食べても構わないと。
今日も待ち時間1時間、問診(診察)時間3分。
次は、来年の3月1日です。
ちょっとお粗末な話題です。

プロ野球の日本ハムが、地元北海道の新千歳空港に掲げている広告が、「配慮に欠けている」と批判されたため撤去されました。
今年6月から新千歳空港のロビーに掲げていた垂れ幕型の広告の1つで、栗山監督の写真とともに「北海道は、開拓者の大地だ」と書かれていました。
これについて、アイヌ民族の団体「北海道アイヌ協会」が、「広告の表現からは先住民族としてのアイヌ民族の存在が読み取れず、配慮が足りない」などとクレーム。
時々、「日本は単一民族の国だ」などと、多数に埋没して、脇の甘い政治家などが言って、世の中の顰蹙や苦笑を買ったりしますが、慮りがないと言われても仕方がないでしょう。
そう言う意図ではないにしろ。
ダイバーシティの時代でもありますから。
大手町に「平将門の首塚」かあるのは良く知っていましたが・・。

何と富士宮市に「織田信長の首塚伝説」が残っているそうです。
西山本門寺で「信長公黄葉まつり」が開かれたそうです。
法華宗の名刹で、なじみのあるお寺ですが、知りませんでした。
火縄銃演武や武者行列などで信長をしのび、ゆかりの地を来場客にPRしたということです。
富士地域の火縄銃愛好家でつくる「駿府鉄炮衆」が迫力の演武。
「放て!」の合図で銃口から火が噴き出し、轟音が鳴り響く。
具足や着物で仮装した子どもたちが本堂の周辺を練り歩く。
1582年に本能寺の変で没した信長の首は、側近が西山本門寺に運んで埋葬したと語り継がれているそうです。
本堂裏には「信長の首塚」があり、供養祭も行われたそうです。
会社の近くのコンビニが閉店してしまいました。

何度か買物をしたことがある店です。
この辺りには、同じ看板の店も含めて、何軒もコンビニがありますから、競争も激しいのでしょう。

大相撲九州場所2日目の観客の入りが6割にとどまり、今年初めて「満員御礼」とならず、5場所連続で続いてきた15日間満員御礼が途切れたそうです。
大相撲は個性豊かな力士の活躍や若手の台頭、日本相撲協会の女性や若者のファンを獲得する取り組みなどが奏功して人気回復が進み、今年の初場所から秋場所まで5場所連続で15日間を通して満員御礼が出ていましたが、九州場所は去年、満員御礼が7日にとどまるなど、例年場所の前半は観客数が伸び悩む傾向があるそうで、初日は定員6986人に対し、6800人の観客を集めて満員御礼となりましたが、2日目は4200人と定員の6割にとどまり、満員御礼は出ませんでした。・・・興行ですから、そういうこともあるでしょう。
地方場所なので、お茶屋さんもないそうですから、集客力も弱いのでしょう。
あまり神経質にならず、地道にファン獲得に努めることですね。

土俵内容は、そこそこ充実していると思います。
今日は、
横綱・日馬富士に土がつき、小結・嘉風が初日の鶴竜に続いて大関・稀勢の里を破りました。
本当に期待に応えてくれない大関が情けないですが。

鈴本演芸場の正月興行の「下書入れ」が執り行われたそうです。
初席・二之席のトリが正式決定しました。
また新しい年が来るんですね。

わんこそばの大会。
一般の部の個人では、10分間で338杯、かけそばにして約34杯分を平らげ、3連覇を果たしたそうです。
2秒足らずで1杯のペースになりますか。
「そば清」のように、「どぉ〜も」なんて、悠長なことを言っている暇はありませんな。
五街道雲助師匠の来年のカレンダーだそうです。
「らくご街道雲助五拾三次」が販売しているようです。
・・・渋いですね。

今日は立冬です。

昼夜の寒暖の差が激しくなり、 この気温変化についていけず、体調不良に陥ってしまう人も多いことでしょう。
立冬は十分な休息と栄養を取り、冬を乗り越える為の準備をする期間とも言われています。
東名富士IC入口近くの和食店でランチ。

この店には、今日が2度目です。
元々、ファミレスだった建物に、寿司、魚、肉・・と様々なメニュー。
最近のチェーン店の画一的な、スマートになものと違って、手作り感のある料理です。
近所のおばさんが作ったという感じですが、コストパフォーマンスはなかなか良好です。
店員さんも、制服を着た若い女性というよりも、ジャージの上に割烹着という雰囲気のおばさんばかり。
レジの横に、「当店オリジナルソース」がボトルに詰められて置いてありましたが、人の手で注いだ感じで、工場で詰めたような密封感がないのが何とも言えません。
刺身・海鮮ミックスフライ定食です。

