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2015年8月

2015年8月31日 (月)

日本一の超高層ビル

JR東京駅前に高さ約390メートルの超高層ビル(61階建て)が建つというニュース。

「あべのハルカス」(高さ300メートル)を上回り、日本で最も高いビルになる。
2027年度に完成する予定。
建設予定地は、日本銀行本店に近い東京都千代田区の常盤橋地区にある約3万平方メートル超の敷地。

現在、JXホールディングスの本店が入るJXビルや日本ビルなどがある場所。

国際NPO(非営利組織)の高層ビル・都市居住協議会によると、世界で最も高いのは、ブルジュ・ハリファ(アラブ首長国連邦)の828メートル。
現在のランキングでは、三菱地所の新ビルは世界20位前後にあたる。
東京駅前の再開発では、三井不動産と東京建物が八重洲口に、それぞれ高さ245、250メートルのビルを21、23年度に開業させる計画があり、超高層化が進んでいる。

東京駅が、超高層ビルの林に埋もれてしまいますね。
日本で最初の超高層ビル「霞ヶ関ビル」は、確か147メートルでしたから、ちょうど倍の高さになるんですね。
バブルの頃、「丸の内マンハッタン計画」なんていうのがありましたが、空白・遅れはあったものの、現実のものになりそうです。

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ところで、虎ノ門ヒルズは、3番目に高いんですね。
全然高いと感じないのは、どういう訳でしょうか?

三井の貸し傘

「国立名人会」で、師匠がお演りになった「三井の貸し傘」は、師匠が「三越落語会」のために創作された噺だそうです。
師匠のHP「五百噺ダイジェスト」にコメントされています。
平成19年7月13日の第538回 三越落語会は〈三越劇場 創立80周年記念〉の公演で、創業の祖三井八郎右衛門を称えて越後屋のアイデア商法の一つ〈三井の貸し傘〉を取り上げて創作落語にして、高座にかけました。
あたしは落語の演者であり作者でもあることを自負しておりますので、三越から創作の注文いただいて、その感激も一入です。
既成の落語では甚五郎物の[三井の大黒]が有名ですが、この創作には甚五郎は登場しません。
そして、越後屋の主は登場しますが、主には越後屋を語らせず、他の店 (日向屋)の主と小僧に越後屋の素晴らしさを語らせました。
このほうが、三井家や越後屋の教えが解り易く聞き手に伝わるのではないかと思ったからです。

・・・という訳で、ある意味では、「越後屋(=三越)」の宣伝のような部分もあるかもしれません。
勿論、生では初めて聴かせていただきました。
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日向屋の主は小僧の定吉を共に越後屋へ買い物に行ったが、降りだした雨にそこで 三井の貸し傘を二本借りた。
その傘には〈井桁に三〉の三井家の紋が入っている。  
帰り道、主は〈三井の紋の由来〉〈店前(みせさき)現金掛け値なし〉〈小裂も売 る〉〈越後屋にないものはない〉、そして〈貸し傘〉などを絶賛して、「作ってよし、 売ってよし、買ってよしの三方が揃って、初めて世間よしに繋がる」と定吉に語った。  
定吉は、五年前の雨の日、破れ傘一本で勘当された若旦那のことを褒め、ちゃちを入れちゃぁ返事をしながら着いてきた。  
その途中、八幡さまの庇の下に傘なしで雨宿りの娘(なみ)を見つけて、三井の貸 し傘の一本を貸してやる。
そして「越後屋さんへ返してくれればいいさ」と名も告げ ずに立ち去った。  
翌日、なみは越後屋へその傘を返しに行って、貸してくれた人の名を「神田田町の日向屋」と教えてもらった。  
その翌日、なみは用足しのあと、傘のお礼にと日向屋に向ったが、またも降りだした雨に、八幡さまの庇の下で雨宿り。  
すると、若者が「入りませんか」と三井の貸し傘を差し掛けてきた。  
なみは躊躇したが、昨日と同じ三井の貸し傘になにかの縁だと思い、入れてもらっ て歩き出した。
若者に昨日の傘のことを話して「日向屋へお礼に行くところです」と 言う。
ところが、歩いているうちになみは差し込みがきたのか、脇腹を抑えてしゃが み込んでしまった。  
若者はなみを負ぶって淡路町のなみの長屋へ送ることにした。
長屋には寝たきりの 母親が一人いると言う。  
なみを届け、横にさせた若者は知り合いの医者を呼んで、自腹を切って手当てをさせた。これがきっかけで、若者と医者がちょいちょい見舞いに顔を出すようになり、 親子は全快した。  
ある日、若者が見舞うと、なみが一人。
母親は近くへ用足しに出掛けたと言う。
なみから親子の秘密を聞かされた。
「実は、あたしは三つのとき、八幡さまに捨てられ、ここのおっかさんとおとっつぁ んに拾われたんです。おとっつぁんは二年前に亡くなりました。二人はあたしの命の 恩人なんです」 「そうでしたか……」
こんな会話があって、二人はなにか近付くものを感じ出した。  
それから、ふた月後。  
日向屋に越後屋の旦那がやってきた。
「今日はあたしのほうから日向屋さんへお返しするものがありまして」  
越後屋は表に待たしている若者を呼び入れた。
日向屋の倅、陽之助である。  
越後屋は話を続けた。
「五年前。雨の日でした。用足しの戻り道、八幡さまのところで破れ傘を一本抱えて 震えている男を見つけました。勘当されたそうです。なんとかしてやろうと、日本橋 は人目につくので出店へ置きました。よく働きました。それに、よく商いの道を学んでくれました。今ではどこへ出しても恥ずかしくないでしょう。いかがです。日向屋 さん。受け取っていただけますかな。この日向屋のあとを継がせてやってくださいな」
「……、受け取ります……」
「もう一つ。差し上げたいものがございましてな」  
越後屋は表に待たしているという女を呼び入れた。
なみである。  
越後屋はなみのこと、そして、なみと陽之助とのことを語り、二人を夫婦にすることを勧めた。  
なみは改めて日向屋に挨拶をした。
「越後屋さんの貸し傘の縁がずーっと続いて、おっかさんまで助けてもらいました。 陽之助さんの嫁になって尽くしたいと思います」  
日向屋が言った。
「なみさんや。この陽の助は途轍もない道楽者でした。雨の日、唐傘一本でこの家から叩き出された男なんだよ。それでもいいのかい?」
「はい。その傘を相合傘にいたします」
・・・生で聴いた率直な感想は、噺を創作した経緯から、「越後屋」の宣伝のような部分がありますが、逆に「貸し傘」の事実を説明した上で、宣伝は削った方が良いかもしれません。
それから、なみと陽之助を、もう少し強調した演出の方が、後のストーリーが分かりやすくなるかもしれません。

http://www.mitsuipr.com/special/100ka/24/index.html
しかし、それにしても、いつもながら、師匠の構想力には敬服してしまいます。
ところで、越後屋の貸し傘というのは、当時有名だったそうです。
三井家の日本橋での歴史の始まりである「越後屋呉服店」が、江戸時代に営業中ににわか雨が降り出した際に、顧客や通行人に番傘を貸し出した「番傘貸し」のこと。
同店の屋号が江戸中に知られるようになった理由のひとつに、この「番傘貸し」があったとされる。
同店では、営業中ににわか雨が降り出すと「越後屋」の屋号が記してある傘を土間に積み上げ、顧客や通行人に貸した。
夕立ちやにわか雨が降ると、顧客だけでなく、通行人までもがその傘をさし、江戸の街は「越後屋の傘」でいっぱいになったという。
そうした様子を謳ったのが、「江戸中を 越後屋にして にじ(虹)がふき」。
また、「ごふくやの 傘 内心は かへさぬ気」という川柳もあり、当時も不心得者も当然いたが、越後屋はこの「番傘貸し」により、屋号を広めると同時に、その屋号に「お互いを信頼し合っていこう」という越後屋精神を裏打ちしたともいわれている。

社会貢献活動をしながら、宣伝をしようという・・、商人魂ですね。

葉月の落語徘徊

今月も疲労困憊の1ヶ月でした。
が、何と、寄席・落語会には3度行くことが出来ました。
最近では珍しいことです。
 ◆14日(金)  東京落語会
 ◆15日(土)  浅草演芸ホール(住吉踊り)
 ◆30日(日)  国立名人会
浅草中席
落語の稽古もしなくてはいけませんが、なかなか・・・。
来月からの高座ラッシュ?に備えて、これから臨戦態勢で行かないと、大変なことになりそうです。
しかも、9月は、「他流試合」が2度立て続けにありますから。
13日(日)は、千葉県立中央博物館で「猫怪談」。
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19日(土)は、学士会館(学士会落語会)で「一人酒盛」。
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今年の夏は、前半は酷暑、後半は冷夏・・・。
身体の具合は良くありませんが、頑張らないと・・・。
9月27日(日)は「千早亭落語会」で「五百羅漢」。
10月の「深川三流亭」や11月の「お江戸あおば亭」「行徳亭落語会」の準備もしないといけませんから。
今日にも、アクセス累計が83万件になりそうです。
時間だけが、どんどん流れて行きます。

物騒な・・・

東京の鉄道の大動脈である山手線などJR沿線でケーブル火災が相次いでいます。
今月に入って線路脇で起きた事件に加え、JRの変電所でもケーブルが焼けていたりして。

JR関係者は「ケーブル火災は年に1回あるかどうか。異例の頻度だ」と話す。
警視庁は警戒を強めるとともに、連続放火の可能性もあるとみ て捜査している。


真実は分かりませんが、仮に人為的なものだとしたら、多くの善良な市民の平穏な暮らしを破る、卑怯な犯行です。
この夏は、そもそも鉄道会社に原因のある事故も含めて、長時間足止めを食らったり、線路を歩かされたりする人が多かった・・・。
動脈の血栓や梗塞は、人間の身体だけでなく、都会の交通網でも重篤な結果になりかねませんから、予報策や防衛策をしっかりしておかないと、大変なことになりますね。

2015年8月30日 (日)

奥羽越学生落語会

新潟で開催された「第4回 奥羽越学生落語会」。
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地元新潟のお住まいの、喰亭寝蔵師匠が聴きに行ってくださったそうです。
皆さん熱演の盛会だったそうで、まことに結構なことです。

国立名人会

疲れていて、身体がだるく凝っていて、口内炎で体調は最悪。
仲入り前は、前座の春風亭朝太郎さんの「子ほめ」から、ずっと寝ていた感じです。
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吉窓さんが出て来た時に、「待ってました!」は、聞き慣れたワッフルさんの声。
ワッフルさんの踊りのお師匠さんだから・・・。
トリの師匠の時も・・・。
芝居が好きな人だからなんですが、個人的には・・・。
師匠の「三井の貸し傘」は、もう少しスリムにして、もう少し「越後屋」の宣伝色を抑えれば、とても素敵な人情噺になると思います。

演芸資料展示室で

国立演芸場の演芸資料展示室で、展示資料を鑑賞。
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林家正蔵(彦六)師匠の「牡丹燈籠」に関わる資料は、とても興味深いものでした。

芝居仕立てのため、原稿(ネタ帖?)には、太鼓やヒュードロなどのタイミングも表示してあります。

歌舞伎の「牡丹燈籠」の絵もありました。
ここで、「Ⅰさん」と待ち合わせです。

国立演芸場へ

久しぶりの国立演芸場。

入口に「満員御礼」の大きな札。
それにしても、「超高齢化社会」です。

ボーっとしながら、ロビーをウロウロしていると、師匠がご指南されている「N文亭」の方から、声をかけていただきました。
このブログをお読みいただいているそうで。

席に着いて座っていると、続々観客が入場して来ます。
何気なく写真を撮っていて、後で気がついたのですが、通路を歩いているのは、「千早亭早千」さんのような気がします。
師匠がご出演されるということもあって、素人弟子の方々も大勢来ているようです。

高座手拭い

午前中に床屋さんに行って、女子マラソンをテレビで見ながら浮世話。
その後は、雨がそぼ降る前にと、駅へ急ぎました。

今度の高座に使う手拭いを考えなくては・・・と、手拭い屋さんを覗いて、とりあえず猫柄のを1枚買いました。
「猫怪談」で使おうと思います。
着物の色も意識して・・・。

落語DEデート

夏の疲れか、とうとう例によって口の中が炎上。
口内炎が口内の前後左右…と言う惨状。
ちょっと朝寝をしようと思っても、いつものように目覚めてしまって。
 ◇熊の皮    八代目春風亭柳枝
今日は、床屋さんに行って、午後は「国立名人会」です。
師匠の「三井の貸し傘」が楽しみです。
また高座本をいただこう。
そう言えば、柳枝師匠は、圓窓師匠の最初のお師匠さんです。

2015年8月29日 (土)

菩提寺の住職の

今日は、実家のお寺の先代住職の奥さんが亡くなって77日忌の法事に参列して来ました。
祖父が亡くなった時に、読経をしながら泣いてくれた、優しい先代住職の奥さんは、99歳の大往生でした。
祖父の葬儀の時、急遽代わって遺族代表の挨拶をした時に、「立派な挨拶だったよ」と褒めてくれた人でした。
父が長く檀家総代をしていて、天蓋を寄贈した時、物凄く喜んでくれました。
当代の住職の娘婿も僧侶で、堀之内の妙法寺にいるのですが、この11月に「荒行」に入るそうです。
今度で3度目の荒行入りだそうですが、完全に外界と遮断され、仮に荒行中に本人が亡くなっても、出ることができないそうです。
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世界三大荒行に数えられる市川市の中山法華経寺の荒行。
日蓮宗では公開厳禁の荒行堂(加行堂)での過酷な修行を終えた者にのみ祈祷の修法が許されます。
11月1日から2月10日までの寒中100日間の時には死者も出る程の過酷な修行です。全国から大勢の僧侶が集まり、全修行僧が瑞門をくぐると、この門は固く閉ざされ、2月10日まで開く事はありません。
後半には面会が許可されるものの、外部との交流を遮断した結界での修行なのです。
荒行僧の一日は、早朝二時に起床し、朝三時、一番の水から午後十一時まで一日七回、寒水に身を清める「水行」と、「万巻の読経」「木剣相承」相伝書の「書写行」があり、朝夕二回、梅干し一個の白粥の食事の生活が続きます。
黙々として「懺悔滅罪」する修行であり「謗法懺悔、罪障消滅」の苦行です。

婿殿には、「頑張って来てね」と励ましました。

黄昏の

帰り道は、東名高速を富士ICから。
順調に来ましたが、首都高に入ると大渋滞。
特に、都心環状線から6号向島線の渋滞が酷いので、1号上野線に迂回して、上野ランプで下りて、水戸街道に出るコースに。
黄昏の
浅草通り、駒形橋を渡ると、黄昏の空に、東京スカイツリー。
本所吾妻橋から、北に折れて、水戸街道に出ました。
富士市から3時間半あまり・・・。

国立演芸場資料展示室

瀧口雅仁さんのツイート。
国立演芸場一階の資料展示室の監修を今回も担当しています。
初展示の資料もご覧いただけます。
歌舞伎に文楽に寄席演芸に、国立劇場にお越しの際は、是非ご覧下さい。

私は明日、国立劇場に「お越し」の予定ですので、拝見させていただきます。
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楽しみですね。
明日は、「国立名人会」です。

新東名を

実家に直接行く時は、新東名高速を使います。
新東名を
東京は朝から霧雨のような雨。
静岡県に入ると、陽が出て来て、ちょっと暑くなって来ました。
新東名の駿河湾沼津SA。
新東名を
駿河湾に向かって右側は、富士市越しに、美保の松原方向。
新東名を
左側は、沼津市越しに、伊豆半島方向。
眼下は、旧東海道の原の宿場あたりになるのでしょう。
反対側の富士山は、今日も雲に隠れています。

新参さん

先日の落語っ子連の稽古会。
新参さん
新参さんは「目黒のさんま」。
新参さん
飄々とした芸風の新参さんですが、師匠から「おやかす」ように指導を受けました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/08/post-7369.html
新参さん
落語っ子連のメンバーになって約2年、師匠からも細かい指導やコメントが入ります。
新参さん
師匠からのコメントを受けて「頑張ります!」と答えていました。
考えてみると、杜の家とん平・三流亭新参さんが、「頑張る」なんて言う言葉を発するのを聞くのは初めてだと思います。
どちらかと言うと、落語に対してはのんびり・淡泊だったイメージでしたが、とうとうスイッチが入ったようです。

2015年8月28日 (金)

窓口さん

先日の落語っ子連の稽古会。
窓口さん
窓口さんは、長講「らくだ」。
窓口さん
いつも感心するのは、窓口さんは、読み稽古が少ないことです。
要するに、すぐに高座本から離れる、覚えるのが早いと言うことです。
窓口さん
語り出しは、ややボソボソっという感じですが、だんだん声が滑らかになって行くのは、まるでプロのようです。
窓口さん
そこへ行くと、私などは、いつまでも読み稽古で、なかなか本が手放せませんから。

高校再編

山梨県の地元の公立高校の再編の話題。Img1e323126zik4zj
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150824-OYTNT50184.html
少子化に伴う峡南地域の県立高校再編問題で、再編対象となった市川高(市川三郷町)、身延高(身延町)、峡南高(同)、増穂商高(富士川町)の4校のうち、身延高を存続させ、残りの3校を統合した単位制の総合制高校1校を市川三郷町内に新設する整備案を発表。
現すれば単位制の総合制高校の設置は県内初。
普通科(英語系列を含む)、商業科、工業科の3科を併設する総合制高校。
新設校はJR身延線沿線に設置する方針。
身延高は統廃合の対象とせず、単独で存続させる。
県は同高が県境に近く他校から離れ、生徒の80%以上が身延町、南部町から通学している点を挙げ、「通学に要する時間的・経済的負担に配慮する必要がある」と説明。
地元中学との連携や、県立大との協力で同高の魅力を高め、生徒を集めるとしている。
過疎化が進んで、こういう流れは致し方ないのでしょう。
中学校の同級生たちが、それぞれ進学した高校です。
私は、越境して静岡県の高校に進学しましたが、非常に身近な問題です。

越児さん

先日の落語っ子連の稽古会。
越児さん
お盆があったりで、私は1ヶ月ぶりにお会いしました。
越児さん
越児さんは「干物箱」。
確か、「学士会落語会寄席」でおやりになるはずで、かなりの完成度です。
越児さん
師匠も、目を閉じて聴いていらっしゃって、コメントは、イントネーションの矯正ぐらいです。
越児さん
話術もさることながら、いつも声の質と張りが羨ましい。

2015年8月27日 (木)

地震

地震
静岡県東部を震源とする地震があったようです。
津波の心配はないそうです。
全国版のニュースでの各地の震度。
 震度3 静岡県 富士宮市
 震度2 静岡県 富士市
 震度1 山梨県南部町 富士河口湖町
       静岡県三島市 伊豆市 静岡市葵区 清水区
何か随分ローカルで、ピンポイントな地震です。
とりあえず一安心。
面白いのは、静岡新聞は、もっと詳しい。
 震度3 富士宮市野中 
 震度2 富士宮市弓沢町 富士市大淵
 震度1 伊豆市中伊豆グラウンド 三島市東本町 富士宮市長貫
             富士市永田町 富士市岩渕 富士市吉永
             静岡市葵区梅ケ島 静岡市清水区蒲原新栄
おいおい、山梨県は表示していないのかい。

百梅さん

先日の落語っ子連の稽古。
   百梅さん
百梅さんは「狸の札」。
百梅さん
師匠が、この噺を他の連の何人かが稽古していると・・・。
競演状態と言うことです。
くすぐりも仕草も多く、人気のある噺なんですね。
百梅さん
百梅さんは、前にやった「桃太郎」や「火焔太鼓」でもそうでしたが、子どもが得意です。
師匠によれば、この噺の競演者の中では、百梅さんの狸が一番可愛いそうです。
百梅さん
面白いのは、「狸の札」を「たぬきのさつ」と読まずに、「たぬきのふだ」と読んでしまって、苦労している人がいるそうです。
確かに「ふだ」とも読みますからね。
「ふだ」でインプットされてしまったのでしょう。
仕事も忙しいようですが、楽しそうに稽古をやってくれています。

帰りの富士山

かなり陽が短くなりました。
帰りの富士山
薄暮に渡る富士川鉄橋。
しかし、富士は姿を見せず。
ちょっと疲れ気味で、久しぶりに口内炎が出来始めました。
また、稽古の邪魔をされそうです。
あと1時間足らずで東京です。
♪今日の仕事も辛かったぁ〜♪

このごろ少し変?

歌の文句じゃありませんが、「このごろ少し変よ」。
このごろ少し変?
首都圏の鉄道が突然運転停止する事案が頻発しています。
事情や理由はそれぞれ色々でしょうが、昨日も東急線が大混乱しましたし、お盆には京浜東北線も長時間止まりました。
新幹線でも一度だけではありません。
ちょっとひどくありませんか?

今朝の富士山

今朝も富士山は見えません。
今日の富士山
昨日も、晴れていましたか、山は霧や雲がかかっていて見えませんでした。
今日の富士山
身体がだるいので、ちょっと眠ることにします。

涼しい朝

涼しい日が続いています。
今日も大阪日帰り出張です。
先日もそうでしたが、今日も大阪は暑いようです。
涼しい朝
東京駅ホームでは、自由席にかなりの人が並んでいます。
涼しい朝
新幹線車内では、スタッフというのか、クルーというのか、何をする人かは知りませんが、車両間を往復しています。
首に巻いているスカーフが、実に無駄に見えるのは、野暮の"こんこんちき"でしょうか?

車内販売のお嬢さんも明るい笑顔で。
しかし、私はほとんど車内販売で買ったことはありません。
乗車前に、駅で買って乗り込みます。
かつては、新幹線の車中に、食堂車があり、ビュッフェに代わり、そしてなくなって、車内販売だけになりました。
そのうちに、この車内販売もなくなるのではないか、なんて・・。
身体がだるくて、どうも本調子ではありません。

2015年8月26日 (水)

よろよろ?

