月後れの父の日
娘が、父の日のプレゼントを届けてくれました。
この親にしてこの子ありで、月後れの「父の日」です。
娘は、昨年4月に長男を出産し、会社の育児休業を取得した後、この5月から復職し、毎日保育所に子どもを預けて、仕事と子育ての両立に奮闘しています。
近くに住んではいるものの、私は田舎の母のこともあって、普段なかなか孫の顔を見に行くことが出来ません。
家内は、時々様子を見に行っているようです。
我々の時代とも異なり、現代は共働き夫婦が多い中で、娘夫婦も2人で協力しながら頑張っているようです。
そんな娘の様子を垣間見て、やはり子育ての社会的な環境を、もっともっと良くしてもらいたいと思います。
先日、所沢市だったか、保育所に入園している乳幼児に下の子が生まれると、上の子は保育園を強制的に退園させられるというようにニュースがありました。
確かに、既得権に胡坐をかくような悪質な例もあるかもしれない。
待機児童が多いので、やり繰りに苦労しているかもしれませんが、退園させるというのは、あまりに酷い仕打ちだと思います。
子どもは国の宝です。
それにしても、何も出来ない、我儘放題の娘が、今は人の親になり、まがりなりにも子育てをしている姿を見るにつけて、親として様々な思いが湧き上がります。
でも、人の親になって、娘は物凄く成長したでしょうし、大変だけれども幸せだと思います。
それを感じてくれれば、こんなに嬉しいことはありません。
可愛い娘が子育てに奮戦しているのを見ても、何もして上げられない親父は、ただ黙って娘を見守っているだけです。