珍しい噺です。
志の輔さんも初めて聴く噺だそうです。
◇粥やろう 三遊亭圓生
音曲噺ですね。
「粥(かい)やろう」と発音するそうです。
そのまま「音曲小噺」という演目で言われることもあるそうです。
従って、「豊竹屋」のマクラに使われたりもするようです。
大阪で流行った国太夫節に、
♪一体おまえと こうなったは 並たいていのことかいな
末はどうしてこうしてと たのしんだ甲斐がない……
という文句があった。
冬になると大家が乞食にお粥をふるまう。「粥(かい)やろォ…う」と呼ぶと面桶(めんつう:乞食が食べ物を入れる器)を持った乞食がぞろぞろと集まる。
その一人が、もらった粥を急いで飲み、もう一杯粥をもらってわが家へ帰る。
わが家といっても橋の下、橋に穴をあけて明かり取りにしてある。お粥は後の楽しみに取っておいて、横になったが気になって眠れない。
同じ頃、橋の上を通り掛かった按摩が人に突き当たる。
「ど阿呆、盲に突き当たる奴があるかいな。唄に夢中になってけつかる。今えらい流行ってる唄や。けったくそ悪い。唄うたろかしら。
♪一体おまえと こうなったは 並たいていのことかいな……」
乞食が明かり取りにあけた穴から杖を落としてしまった。
「あ、こらえらいことした。杖はどこへ行た。
♪杖(末)はどうしてこうしてと……」
今乞食が粥を取り出して食おうとしたところへ、上から杖が落ちきた。
「あァッ……あァあァ……
♪たのしんだァ 粥(甲斐)がなァ…い」
志の輔さんも言っていましたが、「かゆ」でなく「かい」と言う。
これは、江戸の訛りなんでしょうか?
「ゆ」を「い」と発音することがあります。
圓窓師匠がよく、圓生師匠は、新宿(しんじゅく)を「しんじく」、千住(千住)を「せんじ」と発音していたと仰います。
それなら、「文七元結(ぶんしちもっとい)」もそうなのかな?
「元結」は、元は「もとゆい」と読むのでしょうが「もっとい」と言う。
しかし、「寿限無(じゅげむ)」は、「じげむ」とは言いませんね。
恒例の「朝日名人会」の年間通し券の募集DMが届きました。

競争率が高いこと、値段も高いこと、最近土曜日は帰省していることから、ここ2年ぐらいは応募もしていませんでした。
葉書1枚だけ申し込んでみようか・・・。
実は、当たったら困るんですが。
鈴本演芸場の12月中席の夜の部の特別企画興行です。

日替わりのトリの師匠が「芝浜」を演るというもの。
特別企画公演
「年の瀬に芝浜を聴く会」
下記の演者が日替りにて
「芝浜」を申し上げます
・11日 = 桃月庵白酒
・12日 = 五街道雲助
・13日 = 春風亭一之輔
・14日 = 柳家さん喬
・15日 = 蜃気楼龍玉
・16日 = 橘家文左衛門
・17日 = 隅田川馬石
・18日 = 柳家権太楼
・19日 = 三遊亭金馬
・20日 = 入船亭扇遊
それにしても凄いのは、五街道雲助一門は、4人全員登場です。
1日ぐらい行きたいですねぇ。

今日は、義息(女婿)の実弟の結婚式でした。


出雲に住んでいるのですが、地元のお嬢さんと、めでたく華燭の典の運びとなりました。
血の繋がりはありませんが、何度も会ったことがある訳ではないのですが、何か・・甥っ子みたいな感じです。
男ばかり3人兄弟の真ん中というのは、非常に微妙な立ち位置にありますが、自分の道をしっかり決めて、伴侶も自ら選んで。
しっかりしているので安心です。
せめてもと、祝意を電報で送りました。
ご結婚まことにおめでとうございます
自分で選んだ道を
自分で選んだ最愛の人とともに
自信を持って真っ直ぐ歩んでください
お二人のお幸せを心よりお祈り申し上げます
夕方、新郎の母(=義息の母・娘の姑)から、お礼の電話があり、暫し家内とお喋りをしていました。
人とのつながりや縁を感じます。