落とし噺のような出来事。
よろよろ
台湾の台北で開かれている美術展で、12歳の少年が転倒した拍子に150万ドル (約1億8000万円)の価値がある絵画に穴を開けてしまうという騒ぎが起きたそうです。
絵画はすぐに修復されたそうですが、これは洒落になりません。
「だくだく」は絵を描きますが、「よろよろ」は絵を壊してしまう…。
ところが、この穴の開いた絵画は、主催者が公表している画家とは別人によって描かれたものとの疑惑が出ていて、3万4000ドル(約41万円)を下回る可能性もあるということです。
こんなことは「ぞろぞろ」あるんでしょうか?
それなら「よかちょろ」ですが。

スポーツ国際大会

陸上競技、バレーボール、柔道…。
それぞれ国際大会が開かれていて、テレビなどで騒がしく報道されています。
スポーツ国際大会
勿論、選手たちにはメダル獲得を目指して頑張って欲しいと思いますが、正直なところ、結果はあまり芳しくない気がします。
と言うより、周囲が、実力以上にはやし立てていて、そのプレッシャーに負ける選手もいて、興趣が削がれてしまいます。
予選や準決勝で大騒ぎしているのは、滑稽ですらあります。
家族の為だとか、試練を乗り越えたとか、それは素晴らしいことですが、スポーツは冷徹なことに結果が全てです。
凡人のようにしていては、到底こんな高みまで来られる訳はないのですから、悲しみも苦しみも乗り越えているはずです。
そういうことは、胸に秘めてというのが、日本人のメンタリティだったと思います。
お涙頂戴や実力以上の大袈裟な触れ込みは、どうかと思います。
その中で、16歳の短距離の選手だけは、言い訳もせず、将来の期待も抱かせてくれました。
心から頑張れ!と応援したいです。

ユニークな…?

洒落ごころ…なのかな?
富士からの帰り、水戸街道で大渋滞。
面白い?ものを見ました。
まずは、このトラック。
ユニークな…
マークをよく見ると、「鴉」という字に濁点が打たれているんです。
ユニークな…
これ、「ガラス」って読ませるんだと思います。
荷台には、ガラス板を運ぶスタンドのようなものが積まれていますから、ガラス屋さんの車でしょう。
ナンバーは、3237(見なさんな)って言ってる?
ベタなダジャレにはベタで。
次は、この軽ワゴン。
リアハッチに、何か模様が見えますが・・。
よく見ると、新旧の高齢者マークではありませんか。
ユニークな…
なかなか遊び心のあるオジイサンだと思いますが、違法とは言えないでしょうが、こういう使い方は好ましくない気はします。
一見、高齢者マークだと分かりませんでしたが、ナンバーを見ると「4243(よう読み)ましたな」と言っているみたいです。

2015年8月25日 (火)

新宿末廣亭下席

柳家小袁治師匠のブログで知ったのですが、末廣亭の8月下席は、林家正雀師匠が、三遊亭圓朝の作品をネタ出ししているようです。
もう、ほとんど終わってしまいますが・・・。
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演目は以下のとおりです。
 
初日(8月21日)真景累ヶ淵「深見新五郎」
   二日目     真景累ヶ淵「豊志賀」
   三日目     真景累ヶ淵「お久と新吉」
   四日目     真景累ヶ淵「お累の婚礼」
   五日目     「年枝の怪談」
   六日目     「わら人形」
   七日目     「牡丹燈記」
   八日目      休演
   九日目     牡丹燈籠「お札はがし」
   千穐楽     牡丹燈籠「幸手堤」
と言うことは、今日は「年枝の怪談」ですね。
29日と30日が「牡丹燈籠」、特に29日は「お札はがし」ですから、お露新三郎も関わって来ます。
行けそうにありません。残念。

噺の”音階”

落語っ子連で、「牡丹燈籠」の読み稽古をした時、師匠からコメントをいただきました。
噺全体が、楽譜に書かれた音楽ように、流れるようだ。
場面に合わせて、地噺のトーンも一定ではなく、綺麗な音階になっている。
声の高さのメリハリも大切で、とても良い。
…と褒めていただきました。
嬉しいのは、今まで、噺の“絶対音階”を意識していて、ネイティブではないので、物凄くハンデだと感じていたのですが、その音階を褒めていただいてからです。
演読による読み稽古で、会話や地噺の表現に幅が出て来た気がします。
とても嬉しい。

2015年8月24日 (月)

就職活動

大学生の就職活動は、まだまだ終わりではありません。
内定をもらった学生は一段落の人もいるでしょうが、そうでない人も多くいるはずです。
買い手市場でも、売り手市場でも、楽ではありません。
京阪電車の北浜から御堂筋線の心斎橋に向かう地下道。
就職活動
前を歩いているのは、企業訪問をしている女子大生でしょう。
東京でも、大阪でも、平日だけでなく土日でも、ダークスーツの学生を見かけます。
暑い中で、自分を売り込むなんて、初めての経験でしょう。
戸惑ったり、焦ったり、苦しんだり。
でも、めげずに頑張って欲しいと思います。
「ウチの会社に来ない?」なんて、思わず声をかけたくなります。
頑張れ!

今日の富士山

日帰り大阪出張。
今日の富士山
雨の心配はなさそうですが、残念ながら、富士山は雲の中。
明後日、休みを取って富士に行きますが、果たして姿が見られるでしょうか?

行徳亭落語会

落語っ子連の窓口さんの関係で、11月28日(土)に、市川市の行徳公民館で、落語っ子連初の出前公演をやらせていただくことになっています。20150825071959_00002
主催者でチラシを作ってくださいました。
名付けて「行徳亭落語会」です。
入場は定員150名だそうですから、たくさんのお客さまに来ていただきたいと思います。
ひとえに窓口さんの顔と、毎回深川三流亭にご来場くださるご贔屓の皆さまのおかげです。
さて、演目を決めないといけません。
聞くところでは……
 ◇十徳        乙姫
 ◇饅頭怖い     千公
 ◇豆屋        新参
 ◇長短        越児
 ◇狸の札?       百梅
  ◇替わり目       窓口
…って、もうみんな決めているみたいです。
決まっていないのは、どうやら私だけのようです。
私は…、とりあえず「一人酒盛」をと考えましたが、よく見ると、窓口さんの「替わり目」と完全についてしまいます。
窓口さんには、トリで「明烏」か何かをやっていただくことにしたいと思います。
窓口さん、よろしくお願いします。

おやかす

「おやかす」…、昨日の稽古の時に、師匠が仰った言葉です。
落語を語っていて、キーワードだとか、強調しておきたいとか、サゲやくすぐりの仕込みにする時とか、その言葉を強調して語る演出方法のようです。
舞台装置や映像のない芸能ですから、キーワードを印象付けるのは重要だと思います。
ただし、「あまり強調し過ぎると芸が臭くなってしまうよ」と師匠。
私は聞いたことのない言葉でしたが、某アナウンサーのサイトで、この言葉に触れていました。
「おやかす」って言葉。  
日頃使ってるよって方は、語彙豊富な言葉大臣。
芸人さんと喋ってると、たまに出てくるので、 業界用語みたいなものかと思ってました。
「野郎、さんざ、おやかされて、あんなんなっちゃったよ」 「また、周りも、めいっぱい、おやかすからねぇ」と使うことが多い。 会話の雰囲気から褒め言葉じゃぁ、無いとわかりますよね。
おだて、ほそめやす。
おだてもっこに乗っけて、ほめはやす。
囃し立てる。  
そうすりゃ、豚も登るよ、木でもどこでも、 あぁ、こりゃこりゃ、ってなもんです。
…要は、囃す、目立たせるということでしょう。

永六輔その新世界

永六輔さんがパーソナリティーを務めるTBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」(土曜前8・00~後1・00)が9月26日で終了することになったそうです。
1991年4月のスタート以来、24年半の歴史にピリオドを打つことになります。
永さんも82歳。
最近は、病気や怪我で、体調が万全でなく、ゲストで番組が進行していた感じでした。
好き嫌いはともかく、影響力の強い人でしたから、また昭和が終わるという気がします。
最近、加藤武さんや入船亭扇橋師匠といった同年輩の親しい方々が相次いで鬼籍に入ってしまいましたから。
本当に長い間お疲れさまでした。

2015年8月23日 (日)

林家こん平師匠復活?

昨日、難病を患い闘病生活を続けている林家こん平師匠が、病気になって以来では初めて、11年ぶりに観客の前で落語に挑戦したそうです。
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こん平師匠は、平成16年に倒れたあと、中枢神経が冒され、手足がまひするなどの症状が出る難病の多発性硬化症と診断され、レギュラー出演していた「笑点」を降板し、療養生活を送っています。
昨日、こん平師匠は、豊島区で開かれた落語のイベントに登場、闘病以来、観客の前では初めてとなる落語に11年ぶりに挑戦。
演目は「寿限無」。
倒れた直後は話すことも難しい状態でしたが、リハビリの結果、少しずつ声が出るようになったということで、おなじみのフレーズ、「1、2、3、ちゃらーん」を、こん平さんが大声で披露すると、会場から大きな拍手が送られたということです。
そして今日、何気なく見ていた「笑点」の「24時間テレビ」特別企画で、11年ぶりに当時の指定席に座り、ちゃら~んをやりました。
正直なところ、痛々しいものではありましたが、師匠の頑張りには偽りはありませんから、他の笑点メンバーの師匠方も涙ぐんで、じ~んと来るものがありました。
やはり、普段から健康管理には気をつけることだと思います。
本人は勿論ですが、家族や周囲の人たちの幸せのためにも。

不忍池から根津

腹拵えをして、中央通り(御成街道)に出ましたが、本当に暑い
上野公園の入口近くから、南側を望むと、御徒町方面に松坂屋の建物が見えます。
「猫怪談」では、深川蛤町から、亡くなった与太郎のお父っつぁんを担いで、あのあたりで、右に曲がり、こちらに向かったはずです。
不忍池から根津
不忍池端に出ると、蓮が生い茂ってピンクの花も残っています。
群生している蓮越しに、弁天堂が遠くに見えます。

盛りは過ぎていますが、蓮が綺麗に咲いています。
不忍池から根津
池の端を半周して、弁天堂に。
芸事にご利益のある弁天様に、この秋の高座の成功を祈願しました。
不忍池から根津
弁天堂から上野の山の方を振り返ると、清水観音堂。
舞台の前の「月の松」も、小さく見ることが出来ます。
不忍池から根津
弁天堂の後方に回ると、池と動物園の間の小径には、柳の枝が妖気を放っている気がします。
不忍池から根津
ここからさらに、不忍通りを根津方面を目指します。
不忍池から根津
「牡丹燈籠」の新三郎には、こんな角度で、観音堂や弁天堂、左側の寛永寺の景色が見えていたのかもしれません。
お露と女中のお米は、清水の方から、カラ~ンコロ~ンと、駒下駄の音をたてて、新三郎の家の前に来て、この先にある谷中三崎の方に帰って行くということです。
不忍池から根津
不忍通りを、直射日光を避けながら歩いていると、ある建物に、9月6日に開催される、落語協会「謝楽祭」のポスターが貼ってありました。
不忍池から根津
やはり、このまま千駄木まではとても歩く元気が出ないので、根津駅から帰宅することにしました。

アメ横で

稽古を終えて、上野まで戻って、腹拵えをしようと思って。
アメ横では、ちょうど今放映されている「24時間テレビ」の募金活動をしています。
暑い、炎天下にご苦労さまです。
この番組自体には、他局でも似たような番組があり、やらせ感もあって、個人的にはあまり好きではありません。
それでも、母が入院している時に、病院の前にこの番組の募金で購入したと思われる医療用車両がし停まっていたのを見て、ちょっと見直したりはしていました。
アメ横で
アメ横からちょっと入った店で、ワンパターンのロースカツ定食。
アメ横で
稽古で2席演ったので、かなり疲れているのと、この暑さでバテ気味なので、パクつきました。
・・・ちょっと暑いけれども、「猫怪談」と「牡丹燈籠」の舞台になっている、伊藤松坂から上野の山や不忍池あたりから根津まで歩いてみようか。
本当は、谷中の全生庵まで足を伸ばしたいですが、この暑さだから・・・。

落語っ子連稽古会

残暑厳しい折ですが、熱のこもった、暑さを吹き飛ばす熱い稽古会でした。
落語っ子連稽古会
今日は、メンバー5名に加えて、途中から、可愛い交流稽古のお客さまも加わりました。
落語っ子連稽古会
 ◇干物箱          三流亭越児
 ◇狸の札          三流亭百梅
 ◇猫怪談          三流亭流三
 ◇らくだ            三流亭窓口
 ◇目黒のさんま     三流亭新参
 ◇牡丹燈籠        三流亭流三
 ◇つる         深沢亭ジュンジュ
落語っ子連稽古会
流三は、今回も図々しく、2席稽古をつけていただきました。
落語っ子連稽古会
深沢亭のジュンジュさんは、小学校6年生です。
発表会が間近にあるので、交流稽古に参加してくれました。
正座の仕方が、背筋もしっかり伸びていて良かったです。
落語っ子連稽古会
師匠、朝早くからありがとうございました。

稽古場へ

稽古に向かう電車内。
上野行きなので、先頭車両に乗車。
稽古場へ
上野に着く直前の線路の様子。
運転士と女性の車掌さんが乗っていました。
稽古場へ
上野駅の低いホーム、長距離電車が発着するホームに停車しました。
これなら、銀座線への乗り換えは楽です。
稽古場へ
今日は、「猫怪談」の稽古をお願いしようと思います。
門前仲町で下車して、深川不動尊と富岡八幡にお参りをして、稽古場へ向かいます。

稽古会へ

天使に会うことが出来ました。
抱き上げると、ずっしりと重くなっています。
稽古会へ
自我も芽生えて、親をきりきり舞いさせているようです。
天使に「バイバイ」して、後ろ髪引かれる思いで、稽古に。

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夏も終わりになります。
まだまだ残暑が続きます。
 ◇強情灸   五代目古今亭志ん生
これから稽古に出かけます。

2015年8月22日 (土)

山梨県少年軟式野球交流大会

先日、全国学童軟式野球大会に出場して、準決勝で完全試合を達成、惜しくも優勝は逃したものの、お見事だった頼もしい小学六年生の雅也君。
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今日は、山梨県少年軟式野球交流大会の決勝。
南部野球スポーツ少年団がサヨナラで上吉田少年野球を破り、大会初優勝を飾りました。
   ◇ 決勝戦試合結果  南部 7 - 6 上吉田 ◇

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この組み合わせの頂点に立ったのですから、これはもう半端ではありません。
お盆に帰った時に、実家の隣家の彼の祖父母に、色々話を聞きました。
彼が、ゲーム中、球を投げる度にアンパイアに何か話しかけているので、何を話しているのか尋ねたそうです。
彼は、自分が投げた球のコースや判定を確認しているそうです。
アンパイアの方から、「ボク、良い球投げるなぁ」と、感心され、褒められていたそうです。
ずっと孫の応援に通っていたはずですから、今度帰省した時にまた話を聞こうと思います。

天使が来ている

娘が、自宅マンションの自治会が主催する夏祭りに、孫を連れて来ました。
私は帰省していたので、急いで帰ったのですが、東名の渋滞で、帰宅した時は、天使は既に「おねむ」でした。
天使が来ている
玄関に、小さな靴が置いてありました。
天使が来ている
隣に、私の靴を脱いで並べました。
明日は、落語っ子連の稽古に出かけるのが早いから、起きて来ないかもしれません。

高速道路の渋滞

今日も富士に日帰りしましたが、行き帰りで渋滞。
夏休み期間中は、もう仕方がありませんね。
新東名高速が2012年に開通して以降、静岡県内区間の渋滞はほぼ解消したものの、神奈川県内には慢性的な渋滞スポットがあります。
東名は大和トンネル付近が渋滞の難所。
今日の帰りも、事故もあったようですが、秦野中井-横浜町田で19キロの渋滞。
毎年お盆のピーク時には30キロを超える。今年は13日に25キロまで伸び、15日午後には最大40キロの渋滞が予測されている。
渋滞緩和を図るためには、新東名の整備が不可欠ですが、御殿場JCTから海老名南JCTまでは20年度末までに延伸だそうです。 1174223996_tmp_pic_extend1_20150815
オリンピックと同じタイミングですね。

綺麗な模様?

揃って踊っているような模様です。
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25日は要注意・・・。

洒落になる?

いやはや、ブラックジョークというか、洒落がきついというか・・・。97fba2c0
都内の某コンビニ店が、東京オリ ンピックのエンブレムのような形におでん具材を配置した告知用の 「POP」を作ったところ、オリンピック組織委から「待った」がかったという話題。
同店のアカウントが、ツイッターで一部始終を報告し、ネットで話題になっ ているそうです。Yjimage1
組織委は取材に対して事実を認めたう えで、「エンブレムを想起させるデザインを利用されると、エンブレムの価値が下がり、スポ ンサー企業に迷惑がかかる」と説明しているそうです。
スポンサー企業はともかく、エンブレムの価値なんて、そもそもケチがついて毀損していると思いますが・・・。
面白いのは、これに対するツイッターの反応(コメント)です。
  ・パクリと食べたいですな( ̄▽ ̄)
  ・制作コンセプトが違うと思われるので、オリンピックエンブレム
   とは全く似ていないと思います
  ・私にはベルギーのとある劇場のロゴにしか見えないが
  ・想起がダメならベルギーの劇場を想起させる五輪エンブレム
   もだめじゃんw
  ・悪ノリなのは間違いないけど、これくらい笑って許してもいい
   と思う                            等々・・・・
いちいちごもっともだと思います。
後から後から出て来る疑惑も考えると、この五輪エンブレムはダメかもしれませんね。

2015年8月21日 (金)

祭りのあと

夏の甲子園は、昨日終了しましたが・・・。
祭りのあと
松戸駅西口のペデストリアンデッキには、初出場の専大松戸高校応援の横断幕が掲げられています。
松戸市にとっては初めての快挙でしたから。
・・・お祭りは終わり、そして・・・。

三遊亭圓歌師匠の記事

東京新聞の三遊亭圓歌師匠の記事。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/tradition/CK2015082102000208.html
 落語界の重鎮、三遊亭円歌がこの道70周年を迎えた。
二つ目の歌奴時代、「山のあな~」のギャグで一躍スターとなり、6人の高齢者をネタにした「中沢家の人々」などで日本中を爆笑に包んできた。
83歳となった現在も「爆笑王」の嗅覚は衰え知らず。
31日には上野の鈴本演芸場で70周年記念の一門会を開く。
 今月上旬、東京・新宿末広亭。
「『山のあなあなやれ』って言われたって忘れたよ。やってる私もじじぃになった」。
マクラでいきなりはじけて、お目当ての「中沢家の人々」を語り始めると、客席は爆笑の渦。終演後、「この年になってもお客さまに喜んでもらえる。笑いを取れるなんてなかなかないよな」とひと言。
幸せな思いとまだ一線で勝負できる自負がにじむ。
 東京の下町で生まれ育った。
終戦間際、学徒動員で山手線の新大久保駅に勤務。
吃音に悩んでいたが、「『新大久保~』と言えず『しん、しん、しん~』なんて言ってるうちに電車が(隣の)高田馬場に着いちゃった」とギャグを交えながら思い出話が進む。
 終戦直後の一九四五年九月、吃音を矯正しようと、二代目円歌に入門。
師匠も吃音だったが、忍耐を教えられた。
「相手が話し終わるまで聞く習慣がついたね。よく聞かないと笑いはとれないもの」と振り返る。
 四八年に二つ目昇進の際、歌奴を襲名。
五〇年、NHKラジオで全国放送した創作落語「授業中」で「山のあな~」と吃音もギャグに転化させ、人気者となった。
その後も「浪曲社長」「月給日」も合わせた三部作で全盛時代を築いた。
 七〇年に三代目円歌を襲名。
八五年には突然出家し、世の中を驚かせた。
「お遍路しながら落語をやりたかった。(放浪の俳人種田)山頭火のように生きるのが夢だったの」と心境を明かした。
めがねをかけて高座に上がり、色紋付き姿での高座…。
何かにつけ「第一号」となった。一九九六~二〇〇六年、落語協会の会長もつとめ、理事の若返りなど改革の旗を振った。
 自身の入門時、協会メンバーは三十人足らず。
「今は約四百人。若返らないとつぶれちゃう」。
常に修業に励む若手に気遣う。
自身には約二十人の弟子がいて、歌る多、歌武蔵ら人気者や実力者も育てた。
三十一日の会は「弟子たちが開いてくれるんだよ」とうれしそう。
若い日々から思ったことは実行し、周囲を驚かせてきた。
一門にもそのサプライズな行動派ぶりは継承されている。

・・・確かに、個性的なお弟子さんが多い一門だと思います。
お弟子さんを多く育てるというのも、噺家の師匠の大事な仕事かもしれません。
三遊亭を名乗るのは、圓生系、圓歌系、金馬系、芸術協会の遊三系とありますが、今一番賑やかな一門ですね。

落語 みちの駅「不死鳥・歌丸さん」

京須偕充さんが、「来福」というサイトに書き下ろし連載している「落語 みちの駅」の第5回が更新されていました。
今回は国立演芸場八月中席から復帰した桂歌丸師匠を採り上げていました。
http://www.110107.com/mob/news/diarKijiShw.php?site=OTONANO&ima=5530&id=603&cd=kyosu2&ct=regular
◆第5回 不死鳥・歌丸さん◆
八月十一日昼の国立演芸場は中席の初日で、この日から桂歌丸が十日間十一公演、トリで三遊亭圓朝作「怪談乳房榎」の長講をつとめる。
四月中席でも歌丸さんは十日間にわたってやはり圓朝作の「塩原多助一代記・あおの別れ」のネタ下ろし長講をやっているが、その後は入院しているほうが多い日々だったので、はたしてこの八月中席で元気なところを見せられるか否か、注目を集めていた。
結果を言えば、四月にまさる矍鑠とした高座ぶりだ。
四月の「塩原」では板付き、つまり幕を引いて高座への出入りの姿は見せなかった。
今回は板付きに加えて膝前に釈台を置いたから、一見は症状が一段進んだことになるが、これは入院が長引いて脚部の筋肉がいっそう薄くなり、正座を一時間も続けては痛くてたまらないためだという。
座り方より大切なポイントは声の力と間のリズムだ。芯に体力があり、表現意欲旺盛にして頭脳明晰であれば、噺家は張りのある調子で淀みなく噺を進め、客席を惹きつけることができる。
開口から一分間ほどは声が堅かったが、たちまち調子を回復して六十五分間、少しの乱れも滞りもなかった。
ネタ下ろしの「塩原」とちがい、長年手塩にかけた「乳房榎」なので余裕があったのだろうが、堂々大真打ここにありの名高座だった。
七十代後半の年齢でこれほどの意欲的口演を続ける噺家は往年の六代目三遊亭圓生以外に知らない。
歌丸さんは型でしゃべっているからできるんだ、と軽視したがる同業者もあるが、型を崩さず、そこに生命を吹き込むのはそれ自体が至難の業だ。
自分のキャラクターを軸にして人気を得るのももう一つ至難の業にはちがいないが、老いて、また患って崩れが生じたとき、キャラクター派は無残な姿になりがちだ。型派は息のある限り芸を保つことができる。
不死鳥・桂歌丸の回復をまずは讃えたい。
プロの評論家が絶賛するのですから、素晴らしい高座なんだと思います。

