持ちネタ棚卸し
談亭志ん志師匠と喰亭寝蔵師匠が、それぞれ「志ん志50席」と「寝蔵50席」を目標にしていると仰っています。
思えば、師匠のご指導をいただくようになって8年になりますが、「乱志・流三・永久のよってたかって50席」の状況は果たしてどんな具合なんだろう・・・という訳で、今までに師匠に稽古をつけていただいた噺を挙げてみました。
思いついた順番です。
1. 子ほめ 師匠に弟子入りのきっかけ
2. 三方一両損 職人と大岡裁きをオチを創作して
3. 千早振る 千早亭永久のためにあるような噺
4. 花色木綿 全日本学生落語選手権で演じた噺
5. 花筏 第一回目お江戸あおば亭で披露
6. 厩火事 明るく面白い噺に挑戦しようと
7. 三味線栗毛 かつての勤務先の場所が舞台の噺
8. 猫怪談 扇橋師匠に与太郎の原点を学んだ
9. 佃祭 情は人のためならずを叫びたくて
10. 甲府ぃ 結婚式披露宴でも演じたご当地噺
11. 蒟蒻問答 笑いのある仕草オチへのチャレンジ
12. 救いの腕 師匠創作で女性客の共感を呼んだ噺
13. 揺れるとき 円朝まつりで奉納した師匠の創作噺
14. 鬼子母神藪中の蕎麦 師匠と共演した豊島区ご当地噺
15. 帯久 人情とあざやかな大岡裁きに憧れて
16. 薮入り 学生時代のトラウマのリベンジ
17. 抜け雀 師匠のオチで永年やりたかった噺を
18. 浜野矩随 乱志落語の原点・ライフワークの噺
19. 鰍沢 郷里が舞台の名作で故郷へ錦を・・
20. 笠と赤い風車 文芸物で新しい一面にチャレンジ
21. 怪談牡丹燈籠 円朝物・怪談で聴かせる芸域を求め
22. 五百羅漢 人情と情景描写で涙を誘う噺
23. 一人酒盛 最初から最後まで一人語り
24. 高座の徳利 どこでも演れる師匠創作の小作品
25. 寿限無 ザ・落語、「揺れるとき」の中で
26. 明烏(稽古中) 初めて廓噺を解禁
・・・と言う訳で、25席を超えました。
50席の折り返し地点は過ぎました。
比較的数が多くないのは、同じ噺は必ず複数回高座にかけるように努めているため。
それにしても、面白くなくて、長くて、暗い噺ばかりですなぁ。
誰かに言われるのも、無理もない話かもしれません。
さて、これからは、寝蔵師匠や窓口さんが、「芝浜」「らくだ」「井戸の茶碗」などの大ネタにチャレンジされているから私も・・・、という部分と、滑稽噺の持ちネタも増やさないといけません。
「文七元結」「百年目」「柳田角之進」「唐茄子屋」あたりは、ちょっとリザーブしておきたいと思います。
後は、「二番煎じ」「猫定」「おせつ徳三郎」「お初徳兵衛」「妾馬」「猫餅」・・。
「乱志・流三・永久のよってたかって50席」まで、頑張りたいと思います。
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