仕事帰りは、新橋で上野東京ラインの土浦行きに乗って。

普段の夕方は、新橋では座れませんが、土日の今の時間帯なら大丈夫。
松戸まで座って帰ることが出来ます。
明日は、雨が降る予報です。
帰省しても、富士山を見ることは出来そうにありません。
マンションが傾いている問題、販売元の親会社三井不動産が、今になってやっと、問題発覚以来初めて会見し謝罪したそうです。

でも、会見に出て来たのは社長ではありませんでした。
これまで会見を行わなかった理由について、三井不動産は「住民の立場やプライバシーを尊重したためだ」と説明。
全く意味不明です。
まず、何の罪もない人々に迷惑をかけた側なのだから、全てに先んじて詫びるのが、人の道でしょう。
それも、トップ自らがやらなくっちゃあ。
住民の立場では、謝っても納得などする訳はありませんよ。
でも、まずトップがひたすら謝罪することでしょう。
ブランド力が高いと言われる企業の危機管理や顧客志向なんて、所詮この程度のものなんですね。
土曜日の朝の霞ヶ関官庁街の一角。

タクシーが停まっていて、運転手さんと近くの交番のお巡りさんが自転車を降りて、タクシーの後席を覗き込んでいます。
どうやら、中に客がいて、身体を揺すったりしているようなのですが・・・。
泥酔しているのか、体調が悪くなったのか・・・。
都会の街角のささやかな出来事?
鈴本演芸場の11月上席の夜のトリは林家たい平さんです。
・・ということは、林家あずみさんも出ているはずです。
よし、今日の仕事帰りに行こうと・・・、HPで確認。
残念、あずみさん、今日だけ休演になっていました。
http://www.rakugo.or.jp/2015-11kami-yoru.html
師匠のたい平さんと、どこか別の会に出演なんでしょう。
ご活躍は、本当に嬉しい限りです。
11月15日(日)13時30分より、東北大学片平さくらホールで、東北大学落語研究部の第158回古典落語発表会が開催されます。
現役部員の話芸を、是非お楽しみください。
鈴本演芸場の入口。
11月上席から二つ目に昇進した「林家つる子」さんの等身大の写真(看板?)が立てられたようです。
女性の噺家さんも増えて、華やかな雰囲気になって来ました。
いよいよ寄席でもアイドル路線ということでしょうか?
これ、禁煙を勧めるポスターです。
山梨の人に呼びかけるなら、やはり信玄公に頼むのが一番?
禁煙の普及に力を入れている山梨県が、11月9日〜15日の「山梨禁煙週間」に合わせて作ったものだそうです。
信玄公が「メインキャラクター」に採用されました。
「もう 吸っちょし」は甲州弁で、「もう 吸っちゃだめだよ」と言う意味。
以前に、「スピード出しちょし」と書いて、道路に交通安全看板が立っていたのを見たことがありました。
「・・・しちょし」は、「・・・しちゃだめ!」ってこと。
しかし、武田信玄も「・・・しちょし」なんて言ってたのかなぁ・・・?
山梨では、何でも武田信玄が始めたことになっていて、仙台でも伊達政宗が始めたと言っておけば、みんなが納得する。
この2人が偉大なのか、後世の人たちに知恵がないのか…?
今日は出勤日。

通勤電車は空いていたのですが、途中、後続でトラブルがあったようで、根津駅で暫く停車。そうか、ここは根津だ。

「怪談牡丹燈籠」の萩原新三郎がこの清水谷に住んでいた。
「猫怪談」はこの七軒町を通って谷中に向かおうとしたはず。
・・・ここは落語だらけです。
半年に一度、大学の学部の同期4人の集まり。
私のほかは、政府系金融機関、メガバンク、大手鉄鋼メーカーに就職した法学部の同じクラスの友人たち。
今は、それぞれセカンドステージで活躍しています。
気の置けない仲間と、仙台の話、他の同期の話などに花が咲きます。
青春が戻ります。
今回は、十勝ワインを飲みながら。
時代錯誤も甚だしい話。
JR東日本と関連会社の社員計112人が野球賭博に関与。
外部から指摘を受け、車両センターと関連会社の計606人を対象に聞き取り調査の結果、高校野球春の選抜と夏の優勝校を予想する賭博が以前から行われ、計112人が参加していたことが分かった。
今春は66人、夏は82人が関与。
賭け金は1口500円、総額は春132500円、夏173500円。
優勝校を当てた配当の最高額は春6900円、夏2800円だった。
賭博は旧国鉄時代から行われていたという証言もあり、長期にわたり常習化していた疑いがあるという。
こんな話、以前には当たり前のようにあったんじゃありませんか?
酒飲みに甘いのと同様、「それぐらいはいいだろう」という風潮?
世の中が変わり、ダメなものはダメ、力の強い者の横暴は許されない時代です。
セクハラ・パワハラが問題になるのは、時代が変わったから。
私は、元々賭け事と酒飲みと煙草が大嫌いで、幸い何の関わりも興味もありませんが、これもちょっと前に流行った「KY」に通じますね。