静岡県の県民の日

今日は静岡県の誕生日「県民の日」だそうです。
1876年(明治9年)8月21日の「静岡県」「浜松県」合併から139年ということに。
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この地図で、中央よりちょっと右側の一番くびれた部分に接しているのが、我が故郷です。
現在の静岡県にあたる地域は、江戸時代には、幕府の直轄地、旗本の知行地、諸大名の領地などが複雑にいりくんでいました。
明治4年7月の廃藩置県の時点で、現在の静岡県には韮山(伊豆)、静岡(駿河、遠江)、堀江(浜名湖北部)の3県がありました。
同年11月、韮山県は足柄県の一部となり、遠州には新たに浜松県ができました。

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そして、明治9年4月の足柄県廃止に伴い、旧伊豆の国が静岡県と合併したのに続き、同年8月21日に浜松県と静岡県が合併したことにより、現在の静岡県が生まれました。
そもそも、「静岡」という地名の由来は?
府中という地名はたとえば駿河府中、甲斐府中のように特定の地名を表すと言うよりも、むしろ地方の拠点をあらわす名称です。
明治2年、新政府はこのまぎらわしい名称を避けるため、駿府藩に対して府中という地名の変更を命じてきました。
藩内で検討した結果、「静、静城、静岡」の3つを考案し、政府に報告しましたが、このうち「静岡」が採用され、6月の家達の藩知事任命の際、初めて使用されました。
「シズオカ」の「シズ」は賤機山に由来すると言われています。

スマホゲーム

電車の隣に座った、上品な中年(失礼)の女性。
ずっと、スマホを操作していました。

例のブロックのようなものを取り崩すスマホゲームにずっと熱中していました。
そんなに面白いものなのかなぁ。
若者たちだけの専売特許ではないようです。

ご帰還

家内が、昨夜、韓国旅行からご帰還あそばしました。
ご帰還
私は全く無知ですが、何とかと言う世界遺産で買ったと言うストラップがお土産。
まぁ、こんなものでしょう。
ありがたく、謹んで頂戴いたしました。

2015年8月20日 (木)

また一人のディナー

家内に逃げられて4日目。
今夜あたり帰っては来ると思いますが…。
また一人のディナー
今夜もまたチェーン店の定食屋さん。
こういう店で気になるのが、店員さんの話し方。
「ごゆっくり、どうぞ」って言うの。
本当は、「どうぞ、ごゆっくり、お召し上がりください」か、「どうぞ、ごゆっくり、おくつろぎください」なんでしょうね。
何か定型の表現として定着しているのが、とても気味悪く思います。
 ♪逃げた女房にゃ未練はないが、
         お肉欲しがるこの身が可愛い・・・♪

原宿へ

仕事で原宿に行きました。
原宿へ
30年前、青山にオフィスがあり、原宿エリアを担当していたので、毎日のように行った街です。
久しぶりに明治通りを原宿(神宮前)交差点まで歩きました。
相変わらずこの街は、クレープの匂いがする街です。
町並みは随分変わりましたが、当時からあった建物が模様替えをしていて、あの頃を思い起こすことも出来ます。
よく行った飲み屋さんもありました。
でもきっと代替わりしていることでしょう。
唯一変わっていないのは、東郷神社だけかもしれません。
しかし、原宿警察署も、こんな場所に移転していたんですね。1311361007_01
当時、スーツを着て、営業の鞄を持って、田舎から出て来た若者たちでごった返す土曜日の竹下通りを歩くのが、とても照れくさかったなぁ…。

無念・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

さぞや無念だったことでしょう・・・。
大相撲の元関脇で、9月の秋場所では幕下転落が確実となり、現役引退が決定的になっている西十両11枚目の若の里。
故郷である八戸市で行われた夏巡業の直前に、お父さんが突然亡くなって、息子が故郷の土俵で見せる現役最後の姿に間に合わなかった・・・。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150820-00000045-sanspo-spo
神様も随分意地悪です・・・。

無念・・・(;д;)

甲子園決勝は、東海大相撲・・じゃなくて東海大相模が優勝。
仙台育英は、優勝に手が届かず、今回も優勝旗は白河の関を越えることが出来ませんでした。
粘ったのですが、最終回に4点取られてしまいました・・・・。
残念・・・。
でも、素晴らしい試合だったようです。

第4回奥羽越学生落語会

東北大学・東北学院大学・新潟大学3大学落研が合同で開催する「奥羽越学生落語会」。
8月30日(日)に、新潟で、第4回目が開催されるそうです。
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素敵なチラシに感心しています。
一点だけ気になるのは。「時間 開演13:30 ・・・」の部分。
よくあることですが、この場合は「時間」ではなく「時刻」が正しいと思います。
「時間」と言うなら、例えば「13:00~16:30」にしないと・・。
時の「刻」と「間」の違いを区別しないといけないと思います。
電車に乗っていても、「発車の時間ですが」とアナウンスされることがありますが、「発車の時刻ですが」が正しいと思います。
私は、日時・場所という表現を使うことにしています。
重箱の隅をつつくようで申し訳ありませんが。
それはそれとして、是非盛況になりますよう、祈っています。
続けることは本当に尊いことだと思いますから。 

三遊亭時松さんのツイート

いよいよ住吉踊り最終日。
世間は通常モードですがお時間あれば夏の思い出にいらっしゃいませんか?
踊りは15:40から。
住吉終わるとあっという間に年末来るんだよなぁ毎年。
最終日は座員一同弾けますので最も陽気になる傾向アリ、です。


確かに、先日行った時も、時松さん大活躍でした。
そうそう、開場前に並んでいたら、時松さんのファンの女性が、このパネル?の写真を撮っていました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/03/post-2b2e.html
時松さんとは、3月の学士会落語会にご出演後の打上げで、ちょっと話したことがあるので、活躍を見ると嬉しくなります。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2015/03/post-9a53.html
確か、我が落研創部50周年記念誌「仙都に笑いを」を、プレゼントしました。
「住吉踊り」は、いつまでも続けて欲しいと思いますね。

台風

またまたダブル台風。
これから、大きく右にカーブして、日本に近づきそうです。
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まだ「二百十日」前なのに、今年は随分台風が来ている気がしますが・・・。
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15号は、上陸するかもしれません。
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16号は、東にそれてしまいそうですが。

カウントダウン

国際宇宙ステーションへの物資補給機「こうのとり5号機」を搭載した「H2Bロケット5号機」の打上げが成功しました。
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改めて日本の技術の確かさ・優秀さを知らしめられました。
まことにご同慶の至りです。
国産ロケットで、打上げのカウントダウンが日本語なのもいい。
「5(ご)・4(よん)・3(さん)・・・・」。
ところが、最後がいけません。
「3(さん)・2(に)・1(いち)・0(ゼロ)」・・・。
ここは、「参・弐・壱・零(れい)」でしょう。
これでは、画竜点睛を欠くというやつで、最後まで日本語でやって欲しいなぁ。
そんなことを言うと、宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)の人に、「ジャクサい(邪魔臭い)ことを言うな!」って言われてしまうかもしれませんが。
やはり、物資を運ぶ(補給する)宇宙船だから、鳥の名前がついているんですね。
陸上では、「ペリカン」便というのがありますが。
最近では、放送局のアナウンサーも、「零」と言わずに「ゼロ」と言うのをよく聞きます。
例えば、電話番号です。
東京03、「ゼロさん」ではなくて「れいさん」のはずです。
ただし、「ゼロさん」の方が一般的に使われているようです。
言葉というのは、使われる頻度が高い方に変化するものですから、これが当たり前になるのでしょう。
強制して「こうのとり(この通り)話せ」なんて言っちゃあいけないのかも。

2015年8月19日 (水)

しまった!

会社にスマホを置き忘れたようです。(恐らく)
もはや身体の一部になっているので、何か物足りなくて。
「スマホ依存症」かな・・・。
・・・という訳で、今夜は携帯メールは使えませんので、よろしく。
所持者がスマホに依存するようになり、一日の大部分をスマホの使用に費やしたり、自身がするべき事をすべき時にしないでスマホの使用をするようになることを「スマホ依存症」いうそうです。
 ・スマホを持ってないと不安になる
 ・スマホ無しで1日過ごせない
 ・運転中でもスマホをいじる
 ・親しい人と一緒でもスマホを使う
 ・対面にいるのにチャットで会話する
 ・風呂やトイレまで持ち込む
 ・疲れ目になる

スマホ依存症になった結果、睡眠時間の減少、下を見続ける姿勢が主なため自身の体調に不都合をきたすようになったり、健全な社会生活が送れなくなってしまうケースが多いようです。

でかした!

甲子園の準決勝第一試合。
仙台育英が早実に大勝しました。
7-0の完封勝ちです

ところで、「でかした」っていうのは「出来した」と書くんですね。
[連語]《動詞「でかす」の連用形+過去の助動詞「た」》
人がうまく事をやりおおせたときなどに、感心してほめたたえる語。

・・・周りは、早実に応援する人が多いので、少し控えめに快哉を叫びました。
別に、何の義理もないのですが。
向こうのビッグマウスの1年生も、内野安打1本に抑えられて、いくらか大人しくなりますかな?

8月19日

今日は8月19日だから、「俳句(819)の日」だろう。
当たりです!
それだけじゃなくて、「バイクの日」でもあるそうです。
数字合わせの記念日とかけまして・・・
   夜中に派手なレコードをかけると解きます。
         その心は・・・、「勝手にしやがれ」・・・。

解くのは、壁際に寝返りを打つでもいいんです。
昭和の人でないと分からないでしょうが・・・。
1980年には、新宿駅西口バスターミナルでの京王バス放火事件があったんですね。

観客の義務?

某講釈師が怒ってツイートしていました。
客席最前列のど真ん中で寝ている人のこと。
結構毎回で。
首が縦横無尽に動き、非常に迷惑で。
演者の集中力も他のお客様の集中力も削ぐので。
もうこの人、どうにか出来ないかな。
出入り禁止か。
別の場所に移動頂くとか。
こっちも色々我慢したけど。
もういいかね。

・・・「俺は金を払ってんだ」などと言って、傍若無人な振る舞いをする人っていますよね。
そう、好き嫌いだけ、権利だけを主張する人。
最前列に座るって、演者さんをそばで観れるというメリットもあるけど、義務もある、演者さんを盛り上げる、ノせるという。
ライブなんだから演者さんと一緒にノらないと。
寝るなんて以ての外。
グルングルンするなんて論外。
スリッパでアタマはたいてやりたい! と、何度思ったことか。。。

日本人的かもしれませんが、みんなで楽しむために、場を盛り上げることは、義務とまでは言いませんが、必要なことだと思いますね。
観客には観客の、義務やマナーというのはあると思います。

2015年8月18日 (火)

紙面の違い

あぁぁ、田舎に住んでいるんだなぁと思い知らされる瞬間。
14398460744091_4今朝は、家内が旅行でいないので、自宅に配達された新聞をそのまま鞄に入れて出勤。
我が家では「讀賣新聞」を取っているようです。
電車に乗って、前に立った人が読んでいるのは、やはり「讀賣新聞」です。
別に不思議なことはないのですが。
一面の記事を見て、あぁ、タイのバンコクで、テロかもしれない爆発事件が起こったんだな、なんて・・・。
それじゃぁ、私も新聞読もうかと、鞄から出して広げました。
あれっ?讀賣新聞だよね。14398461609561_3
記事が違っている。
トップは、昨日の局地的豪雨で、タイの記事はその横に、やや小さめで、しかも死亡者の数も1人少ない・・・・。
日経新聞も同じですが、私のは13版というやつで、前の人のは14版の朝刊最終版なんです。
江戸川を挟んだだけなのに・・・。
日経新聞は、駅のKIOSKだと13版ですが、駅前のコンビニでは14版を売っているので、毎朝コンビニ新聞にしています。
やはり、新しい方がいいですから。

天真爛漫?

漫才のロケット団ではありませんが、四字熟語の考察。
「物事の事態がつかめず、この先どうなるかわからないこと」は、「五里霧中」ではなく、「国民年金」だとか・・・。
「ひとつの疑惑からつぎつぎと新たな疑惑が生まれること」は、 「疑心暗鬼」ではなく、「東京電力」だとか・・・。(ちょっと古い?)
ところで、「天真爛漫」という四字熟語があります。
飾らず自然のままの姿があふれ出ているさまや、生まれつきの素直な心そのままで、明るく純真で無邪気なさまを言いますが、皮肉で言う時や、褒め殺しや嫌味で言う場合は、「身勝手な天然ちゃん」という意味にもなるかもしれません。
いずれにしても、微笑ましい意味の熟語です。
ところで、今、中国で大きな爆発事故が起こっていて、報道管制もあって、真相が分からず、万事が混乱しています。
これを「天津乱萬」と言うのではないでしょうか?
事実を糊塗して本当の姿を隠し、素直でなくて、邪心ばかりで信用できない・・・。
「身勝手な天津ちゃん」なんて・・・。
洒落になりませんが・・・。
「天真爛漫」・・・、いい言葉なのに・・・。
ほかにも「桜花爛漫」、「美酒爛漫」・・あ、これは秋田の酒でした。

4強

とうとうベスト4まで進みました。
東北1校・関東3校と言う、今年は東高西低な結果になりました。
我が仙台育英には、早実や東海大相模などと言うビッグネームに臆せず、是非東北に初めて優勝旗を持ち帰って欲しいものです。
明日は、会社でも仙台育英を応援するのは極端にマイナーでしょうが、早実戦をしっかり応援しますよ。
だって清宮(機を見て)せざるは勇なきなりと言いますから。
あ、関東一高も残っていました。
オコエ(お声)をかけるのをうっかりしました。
ところで、甲子園の結果は、翌日語るに尽きますね。
甲子え(きのえねえ・昨日ねぇ)、仙台育英凄かったよ。
好プレーにスタンドが百目木(どめき・どよめき)ましたって。

落語と幽霊の怖い関係?

こんなものを見つけました。
http://www.tenki.jp/suppl/hiroyuki_koga/2015/08/17/5901.html
「牡丹燈籠」などの怪談はさまざまな人物が入り乱れて、実に複雑な物語なのですが、大きなテーマは人間の「業」です。
Large怪談にはなんといっても幽霊が欠かせませんが、命が尽きてもなお、なお残るその「業」や怨念が幽霊となって現れると信じられていたのです。
円朝は30代から“はや名人”と言われていたのですが、幕末の志士で有名な山岡鉄舟の前で演じたとき、「うまいが噺が死んでいる」と言われ、鉄舟の禅の弟子になります。
禅の修行によって「舌で語るのではなく心で語る」とばかりに開眼した円朝は、鉄舟に「無舌居士」と号をつけてもらいました。「噺家は舌をなくしてはじめて名人になる」というわけです。
鉄舟は臨終の際にも、円朝を枕元に読んで一席語らせたといいます。
円朝は鉄舟が開いた、谷中三崎坂の全生庵に葬られています。
円朝は幽霊に大変関心をもち、幽霊画のコレクターでした。
その幽霊画コレクションを紹介する展覧会が開かれています。

東西寄席演芸家名鑑

東京かわら版から、「東西寄席演芸家名鑑」が刊行されます。
20150814_3758230史上初、オールカラー全1100人以上の演芸家の写真経歴を掲載しているという触れ込みです。
落語協会、落語芸術協会、五代目円楽一門会、落語立川流、講談協会、日本講談協会、日本浪曲協会、上方落語家、上方講談協会、大阪講談協会、浪曲親友協会、フリー含む全1100人以上掲載のカラー名鑑。
全324ページ。
定価2000円+税。

東京かわら版では、今までも何版か「寄席演芸家名鑑」を刊行していますが、今回は内容がさらに充実しているのか、値段も高くなっています。
別の出版社からも似たようなものが出てはいますが、確かに一番演芸家と距離が近いので、情報も正確だと思います。
浪曲や講談も含まれているとは言え、1100人もの芸人さんの名鑑ですから、そんじょそこいらの化物図鑑よりもずっと迫力があるかもしれません。
また、生態のよく分からない芸人さんもいますから。
既に定期購読で支払っている分からの差引きでも可能だということなので、注文することにしました。

2015年8月17日 (月)

ささやかなディナー

家内に逃げられた?
いい気なもので、今日から友人と韓国旅行に出かけました。
数年前から、ハングル語の勉強をしていて、その「ご学友」たちと、例年の訪韓です。
幇間ではありません。
まぁ、それはそれで気ままで良いものです。
夜は、外で・・・。
チェーン店のとんかつ屋を見つけました。
おろし上ロースカツ定食が790円だったかな。
これはこれでありでしょう。
店内は、一人暮らしの、オタクの、友達の少なそうなヤロウばかり。
とても悲しい雰囲気。
みんな黙々と食べています。
ささやかなディナー
それはそれとして、食べる時は帽子を脱げッ
本当に行儀の悪いこと。
ささやかなディナー
個人の自由だとか、余計なお世話というレベルではありません。
マナーであり、品格の問題だと思いますが、親や周りから躾けられていないのでしょう。

今夜は

今夜は大雨が降ったり、雷が鳴ったりするのでしょうか?Cmlqikguaaanzor
大雨が予想されるのは、赤い部分ですね。

朝の通勤電車

地下鉄千代田線。
私の隣の席に座っていた女性が、居眠りをしていて、何度も寄りかかって来ます。
オッサンや○○ァなら押し返しますが、女性だから、とりあえず肩を貸してあげますが…。
電車が駅に停まりました。
すると、車内放送で「寝ず(根津)〜ぅ」。
・・・休みボケかな・・・。

休みぼけ

休みぼけ
お盆休みが明けて、会社に向かう途中。
いつもの通りコンビニで新聞を買って、電車に乗りました。
記事を読み始めると、何となく変なんです。
知っていることばかり…。
よく見ると、新聞の日付は8月16日[日曜日]になっていて、「明日の朝刊休みます」と。
おいおい、今日は新聞は休みだったんだ
ん?そうするとコンビニは、昨日の新聞と知って売っていた?
釈然としない朝。

桂やまとさんのツイート

また、やまとさんのツイート。
住吉踊り六日目。
夜行バスで仙台から東北学院大落研の幹事さん達が挨拶に来てくれました。
律儀で嬉しい限り。
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東北学院大の落研と接点があるんですね。
せいぜい仙台をご贔屓にしていただきたいと思います。

サンダーバード?

NHKで、昔やっていた「サンダーバード」のリニューアル放映をしていました。
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当時もあまり夢中になった訳ではありませんが、サンダーバード各機が出動するシーンは、とても新鮮な驚きがありました。
人形劇だったので、どうも夢中にはなりませんでした。150405_thunderbirds_are_go_04
これは、リニューアルされたサンダーバード2号です。
ところが、日本テレビで、旧日本軍の潜水艦空母「伊402」というのを知りました。
完成が遅すぎたため実戦を経験することなく、戦後1946年、アメリカによって五島列島沖で他の23隻の潜水艦と共に海没処分されたそうです。
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この潜水艦は、当時世界最大だったそうで、何と3機の特殊攻撃機「晴嵐」を搭載していたという・・・。
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これって、まさにサンダーバードじゃありませんか。
勿論、戦争を美化する訳ではありませんが、日本の技術力というのは、本当に物凄いものだったんですね。
Cmhvlgmukaa0n6h_2これが、特殊攻撃機「晴嵐」だそうで、両翼をたたんで格納され、ハッチが開けられると、両翼を広げ、レールのようなカタパルトから飛び立つそうです。
こんなに短かい滑走で飛べるというのも不思議です。
アメリカ東海岸を攻撃するために、航行距離の長い巨大艦が造られたそうですが、実戦で使われることはなかったそうです。
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長崎県の五島列島近辺に撃沈されているのが発見されたようですが、引き上げるのは、技術的には困難だそうです。
先日の戦艦「武蔵」をはじめとして、日本の近海には、多くの軍艦が「沈って(しもって)」いるんですね。
敢えて、「沈んで」ではなく「沈って」と表現します。
「佃祭」を演った時に覚えた言葉です。

2015年8月16日 (日)

お江戸あおば亭の番組

まだ先の話ですが、まだ未確定部分が多いのですが、「お江戸あおば亭」の出演者と演目から、番組作りをしてみました。
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「第9回お江戸あおば亭」の番組案
 ◇落語トーク        花柳亭遊狂
 ◇片棒             破れ家笑児
 ◇目黒のさんま              杜の家とん平
 ◇猫怪談           金願亭乱志
     仲入り
 ◇浮世床 (寄席踊り)   恋し家古狂
 ◇池田の猪買い      談亭志ん志
 ◇夢の酒           喰亭寝蔵

ただし、これはまだ私案です。
こういうものは、首相の戦後70年談話と同様、どんな内容でも、周りから色々言われますから、変更することもあると思います。
長屋、お店、動物、夢、親子など、噺がつかないようにしないといけません。
だから、私の「猫」と志ん志師匠の「猪」は、前後半で分ける。
古狂師匠の噺が「夢」だと、寝蔵師匠とついてしまいますが・・、目をつぶりました。
笑児さんと寝蔵さんは「お店噺」でつきます。
まぁ、考えた末のものだと言うことで・・・。

夏の甲子園

今年の甲子園は、関東・東北の高校が多く勝ち残っています。
今日は、朝から、テレビ観戦としゃれ込みました。
これまた久しぶりです。
 ◇ 秋田商   2 - 1 健大高崎
 ◇ 関東一高 1 - 0 中京大中京
 ◇ 仙台育英 4 - 3 花巻東
それにしても、どの試合も白熱の好ゲームで、ファインプレーの連続でした。
全試合1点差だったんですね。
これで、ベストエイトには、既に昨日の試合で、早実、東海大相模、花咲徳栄が決まっていますから、関東・東北で6校です。
明日は、仙台育英と秋田商が対戦するようですから、東北のチームは1チームしか残れないのが残念です。
野球は、西高東低が定番でしたから。
仙台育英に勝って欲しい。
私には、学生時代に同じ下宿にいた、仙台育英の小関君のイメージがありますから。

