落語と憲法論?
安全保障関連法案の中身や憲法の意義を落語形式で学ぶ講演会「戦争法案を切る!」というイベントがあったそうです。
「八法亭みややっこ」の高座名で「憲法落語 」を披露する弁護士がユーモアを交えながら、安保法制に関する持論を紹介したそうで。
意図や内容の是非を言うつもりはありませんが、こういう類に落語を使って欲しくないなぁ…と素朴に思います。
このオバサンの顔を見ただけで、高いところから押し付けがましく喋っているようで、嫌ですねぇ。
粋だとか、洒落だとか、遊びの欠片もなさそうです。
講釈や浪曲とは違って、「まぁ、どうでもいいじゃねえか」ってえのが落語です。
天下国家を語ったり論じたりするものではありません。
「ややっこしいことは言いっこなし」と行きたいものです。
落語はバーチャルと曖昧こそが肝ですから。
何時でもいいじゃない。
何処でもいいじゃない。
誰でもいいじゃない。
何でもいいじゃない。
どうなってもいいじゃない。
「法的安定性」などとは無関係な「呆的不安定性」です。
「安保論」ではなくて「あんぽんたん」。
「護憲」ではなく「三軒」長屋ですから。