先日の新聞に、93歳のおばあさんが、バイクに乗った若者をひき逃げし、修理に出して証拠隠滅を図っていたという記事がありました。
とんでもない犯罪ですが、93歳の高齢者が運転していたことに驚きます。
こうなると、さすがの「糊屋の婆さん」も真っ青ですね。
「羅宇屋煙管の甚兵衛」さんも。
確かに、田舎では、ほかに足がありませんから、高齢になっても手放せませんが。
最近、高速道路の逆走や繁華街での暴走など、高齢者の事件・事故が増えています。
もう、異常気象は何でもあり?

砂漠の国、中東のイエメンに、観測史上初めてサイクロンが上陸したそうです。
イギリスの気象局によると、降水量は、多いところで、2日間で500mmに達した模様。
通常、イエメンの年間の降水量は、沿岸部でも100mm以下だそうですから、2日で5年分の雨が降ったことに。
なぜ、サイクロンは、イエメンを襲ったのか。
今年は、インド洋の海水温が例年より1度高く、サイクロンが発生しやすい状況。
それに加えて、インド洋で発生したサイクロンは、通常は北上してインド東側のベンガル湾へと向かうが、今回は、上空に東風が強く吹き、イエメンの方向に流れやすくなっていたという…。
内戦状態が続くイエメンに追い打ちをかけるように、大きな被害をもたらしているようです。
瀧口雅仁さんが、気になるツイートをしています。
「一文笛」「胴斬り」「猫怪談」についての質問があった。
出典は何かと。
落語事典の類には原典が書いてない。
来春に一つの形にしたいと思っているのでどうしようかと思ったが質問は質問。
全て原話があるのでそれについて回答をした。
うむ、しばしお待ちあれ(もったいぶった言い方だ=笑=)。
「猫怪談」の出典は、「谷中奇聞」だと言われていますが、そもそもその存在がはっきりしていなかったはず。
興味深いですね。
新宿西口のバスターミナルは、若い頃、家内が里帰りする時など、中央高速バスをよく利用していました。

新宿駅で周辺に分散する高速バスの乗り場を集約し、発着便数が日本一となる新たなバスターミナルの整備が進められているそうです。
新宿駅周辺は、39の都府県と結ぶ高速バスが1日およそ1600便発着する拠点 となっていますが、主な乗り場だけでも19 か所に分散しているうえ、駅から離れている 場所もあり、ほかの交通機関との乗り換えが 不便なことなどが課題になっています。
このため国土交通省は、およそ700億円をかけて乗り場を集約し、新宿駅に直結する 「新宿南口交通ターミナル」の整備を進めているということなんです。
新たなターミナルは、117社の高速バスの事業者が利用し、1日1625便が発着する日本一の高速バスターミナルになります。
また、ターミナルにはタクシー乗り場も設置 されることから、駅周辺で客待ちで並ぶタク シーの渋滞を緩和する効果も期待されるということです。
今は、ほとんど利用することはありませんが。
今なら、「甲府ぃ」の善吉とお花の若夫婦が、高速バスで甲府に里帰りしたのでしょうか?

私は英語は良く分かりませんが。
近くの持ち帰り弁当屋さんの看板を見て。
“DELICIOUS & RICE”となっています。

???何か変な感じがします

美味しいご飯なら“delicious rice”だと思いますが。
deliciousというのは形容詞ですから。
名詞として使ったのでしょうか?
例えば、美味しいもの…とか。
確かに、“sweet”が“sweets”と言う名詞になっているから…。
静岡県内高校の新聞部などでつくる県高校文化連盟新聞専門部が、本年度大会を開催。
会場には各校が制作した新聞が配られ、1面を見比べる「新聞記事コンクール」では、顧問のほか、生徒自らも審査し合い、最優秀賞には韮山、富士東、富士の3校が選ばれたそうです。
♪麗しきかな我らが母校〜♪(校歌)
幼児を連れた家族連れも目立ち、いつものビジネス列車の雰囲気とも違っています。後ろの席にも幼児が座ってゴソゴソしています。