盆送り

実家のお盆は、妹夫婦に送ってもらいました。
お供え物は、家の前の川へ流します。
Img_0717_2_4ご先祖様が遠い西方に戻るのに、お腹が空かないようにと、おにぎりも。胡瓜や茄子を使って、割り箸や、つまようじで足をつけて作る、精霊馬(馬や牛の飾り)は、胡瓜の馬は迎え盆に「足の速い馬に乗って、早くあの世から帰って来られるように」、茄子の牛は送り盆に「足の遅い牛に乗って、ゆっくりあの世に戻って行けるように、この世からたくさんの供物を積んで楽に帰れるように」という願いがこめられているそうです。
1439694712560_2お盆にご先祖にお供えする花には特に決まりはないようですが、蓮の花は「花びらを船にして先祖の霊が帰って来る」、ほおずきは「先祖の道を照らすちょうちんになる」という願いがこめられているそうです。
宗教上の儀式や習わしと言ってしまえばそれきりですが、祖父母や父、伯母や叔父が亡くなった今、理屈抜きに、故人を偲び冥福を祈ります。
人間だから。

今日の富士山

富士宮市の某印刷屋さんのツイートから拝借しました。Cmfjdgeueaa8ueg
今朝の富士宮からの富士山。

南部の火祭り

8月15日は「南部の火祭り」。
江戸時代中頃に始まったとされる南部町の伝統行事です。
盆の送り火と、水難事故で亡くなった人たちを供養するための儀式とされ毎年行われています。
http://www.sannichi.co.jp/article/2015/08/15/80018876
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https://www.youtube.com/watch?v=hCWl6PVZOhk&feature=youtu.be&a
「投げ松明」が祭りの「動」。
「蜂の巣」と呼ばれる麦わらであんだ籠を載せた、高さ10数mもする竿を川原に立てる。
日没になると、手に手に松明をもって集まった子供達が、投げ入れの合図とともに、点火した松明を片手でクルクルと回しながら、頭上の蜂の巣目がけて投げ合うのが投松明(なげたいまつ)。
松明が命中すると、蜂の巣が天空で火の塊となって燃え上がる。
燃えつきたあと、竿を揺さぶると、あたかもクス玉を割ったように火の粉が折からの風にのって飛び散っていく様はまことに見事。
 投松明や百八たいの焔は、仏さまが迷わないための道明かりを意味すると言われている。

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http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150816/4164241.html
会場の富士川の河川敷では僧侶たちの読経が響く中、高さ12メートルの大きなたいまつに火が入れられました。
このあと、川の両岸におよそ2キロに渡って並べられた108の円すい形のたいまつに一斉に火がともされました。
人間が持つ108の煩悩を焼き尽くすとされる炎が燃え上がると、川面が赤く染まり、大勢の見物客たちは荘厳な雰囲気に見入っていました。
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「百八たい」は、祭りの「静」の部分かもしれません。
百八たいはもともと仏教の「百八煩悩を絶つ」ということに由来しているといわれ、富士川の両岸約2kmに百八つ、円錐形のたき木の山を作る。
夜8時、富士川原に静寂が戻ると、一斉に点火され、百八つのかがり火は一度に燃え上がり、川原は勿論のこと、近くの山や空も真赤に染めて、焔は川面に映り、2倍の焔となって辺りを火の海の饗宴に包んでいく。

翌日のテレビのニュースでもやっていました。
夏も過ぎて行きます。

落語DEデート

今日も暑そうです。
1日、体力を温存しようと思います。
 ◇ 鉄砲勇助    二代目桂春蝶
江戸落語なら「弥次郎」です。
昨日の寄席の余韻もあるし、稽古でもやって過ごそうか。

寄席で学んだこと

浅草演芸ホールに行って、何となく分かったことがあります。
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ホール落語では分からない、体得できないもの・・・。
上手く言えませんが、言い回しです。
それから、自分のパターンを持った噺家さんの強さ。
それは、テクニックではなくて、時間(年輪)でもあるということ。
地味で、あまりマスコミ受けしていない師匠でも、言い回しの型を持った芸は、とても面白い。

アルバトロス

私は、故あってゴルフは全くやりませんが。
軽井沢の某ゴルフコースで行われた国内女子ツアーで、某女子プロがアルバトロス(16番パー5)とイーグル(5番パー4)を同一ラウンドで達成したそうです。
これは、計算上、2341年に一度という確率だそうです。
この女子プロ、全ての運を使い果たしてはいないでしょうね。
ところで、2341年に一度という確率だそうですが、国内では、2011年にも達成されているそうで、4年間で2人出現したというのと確率との違和感が分かりません。
あ、そうか、2011年は前の2341年の期間で達成、今回はその後から始まった期間で達成されたんだ。
と言うことは、日本では、あと2340年弱の間は、この記録は達成されないと言うことですか????
ところで、アルバトロスという名は、「アホウドリ」の英名で、アホウドリが翼と風を巧みに利用することで長距離を容易に飛ぶ鳥のひとつであることに由来しているそうてす。
尤も、アホウドリ自体も現在では絶滅危惧種に指定されているので、名実ともに滅多にお目にかかれないということですね。
ちなみにパー(基準の打数)から数えて4打少なく(パー5を1打、パー6を2打)でそのホールを終了することを「コンドル」と呼ぶというのは知りませんでした。
バーディー(小鳥)、イーグル(ワシ)、アルバトロス(アホウドリ)、コンドル(タカ)。
ボギーは鳥には関係なさそうです。

2015年8月15日 (土)

桂やまとさんのツイート

桂やまとさんのツイート。
住吉踊りは今日が中日。
ご来場くださるお客様方のおかげで連日大入りです!
蕎麦の老舗「尾張屋」さんで恒例の打ち上げ。
いろいろ食べて飲んで、お蕎麦や丼で締めます。

・・・住吉踊りでは、若手のやまとさんも存在感がありました。
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私は、踊りの巧拙は分かりませんが、吉窓さんと歌る多さんは上手いと思いましたが・・・。

浅草演芸ホール客席点描

開演を待っている間の客席の様子など。

開演時刻でも、まだちょっと席には余裕があります。

この人は、長時間の鑑賞に備えて、水や食糧を持ち込んで、臨戦態勢は万全の様子。
待っている間に、缶ビールを空にしていました。

傑作なのは、座席にもたれて座っているオジサン。
まだ、開演前だと言うのに、二番太鼓の時には、大きな鼾をかいて爆睡でした。
始まる前に寝ている人は初めて見ました。
開口一番の時までは、鼾が聞こえていました。

特別興行ですから、仲入りが何度もあります。
売店では、弁当やら色々・・・。
私は、入場した時にカツサンドを買いました。1486194
場内放送で、やけに志乃多寿司「助六ずし」を宣伝していました。
確かに、寄席らしい味です。

12時頃に、私の席の脇に、へんなオジサンが来て、座り込んでしまいました。
私が小さい声で「オジサン、ここは通路だから座っちゃダメだよ」と言うと、不満げに「いいんだよ。席が空いていない時は・・・」とか言って、動く気配がありません。
足元が邪魔で、実に迷惑でしたが、騒がれても嫌なので、諦めて暫く黙っていることにしました。
次の仲入りの時に、寄席の係員に促されて、動いてくれました。
このあたりから、立ち見になりました。

浅草演芸ホール8月中席

本当に久しぶりに寄席を楽しみました。
浅草演芸ホール8月中席の特別興行、住吉踊りですから、10時30分に開演です。
早くからならんだおかげで、何とかベストポジションを確保。
浅草中席
前から4列目の通路に面した席です。
浅草中席
噺家さんが次々に登場しました。
落語だけ出演順にまとめました。
いつもと違い噺家さんを先に、演目を後に表示します。
 ◇ 桃月庵はまぐり   子ほめ
 ◇ 古今亭志ん吉    からぬけ
 ◇ 三遊亭時松     手紙無筆
 ◇ 古今亭志ん陽    馬のす
 ◇ 柳家三三       小噺
 ◇ 三遊亭金時     夏泥
 ◇ 初音家左橋     豊竹屋
 ◇ 三遊亭とん馬    熊の皮
 ◇ 三遊亭歌る多    つる
 ◇ 古今亭菊之丞    親子酒
 ◇ 三遊亭吉窓     山号寺号
 ◇ 柳亭市馬       狸賽
 ◇ 三遊亭歌之介    小噺
 ◇ 春雨や雷蔵     小言題目
 ◇ 林家木久扇     彦六伝
 ◇ 鈴々舎馬風     巷談
 ◇ 古今亭志ん彌    浮世床
 ◇ 金原亭駒三     後生鰻 
 ◆ 住吉踊り

…いやぁ、約6時間、退屈しないで楽しみました。   

浅草演芸ホール点描

浅草演芸ホールの景色。
寄席らしい、入口の脇にある、これは何と言うのでしょうか?
出演者のボード。

高座の下手側にある楽屋の入口。

・・・それから、地下の男性用トイレに描かれていた落書き・・・。

のどかです。

決心して浅草演芸ホールへ

突然、住吉踊りに行こう!と思い立ちました。
ここのところ、土曜日や日曜日がままならず、久しくご無沙汰していましたので。
決心して
開演は10時半。
9時に浅草演芸ホールに行くと、もう10人以上並んでいます。
開場まで1時間。
並ぶのが大嫌いですから、このまま帰ろうかとも思いましたが、意を決して並ぶことにしました。
決心して
どこにも、大きな声で通ぶって話す人がいるもので、下らないと思いながら、時間を潰すのには必要悪なのかもしれません。
決心して
浅草観光の人力車が、寄席の前に停まって説明をしています。
並んでいる我々は、彼らの観光の景色の一部になっていることでしょう。
寄席では、開場前から行列が出来ていたって言う・・・。
開場が少し早まりそうです。

渋滞のメカニズム

高速道路の渋滞は悩ましい…。
妹夫婦は、今日午前中に福島を出発、夕方富士に到着した様子。
最近は、高速道路を頻繁に利用するようになって、走る要領もかなり分かって来ました。
また、慣れて来ると、べったり停まってしまう事故渋滞でなければ、そんなに苦痛を感じなくなりました。
渋滞の原因は、以前から「速度減退」だと言われています。
全国の高速道路で発生する渋滞の約6割が、 緩やかな上り坂にさしかかる「サグ部」という 部分で発生しているそうです。
サグ部では、ドライバーが上り坂になったこ とに気づかず、自然に車の速度が低下。
後続車は車間をとるために次々と減速して、渋滞が発生してしまいます。
サグ部は全国の高速道路におよそ140ヶ所もあるそうです。
関東地方では、東名高速道路下り線の大和バス停や綾瀬バス停付近、中央自動車道上り線の小仏トンネル付近、関越自動車道上下線の花園インターチェンジ付近な ど。いずれも渋滞の「名所」として知られる地点です。渋滞のメカニズム
国交省や高速道路各社では、道路整備に加えて、サグ部に速度回復を促す掲示板を設置したり、高度道路交通システム(ITS)を用いた渋滞回避を模索したりしていますが・・・。
恐らく、全車が、例えば時速100キロの定速走行をしたら、渋滞は発生しないということですか?
それにしても、いつも疑問に思うのは、渋滞の一番先頭の車は何をしているのでしょう?
・・・って、地下鉄はどこから入れたのかと同じ、昭和の疑問です。

素朴に思うこと・・・

戦後70年、世間では風化が懸念され、政治の世界でも騒ぎになっているようです。
政治や思想について語るつもりはありませんが、素朴に思うこと。
作家の半藤一利さんの「70年間戦争をせず、そのことで信頼を得てきたことこそが日本の国益だ」という言葉、樋口陽一先生の「ひとつの国家意思の大転換が必要な正規の憲法改正を迂回した異様な仕方で推し進められた」という言葉が印象に残ります。
「戦争に行きたくない」という若者の気持ちは、当然だと思います。
半藤さんは「戦争は、始めるのは簡単だが、終わらせるのがいかに大変か、そのことを改めて考えなければならない」とも。
細かいことはあるけれども、とにかく戦争というものがなかったこと、戦争をしなかったこと、戦争をしないで済んだこと・・・、物凄いことだと思います。

2015年8月14日 (金)

東京落語会

開口一番の前座さんは、三遊亭遊松さんて言ったかな?
「孝行糖」をやりましたが、「田能久」にも出て来る、青ざし五貫文がキーワードになっている噺です。
こういうのは、噺がつくとは言わないのかな?
持ちネタがこれしかないのかな?
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今日は言い違いをする噺家さんが複数いました。
こう言うのは、あまり格好の良いものではありません。
私と同年輩の新真打の柳家海舟さんですが、「祗園会」はちょいと荷が重い感じ。
京都弁そのものも不安定だったのと、京都自慢をする人をもっと高飛車に描かないと、江戸っ子が怒れない。
圓丈師匠の創作落語は、申し訳ありませんが、“駄作でした。
喬太郎さんは、髪を染めているんですか?
敢えて白髪部分を残しているのでしょうが、とても不自然。
後ろの席から見ると、左前頭部だけ白くて…。
金馬師匠は、独特なストーリーでした。
とにかくお元気なのが素晴らしい!
芸歴70年以上の年輪は、誰も真似が出来ません。

東京落語会会場

開演まで少し時間があったので、会場内をブラブラ。
東京落語会会場
まずは正面から会場へ。
東京落語会会場
階段の踊り場にも、落語会の表示。
東京落語会会場
チケットのもぎりの様子。
まだ、時間があるので空いています。
東京落語会会場
落ち着いて見ながら入場することはほとんどなく、開演後に慌てていますから。
この落語会は、満席になることはありません。
会員はいるはずですが、来ない人が多いのと、途中入場者と途中退席者が多い、実に客席に落ち着きのない落語会です。
東京落語会会場
新規会員募集もしていますが、会員ベースで満席になるのでしょうか?
NHKがやっているので、出演者も偏りのないように配慮されていますから、個性はないかもしれません。
東京落語会会場
ただし、自分で選んだら聴かない噺家さんも聴くことが出来るというのが特長かもしれません。

東京落語会へ

10年近く、東京落語会の会員ですが、8月公演への出席率は極めて低いと思います。
今日は自宅で過ごしました。
そして、4時頃に家を出て、上野東京ラインで新橋まで乗って…。
家から駅までの間、空が怪しくなって、ポツポツ来ました。
何とか傘を差さずに到着。
虎ノ門駅を出て、桜田通りに出ると、またパラパラと。
近くのカフェにでも入って時間を潰そうと思っていたのですが、濡れないうちにと、真っ直ぐニッシヨーホールのある消防会館へ。
東京落語会へ
とりあえずトイレに行くと、厳しい筆致の注意書き。
確かに、ここから火事が出たら洒落になりませんから。
東京落語会へ
幸い、地下1階に喫茶店があったので、ミックスサンドとアメリカンコーヒーで。
考えてみると、東京落語会を開演から聴くのも、ほとんどありません。
休みの日に、会社の近くをウロウロするのも、何か変な気分ではあります。
今夜は、金馬師匠がトリです。

芸人根性

約2ヶ月の療養から仕事を再開した桂歌丸師匠。
国立演芸場の八月中席(11~20日)で恒例の高座に復帰。

ライフワークでもある三遊亭圓朝の怪談噺に挑んでいるそうです。
歌丸師匠は連日、2007年以来という大作「怪談乳房榎」を披露。
衰えた脚の筋肉をカバーするため釈台の前に座っているそうですが、しっかりとしたよどみない口調で約50分の長講の高座をつとめているということです。
8月に入って本格的に稽古を重ねて、高座に備えたそうですが、どこにそんなパワーがあるのでしょうか・・・?

瀧口さんの怪談論

またまた瀧口さんのツイートから。
怪談の怖さは幽霊が出る怖さではない。
勿論、幽霊は恐い訳だが、幽霊が出るきっかけになるまでの登場人物の言動。
聴き手がそれを自分の言動と重ね合わせてみた時に、同じようなことがあったりして驚かされる。
それが怖さの源になる。
怪談の怖さは人間の心理が描けるかにかかっている。
だから難しい。

これまた本当にその通りです
先日の落語っ子連の稽古で、師匠から、「怪談は、幽霊が出て来る場面までの持って行き方が難しい。聴き手を掴む、引き込めないといけない」と言われました。
同じことを仰っているんだと思いました。
クライマックスに持って行くプロセスが大切なんですね。
だから、「牡丹燈籠・お露新三郎」の前半の、医者の山本志丈と女中のお米の台詞回しがポイントになる訳です。
お米の言い回しは、春風亭小朝さんの音源が参考になりました。
やや芝居がかって演った方が重厚さが出ますから、ここではリアリズムは不要なのかもはれません。
瀧口さん、こんなコメントもしています。
「怪談噺」という言葉はなるべく使わないにょうにしている。
怪談の「談」は「噺」と同一の意味。
でも「怪談噺」って言うと、ちょっといつもより怖そうに感じるし、深みを感じたりもする。
使わざるを得ない時はそういうことも意識している(つもり)。

そうですね。
馬から落馬、英語で「フジカワ・リバー」って言うのと同じ?
「ホウリュウジ・テンプル」とか、「オオサカジョウ。・キャッスル」。
よく、「○○先生様」って言う人も、この類ですか。

2015年8月13日 (木)

虹が…

実家で盆を迎えてから、母を見舞って帰途につきました。
忙しい2日間でした。
虹が…
新東名新富士ICへと西富士道路を東に向かうと、大きな虹が出ていました。
お天気雨というやつで、明るくなってはいるのですが、パラパラ雨も落ちています。
雨が止んだ直後、あるいはまだ雨が止んでいない時に日射があると、太陽のある方向と逆の方向に虹が見えることがあります。Rainbow_concept
今稽古をしている「五百羅漢」にも、虹が出る場面があります。
何か、茶柱を見たのと同じような気がして、とても嬉しくなりました。
ところで、虹って、英語ではレインボーって言います。
雨が降った後見えますが「棒」には見えません。
だから、「レイン後棒」と言うのは、正確ではないと思います。
真っ直ぐではなくて、円弧を描いていますから。
そう言う点から言えば、日本語(漢字)は「虹(こう)」ですから、こちらの方が正しいかも。
でも、午前中に見える虹は西の方角ですが、今日のように午後虹が見えるのは東の方角に見えましたから、「西(虹)」というのは正しくないかもしれない・・・。

仰る通り!!

瀧口雅仁さんのツイートに、溜飲が下がる思い。
故人になったところでは三遊亭圓弥や入船亭扇橋、現役であれば三遊亭金馬や三遊亭圓窓といった師匠は、昭和の名人と今のベテランを結ぶ芸譜上において、もっと認められてもいい師匠だと思う。
認められてはいるが、評価が低すぎるのではないかという相対的な意見だ。
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そうなんですよ
最近の落語本や評論には、上っ面の薄っぺらなもの(噺家さん)が多くて。
もっと本質的な所を見てコメントす人はいないのでしょうか?
「笑点」の司会者が誰になるとか、際物の笑いや芸だけを採り上げる愚は、正直なところ辟易です。
尤も、こういうものをコメントしないと金にならないのかも。

今日の富士山

今日も姿は見えず。
今日の富士山
JR身延線富士宮駅近くの跨線橋から、右側には、37.76メートルの高さの富士宮市庁舎は見えますが・・・。

身延駅前「しょうにん通り」で

家内の実家の墓参に行った帰り道、名物の「みのぶまんじゅう」を買おうと、駅前の「しょうにん通り」へ。
しょうにんと言うのは、勿論日蓮上人のこと。19366ad2152011474_1
行列の出来る店で、注文して10分以上待たないといけないと言う…。
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待つ間にと、隣の店でランチにしようと思ったら、今日は定休日。
近くで開いていた中華料理屋へ入りました。
身延駅前「上人通り」で
田舎の、手際の悪い店で、30分ぐらい待たされて…。
身延駅前「上人通り」で
私は酢豚定食、家内は揚げほうとうと鶏炒め。
微妙な酢豚でしたが…。

盆の支度

朝は、実家では土砂降りでした。
お盆を迎えるときに飾る盆花は買って来ましたが、家の周りで咲いている花も差そうと、雨の中を摘みました。

迎え火の支度を終えると、「お布施」を納めに菩提寺へ。
それから、富士川街道(みのぶ道)を北に向かい、早川町の七面山の麓の家内の実家の墓参。
家内の実家も、長男の義兄は都会に出ていて、91歳の義父が身延町内の高齢者施設で暮らしていますので、空き家状態。
昨年の大雪で一部損壊した母屋も、補修が終わって元通りになっていました。
さて、実家の仏壇に供える物をと、身延名産の「みのぶまんじゅう」を買いました。640x640_rect_28812946
それから、茄子と胡瓜と生姜と「竹の子パイ」を地元の「道の駅とみざわ」で買いました。
昼過ぎに自宅に戻って仏壇を飾り、迎え火を焚きました。
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最近では、こんなお盆セットが売られていますが、こんなものは使わず、自己流で・・・。
お盆は迎えたものの、父や先祖が帰って来ても、家に誰もいないのが申し訳なく思います。
ただ、15日には妹夫妻が来てくれて、16日に盆送りをしてもらうことになっています。
実家では、都会の猛暑もなく、夜は窓を開けて寝れば快適です。
本当は、一人で2~3日、実家でのんびりしたいのですが、ままならないものです。

優先席での携帯スイッチ

最近、ますますはっきりしなくなって来たし、守る人がいなくなった気がします。
「優先席付近で携帯電話の電源をお切り下さい」・・・と、心臓ペースメーカーへの配慮から地下鉄などで行われている車内放送ですが、近年「影響はない」という調査結果も出ているようです。
本当に優先席の近くで携帯電話を使って問題ないのでしょうか?

