談亭志ん志師匠
達人談亭志ん志師匠。
昨年の秋の仙台でのOB落語会には、私と同様出演されませんでしたから、1年ぶりのお目見えです。
今回の出演者は、寝蔵・とん平・乱志の3人は、落語っ子連で圓窓師匠に、蕪生・笑児ご両名も、プロの噺家さんの指南を受けていますので、この落語会以外にも高座の機会はありますが、志ん志師匠は、恐らく唯一の場ではないかと思われます。
一人で、自分の噺を作り上げ、さらに磨き込むというのは、実は至難の業だと思います。
大きな体躯と見事な銀髪は、一見威圧感がありますが、笑顔と芸風は全く違って、とても優しいオジサンです。
特に、今回は、可愛い可愛いお孫さんが客席で応援していますから、優しさがさらに優しさを呼んでいる感じです。
泥棒の噺は教育上いかがなものか、という野暮な議論を全く寄せ付けず、デング熱を話題にしたマクラから入りました。
デング熱のデングというのは、スペイン語か何かで「ダンディ」と意味なんだとか。
談亭→ダンディ→デング・・・。
「夏泥」という噺は、何故「夏」なんだろうと、以前から疑問に思っていた部分もありましたが、語りの中で、なるほどと言うご説明がありました。
さすがに、"泥棒道"にお詳しい!
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