そして金願亭乱志
師匠の「新曲浦島」をお囃子さんにリクエストして、いよいよ高座に上がります。
眼鏡を外していますので、躓いたりしないように気をつけないといけません。
ゆっくり歩くことを意識して・・・。
不思議なことに、この段階ではほとんど緊張を感じなくなりました。
稽古不足などは理由になりませんから、ただ愚直に高座の上で酩酊して行くだけです。
この噺は、"一人芝居"ですから、ある意味では演じやすいし、仕草が楽しい部分があります。
私はほとんど下戸ですが、ぶっつけ本番で高座で酔ってみようというチャレンジは、これまた楽しいものです。
湯呑みで酒を飲む仕草がポイントになりますが、一口目と二口・三口目では、湯呑みの角度が違うので、一応そこまで意識して演じたつもりですが・・・。
懇親会では、多くの方からお褒めをいただくことが出来ましたから、とりあえず体裁は整えられた高座だったのかもしれませんが、反省点は、今回も多くありました。
「暗い・長い・つまらない」という評価に対するリベンジには、いくらかなったのかもしれません。
ところで、噺だけではなくて、手拭いや扇子の持ち方、お辞儀の仕方なども意識しているのですが、今回恋し家古狂師匠が、偶然お辞儀をしている所を撮ってくださいました。
自分で言うのも何ですが、かなりまとまっている気がします。
ちょっと師匠の感じに似ているかもしれません。
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