私もそうですが、優先席でスマホや携帯やタブレットを使っている人を見ると、やや腹が立って来ます。
注意をしたり、怒ったりして、トラブルになったケースもあることでしょう。
そもそも、「電源オフ」のルールは、携帯電話の電波がペースメーカーに干渉して脈を乱す恐れがあるとして、2000年頃から始まったそうです。
首都圏17社は03年に「優先席で電源オフ」の統一ルールを採用。
翌年関西が続き、全国に広がったと。
しかし、第2世代と呼ばれる携帯電話サービスが終わり、電波が弱い第3世代になってから、「携帯電話とペースメーカーの距離を22センチ以上」と定めていた総務省は、指針を15センチ以上に緩和。
指針緩和を受け、京阪電鉄は13年末に「混雑時のみ電源オフ」ルールを導入。
翌年、JR西日本と関西鉄道協会も続き、足並みをそろえた。
関東鉄道協会は「関西と違って混雑率が高いし、各社間の乗り入れも多い」と慎重な見方。
しかし、ここに来て見直しの動きが出ているようです。
総務省は昨年3月には14機種のペースメーカーに1センチ未満の距離から携帯と無線LANの電波を同時に当て、全機種で「影響なし」とする実験結果を公表。
今年6月には、「実際に影響が発生するとは限らない」との文言を指針案に盛り込んだ。
9月にも決まる見通しで、JR東日本は指針を受け、優先席で常時電源オフは求めない方向でルール変更を検討するとみられる。
どうやら、科学的には、影響はなさそうですが、今までの運用から、不安に思う人は多いようです。
すぐにやめても良いと思いますが・・・・。

怪談牡丹燈籠

A735f766怪談牡丹灯籠は、中国明代の小説集「剪灯新話」に収録された小説「牡丹燈記」に着想を得て、三遊亭圓朝によって落語の演目として創作された怪談噺。
「牡丹燈記」は、若い女の幽霊が男と逢瀬を重ねたものの、幽霊であることがばれ、幽霊封じをした男を恨んで殺すという話で、圓朝はこの幽霊話に、仇討や殺人、母子再会など、多くの事件と登場人物を加え、それらが複雑に絡み合う一大ドラマに仕立て上げた。
・・・という怪談牡丹燈籠。
日本三大怪談というのがあるそうです。
「四谷怪談」「皿屋敷」そして「牡丹燈籠」。
そこに出て来るヒロイン「お岩」「お菊」「お露」。
他の2作が深い怨恨を遺して死んだ亡霊を主人公としているのと比べて、亡霊と人間との恋愛を描くという点で、原作に見られる中国的な趣きを強く残しているものと言えるでしょう。
また、日本の幽霊には足が無いのが一般的であるのに対して、牡丹燈籠のお露は、カランコロンと駒下駄の音を響かせて夜道を歩いて来る、という演出にも、中国的な幽霊の名残りが見られるといわれます。
旗本飯島平左衛門の娘、お露は浪人の萩原新三郎に恋したあげく焦れ死にをする。
お露は後を追って死んだ下女お米とともに、夜な夜な、牡丹灯籠を手にして新三郎のもとに通うようになる。
その後、新三郎の下働き、関口屋伴蔵によって、髑髏を抱く新三郎の姿が発見され、お露がこの世の者でないことがわかる。
このままでは命がないと教えられた新三郎は、良石和尚から金無垢の海音如来をもらい魔除けの札を張るが、伴蔵の裏切りを受け、露の侵入を許してしまう。
以上の主筋に、飯島家のお家騒動。
伴蔵と女房お峰の因果噺がからみます。
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圓朝の「怪談牡丹灯籠」の速記本は22の章に分かれている。
各章の概要は以下のとおり。
 1.飯島平太郎(のちの平左衞門)、刀屋の店先で酒乱の黒川
   孝藏に絡まれ、斬り殺す。(「発端/刀屋」)
 2.医者の山本志丈の紹介で、飯島平左衞門の娘・お露と美男
   の浪人・萩原新三郎が出会い、互いにひと目惚れする。
   (「臥龍梅/お露新三郎」)

 3.黒川孝藏の息子・孝助が、父の仇と知らず、飯島家の奉公
   人になる。
   平左衞門は気づいたが、黙って孝助に剣術を教える。
 4.萩原新三郎、お露のことを想い、悶々とする。
   店子の伴蔵と釣りに出かけ、お露の香箱の蓋を拾う。
 5.飯島平左衞門の妾・お国、平左衞門の留守中に隣家の
   息子・宮邊源次郎と密通。
   黒川孝助が見咎め、喧嘩になる。

 6.死んだと聞いたお露が萩原新三郎の前に現れる。
 7.相川新五兵衞が飯島平左衞門宅を訪れ、自分の娘・
   お徳と黒川孝助との養子縁組を持ちかける。
 8.人相見の白翁堂勇斎が萩原新三郎宅を訪ね、死相が
   出ていると告げる。
   お露が幽霊であることがわかり、仏像とお札で幽霊封じ
   をする。
 9.宮邊源次郎とお国、邪魔な黒川孝助を消すため、一計を
   案じるが、失敗に終わる。
10.伴蔵と妻のお峰、百両で萩原新三郎の幽霊封じの仏像と
   お札を取り外してやる、と幽霊のお露に持ちかける。
11.飯島平左衞門の金百両が何者かに盗まれる。
   お国はこれを利用、黒川孝助が疑われるように工作する。
12.伴蔵と妻のお峰、幽霊から百両を受け取り、萩原新三郎
   の身辺から仏像とお札を取り去る。(「お札はがし」)
13.飯島平左衞門の機転と計らいで、黒川孝助の濡れ衣は
   晴れたが、孝助は平左衞門を間男の宮邊源次郎と間違え
   て刺してしまう。
   平左衞門は、自分が孝助の父の仇であることを告げ、孝助
   を相川家へ逃がす。(「孝助の槍」)

14.萩原新三郎死亡。
15.飯島平左衞門は深手を負いながらも、宮邊源次郎を殺し
   に行くが、反対に殺されてしまう。
   源次郎とお国は飯島家の金品を盗んで逃走する。
   黒川孝助はお徳と祝言をあげるが、亡き主人・平左衞門の
   仇を討つため源次郎とお国を追う。
16.萩原新三郎の葬儀を済ませたのち、伴蔵と妻のお峰は
   悪事がばれるのを恐れて、伴蔵の故郷・栗橋に引っ越す。
17.伴蔵は幽霊にもらった百両を元手に荒物屋「関口屋」を開き
   成功し、料理屋の酌婦と懇ろになる。
   酌婦は、飯島平左衞門の元妾のお国だった。
   伴蔵は。お国との仲を咎めた妻のお峰を騙して殺す。
   (「栗橋宿/お峰殺し」)
18.死んだお峰が伴蔵の使用人たちに乗り移り、伴蔵の悪事を
   うわ言のように喋り出したので、医者を呼んだところ、その
   医者は山本志丈だった。
   事の次第を知った山本は伴蔵にお国の身の上を暴露する。
   お国の情夫宮邊源次郎が金をゆすりに来るが、逆に伴蔵に
   追い返される。
   伴蔵は栗橋を引き払い、山本と江戸に帰る。(「関口屋」)
19.仇が見つからず、孝助はいったん江戸へ戻り、主人が眠る
   新幡随院を参り、良石和尚に会う。
   婿入り先の相川家に戻ると、お徳との間に息子・孝太郎が
   生まれていたことを知る。
20.伴蔵は悪事の発覚を恐れて山本志丈を殺すが、捕えられる。
   孝助は良石和尚の予言に従い、人相見の白翁堂勇齋を訪ね
   そこで偶然、4歳のときに別れた母親おりえと再会する。
   すると、孝助が探していたお国が、母親の再婚相手の連れ子
   であり、源次郎とともに宇都宮に隠れていることを知る。
21.母おりえがお国と源次郎の隠れ場所に手引きしてくれるという
   ので孝助は宇都宮に出向くが、おりえは、夫に義理立てて、
   お国と源次郎に事の次第を話し、2人を逃す。
22.母おりえは孝助に事の次第を話し、自害する。
   孝助は二人を追い、本懐を遂げる。
こうやって、あらすじをさらってみると、「お露新三郎」の部分と言うのは、発端の近くで、しかも本筋から見ると、あまり影響のない部分であることが分かります。

2015年8月12日 (水)

30年前の今日

30年前の今日
30年前の今日


30年前の今日、日航機が墜落した時、私は実家に帰省していて、洗車していました。
車のラジオで、富士山の南西付近で飛行機が行方不明になっているという…。
えっ?このあたりは航路にはなっていないはずなのに…と、空を見上げたことを覚えています。
史上最悪の痛ましい事故でした。
取引先の社長が亡くなりました。
その後、その会社は倒産しました。
もう30年経つんですね。
家内と出会ったのも、この年の夏でした。

あの事故から30年、3日後は終戦から70年。
決して忘れてはいけない、再び起こしてはいけないことを確認する時間が続きます。

今日の富士山

お盆休みで大渋滞が始まりました。
自宅から富士市まで約4時間。
まぁ仕方ありません。
今日の富士山
猛暑日の時の、刺すような日射はありませんが、中途半端に雨が降って、湿度の高さには参ります。
今日の富士山
富士山は、ちょっと頭の部分が見えましたが、すぐに雲に隠されてしまいました。
 

お江戸あおば亭のチラシ案

11月の「お江戸あおば亭」のチラシ案を3パターン作りました。
いずれマンネリなのですが、今回は、会場が「浅草ことぶ季亭」に戻りますので、そこだけはしっかりと・・・。
まだ出演者が確定していないので、顔写真は仮で入れました。20150811103037_00001_2
コンセプトは、「萩」と「もみじ」で、季節感を出してみました。20150811103037_00002
3つの違いは、真ん中部分のもみじの図柄だけです。20150811103037_00003
いずれにしても、色々なご意見も出ると思いますので、どんどん変わって行くと思います。
字体と色は、少し工夫した方がよいかもしれません。

「ください」と「下さい」

柳家小袁治師匠のブログで勉強になりました。
噺家さんの言うことですが、実にためになります。
「下さい」「ください」の区別をはっきりさせよう…。

分かりやすく言うと「ください」は英語で言うとPleaseであって「下さい」は英語のgiveなのであります。
・・・これから区別して使おうと思います。
ちょっと調べてみました。
【1】「ください」補助動詞 英語では「please」の意
お願いごとや、敬意を表す尊敬語・丁寧語として使用する場合は「ください」と平仮名で書きます。
【2】「下さい」動詞 英語では「give」の意。
実質動詞(「くれ」の尊敬表現や丁寧表現、請求)の場合は「下さい」と漢字で書きます。
また「下る」は字の如く、高い地位の人から下げ渡される意味もあり、漢字で書く「下さい」は、上から目線の言葉になりかねません。

例えば、「手紙を下さい」は正しいですが、「手紙を出して下さい」は厳密にはダメ。
「手紙を出してください」が正しいということですね。

2015年8月11日 (火)

圓朝忌

今日は、落語界の巨星「三遊亭圓朝」の命日「圓朝忌」。
作家としての圓朝は、こんなふうに紹介されています。
200pxsanytei_encho江戸から明治への転換期にあって、伝統的な話芸に新たな可能性を開いた落語家。
本名は出淵次郎吉(いずぶちじろきち)。
二代三遊亭圓生門下の音曲師、橘屋圓太郎(出淵長藏)の子として江戸湯島に生まれ、7歳の時、子圓太を名乗って見よう見まねの芸で高座にあがる。
後にあらためて、父の師の圓生に入門。
母と義兄の反対にあっていったんは落語を離れ、商家に奉公し、転じて歌川国芳のもとで画家の修行を積むなどしたが、後に芸界に復帰。
17歳で芸名を圓朝に改め、真打ちとなる。
まずは派手な衣装や道具を使い、歌舞伎の雰囲気を盛り込んだ芝居噺で人気を博すが、援助出演を乞うた師匠に準備していた演目を先にかける仕打ちを受けたのを機に、「人のする話は決してなすまじ」と心に決める。
以降、自作自演の怪談噺や、取材にもとづいた実録人情噺で独自の境地を開き、海外文学作品の翻案にも取り組んだ。
生まれて間もない日本語速記術によって、圓朝の噺は速記本に仕立てられ、新聞に連載されるなどして人気を博す。
これが二葉亭四迷らに影響を与え、文芸における言文一致の台頭を促した。
大看板となった圓朝は、朝野の名士の知遇を得、禅を通じて山岡鉄舟に師事した。

・・・圓朝が噺家としてのみならず、近代の日本文学にも大きな影響を与えたことが分かります。
この(初代)三遊亭圓朝は、三遊派の中興の祖と言われ、三遊派の宗家といわれています。
ところで、圓朝の名跡は1900年以降、藤浦家が預かる名跡となっているそうです。
この名跡が藤浦家のものになったのは、先々代の当主である藤浦周吉(三周)が圓朝の名跡を借金の担保にして、圓朝を経済的に支援した縁によるものだそうです。
藤浦三周から二代目襲名を許された三遊亭圓右は、襲名実現直前に死去したため“幻の二代目”といわれています。
その後、藤浦家はこの名をどの落語家にも名乗らせていません。
今や「永久欠番」ということでしょうか。
現藤浦家当主は、映画監督の藤浦敦という方で、1996年に「三遊亭円朝の遺言」を出版しています。
春風亭小朝さんに、この藤浦さんから、圓朝襲名の話があったそうですが、小朝さんが固辞をしたという噂もあるようです。
神格化されている人の名跡を襲名するのは、いくら人気者・実力者とてメリットはないかもしれません。
三遊亭圓朝、談洲楼燕枝、三遊亭圓生、古今亭志ん生・・・。
誰かが名乗るのを見てみたい気持ちと、出来上がったイメージを変えられたくない気持ちと、複雑に錯綜するものです。
意外にも、ある日突然、例えば金の力のような、全く斯界とは別の力が働いて、とんでもない人(意外な人)が襲名することがあるかもしれません。
例えば、落語に関係のない人が大金を積んで、問答無用で奪うように襲名してしまうとか・・・。
今日は「圓朝忌」。
115年前に亡くなった名人の足跡を、偲ぶ日にしたいと思います。

東京落語会の会員継続

うっかり忘れるところでした。
先月の終わり頃に、継続手続きのお知らせが届いていたのですが、鞄の中に入れたままになっていました。
慌てて確認すると、締め切りが14日(金)となっていました。
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早速、郵便局に行って、会費を振り込みました。
席は・・・、今までどおりにしました。
父が亡くなってバタバタしていた時に、継続するのをうっかりして、新規に加入したことがありました。
会社からも近く、なかなか休日に落語会に行かれなくなりましたので、貴重な落語鑑賞の機会です。
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今月は、金馬師匠がトリです。
田舎から帰っていたら、出かけたいと思います。

よくやった!

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前日完全試合を達成した雅也君・・・。
残念ながら、準々決勝では惜敗して涙を飲みました。
前日の3回戦で、エースの遠藤雅也投手(6年)が完全試合を達成した南部(山梨)は、オール阿賀野ジュニア(新潟)に3-4で競り負けた。
途中、雷雨で試合が中断したようで、本当にご苦労さまでした。
明日、夏休みで帰省して、おじいちゃんとおばあちゃんに会いますから、完全試合とベスト8の健闘を称えたいと思います。
お土産でも買って行かないと・・・。
でも本当によくやりました。

花井さんの志の輔牡丹燈籠評

昨日の毎日新聞の夕刊。
http://mainichi.jp/shimen/news/20150810dde012200004000c.html
評論家の花井伸夫さんの立川志の輔さんの「牡丹燈籠」の公演の評が載っていました。
あれは浴衣姿だったのか、それとも風すさぶ殺風景な着流しだったのか。
「恒例 牡丹灯籠」の立川志の輔は、前半を人物相関図などパネルを使っての芝居仕立てに。
後半は“高座”を仕込んでの落語にして、通しで語ると約30時間かかる三遊亭円朝の長編怪談噺を約3時間にして走り抜けた。快走だった。
パネルの赤い矢印などは死や殺害を意味する。
因果応報、不気味な復讐と殺戮に満ちた円朝の怪談は、言わば前半を図解入りの志の輔バージョンに作り変えられ、後半は、独立して演じられることも多い、「お札はがし」「関口屋」「栗橋宿」などを軸に再落語化されてきたのだ。
前半には笑いも多かった。左手の効用というか巧みで間断ない動きや表情が一層、志の輔落語にリアリティーを与えた。
志の輔は実は左利きなのである。
シリーズが始まったのが2007年。
改作を続け、笑いも膨らませ、途中では他の作品を演じるなど、志の輔はファンを飽きさせないための工夫も高座に織り込んだ。
見事な噺家魂。
成長、成熟を実現し続ける新名作古典とも言えるかもしれない。
気がつくと、いつの間にか師匠だった談志の雰囲気、神がかってさえいたナイーブで独特な空気が、志の輔の周辺を取り巻いているのだった。
見たことのない「牡丹灯籠」の師弟競艶と言ってもいい。
見てみたかったな、談志・志の輔の異色競演。
ほら目の前に。(花井伸夫)

僭越ながら、「牡丹燈籠」のほんの一端を演ろうとしている身にとって、この公演と、柳家さん喬師匠の「牡丹燈籠 通し」の公演が気になっていました。
残念ながら、両方とも聴くことはできませんでしたが・・・。
「志の輔らくご」は、舞台演出も入れた「らくご」で、純粋の「落語」とは違う部分がありますが、ショーとしては、花井さんが仰るように、ひとつ世界が出来上がっているのでしょう。
寄席に出られない境遇の噺家さんだからこそ、こういう演出が出来るのかもしれません。
私は、さん喬師匠の通しを、じっくり聴きたい派ですが・・・。

21世紀の森と広場

地元松戸出身の雷門小助六さんが出演して、「21世紀の森と広場」で、屋外落語会「お笑い怪談噺『七度狐』」が開かれたそうです。Cmcl3ofveaaghnf
雷門小助六さんと隣の野田市出身の春風亭昇也さんの出演。
開口一番の昇也さんは、「お菊の皿」。
小助六さんは、
当日は子どもたちも多く来場し、怪談噺の落語ならではの笑いを楽しんでいたそうです。
松戸出身なので、いつか「森のホール21」で演じたいと思っていたが、「21世紀の森と広場」で演じるとは思わなかった・・・。
珍しい屋外での落語をネタに会場の笑いを誘っていたということです。
・・・子どもたちは、怪談には食いついてくれるのでしょうか?
来月の、千葉県立中央博物館のイベントの高座を控えて、とても気になるところです。

2015年8月10日 (月)

住吉踊り

明日からの浅草演芸ホール中席は、「住吉踊り」です。Cmaa2xvaaamxp7
・・・行きたいなぁ。
でも、大混雑・満席なんだろうなぁ・・・。

サライ9月号

サライ9月号で落語の特集をやっています。
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・ 前史 解説 山本 進さん(芸能史研究家・84歳)
 三遊亭圓朝 三遊亭金馬(三代目) 柳家小さん(五代目)
・ 戦後70年特別読み物
 三遊亭圓生(六代目) 古今亭志ん生(五代目)
・ 昭和20年代 民放ラジオ局の開局で落語人気が沸騰
 三遊亭歌笑(三代目) 桂文楽(八代目) 桂三木助(三代目) 
 柳亭痴楽(四代目)
・ 昭和3
0年代 ホール落語の全盛とタレント落語家の出現
 林家三平(初代) 柳家金語楼
・ 上方落語の戦後 どん底からの出発と上方落語四天王
 桂文枝(五代目) 桂春團治(三代目) 笑福亭松鶴(六代目)
 桂米朝(三代目)
・ 昭和40年代 「戦後」入門組の活躍と三遊亭圓生御前落語
 古今亭志ん朝(三代目)立川談志(五代目)三遊亭圓楽(五代目)
・ 昭和50年代 落語協会の分裂騒動と空前の漫才ブーム
 春風亭小朝
・ 昭和60年代~平成時代 落語ブーム到来。
 落語はいまだ未完成
・ 両国 案内人 春風亭一朝(64歳)
・ 神田 案内人 柳家小満ん(73歳)
・ 柳橋~浅草 案内人 五街道雲助(67歳)
・・・・・。
落語ブームの頃は、こんな本が何冊も刊行されて、全て買っていたアホがいました。
また買ってしまうでしょう。
それにしても、やはり表紙は志ん生師匠なんですね。

創立10周年記念誌

学士会落語会は、今秋創立10周年を迎えます。
会員は210名を超え、歴史ある学士会の公認同好会の中でも屈指の規模だそうです。
ご縁があって、創立直後から入会させていただき、大好きな落語を楽しませていただいています。
その創立10周年記念誌が発行されるそうです。

大記録なんだ・・・

勿論、完全試合というのは大記録には違いありませんが。
昨日、学童軟式野球の全国大会で、都営駒沢球場の第一試合に登場した南部(山梨)は主将の遠藤雅也投手が祝吉オリオンズ(宮崎)打線を相手に、12奪三振の完全試合を達成しました。
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3ストライクの後、前方に転がったボールを植田颯斗捕手が拾い上げ、一塁に投げると、アウトのコールに続き、試合終了が告げられた。78球、12奪三振で完全試合達成。
マウンドの南部・遠藤雅也主将が両手を突き上げた。
「1回戦も昨日も完投。疲れはあったけど、逆にリラックスして投げられたのかなあ」。
快挙を成し遂げた160センチ右腕は笑顔で振り返った。
2回戦で長打を浴びた“抜いた球”は投げず、全て速球勝負。
終盤の6回にはやや疲れたかに見えた投球も、「7回まで考えて、少しセーブしたんです」と涼しい顔だ。
快投の予感はあった。
「調子は良かった。完全試合を狙ったわけではないけど、三振はたくさん取りたいと思いました」。
桐光学園高時代に活躍を見て憧れた現楽天の松井裕樹投手の影響を受け、マウンドからは常に全力疾走でベンチへ。
そんなエースを、渡邉完一監督は「力もスタミナもある子。パーフェクトまでは予想していませんでしたが」とたたえ、1回に二塁打を放ち、先制のホームも踏んだ女房役の植田君は「アウトコースにも速い球がしっかりコントロールできていた。いけると思ってました」とこちらも笑顔だった。
全日本軟式野球連盟によれば、記録の残っている第10回大会(平成2年)以降では初めてという大記録。
2回戦のサヨナラ勝ちに続き、エースの活躍で一気に波に乗った南部が、この勢いで頂点を目指す。

・・・って、スターになってしまいそうです。Pk2015081002100074_size0
2年前の夏に、私の父の新盆に両親に連れられて来てくれた時は4年生でしたから、身体も小さくて可愛いかったのですが、6年生で160センチと言えば、かなり大柄な方だと思います。
写真を見ても、他の選手たちと大きさが違う感じです。
しかし、顔つきはやはり、お父さんに似ている気がします。
頑張れ「雅也君」

意外?

