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2015年10月 9日 (金)

寄席の用語

「膝代り」で勘違いしていたので、もう一度おさらいをと。
まずは「開口一番」から。
寄席.落語会で最初に演じられる物または芸人のこと。
おもに前座さんが勤めます。
要するにトップバッターと言うことですが、「食いつき」と言う人がいますが、 これは後でも触れますが、間違いですね。
次に「サラ口」というのがあります。
これは、前座さんの次の出番。
それから仲入り(前)」。
文字通り、前半の最後、仲入りの前の出番および芸人のこと。
「仲トリ」と言われることが多いようですが、正しくないようです。
師匠も、「使わないねぇ」と仰っていました。
ここで高座に掛けられる噺は、トリに次ぐ大ネタというのが通例。
終わると前座が甲高い声で「お仲入りぃ〜〜」と叫んでから仲入り太鼓が入り休憩時間に。
相撲では「中入り」と言います。
能では前場と後場の間が「仲入り」で、その間に肩の凝らない狂言を入れるそうです。
さて、仲入りが終わると「食いつき」が出て来て再開されます。
「食いつき」は、仲入り後最初の出番および芸人のこと。
客席がざわついていますから、賑やかにやらねばなりません。
「ヒザ前」というのもあります。
これは、次に説明する「膝代り(ヒザ)」のひとつ手前の出番のこと。
要するにおしまいから三人目の出番。
この「ヒザ前」というのが、寄席では一番難しいし、人選が大切になるそうです。
時間はあまり無いがトリを食わずしてサラリとした、それでいて面白い芸が求められるという訳。
そして、「膝代り(ヒザ)」というのは、実は噺家さんの出番ではないようです。
トリの前の色物の先生の出番で、トリを食わないようにして時間の調整をしたり・・。
ということは、色物さんの「トリ」が「ヒザ」ということになりますか?
そして主任(トリ)」。
言うまでもなく、最後の出番。
興行の責任者であり、「看板」とか「真打」とも言うようです。

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