ルールと責任
某大手メーカーのお粗末な状況。
利益水増し問題を受けて延期していた平成27年 3月期の有価証券報告書について、7日までの再延期を関東財務局に申請し承認された。
これに伴い、27 年3月期連結決算の発表を延期した。
資産価値の見直しなどで多額の損失を計上し、最終赤字に転落するとの見通しを示していたが、税引き前損益の修正などに時間がかかったと説明。
上場企業が決算 の公表延期を繰り返す異例の事態。
素朴に、「ふざけるな」と思います。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150721-00010000-fsight-bus_all
自分たちが勝手に蒔いた種でこんな風になってしまったのですから、市場のルールに従って退場するべきだと思います。
当局も、大手企業が上場廃止になると、市場が混乱し、投資家に影響が出るという判断で、「安易に」延期を認めたように思えます。
市場というのは、フェアで公平でなくてはいけませんから、混乱が起きるのもリスクの一つとして、淡々とルール通りに運用すべきだと思います。
しかも、市場で一番重要な会計処理が杜撰で、さらにそれを公開出来ないのですから。
上場の廃止基準の中で、有価証券報告書等の提出遅延という項目があります。
監査報告書又は四半期レビュー報告書を添付した有価証券報告書又は四半期報告書を法定提出期限の経過後1か月以内に提出しない場合
(有価証券報告書等の提出期限延長の承認を得た場合には、当該承認を得た期間の経過後8日目までに提出しない場合)
もう、「振り逃げ」にもならない、3球3振バッターアウト・試合終了だと思いますが。
いまさら、東芝ショー(どうしましょう)って言っても遅い
「テレビ・ラジオ・新聞・雑誌」カテゴリの記事
- 【朗報】九代目春風亭柳枝誕生!(2020.07.06)
- 東京かわら版(2020.06.29)
- 今日で閉店(2020.06.26)
- バカじゃない?(2020.06.25)
- クラスター(2020.06.24)