先週は、全国各地で連続猛暑日となって大騒ぎでしたが・・・。
例えば、関東地方や東海地方も軒並み35・36・37・・・℃でしたが、静岡県の各地は、あまり名前が出て来ませんでした。
今朝の静岡新聞では、昨日、富士市は34・1度で今年の最高気温を更新という記事でした。
・・・と言うことは、富士市は今年はまだ猛暑日になっていないということ?
内陸性でなく、海洋性の気候だからでしょうか?
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駿河湾を渡る海風、富士山から下りる山風で、意外と涼しいのかもしれません
静岡県というのは、本当に気候が穏やかなんですね。
だから、人間もボーッとしてしまうのかな?320px_22210_svg_2
駿河湾の最深部、赤い部分が富士市。
左隣が富士宮市で、右隣が沼津市。
紫色は、静岡市と浜松市。
は実家です。
本日、アクセス累計82万件になりそうです。

2015年8月 9日 (日)

小さな英雄

野球は甲子園の高校野球だけじゃないぞという話題。
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実家の空き家や母のことを何かと面倒見てくれている近所のご夫妻のお孫さん。
ご長男が同じ町に婿入りして、その長男が6年生で、低学年の時から大活躍をしているようです。
先日、帰省した時に、県大会で優勝したので、全国大会に出場するということでした。
8月7日に神宮球場で開会式がある、マクドナルドがスポンサーになっているとのこと。
今までも、お孫さんの応援に、夫婦で色々な場所に行っていましたが、いよいよ花の都です。
ふと、どうだったかなと、インターネットで検索しました。
http://jsbb.or.jp/tournaments/405
http://www.tokyo-np.co.jp/event/gakudou/2015/zen/
http://www.tokyo-np.co.jp/event/gakudou/2015/zen/team/31.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/event/gakudou/zen/CK2015080902100016.html
いやぁぁ大したものです。
どうやら、ベスト8に勝ち残っているようです。
しかも、完全試合を達成して
高円宮賜杯第35回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントは9日、東京・神宮球場などで3回戦8試合を行い、準々決勝進出の8チームが決まった。
南部(山梨)は、エースの遠藤雅也投手(6年)が祝吉オリオンズ(宮崎)を相手に完全試合を達成し、2-0で快勝した。
10日に行われる準々決勝進出チームは以下の通り。
和気軟式野球クラブ(前年度優勝・愛媛)、赤佐ヤングス(静岡)、オール阿賀野ジュニア(新潟)、南部(山梨)、東16丁目フリッパーズ(北海道南)、東松山野球スポーツ少年団(埼玉)、長曽根ストロングス(大阪)、根差部ベースナイン(沖縄)。

これは大変なことですよ

意識の風化

語り継ぐことの難しさ。
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被爆70年に合わせてNHKが行った世論調査で、広島と長崎に原爆が投下された日付について聞いたところ、正しく答えられなかった人がそれぞれ全国で7割程度に上ったそうです。
NHKが、広島市と長崎市、それに全国の20歳以上の男女を対象に調査を行った結果。
まず、広島に原爆が投下された日付について聞いたところ、「昭和20年8月6日」と正しく答えられた人は、広島で69%、長崎で50%、全国で30%。
また、長崎に原爆が投下された日付について聞いたところ、「昭和20年8月9日」と正しく答えられた人は、広島で54%、長崎で59%、全国で26%でした。
さらに、「アメリカが原爆を投下したことについて現在、どう考えていますか」と聞いたところ、「今でも許せない」と答えた人は、広島で43%、長崎で46%、全国で49%でした。 一方、「やむを得なかった」と答えた人は、広島で44%、長崎で41%、全国で40%で、広島では、ごく僅かですが、数字の上では「やむを得なかった」と答えた人が、「許せない」と答えた人を上回ったということです。
そして、「近い将来、世界のどこかで核戦争が起きる危険があると思いますか」と尋ねたところ、「かなりある」または「少しある」と答えた人は、広島で70%、長崎で70%、全国で66%。
臨場感、危機感を繋げて行くのは本当に、至難なことです。
だからと言って「今の若い者は」と思ってはいけません。
現に体験していないのですから、分からなくて当たり前だと思って、丁寧に伝えて行くことだと思います。

ワンパターンランチ

稽古から戻って、駅前で遅いランチ。
ワンパターンランチ
野菜たっぷりタンメン(麺少な目)とニラレバー炒め。
これで野菜は十分でしょう。
熱さに負けないように、ちょいと塩気のあるメニューで。

上野昼下がり

夏休みで、賑やかになるのは当たり前ですが。
上野昼下がり
昨日までの酷暑を思えば、今日は身体も楽です。
アメ横は、この暑さでも大賑わい。
本当に外国人観光客が多いのに驚かされます。
上野昼下がり
上野駅の構内でも、外国人旅行者のグループが待ち合わせをしていたり。
それも、アジア系の人たちばかりではありません。
国際色豊かになっています。
日本の夏の暑さに驚いていることでしょう。

落語っ子連稽古会

今日の稽古は、3人が参加。
 ◇目黒のさんま    三流亭新参
 ◇猫怪談        三流亭流三
 ◇化け物使い     三流亭窓口
 ◇牡丹燈籠       三流亭流三
 ◇らくだ          三流亭窓口
私と窓口さんは、2席稽古をつけていただきました。
落語っ子連稽古会
殿・・・・、秋刀魚という下魚にございます。
落語っ子連稽古会
秋刀魚の小骨を毛抜きで・・・。
落語っ子連稽古会
これはどこで仕入れた?日本橋とな?それでいかん。秋刀魚は目黒に限る。
落語っ子連稽古会
師匠が、稽古をじっとご覧になっています。
落語っ子連稽古会
うっ、寒い、ブルブルッとした。
落語っ子連稽古会
一つ目小僧に肩を揉ませているところ。
落語っ子連稽古会
・・・?、これどの場面でしたっけ?
とにかく、「化け物使い」も概ね完成・・・。
「猫怪談」も「牡丹燈籠」も、もう少しという感じです。
師匠からのコメントは、「猫怪談」では、「(この噺の長さは)何分ぐらいかな?」。
「牡丹燈籠」では、「高座を暗くする演出をすると面白いよ」。
・・・あんまり噺(語り)とは関係ないような・・・。
稽古場は冷房がキンキンに効いていますが、汗だくでした。
3時間、3人だけに稽古していただけるなんて、実に贅沢です。

御利益を…

稽古の前に、いつものように深川不動様。
御利益を…
本堂で手を合わせて、脇にあるお稲荷様にもお参りして。
御利益を…
朝早いこともありますが、今日はかなりしのぎやすい気がします。

落語DEデート

少々バテたかな?
今日は、落語っ子連の稽古。
いつものとおり、あまり進んでいませんが。
 ◇幽霊タクシー   四代目柳亭痴楽
ところで、あの笑点のメンバーが増員されるという噂があって、志の輔さんが有力候補者だそうです。

2015年8月 8日 (土)

用賀PA暮色

富士にいた時間は、せいぜい2時間強。
母の様子を見て、叔父の墓参をしてトンボ返り。
叔父の菩提寺の前で、住職が檀家回りをしているのでしょう、汗だくで歩いていました。
いつもは人もまばらな墓地ですが、今日は、墓参やお盆の支度をしている人がいました。
・・・・帰りも同じように渋滞地獄・・・。
東京料金所まで2時間以上・・・という表示。
4時過ぎに富士ICから入って、用賀PAまで3時間弱。
7時頃になると、いくらか涼しくなって来た感じで、JAFの車両が停まっていて、近くで、作業スタッフと思しき2人が、ぐったりした感じで座り込んで休んでいました。
事故もあったでしょうから、今日も大忙しだったことでしょう。
用賀PA暮色
見慣れない車両も停まっていました。
バスのようですが、乗客を乗せるものではなさそうです。
用賀PA暮色
恐らく、馬を運んでいるような感じです。
馬も暑くて大変でしょう・・・
それにしても雨が降りません。

ランチ

東名高速東京料金所から3時間あまり、やっと富士ICで下りて、遅い昼食を。
ランチ
かつてはファミリーレストランだったと思しき、和食中心の定食屋さんに初めて入りました。
刺身・鶏照焼き・焼売の定食をオーダー。
メニューは、どれも洗練されていない、素朴な、田舎風な…。
昼時を過ぎていましたが、かなり繁盛していました。

渋滞突入

お盆休みの渋滞始まりました。
渋滞突入
早くも東京料金所からノロノロ……
渋滞突入
こんなのも久しぶりです。
渋滞突入
やっと横浜町田ICまで辿り着きましたが、これから厚木ICまで渋滞は25キロ80分?
後でラジオで聴いたところでは、伊勢原バス停を先頭に35キロだったそうですから・・・。
事故渋滞がないように、それだけを祈って・・・。
結局、東京料金所から御殿場ICまで2時間以上かかりました。
それでも昨日までに比べると、かなり暑さが和らぎ、過ごしやすくなって来ました。

どうでもいい記事

どうでもいい記事を見ました。       
年収1000万円超えのビジネスマンに落語ファンが多いという事実、ご存知でしたか?
落語には下げ(オチ)を含む「普通の人々の日常生活」が描かれています。
そんな噺を聞いていると、悩んでいるのは自分だけではないとホッとするというのが理由のようです。
また、落語の小道具は扇子と手ぬぐいのみ。
セットも照明も凝った趣向はありません。
お客は落語家のつむぎだす言葉からその情景を想像して笑う、それだけです。
このシンプルさも彼らに受け入れられるポイントのようです。
「自分はエリートじゃないし」と思った方、ちょっと待ってください!
普通のビジネスマンこそ、落語を聴く価値は大いにアリです。
落語で泣いたり笑ったりすると、ストレス解消になりますし、おまけに落語家は会話のプロです。
言葉の選び方ひとつとっても、粋で分かりやすい言葉を選んでいます。
粋な言葉を聴き続けると、いつしか自分の言葉の選び方も変わり、人間関係もスムーズに運ぶようになります。
さらに、頭がよくなり文章力が上がる、といった効果も。
「落語は敷居が高い」と思われがちですが、木戸銭(入場料)も二ツ目と呼ばれる若手の会なら500円から。
人気の真打が出る会でも5000円を超えることはほとんどありません。
リーズナブルで心にもカラダにも優しい落語。
新しい趣味として落語会に足を運んでみては?
どうして、年収が1000万円を超える人はエリートなんですか?
その基準設定からして、胡散臭いと思います。
誰からか聞いて来たような内容の羅列で、大きく外れた情報はなさそうですが、魂の入っていないことおびただしいという感じ。
そういうアンタは落語会に足を運んでいるのですか?

味の嗜好

秋田市中心部に昨年末開店した「あきたタニタ食堂」の客足が思ったほど伸びず、苦戦を強いられているそうです。
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首都圏では人気の塩分を抑えた定食が、塩分摂取量が多く、濃い味を好む秋田県民の嗜好と合わないことなどが要因だとみられているようです。
定食は薄味に加え、よくかんでもらうために野菜などは大きめに切り、硬めに調理してあって、開店当初から「素材の味が分かる」という声の一方で、年配客を中心に「味が薄い」「硬くて食べられない」などの指摘があったそうです。
秋田県民の「濃い味好き」は全国屈指。
県民1人当たりの1日の塩分摂取量は11.1グラムで、国の目標値(8.0グラム)を大きく上回る。
山菜やハタハタなどを塩漬けにする食文化が根強い。
その結果、がん死亡率、脳卒中の死亡率とも全国ワーストクラス。
塩分の多い食品はこれっきりたんぽって言われても、はたはた困りますよね。
分かっちゃいるけど止められない。
「あきたタニタ食堂」ではなくて「タニタ食堂あきた」になった?

2015年8月 7日 (金)

武田、今川を破る?

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私のような「又裂き」の立場には、苦しい応援でした。
東海大甲府が8対7の僅差で静岡高校に競り勝ちました。
シーソーゲームで、面白い試合だったと思います。
静岡県のチームの厚い壁に阻まれて、なかなか甲子園に出場できなかった弱小県にしてみれば、甲子園の直接対決で勝ったというのは、歴史的なことだと思います。
一方で、高校時代、体育館での応援は、必ず「静高倒せ!」か「静商倒せ!」でした。
ユニフォームの胸の文字が、「Shizuko」で、我が校は「Fujiko」で、女性の名前のようでした。
山梨県の人は、恐らく物凄く喜んでいることでしょう。
地元校が、宿敵(山梨だけが思っている)静岡の、しかもNo,1スクールに勝ったのですから。
いつも、何事も、ブービーな県ですから。
ただ、望むらくは、私立大付属校ではなく、甲府一高とか韮崎高校とか日川高校ならば。

今日も・・・

12時半過ぎ、仙台では35.3℃まで上がり、4日連続の猛暑日になったそうです。
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東京も、今年初めて36℃を超えて、8日連続の猛暑日。
郷里の我が町も、36.7℃を記録しているそうです。
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小学校の時の夏休みの自由研究で、毎日気温を測ってグラフを作ったのですが、30℃を超えた日数は、ほんの数日だった気がします。
30℃を超えるのが、今の35℃を超えるよりも珍しかったかもしれません。

富士山対決

昨日から始まった甲子園の高校野球。
自宅の地元専大松戸は、初戦で涙を飲みました。
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そして、午後は「富士山対決」と呼ばれる一戦があります。
こんな予想をしているのがありました。
2年連続出場校で初戦敗退組の1勝をかけた対戦。
センバツベスト8の静岡は打線が機能し予選は危なげない戦い。
不安視された村木・村松の投手陣も好不調の波はあったものの、実力通りの好投を見せた。
東海大甲府は予選5試合中4試合がコールド勝ちと打線が爆発。
2年生投手2枚も好投し、昨年のチームよりは投打に力強さがみられる。
焦点はどちらの打線が集中打を見せるか。
4・5点を争う打撃戦になると予想する。

・・・だそうですが。
でも不思議ですね。
サッカー人気が凄くても、郷土校を応援するという感覚は、野球ほどは強くありません。
日本には、まだまだ野球が根付いているということですね。
サッカーは蹴球ですが、ほとんど蹴球とは言わない。
コーヒーと珈琲みたい。
野球はベースボールですが、国内で語る時は野球です。
牛乳とミルクみたい。
人の心の奇なり奇異なり・・・。

阿武松

わしが国さで 見せたきものは 昔ゃ谷風 今伊達模様
仙台の勾当台公園には、「横綱谷風梶之助」の像があります。
虎ノ門の「西久保八幡神社」でも相撲をとったという「横綱阿武松緑之助」・・・・。
能登の国鳳至群七海村から江戸へ相撲取りを目指して出てきた長吉が、観世新道の武隈文右衛門に弟子入りし小車と言うしこ名を貰う。
部屋の米がやけに早くなくなる、これはおかしいと、おかみさんが見ていたが誰も売り払ったり持ち出す者も居なかった。
小車は、朝の炊いた後の釜底から赤ん坊の頭ぐらいの御焦げのお結びを17-8作り、食前にぺろりと平らげる。
その後お膳に向かって何杯食うか分からない。
それを見たおかみさんが親方に注進。
「あんな奴がいたら食い潰されてしまうよ」と。それを聞いた親方は小車に「大飯食らいに大成した奴は居ない」と1分の金を付けて破門した。
京橋から板橋、志村から戸田川で渡しを待っていたが、どう考えても国元に面目がない。
戸田の渡しで身を投げようと思った。
貰った1分の金を生かすつもりで板橋の平尾宿へ戻り、橘屋善兵衛の旅籠に投宿する。
「それから身投げしても遅くはないだろう」。
1銭で充分泊まれるのに25銭の金を出して、おまんまだけは良いと言うまで出してくれと頼んだ。
今生の食い納めと食うわ食うわ、2升入りのおひつを3杯空にして、未だ継続中。
余りにも食いっぷりが良いので善右衛門が覗きに行き、事情を聞き、新しい親方を紹介すると言う。
それには月に5斗俵2俵付けるので安心しなさい。
翌朝出かけ、巣鴨の庚申塚を抜け、本郷追分けを通り、根津七軒町の親方、錣山(しころやま)喜平次の所に着いた。
部屋の若い者も普段世話になっているので、直ぐ中に通され、錣山に弟子を取ってもらいたいと頼むが、身体を見なくても旦那の推奨ならよいという。
「旦那は相撲好きで、10日の興行を12日見る方ですから」

「そんな事は出来ないよ

「いえ、櫓を組んで準備の日から見に来て10日楽しんで、片付けの日もここに来て、都合12日楽しむ相撲好きな方ですから」。
錣山の前に二十五になる長吉が小さくなって挨拶した。
武隈には分からなかったが、錣山が見て6代目横綱をはる男が目の前にいる「いい、イイ」と唸るだけであった。
遊びも何も楽しみはなかったが、ただおまんまだけが大好きである事も、そのため武隈親方に破門された事も話した。
毎年お米も贈ると言ったが、親方は食べるのも仕事の一つだから、米はいらないと言う。その代わり、幕に入るときしるし物でも贈って、贔屓にして、やってください、と暖かい言葉が返ってきた。
改めて入門し、錣山の出世名・小緑のしこ名を貰う。
文化12年12月麹町10丁目報恩寺の相撲の番付に初めてこの人の名前が載りました。
序の口・スソから四枚目に小緑長吉、翌13年2月芝西の久は八幡の番付に序の二段目、スソから24枚目と躍進。
その間100日と経たない内、番付を60何枚と飛び越した古今に珍しい出世であった。
文政五年、蔵前八幡の大相撲で入幕し、小緑改め小柳長吉と改名。
初日、二日目、三日目と連勝し、四日目のワリが出た。
喜んだのが師匠の錣山で、「お前の旧師匠武隈関とのワリが出た。しっかり働け」と激励された。
「武隈関に負けたら板橋の旦那に合わせる顔がございませんで・・・」おまんまの敵と対峙。
この取り組みが、長州侯の目にとまり阿武松緑之助と改名、六代目の名横綱になった。

・・・落語には、お相撲さんの噺が多くあります。
「佐野山」「半分垢」「鍬潟」「大安売り」と、私の持ちネタでもある「花筏」、あぁ「千早振る」も・・・。
確か「真景累ヶ淵」の後半にもお相撲さんが出て来ます。
師匠が3年ほど前に創作された「指相撲」は、この阿武松と競い合ったと言われる横綱「稲妻雷五郎」の噺でした。
そこでは、阿武松という横綱は"待った"が多かったとありますが・・・。
   初代  明石 志賀之助   
   二代  源氏山 綱五郎 
   三代  丸山 権太左衛門   
   四代  谷風 梶之助 
   五代  小野川 喜三郎
   六代  阿武松 緑之助
   七代  稲妻 雷五郎

お相撲さんというのは、英雄だったんですね。

八幡様の例大祭

会社の地元、虎ノ門一丁目琴平町の八幡様の祭礼です。
Top24_2すぐ近くに「金刀比羅宮」があり、旧町名が琴平町というのに、愛宕山の方にある「西久保八幡神社」の氏子です。
その西久保八幡神社例大祭は、 8月13日(木):前日祭、14日(金):中日祭、15日(土):大祭式で、境内での盆踊りや模擬店は8月11日(火)~13日(木)に行われるそうですが、各町内の祭礼は、それより前に行われます。
ちなみに、琴平町のほか、明舟町(虎ノ門二丁目)、巴町(虎ノ門三丁目)、神谷町、八幡町(虎ノ門五丁目)という氏子町会があるようです。
祭礼
会社で金一封をご奉納していますので、「奉納一覧表」にも会社の名前が載っています。
そもそも「西久保八幡神社」の縁起は。
寛弘年中(1004~12)、源頼信(多田満仲の三男)が、石清水八幡宮の神霊を請じて、霞ヶ関あたり(榎坂とも)に創建したという。
太田道灌の江戸城築城に際し(築城は長禄元年・1457)、現在地に遷された。
徳川秀忠(徳川二代将軍)正室の崇源院(諱は「江(ごう)」・「お江」・浅井長政とお市の方の三女・家光の生母)は、慶長5年(1600)、家康・秀忠の関ヶ原の戦での戦勝と安全を祈願し、その報賽として社殿建立の遺志を残しており、家光公御代寛永11年(1634)、社殿が造営され、同時に御神体の木像(八幡宮座像・仲哀天皇座像・神功皇后座像)と明王像(不動明王立像・愛染明王座像)も奉納された。(享保8年(1723)の火災により焼失)
元和5年(1619)には時の鐘が建てられたが、寛文10年(1670)に割れてしまい、現存はしていない。
享保8年(1723)の火災の翌年には土蔵にて社殿が建造されたが、文化8年(1811)にも火災に遭い、文政元年(1818)に再建されている。
この二回の火災により宝物・旧記等はことごとく失われた。
また、その間にあっても明和3年(1770)・文化12年(1815)・文化13年(1816)には境内で大相撲が行われ、落語や講談で有名な阿武松緑之助(おうのまつみどりのすけ)も相撲を取っている。

祭礼
明治維新の神仏分離までは、八幡山普門院と称し、東叡山の末寺であったが、江戸八所八幡の一つに数えられ、八八幡詣(ややはたもうで)として多くの参詣を受け、周辺は門前町として賑わった。
また、天保9年(1838)刊行の「東都歳時記」8月15日の項に当時の祭礼の様子が次の通り記されている。
「毎年神輿産子の町を渡し、 西久保大通りへ御旅所を儲けて十三日より御旅出あり。今日放生会をなす。町々より隔年踊りねりものを出す事、丑卯巳未酉亥の年なり。」
昭和15年、皇紀2600年を記念して、境内を整備し、玉垣・神楽殿・御輿庫が新築された。
祭礼には門ごとに軒提灯を下げ、牛車にのせた御輿が氏子中を練り歩いた。
市兵衛町(六本木一丁目あたり)の偏奇館主人荷風散人(永井荷風)は、その日記に「西ノ久保八幡宮祭礼にて近巷賑かなり」「飯倉八幡宮の祭礼にて馬鹿囃子の音夜ふけまで聞こゆ」など記す。
昭和20年3月、戦災により、社殿はじめ御輿庫、社務所を焼失、5月神楽殿も焼夷弾の直撃を受けた。
終戦当日は、焼野原に建つトタン葺の仮社殿で大祭式を終え、数名の参列者とともに、玉音に接するありさまであった。
氏子の町々の復興とともに昭和28年8月社殿を総桧木により復興、同29年町内御輿庫再建、同時に手水舎を時の氏子総代山田信治郎氏奉納、同37年末社稲荷社・人麻呂社を復興。
同40年国道一号線拡幅工事に伴い、鳥居・石灯籠および熊谷橋の移築。同51年8月社務所を木造瓦葺で新築した。

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「阿武松」が出て来るとは思いませんでしたが、やはり歴史のある八幡様なんですね。
奉納のお返しにいただいた手拭いを、今年も私が頂戴しました。
謹んで稽古の時に使わせていただこうという訳です。

2015年8月 6日 (木)