安眠が妨げられませんように・・・と祈るのみ。
大阪へ日帰り出張です。
・・・やっぱり眠れなかった
お酒を飲むにはまだ早いので、とりあえず上野東京ラインに乗って、松戸に戻って飲むことにしました。

松戸の駅ビルのすぐ近くの魚系料理が中心の店で。
Ⅰさんは酒を飲む専門、ほとんど下戸の私は料理を食べる専門。
ところが、口内炎と体調の悪さから、ちょっと元気が出ません。
30年近くのお付き合いになります。
Ⅰさんと別れて帰宅したのは、まだ8時前でした。
上野駅のアトレの本屋で、文庫本になっている「談志が死んだ」を見つけ、買って読み始めました。

お弟子さんの談四楼師匠の実名入り小説。
掛け目をして読むと、それなりにリアルで面白い。
その死は弟子たちにも伏せられていた。立川談志、享年七十五。
この不世出の落語家に入門したのは十八歳の春だった。
それから四十年近く惚れ抜いた師匠から突然の破門宣告。
「てめえなんざクビだ」。
全身が震えた。
怒りの理由が分らない。
振り回され、腹を立て、やがて気づいた。大変だ。
壊れてるんだ、師匠は――。
偉大な師匠(おやじ)の光と影を古弟子(せがれ)が虚実皮膜の間に描き尽す傑作長篇小説。
今日は義母の命日です。

15年前、享年72歳でした。
曇って寒い日でした。
息子が小学校6年生でした。
8年ぐらい静養していたのですが、半月ほど前から重くなり、医者からは悲観的なコメントを聞いていて、家内を帰して看護させていたところでした。
行きつけの床屋さんに、息子と2人で入って、椅子に座ろうとした時に、携帯が鳴って、家内から訃報を聞きました。
あれから15年。
いつものように、自宅に設えてある義母の写真を立てた小さな仏壇の前に、生花を供えました。
私はほとんど読んだことはありませんが。
関西の芸能・文化を幅広く紹介する季刊雑誌「上方芸能」が来年5月発売の200号で終刊するそうです。
1968年の創刊。

最近は、購読者の減少や広告費の落ち込みによる財政難と、編集者の年齢から終刊を決断したとのこと。
「上方落語をきく会」の会報としてスタートし、74年に現在の誌名に。
古典から歌劇、現代演劇まで幅広いジャンルを扱い、公演の紹介や舞台評を通じて上方芸能の振興に尽力して来ました。
同期で上方落語を演っていた、風流亭花鳥さんの愛読書だったはずです。
彼のことだから、投稿などもしていたかもしれません。
明日から「富士宮まつり」です。

富士宮市は富士山本宮浅間大社の門前町として、古くから富士登山の起点として栄え、明治から昭和初期にかけて、大宮町(現富士宮市)の養蚕、蚕糸産業の隆盛で大きく発展しました。
富士宮まつりはこの浅間大社の秋の例祭に、氏子町内が祭り囃子を賑やかに囃し山車や屋台を引き回し、収穫と一年の無事を感謝するもので、11月3日から5日まで行われ、勇壮な競り合いを売り物に21の町内が実施しています。
富士宮まつり初日の3日には浅間大社に宮参りが行われます。
21の町内は拝殿前に入りきれないため、前後2組に分けて宮参りを行います。
中日の4日には浅間大社周辺に山車・屋台が集結します。
その後、山車を移動させて目抜き通り各所において、勇壮な競り合いや踊りなどを繰り広げます。
まつりで囃されるお囃子の富士宮囃子は、静岡県無形民俗文化財に指定されました。
・・・私が高校生の頃は、こんなに盛んではなかった気がします。
「お浅間さんのおまつり」程度の感覚だった気がします。

やはり、朝起きると、腰と大腿部と腿のあたりに痛みが

昨日の障子張りの後遺症?です。
とにかく、普段から箸より重いものを持つことがありませんので、トホホな状態になってしまいます。
それじゃダメじゃん! なんですが。
唇の左上と右下に出来た口内炎の痛みにも耐えながら、通勤電車の中。

