学士会落語会寄席
定刻に、代表委員の三山亭多楽師匠のご挨拶で開演。
演技時間を厳しく言われた割に、例によって?長いご挨拶でした。
今回の落語会では、出囃子はプロにお願いして、生演奏というのが凄い。
三味線は金山はるさん、太鼓は柳家緑太さんです。
改めてプログラムを見て、人情噺があっても良かったなぁと思いましたが、時間制限20分というのは、ちょっと辛い部分があります。
勿論、「一人酒盛」は、とても難しい噺だし、師匠の演出を上手く引き出したいし、「長い・暗い・つまらない」を払拭するチャンスだとも思いました。
落研御三家の志ん志師匠と寝蔵師匠は、演目を練り上げているので安心ですが、座布団運びの乱志は、ぶっつけ本番の緊迫感?を表現して行こうと、開き直りました。
志ん志師匠の熱演が始まり、プログラムどおりに進んで行きますが、どうも制限時間どおりには進んではいないなような。
私は、仲入り前の三山亭多楽師匠の途中まで客席で聴かせていただきました。
いやはや、4人の高座の素晴らしいこと。
それに、お客さまの反応も上々・・・。
「日本一受けない落語会」の看板は下ろさないといけないかも。
客席から楽屋に戻り、着替えを始めましたが、前半の様子を肌で感じて、ますます緊張感が高まります。
いつもご贔屓の叔父たちが来てくれているか・・・、確認出来ないままに、仲入り後の出番に臨むべく、舞台上手の袖に向かいます。
反面教師師匠の和妻が始まると、客席は爆笑。
さらに、客席から、お手伝いにと舞台上に観客を招きました。
舞台の袖で、緊張しながら、深呼吸したり、ペットボトルのお茶を飲んだりしていた私は、何気なく舞台を見て驚きました。
何と、「乱志後援会長」の従妹が、舞台の椅子に座っているではありませんか。
ずっと仕事が忙しかったので・・、来てくれたんだと、初めて気がつきました。
そしていよいよ、金願亭乱志「一人酒盛」。
・・・制限時間を言われていたので、2場面をカットしました。
それでも、時間オーバーしていたかもしれません。
トリの南坊さんも、時間など全くきにしない風に、伸び伸びと演っていましたので、終了予定時刻をかなりオーバーしてしまいました。
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