樋口陽一先生のコメント

河北新報に掲載された一文。
樋口陽一先生と言えば、東北大学のヒーローとでも言うべき存在でした。
仙台出身で、東北大学で学び、憲法学者として頂点を極め、東大の教授にまでなった方です。
私の在学中は、東北大学法学部生の憧れの的、本当に脂の乗り切ったという表現がぴったりの先生でした。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150806_13044.html
◎首相談話に望むこと/安保強行「異様さ」際立つ
70年前の8月15日正午、「玉音放送」の記憶は定かでない。
その4年前の12月8日、国民学校1年生の子どもながら英米という超大国相手の開戦の報を聞いて感じた、底が見えないような不安な動揺はおぼえているのに、である。
兵士になるべき体力づくりだけが求められた戦時教育が子どもの素直な感性をすり潰して、無感動な少年にしていたのだろう。
ここ3年ほどの政治状況が、そうした体験を思い出させていた。
ひとつの国家意思の大転換が異様な仕方で推し進められ、その政権に、2年間で三つの国政選挙を通して有権者(棄権者を含む!)が切れ目なく信任を与えてきたからである。
アベノミクスという名の麻酔剤の効き目はようやく切れかかり、ここ数カ月、各分野の専門家の声が世論に届きはじめ、何より一人ひとりの学生や若ものたちが自分自身の疑念や批判を言葉と行動で現すという、戦後史の中でも大きな区切りになる動きを、私たちはいま眼にしている。
あえて「異様」とまで言うのはなぜか。
「他衛」のための武力行使を可能にするのに必要な正規の憲法改正を迂回して与党協議を閣議決定の形にし、それを携えた首相が外国の議会で早期の法制化を約束した上で、ぼう大な数の条文を二つの法案に大くくりして国会に提出した。
首相自身「国民の理解をまだ得ていない」と言う法案を衆議院で強引に採決させて参議院に送ったのは、そこで仮に強行採決できなくとも60日たてば衆議院の3分の2の多数で再議決できるルールを見込んでのことである。
「異様」さは細部にも及ぶ。
不用意な失言と不誠実な弁明の形でホンネが見えてくる。
ポンチ絵や冗談めかしたたとえ話は、国民の命と国運を左右する案件への取り組みの真面目さを疑わせる。そうした軽さの中で70回目の8月15日を前にして、いや応なしに国の内外で重苦しく受けとられているのは、「戦後レジームからの脱却」という首相年来の主張であり、自民党閣僚を含めた閣議で了承された戦後50年の村山首相談話への不満をくり返し表明してきた首相の言動である。
日本国が憲法9条をどうするか自体は、国民自身が決めることだ。
それ以前のこととして世界が注目しているのは、戦後世界秩序への異議申し立てではないかを疑うからなのだ。
靖国参拝への首相の固執は、極東裁判の承認を明記した平和条約11条への挑戦ではないか、というふうに。
国際社会での日本の国益と名誉を傷つけないだけの慎重さをもって首相が8月15日に臨むことを、一国民として切望するほかない。
その上でこそ成熟した自由民主主義国の代表として、大国となった中国首脳に堂々対座し、両国ともに「アジア・太平洋地域において覇権を求めない」ことを約した日中共同宣言に立ち返るべきことを強く促すことによって国際社会への義務を果たすべきではないのか。
現天皇、そして皇后は政治の場を離れた発言の折ふし戦後憲法の意義を語り、平和への熱意をくり返し、近隣諸国との友好に心を寄せておられる。
そのすがたを私はさきに、戦後(西)ドイツの良識と知恵の象徴として敬された元大統領にあえてなぞらえて、「日本のワイツゼッカー」と書いた。
同じことを明確な政治的意思として発信する政治家を選挙によって最高責任者の地位につけることに手間どり続けるとしたら、「国民主権」とは一体何なのだろうか。

・・・政治的なことなどは、私には分かりませんが、冷静で客観的で論理的なコメントには、本当に説得力を感じます。
樋口先生も、80歳におなりになるんですね。
そして、あの忌まわしい戦争(終戦)から70年です。

瀬音ゆかしき杜の都

仙台では3日連続の猛暑日となり、観測史上最長となったそうです。
そして、今日から七夕まつりです。
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こんなに暑い七夕は、初めてでしょう。
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3年前に、久し振りに仙台に行ったのを思い出します。
あの時も晴天で暑かったですが、勿論、こんなに暑くありませんでした。018_2
・・・明後日は「立秋」ですが・・・。

深川三流亭のプログラム

とりあえず作ってみました。
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いつもと同じバターンですが、第6回になるので、過去5回の演目を並べてみました。
ヒストリー・オブ・「深川三流亭」です。
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私の演目の表示は、色々悩みましたが、「お露新三郎」をメインにすることにしました。6_2
チラシも、一部出演者の写真の入替えを行いましたので、これが最新バージョンです。

やっと見つけた…

ありました、ありました。
やっと見つけた…
最近、電飾のポスタースペースが設置されていて、そこに「専大松戸」の甲子園出場のお祝いポスターがありました。
今日から、いよいよ始まるようです。

街では花火、電車は火花

昨夜の帰り道、一昨日の京浜東北線の架線事故のお詫び文が、松戸駅の改札口の脇の掲示板に貼られていました。
ここは、確か、「祝:専大松戸高校甲子園出場」と掲示されていた、数少ない場所でしたが、やはりこちらの方が優先されるのでしょう。
街では花火、電車は火花
それにしても、電車の火花の映像には驚きました。
よく、新幹線などでは、高速で通り過ぎる時に、パチパチと光るのを見ることはありますが。
街では花火、電車は火花
架線が切れたのはエアセクションと呼ばれる部分。
列車に電気を供給する架線が2本別々になっていて、切り替わる場所なんだそうです。
そこで2本の架線が断線したということ。
2本の架線の電圧が違っている可能性がある場所、そういう所では火花は出やすいそうです。
それ(火花が出る状態)が長く続くと架線の温度が上がって、温度が上がると(架線の)強度が低下するので切れる。
列車がゆっくりの場合には問題になってくる可能性がある。
止まっているというのは論外。
エアセクションのある所では止まらないことが運転上の原則。

その、電車を停車させてはいけない場所に停車させたことが切断の原因であるということです。
そんな危険な場所が、特に表示もされずにあるなんて・・・。
みなとみらいは花火、電車は火花・・、洒落になりませんね。
・・・それはそうと、「専大松戸」の応援ポスターはどこに行ったんでしょう。

落語で知る人生の知恵

知っているのと知らないのでは大きく違う。
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おなじみの噺48話を選び、江戸時代の庶民が快適な人間関係を保ちつつ生きていくために、親子、夫婦、ご近所付き合い、冠婚葬祭、出産、新築祝い、習い事など、様々な場面で実践していた、「コミュニケーションの知恵」をわかりやすく伝授。

天使の寝顔

天使の寝顔
言葉になりません。

2015年8月 5日 (水)

真っ赤だなぁ

全国的に猛烈な暑さが続いています。
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今日は、群馬県館林で39.8度を記録。
東京都心は、史上初の6日連続猛暑日。
八百屋お七も熱かったことでしょうが・・・。

いいぞ「あかつき」

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、金星探査機「あかつき」の、金星周回軌道投入に向けた軌道修正制御に成功したと発表。
「あかつき」頑張れ!
「あかつき」は2010年、金星をまわる軌道への投入に挑んだが故障により失敗。
その後、太陽のまわりを回りながら、再挑戦の機会を伺っていた。
そして、再挑戦を行う目処が立ったものの、そのままの軌道では、再投入後の近金点(軌道上で最も金星に近づく点)が、太陽の影響によって下がり、探査機が金星へ落下する可能性があった。

そこで、これを回避し、また再投入後の軌道を科学観測にとって有利な形にするため、7月に3回に分けて軌道修正が行われましたが、データの解析結果により、軌道修正制御が計画通りに実施されたことが確認できたということです。
これで、12月の金星到着までに残された関門はあと一つ、8月下旬の近日点通過だけとなった。
150682_180260952117117_1919624240_n「あかつき」は現在、当初の想定よりも太陽に近付く軌道に乗っており、太陽の近くを通過するたびに、設計時の想定を超える熱にさらされる状態にある。
「あかつき」はこれまで8回、近日点通過を経験しており、そのたびに耐えてはきているものの、各機器には大きな熱の負荷がかかっており、また探査機の断熱材の劣化も進んでいることから、探査機の温度の上昇に拍車をかけている。
近日点通過は避けることができず、また地上からの操作でどうにかなるものでもないため、温度計などを確認しながら、無事に通過することを見守ることしかできない。

頑張れ「あかつき」

要素は同じものがある?

分からないなぁ・・・。
2020年東京オリンピックの公式エンブレムがベルギーの劇場のロゴに似ていると指摘された問題で、デザインしたアートディレクターが、「全くの事実無根、まったく似ていない」と盗用を否定。
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「この度は、東京オリンピック・パラリンピックエンブレムのデザインについて、盗用ではないかと、ベルギーのデザイナーの方から指摘を受けたことについて、大変驚いておりますが、まったくの事実無根です。」
「ベルギーのロゴは見たこともなく、まったく似ていない。」
「ベルギーの方の作ったロゴマーク
を見たときに、要素は同じものがあるが、デザインに対する考え方が全く違うので、正直、まったく似てないと思った。自分はベルギーに行ったこともありませんし、そのロゴも一度も見たこともありませんので、どうしてこういうことになってしまったのか、わからないこともちょっとあって、かなり不安な時間を過ごした。」
・・・私は別に盗用したとは言わない、デザインに対する考え方など素人が外から見ただけではわからない、ほんの偶然でしょう、本人も"要素は同じものがある"と認めている・・・。
どう見ても(ビジュアルは)そっくりです。
「似ていない」という言い方はおかしい。
「要素は同じものがある」と言うのは、常識的には「似ている部分がある」という意味でしょ?
盗用だとは言っていない、素朴に似ているか否かだけの判断をすれば、100人中100人が「似ている」と言うと思いますが。
本人の立場を考えると、「似ています」とは、口が裂けても言えないでしょうが。
「お~ぃ、善公。お~ぃ、忘れモンだよ。」
ドンドンドン
「お~ぃ、洋ダンスの引出し、紙入れ。紙入れ忘れたよ。放っておくれよ。善公。」
「幸太郎! どこをノソノソ歩いてる!」

「あはは、善公は器用だ。親父にそっくりだ」。

狐七化け狸は八化け?

どの世界にも「こわいもの」というのは必要なんでしょう。
先日の日本経済新聞の社説「春秋」では、迷信やら生態系のことに触れた一文がありました。
「キツネに化かされた」と言われても、迷信のタネ明かしが一通り済んでしまった現代、にわかには信じられまい。
しかし、秋田県阿仁町(現北秋田市)の狩人、マタギらの間には、今も同種の怪異譚が埋もれている。
写真家の田中康弘さんが著書「山怪」で紹介した。
出くわした親子ギツネを面白半分に車で追い回した男。
帰宅後、正体不明の美女に手招きされるまま、夜通し村の中をさまよった。
誰もいない山奥で、おのやチェーンソーの音がするのは、タヌキがまねするかららしい。
田中さんは「多くは個人の心象では」と書くが、それを生じさせる不思議な力が山にはあるのだろう。
1905年に絶滅したニホンオオカミにも触れている。
昭和初めまで福島県只見地方で遠ぼえがしたといい、岩手県早池峰山でも目撃例があるが、確たる生存の証は今もない。
生態系のトップが空席となり、山と動物、人間のバランスは崩れたままなのかもしれない。
シカやイノシシによる農業被害は年130億円に上る。
最近は、オオカミを輸入して野に放ち、シカを駆除してもらおうと企てる人たちもいるようだ。柳田国男の「遠野物語」で、村人はオオカミを恐れながら、神様としてあがめてもいた。
持続可能な環境を守ってもらっている、との感謝があったからか。
田中さんの著書にも「自然に敬虔であれ」との通奏低音が響いている。

サルもシカもイノシシも、オオカミがいたらこんなに増えなかったかもしれない。
でも、オオカミがいたら、ヒトは安心して山には入れなかったかもしれない。
全て、自分たちの良いようには行かない。
得られる安全の裏に別の危険もある。
でも、太古の時代から、そうやって共生して来た。
だから、獣を苛めたり虐待してたりすれば、必ず罰が当たったり、復讐されたりした。
「王子の狐」だってそうかもしれない。
現代人は、敬虔と畏怖を忘れてしまったのでしょうか?

早朝の電車で

昨夜の京浜東北線の架線事故の影響は物凄かったようです。
私は、今日も今日とて、朝6時頃には千代田線直通の始発電車に座って通勤です。
空いた席に座って新聞を広げて読み始めた時に、前に座った人が立ち上がって、声をかけながら私の隣の席に座りました。
「あぁぁ、おはようございます!」
何と、落研の先輩の二代目狐狸亭酔狂師匠ではありませんか。
松戸市内にお住まいなのは知っていましたが、駅でお会いするのは初めてです。
「随分早いじゃないか」
「いや、お互いさまで。まだ電車も空いていますから」
・・・と、酔狂師匠が下車する新御茶ノ水駅まで、30分間ぐらいの歓談。
酔狂師匠は、娘夫婦が勤務している会社の先輩でもあり、今娘たちが住んでいる社宅(マンション)にも住んでいたことがあるそうで、親子二代のご縁という訳です。
1年生だった私には、雲の上の存在だった4年生の酔狂師匠。
本当に色々なことを教えていただきました。
尤も、当時は、怖くて、なかなか面と向かって話すことも出来ませんでしたが。
一度、酔狂師匠が2人で蕎麦を食べに連れて行っていただいたことがありました。
「お前、蕎麦を食うのが下手っくそだなぁ」と言われたのを覚えています。
確かに、ざる蕎麦を食べる機会も少なかったし、緊張もしていましたから、なかなか上手くたぐられなかったのでしょう。
酔狂師匠は覚えていないだろうなぁ・・・。
接点は多くはありませんでしたが、あの時の4年生の先輩だった、喰亭寝蔵・花柳亭遊狂そして狐狸亭酔狂の3師匠からは、大きな影響を受け、学ばせていただいた気がします。
時を経た今、その雲の上の存在だった先輩方と、同じ目線で語ることのできる幸せを感じます。
ほんの1年間の、僅かな、数少ない接点でしたが、物凄く貴重な時間だった気がします。
それが部活動であり、先輩と後輩の関係というものなのでしょう。
「それじゃまた」
・・・新御茶ノ水駅で下車する酔狂師匠を見送りながら、感慨にふけりました。

2015年8月 4日 (火)

900 hPa ?

渦を巻いた厚い雲の中心「台風の目」がクッキリと・・・。900 hPa 
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猛烈な台風13号は、沖ノ鳥島の南東海上にあり、1時間におよそ25キロの速さで西北西へ進んでいるそうです。
中心気圧は何と900ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は60メートル、最大瞬間風速は85メートルで、中心から190キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっています。
8月のこの時期に台風の中心気圧が 900hPaまで下がるのは珍しいことだそうです。
本当に最近の気象は、半端ではありません。

仙台でも連続猛暑日 (@Д@;

仙台で最高気温が35.0度まで上がり、2日連続の猛暑日になったそうです。
2001年以来、14年ぶりだそうです。Clies0uuaae9swk_3
東京都心では5日連続の猛暑日で、1876年の観測開始以来、約140年間で最長となったということです。
7月27日〜8月2日の1週間に熱中症で救急搬送された人が全国で1万1672人に上り、25人が死亡。
1週間の搬送者数としては、2008年の統計開始以来最多。
これは、1週間前の7月20日〜同月26日の7743人を大幅に上回り、前年同期(5712人)の倍以上。
日付別では、8月1日の2571人が最も多かった。
搬送者を年代別でみると、65歳以上の高齢者が5689人(48.7%)と全体の半数近く、18〜64歳は4470人(38.3%)、7〜17歳は1411人(12.1%)、6歳までは102人(0.9%)。

・・・本当に命がけです。
地球が、金星に接近しているのではないかと・・・

甲府と静岡

甲斐と駿河、武田と今川、甲府と静岡・・・。
突然、万葉集から。
不尽山(ふじのやま)を詠める歌一首并て短歌
なまよみの 甲斐の国 うち寄する 駿河の国と こちごちの
国のみ中ゆ 出で立てる 不尽の高嶺は 天雲も 
い行きはばかり 飛ぶ鳥も 飛びも上らず 燃ゆる火を
雪もち消ち 降る雪を 火もち消ち 言ひもえず 
名づけも知らず 霊しくも います神かも 石花の海と 
名づけてあるも その山の つつめる海そ 不尽河と 
人の渡るも その山の 水の激ちそ 日の本の 
大和の国の 鎮とも 座す神かも 宝とも 生れる山かも
駿河なる 不尽の高嶺は 見れど飽かぬかも 
巻三(三一九)

なまよみの甲斐の国と、波打ち寄せる駿河の国と、あちこちの国の中心にそびえ立っている富士の高嶺は、天雲も流れゆくをためらい、飛ぶ鳥も飛んで上らず、頂の燃える火を雪で消し、降る雪を火で消し、言いようもなく、名づけようもなく、遠くいらっしゃる神だ。
石花の海と人々が名づけた湖も、その山が抱く海だ。
富士川として人の渡る川も、その山の発する激流だ。
日の本の大和の国の鎮めとしていらっしゃる神だ。
宝として生まれた山だ。
駿河の富士の高嶺は何度見ても見飽きることがないなあ。
天文10年(1541年)6月14日、甲斐の戦国大名武田信虎が、隣国駿河の今川義元のところに出かけたとき、信虎の息子晴信(信玄)が甲駿国境を封鎖するという事件が起きました。
「武田信玄のクーデター」ともいわれています。
信玄が実父を追放し、自分の力で家督を奪い取ったということで、いかにも戦国的な家督交代劇として有名です。
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この道は国道52号線(河内路)。 
その名の通り、河内領を縦断して駿河に通じていました。 
河内路にはまた、身延山久遠寺を参詣する旅人が通る道でもあったために、「みのぶみち」という呼び名もあります。
さらに、駿河に通じる道なので「駿州往還」と呼ばれ、駿河側からは「甲州往還」と呼ばれていました。
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駿河の国は古くから甲斐にとって、奈良や京都、大坂や江戸などの都や大きな町への表玄関でした。 
甲斐と中央を結ぶ主要な経路には時代による変化がありましたが、右左口路、若彦路、鎌倉街道と、いずれも駿河を経由するものでした。
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みのぶみちは、甲斐と駿河をつなぐ道としてはいちばん西側にあります。 
駿河へのほかの経路はすべて、海抜1000メートルを越えるような峠を通る厳しい道筋でしたが、河内路の道筋は主に富士川に沿って切り開かれたものでした。
従って、「富士川街道」とも呼ばれています。
一度廃止になった、甲府-静岡のバスが復活しました。

ドキッとする

今朝の日本掲載新聞の社説「春秋」。
8月に入り、通勤電車が心なしかすいてきた気がする。
夏休みを取る時期がばらけるようになり、押し合いへし合いが一転して閑古鳥とまではいかないが、ホームの人いきれは少し和らいでいる。
猛暑に変わりはないけれど、気分は変わる。今週末は旧暦の立秋である。
オフィス街を留守にした我が同輩たちは今ごろどこにいるのだろう。
円安で海外リゾートに足を伸ばす人は減っているそうだし、自宅で終日くすぶっているのもエアコンの電気代がかさむばかり。
ジョギングや筋トレとも縁遠いメタボ族の行き場はさほど多くない。
当たりを付けたのが、住宅地のありふれた公立図書館だ。
いるわ、いるわ。
よく似たポロシャツ姿で出入り口近くの新聞・雑誌コーナーに所在なげに座っている。
おばさんの聖地である美術館に行くと、雑談花盛りでうるさいくらいだが、図書館のおじさんたちはじっと押し黙ったまま。
ラックに戻ってきた新聞にさっと伸ばした手と手がぶつかり合い、ひそかな冷戦を展開中だ。
冷房の効きがよい一番奥の書棚に並ぶのは、図書分類で100の哲学や997のオーストラリア先住民語の文学。
暑気払いに来て、手に取るには難物ばかりだ。
大著に挑んで閲覧席で居眠りでもしようものならば、宿題と格闘する子どもたちの冷たい視線を浴びる羽目になる。
本当はきょうも行きたいんだろうな、会社に。

グサッ・・・・。
たまの休みに、居場所のないオジサンたちが漂流している姿は、滑稽で惨めではありますが、他人事とは言えないのも悲しい・・・。
会社にも行きたくないけど、とりあえず居られる場所はある・・・。

下戸の気持ち

こんなツイートがありました。
僕は体内にアルコールの分解酵素が全くない体質だが、日本人の4%が同じ体質で、結構な高確率。
ただ、このことを理解できない酒飲みがいて、少しなら平気でしょ、飲みやすいから大丈夫、とか言って勧める。
これは自覚のない人殺しです。
幸い僕の周りには今そういう人はいません。

・・・その通り。
日本には、酒が飲めるやつが偉い、酒の上での非行は免罪される・・・なんていう風潮があります。
それで、無理して、粋がって、飲めもしないのに、適量を超えてバカ飲みするバカがいます。
若いのならともかく、オジサンでも懲りずに、この愚行を繰り返す大バカがいます。
同じ人がこんなツイートもしています。
カロリーとか糖質とか気にせず、腹いっぱいドーナツ食いたいな。
中にカスタードクリームが入っていて、上からチョコレートがたっぷりかかっているようなやつ。
海外ドラマで太った刑事が食べてるようなやつ。
・・・これにも涙が出るほど同調します。

改めて・・・

恋し家古狂師匠が激写してくださった、5月30日の「お江戸あおば亭」の高座写真を見て・・・。
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やはり、かなり痩せましたね。
やつれましたかね。
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夏痩せと 答えて あとは 涙かな・・・って、別に恋患いじゃない。
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腹回りと顔が小さくなりましたね。
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普段は気がつきませんが、こういう写真を見ると分かりますね。
Dsc_4229これは、約2年前の姿。

2015年8月 3日 (月)

天使の便り

長男の嫁からメールが来ました。
可愛い天使の近況がどっさり届きました。
長女の長男と長男の長男の2人の天使(孫)がいますが、こちらは生後7ヶ月の天使。

つかまり立ち、伝い歩きが出来るようになりました!