昨日発表された秋の褒章で、立川志の輔さんが、紫綬褒章を受賞するそうです。
まことにおめでとうございます。
学生時代は「紫紺亭志い朝」さんだったので、“紫つながり”で色気も合いますね。
落語に戻った頃は、何度も通いましたが、チケットが高いのと、即日完売なので、なかなか行かなくなりました。
また、志の輔さんのは、「落語」でなくて、あくまでも「志の輔らくご」ですから。
落語原理主義者には、噺家さんには寄席の匂いを求めたいので。
いずれにしても、広く落語界にとっては慶事です。
心からお祝いしたいと思います。
日本シリーズが、早々に終了してくれたので、放送中止を免れました。
今夜は、三代目三遊亭金馬特集。
亡くなってから50年も経つのに、放送局の専属でもあったので、音源がたくさんあるのでしよう。
◇居酒屋 三遊亭金馬
◇唐茄子屋 三遊亭金馬
いつ聴いても、流暢な口調で、お喋り上手だと思います。
でも、芸風は全く違いますが、当代の金馬師匠も悪くないと思いますが。
当代の金馬師匠も、80歳代半ばです。
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日曜日の暇にまかせて、「東西寄席演芸家名鑑」を眺めて。
先日、橘家圓蔵師匠がお亡くなりになって、昭和の落語協会のご長老が、また一人欠けてしまいました。
この名鑑は、噺家さんの掲載順は、現在の香盤の順番です。
我が師匠は、今や5番目。
文字通り、落語界の重鎮・大看板。
そんな師匠に、親しく稽古をつけていただいていることが、どんなにすごいことか、こういう類のものを見る度に実感します。
落語協会以外の団体も含めて、現在落語家さんは800名近くいらっしゃるそうです。
落語協会でも、最近寄席に行くことが少なくなったので、知らない若手も増えましたが、他の協会では、ベテランでも、聴いたことのない噺家さんが多くなりました。
ちょっと、こんな表を作ってみました。
名前(年齢) 入門 真打
1.三遊亭圓歌(83) 45/9 58/4
2.鈴々舎馬風(76) 56/12 73/3
3.三遊亭金馬(86) 41/7 58/3
4.柳家小三治(75) 59/3 69/9
5.三遊亭圓窓(75) 59/3 69/3
6.林家こん平(72) 58/3 72/9
7.桂文楽(77) 57/4 73/3
8.林家木久扇(78) 60/8 72/9
9.橘家圓平(84) 55/4 73/3
10.川柳川柳(84) 55/7 74/3
11.柳家小のぶ 56/5 73/3
12.三升家小勝(76) 57/4 73/3
13.春風亭栄枝(77) 57/10 73/3
14.柳家さん吉(77) 57/4 73/3
15.柳亭左楽(79) 57/5 73/9
16.三遊亭歌笑(76) 58/4 73/9
17.柳家小はん(74) 60/1 73/9
18.金原亭伯楽(76) 61/4 73/9
19.柳家小満ん(73) 61/5 75/9
20古今亭志ん駒(78) 63/7 76/3
1973年は、大量真打で問題になった年です。
圓生師匠が1978年に落語協会を脱退する一因にもなりました。
私が落研に入部した時、まだ正否が議論されていたのを思い出します。
その時の師匠方の多くが、今や香盤の高い位置になっています。
・・・というより、その前(1955年以前)に入門した噺家さんも少なかったということでもあるのでしょう。
真打問題は、常に議論される問題ではありますが、間違いなく言えることは、技量は前提ではありますが、常に相応の昇進をさせる必要性も感じます。
尤も、これは一般企業でも同様だと思いますが。
団塊世代の通り過ぎた後の影響や、様々な旧制度の最後だった我々世代は、本当に間が良くない、めぐりあわせが悪い世代だと思います。
昨日、田舎から、実ったままを持ち帰りました。

柿はそのままかぶりつきました。
今日は、懐かしい噺家さんでした。
◇浮世床 三代目三遊亭圓之助
1956年6月 三代目小圓朝門で朝三
1959年9月 二つ目昇進
1965年9月 真打昇進と同時に圓之助
1980年6月 脳溢血で倒れ半身不自由になり1年間リハビリを行ないながら独演会などに出演
1985年4月 国立演芸場で演じた「高野高尾」が最後の高座
同月26日 「サヨウナラ」を最後に心筋梗塞で逝去
前座・二つ目に貧乏暮らしをしたことからエピソードも多く、「貧乏の圓之助」と言われたそうです。
今の小圓朝さんのお父さんです。
1977年に放映された、NHKのテレビ小説の「いちばん星」に出演していました。
これは、昭和の流行歌手1号となった佐藤千夜子の半生をフィクションを交えて描いたドラマでした。
それにしても、享年56歳というのは、いかにも若い。
訃報を聞いた当時、随分高齢なイメージでしたが・・・。
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