そして、歯も生えて来ました!
遠くに住んでいるので、なかなか会うことができませんが、間違いなく、私の血を分けた宝物の成長は、何にも増して嬉しいもの。
早速、嫁にお礼のメールをしました。
お盆は、嫁の実家に里帰りだそうです。
おじいちゃん(嫁の父)も大喜びしてくれるでしょう。
可愛い、本当に理屈抜きに可愛いです。

山静対決

第97回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が、代表49校が参加して行われ、静岡県の静岡高校と山梨県代表の東海大甲府が対戦することになりました。
大会第2日(7日)の第4試合(午後3時半試合開始予定)。K10010176871_1508031935_1508031945_
富士山サブウェイ対決?
どちらを応援しようか・・・。
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”地元”専大松戸も、同じ日の第一試合で登場します。

お寺・お墓・・・

「週刊東洋経済」の今週号は、「寺」と「墓」の特集です。
お盆だからということでしょうが、やはり高齢化・過疎化が進む地方では、どこでも同じような問題が起こっているということです。
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後継者の不在、檀家の減少で地方の寺が窮状にあえぐ。
さらに都会での仏教離れの風潮は葬儀や墓のあり方も変える。お寺とお葬式、お墓の問題を追った。
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我が菩提寺も、過疎化による檀家の減少・遠隔化、高齢化が進んでいます。
さらに墓守のことも、悩ましい問題です。 
  墓参  墓参
実家の墓は、私自身の「終の棲家」でもあります。
勉強しておいた方が良いかもしれません。

ETC優先

2015080300000018asahi0002view_3国土交通省は高速道路の料金所について、遠回りせず本線に直進できる優先レーンをETC専用に変える方針を決めたそうです。
首都高速では、三軒茶屋入口で現金支払いとETC専用レーンを入れ替えた。
首都高では、現金支払いレーンが優先、ETC専用レーンに遠回りさせる料金所が28カ所あり、2~3年で全て切り替える。

都市部を中心に各地の料金所のレーン入れ替えを進める。
全国の高速道の料金所では、1日あたり約644万台がETCを使い、利用率は90・1%。
高速道路会社が負担するコストは、現金支払い車は1台あたり182円だが、ETC車は36円で、ETC車の普及を目指している。

・・・当然だと思います。
ETCの普及ということもさることながら、時間のかからないETCを直進させた方か、全体の流れもスムーズになると思います。
私も、以前からそう思っていました。
数多くレーンのある料金所では、両側にETC、真ん中が現金支払いになっていますが、これも逆にした方が良いと思います。
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高速道路も、もう少し都心にPAが欲しいと思いますが、スペース的には難しいでしょう。
箱崎、用賀、永福町、駒形、加平・・・あたりには、コンパクトなのがありますが。

死ぬなら前座より二ツ目…

「死ぬなら前座より二ツ目…落語家 三遊亭金馬さん86」
読売新聞の「戦後70年 あの夏」という特集のひとつ。
http://www.yomiuri.co.jp/matome/archive/20150802-OYT8T50000.html?cx_thumbnail=02&from=ytop_os_tmb
金馬師匠は、亡き父と同い年です。
お元気なのが、何故かとても嬉しい。
この昭和1桁世代は、戦争に翻弄された世代です。
「おい、お前、二ツ目にしてやるぞ!」
昭和の名人、先代(三代目)三遊亭金馬が突然、前座のあたしに“昇進”を告げました。1945年8月18日、終戦から3日後のことです。
「世間のウワサじゃ、アメリカ兵が来たら、若い男はみんな殺されちゃうかもしれない。お前だって、前座より二ツ目で死んだ方がいいだろう」
師匠、どこまで本気だったのですか……。
1941年、小学校を出たばかりのあたしは、先代金馬の弟子になりました。
そして、その年の冬に戦争が始まったのです。
以来4年間、戦火の中で、たった一人の少年前座として働き通しました。
二ツ目昇進はそのごほうび、米兵うんぬんは、きっと師匠の照れ隠しだったのでしょう。
「東京中が火の海になって、噺家がみんないなくなっても、俺は一人でも東京に残って、寄席や放送に出るんだ」
「飲む打つ買う」をテーマにした落語は、時節柄ふさわしいものではありませんよね。
世間の目やお上の顔色をうかがい、時流におもねることもあったでしょう。
でも師匠金馬は、どんなに戦局が激しくなっても、落語家としての意地を張り通しました。
子供のあたしに、師匠の落語への思いが理解できるわけありません。
でも、「この人のいうことを聞いていれば間違いない」と信じ、夢中で師匠の背中を追いかけた。「明日死ぬかもしれない」なんて考えたこと、一度もありませんよ。
戦後のどさくさでの昇進、いわば「ポツダム二ツ目」のあたしは、ようやく戦争が終わったことを実感し、寄席と慰問と空襲に明け暮れた駆けだし落語家の日々をかみしめたのです。

・・・戦後70年。

落語と憲法論?

安全保障関連法案の中身や憲法の意義を落語形式で学ぶ講演会「戦争法案を切る!」というイベントがあったそうです。
「八法亭みややっこ」の高座名で「憲法落語 」を披露する弁護士がユーモアを交えながら、安保法制に関する持論を紹介したそうで。
     落語と憲法論?
意図や内容の是非を言うつもりはありませんが、こういう類に落語を使って欲しくないなぁ…と素朴に思います。
このオバサンの顔を見ただけで、高いところから押し付けがましく喋っているようで、嫌ですねぇ。
粋だとか、洒落だとか、遊びの欠片もなさそうです。
講釈や浪曲とは違って、「まぁ、どうでもいいじゃねえか」ってえのが落語です。
天下国家を語ったり論じたりするものではありません。
「ややっこしいことは言いっこなし」と行きたいものです。
落語はバーチャルと曖昧こそが肝ですから。
 何時でもいいじゃない。
 何処でもいいじゃない。
 誰でもいいじゃない。
 何でもいいじゃない。
 どうなってもいいじゃない。
「法的安定性」などとは無関係な「呆的不安定性」です。
「安保論」ではなくて「あんぽんたん」。
「護憲」ではなく「三軒」長屋ですから。

2015年8月 2日 (日)

おしめりが欲しい…

猛烈な暑さが続き、もうグッタリしています。
おしめりが欲しい…
今週もこの極端な暑さが続き、最高気温は東北でも40℃近くまで上がるそうです。
仙台の暑さは異常ですね。
6日~8日が七夕ですが・・・。
この表には、全国にマークが全くなく、ばっかり。
とにかく「おしめり」が欲しい・・・。

マイ・ブーム?

「マイ・ブーム」っていう言葉があります。
和製英語というもので、個人的に夢中になっていること(個人的な流行)。
先日、何故辿り着いたのか思い出せないのですが、YouTubeで、懐メロ番組の一部を目にしたことがありました。
マイ・ブーム?マイ・ブーム?
そこに、名前ぐらいしか知らないのですが、「高石かつ枝」という歌手が「旅の夜風」を歌う映像が流れて来ました。
昭和37年から43年頃に活躍した人です。
「愛染かつら」という映画の再映画化の時に、ヒロインの名前を芸名にして、その主題歌「旅の夜風」のカバーでデビューしたということです。
「旅の夜風」という歌は、当時、祖母がよく口ずさんでいたので、何となく知っていました。
懐メロ番組は、昭和50年代の中頃に放送されたようですから、映像は、30歳半ば頃のものだと思われます。
マイ・ブーム? マイ・ブーム?
よく通る高音の声と、表情・雰囲気を見て、繰り返して聴いてしまいました。
・・・という訳で、ちょっとしたマイブーム状態でした。
このほかには、動画はほとんどありませんでした。
http://video.search.yahoo.co.jp/search?p=%E9%AB%98%E7%9F%B3%E3%81%8B%E3%81%A4%E6%9E%9D&tid=a0b3fefad44b2f20cccc14ded65e11e0&ei=UTF-8&rkf=2&dd=1
マイ・ブーム?マイ・ブーム?
http://video.search.yahoo.co.jp/search?p=%E9%AB%98%E7%9F%B3%E3%81%8B%E3%81%A4%E6%9E%9D&tid=a0b3fefad44b2f20cccc14ded65e11e0&ei=UTF-8&rkf=2&dd=1
今は・・・、恐らく古希を超えていらっしゃるでしょうから・・・。

えっ?私に?

Yjimage0d5rvmrw昨日、「LINE」でメールを受信しました。
「ちょっと買物頼んでいい?」という・・・。
送信元は、10年前に同じ職場で働いていた部下。
彼とは、その後何度か会ったり、年賀状のやり取りはしていますが、普段のお付き合いは、ほとんどありません。
奥さんか、家族の誰かに送信したと思われますが・・・。
「はい、かしこまりました」と、返信しようかとも思いましたが、何もしないことにしました。
誰かに伝えなくてはならないような緊急な内容でもなさそうだし。
あれから丸1日経過しましたが、彼から何の反応もありませんから、まだ誤信に気づいていないかもしれません。

用賀PAで

夏休みに入って、渋滞が続く東名高速を戻って来ました。
自然渋滞なら大したことがないのですが、今日も、事故を4件横目で見ながらの帰り道でした。

いつもの通り、用賀PAでトイレ休憩。
夕方の6時を過ぎていますが、まだ陽は沈んでいません。
気象情報によれば、北関東から天気が悪くなり、急に大雨が降っているところもあるそうです。

夕空を見上げると、西側は晴れていますが、東から北にかけては、雲がかかって来ています。
大雨や雹や竜巻は、御免蒙りたいですが、おしめりは欲しい・・。
さぁ、首都高を横断して、水戸街道へ・・・。

ランチ

今日の帰省には、妹の長女(姪)も付き合ってくれました。
母にとっては初孫。
本人も、妹が実家で出産していますから、親しみを感じているようで、よく一緒に行ってくれます。
今日は、実家の近くでランチ。

私は、何とかの一つ覚えで、ロースかつ定食。
小さな蕎麦もついています。
勿論、ご飯は半分残しました。
それでも満腹になりました。

電気柵

先月、害獣対策の電気柵で感電した事故がありました。
あれは、随分特殊な事情があったようですが、我が実家の周りにも、この電気柵が設置されています。

サル対策のためのものですが、本当に苦労しています。
ロケット花火(弾)など、音の出るもので脅かしたりしていますが、敵も賢いですから。

町内のある遠縁の親戚の家にお邪魔すると、シカか何かにスイカをかじられたとか・・、まぁ大変です。
亡き父が、サルが畑から盗んだカボチャを小脇に抱えて、勝ち誇ったように真っ赤な尻を振って、こちらを振り返りながら山に帰って行ったのを見て、憤慨したと、よく言っていました。

同じ畑で穫れた、被害に遭わなかったスイカを食べましたが、甘くて美味かった。
間もなくお盆ですが、今日は、私が戸別に新盆に回ることが出来ないので、数軒分を頼みに行きました。
田舎のお付き合いは大変です。
それでも、昨年は、近い親類も含めて15軒ほどありましたが、今年は10軒までは行かないようなので、いくらか楽でしたが。

夏の花

実家の庭の桜の木に寄生しているノウゼンカズラは、先週帰省した時には真っ盛りでしたが、今日はほとんど花がありません。250pxcampsisgrandiflora
その代わり、名前は知りませんが、猛暑の中でも清々しく咲いている花があります。

近所の方が、草取りなどもしてくれていて、家の周囲はおかげさまで、とてもきれいです。

暑いとはいえ、戸を開けると、家の中を前の川を超えて涼風が吹いて来ます。

落語DEデート

近い所の花火大会というのは、参加していない者にとっては、ひたすらうるさい。
今日はこれから帰省しますが、昨日は、山梨県の観測スポット全てで猛暑日だったそうですから…。
 ◇転失気  四代目三遊亭圓彌
てっきり、「たがや」あたりかなと思ったのですが、あまり季節感のない噺でした。
圓彌師匠…、懐かしいですね。 
さぁ、猛暑に舟を漕ぎ出すとしますか

2015年8月 1日 (土)

花火大会

夕方6時半頃、仕事を終えて駅に降り立つと、何となくいつもと違って人が多いのに気がつきました。
あぁぁぁ、そうだった。
今夜は、松戸の花火大会だった。と花火大会
人の流れと反対側の自宅に向かいました。
自宅ルーフバルコニーから見物は出来るのですが、特に見たいとは思いません。
花火大会
むしろ、音がうるさくて・・・。
花火大会
それでも・・・と、始まったばかりの時にちょっと写真を撮りました。
花火大会
やや距離がありますから、会場の様子は分かりませんが、全体を見ることは出来ます。
花火大会
昔は、椅子とテーブルを出して、冷たい物を飲みながら、しばし見物したものでした。

加藤武さんの訃報

俳優で劇団文学座代表の加藤武さんが亡くなったそうです。
享年86歳だった。
スポーツジムのサウナで倒れ、病院で死亡が確認されたということで、死因は不明。
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1929年、築地で仲卸業を営む家に生まれる。
祖母は十五代目市村羽左衛門の贔屓、両親 共に清元節を嗜み、姉は舞踊をやっていた。中央区立泰明小学校、麻布中学校・高等学校卒業。
俳優の小沢昭一・フランキー堺・仲谷昇・なだいなだは麻布中学校の同級生だった。
幼少期より歌舞伎を愛好し、学校を早退してまで歌舞伎座に通っており俳優に憧れていた。早稲田大学では演劇研究会に入り、ここで映画監督の今村昌平・俳優の北村和夫らと知り合う。
卒業後、一時教職に就くも俳優への道を諦めきれず、1952年、辞職して先に北村が入団していた文学座研究所に入る。
この頃に演芸評論家・作家である正岡容に出会い、小沢や落語家・桂米朝、作家・都筑道夫ら共に歌舞伎と芸のいろはを学ぶ。
女優・杉村春子にも芸をたたき込まれたともいう。
1959年に正式に座員となり、「美しきものの伝説」「富島松五郎伝」などの舞台に出演した。1974年に盟友の小沢昭一や山口崇、永六輔らと芸能座を結成した。

加藤さんは、大学の落研を作った人でも有名です。
大学に落語研究会が初めて結成されたのは1948年。
早稲田大学の「芸能文化研究会」である。
会長は同大学の暉峻康隆(当時、助教授)。
これは後世に第一次早稲田大学落語研究会として語られている。
設立者は以下の3人たちである。
  ・小沢昭一(麻布中学、高校卒業後、早稲田大学学生)
  ・加藤武(麻布中学、高校卒業後、早稲田大学学生)
  ・大西信行(麻布中学、高校卒業後、早稲田大学学生
          大学除籍後、NHK入局)
彼らが様々な理由によって大学から去ると共に、会も消滅した。

・・・という記録があります。
1950年には、東京大学落語研究会(東京大学落語会)結成。
我が東北大学落語研究会は、1959年の創部ですから、その10年以上も前だったんですね。
86歳・・・、私の父と同い年だったんですね。

浴衣姿のカップル

上野駅の中央改札前で。
浴衣姿のカップル
いいなぁ・・・、誰かと浴衣を着て歩いてみたいなぁ。

深川三流亭のチラシ案

チラシの原案を作ってみました。
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出演者の写真と演目に関係ある画像を、ベタベタと貼り付けてみました。
   ◇十徳          三流亭乙姫
   ◇狸の札         三流亭百梅
   ◇干物箱         三流亭越児 
       ◇らくだ          三流亭窓口
          仲入り
   ◇やかん         三流亭千公
   ◇牡丹燈籠           三流亭流三
   ◇目黒のさんま      三流亭新参

センスがないのと、PC操作が上手くないので、どうもマンネリ化ですね。

ランチ

本日は土曜日ながら出勤日。
ランチ
いつものコンビニ食ではなく、和食チェーン店のランチを食べることにしました。
バジルチキンサラダ定食?
女性に人気のありそうなメニューです。
昔なら、物凄く物足りない量ですが、ごはん少なめにして、さらに残すという…。
お百姓さんには大変申し訳ありませんが、生きて行かなければいけないので。

暑さ慣れ?

酷暑とか猛暑、37℃とか40℃、真っ赤な地図とか・・・、すっかり慣れてしまいました。
とはいえ、今日も、東北から九州は猛烈な暑さが続くようです。
予想最高気温は前橋や熊谷、岐阜で38℃と、体温以上の危険な暑さになりそうです。
一方、内陸部を中心に急な雨にも注意が必要だと。

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主な地点の「熱中症情報」を見ると、広い範囲で「危険」となっています。
これは「炎天下の外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する」ことが必要とされるランクだそうです。
特に高齢者は、安静にしていても熱中症になる可能性がありますので、周りの人が気を付けてあげる必要があります。
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うう……熱中症ぐらいで威張るな。
石川五右衛門なんか、油で茹でられたのに平気で辞世の句を詠んでたぞ。
「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 我泣きぬれて 蟹と戯る」って…。
八百屋お七なんか、たった15歳で火あぶりだぞ……。
それに比べりゃこんな物……お七……五右衛門……お七……。
ギャァぁぁぁ 
五右衛門は、さぞ熱かったろう。
「強情灸」を見習いましょう。

本当のお大尽・スポンサー?

某プロ野球球団の打撃コーチの辞任が発表されたという記事がありました。
球団は打撃不振の責任を取ったものと説明しているようですが、実は、オーナーの現場への介入に不満がたまったことが辞任の最大の理由だそうです。
苦境にあって、効果的な打順を組み、作戦を考えるのが監督、コーチの仕事。
ところがオーナーの現場介入が多く、コーチの不満が蓄積していたようです。
オーナーは1、2軍の選手入れ替えなどのほか、試合直前にオーダーの変更を要求することもしばしば。
現場の長である監督は、コーチの見解との“調整役”となり、オーナー案を受け入れつつ否定もして、難しいかじ取りを進めてきたそうで、余計な体力を消耗しているいう訳ですね。
コーチは、打率が2割台前半に低迷していた外国人選手を懸命に指導し、その効果もあって2割6分近くまで上昇。
ところが複数安打の翌日、“鶴の一声”でスタメン落ち。
コーチ会議で「やっていられない。これが続けば辞める」と激怒したそうです。
今回の辞任のきっかけには、打撃不振の責任の所在を求めたオーナーからの2軍降格などの配転の要求があったとされるようですが、選手からの人望があり、指導力に定評があったコーチがチームを去ることで、多くの選手に動揺が走ることは間違いないようですし、ファンにとっても愉快ではないでしょう。
お大尽やスポンサーというのは、「金は出すが口は出さない」を以って良しとすべきだと思います。
球団を持つというのも、金持ちの遊びのひとつだとすれば、勿論強ければなおよしですが、鷹揚に構えて金だけ出すというのが、本当のお大尽だと思います。
オーナー企業(起業者)でもあり、自信もあるのでしょうが、その前に「度量」がなくてはいけません。
中途半端なオーナー企業で専制君主制を敷いていては、奢れる平家久しからずになると思います。
「莨(たばこ)の火」という噺を聴かせたいものです。
駕籠屋の紹介で、柳橋の万八という料理茶屋にあがった。
田舎爺と言いながら、結城ごしらえの上下、献上の帯をキュッと締めて無造作に尻をはしょって甲斐絹の股引き、白足袋に雪駄ばき、首元には寒さ除けとホコリ除けに紺縮緬の布を巻いた、なかなか身なりのいい老人。

頼み事は男衆に限るからと店の喜助をご指名になった。
男衆の喜助に言いつけて駕籠屋への駕籠代と祝儀2両を帳場に立て替えさせ、風呂敷包み一つを座敷に運ばせると、さっそく芸者の若い女や年増の芸者も呼んで、吉原の幇間を総揚げにして、自分は柱を背に手酌で飲み始めた。
自分はニコニコ笑って、それを肴に飲んでいるだけ。

喜助に帳場から5両の立て替えを頼んで、今来た若い芸者に祝儀をはずんだ。
年増の芸者には10両の祝儀を立て替えさせた。
15両の立て替えをして幇間に祝儀をはずんだ。
喜助を含めて、店の者全員にお立て替えとして20両を頼んだが、初めての客に帳場ではいい顔をせず、断りを入れた。
いよいよ自分の祝儀という時にダメを出された喜助、がっかりしながら老人に告げると「こりゃあ、わしが無粋だった。じゃ、さっきの風呂敷包みを持ってきておくれ」。
鬱金木綿の風呂敷には、微塵柳行李があり、中には小判でぎっしり詰まっている。
これで立て替えを全部清算したばかりか、喜助達にも祝儀を付けて、ざっくりと手に持った金を会計だと払い、余ったのを持って帰るのもめんどうと、太鼓と三味線に祝儀をはずんでおいてお姉さんの伴奏にのせて、小判を残らずばらまいた。
「ああ、おもしろかった。はい、ごめんなさいよ」。
あれは天狗かと、仰天した喜助が跡をつけると、老人の駕籠は本所から木場の大金持ち・奈良茂の屋敷前で止まった。
奈良茂なら御贔屓筋で、だんなや番頭、奉公人の一人一人まで顔見知りなのに、あの老人は分からない。
不思議に思って、そっと大番頭に尋ねると、あの方は旦那のお兄さんで、気まぐれから家督を捨て、今は紀州の山奥で材木の切り出しを営む、通称「あばれ旦那」と呼ばれていた。
施しもしているのだが、ときどき千両という「ホコリ」が溜まるので、江戸に捨てに来るのだ、という。
喜助が今日の事情を話すと「立て替えを断った? それはまずかった。黙ってお立て替えしてごらん。おまえなんざあ、四斗樽ん中へ放り込まれて、ヌカの代わりに小判や小粒で埋めて、頭には千両箱の二つも乗せてもらえたんだ」。
腰が抜けた喜助、帰って帳場に報告すると、これはこのまま放ってはおけないと、芸者や幇間を総動員、山車をこしらえ、人形は江戸中の鰹節を買い占めてこしらえ、頭の木遣りや芸者の手古舞、囃子で景気をつけ、御神輿も出て、陽気に奈良茂宅に「お詫び」に参上すると、2階から覗いた旦那さん、機嫌を直して、2~3日したらまた行くという。
ちょうど3日目。
あばれ旦那が現れると、総出でお出迎え。
「駕籠屋も遠くで返したので、チョット疲れた。縁台で休ませてもらおう」
「どうぞ」
「ああ、ありがとうありがとう。ちょっと借りたいものが」
「へいッ、いかほどでもお立て替えを。これが2両、これが5両、これが10両、15両で、20両、30両、40両に50両」
「そんなんじゃない。たばこの火をひとつ」。

・・・粋で豪勢ですね。

関心がない?

ふと思いました。
甲子園出場校も全て決まったようです。
我が町の私立高が、春夏通じて初、人口40万人超の市町村で未出場の3都市の一角だったのを破って、出場を決めました。
関心がない?
と、普通なら、駅や量販店などには、「祝・甲子園出場」とか「祈必勝」などという大きな横断幕や看板が掲げられるものですが。
関心がない?
イトーヨーカドーの垂れ幕にも、ありませんでした。
関心がない?
少なくとも、松戸駅周辺には見当たりません。
個人商店やコンビニには、小さなポスターが掲出されてはいます。
駅の改札口の隣にも、小さく貼られていました。
関心がない?
別に騒ぐこともありませんが、もう少し賑やかでも良い気がします。
街が応援に慣れていないのか。
千葉都民には地元意識がなく、関心が低いのか。
甲子園の人気が低下したのか。
…市役所はどうだったかな?
後で確認しておこう。

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